2020年

2月

22日

リケジョは高収入!?

今日は、「東大宮演劇祭」に子どもたちを連れて行ってきました。地域の芸術を育てようと、東大宮コミュニティセンターが中心となって、演劇にチャレンジしたい一般人を巻き込み、劇団レインボウ城の指導を受けます。それぞれ、仕事が終わってから練習を重ねたそうです。そんな演劇ワークショップのメンバーも今日の舞台に上がりました。

 

仕事や家族もある中で、自分のやりたいことをできる範囲で楽しんでいる人たちを見ると、素直に「いいなぁ~」と思いますね。私の長女の同級生のママは、何十年も、演劇を続けているのですが、私と同じ年齢なのに、舞台に上がると、まだ30代にしか見えません。子どもたちから見ても、「お姉さん」で通ります。

 

役者として舞台に立つと「もう一人の自分」が表現できるのかもしれませんね。今回の演目は、大人のコメディだったので、子どもたちには、分かりにくい内容もあったのですが、園長が笑うと、子どもたちもつられて笑っていました。

 

さて、日本では、理系職の志望率は、女子よりも男子が圧倒的に高いですね。「リケジョ」という言葉が使われる所以です。しかし、世界を見渡すと、イスラム圏では、日本と逆の傾向だそうです。

 

国策として、科学技術教育に力が入れられ、この分野では実力主義が徹底しているので、高い給与を得られると踏んで、女性が多いとのこと。宗教的には女性への統制が強いので、その反動とも言われています。

 

OECDのデータによると、日本では、男性の場合は文系職も理系職も、平均すると年収に大きな差がないのですが、女性の場合は、年収の上位25%に占める割合が、文系の倍が理系というデータとなっています。

 

「女子が理系なんて・・・」という思い込みは、いかに損であるかが分かりますね。単純に、年収が多い職業を女性が考えると「リケジョ」は高収入ということになります。

 

理系の男女比率をまずは、五分五分にするには、どうすればいいものか・・・そうだ、中学校・高校の理数系教員の女性比率を高めるのが得策かもしれませんね。

2020年

2月

21日

「ONE TEAM(ワンチーム)」

今日は、保育園で事件発生です。夕方、お片付けタイムが終わった5時過ぎに、園内を走る3歳男の子がそのまま転倒、左おでこをロッカーの棚の部分にぶつけてしまいました。

 

私が、その瞬間を見ていたので、すぐに抱きかかえたのですが、大流血です。「痛いよ~痛いよ~」と大泣きの男の子・・・額からはドクドクと血が流れ出るのでタオルで止血します。私の腕も血まみれとなりました。

 

不謹慎な例えですが、プロレスの大流血戦のような修羅場になっていました。他の園児も、心配そうに見つめます。

 

病院に連絡し、受け入れ態勢を確保し、たまたま休みだったパパがすぐに駆け付けました。病院では、4針縫う処置をします。パパは、このような現場に立ち会うことが初めてだったので、かなりひるんでいましたが、男の子は、麻酔の注射の時も、傷を縫い合わせる時も、一回も泣きませんでした。

 

無事に、保育園に戻りママと合流した頃には、すっかりと元気になっていました。医者の話では、血管を切ってしまったので、大出血したけど、処置がきちんとできたので大丈夫とのことです。大事に至らなくて本当に良かったです。念のため、明日からの3連休は、お出かけなしで過ごすように、男の子には話をしましたが、じっとしているのは、無理かもしれませんね。

 

さて、「ONE TEAM」という言葉は、今では誰でも知っていますね。言わずと知れたラグビー日本代表のスローガンであり、令和元年の流行語大賞を受賞した言葉です。

 

このスローガンは、2016年10月、ジョセフヘッドコーチの就任会見で発表されました。当初は、もっと長い言葉で「ONE TEAM FOR JAPAN, ALL ATTITUDE」だったそうです。

 

「ATTITUDE」を直訳すると、態度・姿勢・心構えという意味になります。つまり、日本代表の選手やスタッフが、それぞれの経験や考えを生かしながら、1つのチームとして戦う・・・そんな意味が込められているのです。

 

しかも、このスローガンは、ジョセフヘッドコーチの考案ではなく、選手に「どんなチームになりたいのか?」と問い、選手たちが話合い、決めたそうです。ワールドカップで日本代表が夢の決勝トーナメントの舞台に立つことができたのは、与えられたものでなく、自分たちで作りあげた大切な言葉がベースにあったからかもしれませんね。

 

子どもたちへのアプローチも同じです。「自分で考えて自分で決める」ようにしないと、本当の力は発揮できないかもしれません。

 

「ONE TEAM」という言葉のプロセスは、まさに、選手たちが作り上げたものだったのです。

2020年

2月

20日

子どもの「後伸び」

暦の上では、立春が過ぎていますが、屋上には、季節の「春」が近づいています。今日は、ファームの草むらの中を「てんとう虫」採集です。ナナツボシ、フタツボシのてんとう虫を10匹以上子どもたちがつかまえます。

 

黄色の液体の「血」を放出することで、その悪臭で、外敵を遠ざけるのですが、子どもたちは、「おしっこかけられた!」と大騒ぎです。(笑)

 

ずっと集中して、てんとう虫を探すことができる園児は、「後伸び」する子どもに育つだろうと思っています。

 

小学校低学年までは、習いごとなども含め、親主導で決めていくことが多いですね。子どもが、何に興味を持つか・・・まずは、色々なことにチャレンジさせるという考えのママが多いです。

 

しかし、いつまでも親の言うままではいけません。言われたことや決められたことを上手にできることが重要なのではなく、自分なりの表現やオリジナリティを発揮していくことが、「後伸び」です。

 

今日のように、てんとう虫採集に夢中になっている子どもは、きっと、子どもが集中できるようなアプローチを親がしているのでしょう。子どもの考えを待つ余裕がなかったり、「早くしなさい!」が口癖の親は、NGですね。

 

この「後伸び」を親がバックアップする1つは、「見ていてくれること」だそうです。特別に褒めたり、人と比べることではなく、「それいいね!」「本当に○○が好きなんだね!」と、子どもの「好き」を一緒に喜ぶだけで十分なのです。

 

子どもが、好きで集中して取り組んでいることを親が認めてくれる、そのまなざしが、子どもの力になるのです。

 

子どもの「後伸び」があれば、「自分で考えて自分で答えが出せる大人」になっていくことでしょう。

 

こうやって、文章にすると簡単ですが、親の我が子への「後伸び」アプローチは、なかなか難しいですね。おせっかいが多いのもよくないし、放任ではなく、見守ること・・・ですね。

2020年

2月

19日

ジグソーパズル

昨日の寺子屋・・・屋上ビートルハウスでは、幼虫のフンの掃除をして、腐葉土が減ってきたので、今日は新しい腐葉土を50リットル入れました。夏まで、カブトムシの幼虫は腐葉土を食べ続けます。

 

腐葉土を入れる前に、幼虫を一度外に出します。ざっと20匹のまるまる太った幼虫が出てきました。小さい園児も、カブトムシの幼虫を見て、目をまん丸させて、好奇心ビームを放っています。(笑)

 

あと、4カ月は、腐葉土の中で、幼虫として過ごします。

 

さて、昔の話を思い出しました。30年以上前の、私の社会人デビューは、神戸のホテルに1カ月宿泊しての研修から始まりました。4月1日が入社式でしたので、前日の3月31日にチェックインして、部屋にこもって私が最初にはじめたのが、「ジグソーパズル」です。

 

深い考えはなかったのですが、社会人になるにあたって、集中力でも身につけようと・・しかし、同期の連中にその姿を見られ「こいつ、ジグソーパズルなんかに没頭して大丈夫かい!?」と心配されてしまいました。しかし、それなりに「変わったやつ」ということで、インパクトが残せたようです。

 

ある校長先生が、うまいことを言いました。「学校ってジグソーパズルのようだな」です。ジグソーパズルのピースは、隣りのピースと組み合うようになっていて、似た形のピースが複数存在します。しかし、全く同じ形をしたピースはありません。そして、「1ピースでも欠ければ、全体の絵が完成しない」のです。

 

保育園でいえば、昨年のクリスマス発表会・・・例えば、劇の演目は、主役もわき役もあって、セリフが多い子も少ない子も様々です。ジグソーパズルで例えると、キーとなる絵の部分のピースもあれば、ただ青いだけの空のピースだってあります。

 

しかし、空が欠ければ、パズルは完成しません。つまり「1つとして同じ形がない」けれど「どれも同じ価値がある」と言えるのかもしれません。これは、子どもたちにそっくり当てはまることですね。

 

保育園でも、学校でも、毎年ピースとなる子どもたちが変わります。同じパズルは二度と作れませんが、今年の最高傑作を完成させるべく、先生たちも子どもたちも頑張るのです。

 

あ~何だか、ジグソーパズルがやりたくなってきました。(笑)

2020年

2月

18日

自分の得意を究める

今日の寺子屋では、屋上のビートルハウスのカブトムシの幼虫観察をしました。腐葉土の中の幼虫を触ったり、糞の掃除をしました。「園長先生!大変です。カブトムシがいません」と、とぼけたことを言う男子・・・夏に命を終えたカブトムシが卵を産んで、幼虫となり、秋冬春の長い間を土の中で過ごし、夏にサナギから成虫になり、長くても1か月あまりの命の話を学びます。

 

飼育ケースに腐葉土と幼虫を入れて、保育園で飼うことにしました。幼虫が土の中に潜っていく姿を小さい園児も一緒に観察します。こうして、子どもたちにとって、気持ち悪い白いイモムシが、かわいい幼虫という認識になるのです。

 

さて、今日は、さいたま市立栄小学校へ行ってきました。これで、卒園児7名が4月から通う5つの小学校すべての保幼小連絡協議会に出席しました。

 

教務主任と、「10の姿」の話をしていたのですが、一緒の机となった、2つの幼稚園の先生たちも、「10の姿」についての認識が深く、幼稚園も保育園と共通のモノサシが共有できていることを実感します。

 

ただし、私たちは、園児に対して「10の姿」のすべての成長を促すのではなく、それぞれの得意分野を伸ばすように持っていくことが重要です。

 

運動か得意な子・・・芸術的な感性が強い子・・・社会性やコミュニケーション能力が抜群の子・・・勉強が得意な子・・・大人の私たちもそうですが、子どもたちも、全てが得意な子などいませんね。

 

かつて、塾の講師を長年経験し、学校教育にかかわるようになったある人は、講師時代は、志望校合格という目的のために、偏差値教育の中心にいました。そこで、頑張ってきた子どもたちが、10年後、20年後、偏差値に比例して幸せになっているかというと、必ずしもそうではないと断言します。

 

確かに、私も含めて、今の子育て世代は、いい大学に行って有名企業に入社すれば安泰だったかもしれません。しかし、現在の社会で求められるのは、当然学歴だけではありません。自分の得意を究める力が問われます。

 

1つでもいいから、人がマネできないような抜きんでた能力です。もちろん、勉強が得意なら、とことん勉強を究めるということです。

 

今日は、教務主任と話をしながら考えていました。小学校の授業はクラスが同じなら、みな同じ時間割で学習が行われますが、もっと、多種多様な選択ができる教育が、これからは必要になってくるだろう・・・と。

 

小学校の役割は、基礎学力を学ぶ場であることに異論はありませんが、自分が好きな居場所がわかって、これを究めてみたい!という、そんな考えが持てるような環境を整えることだと思っています。抽象的な言い方ですが、自分の好きなことや得意なことを自分で発見できるようなイメージです。

 

子どもたちの学びの姿は、時代と共に、今まさに、変わっているのです。

2020年

2月

17日

おっさんの地域デビュー

今日の屋上は、昨日の雨で、水たまりがいっぱいです。久々に子どもたちは、靴をビショビショにし、洋服の着替えラッシュです。「洋服が汚れるから、水たまりに入ってはいけません!」なんてことは言いませんので、子どもたちは、大好きな水たまりで楽しく遊びました。

 

さて、この春、定年退職などをきっかけに、春から会社組織などから離れて、新しいことに挑戦する人もいると思います。そこで、「どうですか・・・地域デビューしてみませんか?」

 

60歳で定年退職した埼玉県の男性は、声がかかるままにマンション管理組合や自治会の役員に就いたそうです。今では、地元自治体の行財政改革推進委員会の委員にも応募し、採用されたそうです。

 

「頼まれるうちが花。頼まれごとは断らず、引き受けてみては・・・暇な毎日よりはずっといい。視野も広がるし、何より誰かの役に立てて幸せです」と語ります。

 

大阪府に住む男性は、65歳で退職。自治会の当番がまわってきた時に、役員になったそうです。住民が描いた絵を集めて展覧会を開催するなど、1年の任期が終わる頃には地域の人の顔と名前が一致するようになり、雑談できる相手が増えたそうです。

 

「地域のことをよく知らないまま40年以上ここに住んできたが、『この街で生きている』という実感が持てるようになった」と言います。

 

「コミュニケーションの心得は、まず人の意見を聞き入れること。心をオープンにして自分をさらけ出すため、飲みニケーションも重視している」と、あるおっさんも語ります。

 

シニア世代で、男女差が明らかなのが、コミュニケーション能力ですね。女性は、子どもに関連するPTAなどを通じて地域との関りを深めてきた人も多いですが、男性は、どうしても仕事以外の人脈を持つのが上手くありません。

 

ここで、シニアの女性からおっさんへのアドバイスです。

 

「まずは笑顔であいさつ。これだけで印象が全然違います」

「少しでもいいので、自分から話してみる。謙虚な気持ちでいろいろ教えてもらい、慣れてきたら少々ユーモアを交える」

「プライベートなことは、相手から話してくるまでは聞かない」

「どんな意見もいったん受け止める。文句は提案に変える。自慢より失敗談を」

 

どうですか・・・これができれば苦労はないですね。おっさんは、かなり不器用ですので。(笑)

 

でも、いくつ年を重ねても、新たな人間関係は、人を健康で元気にすることだけは間違いありません。

2020年

2月

16日

賢い消費者

私が社会人になって間もない頃、営業の仕事をしていたのですが、売上をアップさせるために、よく使ったのが、「賢い消費者」という言葉です。

 

商品を出せば売れる時代は終わった。「賢い消費者」に対応する商品や売り方を考えないといけない・・・といった感じです。モノだけではなく、コトを提案することもしました。つまり、この商品を買ってくださいだけではなく、この商品を使うとあなたの生活がこう変わりますよ・・・というライフスタイルの提案です。

 

当時の「賢い消費者」は、自分のライフスタイルに合わせて、人と同じものではないこだわりが強い・・・というのが、一つのキーワードでした。

 

保育園ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターでの話です。実は、昨年の節分では、大量の恵方巻きのロスを発生させてしまいました。しかし、今年は、予約販売を強調し、当日の販売構成比を下げて、ロスをなくす方針をとったそうです。

 

結果は、ロスがゼロ・・・値引き販売もありません。そして、予約売上が好調で、恵方巻きの合計売上も前年クリアしたのです。廃棄ロスなしで売上前年クリアですから、利益は大幅アップですね。

 

もちろん、この結果は、店側の戦略がうまくいったと言えますが、それだけではありません。「賢い消費者」のおかげでもあるのです。

 

昨年の節分では、全国的に恵方巻きのロスが社会問題となりました。そこで、買う側のお客様も、今までのような買い物の仕方でいいのか・・・と思ったのです。そこで、予約で買って、店のロスが出ないようにしようと思った「賢い消費者」が出てきたのです。

 

そうです。平成から令和にかけての「賢い消費者」は、自分の購入満足度だけを考えるのではなく、「誰が作っているのか?」「どのようなルートでこの商品はできているのか?」「地球環境のためになっているのか?」などを考える消費者です。

 

途上国の安い賃金、子どもの労働によって、この低価格が実現できているのなら、フェアトレードをうたった商品を購入しよう・・・どうせ、すぐに食べてしまうので、日付が一番近い牛乳を買って店のロスが出ないようにしよう・・・こんな事を考える消費者が増えてきているのです。

 

24時間営業していて便利なコンビニに対しても、自分たちの買い物のやり方を変えれば、別に24時間でなくてもいいのでは・・・とも考えるようになってきています。

 

私たちは、日々買い物をする消費者でもありますが、「賢い消費者」として、自分のモノサシを持つことは、重要なことかもしれませんね。

 

あなたには、自分のモノサシ・・・ありますか?

2020年

2月

15日

キャッツ

今日の園長の課外授業は、社交ダンス見学です。子どもたちと図書館に行く予定が、クリスマス発表会を行った大ホールで、社交ダンスのパーティーが行われていました。もちろん、子どもたちの見学をこころよく受け入れてくれました。

 

そこは、子どもたちの知らない世界です。ドレスアップした、子どもから見れば、おじいちゃんおばあちゃんたちが、音楽に合わせてステップを踏んでいます。

 

「あら~かわいいお客様ね~」と言いながら、8人の小学生と年長園児に声をかけてくれる紳士淑女の面々に、いつもは、気軽に会話をする子どもたちも、独特の世界感に緊張気味です。(笑)

 

小学校3年の女の子が、おじさまに誘われてワルツに挑戦です。実は、前にも一度、彼女は社交ダンスを経験していたので、なかなか様になっていました。「大人になったら、ダンスやろうね」と言われて、照れ笑いです。

 

私よりも一回り以上の人生の先輩たちが、笑顔で、生き生きとダンスを楽しんでいる姿は、見ているこちらも「こんな年齢の重ね方がしたいものだ!」とつくづくと思いました。個性がバンバン伝わってきましたね。

 

そして、保育園が終わって、今日は映画「キャッツ」をみました。ご存知のとおり、世界で最も有名なミュージカルです。日本では、劇団四季が専用の劇場で今でも公演が続いています。35年前にスタートしてから、この3月で、10,000回の上演となるそうです。

 

猫は人間に媚びない動物と言われていますが、自分の個性を、そしてプライドを誇りに生きていく姿を、キャッツでは、様々な猫たちを通じて演じられています。ミュージカルですので、素晴らしい歌声とテンポのいい演技が、感動を呼びます。

 

10,000回続く理由は、キャッツを見た私たちも、それぞれ個性的な見方ができることかもしれません。「あのシーンは、○○を風刺しているのだろう」「あの猫は○○そっくりだ」なんて・・・何度見ても新たな発見があるかもしれませんね。

2020年

2月

14日

国産小麦

今日はバレンタインデーということで、午後のおやつは「スイーツバイキング」です。朝から、「何がでるのかなぁ~チョコレートじゃないの・・・楽しみ!」と、子どもたちはソワソワしています。

 

お昼寝が終わり、いよいよおやつの時間です。実は、メニューは給食の先生が極秘に進めていて、他の先生たちも、テーブルに並んだスイーツの多さに驚愕します。子どもたちも、びっくりして声も出ないほどです。想定をはるかに超えた、ホテルのスイーツバイキングのようになりました。子どもたちの笑顔がいっぱいとなり大成功です。

 

さて、日本人の主食である米は、加工食品などを除いて、ほぼ100%近くが国産ですが、小麦の場合は、そうではありませんね。

 

北海道札幌市のある小委学校では、総合的な学習の時間で、「小麦って何だろう?」の授業を行ったそうです。

 

北海道の小麦の生産量は、年間60万7600トンで、都道府県別では第一位

全国の生産量のうち約70%が北海道産の小麦

しかし、日本全体では小麦の自給率は14%でしかない

海外から輸入する時は、タンカーを使うので、CO²排出など環境に影響する

小麦の輸入国が災害などで、小麦の生産量が減ったらどうなる?

 

などの問題を子どもたちに与えて、「では、日本の小麦は、これからどうすればいいのか?」を考える授業です。

 

北海道の小麦生産が盛んになれば、農家も元気になるし、日本各地に送ることができる。それには、地産地消を私たちがもっと進めなければならない・・・など、少しずつ具体的な解決策が見えてきます。

 

大切なのは、子どもたちが自分で考えることです。

 

他の都道府県でも、生産量日本一の農産物など、地域の教材が必ずあります。それを利用して、食に関する授業を行うことができますね。

 

子どもを持つあなただって、スーパーで「国産小麦の食パン」が、どうして、他の食パンよりも1.5倍から2倍も値段が高いのか・・・親子で考えるのもいいですね。

2020年

2月

13日

教員の担当学年の男女差

女子を中心に、子どもたちは、バレンタインカタログに夢中です。実は、髙島屋のバレンタインンカタログを4部、保育園の本棚に置きました。高島屋のカタログは、本のように分厚くて、様々なチョコレートが多く掲載されています。

 

「○○はねぇ~このチョコレートがたべたいなぁ~」「えんちょうせんせいがすきなのは。このチョコレートでしょう」なんて、勝手に私の好みが決められていたりします。

 

おやつの時間、甘いものが苦手な園児も、なぜか、「チョコレートが嫌い!」という園児はいないのです。明日のおやつは、バレンタインデーなので、デザートバイキングです。子どもたちは、今から楽しみにしています。

 

さて、今日も保幼小連絡協議会で、さいたま市立指扇小学校に行ってきました。教頭先生と様々な話をしました。10年以上前に、私がPTA活動でお世話になった小学校なので、応接室には、歴代のPTA会長の恥ずかしい写真が並んでいます。私の名前が珍しいので、すぐにわかってしまい、少し、突っ込んだ話もしてきました。

 

教頭、校長といった管理職試験を受けない先生が増えていることや、最近の保護者対応のことやPTAの話などをしました。

 

私は、「生涯現役主義」で、管理職になれる力があっても、ならない先生を多く知っています。しかし、「子どものために」という同じベクトルで、管理職でしかできない、教員、保護者、地域を巻き込んだ仕事ができるはずです。考え方は、色々ありますが、「教頭先生が学校で一番忙しい」かもしれませんが、やりがいがたくさんある仕事だと私は思っています。

 

さて、今日は、そんな学校の先生の話です。今日も1年生の授業参観をさせてもらいました。担任は、全員女性の先生です。

 

実は、文科省の「学校教員統計」によると、男性教員の半数以上が5・6年の高学年の担当に対し、女性職員の半数以上が1・2年の低学年を担当しているそうです。この傾向は、過去40年間でほとんど変わっていません。

 

高学年になると、反抗する児童が出てくるので、秩序維持のため、男性職員が良いと思われていたり、育児中の女性教員の場合、授業時間が少ない低学年の方が好都合な面もあると言われています。

 

もちろん、担当学年は、本人の希望を配慮して決められているというのが原則ですが、40年間変わらないというデータを見ると、適性や能力を度外視して性別で割り振りされている実態があるかもしれません。

 

世界の学校のデータは把握していませんが、普通に、どの学年の教員でも男女の構成比がバランスが取れている方が、適正と思ったりもします。来週、訪問する小学校で、先生方に聞いてみることにします。

2020年

2月

12日

Stay Hungry. Stay Foolish

朝の会で、子どもたちが歌っている「カレンダーマーチ」・・・今月2月は「2月はお庭にフクジュソウ~♪」というフレーズですが、子どもたちは、福寿草を知りません。そこで、職員が家の庭で咲いている福寿草を持ってきてくれました。

 

子どもたちは「これがフクジュソウなんだ!」と、土から花びらがそのまま生えてきているような、黄色の花を見つめます。日があたる場所を好むので、屋上でしばらく子どもたちが世話をすることにします。

 

さて、今日は、あのアップルの創始者であるスティ―ブ・ジョブスが、2005年のオックスフォード大学の卒業式で行ったスピーチを締めくくる言葉を紹介します。この時、彼は、すでにガンの宣告を受けて自分の命が残り少ないことを知っていました。

 

「Stay  Hungry.  Stay  Foolish」という言葉を卒業する若者たちに贈ったのです。

 

直訳すると「ハングリーであれ、愚か者であれ」という意味ですね。もちろん、細かい解釈には触れません。学生たちは、その意味を自分で考えることになります。

 

「Hungry」とは、「現状に満足するな」という意味です。人間は、お腹がいっぱいになると、ゆっくりしたい、寝たいと考えます。逆にお腹がすいている時は、頭が働き、行動力も増します。彼は、いつもその状態でいなさいと、言ったのです。

 

Foolish」とは、「物分かりが良くなるな」と言う意味です。私たちは、学校へ行き、社会人になり、人との付き合い方を覚えます。特に社会人となると規則を学び、先輩の仕事のやり方を覚えます。中には、疑うことなく前年踏襲型の人間になる人も多いですね。

 

若い頃は、「そのやり方はおかしい。もっと違うやり方がある」と思いますが、時が経つと「それでいいか」と忖度もします。なぜなら、そのほうが楽だからです。「利口な自分を演じ、自分を守ることに執着していませんか?」という、彼のメッセージがそこにあります。

 

保育園の子どもたちが、やがて社会に出て行く時・・・そして、組織の中心として活躍してもらうように、このジョブスの言葉を贈りたいですね。

2020年

2月

11日

月見草

本日、悲しいニュースが入っていました。あの野村克也さんが84歳で亡くなりました。

 

私が、社会人になって、野球関係の本で一番読んだのが野村さんの本です。もちろん、そこには、野球を通じて、社会人として生きていくすべも書かれていたからです。

 

彼は、45歳まで27年間も現役を続けました。2901安打、657本塁打、1988打点は、すべてにおいて日本プロ野球の歴代2位の記録です。凄い選手ですが、解説者、監督時代において、ある意味、プロ野球の概念を変えた人だと思っています。

 

野村スコープでの解説を初めて見た時は、衝撃的でした。投手の配球がいかに大切であるか・・・アウトカウントやランナーの状況で、もちろん変わってくるのですが、それを見事に当ててしまう。当時の野球解説者は、「結果論解説」が多く、「ここでは直球でなく変化球だった。だからホームランを打たれたんです」みたいな解説でしたね。

 

野村さんは、すでに現役時代に、投手の過去のデータを分析し、配給を読むことを意識していました。そして、6割以上の高い確率でその配給を当てていたそうです。おのずと、ヒットになる確率が高くなるということです。決して体格に恵まれていたわけでなく、「ひまわり」に例えた王選手や長島選手のような野球センスがない自分には、何ができるか・・・常に考えるプロ野球選手だったのです。

 

シーズンを通してのペナントレースと日本シリーズのような短期決戦での戦術の違いも野村流は明確でした。ある年に開幕3連線で、ジャイアンツから3連勝したのですが、ただの3勝ではなく、優勝につながる勝利と分析し、開幕3連線に全戦力を投入します。そして、この年のリーグ優勝をやってのけます。

 

野村さんからは、「何事にも、きちんと分析して考えて、自分の意志で立ち向かっていきなさい!」というメッセージを私なりに、もらったような気がします。

 

まだまだ書き足りませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。

2020年

2月

10日

「おなべ」プロジェクト

今日は、インフルエンザや溶連菌感染症でお休みをしていた園児が、元気に登園してきました。新型コロナウイルスの影響で、手洗い、うがい、マスクなどの対策が進み、この冬のインフルエンザの発生率が大幅に減少しているようです。保育園の子どもたちも、例年と比べると感染する園児は少ないです。

 

さて、今日は大坂にある保育園での話です。「子どもたちは、おうちで鍋料理を食べているのか?」と疑問に思い、年長の子どもたちに手を挙げてもらったところ、約2割が「家で鍋料理を食べる経験をしたことがない」ことが分かったそうです。

 

そこで、年長園児40人を6グループに分けて、鍋料理を作る「おなべプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトの目的は、子どもの心を動かすことなので、経験する鍋料理は、季節感や本物を重視しているそうです。

 

福岡地鶏の水炊き、大阪河内の鴨しゃぶ、秋田のきりたんぽ鍋などを、専門店の味に近づけて調理します。

 

活動は2日間にわたり、初日は、絵本の読み聞かせなどで子どもたちの興味を引いた後、写真や図書を使った説明や子どもたちが使用する食材を学びます。そして、実際に子どもたちが地域のスーパーマーケットに行き、野菜を買う係・支払いをする係・買った野菜を袋に入れる係・園に持ち帰って冷蔵庫に入れる係など担当を決めて行います。

 

二日目に、グループごとにその月の鍋料理を作っていくそうです。ガスコンロや包丁を使用するので「安全のためには、どう行動すればいいのか」を考え、話し合うとのこと。

 

鍋料理をおいしく完成させるという一つの目標に向かって、子どもたち同士が意見を出し合い、折り合いをつけながら答えを出す場面が何度も訪れるそうです。こうした経験を通して、「非認知能力」が育っていくと園長は語ります。もちろん、食に関する親子の会話も広がっていきますね。

 

鍋料理を食べながら「幸せだなぁ~」とつぶやいた子どもがいるとか・・・

 

ホワイトきゃんばすでは、自分たちで育てた野菜を収穫して食べるという贅沢ができる環境にありますが、こんな取り組みをヒントに、食育を広げていきたいですね。

2020年

2月

09日

15の旅立ち

ホワイトきゃんばすを卒園して、小学校へ旅立つのは、毎年6、7人です。卒園児たちは、先生と園児たちが一つの家族のような環境から、大海に出るようなイメージです。しかし、大海である小学校で、荒波にもまれながらも頑張っている卒園児たちの姿を見ると、やがて、小学生になる園児たちも「私も頑張るぞ!」という気持ちになります。

 

日本は島国ですから、多くの離島がありますね。今日は、伊豆諸島の御蔵(みくら)島の話です。この周囲16キロメートルの御蔵島には、小学校と中学校が1つしかなく、高校はありません。

 

この島で生活する子どもたちは、中学校を卒業すると、15年間過ごした故郷から出ていくのです。生まれた土地には15年しか暮らすことができないのです。御蔵島で生まれた者の宿命ですが、それを島の人たちは「15の旅立ち」と呼んでいるそうです。

 

人口300人ほどの小さな島ですので、全島民が知り合いで、子どもは島の宝物として、わが子も人の子も同じように接し育てられます。この「15の旅立ち」の日は、全島民が五色のテープを持って桟橋に集まり、その時の見送りの言葉は「行けよー」です。

 

この「行けよー」には、「いってらっしゃい」の他に「帰ってくるな」という意味があるそうです。島の老人は「御蔵島は自然の厳しい島だけど人は優しい。誰でも知り合いだし、誰もが面倒を見てくれる。でも都会は違う。厳しい社会だ。その厳しい社会で御蔵島出身者として誇りをもって生き抜いてもらいたい。絶対に負けて帰ってきてもらいたくない。だから、励ましの意味を込めて『行けよー』と言うのだよ」と言います。

 

故郷の温かさに甘えないで、自立するんだぞ・・・という親心ですね。

 

ホワイトきゃんばすも旅立つ環境は似ていますが、苦しい時も、遊びたい時も、「いつでも帰ってきていいよ~」といつも子どもたちに言っていますので、たくさんの卒園児がいつもやってきます。

 

そして、ホワイトきゃんばす出身者として、誇りをもって頑張れよ!と園長は、いつも思っているのです。

2020年

2月

08日

四国八十八か所巡礼

今日は、子どもたちを連れて、四国八十八か所巡礼をわずか30分足らずで、終えることができました・・・何のこっちゃ?ですね。

 

実は、さいたま市岩槻区にある「岩槻大師」に行ってきました。本堂の地下は、凄いことになっているのです。今日は6人の子どもたちが一緒だったのですが、最初に寺の住職さんから、お遍路さんたちが身につける白い衣が渡されます。子どもたちは、「なんだ!これは!」とざわめきます。

 

白装束の背中には、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」の八文字が刻まれています。なかなか決まっています。子どもたちは「かっこいい!」と大騒ぎです。

 

そして、住職さんから、お参りのうんちくや約束事の話がありました。子どもたちは、半分わかったようなわからないような???です。そして、地下の秘密の場所に入っていきます。いきなり、真っ暗な空間です。子どもたちは、住職さんと園長につかまりながら、前に進むと、そこにはすごい光景が待っていました。

 

一番から順番に八十八番までの弘法大師像が、整然と並んでいるのです。ここは「四国八十八か所お遍路道場」と言われる場所で、この一体一体の地下仏像をお参りすると、四国八十八か所のお遍路をしたのと同じ功徳が積めるというものなのです。ちなみに、四国八十八か所を歩いて巡礼すると、50日間かかると言われています。

 

ありがたいことに、八十八の仏像の下には、それぞれのお寺の「お砂」が入った座布団が置かれていて、その座布団の上に立って、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と声に出してお参りをするのです。

 

子どもたちは、住職さんの教えの通り、88回も「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と唱えたのです。根気よく頑張りました。

 

そして、厄払いのシーンも子どもたちは見ることができました。僧侶が唱える力強い写経と御払いの儀式に、圧倒されていました。

 

私も、貴重な体験でしたが、四国には行ったことがない子どもたちも、この神秘的な体験に、心が洗われたかもしれません。

 

ちなみに、「飛行機のパイロットになりたい!」「電車の運転手になりたい!」「ポケモンゴーでたくさんのポケモンをゲットしたい!」と言ったところが、子どもたちの願い事です。(笑)

2020年

2月

07日

お寺の掲示板

 今日は、連絡協議会で、さいたま市立宮前小学校へ行ってきました。卒園児の1年生が5人いるので、1年1組から4組まで、行ったり来たりしながら、子どもたちが授業にどう取り組んでいるか・・・しっかりと見守ることができました。全員、立派になっていますね。 

 

さて、元証券マン僧侶がこれまでの古い慣習に挑戦し、テレビなどのマスコミで多く取り上げられた「築地本願寺」では境内にある掲示板にこんな粋な言葉が掲げられています。

 

「チョコレート 南無阿弥陀仏 大事な六字の贈り物」

 

バレンタインデーに贈られる心のこもったチョコレート同様、「南無阿弥陀仏」も仏様のお心がこめられた贈り物、ということを表現しているそうです。築地本願寺では、今までも「幸せだから感謝するのではない 感謝できることが幸せなのだ」「他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる」などの、分かりやすい言葉の掲示を増やしています。

 

どうしても、仏の説法は、難しいというイメージがありますが、若者がSNSで拡散し、広い世代で話題になっているようです。

 

寺院が、門前などに掲示板を設け、仏教の教えなどを伝える活動は「掲示伝道」と呼ばれ、明治時代にはすでに行われていたそうです。

 

もう一つ、京都の龍岸寺の掲示伝道を紹介します。「NOご先祖 NO LIFE」です。

 

「自分が命をいただいていることを意識し、感謝してみませんか・・・と問いかけたいという中でひらめきました。言葉からいろんなことを感じてもらえたようです」と住職は語ります。

 

今までは、お寺の掲示板なんて「時代遅れ」というイメージだったかもしれませんが、こうしてSNSのおかげで、一瞬で、素敵な言葉が幅広い人に伝わる世の中になったようです。

 

散歩の途中で、こんなメッセージを見つけると、幸せな気持ちになりますね。

2020年

2月

06日

プラネタリウム鑑賞

さいたま市の大宮駅に隣接する「宇宙劇場」では、2月に、ふだんは一般上映のない平日の午前中を活用して、保育園や幼稚園の年長向けのプログラムを組んでくれます。今回、ホワイトきゃんばすも初めて参加させてもらいました。

 

卒園までの、想い出作りの1つにしたいだけでなく、サマーキャンプで、プラネタリウム鑑賞を宿泊施設で経験したので、今度は、冬の星座を勉強するのもねらいの一つです。

 

朝から「ワクワクドキドキ」の年長園児です。他の園児は、当然「いいなぁ~自分も行きたいなぁ~」と言ってますが、「年長さんになって、サマーキャンプをやってからね」と言うと、納得してくれたようです。

 

今日は、7つの保育園が集まりました。ホワイトきゃんばすは、一番乗りです。子どもたちは、宇宙劇場の職員に、すぐに質問を始めます。「これは何?」「あれは何?」といった感じです。丁寧に、ニコニコ笑って答えてくれます。

 

その後、続々と他の園の園児がやってきます。みな静かに座っています。ホワイトきゃんばすの園児だけが、相変わらず「あーだこーだ」おしゃべりがつきません。最低限のマナーの中で、自由度がある程度認められているのが、ホワイトきゃんばすなのかもしれませんね。

 

そして、上映が始まると、またまた、ホワイトきゃんばすの席が賑やかになります。クイズ王の「○○君」が、星座についても、その知識を爆発させます。

 

「夜になって、月の次に夜空に現れる星は何?」と解説員が問うと、すかさず「きんせいです!」と館内に響く大声で応えます。木星の映像が映されると「木星は、一番大きいけど、ガス惑星だから、軽いんだよ・・」「土星の輪は、ガスやちりの固まりなんだ・・」「水星は、熱くなったり寒くなったりすごい星だよ」「火星には宇宙人がいるかも?」

 

大きな声で言うものだから、解説者泣かせとなってしまいました。隣りの○○君が、「解説のお兄さんが説明してくれるから、静かにして!」と、ホワイトきゃんばすの周辺は、常にうるさかったですね。(笑)

 

プログラムも大変よくできており、解説員のナレーションも上手で、子どもたちは、すっかり星空のとりこになってしまいました。「もう終わりなの?もっと見たい!」と、ホワイトきゃんばすの席は、最後まで賑やかでした。

 

保育園に戻り、昼の勉強は、「園児全員の星座を調べる」です。おひつじ座からうお座まで、12の星座に当てはめました。こういう作業は、飽きずに頑張る子どもたちです。

 

ということで、来年以降も継続行事とにすることに決めました。

2020年

2月

05日

「としまえん」がなくなる!?

今日は、さいたま市立大宮西小学校の保幼小連絡協議会に出席しました。卒園児の1年生の担任の授業を参観します。算数でしたが、クラスを2つのチームに分けて、計算カードで足し算引き算を1対1で答える勝ち抜き合戦です。早く正解した児童が勝ち残りです。

 

計算もただやるだけでは、子どもたちの集中力は持続しませんが、勝ち負けの要素は、子どもたちのやる気を引き出し、チーム力もアップします。そして、何より楽しい授業です。

 

この小学校の秋の運動会に、保育園の子どもたちを連れて派手に応援したので、担任の先生から「○○ちゃんは、本当によく頑張っていますよ・・・」と声を掛けられました。卒園児が褒められることは、園長として本当に嬉しいものです。

 

さて、「としまえん」がなくなってしまうという、悲しいニュースがありました。開園から100年近く続く、東京の都市型遊園地として一時代を築いた「としまえん」・・・

私も、子供がまだ小さい頃には、何度も訪れました。

 

1990年(平成2年)に、「としまえん」は、「史上最低の遊園地」という衝撃の広告を出します。

 

「来るんじゃなかった!」と頭を抱える父親・・・

「ダッサー」と鼻をつまむ母親・・・

「パパー。早くおうちに帰ろうよ」と涙をこぼす子供・・・

「ぜんぜん恐くなーい!おろせ!金返せ」とわめくジェットコースターの客・・・

 

この広告は、4月1日の新聞に載りました。しかし、今回の報道は、エープリルフールというオチが付かないようです。

 

世界初の流れるプールは、この「としまえん」のプールです。「機械遺産」に認定された、素朴な回転木馬は、最高に素敵なアトラクションです。

 

閉園までに、また「としまえん」に行って、思い出に浸りたいものです。(笑)

 

ひょっとしたら、保育園の子どもたちは、行ったことがない子が多いかもしれません。

2020年

2月

04日

小学1年の道徳の授業

3月にホワイトきゃんばすを卒園する7人は、それぞれ、さいたま市内の5つの小学校に入学するのですが、その5つの小学校の「保幼小連絡協議会」が、今月いっぱいにかけて行われます。

 

今日は、さいたま市立大成小学校へ行ってきました。会議の目的は、保育園、幼稚園からの園児の引継ぎです。どちらかというと、ネガティブ情報を小学校が児童の入学前に共有し、トラブル対策にする会議でしたが、最近では、いいことも悪いことも、入学後の成長のために、様々な情報を共有する場に、少しずつ変わってきています。

 

ホワイトきゃんばすは、保護者にフィードバックしている、園児の毎月の成長記と、10の姿についての内容を明記して、小学校の担当と打ち合わせをします。

 

本日、話をした先生には、「保育園や幼稚園が、2年前から取り組んでいる『10の姿』は、まだ、小学校にまで引き継がれるような環境や意識にはなっていませんが、5年先には、小学校でも、この『10の姿』が、児童の成長を考える1つのモノサシになっていると思います。是非とも、担任が決まりましたら、目を通していただきますようお願いします」と言うと、「私も『10の姿』を存じております。具体的で、わかりやすい内容だと思っています」と、うれしい発言です。

 

また、1年生の学年主任は、この協議会で、できるだけ多くの子どもの情報をいただければ、安心して4月の入学式を迎えることができると、話をしていました。どんなベテラン教師でも、情報が少ない新入学児童やその保護者に対しては、不安が多いようです。

 

さて、協議会の前に、1年生の授業参観をさせてもらいました。あるクラスは、教科となった「道徳」の授業です。とてもいい授業でした。

 

まずは、机をオーケストラのように扇形に組んでいます。なるべく、児童同士で顔が見えるようにです。「森の郵便屋さん」という、クマの郵便屋さんの物語を通じて、「はたらくこと」を子どもたちと考える授業です。

 

授業スタイルは、完全なアクティブラーニングです。先生が中心で話をして、持っていきたい答えに誘導することなく、上手に、子どもたちの意見を引き出しています。途中からは、答えた児童が、次の答えたい児童を指名する方法をとっていました。

 

おそらく、○○さんが、誰を指名するかを知ることで、子どもたち同士の人間関係や信頼関係を把握しようという、担任のねらいがあるのでは・・・と思いました。

 

道徳の授業は、答が1つでないことを子どもたちが自分で考える内容になることが多いですね。今日は、そんな、素敵な道徳の授業に出会った次第です。

2020年

2月

03日

パソコン使用率

今日は節分です。今年も屋上で子どもたちと豆まきをしました。鬼に扮する先生に、子どもたちは「鬼は外!」と追いかけて豆をまきます。子どもたちも、自分で作った、鬼の面で鬼になっています。かっこよく言えば、「世界で一つだけの鬼」です。

 

今年のデザインは、子どもたちの顔はそのままで、鬼の角と髪の毛を自分たちで作ったので、怖い鬼ではなく、かわいい鬼になっています。明日から、真冬の寒さになる予報ですが、今日は穏やかで風もなく、最高の豆まきとなりました。

 

子どもたちには、「自分の年の数だけ豆を食べるんだよ」と教えるのですが、年長でも6個なので足りません。ほとんどの園児が、年の数の倍は食べていました。(笑)

 

そして、節分では、もう一つ気になることが、恵方巻の廃棄ロス問題です。年々売上規模が拡大する中、昨年は多くの商品が廃棄されるシーンが、映像になり問題となりました。私も、今年は、事前予約で恵方巻を購入したのですが、受取時間の直前に作ってくれるので、「できたてだ!」と勝手に喜んでいます。

 

こちらは、明日のメディアでどう報道されるか、気になるところですね。

 

さて、OECDの2018年調査によると、15歳のパソコン使用率が、日本が40%を割っており、主要国の中では最下位となりました。一番高いデンマークでは、90%を超えています。実は、日本の場合、唯一、9年前の調査よりも下がっているのです。

 

ここ数年で、日本の子どもたちはスマホを当たり前に持つようになり、スマホがあれば十分で、パソコンの必要性を感じていないことが大きな理由と考えられます。

 

私が、初めてパソコンを操作したのは、社会人になってからです。その後、仕事のやり方も効率も画期的に変化しました。スマホは便利ですが、パソコンでないとできないことがたくさんあります。

 

政府は、子どもに1人1台1という方針を出しましたが、学校現場で、パソコンが有効活用されるような状況も合わせて考えて行かないといけませんね。

 

日本が進んでいるようで遅れていることは、他にもたくさんあるような気がします。

2020年

2月

02日

龍が住む「地下神殿」

前々から行きたかった、巨大地下神殿・・・ついに行ってきました。地下にある遺跡ではありません。ここは、国土交通省が管轄する「首都圏外郭(がいかく)放水路」です。

 

埼玉県春日部市の国道16号線の下50メートルに、全長6.3キロのトンネルがあります。これが、首都圏外郭放水路です。6.3メートルの間に、5つの「立坑(たてこう)」と呼ばれる直径30メートルの縦穴があり、そこに、近隣の中小河川があふれそうになった時に水を取り込みます。

 

全長6.3メートルのトンネルを流れる水は、最後に「調圧水槽」に流れ込みます。この調圧水槽が、「地下神殿」のようだ・・・ということで、外国人も含めて、話題のスポットになっているのです。

 

まだ記憶に新しい、昨年10月の台風19号は、東日本の河川を氾濫させ、土砂を崩しました。この地下神殿は、東京ドーム10杯分の水をのみ込んだそうです。そして、その水を江戸川にはき出すことで、「浸水被害の9割を軽減できた」といいます。

 

地下神殿の空間は、幅78メートル、奧行き177メートル、高さ18メートルもあります。そこに、空間を支えるコンクリートの柱が59本並びます。1本が重さ500トンの大きさです。

 

2018年から有料の地下神殿ツアーとして、外国人含めて、今年は年間5万人以上を見込んでいるそうです。私も、ガイドの先導で116段の階段を下り、その地下神殿を目にした時は、息を吞んでしまいました。水害から私たちの生活を守る場所ですが、無の美しさがありました。

 

私の質問の虫が走ります。

 

たまった土砂はどうやって取り除くの?「地上の扉が1ヶ所あり、そこからクレーン車で清掃用のポンプ車を搬入して土砂を取り除きます。ただし細かいところは、人の作業です」

 

この地下神殿の寿命は?「200年は持つ構造です。もちろん、柱の強度は定期的に点検しています」

 

魚やカメなどの生き物も流れ込むのでは?「3センチ角のネットを通して水が入るので、基本的には生き物の流入はないのですが、先日体長50センチのライギョが発見されました。これは、ここで稚魚が大きくなったと考えられます。エサもないのですが?」

 

ガイドさんの給料はどこから出るの。公務員じゃないですよね?「はい。国交省から委託された会社に勤務しています」

 

この首都圏外殻放水路は、1993年から建設が始まり、2006年6月に完成。これまで、121回水を取り込み、71回ポンプで水を排水したそうです。貯水と排水の能力は、世界最大級だそうです。

 

ということで、今日は神秘的な大人の社会科見学となりました。安全面に配慮し、小学生未満は見学できませんが、一度いかがですか?

2020年

2月

01日

「かっこいい〇〇になろう」

本日深夜2時くらいでした。我が家の携帯が一斉に、地震発生のあの「音」が鳴り響きます。揺れも大きかったのですが、やはり、あの「音」に恐怖心を感じてしまいます。

 

本日登園した子どもたち全員が、深夜の出来事には気がつかないで、熟睡していたようです。(笑)しかし、大人の私たちは、あの「音」で、否が応でも3・11東日本大震災を思い出してしまいます。

 

今日の朝の会で、3・11の話をしていたのですが、小学校3年の卒園児が、ただ一人、生後6カ月の赤ちゃんとして、大震災を経験しています。2年生の男の子は、ママのお腹の中にいました。小さい園児は、パパとママがまだ結婚していません。

 

こうしてみると、3・11から、長い月日が現実には過ぎましたが、子どもたちに、どう伝えていけばいいのか・・・考えないといけませんね。

 

さて、今日から2月です。あと2カ月で、ホワイトきゃんばすの園児たちは、卒園と進級となります。「小学生になったら・・・」「寺子屋さんになったら・・・」という言葉が、保育園中で頻繁に交わされています。

 

しかし、先生が「小学生になったら○○しなさい」と押し付けても、あまり効果が期待できません。ある、小学校の先生は、この時期、進級する児童に「かっこいい〇学年になろう」と呼びかけ、子どもたち自身で「かっこいい」ことを考えるそうです。

 

子どもたちが自分で決めたことですので、効果がありますね。この作戦を保育園の子どもたちにも使ってみようと思っています。

 

「かっこいい小学生は?」「かっこいい寺子屋1番は? 2番は? 3番は?」こうして、子どもたちが、わかりやすい「かっこいい」ことを考えてもらおうと思っています。

 

どうですか・・・親が我が子への動機付けにも使えそうですね。

2020年

1月

31日

ジャック・ニクラスの言葉

今日は体操教室の日です。体操教室では、子どもたちの「トライする・・・」「チャレンジする・・・」時の性格がよく表れます。今までやったことがない事に躊躇してしまう子や失敗を恐れて尻込みしてしまう子、最初から諦めてできないと言う子など・・・

 

逆に、あまり考えずに、とにかく「見る前に翔べ!」と、怖いもの知らずで、失敗を恐れずにチャレンジする子もいます。もちろん、前者がほとんどです。

 

「大丈夫だ!○○だったら、絶対にできるから」「失敗してもいいから、まずはやって見よう!」「何度もやって、練習しないと上手になれないんだ。頑張れ!」と、体操教室の先生もホワイトきゃんばすの先生も、このような言葉を何度も掛けています。

 

しかし、ただやみくもに「見る前に翔べ!」だけでは、成功にはつながりません。

 

若い世代には、タイガーウッズが有名ですが、かつてゴルフの帝王と呼ばれたジャック・二クラスの言葉を紹介します。私よりも上の世代では、二クラス=帝王です。

 

「ミスショットが問題ではなく、大切なのはリカバリーショットである」という言葉です。もう少し詳しく補足すると「プロだからミスショットは少ない。しかし、ミスショットをしてもスコアが安定しているのは、リカバリーショットが確実だからだ」ということです。

 

私たち素人は、ミスショットをすると、それを取り返そうと、さらに力が入ってしまい、リカバリーどころか、ミスショットを繰り返すのがおちですが、失敗を恐れずにチャレンジして失敗しても、冷静にリカバリーする力をつけることが大切なのです。

 

私も保育園の子どもたちによく言っていますが、大人は子どもに対して「失敗を恐れずに頑張れ!」と言います。しかし、そこで失敗した時のリカバリー策まで、考えてやらないと無責任なのかもしれません。

 

「頑張れ!チャレンジするんだ!」の言葉に、責任を持たねばいけませんね。

2020年

1月

30日

少子化の本質的な理由

昨日に続いて、今日も気温が上昇し、ポカポカの屋上遊びとなりました。子どもたちは、屋上に着くとすぐに上着を脱ぎすてて遊び始めます。自転車、バスケットボール、30メートル走と汗をかきそうな勢いです。(笑)

 

また、金魚のタライでは、いつもは、水の中で寒くてじっとしている金魚が、元気に泳ぎ回っています。カメ池のニホンイシガメやクサガメと、ミドリガメのおうちで冬眠しているミシシッピアカミミガメも、春と勘違いして、冬眠から覚めてしまうかもしれません。

 

やはり、この冬は異常なくらい暖冬ですね。天然のアイスリンクはできないまま春になってしまうのか・・・地球温暖化を心配せざるを得ませんね。

 

さて、日本の少子化はいっこうに止まることはなく、昨年2019年(令和元年)の出生数は90万人を割り、過去最低となったそうです。

 

要因として考えられるのは、①結婚する女性の減少(未婚化)と②既婚女性の出産減少(少産化)の主に2つの理由があげられます。

 

①②どちらも進んでいると思われがちですが、実は②については、既婚女性の子どもの数は、30年間でほとんど変わっていないそうです。30年前の2.08人から2.03人に微減しただけなのです。30年前といえば、昭和30年代に生まれた女性が主です。この時から日本は少子化へ進んでいくのですが、既婚女性の出産数は今とほとんど変わらないのです。

 

つまり、大きく変わったのは、母親の絶対数で、1595万人から1001万人に激減しているのです。日本の少子化の本質的な原因は、「少母化」と言えるのです。

 

未婚、事実婚、同性婚などライフスタイルは時代と共に多様化し、「結婚→出産」という伝統的家族観に固執していると、少子化ならぬ少母化がどんどん進んでいきます。どうすればいいやら・・・難しい問題ですね。

2020年

1月

29日

チョコレートを買って社会貢献

今日は、日中都内に出かける用事があったのですが、池袋のデパートも、バレンタイン商戦が盛り上がってきましたね。毎年世界から新しいチョコレートブランドが上陸し、バレンタインの需要も女性の「自分チョコ」の構成比が高まっています。

 

そこで、今年のバレンタイン売り場では、社会貢献につながる商品にも注目が集まっています。「買って応援」「食べて応援」という文化が浸透しつつあるそうです。

 

あるチョコレート専門店は、日本に輸入されるカカオの大半はガーナ産。チョコレートをおいしく作るにはカカオ豆を発酵させる工程が欠かせないのですが、インドネシアのカカオは発酵せずに出荷されるものが多く、質が低いと見られてきました。

 

それを支援すべく、同社は、現地にスタッフを常駐させ、農家に発酵技術などを指導します。また、小学生の子どもに労働させないなど7つの条件を付け、5つ以上の条件をクリアすると買い取り価格を上げるそうです。これによって、農家の技術が向上し、労働に対する意識も変わってきたそうです。

 

松屋銀座のバレンタイン催事場では、売り上げの一部を「世界の女の子をチョコで支援」に寄付します。寄付金は、ネパールの少女の早すぎる結婚やアフリカの人身売買の防止や途上国の女の子を守る活動に使われるそうです。

 

また、ある社団法人では、知的障がいを持つ人たちがチョコレート作りに取り組んでいます。「チョコレート作りは根気よく丁寧な作業が求められます。障がい者や引きこもった人など多様な人間が働けるブランドでありたい。チョコを楽しみながら、この取り組みに共感してもらえたらうれしい」と理事長が語ります。

 

クラウドファンディングやふるさと納税などが普及し、若い世代は、自分の消費活動が他人のためになることに意義を感じる人が増えていますね。バレンタイン商戦は、チョコレートのお祭りとして、日本中で盛り上がりますが、若者の行動が「人のため」に変わっているようです。

2020年

1月

28日

食品スーパーの売上向上策

今日は、恵方巻のパンフレットの表紙にある、「海鮮恵方巻」の写真を見ながら、「のり巻きの中に入っているのは何?」と子どもたちに質問します。すると、普段はあまり発言が多くない4歳女の子が、「いくら・・・まぐろ・・・サーモン・・・えび・・・たまご・・・きゅうり・・・」と次々に答えていきます。彼女は、よく家族で回転ずしに行くのですが、ポンポン正解を言うのでビックリしました。

 

さて、今日は食品スーパーの売上向上策の話です。業界の方は、注目してください。(笑)

 

私も、前の仕事は、食品業界にかかわっていましたので、スーパーに買い物に行けば、横にいるかみさんに「この陳列じゃ売れないよなぁ~」とか「この手書きのPOPはいいね~思わず買ってしまうね」とか、ブツブツ言いながら買い物を楽しんでいます。

 

スタッフの笑顔や対応にも、細かいところが気になってしまう悪い癖が出ます。(笑)もちろん、実際に食品スーパーで働いている従業員やバイヤーならば、もっと様々な観点で売上向上策を考えていると思います。

 

しかし、なかなか売上アップに結びつかないですね。

 

ここで、神奈川県のあるスーパーマーケットの画期的な対策を紹介します。私も考えたことがない内容です。

 

このスーパーでは、近隣の小・中学校の給食の献立表を店の入口に掲示しているのです。献立の掲示は、2年前から行っていて、「給食と夕食のメニューがかぶってしまい困っている」というお客様の意見に対して、スタッフらが発案しました。

 

それが、今では「栄養士が考えたバランスのいい食事が勉強できる」「晩ご飯の献立の参考にしたい」という声があがり、活用の幅が広がっているそうです。店長は「献立表の掲示を通してお客様との会話が増えたと実感しています。コミュニケーションを図る大事なツールです」と評価します。

 

さて、肝心の売上ですが、同じチェーン全116店舗の中で、売上額1位をキープし、毎日の客数が1日約1万人を超えるそうです。

 

どうですか・・・なるほどですね。どうぞ、この業界で働くあなた・・・パクってみましょう。(笑)

2020年

1月

27日

性善説と性悪説

今日の寺子屋では、節分の豆まきで子どもたちがかぶる「鬼の面」を作ります。今週中には、全員のお面が完成します。各園児のオリジナル鬼となるので、当日が楽しみですね。

 

さて、ある中学校の道徳の時間です。黒板には、孟子(もうし)と荀子(じゅんし)の画像が張られています。生徒たちは、3、4人ずつの班を作って性善説と性悪説についての考えを話し合います。

 

この日に取り上げた内容は、孟子の性善説と荀子の性悪説を通して人間の良心について考える「人って、本当は?」です。

 

私も中学時代、国語の時間に、性善説と性悪説について、熱く語り合った記憶があります。みなさんも、必ず一度は、授業の中でこの問題を議論したのではないでしょうか。

 

話が進む中で、「どんな話し合いをしたか」を発表します。全員の考えが一致した班はありません。

 

「人を助けるのは自分が後悔しないためにすることだから、人間の基にあるのは性善説ではない。後悔するという罪を自分自身が感じるから…罪がなければ助けない」といきなり、中学生らしからぬ深い発言が飛び出します。

 

「生まれた時は自分の考えがないから、どちらでもない『無』なのでは」とこれまた、核心をついた意見が出ます。

 

話が深まり、最後の感想を言った生徒は「最初は性悪説だと思っていましたが、他の人の意見を聞いて、善と悪の考え方は育った環境や教育で身についていくのではないかと感じた」と答えます。他の人の意見を聞いて、自分の意見を変えていくというのは、授業としてはいい流れですね。

 

これこそ、生徒の発言に「なぜ」の理由を尋ね、その根拠を掘り下げる、深い学びにつながっていると言えます。こんな授業をしたいものですね。

 

保育園ホワイトきゃんばすでの取組みは、子どもたちが大人になった時に「自分で考えて自分で答えを出せる」ように、見守り、教育をしていくのが目標ですから、性善説でも性悪説でもありません。育つ環境や教育で、子どもたちを変えていくという考えです。

2020年

1月

26日

韓国の「漢字」事情

日本では、小学校で計1006字の「漢字」を教わります。保育園でも、卒園児が「この漢字はまだ習っていない・・・」とよく言っているので、漢字についての意識はとても高いですね。子どもたちは、自分の名前には漢字が使われているので、日本人にとっては、漢字は日常の中に、当たり前にあるものですね。

 

お隣の国、韓国では、日本語のひらがなやカタカナに相当する表音文字「ハングル」だけで読み書きする習慣が定着し、実生活で漢字を使う場面はほとんどないそうです。

 

もともと、韓国政府は1948年の建国以来、日常生活で漢字の使用を控える「ハングル専用」制作を進めました。日本の植民地支配から解放され、民族固有の文字であるハングルへの自負心が強まったことや、経済発展に向けた識字率向上の狙いが背景にあったようです。

 

また、1987年の民主化を機に全文ハングルの「ハンギョレ新聞」が創刊され、新聞各紙から漢字が姿を消すようになったのです。しかし、2016年には漢字推進派の主張を踏まえて漢字300字を小学校の教科書に記載する方針が決まりました。ところが、児童の負担増大などへの懸念が強く、翌年に撤回されるなど、漢字は、今も韓国世論を二分するテーマとなっているようです。

 

そんな中、一部の小学校では、放課後の特別授業に漢字を取り入れる動きが始まったようです。「あ、学校の『校』」「おじいちゃんの『祖』だね」と子どもたちの元気な声が響き、ある6年生の児童は「記憶力が上がり。韓国語への理解も深まった。中学に進んでも漢字の勉強を続けたい」と話します。

 

漢字は、その一文字でも、意味が伝わるので、子どもたちにとっては、そこから色々なことが連想されるというメリットがありますね。確かに、記憶力が上がるのかもしれません。

 

漢字を教える学校の校長は、「自国の文化や歴史を理解すると同時に、漢字圏の中国や日本について学ぶ上でも、韓国の子どもたちが漢字を学ぶことは大切」と言います。

 

私たち日本人も、中国や韓国について、もっと学ぶことで、見方を変えていかなければいけませんね。

2020年

1月

25日

木造建築の美

保育園のファームで今年収穫する大根が、とにかく太いのです。スーパーに並んでいる形が整った大根とは違い、形も様々ですが、太さは、大人の女性の太ももくらいのサイズです。お土産にすると、規格外の大きさに保護者も大喜びです。

 

さて、今日は、子どもたちと川越氷川神社に行ってきました。「縁結びのパワースポット」とも言われています。若い女性がたくさん参拝していました。また、この神社は、インスタ映えする工夫があちこちにあります。

 

夏には、境内に風鈴の回廊が現れることで有名ですが、今日は、縁結び絵馬など、多くの絵馬が飾られていました。合格祈願、七五三、安全祈願など、子どもたちは、興味深く絵馬を読み上げています。

 

また、自分で釣り上げる魚のおみくじが大人気です。「あい鯛みくじ」「一年安鯛みくじ」といった、鯛をモチーフにして、実際に釣り竿でその鯛を釣りあげるのです。「こんなおみくじありなの?」と古い人間からはお𠮟り受けるような気もしますが、若者やファミリーが多くお参りに来ることにつながっていることは確かです。

 

子どもたちは「子どもおみくじ」を引きました。子どもが読んでも分かりやすい内容で、ラッキーカラーなど子どもたちが喜ぶ佼成です。5人全員大吉でしたので、たぶん大吉しか入っていないかと思います。(笑)

 

さて、子どもたちと本堂の裏側にまわってみます。そこには、木造建築の美しさが詰まっていました。ここで、子どもたちに問題です。「この建物は、普通の家と違って、ある物を使っていません。何でしょうか?」

 

すると、小学生の女の子が、「くぎ」と速攻で応えてくれました。宮大工が作った本堂をよく見ると、美しい木工彫刻が施されています。大人の私だけでなく、子どもたちも「凄いね~」と見入っていました。

 

年長女の子のパパは、東京スカイツリーを作った、鉄筋専門の大工さんです。彼女は、「大工さんでもいろいろあるんだね~」と、つぶやいていました。日本の神社やお寺では、宮大工による様々な芸術を見ることができますね。子どもたちにも、その美しさは伝わるようで、安心しました。

 

実は、公立学校の校舎や体育館を新築する際、木造にする学校が増えているそうです。1984年の木造新築は、ゼロだったそうですが、2018年度の新設された学校施設では、2割を超えるそうです。

 

木造建築が増えている背景は、「少子化で、『量から質』重視にかわり、より快適な環境にシフトしている。手入れをすれば長持ちする木造は、物を大切にする心を育む学校に適している」と言われてます。

 

木造建築には、心を癒す何かがあるのですね。

2020年

1月

24日

30年で小学生の読書量が3分の1に

保育園の壁面に現れた3体の鬼・・・保育園らしくないリアルな鬼です。目は飛び出し、その顔立ちは、恐怖以外のなにものでもありません。朝から、登園する子どもたちは大騒ぎで、保護者達からも「すごいですね~」と盛り上がります。

 

間もなく、節分ですが、主任と給食の先生が「なまはげ」をモチーフにして、作り上げた自信作です。とてもリアルです。

 

子どもたちは、「怖くなんかないもん!」と言いながらも、なまはげのセリフ「泣いてる子はいないかい!?」をドスのきいた声で言うと、ビビります。しかし、最近は、鬼=悪者という偏ったイメージも薄れつつあるので、朝の読み聞かせでは「泣いた赤鬼」を読みます。何度も読んでいる絵本ですが、あらためて「青鬼さん」の優しさを子どもたちは感じたようです。

 

さて、2019年8月に全国の小学生1200人(保護者付き添い)を対象にインターネット上で、学研教育総合研究所がまとめた調査によると、30年前と比較すると、読書量は3分の1程度に減少しているそうです。30年前というと、保育園の子どもたちの保護者よりも少し上の世代ですね。

 

19年調査では、1ケ月の読書量は、平均3.1冊となり、30年前の平均9.1冊から大幅に減っています。1年生が3.8冊と一番多く、高学年になると塾通いなどが増えることもあって、読書量が減る傾向にあります。5年生が2.3冊で6年生が2.4冊という結果です。

 

読書量だけではありません。テレビを見る時間も1日当たり平均1時間15分で、30年前の平均2時間5分と比較して、6割程度に減っています。

 

この結果については、たいがいの人が「そうだろうなぁ~」と感じているでしょう。30年前と比べ、読書量やテレビを見る時間が大幅に減ったのは、スマホなどの通信機器の普及が進み、子どもたちは、動画の閲覧やゲームに時間を充てているからです。

 

昨今、教育機関だけでなく、様々なメディアで、これからのAI時代を前にして、子どもたちは、「自分で思考し判断することが大切である」といったコメントを多く聞きますね。ホワイトきゃんばすでは、ずっと「自分で考えて自分で答えを出せる大人になる」を目指して、子どもたちを育てています。

 

子どもたちにとって、読書は、自分で考えて判断する力を養う大きな機会ですね。しかし、「読書をしよう!」と大人が叫んだところで、今のスマホ時代では、現実的には難しいかもしれません。

 

ますます、学校での授業の在り方や親の子どもへのアプローチが重要になってきます。これから先も、時代が変わり環境も変わっていきます。しかし、「自分で考えて判断できる」人は、必ずどんな時代になっても生き残っていけます。そんな子どもたちを育てるのが、私たち大人の役割でもありますね。

2020年

1月

23日

子どもの世界にリスペクト

保育園の子どもたちや、卒園児の小学生と話していると「何でこんなことを知っているの?」とか、「まだ〇歳なのに、こんなことができるんだ。凄いなぁ~」と思うことが、しばしばあります。そして、過去の自分と比較して、「俺なんか・・・まだ何もできなかったなぁ~」と思ってしまいます。

 

そんな時は、大人の私ですが、子どもにリスペクトします。保育園で多くの子どもたちと関わっていると、大人だけでなく子どもの世界にリスペクトすることが案外と多いものです。

 

ある保育園の先生の話です。発達障害のある園児が、水道のホースで水を上に飛ばすことが好きで、長い時間、その遊びをしていたそうです。その先生は、「その子は、発達障害だから『こだわり』があるのだ」程度にしか見ていなかったそうです。

 

ある日、その子の横に座って、ホースを上にあげて水を飛ばしている姿を見ていると、上に飛んだ水が太陽の光と重なり、ピカッと光ったのです。それに気付いた先生は、「あ!」とつぶやいた時に、その子が、まるで「お前も分かったのか」という顔で、その先生をじっと見たそうです。

 

これを機に、その園児は、先生を受け入れるようになりました。先生は、その子の世界をリスペクトするようになり、彼がしていること全般の見え方が変わっていったそうです。

 

「この子は凄いなぁ~」というリスペクトもありますが、様々な子どもたちに対して、固定化した見方を一度外して、その子を見ることも、子どもの世界をリスペクトすることであり、新しい世界が必ず見えてくるのです。

 

どうですが・・・あなたが親なら、我が子に対しても同じですね。

2020年

1月

22日

つい言ってしまう「頑張れ!」

ちゃんとカウントしたわけではありませんが、私が保育園の子どもたちに一番多く口にしている言葉は、「頑張れ!」だと思っています。

 

今日も、屋上で、バスケットボールの練習をしている男の子に「頑張れ!」と声をかけ、ファームでラディッシュを収穫した子どもたちには、「よく頑張って取ったな~」と声を掛けました。

 

1日最低でも10回は「頑張れ!」と言っているとしたら、1年間でざっと3000回、保育園ができてからの累計では、2万4千回も「頑張れ!」を繰り返している計算です。

 

ある小学校の教員が、児童との交換日記で、「頑張れと言われても、何をどうするのか分かりません」とのコメントがあったそうです。

 

確かに、「頑張る」は、抽象的な言葉で、具体的ではありませんね。

 

その先生は、「頑張るとは折り返すこと」と決めました。つまり、水泳で100メートル泳ぐことを目標にした時に、100メートルで終わらせずに、「もう一蹴り」をやること。30分勉強しようと決めたら31分やる。テニスで100本のサーブ練習なら101本打つこと。

 

「真の頑張り」とは、「目標を達成した後の自分の前向きな姿勢、折り返す姿勢」としたのです。そして、折り返せた子どもたちに「頑張ったね」と称賛の言葉を掛けたそうです。

 

どうですか・・・「頑張れ!」という言葉に、私は今まで何度も励まされましたが、時には「何を頑張ればいいんだよ!」とプレッシャーになったこともありました。

 

「頑張れ!」は相手を勇気づける素敵な言葉ですが、少しだけ、具体的に考えてみることも必要ですね。

2020年

1月

21日

人間関係の構築の授業

先日、卒園児の小学校3年生が、「人間関係プログラムの授業が、めちゃくちゃ面白いんだ・・・」と言ってました。この「人間関係プログラム」とは、さいたま市の教育委員会が、子どもたちのコミュニケーション能力や自己肯定感アップを目的に考えた授業です。

 

10年以上前ですが、私がPTA活動をしていた頃に、実際に体験をしました。チームになって、○○さんのいいところを些細なことでもいいので、できるだけたくさん見つけて、とことん褒めたたえる・・・といったプログラムが、何種類もあります。

 

小学校3年では、主に道徳の時間で、担任が行っているとのことですが、各学校では、一斉授業方式から「学び合い」のある授業作りを重視しています。

 

「漫才教育」に取り組み、笑いの中から「学び合い」の授業をめざし、全国から注目を集めた田畑校長は、昨年度異動した小学校で、人間関係の構築を重視した取り組みを行っています。

 

田畑校長は、「授業で子ども同士や子どもと教員の人間関係ができれば、皆が学校を好きになり、自己肯定感も高まり、いじめや不登校なども起きにくくなる」と仮説を立てます。

 

具体的には、各教室の机を日常的にコの字型Uの字型にして、話し合うように変えます。「フレームリーディング」という、教科書の作品の文章を1枚の用紙にまとめ、全体のフレーム(枠組み)をつかめるようにする手法や、自分の考え(主張)を、書いてある場所(根拠)や理由など踏まえ、筋道立てて説明できるようにするという「三角ロジック」を活用します。

 

話合いの型については、消去法、対立型などを使い、子どもたちの意欲を引き出すようにしています。もちろん、これを実行するには、教員一人一人の深い理解が必要です。校内の授業研究などで、教員のスキルが磨かれているそうです。

 

田畑校長は、「子どもがいつも笑顔でいられる学校にしたい。自分の思いや考えを表現できる雰囲気や場を築けば、いじめや不登校などの課題を減らしていけるはず・・・人間関係を重視する授業を行うことで、子どもたちのコミュニケーション能力が高まっていく」と語ります。

 

これは、社会人となった大人のコミュニケーションにも当てはまりますね。自分の考えや意見が言えるような、風通しのいい環境を作ることが大切ですね。

2020年

1月

20日

バレンタインを楽しむ

洋菓子業界は、2月14日のバレンタインデーに向けて、特設会場の設営などで、繁忙期に入っていきます。ショッピングセンターなどは、先週までにほとんどの店舗で、バレンタインコーナーが出来上がっています。百貨店は、今週から2月上旬にかけて、特設会場がオープンします。

 

世界には、多くの有名ブランドのチョコレートがありますが、バレンタインデーに合わせて、世界中のチョコレートが日本に集合することになります。

 

今日の寺子屋は、年長がリーダーの4チームを作り、バレンタイン特設コーナーの中で、チームで1つ「買いたい・食べたい」チョコレートを選び、その理由を答えるのがミッションです。

 

その前に、子どもたちに質問です。「バレンタインデーって何?」すると、次々と子どもたちから手があがります。

 

「男の人が、好きな女の子にチョコレートをプレゼントする日だよ・・・」

「違うよ。逆だよ。女の人から男の人にチョコレートをプレゼントする日だよ」

「ちょっと待って。うちのお姉ちゃんは、女の子同士で、チョコレートとかお菓子をプレゼントしているよ」

「なんか、自分でお菓子を作って、プレゼントする人もいるみたいだよ」

 

こんな感じで、意外にも、子どもたちは、バレンタイン商戦でのお客様の「需要」を理解しているようです。園長からは、「最近はね。頑張った自分にご褒美ということで、自分で自分が食べたいチョコレートを買う女の人が増えているみたいだよ・・・」

 

「えェ~何で、自分で買うの?」

「みんなだって、運動会やクリスマス発表会で頑張ったら、自分にご褒美をしたくなるでしょ・・・みんな、チョコレート大好きだからね」と、チョコレートの話はつきませんね。(笑)

 

さて、Aチームは、ショーケースに陳列されていた、花をモチーフにしたチョコレートを選びました。「お花がきれいで、素敵なチョコレートだから・・・」だそうです。

 

Bチームは、袋に色々なチョコがアソートメントされたチョコレートを選びました。「たくさん入って、色々食べられるから・・・」と現実的です。

 

Cチームは、アナと雪の女王のチョコレートを選びました。理由は、アナ雪が好きだからではなく、「中に入っているクランチチョコレートが大好きだから・・・」です。クランチチョコレートという呼び方を知っているのは、凄いですね。

 

Dチームは、アポロチョコのビッグサイズです。「形が三角で面白くて、イチゴ味がおいしそうだから・・・」です。アポロチョコは、ロングセラー商品ですね。

 

今回の目的は、リーダーが中心となって、チームで話し合うこと・・・そして、せっかくなので、バレンタインデーで、チョコレートを選ぶ楽しみを感じてもらうことです。

 

子どもたちが、やがて大人になり、「プレゼントを楽しむ生活・・・」相手の顔を思い浮かべて、自分の個性も主張させたプレゼントを考えるようになってもらいたいですね。メッセージカードを添えるのも、演出としては、最高です。

2020年

1月

19日

世界の子どもたちの苦悩

ユニセフから2019年の活動報告が届きました。昨今、日本でも「子どもの貧困の格差」が大きな社会問題となっており、一部の人から「ユニセフの世界の子どもたちに対する活動は理解できるけど、まずは、日本国内の問題解決が先でしょう・・・」という声もあがります。

 

ボランティア、支援活動についての考え方は、それぞれあるでしょうが、世界の子どもたちの間で起きている惨状は、生きるか死ぬかの問題で、間違いなく、日本では考えられないことが起きていることだけは事実です。

 

保育園の子どもたちの中で、過去に肺炎で入院した園児が何人かいます。しかし、日本の医療環境の中で、命を落とすことはまずありません。しかしながら、世界では約39秒にひとり、80万人以上の5歳未満の子どもたちが、肺炎で命を落としています。

 

日本人が、長寿国になった理由の一つは、医療技術の進歩により生後1か月以内での死亡が劇的に少なくなったことがあげられます。しかし、世界では約15万3000人が生後1か月以内に肺炎で亡くなっています。

 

ユニセフの活動報告を読んでいると、とても心が痛みます。

 

中東のイエメンの人々は、紛争の影響で、安全できれいな水を手に入れるために、子どもや女性が給水地までの長い道のりを歩き、給水トラックを待たねばなりませんでした。しかし、喉がかわいた子どもたちは、汚染された水を飲んで、下痢で命を落とすこともあったのです。水を当たり前に使うことができる日本では考えられないことですね。

 

アフガニスタンでは、紛争や干ばつで、故郷を追われ難民キャンプでクラス10歳の女の子は、5歳の時に30歳も年上の男性と婚約させられました。「食べ物に困るほどお金がなくて・・・娘を婚約させるしかありませんでした」と母親は言います。婚約した女の子が外出することは恥という文化があるそうで、世界には、まだこんな国があるのかと考えさせられます。

 

アフリカのチャドという国は、18歳を前に結婚する女の子が多く、若くして妻・母としての責任を負うことになります。そこには、「女子教育」という概念がほとんどありません。貧困、早婚、厳格な男女の役割分担、偏見といった、様々な原因で、女子教育が阻まれています。「女子教育の促進には男の子も巻き込むべきだと思う。学校に通う女の子に、何のために女子に学ばせるんだよって言う男の子もいるのよ」と、数少ない学校に通う中学生の女の子が言います。

 

まだまだ、多くの報告事例が有りますが、ユニセフだけでなく、様々な支援団体の力で、これらの改善が進められています。

 

保育園の役割の一つは、子どもたちに、世界で起きている同じ子どもたちの現実を伝える事でもあります。戦争や紛争に直面したことがない子どもたちに、平和な日本を継続してもらわねばなりません。

2020年

1月

18日

教員の初任者の年齢

今日は、さいたま市でも午前中は雪が降りました。積もるほどの雪ではなかったのですが、雪を見ると子どもたちのエネルギーが、なぜか数倍になります。雪が降っているにもかかわらず、バスケットボールやローラースケートに夢中になる子どもたちです。寒いよりも「楽しい!」が優先されるようです。

 

昼は、卒園児の小学生と年長園児を連れて、埼玉県立歴史と民族の博物館へ行ってきました。大宮の氷川神社の近くにあります。縄文時代から現代までをその時代の生活をたどっていくような展示になっているのですが、意外にも子どもたちは、真剣に見入っています。

 

「昔の人は・・・」動物や魚など狩りをして、食べ物を集めた。「昔の人は・・・」ハニワを作ったんだ。などなど、子どもたちの口調が「昔の人は・・・」で始まるので、笑えます。白黒テレビや電卓やパソコンの初代モデルを見ては、大盛り上がりです。

 

さて、令和元年度の教員試験では、全国31の県や市が、年齢制限なしで応募者を募ったそうです。日本の場合、年齢制限があったこともありますが、教員初任者の年齢構成は、20代が9割近くを占めているそうです。

 

これは、他の国では考えられないことで、イタリアでは、3割の初任者が40歳以上だそうです。日本とは対極にあります。つまり、最初は教員以外の仕事に就きながらも、「やはり教員になりたい!」という思いで、40歳を過ぎてでも教員の道を選ぶ人が多いということです。教員以外の社会経験があるというのは、子どもたちにとっても、大きな魅力でもありますね。

 

ここ数年、日本においての教員採用試験の競争率は、低下の一途で2倍を切る自治体も出てきたそうです。こんな中で、年齢制限なしでの応募者を募る自治体が増えていることは、優秀で、やる気に満ちた人材が増えることは間違いありませんね。

 

人生は、何歳になってもやり直しがききます。それを子どもたちに教えるには、教員として自分の人生をやり直した人の方が、心に響くに違いありませんね。

2020年

1月

17日

25年目の午前5時46分

今年の3月に、保育園を卒園する年長園児7名の保護者から、大きくて素敵なプレゼントをいただきました。バスケットのゴールスタンドです。卒園式はまだ先ですが、せっかくですので、年長園児も一緒にバスケットボールを楽しむことにしました。

 

さっそく、子どもたちと一緒に組み立てて、本格的なゴールスタンドが完成しました。屋上に設置します。ベーススタンドに水を入れると、ずっしりと安定します。お昼の時間に、年長園児は、フリースローの練習をしました。

 

子どもたちは、ゴールした数をカウントしながらプレーを楽しんでいました。屋上遊びに、新たにバスケットボールが仲間入りです。冬の屋上遊びでも、しっかりと汗をかいてもらいます。(笑)

 

さて、今日は、6434人の死者を出した阪神淡路大震災が発生して、25年目の朝を迎えました。午前5時46分、まだ暗い朝ですが、今年も追悼式を行っているテレビ画面に向かって手を合わせます。

 

私が勤めていた民間企業は、神戸に本社がありましたので、この日のことは、鮮明に覚えています。私は、1月17日は、大宮そごうのバレンタイン特設会場でチョコレートケースのディスプレーをしていたのですが、朝からのニュースで、関西が大変なことになっていたので、仕事どころではありませんでした。

 

本社とも連絡が取れず・・・神戸や大阪の仲間たちの顔が浮かびます。後に、生々しい体験談を聞く事になりました。本社も倒壊しました。

 

「こんな時に、バレンタインなんかやってる場合じゃないだろう!」という世論が日本中広まったのですが、神戸は洋菓子発祥の地ですので、被災した多くの洋菓子メーカーを救おう!と世論の風向きが変わり、「バレンタインで、神戸のメーカーのチョコレートを買おう!」となり、お客様や百貨店などの得意先の善意に助けられました。

 

しかし、阪神淡路大震災は、会社にとって大きなダメージとなりました。そして、それを乗り越えて、私も無我夢中で仕事に取り組んだ記憶があります。

 

今年は25年という節目となり、震災後に生まれた若者も追悼式に多く参加されたようですね。大震災を体験された人々も「悲惨さを乗り越え、今ではこの震災での教訓を前向きにとらえている」と答える人が、6割にもなっているとも報道されています。

 

私たち人間は、過去から学び、未来をつくっていかねばなりません。そのためにも、1・17阪神淡路大震災を語り続けなければならないのです。

2020年

1月

16日

人類の壁

今日は天気となったので、30メートル走をやりたい園児が集まります。4人の園児が、自己記録を更新しました。まずは、今までの自分を超えることが大切ですね。

 

さて、短距離の世界の花形は、100メートル走です。1960年に西ドイツのアルミン・ハリー選手が10秒0を記録してから、この記録が破られるまでに、8年という長いの時間がかかりました。100メートル10秒の壁をいつしか「人類の壁」と呼ぶようになったのです。

 

1968年にアメリカのジム・ハインズ選手が9秒95の記録を出すのですが、この当時は、手動のストップウオッチを使用していました。また、高地記録として扱われました。

 

その後、平地で記録公認の条件とされた電動時計で「人類の壁」が破られるまでは、さらに時間がかかりました。

 

1983年にあの有名なカール・ルイスが、9秒97を叩き出します。これを機に、1980年代には、多くの9秒台のアスリートが登場しました。現在の世界記録は、2009年にジャマイカのウサイン・ボルト選手が出した9秒58です。

 

日本人にとっての、100メートル9秒台の壁は、カール・ルイス選手から遅れること34年後の2017年に桐生選手が9秒98を記録し、その後立て続けに、サニブラウン選手、小池選手と9秒台が続きました。

 

また、競泳の世界でも、自由形50秒という記録は、1976年にアメリカのジム・モンゴメリー選手が49秒99を記録するまで、長い間「人類の壁」となっていました。その後、何人もの選手が50秒を切る記録を出しています。現在の世界記録は47秒05です。

 

長い間100メートル10秒・競泳100メートル50秒という「人類の壁」が破られなかった理由は、何だったのでしょうか。

 

それは、人間自らがこの記録を「人類の壁」と呼んでしまったからかもしれませんね。

 

私たち人間は、時に「自分には無理」と自分の「壁」を作ってしまう事があります。アスリートにとっても、記録に挑戦するものの、「人類の壁」の意識が潜在的にあったかもしれませんね。

 

私たち大人は、すぐに「壁」を作って諦めてしまいますが(笑)・・・子どもたちには、限りない可能性が広がっています。私たち大人が、子どもの壁を作ってはいけませんね。「あきらめないでがんばれば、きっとできるぞ!」と言い続けることです。

2020年

1月

15日

わたし・・この家事やめました

今日は、屋上ファームの「ラディッシュ」こと赤カブを収穫しました。12月に、種まきをして、間引きもしないでほったらかしにしていたのですが、お店で売っているサイズよりもはるかに小玉のラディッシュが採れました。

 

ラディッシュの隣には、チンゲン菜を植えていたのですが、見事に、葉っぱを鳥に食べられてしまいました。ラディッシュは、大根の仲間ですので、葉っぱの癖のある味を鳥も好んでは食べないようです。

 

子どもたちは、「さくらんぼうのようにカワイイ!」なんて言いながら、楽しんでいました。今日のお土産ですが、ラディッシュを子どもたちがパクパク食べるかどうか・・・明日の連絡ノートのコメントが楽しみです。

 

さて、今日は、子どもを持ったママたちの「わたし・・この家事やめました」特集です。

 

「洗濯物をたたむことをやめました。下着や肌着は見えないので、シワになっていても、ばさっとしまっています」

 

「家じゅうのマット類をやめました。なくても生活に支障はなく、洗う手間も省けます」

 

「お皿をたくさん使うことをやめました。ワンプレートで出すようになってからは、子どもたちは、お子様ランチのようと大喜びです」

 

「子どものおもちゃを片付けるのをやめました。子どもは、自分の物に対する責任感が出てきて、整理整頓もできるようになりました」

 

「きちっと、をやめました。できていないとストレスになっていることに気づき、あまり気にすることはやめて、子どもとゆっくり過ごすことにしました」

 

「家事について、こうしないといけないという考えを捨てました。思い込みが自分を追い詰めてしまっていたので、家電を利用したり、夫にもお願いして柔軟に家事と向き合うようになりました」

 

どうですか・・・物理的な「時間短縮」だけでなく、「心のゆとり」も大切ですね。「家事が大変!」というあなた・・・ご参考までに。

2020年

1月

14日

「自己肯定感」にプレッシャー?

今日は、寺子屋園児全員の30メートル走のタイムを測定しました。何と、年長園児6名を差し置いて、ナンバーワンタイムは、年中の男の子です。

 

年長園児は、お昼寝タイムがなくなったので、勉強タイムとなるのですが、勉強どころではありません。「いいか、寺子屋1番が6人もいて、一人も○○君に勝てないとは!○○君のタイムを抜くまで、屋上で特訓だ!」と鬼の特訓です。(笑)

 

5回目くらいまでに、3人の年長園児が、年中男子の記録を抜くことができて、面目がたったわけですが、年長園児の中で、タイムが一番遅い男の子は、「勝てるわけないでしょ・・・」と早々にリタイアです。(笑)

 

しかし、夕方の自由時間に、彼は、ブロックとドラえもんのぬいぐるみを組み合わせて、見事なタイムマシーンを完成させました。小学生顔負けのレベルです。このように、スポーツや芸術の分野で、優れた結果があれば、その子には「すごいね~」と褒めることができ、自己肯定感もアップするのでしょうが、全ての子どもが、そうはいきません。

 

最近では、子どもの自己肯定感をアップさせるために、「子どもをほめなくちゃ!」ということが、プレッシャーになっているママが多いそうです。

 

そもそも自己肯定感=「自分は優れていると感じる」ことではなく、「自分は自分でいい」と思えることなのです。「○○君はかけっこが速くて、勝てないけど、自分は、絵を描くことが好きで楽しいんだ!」と思えることです。

 

よく、子育てマニュアルには、我が子の自己肯定感をアップさせるには、「子どもを認めることだ」と書かれています。しかし、認めるとは、具体的にどうすればいいのかが、なかなかわからないですね。

 

簡単な言葉ですが、子どもが遊びに夢中になっている時に、「○○ちゃんは、これが好きなんだね」と言うこと・・・これが「認める」ことです。

 

どうですか・・・「我が子に自己肯定感を持たせなければ・・・」のプレッシャーから開放されましたか。子どもが、ありのままの今の自分を「これでいいんだ」と肯定できるようにするには、褒めることも、難しい話をする必要などなく、「へぇ~」でいいのです。

2020年

1月

13日

雪がない!?おやじ旅

今日は、成人式ですね。我が家の次女もさいたまスーパーアリーナへ・・・振袖を着て参加しました。これで、3人の子どもたちは、無事に成人式を済ませました。次女の就職までは2年あるので、まだまだ親としては、完全親離れとはいかないようです。

 

さて、次女の成人式にもかかわらず、今年も「新年呑み鉄・・・おやじ旅」に、昨日今日と行ってきました。

 

初日は、只見川を眺めながら、新潟県の小出(こいで)から福島県の会津若松までを走る只見線で雪見酒・・・しかし、雪がありません。只見線は、東日本大震災があった2011年7月の水害で、数か所の鉄橋が流されてしまいました。

 

只見から会津川口まで、バスの代行運転なのですが、バスの運転手は「只見は豪雪地帯です。今年のように雪がないのは、生まれて初めてです」と話します。この冬だけの珍事であればいいのですが、温暖化問題とか色々と考えてしまいますね。スキー場も雪がないので、大打撃です。

 

この只見線も、来年の2021年度中には、全線開通する予定です。ただし、昭和53年に製造され、40年以上活躍した、ディ―ゼルカーも新型車両に世代交代します。高校時代に今日のおやじ6人は、この只見線で旅をしたのですが、その時の車両に今日も乗っていることに、じみじみと「うれしさ」をかみしめながら、酒をのみます。

 

同じように、東日本大震災で、東京電力福島第一原発の事故で、不通になっていた常磐線が、3月14日のダイヤ改正で全線開通となります。9年という長い時間がかかりましたが、こうして、元に戻っていくことは、元気につながりますね。

 

会津柳津(やないず)の温泉宿で、たぶん昨年も話したであろう、高校時代の昔話と、○○先生は、もう死んじゃったなぁ~という不謹慎な話まで、酔いに任せて、あまり身になる話ではありませんが(笑)・・・大事な時間を過ごしました。

 

今日は、会津若松から新潟へ抜ける、磐越西線を阿賀野川の流れを見ながら、呑み鉄です。俳優の六角精児さんが、テレビ番組でワンカップを片手に気持ちよく酔う気持ちが、私にはよくわかります。

 

ここでは、御朱印帳歴30年のおやじの、うんちくに耳を傾けます。ここ数年、御朱印ブームとなっていますが、このおやじは、30年以上前から御朱印の魅力にはまっています。神社とお寺の御朱印帳の違いや、私が知らなかった曰く因縁に、私もテーマを決めて、ブームに乗るのではなく、御朱印をもらいたくなりました。

 

ということで、雪景色がない旅となったのですが、仲間たちとの時間で、たっぷり充電しました。保育園の子どもたちを投げ飛ばすパワーが、湧いてきました。(笑)

2020年

1月

12日

三歳児神話

最近では、あまり聞かれなくなった言葉に「三歳児神話」があります。つまり、「3歳までは母の手で育てるのが子どものためになる」という考えです。

 

今から50年くらい前、日本では、まだ保育所に子どもを預けて母親が働くことが少なかった時代の話をある記事で読みました。

 

「子どもを保育所に預けることは、肩身が狭い思いをするというか、私を批判的に見る人が多くいました。悲しいですが、『鬼のような母親』と言われたり、『こんなにかわいい子がよそに預けられているのね~』『保育所から連れ帰ると保育所の匂いがするわ』『大学出の母親は非常識ね!』などと言われました。三歳児神話が、女性たちに大きな影響を与えていることを実感しています」といった内容です。

 

この家庭第一主義の考えがどこから来ているかを調べると、イギリスの医学者「ジョン・ボウルビィ」の「母性的養育の剥奪」を理論化したものだといいます。

 

つまり、「母性が親密であれば、子どもは幸福感に満たされるのであり、それが欠けてはならない。母親のアタッチメントが子どもの自立のためにすごく大切なものだ」という考えです。

 

今の常識で言えば、保育園に預ける母親は、24時間我が子と離れているわけではありません。1日の半分以上は、寝食を共にしています。また、子どもの自立には、家庭環境もありますが、3歳児未満でも保育園での集団生活が、大きく影響していることなど、当たり前の考えですね。

 

そして、何より「母性」という言葉が、私に言わせれば、「死語」にしたい言葉です。子育ては、母親だけがするものではなく、父親も同じ役割ですし、保育園や地域で行われる時代になりました。母親だけのものではありませんね。

 

保育士の国家試験では、「愛着形成」など医学的実験を踏まえた理論が出題されるので、私もかつては勉強しましたが、実際に保育園での3歳児未満児を見ていると、この子たちがやがて大人になり社会に出ることを考えると、保育園での集団生活で学ぶコミュニケーション能力が成長に欠かせないと実感します。

 

三歳児神話については、様々な考えがあるでしょうが、保育現場のおやじ園長に言わせれば、早く消えてもらいたい言葉ですね。

2020年

1月

11日

高校生のアルバイト

今日は、屋上でストップウォッチでタイムを計測して30メートル走を行いました。土曜日なので、登園した小学生は、体育の授業などで、ストップウオッチを見たことがあったようでしたが、まだ、実際のタイムを計るの初めてです。寺子屋園児は、ストップウオッチを使うという状況に、大興奮です。

 

今までは、「○○ちゃんや○○くんは足が速い」という感覚だけは、子どもたちの共通認識にあったのですが、これで、タイムが明確になり、数字上では、きちんと順位がつくことになります。

 

もちろん、今回のねらいは、自分の記録を練習することで塗りかえることです。自己新記録を更新していくことが目的です。大人の世界でもそうですが、数字などの具体的な目標があった方が、頑張れることがわかっているので、来週からの屋上遊びに、寺子屋園児は全員挑戦させようと思っています。

 

さて、高校の修学旅行の費用が高騰しているようです。平成28年度の文科省統計では、高校2年修学旅行での保護者の平均支出額は、私立で11.2万円、公立でも8.2万円だそうです。経済的理由で参加できない生徒もいるようです。何だか、忍びないですね。

 

そこで、最近では「社会勉強も兼ねて、修学旅行の費用を自分でアルバイトで稼がせてください」と提案する高校もあるそうです。

 

私の高校時代は、原則「アルバイト禁止」でした。修学旅行の費用とはいえ、アルバイトを奨励するなんて・・・と思ったあなた。諸外国では、高校時代にアルバイトをするのは当たり前だそうです。

 

高校生が定期的にアルバイトをする率は、ノルウェーでは30%にもなるそうです。アメリカでも25%を超えています。イギリスやスウェーデンでは、家庭環境に関係なくアルバイトの実施率が高く、ノルウェーでは、富裕層の高校生の方がアルバイトをしています。これは、アルバイトが自立への道程と考えられているからです。

 

日本の場合は、10%程度だそうです。当たり前ですが、社会人として企業などの組織に勤める前に、アルバイトを経験することが大切であることは言うまでもなく、私も、就職前の学生時代には、それなりにアルバイトを経験しました。

 

自分の趣味に使う金を稼ぐだけでなく、社会勉強という意識もありましたね。個人的には、高校からアルバイトを経験することは大賛成であり、若い時から実社会との接点を増やすことは大切なことです。日本の10%は低すぎますね。

2020年

1月

10日

SDGsの企業訪問活動

今日は、新年最初の体操教室です。年末年始とお休みが続いたので、3週間ぶりとなりました。まずは、無理をせず、サーキットトレーニングは基本動作を行います。子どもたちが得意なブリッジは、美しく、力強く、見事なアーチを描いていました。今年も、楽しい体操の時間になりそうです。

 

さて、最近はよく、SDGs(エスディージーズ~持続可能な開発目標~)という言葉を耳にすることが多くなってきましたね。もちろん、環境問題や個々の違いを受け入れる発想など、国として、つまり「日本」としてどう取り組むべきかを問われる内容ですが、当然、企業についても、SDGsを意識した取り組みが始まっているようです。

 

埼玉県立春日部女子高校は、2年生のテーマをSDGsとし、夏休みの間に生徒は10人~16人ずつに分かれ、行政機関やプロスポーツチーム、芸能関係、その他24団体の連携先の中から1ヶ所を訪問するそうです。聞き取り調査をしたり、生徒から提案をするグループもあったようです。

 

食品メーカーを訪問したグループは、製造の過程で出るごみの量を減らすアイデアを提案したり、旅行会社を訪問したグループは、市内の観光情報をSNSで発信することを提案したそうです。

 

高校生の提案が、どこまで現実的に活かされるかは別にして、こうして、学校外のさまざまな人材と交流することが、生徒たちの成長につながっていきます。

 

「情報を集め、組み立てて、発表する」力を育て、答えのない問いに向き合う態度を育てることを目的に行っているそうです。

 

社会に出る前に、子どもたちはこのような取組みで、視野を広げ、社会で通用する力を身につけてもらいたいですね。

2020年

1月

09日

「公共」じぃじ、ばぁば 大活躍

今日は、屋上でいも煮会を行いました。冬の青空は、富士山もバッチリで最高の景色です。風が強かったのですが、子どもたちは、みんなで食べる給食に大喜びです。

 

屋上ファームで昨年収穫した、じゃがいもと大根(もちろん葉っぱも)をメインに、煮込みうどんにして、おいしくいただきました。自分たちで、種まきから収穫まで行った野菜を、屋上で料理をしてみんなで食べるという体験では、子どもたちのおかわりラッシュとなりました。大根を包丁で切る経験も、寺子屋園児は経験します。これぞ!食育です。

 

さて、最近は、高齢者が子育てを支える取り組みが各地に広がっています。

 

千葉県柏市には「地縁のたまご」という高齢者グループが、地域の幼稚園や小学生に習字を教えます。「たまご」とは「他人の孫」のことだそうです。なかなか粋な名前ですね。代表は、「遠くの孫より近くの『他孫(たまご)』・・・高齢者には生きがいが、子どもたちには社会性が育まれる」といいます。

 

横浜市のNPO法人「親がめ」は、自治会館や公園などで、「親子のたまり場」を開催します。そこで活躍する「かめっ子おばあちゃん」は、ある女の子の言葉が忘れられないそうです。自分のことを『3人目のばぁばと呼んでいい?』と言われたそうです。その言葉を胸に、これからも子育てを支えていくそうです。

 

どうですか・・・私のような50代のおやじ世代でも、すでに子どもの頃は核家族化が進み、近所のおせっかいなおじさんおばさんに、「よのなか」のことを学ぶイことがが少なくなってきた世代です。

 

今のシニアは、映画「3丁目の夕日」のように、隣近所で助け合った最後の世代とも言われています。自分の経験を次代に残そうという気持ちが働くのかもしれませんね。しかし、この世代の人々は、高度成長期に会社に身を捧げ、日本の発展に尽くした人たちです。退職後は、地域や社会との接点を失い、同時に生きがいも失っている高齢者が多いのが現実です。

 

このように、子どもたちを相手にするシニアは、健康寿命が延び、人生を楽しく送っています。こんな「公共じいちゃん」「公共ばあちゃん」が増える日本になってもらいたいですね。

2020年

1月

08日

健康目標

今日は雨降りとなってしまったので、教室内で大ゲーム大会です。子どもたちは、屋上遊びが大好きですが、たまに行うゲーム大会も楽しみの一つとなっています。

 

雑巾がけレースなどで盛り上がり、最後はイス取りゲームを行いました。昨年度までは、年長女子ライバル二人が必ず決勝まで残りどちらが勝っても、悔し涙の重い戦いが続いていたのですが、今年度は優勝のチャンスは誰にでもあります。今日は年長園児ではなく、年中男子と年少女子の決勝となりました。負けた女子に涙はなく、ほっとしました。(笑)

 

さて、新年になると、私たちは様々な目標をたてるものですが、今日は「健康目標」を漢字1文字で表すと・・・を楽しんでください。ある情報誌に掲載されていた内容です。

 

「支」・・・健康は、食・家族・医療に支えられ、自分で自分を支えて成り立つものだ。

「律」・・・もっと食べたい!もっと飲みたい!という自分を律してがんばりたい。

「動」・・・心身ともに動かすことが健康の基本。今年も日々動いて健康でいたい。

「静」・・・心を静かに過ごすことで、血圧を平常に保ち健康でいたい。

「食」・・・好き嫌いなくバランスよく食べ、運動し、しっかり睡眠をとる。

「続」・・・正しい生活習慣を続けることで健康への近道にしたい。

「愛」・・・夫婦二人で、いつまでも愛を持ってお互いの健康を考えたい。

「噛」・・・ものをよく噛んで食べるのはもちろん、色々な活動にも1枚噛んで頑張る。

「歩」・・・今年は、1日8000歩を目標にする。健康には足腰が一番大切だ。

 

どうですか・・・ただ健康について目標をたてても、具体的にやらないと続きませんね。そして、ユーモアが必要です。この漢字1文字の中で、自分ができることから始めるのもいいかもしれませんね。

2020年

1月

07日

小中一貫教育

明日から、小学校が始まりますね。ホワイトきゃんばすでは、今日まで、小学校3年から1年までの卒園児が登園したので、0歳児から小学校3年生まで、9学年の学び合いとなりました。

 

小学生が、屋上遊びで、ローラースケートをスイスイ走らせる姿に影響を受けて、年長園児が、なんとか追いつこうと、短時間で上手になっています。生活習慣やお手伝い、片付けの段取り一つとっても、在園児は学ぶところがたくさんありました。

 

もともと異年齢保育でのタテの関係をベースに、子どもたちが育っているホワイトきゃんばすですが、さらに、タテの関係の幅が広がり、充実した2日間となりました。

 

さて、公立学校で、全国初の施設一体型の小中一貫校として開校した、東京都品川区立日野学園は、義務教育9年間を1年生から9年生として、教育活動の充実に取り組んでいます。

 

もともと、品川区は、今から20年以上も前に、区内の小学校の校区制度を廃止し、どの小学校でもチョイスできる仕組みを作りました。また、小中一貫校である義務教育学校を増やしながら、9年間を一貫するという考えで、教育改革を進めてきた自治体でもあります。

 

そして、日野学園が、特に力を入れて取り組んでいるのが、「交流活動・自治的活動」の強化です。つまり、上級生のリーダーシップや子どもたちのコミュニケーション能力アップを目的に置いています。

 

具体的には、「1年生と9年生(中3)」「3年生と8年生(中2)」「4年生と7年生(中1)」などの兄弟学年を設定し、学習成果発表会や文化祭の発表を協同で行ったり、ランチルームで一緒に給食を食べたりするなどして、タテの関係を築いているそうです。

 

保育園で、異年齢での取組み成果を実感している私としては、この話を聞いただけでも、有意義な活動だと思います。「下級生は上級生に学び、上級生も下級生から学ぶ」が容易に想像できます。

 

子どもたちが、社会に出れば、上司や先輩から多くを学びますが、同時に、ベテラン社員も若手から大きな刺激を受けて、また成長するものですね。今後、日本の義務教育は、必然的に小中一貫校が増えていくことになると思っています。

2020年

1月

06日

令和2年保育スタート

いよいよ今日から令和2年の保育がスタートしました。長い間お休みだったので、小さい園児は「泣き虫モード」と思いきや、みな元気に登園です。

 

今日は、子どもたちのお正月の話をじっくりと聞きます。映画を見た・・・演劇を見た・・・○○へ行った・・・などなど、子どもたちは熱く語っていました。この冬は暖冬ということもあり、雪国のおじいちゃんおばあちゃんのおうちで、雪遊びがあまりできなかったようです。

 

さて、年長園児7名は、今日からお昼寝なしの生活となります。4月からの小学校入学に向けての生活習慣を少しずつ始めていきます。小学校では、お昼寝はありませんね。

 

小学校は、明後日からスタートするので、今日明日は、卒園児が登園します。今日も6人の小学生がやってきました。

 

お昼の時間は、年長園児は、お勉強タイムとなります。今日は、小学生から、小学校での話をたくさんしてもらいました。

 

まずは、給食のこと・・・好きな献立の話や、アイスクリームが出た!冷凍みかんが大好き!やっぱり揚げパンがおいしいよ!うどんがいいなぁ~!と、小学生の話が止まりません。年長園児は、小学校での給食を想像ます。

 

次に、「掃除はどうやってするの?」という質問に、小学生は、細かい内容まで話してくれます。4人の班で行うことや、ほうきとぞうきんの使い方や、給食が終わった後に、毎日掃除をし、大掃除の日もあることなどが分かりました。年長園児は、「掃除はあまりしたくないなぁ~」という顔をしています。(笑)

 

そして、勉強の話です。国語・算数・体育・音楽・図工・道徳・英語など・・・何が好きで得意な科目かを小学生の解説が始まります。

 

ここまでで、約15分が経過・・・年長園児全員が、体を動かし、集中力が切れています。小学生の1科目の時間は45分です。今日の様子では、45分集中するのは難しいようです。さぁ~あと3カ月・・・しっかりと練習ですね。

 

年長園児は、お昼寝がなくなることを楽しみにしていましたが、お昼の勉強タイムが楽しく過ごせるように・・・取り組んでいくことにします。

2020年

1月

05日

2020年を予測する④

ラグビーワールドカップの日本代表選手の中で、日本人の両親を持ち、日本で生まれた選手は、実はそんなに多くありません。しかし、私たちは、そこに「ワンチーム」を感じました。そして、近年のスポーツ界は、国際結婚で生まれた2世の台頭が著しいですね。

 

そして、東京オリンピックを機に、多くの外国人が日本にやってきます。「これからの時代は、多様性を受け入れ、一人一人が違うことを理解しなければならない」と、大人の私たちは、よく言います。しかし、多様性をどうやって子どもたちに教えていけばいいでしょうか。

 

外国人というくくりだけではありません。東京オリンピックでは、女性アスリートの進出もめざましいものがあります。1964年の最初の東京五輪では、全選手の中で、女性は13%しかありませんでした。2020年東京オリンピックでは、5割近くになると見込まれています。つまり、男女の参加選手の数は、同じになったのです。

 

また、10代の頃からハードル選手としてトップにいた、日本女子の寺田明日香選手は、引退後、結婚、出産を経て、7人制のラグビーで日本代表を目指します。しかし、ケガで伸び悩み、再び昨シーズントラックに戻ります。そして、19年ぶりに日本記録を塗り替えます。母として、30歳で東京オリンピックに出場します。

 

男子も、39歳の高飛び込みの寺内選手が、通算6度目のオリンピック出場が内定しています。一度、引退したものの「まだメダルを取っていない!」という気持ちが、現役復帰となったのです。

 

昭和世代の私は、子どもの頃から、「みんな一緒でみんないい」を教えられてきました。人と違うことは、悪という風潮もありました。その反動もあって、ようやく大人になって、「人と同じことをするんじゃないよ!」と、保育園の子どもたちへは、ゲキを飛ばしています。(笑)

 

東京オリンピックは、まさに、子どもたちに「多様性ジャパン」を教える大きな機会になるような気がします。

 

未来を担う子どもたちが、本当の意味での「多様性」を受け入れて、考え方も生き方も、違う人同士を結び付ける力を持ってもらいたいですね。2020年は、「多様性」元年となるのかもしれません。

2020年

1月

04日

2020年を予測する③

いよいよ今年は東京オリンピックが開催されます。東京でオリンピックが開催されることが日本のアスリートたちの力を大きく伸ばしていることは間違いありません。アスリート個人のモチベーションがあがっているだけでなく、各団体が着々と強化プランを実行しています。

 

オリンピック種目ではありませんが、15人制のラグビーが日本中を盛り上げ、次はオリンピックで感動を・・・という流れになってきました。

 

4年前のリオデジャネイロオリンピックでは、日本は41個のメダルを獲得しました。「東京オリンピックでは、各競技のメダル獲得を最低限の目標に掲げたい。今季は41個だったが、当然、倍以上にしなければならない」と、当時の橋本聖子選手団団長は、帰国後の会見で、こう話しました。

 

では、東京オリンピックで、メダルが何個になるのか?・・・という話は、専門家にお任せするとします。そもそも「メダルは何個」というノルマではないですね。

 

今日は、東京オリンピックが終わって、どんなレガシー(世代をつなぐ遺産)が残せるのかを考えてみます。当然、オリンピック開催にあたって、莫大な予算が投入されてインフラ整備が進みました。多くの競技場などが有効活用されるでしょうが、ここではハコモノ以外のレガシーを考えてみます。

 

まだ記憶に新しい、1998年の長野オリンピックでの最大のレガシーは、ボランティア組織と言われています。今でこそ、各地のマラソン大会や今回の東京オリンピックでも、ボランティア組織が当たり前になっています。その原点が、長野オリンピックが残したレガシーなのです。

 

日本が抱える高齢者問題・・・今は年齢構成を変えるようなサプライズは期待できません。今後も高齢化は避けられません。しかし、元気な高齢者が増える世の中には変えることができるような気がします。私のようなおやじ世代が、70歳80歳になっても、元気で人生を楽しむような日本を想像してみると・・・

 

その転機が、2020東京オリンピックです。オリンピックを通じて、スポーツを「観戦」する喜びをさらに得た日本人は、今度は、自ら体を動かす喜びへと進化します。もちろん、アスリートを目指すのではなく、適度にスポーツを楽しむことが、当たり前のライフスタイルになっていくのです。

 

そして、おじいちゃんおばあちゃんになっても、元気に働き、人生を楽しむという国になっていけばうれしいですね。東京オリンピックが残したレガシーは、「スポーツをしながら人生を楽しむライフスタイル」になると思っています。

 

どうですか・・・少し抽象的ですが、的を射ていると私は勝手に思っています。(笑)

2020年

1月

03日

2020年を予測する②

昨日は、仙台初売りに行ってきました。もちろん、福袋を買いまくるのが目的ではなく、全国でも有名な初売りの様子を体験したいからです。七夕祭りが盛大に行われる商店街を中心に多くの人で賑わっていました。

 

仙台初売りには、イメージキャラクターがいます。かわいいゆるキャラではありません。「仙臺四郎(せんだいしろう)」というおやじです。明治時代の実在の人物で、四郎が買い物に来たお店は必ず繁盛するという言い伝えとなり、商売繁盛の神として大切にされたそうです。商店街のあちらこちらに、四郎のイラストが笑っています。

 

日本全国で初売りが行われていますが、仙台の初売りは、まさに伝統行事のような感じですね。

 

さて、2020年を予測する・・・昨日は、「どんな仕事」ではなく、「どんなスキル」が生き残れるかという話をしましたが、では、どんなスキルが必要になるのか。

 

「心理学」「社会的洞察力」「社会学・人類学」・・・専門家は、これらの能力をあげますが、ちょっと難しいですね。これを簡単に言うと、「人間理解のスキル」と考えることができます。

 

マシンでいれた均一でおいしいコーヒーではなく、ヒゲのバリスタがいれたコーヒーを飲みたいのは、バリスタが他人に共感し、互いに影響を及ぼし合うという作業をしているからです。社会が豊かになるほど、自分向けに最適化されたサービスや人との触れ合いにお金をかけようとする人が増えていくことは間違いないでしょうね。

 

AIは、膨大な情報処理は得意だけどアイデアを出すのは苦手と言われますが、ユニークなアイデアを出すことには、むしろ長けているそうです。現に2016年には、AIが脚本を書いた「サンスプリング」という映画も登場しています。ただし、それが人の心を打つかどうかといえば、それは別問題です。

 

人間にとって、価値のあるものが何なのかを判断するのは、人間ならではのスキルと言えます。ユニークかつ価値あるアイデアまで、深く考えることができるのが人ですね。

 

お正月は、スペシャルドラマがたくさん登場しますが、私が好きな「義母と娘のブルース」で、義母役の綾瀬はるかさんの営業スキルは、まさに人でないとできませんね。

 

データに基づいた完璧な提案はAIの得意とするところですが、「交渉する」「説得する」「助言をする」といった高度に社会的な作業は、人にしかできません。交渉相手の社長の創業時の想いや、「人は石垣・人は城」と決して譲れない核を見事についた、綾瀬はるかさんの提案は、人でしかできない業ですね。

 

コミュニケーション能力が高い・・・とは少し違うかもしれません。人と人を結びつけるには、「共感する」「同情する」「理解する」といった、その人なりのスキルが必要になっていくのでしょう。

 

これからの子どもたちには、「大きくなったらどんな仕事に就きたい?」だけでなく、「その仕事で、あなたのどんな得意なことが活かせるかな?」も質問に加えないといけませんね。

2020年

1月

02日

2020年を予測する①

昨日は、会津三観音の1つ鳥追観音のある如法寺に行ってきました。鳥追観音のある観音堂に隠れ猿三体の彫刻があるのですが、あの日光東照宮の眠り猫の作者「左甚五郎」の作品と言われています。

 

3つの隠れ猿のうち、「手枕で円く眠っている猿」がなかなか見つかりません。お寺の人に聞くのが簡単ですが、やはりここは自分の力で探さねば・・・意地の15分、やっと見つけました。三猿を探し得た者は、幸運が開けるそうです。やった!

 

さて、新年ですので、2020年を予測するという大胆な話題を楽しんでください。今日は、「職種」ではなく「スキル」という内容です。

 

AIの時代となり、ここ10年くらいで、今の仕事の3割以上が、ロボットなどのAIに変わると言われています。しかし、例えば「今後ウエーターやウエートレスの需要は増える」というのが、新しい考え方です。

 

意外に思われましたか。「真っ先にロボットに置き換えられる」が、今までの常識でした。実際にウエーターをタブレットに置き換えることは可能ですし、最近のチェーン店では、注文は端末画面でお客様が入力というのが増えていますね。

 

しかし、「人対人」のサービスへのニーズは、2020年はさらに増すのでは・・・と考えられます。

 

つまり、おしゃれなヒゲを生やしたバリスタが、好みのコーヒーをいれてくれるカフェに、若者が集まるのであって、ロボットの接客にお金は出さないのです。

 

つまり、「仕事がなくなる」のではなく、「仕事に求められるスキルが変わる」のです。

どうですか・・・考え方を少し変えただけですが、なるほどだと思いませんか。

 

では・・・2020年、そしてそれ以降の仕事に求められるスキルは、どんなものか。

つづきは明日・・・

2020年

1月

01日

一流の個性

新年あけましておめでとうございます。皆様は、元旦の朝はどう過ごしましたか。私は、久々に「初日の出」を見ていました。今年も福島に来ているのですが、田んぼの先がみるみる明るくなっていき、空に向かって光の筋が現れると、まん丸の太陽が出てきました。あまりにも感動的で、「今年の願掛け」を忘れて、ずっと見入っていました。

 

ずいぶん昔の学生の頃の話ですが、北海道「摩周湖」の日の出を見たことがあります。この時は夏でしたので、朝2時に起きて、展望台まで歩くと、そこには素晴らしいまん丸の太陽がありました。それ以来の感動の日の出です。

 

さて、大晦日は、毎年「紅白歌合戦」を見ながら、ほろ酔いの時間を過ごしています。今年も、あっ!と驚く演出がたくさんありましたね。多くのミュージシャンが、この紅白歌合戦に出ることを目標にしているだけあって、自分に与えられた時間で、圧倒的な「個性」をぶつけてきます。

 

保育園のクリスマス発表会で、子どもたちは「世界で一つだけの花」を歌いました。保育園の子どもたちは、「一番になるんだ!」という気持ちが強いですが、やがて成長していくと「一番」には、たった一人しかなれないという現実に気がつきます。ナンバーワンでなくオンリーワンに・・・という歌ですが、私たちは、生まれた時にはすでにオンリーワンです。

 

私が考えるオンリーワンは、「一流」という言葉で表されます。「一流」って何でしょうか。人間国宝やトップアスリートなど技術的に優れた才能があるという意味ではありません。

 

「一流とはその人の心のあり方が、その人の行為が一流という事である。そのためには、日常の小さな行為をここぞという時に、いい加減にしてはならない」一流を定義するとこんなイメージでしょうか。実は、ずっと前のおやじ園長のブログで、こんなことを書いていました。

 

ごく普通の私たちだって、自分のこだわりや、流儀を持つことで、「一流」の生き方ができるのです。子どもたちには、一番にもなってもらいたいですが、それぞれが自分で考える「一流」の生き方を見つけてもらいたいと思っています。

 

昨日の紅白歌合戦を見ているなかで、「この人は凄いなぁ~」と思ったのは、自分の時間をその演出を自分で決めることができる人です。そうです、「一流」の人とは、自分の人生を自分で決めることができる人と言えるのかもしれざません。

 

だって・・・自分で決める人生は楽しいですからね。(笑)

 

令和2年にあたって、この1年・・・多くのことを自分で決めていきたいですね。

2019年

12月

31日

「できること」「できないこと」

動物や鳥などの生き物が抱える弱みや短所に焦点を当てた児童書が相次いで出版され、人気を呼んでいます。「ざんねんないきもの事典」シリーズを本屋さんでよく見ますね。ラクダのこぶはエネルギーを使い果たすとしおれてしまう・・・といった、残念な生態が紹介されています。

 

こうした本が、小学生に人気なのは、生き物が持つ弱みが、子どもたちの共感を呼んだのかもしれません。この夏には、飛べないが泳げるペンギンが案内役で、世界中の生き物の「できること」「できないこと」」を紹介する「できなくたって、いいじゃないか!あきらめたいきもの事典」が発売され、大人気だそうです。

 

これらの本を読む小学生は、勉強でも運動でも、友だちよりもできないことがあると知る時期でもあります。しかし、ここでいちいち落ち込んでいても前に進みませんね。かけっこや算数が苦手でも、これを読んで、自分にできることや、自分にしかできないことを見つけようとしているのかもしれません。

 

もっと言えば、今の時代は「多様性の大切さを理解し、受け入れようとする時代であり、競争しながらも互いを認め合う時代」とも言えます。こんな時代だからこそ、「ざんねんな」シリーズの本が共感を得ているのでしょう。

 

さて、小学生になる前の園児たちは、この1年間で、「やればできる!」「最後まであきらめない!」と、保育園では、先生や他の園児に叱咤激励されながら、頑張ってきました。

 

この頑張りを実行した先に、ようやく自分の「できること」「できないこと」がわかるような気がします。保育園の子どもたちには、まだまだ「イチバン!ナンバーワン!」をめざして、新しい年も取り組んでもらいます。(笑)

 

今年も、子どもたちの笑顔のために、保護者の皆様はじめ多くの大人にかかわっていただきました。そして、この「おやじ園長のブログ」にも、お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

では、月並みの言葉ですみませんが・・・よいお年をお過ごしください。

2019年

12月

30日

驚きのいじめ防止対策

昨日は、母の墓をビカビカにしてきました。といっても、墓を建立してからまだ1年半ですので、掃除の前と後でもあまり変わらないのですが、この1年間のことを独り言のように報告します。先日は、前の会社の仕事仲間が亡くなって4年目の命日に、いつものように墓前でおしゃべりです。

 

こうして、今年も一年間、健康で無事に過ごすことができた報告をします。年末の大事な習慣となっています。

 

さて、いじめ防止の取組みについては、様々な学校が様々な方法で取り組んでいます。その理由は、いじめの解決方法は、1つだけではないからです。

 

いじめ防止の活動に取り組む一般社団法人「ヒューマンラブエイド」を設立した、元校長先生は、かつて東京都内の小学校校長だった頃に、いじめ撲滅活動に取り組む子どもたちの組織を立ち上げたそうです。

 

児童会役員を中心に希望者を募ったところ、隊員は100人以上集まり、「キッズレスキュー」と名乗った子どもたちは、のぼりを掲げて休み時間にパトロールや声掛けを行ったそうです。

 

「人が環境から受ける影響は大きい。いじめが起きるリスクはゼロにはならないが『いじめはいけない』という空気は、子どもたちの間にできた」と、元校長は語ります。

 

大人の社会にも、セクハラやパワハラなど、様々な人権侵害があります。これからの子どもたちが大人になって、こういった理不尽に立ち向かい、乗り越え、解決する力を持つことを考えると、キッズレスキューの経験は、将来の生きる力につながっていくかもしれません。

 

「いじめ問題の主役は子どもたち。彼らの感覚や気持ちを大事にした取り組みでなければ、結果的に子どもを追い詰めたり、押し付けになったりしかねない」とし、ヒューマンラブエイドは、子ども自身がいじめを生まない環境について考え、取り組んでいます。

 

まさに、子どもたちが自分で考えて、自分で「いじめ防止」の答えを探していくイメージです。

 

道徳の授業で、先生が「いじめはいけないこと!」と主張をすることよりも、「いじめがなくなるようにするには、どうすればいいと思う?みんなで話し合って」という授業が大事になってくるのかもしれませんね。

2019年

12月

29日

行事の精選

幼稚園教育要領には、行事について次の記載があります。

 

「行事の指導に当たっては、幼稚園生活の自然の流れの中で生活に変化や潤いを与え、幼児が主体的に楽しく活動できるこようにすること。なお、それぞれの行事についてはその教育的価値を十分に検討し、適切なものを精選し、幼児の負担にならないようにすること」

 

保育園では、0~2歳児の小規模保育など、行事がほとんどないところもあるので、保育所保育指針には、行事に関しての記載はありません。

 

幼稚園や大型の保育園の現場の先生からは、こんな声がでます。「行事があるから生活が途切れてしまう」「行事があるから遊びが深まらない」・・・こんな感じです。園によっては、あえて、運動会や発表会は行いところもあります。理由は、「子どもたちの日常の遊びや生活を大事にする」からです。

 

また、「子どもたちの生活や育ちが大事なので、保護者が喜ぶだけの行事ならその必要がない」とまで言う園もあります。

 

さぁ~本当にそうでしょうか。ホワイトきゃんばすは、小さな保育園ですが、年間行事が山ほどあります。毎年、何か新しい取組みが増えていっています。もちろん、行事が増えることで、子どもたちの生活や遊びが途切れることなど一切ありません。

 

運動会やクリスマス発表会の練習では、一斉保育で取り組みますが、その経験は、子どもたちの非認知能力を育み、一つの目標を成し遂げることが、子どもたちの成長につながっています。

 

そして、ホワイトきゃんばすが考える保育の質の向上には、「子どもたちの保育園での成長を保護者と共有する」ことです。運動会や発表会の行事で、子どもたちの姿を保護者に楽しんでもらうことは、当たり前のことで、疑問の余地などありません。

 

通常の保育に、行事による「非日常」を子どもたちが経験することで、変化のある楽しい保育園生活を送ることができるのです。屋上遊びを楽しみ、運動会や発表会の練習を頑張って、子どもたちは成長するのです。

 

行事の量は、その保育園の考え方ですが、行事をすることによって子どもたちの遊びが途切れることもありませんし、子どもたちの成長を保護者とともに共有していくことは、これからの保育園に求められる大切なことだと思っています。

 

ということで・・ホワイトきゃんばすの行事は、これからも積極的に取り組みます。(笑)

2019年

12月

28日

給食当番表を作らない

小学校の教室を覗いてみると、様々な「当番表」なるものが、後ろの壁面に貼ってあることが多いですね。例えば、給食当番表は、「ごはん」「おかず1」「おかず2」「汁物」「牛乳」などの役割を曜日ごとに回して、不公平をなくそうとする方法です。

 

几帳面な先生は、イラスト付きの見事な表になっています。ところが、ある小学校では、「給食当番の役割分担表は作らないように」が徹底されているそうです。理由は明確で、「自ら考え、行動できる児童」の育成が、その学校のめざす目標だからです。

 

さぁ~そんなことをしたら、配膳だけでバタバタして、給食の時間が終わってしまうんじゃないかと思われるかもしれません。しかし、実践してみると、子どもたちは、その場その場で、友だちの気持ちを酌んで、自分の気持ちをコントロールするなど、公平を目指してよく考え、話し合って、給食当番の仕事に取り組むそうです。

 

当番が、配膳の準備が遅くなってしまいそうな時は、当番でない児童が「牛乳を配ってしまおう」と自ら考え、協力する子どもたちの姿もあるそうです。

 

この小学校に、初めて赴任する教員は、「これだ!」と目からうろこが落ちるようで、主体的に考えて行動をする子どもの育成を目指すのであれば、このような場面をつくらねばならないのだと気付くそうです。

 

ホワイトきゃんばすは、子どもたちが「自分で考えて自分で答えを出せる大人」になってもらうことを目指しています。この小学校のように、職員のアプローチが大切であることは言うまでもありません。

 

これは、子育てでも同じですね。愛する我が子が、自立した人間になるには、「親のやりすぎ」は、逆に弊害となることもあるのです。

 

まずは、「自分で考えてやってごらん~」を口癖にするのが効果的です。

2019年

12月

27日

令和元年 保育最終日

今日は、今年最後の保育園です。しかし、屋上遊びは、強風となってしまいました。ざっと風速15メートルです。子どもたちは「台風だぁ~!」なんて喜びながら、大はしゃぎです。

 

小学生と年長園児は、ローラースケートをしていましたが、追い風では立っているだけで勝手に前に進みます。「せんせ~い!超きもちいい!」とアクティブです。そして、今年最後のファームの収穫は、聖護院大根です。カブのような丸くて大きな大根です。

 

子どもたちは、自分の顔ぐらいある大きさの大根を引っこ抜いて、葉っぱごと今日のお土産にしました。聖護院大根は、煮込めば煮込むほど味が出て、あまり型崩れがしない大根です。じゃがいもなら、メークインのような位置づけです。あまりスーパーなどでは売られていないので、ママも喜んでいただきました。

 

葉っぱに、てんとう虫がいたり、アオムシがいたりしましたが、これも、無農薬の野菜である証です。子どもたちは、虫がいても驚くどころか、喜んで観察しています。

 

観察と言えば、保育園の水槽を見ていた園児たちが「園長先生…大変!」と大騒ぎです。どうやら、大きな魚(フナかブルーギル)が、小魚を食べてしまった瞬間を見たようです。「かわいそう!」「なんで!」と、子どもたちは嘆いていましたが、これも、生き物の世界に起きることの一つとして受け止めてもらいます。

 

そして、寺子屋園児と小学生には、「今年一番がんばったことは?」を一人一人聞いてみます。寺子屋園児は、運動会での紅白対抗リレーや組体操、サーキットレースに、先日おこなったクリスマス発表会を挙げる園児が多かったですね。

 

運動会とクリスマス発表会の練習は、屋上遊びなど、「見守り保育」が中心のホワイトきゃんばすの中において、数少ない「一斉保育」です。先生たちが主導して子どもたちに練習を頑張ってもらいます。

 

今年一番がんばったことに、運動会やクリスマス発表会を子どもたちが挙げるのは、目標に向かって練習を頑張ったという経験をしたからなのでしょう。子どもたちが大人へと成長していく中では、自分の意思に関係なく「やらなければいけないこと」が必ず出てきます。それを仲間たちと一緒に乗り越えていくには、この経験が大切になるのです。

 

卒園児の小委学生も、「運動会で5年生がやるエイサーを3年生でやり遂げた」小3女子と、「運動会の徒競走で1番になったことや、持久走大会で学年2番になった」小1女子、「運動会でパプリカを頑張った」小1男子の話がありました。

 

1歳児2歳児の小さい園児たちは、最近、園長の男遊びに積極的に参戦する子が多くなり、頭上にリフトアップしたり、デットリードライブ(プロレス技ですみません)をやってもらいたい園児で行列ができます。まだ、小1くらいまでは、軽々とリフトアップできる筋力は残っています。(笑)

 

保護者の方々には、今年1年の思い出話をしながら、しばしのお別れです。また、お正月での出来事を保育園が始まったら、じっくりと聞く事にします。よい正月を過ごして、年明けには、元気な顔を見せてください。

2019年

12月

26日

子どもたちがつくる新しい日本

今日は、年中年長園児と卒園児の小学生を連れて、恒例の「あずみ苑」という、老人福祉施設を訪問しました。今回は、クリスマス発表会のステージで披露した「世界で一つだけの花」を歌い、「パプリカ」を踊りました。

 

子どもたちは、文房具セットをプレゼントしてもらい、保育園からの贈り物は、ネズミの置き物と鏡餅を粘土で作りました。

 

たくさんのおじいちゃんおばあちゃんが、参加していただき楽しい時間となったのですが、子どたちとの年の差は、ざっと70歳から80歳くらいです。おじいちゃんおばあちゃんたちからは、自分の孫よりも年の差がある子どもたちをどんな目で見ていたのでしょうか。

 

ここにいらっしゃる方々は、最初の東京オリンピックが開催された日本の高度成長期に、20代30代でバリバリ働き、多くの子どもを育てた世代です。まさに、経済大国日本を作り上げた面々です。

 

それから数十年が経過し、バブル崩壊で日本の経済は停滞し、隣国の中国は16倍の経済成長を遂げています。先進国の追随からスタートしたものの、今では自動車やソフトウェア、エレクトロニクスなどで、アメリカをしのぐ部分も出てきていますね。方や、日本は過去の姿に引きずられ、変化を予見できないまま25年以上も経過したという事になります。

 

しかし、保育園の子どもたちを見ていると、悲観的になることはありません。豊かさとは、経済や物理的なことだけではないことを私たちは知っていますし、違いを認める世の中や、自然や環境を考えたり、自分らしい生き方を私たち日本人は模索を始めたのです。

 

子どもたちが、明日の日本を担うのですが、私たち大人は、どうしても「大丈夫だろうか?」「今の教育、学校や授業が変わらなければ・・・」と危機感ばかり感じてしまいますね。

 

今日のおじいちゃんおばあちゃんたちは、きっと、子どもたちに大きな希望を感じてくれたことでしょう。「心配しなくても・・・大丈夫だよ」と言うのでしょう。

2019年

12月

25日

サンタクロースの話

今日はクリスマスですね。園児たちが登園すると、枕元・玄関・クリスマスソックスの中・クリスマスツリーの前と、様々な場所に置かれた、サンタからのプレゼントの話で持ちきりです。

 

屋上で自転車に乗れるようになった5歳女の子は、ピンクの自転車が届いたそうです。同じく、屋上でローラースケートに夢中の5歳女の子と5歳男の子は、ローラーが光るタイプのローラースケートが届きました。何だか、アクティブでいい感じです。

 

そして、今日から小学生は冬休みに入るので、卒園児が4名学童でやってきました。成績表「あゆみ」を持参して、「あーだこーだ」と説明が始まります。Aが多かろうと少なかろうと、園長は「よく頑張ったね!」とニコニコしながら聞いています。小学生になってからも、こうして成績表を見せてもらえることが、うれしいのです。

 

毎年クリスマス当日は、ショッピングセンター内を「クリスマスパレード」をします。先日行ったクリスマス発表会の衣装を着て、保育園をスタートし、買い物に来ているお客様や、販売スタッフに、「メリークリスマス!」と声をかけます。子どもたちの姿に、お客様の笑顔が広がります。笑顔が連鎖する瞬間です。「あぁ~楽しかった!」と4歳女の子が、しみじみと言っていました。アイドルになった気分かもしれませんね。(笑)

 

そして、給食は、「クリスマススペシャルランチ」を楽しみました。給食の先生が頑張り、小学生がお手伝いをします。折り紙で作ったポインセチアに、ランチョンマットの演出も子どもたちの「ワクワク感」を引き出しました。美味しかったですね。

 

さて、今日の寺子屋は、サンタクロースの話で盛り上がりました。

 

「サンタクロースは、世界中の子どもたちにプレゼントを届けるけど、おもちゃをどうやって集めているのかな?」子どもたちは、一斉に考えます。

 

「サンタクロースは、たぶん魔法使いだと思う・・・魔法でおもちゃをたくさん出していると思うよ」と4歳女の子

 

「たぶん、夏くらいから、いらなくなったおもちゃはありませんか?と言って、おもちゃを集めているんだと思う」と、5歳男の子・・・リユースの発想です。凄い。

 

「ゴミに出された、まだ遊べるおもちゃをサンタさんが修理して、プレゼントにしているじゃないの?」と4歳女の子・・・こっちは、リサイクルの発想ですね。

 

傑作の答えは「ブラックサンタが、おもちゃを片付けない子どもの部屋から、おもちゃを盗んでいると思う。だって、片付けしなんだから仕方ないね」と6歳男の子・・・

 

「サンタクロースって、一人だけなの?」

「サンタクロースに女の人はいないの?」

 

こんな感じで、楽しく子どもたちとサンタクロースの話で楽しむことができました。5歳男の子は、朝、サンタクロースに会うことができて「プレゼントありがとう!」と言ったそうです。サンタクロースは、髭のおじさんではなくて子どもで、トナカイはお菓子を食べていたそうです。

 

今日は、クリスマスなので、男の子の話を信じることにしました。(笑)

2019年

12月

24日

就業時間外のメールや電話を絶つ

今日は、初めてモンシロチョウがサナギから羽化する瞬間を見ることができました。しわしわの羽が、少しずつまっすぐに整っていきます。子どもたちは、息をのんで見つめていました。大げさですが、生命誕生の感動の瞬間です。

 

そして、寺子屋の時間は、今年の締めくくりで、廃材を使って「何でも好きな物を作る」です。子どもたちは、じっくりと時間をかけて、目の前にある様々な廃材からイメージを膨らませていきます。

 

傑作だらけですが、「カタツムリのように遅い車」と「天体望遠鏡」にハナマルです。スポーツカーでなく「遅い車」という発想はユニークですね。天体望遠鏡は、ただの望遠鏡ではなく、上下に動く機能が工夫されています。あっぱれです。

 

さて、「休日や退社後はメール、電話連絡をしません」そんな企業の取組みが広がり始めているそうです。私が営業の仕事をしていた時代では、考えられないことですね。でも、これからの時代は、「オンとオフをはっきりさせて効率的に働きたい」という価値観が当たり前の世の中になっていくのは確実です。

 

これからの「仕事ができる人間」の定義は、能力があるだけでなく、「自分がいなくても、上司やチームのメンバーに、得意先に迷惑がかからないように仕事を引き継ぐことができる人」が、新たに加わるのかもしれませんね。

 

ある会社では、「11月18日~29日に休暇をいただきます。ご迷惑をおかけしますが、メールや電話での対応は30日にいたします」と、社内だけでなく社外へもメールの末尾に付記し、営業先への理解を求めている社員もいるそうです。もちろん、社内での情報共有が徹底されている会社です。

 

私が新入社員の頃には、携帯電話がありませんでしたので、休日に仕事の電話がかかってくることはほとんどなかったのですが、携帯電話の普及と共に、オンとオフも関係なくなっていきました。これは、相当なストレスでしたね。

 

便利な時代の負の側面も、これからは、時代に合った仕事の仕方に変わっていくのでしょう。もちろん、いい事ですね。

2019年

12月

23日

失敗できる環境をつくる

今日の連絡ノートには、保護者からのクリスマス発表会のコメントがびっしりです。昨年のクリスマス発表会での我が子の姿を親としては、当然よく覚えているので、1年後の成長を感じてもらったようです。職員へのねぎらいの言葉もいただき、ありがたいですね。

 

このクリスマス発表会には、「失敗」はつきものです。子どもたちは、どんどん失敗して、挑戦を続けて成長していくのです。

 

一般論としては、「人は失敗から学ぶ生き物である。数々の失敗を経験し成功へつながっていくものだ」と誰もが言いますね。そして、誰もが、「そんなこと当たり前だよ」とも思っています。

 

しかし、大切なのはその先です。「失敗」を許してくれる環境がそこにあるか・・です。

 

私の中学からの仲間の一人が、大の韓流アイドルファンです。(おやじですが・・・)

韓国と日本のアイドルに対するファン心理は、180度違うそうです。韓国は、ファンが求めるのは完璧なパフォーマンスだそうです。失敗は許されない雰囲気の中、韓流アイドルは活躍しているとのこと。日本で脚光を浴びる韓流アイドルは、確かに、日本語も話せて、ダンスのキレも完成されていますね。

 

それに対し、日本では、まだ未完成のアイドルをファンがあたたかく見守るというイメージがありますね。そこには、少しの失敗も大目に見るような、寛容な心があります。

 

しかし、日本人がすべてそうとは限りません。特に、教育現場における保護者の目は厳しいです。一度うまくいかないとがあると、あれもこれも引っ張り出してくて、レッテルを貼ろうとします。大学を卒業したばかりで、初めて子どもたちの前に立つ新人教員に対しても、経験を積んだ先生と同じ成果を求めることもあるようです。

 

教員志望者が少ない理由は、ブラックと揶揄される労働環境ではなく、失敗に対して寛容ではない環境が大きな問題かもしれませんね。

 

あなたの働く環境ではどうですか・・・「失敗をどんどんして、そこから学ぶんだ!」なんて、朝礼で上司が言っておきながら、「なんで、こんな失敗したんだ!」と常に、部下をしかりつける環境になっていませんか・・・

 

我が子の子育てにも当てはまる内容ですね。

2019年

12月

22日

2019年度クリスマス発表会つづき

クリスマス発表会の後半の演目は、寺子屋園児のショータイムです。さっきまで、泣いている子がいた、0・1・2歳児は、観客席でママやパパと応援です。

 

客席からは見えませんが、幕の中で子どもたちは、「世界で一つだけの花」の手話の練習をしています。手話を取り入れようと決めたのは、わずか1週間前でしたが、子どもたはすぐに覚えてしまいました。そして、後半の舞台がスタートします。期待通りに難しい曲を見事に歌い上げました。

 

合奏「ちょうちょ」も、練習では、カスタネット、スズの楽器が合わずにバラバラになってしまうことが多かったのですが、ピアニカ、木琴、トライアングルともに、見事に決めてくれました。子どもたちは、保育園で羽化した「モンシロチョウ」をイメージして歌っているのでしょう。

 

ダンス「笑顔のまほう」は、子どもたちが自分でデザインして描き上げた衣装を身に付けます。パプリカで付けたネックレスをここでも使用して、笑顔で歌って踊って盛り上げてくれました。

 

そして、クリスマス発表会最後の演目は、劇「おやゆび姫」です。おやゆび姫・カエル・魚・こがねむし・ねずみ・もぐら・つばめ・王子と、それぞれの役割が、見事に決まりました。途中、ネズミ役が、セリフを忘れるというハプニングがありましたが、ネズミ役の女の子は、それを笑いにしてしまう演技力を見せてくれました。

 

カーテンコールが終わって、幕が下がる時に、おやゆび姫役の女の子が、ホッと胸をなでおろしていました。たくさんのセリフを見事に成功させたのですから、気持ちも分かりますね。

 

1歳児のママが、「後半の寺子屋さんたちの活躍を楽しみにしています」と言ってくれました。保護者の多くが、我が子だけでなく、園児全員の活躍を見守ってくれていました。うれしいですね。

 

そして、「さすが寺子屋園児!」の演目を見せつけてくれました。堂々と胸を張って舞台上で輝く姿が、カッコ良かったですね。この子たちが、まだ1歳2歳の頃は、舞台上で大泣きだった子どもたちが、寺子屋になって、こんなに成長した姿を見せてくれています。感動以外の何物でもありません。

 

涙を浮かべて、私に挨拶をしたおばあちゃん・・・・「今日は、ずっと感動して泣いていました。本当に良かったです・・・」と、泣きながら話してくれました。

 

今年も、クリスマス発表会を終えて、一回り大きくなった園児たちをしっかりと見ることができました。1つの大きな目標に向かって、仲間と共に、練習を頑張って、そしてやり遂げた経験が、子どもたちの成長につながります。保護者たちも職員も幸せな気持ちでいっぱいです。

 

よく頑張りました!そして、心から「ありがとう・・・」

2019年

12月

21日

2019年度 クリスマス発表会

クリスマス発表会の当日を迎えました。子どもたち、保護者、もちろん職員も緊張の朝です。年に、何回かは、このような心地よい緊張が必要なのかもしれません。運動会が終わって1カ月半の長い練習期間が本番でどう生きてくるか・・・期待と不安が交錯します。

 

子どもたちの晴れ舞台に、遠方からのおじいちゃんおばあちゃんにお越しいただきました。初めて会う人も多かったです。そして、卒園児の小学生も過去の自分を重ねながら、応援してくれています。今年は、来年度の新入園児もママと一緒に足を運んでくれました。「こんな本格的な発表会だとは思わなかったです・・・」とのコメントです。

 

さて、本番スタートです。

 

大ステージの幕が上がった時の観客席の「ウォ~」というどよめきが聞こえます。2歳児以上の「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」の歌がオープニングですが、子どもたちも、リハーサルと違って、観客席に多くの応援団を前に、少し緊張のスタートです。ここでは、泣く子はいなかったのですが・・・

 

0・1歳児の「ドコノコノ キノコ」では、その姿に観客席からは「かわいい!」の声援が飛びます・・・しかし、予想通り、非日常的な演出に数人の園児が大泣きです。(笑)

 

こうなると、次の2歳児のダンスに、涙がバトンされます。しかし、泣きながらも手を挙げて踊る姿に、観客席からは笑いが起きます。こんな状況でも、泣かずに自分のペースで踊る園児は、寺子屋になってからの活躍が期待できますね。

 

涙の流れを断ち切ったのが、寺子屋の「赤ずきん」です。インフルエンザでお休みしたオオカミ役園児の分まで、頑張る子どもたち・・・ボランティアママたちが作ってくれた衣装も大きな演出効果となり、大成功です。頼もしい寺子屋にホッとしました。

 

そして、前半ステージの最後は、園児全員で「パプリカ」を踊りました。パプリカの衣装は、各家庭でTシャツを加工したオリジナルです。子どもたちは、紙ねんどで作ったネックレスをして、まるでストリートダンサーのようないでたちです。ビデオでじっくり見ていると、ノリノリの寺子屋園児と大泣きの2歳児以下の極端な違いが笑えます。

 

パプリカは、応援に来てくれた卒園児の小学生もステージ下で踊ってくれました。後輩たちの様子を気にしながら見守ってくれた感じですね。

 

前半のステージは、ステージ上からママを発見して、観客席中に響き渡る大声で「ママ~!」と泣き叫ぶ園児があったりと、別な意味で盛り上がりました。(笑)

 

そして、いよいよ舞台は、後半の寺子屋園児の演目となります。つづきは明日・・・

2019年

12月

20日

いだてんロス

いよいよ明日はクリスマス発表会です。子どもたちは、「楽しみ!」とワクワクしていますが、中には、子どもよりも緊張している保護者もいます。(笑)

 

さて、大河ドラマが終わりました。毎週日曜日は、楽しみな大河ドラマを飲みながら見るのが私の大切な時間です。「いだてん」について、今年も、元仕事仲間のコメントを紹介します。 

 

『今からもう三十年ほど前になるが、民放で「知ってるつもり」という番組が放送されていた。

毎週、ある人物を取り上げ、その人生をたどる過程で隠れたエピソード等も加え、名前だけでほとんど知っているつもりになっていた人物像を改めて明らかにするという番組であったが、良い意味でイメージを大いに覆されるという事も多かった。結構、長寿番組だった記憶がある。

この番組の特長は、単なる偉人だけではなく歴史の片隅に埋もれそうな近現代のこれまで知名度の高くなかった人物を多く取り上げたことである。

今ではすっかり有名になった「命のビザ」の杉原千畝など、この番組ではじめて知った人物も多かったが、その中に今回の「いだてん」の主人公のひとりである金栗四三も含まれていた。

日本初のオリンピック選手として参加したマラソン競技で、途中日射病で倒れ、近隣の農家で翌日まで介抱された為、公式には「競技途中で行方不明」扱いであったが、約半世紀後に、その大会を主催したスウェーデンオリンピック委員会からストックホルム大会の開催55年記念式典に「完走要請」として招かれ、競技場をゆっくり走ってゴール地点のゴールテープを切り「日本の金栗、ただいまゴールイン、タイムは54年8ケ月6日5時間32分20秒3。これをもって第5回ストックホルム大会の全競技を終了します」とアナウンスが流れたというエピソードが番組で紹介され「何て粋な計らいをするのだろう」と感動した記憶がある。

その放送から約29年後、奇しくも、今年の大河ドラマ「いだてん」では、最終回のエピローグとしてこのエピソードが取り上げられ、当時の実際の映像がラストシーンとなった。

低視聴率、出演者の逮捕や脱税の疑惑等、今年の大河ドラマ「いだてん」では負の面での話題が尽きなかった。

数年前に大ヒットした朝ドラ「あまちゃん」のシナリオを書いた宮藤官九郎を起用して来年のオリンピックを睨んだ企画だったが結局、視聴率的には惨敗。ただ、小学校5年生の頃に放送された「国盗り物語」以来、長年大河ドラマを見続けている私から見て、今年の大河ドラマは近年になく面白かったと思う。

チャンネルが地上波の数局に限られていた昭和の時代から、BS、CS、ネット配信等、多チャンネル化が進んだ現代で、当然ながら昔の様な視聴率を取る事など今や不可能だし、世代が変わって時代劇離れが進んだせいか、民放で時代劇の帯ドラマを見る事もなくなった。

「大河ドラマ=時代劇」というイメージもあるのか、過去から、近現代を扱った大河ドラマは視聴率的にはほとんど失敗していたせいか、明治以降の時代が題材になる事はほとんどない。

中学や高校で学んだ日本史は授業時間の関係でほとんど明治時代に入るか入らないかで終了し後は省略、我々は近現代の歴史に関してはほとんど馴染みがない。この時代を取り上げた作品が少ないのはそういった事も原因かも知れない。

視聴率至上主義の中で、個人的には視聴率と作品の出来栄えは余り関係なく、あくまでも作品を実際に見て良い作品か否かを判断しなければと思っている。

オリンピックどころか「スポーツ」という概念が全く無かった明治の時代から、一旦招致に成功しながらも日中戦争の勃発の影響で返上、第二次世界大戦後、敗戦国として改めて招致活動、開催に至る遥かな道のりを、最終回でタクシー運転手としてカメオ出演された宮藤官九郎の脚本は「あまちゃん」と違って歴史的な事実が大きな制約となる登場人物を、古今亭志ん生という落語家とその家族の歩みを並行させ、数少ない架空の登場人物と絡めた見事な伏線で結びつけ、実際の数々のエピソードや、後半の「田畑政治」編からは歴史的な事件とオーバーラップする場面を増やしながら見事に描き切ったのではないだろうか。

元々、人気劇団「大人計画」の座付き作家なので、物語の展開が舞台的でスピーディー。放送前半の頃、場面が明治から昭和にしょっちゅう飛んだり戻ったりするので、私の両親も話の展開についていけないとよくこぼしていた。毎日放送される朝ドラと異なり週に一度の大河ドラマはあらすじを覚えておくのも大変で馴染みのない内容(時代)では、なお一層の事である。

ただ、もう「忠臣蔵」や「信長」「秀吉」「家康」のドラマには飽き飽きした。

「勝海舟」で革新的な大河ドラマを目指しながら途中降板のやむなきに至った倉本聰は、その後、「北の国から」現在放送中の「やすらぎの刻~道」に至るまで優れた作品を数多く書き続けられているが、あの時、もし大河ドラマを降板しなかったら富良野に移住する事もなく「北の国から」は生まれなかったかも知れない。

三谷幸喜も「新選組!」から十数年後の「真田丸」で、大河ドラマの枠の中で見事にリベンジを果たしている。なぜか今日の最終回では東京オリンピックを映像として残す、市川崑監督役で俳優として出演されていた。

宮藤官九郎もまたいつか新たな歴史ドラマの魅力を持った作品を生み出す機会をNHKが与えて示して欲しいなと視聴者のひとりとして切に望みたいのである。

それにしても、とにかく明日から「いだてん ロス」になりそうだ。』

 

はい。今回も無断掲載です。仲間なので、いいのです。

ちなみに、彼は、映画評論家でもシナリオライターでもプロデューサーでもありません。おやじ園長とよく飲みに行く、ふつうのおじさんです。(笑)

2019年

12月

19日

大川小訴訟の本質

今日はクリスマス発表会、2回目のリハーサルです。子どもたちのパフォーマンスは、昨日よりも格段によくなっています。これで、11月から始めた長い練習もおしまいです。明後日の本番は、結果でしかありません。ここまで練習したプロセスを職員がしっかり見てきました。子どもたちは、本当によく頑張りました。

 

さて、今日は、大川小学校の訴訟について、考えてみたいと思います。これは、東日本大震災で児童74人と教職員10人の児童と教職員のほとんどが津波によって命を落とした、宮城県石巻市立大川小学校をめぐる裁判です。

 

この世間の関心を大きく集めた裁判は、最高裁で市と県の上告を退ける決定をしました。震災前の学校の防災体制に不備があったとして、市と県に約14億3600万円の支払いを命じた二審、仙台高裁判決が確定しました。

 

大川小の校長らには、児童の安全確保のため、地域住民よりもあるかに高いレベルの防災知識や経験が求められると指摘され、市のハザードマップで大川小は津波の浸水想定区域外だったにもかかわらず、校長らは、学校の立地などを検討すれば津波被害を予見できたと裁判では判断されたのです。

 

しかし、私が考えるには、大川小訴訟の本質は、別にあると思っています。

 

地震が発生した時に、ある教員が「山だ!」と叫んだそうです。しかし、その教員の意見が反映されずに、そのまま校庭に待機することになった・・・ここが問題です。

 

これは、全国の小学校や中学校に多く見られる組織上の問題です。私が、PTA会長をしていた頃、よく校長先生と話をしていたのですが、民間企業で働いていた私は、「職員会議では、若い教員の意見も活発に出るんでしょうね。もし、よろしかったら、PTA会長として、職員会議に出させてもらってもいいですか・・・」と言うと、校長先生は困惑してしまいました。

 

学校の職員会議は、教頭や教務主任が報告や伝達をしておしまいで、教員同士の意見の交換などほとんどないという実態を聞かされました。最近ではイエナプラン勉強会で顔を合わせる教員からも同じようなことを聞きます。

 

民間企業であれば、役職の着いた人だけが会議で発言をして、若手社員が黙って聞いているような会社は、じきに潰れます。若手も、自分の意見を躊躇なく言えるような風通しのいい組織が、理想ですね。

 

そして、役職がなくても、本質をついた意見をする社員の言葉が、重く受け止められるようになっていくのです。大川小学校の職員組織が、もっと風通しの良いものであったなら、「山だ!」といった教員の意見で、すぐに、子どもたちを高い場所へ避難させることができたのではないかと思ってしまいます。

 

この判決は、学校の安全対策への問題定義が大きく問われていますが、本質は、その根本にある学校組織の在り方だと、私は思っています。

2019年

12月

18日

記述式見送り

今日は、クリスマス発表会のリハーサル1日目です。クリスマス発表会は、客席420席の大ホールで行い、事前に同じステージで2回もリハーサルを行います。「なんで・・・そこまでやるの?」と思われるでしょうが、それには理由があります。

 

子どもたちが、これからの人生の中で、スポーツやプレゼンテーション・・・芸術の分野などで、大きな舞台に立つ機会が必ず何度かあります。試合に勝つために、成功するために、練習をしなければ結果が伴わないことが多いですね。そんな将来の経験にプラスになることと、やっぱり、保護者にいいところを見てもらって、我が子の成功体験として、受けとめてもらいたいという気持ちです。

 

今日の出来は、まだ本番で見せるレベルではありませんが、大舞台に立った子どもたちは、「今日は楽しかったね・・・」と言ってます。明日、2回目のリハーサルです。

 

さて、大学入試共通テストでは、これまでの「知識偏重」のテストからの脱却を図り、思考力や判断力、表現力を評価することを目的に、2021年1月から、記述式の導入が決まりました。国語と数学で3問ずつ出題され、国語は最大120字程度の文章を、数学は数式などを書かせる方針でした。

 

しかし、昨日、文部科学省は、正式に記述式導入の見送りを表明しました。現在高校2年生が対象でした。

 

もう、学校は憤る教員で大騒ぎでしょう。「生徒へは、暗記問題に対応する時間を削減して、記述問題に対応できる勉強をさせてきた。失った時間を返して欲しい!」という怒りの声です。

 

また、専門家は「国際学習到達度調査~PISA(ピザ)~」で、日本の「読解力」が低下したことに触れ、「記述式の見送りで受験勉強が変われば、さらに国際順位が低下する」と懸念します。

 

今回の見送りの理由の一つに、記述式問題にはアルバイトを含め、約1万人が採点にあたり、公平性が保証できないということと、現役高校生が4万人以上の署名を集めて、文科省に提出する動きもあったそうです。勉強する方としては、暗記中心のマークシートの方が、勉強しやすいといったところでしょう。

 

さぁ~みなさんは、どう考えますか?

 

先日のブログで、「答え」ではなく「考え」を求めるアプローチをしていく重要性に触れましたが、マークシートだけだと、「考え」は、全くわかりませんね。自分で考えて書いた文章の中に、その「考え」があるのに・・・と、私は思ってしまいます。

 

「答え」が、1つだけではない「問い」を、これからの子どもたちは、考えていく時代ですから、そこに、「公平性」という概念は、当てはまらないことなど、最初から分かっていなかったの???という疑問が消えません。

 

小学校や中学校の学習指導要領が改正され、アクティブラーニングのような「考える」授業をしているのに、高校生になったら、従来通りの暗記型受験勉強に戻ることは、避けたいですね。

2019年

12月

17日

リーダーと性差

朝の時間「園長先生・・・チョウがいるよ!」と男の子が羽化したモンシロチョウを見つけました。これで、2匹目となります。「どのサナギからチョウになったんだろう?」と、子どもたちが飼育ケースを観察します。

 

「クリスマス発表会で、ちょうちょを歌うね・・・」なんて、子どもたちは会話を楽しみながら、この冬は、季節外れの蝶の観察で盛り上がりそうです。

 

また、今日は、卒園児の小学1年生の女の子が、作文コンクールで入選し賞状を持ってきてくれました。園長が読み上げて、彼女に渡すと、「それ・・・さっき校長先生がやってくれたから・・・」と言いながらも、嬉しそうです。何やら、イルカがテーマとのことで、作文が戻ってきたら、読ませてもらいます。園長としては自慢の話です。

 

さて、日本の場合は、女性が管理職やリーダーに就く人事が、最近になって増えてきました。しかし、リーダーの数学習熟度のデータを見ると、日本の現実が露呈されます。

 

仕事を持つ人を数学的習熟度のレベルで3つのグループに分け、リーダー(他の従業員を管理・指揮する人)の割合を出すと、日本の男性では、学力レベルが上がるにつれてリーダー比率が上がるという予想通りの結果が出ました。

 

しかし、日本の女性では、学力レベルに関係なく女性のリーダー比率が、2割にも満たないばかりか、女性の高学力群が男性の低学力群にも大きく劣るという結果となっています。つまり、日本では、女性のリーダーは能力に関係なく低く、優秀な女性がリーダーとして活躍できていないという結果です。

 

これが、管理職に男女の差がほとんどないアイルランドでは、男女同じ比率で、学力レベルとリーダー比率が正比例となります。

 

この数字からも、日本が能力よりもジェンダーの国と言われても仕方ありません。民間企業の実態は、女性が管理職になっても、色メガネで見る男性がいたり、同じ女性から足を引っ張られることもあります。

 

こうなると、現在学校に通う子どもたちの意識の変化に期待するしかないかもしれませんね。ということは、女性の校長先生が、能力主義で増えていかねばなりません。データでは、中学校校長の女性比率は、欧米では50%と男女の差はありませんが、日本はわずか7%です。

 

逆に考えれば、この7%を増やしていけば、若い世代の考え方が、男女問わず能力主義での仕事が、当たり前になる世の中に変わるチャンスです。どうですか・・・文科省レベルで進まないなら、自治体の教育委員会レベルで、風穴を開けてもらいたいですね。

2019年

12月

16日

「答え」でなく「考え」を発言する

今日は、屋上ファームで最後の2列のジャガイモを収穫しました。立派なジャガイモが土の中からゴロゴロ出てきます。4歳女の子が、土を触りながら「先生・・・気持ちいいよ」と言うのです。子どもが、こうして土の感触を楽しむことができるなんて、素晴らしいですね。

 

そして、絹さやえんどう豆の畑に、落ち葉をまきました。11月に植えた種が、目を出しています。このまま越冬して、春に収穫となるのですが、真冬の寒さに負けないように、落ち葉をまいて、越冬の手助けをするのです。子どもたちは、花咲じいさんが灰をまくように、楽しそうに落ち葉を投げ込みます。冬ですが、畑仕事は終わりません。(笑)

 

さて、最近では、答は必ずしも1つではない・・・という考えが、学校の授業に、例えばアクティブラーニング形式の授業などで、広まってきました。「○○さんの答えは、○○だけど、私の答えは、違う・・・」というやり取りです。

 

しかし、このような授業で、子どもたちの様々な答えを引き出すのは、実際にはなかなか難しいものです。そこで、あるやり方が、子どもたちの発言を広げることにつながります。

 

話合いの中で「答え」ではなく、「考え」を発言させるのです。「あなたはどう考えたの?」「どうして○○と考えたのかなぁ~?」と問えば、子どもたちは、その理由や根拠を話します。

 

私も、保育園の子どもたち相手に、「答えが合っていることが大切ではなくて、どう考えたかが大事なんだよ」なんて言ってます。その意味を、年長園児は何となくわかっているようですが、小さい園児はキョトン顔です・・・(笑)

 

正解がどうかというよりも、考えを出し合うことで、話し合いが深まっていくのです。「考え方はよくわかった」「ここで間違えたのか・・・」など、自分と違う考えについてもオープンに話し合えるようになっていくのです。

 

どうですか・・・親としても、子どもとの会話の中で、なるべく我が子の「考え」を引き出すようなやり取りができると、一歩進んだ親子の会話になりますね。

2019年

12月

15日

リニア中央新幹線

速度が増すにつれ、体がふわっと浮き、後方に引っ張られる感覚にとらわれた。車窓の街並みは視界から消え去り、前方の速度表示画面の数字はぐんぐん上昇。「500km」に到達した。

 

これは、リニア中央新幹線の走行実験に乗車した人の感想です。2027年開業予定のリニア中央新幹線は、東京(品川)から名古屋は40分、大阪まで67分で結ばれます。私が住むJR川越線指扇駅から埼京線直通で新宿まで通勤電車で揺られている時間で、名古屋に到着しているという計算です。

 

1964年前回の東京オリンピックが開かれた年に、夢の超特急「新幹線」が開業し、日本の高度経済成長を支えました。そして、半世紀以上の時を過ぎて、2回目の東京オリンピックが来年行われ、いよいよリニア中央新幹線が開業するのです。

 

リニアモーターカーは、私が子どもの頃からずっと「いつできるの?」と先延ばしされてきました・・・でも、ようやく現実となったのですが、私の年齢もおやじとなってしまいました。(笑)

 

東京から名古屋、大阪までの商圏で、日本の約6割超の約3300兆円のGDPとなる計算です。そして、約6600万人が1時間余りで行き来できる世界でも類を見ない巨大都市圏が生まれることになります。こうして数字を出すと、凄いことですね。

 

しかし、日本は高度成長期ではなく、人口減や高齢化社会に直面しています。リニア中央新幹線が新たなライフスタイルを作り出すかもしれません。もちろん、経済ではありません。

 

リニア新幹線が通る、山梨県や長野県、岐阜県など、自然の中で生活し、数時間をかけての遠距離通勤をしなくても、仕事ができる環境が整います。また、地方に企業が移転して、新たな「働き方」が生まれる可能性もありますね。

 

モノではなく、あらたなコトが、たくさん生まれてくるような予感がします。のんびりと「呑み鉄」を楽しむ私には、リニア中央新幹線には、鉄道としての魅力は感じませんが、違うところで、私たちの生活が変わることにつながるかもしれませんね。

2019年

12月

14日

子どもたちのネズミの作品

保育園の中で飼育していたアオムシが、一匹モンシロチョウに羽化していました。子どもたちが、白い羽のチョウを発見し、大騒ぎです。さっそく、モンシロチョウ用の飼育ケースを用意して、屋上で咲いている花を集めます。

 

スポンジに砂糖水を湿らせて、ケースに置きます。午前中は、まだじっとしていたモンシロチョウも、新しい飼育ケースに移し、草花や砂糖水をセットして観察していると、羽を広げ飼育ケースの中を飛んでいます。ススキの穂がお気に入りの場所です。月曜日には、多くの園児が登園するので、目をギラギラさせる子どもたちの姿が想像できます。今度は、サナギからチョウになって抜け出すシーンを観察したいですね。

 

さて、保育園から保護者への年賀状は、子どもたちの作品が付加されています。2020年は、ネズミ年ですので、子どもたちそれぞれのネズミが出来上がっています。

 

日本では、ネズミと言うと、害をもたらすものとしてマイナスイメージで語られることが多いですね。しかし、干支では、子・丑・寅・卯・・・のトップを飾るのがネズミです。干支を決める絵本でも、トップでゴールするのがネズミです。(笑)

 

駅伝でいえば「花の1区」、リレーなら注目度抜群の「第一走者」で、いずれも重要な役割を担っています。

 

一方世界では、ネズミのミッキーマウスは、世界的アイドルです。また、2000年のアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンマイル」には、囚人の自由と希望の象徴としてネズミが登場します。

 

日本のネズミ観と世界のネズミ観は、ずいぶんと違うようですね。しかし、保育園の年賀状では、子どもたちのネズミの作品は、それぞれ個性的で、かわいい作品に仕上がっています。

 

年賀状が届くのは元旦ですが、今から保護者の皆様は。楽しみにしていてください。

2019年

12月

13日

自己肯定感のカギはママにあり

今日は、子どもたちが大騒ぎです。飼育している「アオムシ」が、飼育ケースのすき間から逃げ出して、壁を登っています。気がつくと天井まで移動していました。そのまま、サナギになって羽化するのもいいかな~と見守っていると、床に落下してしまいました。男の子がケースに戻しました。

 

現在、飼育ケースには、サナギが20匹以上います。ある日、一斉にモンシロチョウに羽化するかもしれません。(笑)

 

さて、日本人が世界でも最低といわれる「自己肯定感」ですが、これを伸ばす一番簡単な方法は、子どもの言動や行動に対して「そう、それができたの、良かったね!」と認める、ただそれだけのことだそうです。

 

実は、子どもの自己肯定感を育むためのキーマンは、ママです。つまり、ママ自身が自分を肯定すればいいのですが、「よいママになろう!」とか「子育ても仕事も完璧にしよう!」とか、頑張りすぎて自分を追い詰めていると、時間にも追われ、ギリギリの中で過ごしていることも・・・こうなると、自分のことを肯定する余裕も生まれませんね。

 

毎日、必死に頑張ることは、もちろん素晴らしいことかもしれませんが、「それって?本当に頑張らないといけないことなの・・・」ひょっとしたら、「やらなければならない」と自分で思い込んでいることかもしれませんね。

 

できても、できなくても、「今」の自分を認めることが、ママにとっては、自己肯定感につながることだといいます。

 

「まぁ~今日のところは、ここら辺でいいんじゃない」の感じで、子どもの素直な行動を認める事だけでいいのです。

 

どうですか・・・少し、気が楽になりますね。

2019年

12月

12日

話し合う力

保育園の親子遠足でもお世話になった北本自然観察公園にある、樹齢200年の「エドヒガンザクラ」が、先日の台風19号で、倒れてしまったそうです。

 

このサクラは、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く花をつけ、北本に春を告げるシンボル的な木でした。咲きはじめはピンク、満開時には白と花の色が変わるという不思議なサクラです。よく、ピンク色のサクラを見かけることがありますが、ソメイヨシノではなく、エドヒガンザクラという種類なのです。

 

咲き始めはピンクで、満開時に白くなるなんて、同じサクラを何度も愛でに行きたくなりますね。どこまで、再生できるのか・・・何とか、この春少しでも花を咲かせてほしいですね。

 

さて、ある小学校5年生の授業です。「買い物をするならコンビ二か商店街か」という話題でパネルディスカッションが行われました。もちろん、その場の思いつき発言ではなく、自分なりの理由を考える、その根拠となるような情報を集めて持ち寄ります。新聞などから情報を収集したり、おうちの人、お店の人、町の客様へのインタビューをする子もいたそうです。

 

「コンビニの店員さんは、いらっしゃいませと元気の良いあいさつをしてくれる」

「商店街のおじさんは、いつも、お帰り~学校は楽しかったかい。と言ってくれる」

「商店街もいいけど、コンビニは夜遅くまでやっていて、仕事で疲れて遅く帰ってくるサラーリーマンにとっては、ホッとする場所なんじゃないの」

 

こんなやり取りが続き、「僕たちの町には、新しいものと古いものとが協力している町だと思った」なんていう意見も引き出されたそうです。

 

この授業のねらいは、どっちがいいかという白黒つけることが目的ではありません。自分の考えをしっかり持つことと、自分ではない誰かと話し合うことで、それまでよりも広く深く豊かな考えを持つことができるようになることですね。

 

どうですか、親子の会話でも、たまにはこんなやり取りがあってもいいかもしれませんね。

2019年

12月

11日

徳の道

「世界に一つだけの花」を発表会では寺子屋園児が歌うのですが、日に日に上手になってきています。とても、幼児のレベルではありません。凄い子どもたちです。

 

ナンバーワンにならなくてもいい・・・オンリーワンでいいと歌っているにもかかわらず、屋上遊びでは、一番を競う子どもたち・・・それでいいのです。(笑)

 

そして、今日は屋上で、緑色のステキな鳥を発見しました。「メジロ」です。ちょうど、梅が咲く頃に、その蜜を食べに梅の花に訪れるのがメジロですが、桑の木で何やら食べています。もう少しで落葉しそうな桑の葉に、毛虫がいるようです。

 

子どもたちと一緒に、3メートル下で見ていても、メジロは逃げません。じっくりと、観察しました。本当に、美しい鳥です。 

 

さて、ある大学の道徳科の授業を終えた学生がポツリと「道徳って難しいですね」とつぶやきます。彼は、4月から小学校の教員になるのですが、果たして自分は子どもたちに「得」を語れるだろうか・・・と不安になっているようです。

 

昨年度から小学校で、本年度から中学校で道徳が正式に科目としてスタートしました。今までも道徳の時間はありましたが、教員の意識としては、さらに自分の引き出しを増やさないといけないと思っているでしょう。

 

子どもたちに「徳」を教えるには、当然「語る力」が問われます。どんな立派なことを言おうと、子どもたちの心に届かなければ「あの先生の話はつまらない」となってしまいますね。

 

教員をめざす学生にとっては、人生を語る力量がなければ・・・というプレッシャーを感じて「私にはまだ語れません」と自信を失います。しかし、こうやって思い悩むその感性が、素晴らしいと私には感じます。

 

山の上流から流れ落ちる石は、いつしか時間と共に、下流で丸くなっていきます。しかし、人間は、自ら意識し、高めようとして、自分を磨いていくのです。それは、一生続くものなので、その時その時の、今の自分ができる最高の姿を見せる事が、相手の心に届くことにつながると思っています。

 

ガンバレ!若者・・・ですね。

2019年

12月

10日

はらぺこアオムシの観察

5歳女の子が登園するや、「園長先生・・・これかけてください!」と1枚のCDを持ってきました。それは、日曜日に彼女がキッザニア東京で、FM局のDJの仕事が録音されたCDでした。

 

タピオカデザートのつくり方を台本を読みながら、頑張ってDJをやっています。5歳にしては上出来です。彼女は、ここ数カ月、キッザニアでの仕事にはまっていて、3回も通っているようです。子どもに「お仕事」を教えるのは、とても大事なので、これはこれで、いい経験になっているようです。

 

さて、今日の寺子屋は、机の上に新聞紙を敷いて、大根の葉を食べる「アオムシ」の観察をしました。今日の屋上遊びで、年長園児が中心となって、大根畑で、アオムシ採集をしたのです。大根の葉は緑で、アオムシも緑ですので、保護色となり、子どもたちの目にはなかなか見つからないようでしたが、ざっと、15匹のアオムシを集めました。

 

5歳女の子の席に向かって、アオムシが動き出すと、「先生・・・こっちに歩いてくるよ~怖いよ!」というシーンもありましたが、二人を除いて、全員アオムシを触ることができます。

 

サナギになったアオムシも観察します。「この小さいサナギの中に、どうやって、モンシロチョウが入っているのかな?」に、クイズ王の○○君が、自分の体をチョウに見立てて説明してくれました。「羽をたたんでこの中に入っているんだよ・・・」正解です。

 

モンシロチョウが色々な花に集まっている写真を見ながら、アオムシ⇒サナギ⇒モンシロチョウのイメージを子どもたちなりに描いていたようです。

 

クリスマス発表会では、合奏で「ちょうちょ」の演奏をするので、子どもたちが頭に描く蝶は、モンシロチョウになったみたいですね。

 

今日は、少し大きめの飼育ケースに、アオムシとサナギを移しました。モンシロチョウに羽化した時に、思いきり飛ぶことができるように・・・です。サナギの背中から、白い羽が出てくる瞬間を子どもたちと観察したいものです。

2019年

12月

09日

なりたい自分の見つけ方

今日は、年中5歳男の子が、自転車に乗ることができました。ストライダーでバランスの練習をするのですが、なかなかまっすぐ走るのが苦手で、補助付自転車で、力強くペダルこぐのも、まだ力が足りませんでした。

 

しかし、今日も男の子は、自ら自転車を出してきて、黙々と練習をしていました。すると、仲間が集まってきて、男の子の前で、お手本を見せながら「ガンバレ!」とエールを送ります。そして、ついに、こぎ出しから50メートル・・・自分一人の力で自転車を走らすことができました。最後まで諦めない気持ちが、十分に伝わってきました。これで、年長・年中園児は全員自転車に乗れます。

 

さて、今日は「なりたい自分の見つけ方」についての話です。ターゲットは、ママです。

 

子育て中のママにとっては、自分のことは後回しにして、やりたいことを我慢して日々を過ごしている人が多いかもしれません。「時間がない!」が口癖になっているかもしれませんね。

 

しかし、母・妻である前に、一人の女性として、未来の自分がなりたい姿を描くことは、「今」が輝き、動き出すことになるのです。とは言え、自分がやりたいことが見つかっているママなど、少ないでしょう。

 

そこで、有効なのは、紙に書いてみることです。

3年後・5年後・10年後・・・私( )歳、夫( )歳、子ども( )歳

 

次に、自分を理解しないと、なりたい自分が明確になりません。

①自分が本当に大切にしたいと思うことは何か

②自分が本当にやりたいと思うことは何か

③自分が心から幸せだと感じることは何か

 

自分の過去・今・未来を棚卸ししてみる。

過去の経験の棚卸し⇒これまでの経験で得たスキルは?会社で働いてよかったこと。

自分の今の思いを確認⇒私が、うれしい・楽しいこと。課題と思っていること。

キャリアを考える⇒やりたい活動・仕事は?誰に喜んでもらいたい?どんな存在がいい?

 

自分の強みを確認する

「得意なこと(CAN)」「やりたいこと(WANT)」「求められていること(NEED)」をまとめると、自分のライフワーク(=使命)が見えてきます。

 

どうですか・・・ちょっとだけでも、なりたい自分が見えてきましたか?

5年後・10年後のなりたい自分を描き、具体的な行動を起こしている人は、3割程度というデータもあります。焦らなくても大丈夫です。

 

そして、人と比べてはいけません。自分の人生は、自分のものです。もちろん、年齢的に遅すぎることもないのです。あの、ケンタッキー・フライド・チキンを創設した、カーネルサンダースさんは、65歳で起業したのです。

 

人生は、自分の思うようにならないのが常ですが、何も考えず、なりたい自分も見つけないで生きるなんて・・・つまらない人生かもしれませんね。

2019年

12月

08日

木製ストロー

イチロー選手は引退後何をするか・・・引退会見では、プロ野球の監督はないと明言していました。そして、何と、草野球を究めるという選択です。何から何まで、私たちの想定をぶち壊して、新たな楽しみを考えるイチロー選手です。

 

今日のような、小春日和の穏やかな日には、白球を追いかけたくなりますね。昭和世代の私の子どもの頃は、選択肢が野球一本です。小学校の昼休みや放課後は、野球三昧です。子どもたちがボール遊びができるような空き地が、たくさんあって、人数が少ないと三角ベースで楽しんでいました。

 

草野球でも全力で取り組むのは、イチロー選手らしいですが、年を重ねても少年のように草野球を楽しみたいものですね。私は、草ソフトボールですが、3年位前までは、毎年仲間たちと大会にも出ていました。しかし、出場チーム(おやじのチームばかりですが)が、少なくなって、ついに大会がなくなってしまったのです。

 

今回のイチロー選手の草野球の話題で、再び草野球熱がアップするかもしれませんね。

 

さて、今日は、木製ストローの話です。大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーのプラ製のストロー廃止の報道で、それに代わるストローが、多くのメディアで取り上げられています。紙ストローとか麦のストローも実際に販売されています。

 

東京都心の「ザ・キャピトルホテル東急」のラウンジでは、木製のストローが今年から使われているそうです。国内では、横浜市や木造住宅会社などが、木製ストローを製品化しています。

 

今年も豪雨によって、森林での土砂崩れが多発しましたが、その一因として、間伐などの適切な森林管理が行われていないことが指摘されています。

 

この間伐した木材を使用した木製ストローは、海洋汚染などの原因となるプラスティックゴミの問題と、森林における水害を抑制することにつながるというわけです。

 

来年の東京オリンピックは、スポーツの祭典ではありますが、スポーツだけにとどまらいことは、誰もが認めるところです。日本が行っている、こんな取り組みも、世界に広げる切っ掛けになって欲しいですね。

2019年

12月

07日

先輩の影響力

今日の保育園では、これぞ、タテの関係というすばらしい活躍がありました。

 

小学校3年の女の子・・・朝から、小学校での出来事をたくさん話してくれます。担任の先生が、今月誕生日だそうです。そこで、彼女は、サプライズバースデーを企画します。男子は、おしゃべりですぐに担任に話してしまうので、まずは女子たちを巻き込みます。

 

メッセージカードや歌のプレゼント・・・ピアノは、男の子で、楽譜を見れば何でも弾ける○○君に「ハッピーバースデー♬」をお願いしたそうです。彼は、口が堅く、他の男子には漏れないとのことです。

 

担任の先生には、当日の行間休みに、クラスでやりたいことがあるので、先生もいてくださいと、声をかけているそうで、今は、着々と準備を進めています。

 

小学校3年生にして、この企画力と、段取り力に、あっぱれですね。彼女の凄いところは、自分だけが突っ走るのではなく、上手に周りを巻き込んで、みんなで成し遂げるという気持ちにさせてしまう事です。私は、これを社会人の大人になって、ようやく習得しましたが、彼女は、小3です。卒園児の活躍には、涙が出るほど嬉しいおやじ園長です。

 

さて、この話を横で聞いていた、年中5歳の女の子・・・彼女ものやりたい事ができれば、先生の指示を待たずに、どんどん自分で実行することができるタイプです。しかし、他の子のために一肌脱ぐレベルまではいっていません。(年中園児なら誰でもそうですが)

 

しかし、先輩の話を聞いて、みんなのために何かをしようと思ったようです。朝のお片付けタイムの音楽をかける前に、彼女は、小1女子の先輩の力を借りて、二人だけで、おもちゃなどの片付けを終わらせてしまいました。

 

「園長先生・・・もう、片付けちゃったから、朝の会ができるよ~」と笑顔で言います。実は、彼女は、お片付けタイムで、さぼりの常習犯でした。(笑)

 

今日は、おやつと給食の「いただいます!」の挨拶は、全て彼女がやって、当番も積極的に行ってくれました。園長からは、「あーしなさい、こーしなさい」は、一度も言っていません。すべて、小学校3年の先輩の話を聞いて、自分でとった行動です。

 

タテの関係の影響力は、保育園では、様々な場面で見ることができますが、今日もうれしい姿を見ることができました。本人たちをほめたたえ、保護者に伝えるのが、私の仕事です。

2019年

12月

06日

食品ロス削減に本腰

ユリの木の実であることが判明しました・・・というのは、秋に園児が公園で見つけてきた木の実の名前がずっとわからないままになっていました。こういう状態は、スッキリしませんね。(笑)

 

ユリの木は、何十メートルにもなる大木です。うちわをギザギザにしたような大きな葉で、夏には、ユリというよりも、チューリップのような赤い花を咲かせます。そして、秋には実になり、紅葉もする落葉樹でした。これで、一生ユリの木は忘れませんね。

 

さて、私がもし、プロの腕前を持つ料理人で、店を出すとしたら、「1日10組限定・・・シェフのおまかせディナー」のみでいきたいですね。こうすれば、作りたい料理の材料をじっくり選び、その日の人数が決まっているので、ロスが出ません。その分、いい材料を使うことができて、お客様も喜ぶ・・・というシナリオです。

 

年末を前に、食品ロス削減について、各企業も本腰を入れているようです。その背景には、お客様の意識の高まりもあります。家での食材を無駄にしないだけでなく、食品ロスにつながらない買い方も行います。牛乳は、新しい日付けを奥から選んで買うのではなく、手前の直近のものから買うといった行動です。

 

コンビニのファミリーマートは、この夏、土用の丑のうなぎの蒲焼を完全予約制で行ったところ、売上は前年割れとなったものの、廃棄ロスが大幅に減少し、利益が改善されたようです。今後は、クリスマスケーキや恵方巻でも同じように、予約制が導入されます。

 

クリスマスケーキの販売方法も、あいまいな需要予測で、たくさん発注して売れ残りを出すよりも、「限定○○個」の売り切れごめんスタイルが増えています。かつてコンビニでは、12月25日の夜に、値引きされたクリスマスケーキを見ることがありました。安い買い物でしょうが、せっかくのクリスマスケーキのありがたみが半減しますね。

 

クリスマスケーキのようなイベント性の高い商品は、家族で「どれにしようかな?」で、楽しんで選び、予約をして買いたいものです。

 

私が営業マンだった頃は、「ロスを出すよりもチャンスロスを出す方がいけない!」と、担当店に喝を入れて、「声出しと気合で売り切るんだ!」で、売上アップを狙う営業マンでした。今は、考え方も変わってきました。(笑)

 

人は変われるものですね。地球環境や資源について、そして、食品廃棄ロスを出さないという気持ちは、高くないといけません。

2019年

12月

05日

「SAKE」を世界へ売り込め!

クリスマス発表会の練習を毎日のように行っているので、子どもたちが、おうちでママパパの前で、劇のセリフやダンスを披露しているようです。友だちのセリフだったり、0・1・2歳の、自分が踊らないダンスも家では、楽しそうに踊っているそうです。

 

保護者にとっては、その1つ1つをパズルのピースのように、組み合わせて、全体像を想像しているのでしょう。(笑)

 

さて、埼玉県の蓮田市には、日本が誇る酒蔵があります。神亀(しんかめ)酒造という、小さな酒蔵です。この酒蔵は、日本で初めて「うちでは純米酒しか作りません」を行ったのです。純米酒とは、原料が「米・米麹」だけのお酒です。

 

戦後、日本酒需要に対応するために、米・米麹だけでなく、醸造アルコールや糖類を混ぜて、水増しした、廉価な酒が主流となりました。しかし、神亀酒造は、「本物の酒を造るんだ」という信念を持って、全量純米酒の酒蔵となったのです。

 

私の仲間の奥様は、無類の日本酒好きですが、純米酒しか飲みません。私も、自分で買う日本酒は、純米酒だけです。

 

しかし、国内の日本酒市場は、人口減や、様々なお酒がチョイスできる環境では、縮小傾向です。そこで、日本酒「SAKE」を世界に売り込めという流れが起きているそうです。

 

今人気の「獺祭(だっさい)」のように、米を3割まで磨いて、ワインのような口当たりの酒や、シャンパンの代わりにと、スパークリング日本酒が、外国人にも好評のようです。でも、これだけでは、まだ弱いですね。

 

そこで、日本酒の付加価値を上げるために、酒蔵の見学ツアーを行うところが増えているそうです。ターゲットは、もちろん外国人です。東京都福生市にある石川酒造では、英語が話せるガイドが常勤しています。2012年に、英語ツアーを始め、当初の海外客は年間わずか400人程度だったのが、昨年は、2000人だそうです。今年は、ラグビーワールドカップ効果もあり、プラス1000人を見込むそうです。

 

私も、義母が住む福島県の酒蔵を多く見学しましたが、杉玉の魅力と、何百年続いた伝統に、気持ちは、ワクワクドキドキです。外国人だったら、日本酒自体の出会いも初めての場合が多いでしょうから、日本酒作りの工程は、衝撃的でしょうね。

 

今や、酒蔵は観光資源とも言えます。東京オリンピックで、来年は多くの外国人が日本を訪れます。日本酒が、ビールやワインのように、海外で当たり前のように飲まれるような時代もすぐそこまで来ているのかもしれません。

 

そして、私が大好きな日本酒の飲み方の「ぬる燗」で和食を食べる外国人も増えて欲しいですね。

2019年

12月

04日

大根の「味」

今日は、9月にタネイモを植えた、ジャガイモを収穫しました。天気も良く、お日様の下で、子どもたちは、思いっきり土に戯れ、わいわいガヤガヤ楽しく、おいも掘りです。

 

じゃがいもは、3月にタネイモを植えて初夏に収穫と秋植えの初冬収穫と、年に2回楽しむことができます。今回の収穫は、夏の収穫よりもビッグサイズが揃いました。しばらく置いて、食べ頃になってから、子どもたちのお土産と、給食と、年明けの屋上で行う「芋煮会」で食べます。

 

そして、大根も大きくなってきました。大根の葉には、モンシロチョウが卵を産み、アオムシが葉を美味しそうに食べています。子どもたちは、はらぺこアオムシと呼んでいます。

 

保育園で飼っていた、アオムシが、ざっと10匹、サナギになりました。自然界では、幼虫かサナギで越冬して、春にモンシロチョウとなるのですが、室内のサナギは、たぶん季節を間違えて、冬にモンシロチョウになるかもしれません。先日、日進コミュニティセンターで季節を間違えて羽化した「オオムラサキ」を観察しましたが、保育園では、冬の間、モンシロチョウを飼うことになるかもしれません。子どもたちの楽しみが、また一つ増えそうです。(笑)

 

さて、今日は、そんな大根の話です。大根の葉は、アオムシが食べるだけでなく、みそ汁にして食べたり、無駄にしたくありませんが、白い大根の部分は、部位ごとに「味」に違いがあります。

 

主婦の方からは、「そんなの常識!」と言われそうですが、葉に近い上部は、歯ごたえがあって甘みがあります。サラダや漬物など、生で食べるとおいしいですね。

 

中央部は、きめ細かくて柔らかいので、煮物に適しています。しっぽの方は、辛みが強く線維が多いので、ダイコンおろしや炒め物におすすめです。

 

これから寒さが厳しくなると、大根がおいしい季節になってきますね。子どもとの料理も、この大根の部位ごとの違いや料理が話題にできると、また、楽しい食育の会話になることでしょう。

 

あぁ~今晩は、大根・・・食べたくなってきましたね。

2019年

12月

03日

春の花壇

今年のクリスマス発表会も、ボランティアのママ達に活躍していただいています。今日は、「赤ずきん」のおばあちゃん役の衣装がアップしました。園児が着るので、「かわいいおばあさん」になるのですが、「おぉ~すごいなぁ~」と、他の園児も歓声を上げるほどの素晴らしい出来栄えです。

 

ハロウィーン仮装パレードでも、「チアダン」の手作り衣装を娘に着せたママは、ここ数日は、衣装作りで子育て放棄(パパが頑張った)状態だったようで・・・(笑)、ありがたい話です。

 

さて、今日は、屋上の花壇スペースに、球根を植えました。この花壇には、昨年もチューリップを植えたので、その球根を使います。しかし、来春は、もっと賑やかな春の花壇にしたいと、チューリップの他にも、何種類かの球根を用意しました。

 

チューリップだけでも、バンダイク・ミスティックバンダイク、ストロングゴールド、バクリライラックワンダーに普通の赤・白・黄色・・・クロッカス・ムスカリ・水仙・カマッシアを子どもたちが、球根の種類もわからないまま、好きな場所に植えました。

 

子どもたちの行動は、不思議です。なぜか、球根の皮をむいてしまうのです。チューリップの外側の茶色の部分をきれいにむいて、真っ白のハダカにしてしまいます。(笑)

 

芽を下にして、根を上に植えるのは当たり前です。また、球根をくっつけて植える園児もいます。「だって、結婚させるから、くっつけた方がいいでしょ・・・」という発想です。

 

毎年春になると、屋上には、紫色が鮮やかな「ムスカリ」の花がたくさん咲きます。そして、水仙の黄色の花もインパクトがあります。そして、今回は、さらに、チューリップを中心とした、春の花壇を充実させようと思っています。

 

子どもたちが、適当に植えた方が、意外に、ナチュラルガーデンっぽくなるような気がします。例年、花を愛でる間もなく、子どもたちが「ママにプレゼントするんだ」と花を摘んでしまうのですが、来春は、目で楽しむ時間を長くとりたいですね。

 

今は、子どもたちとクリスマス発表会の劇「おやゆび姫」のラストシーンでの花畑をイメージしています。(笑)

2019年

12月

02日

フレイル

12月に入り、クリスマス発表会の練習にも熱が入ります。劇の練習では、初めて、先生が合いの手を入れないで、子どもたちだけで、セリフ回しをしました。これがなかなか上出来です。子どもたちの役者ぶりが、順調に育っています。(笑)

 

さて、「フレイル」という言葉をご存知ですか。この意味は、加齢に伴って、心身が衰える状況です。詳しく説明すると、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態で、「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティ)」が語源となっています。日本では、65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされています。

 

フレイルにならないためには、栄養と運動、社会参加を意識することだといいます。入院などの寝たきりのような生活をすると、普通ならば7年かけて落ちていく筋肉が、わずか2週間で失われることもあるそうです。

 

筋肉の維持には、たんぱく質が大事であることから、年をとってからの「粗食」は間違いで、たんぱく質を体重1キロ当たり1グラム以上取ることが、最近では、正しい食事のとり方の定説だそうです。

 

60キロの体重の人では、1日60グラム以上のたんぱく質が必要という計算です。ステーキ200グラムでも、たんぱく質が35グラムですので、肉・魚・豆製品・卵など多くの種類から取らないといけませんね。

 

運動も大切ですが、高齢者は、運動だけする人よりも、囲碁・将棋などの文化活動と、ボランティアなどの地域活動を両方している人の方が、フレイルになる可能性が低いというデータもあるそうです。

 

食事は当然一人より友人や家族と一緒の方が多く食べられます。会話や雰囲気もおかずの1つと言えますね。人生100年時代は、元気に健康に長生きしたいものです。介護されて、周りに負担をかける人生は、避けたいですね。これは、私のような昭和世代から、意識し、努力をしないといけません。自分のためでもあり他人のためでもあります。

 

本日、70歳代と思われる男性が、保育園の入口にある「異年齢保育をしています」のPOPに興味を持っていただき、私に説明を求めてきました。大人になれば、同じ年齢の組織やチームに属することは、まずありません。子どもたちには、異年齢のタテの関係の中で、社会性を学んでもらっています・・・・の説明に、感銘を受けられ、しばらく、子育て論で盛り上がりました。

 

こんな、おじいちゃんが、世の中に増えていけばいいなぁ~と思った次第です。

 

昭和世代のあなた・・・フレイルなんて打ち破るのです。よく食べ、運動し、仲間のある生活を楽しみましょう。

2019年

12月

01日

退職校長がアフタースクール

埼玉県坂戸市内の教会を会場に、小学生を対象とした「アフタースクール」が7年前にできました。海外の日本人学校での勤務体験も持つ、元校長先生が、教員経験を持つ仲間と共に、地域の子どもを見守り、学習を支援しています。

 

平日の午後4時を過ぎると、教会の一室にランドセル姿の小学生が集まります。室内では、4人の元教員が教材の確認、準備を済ませて懇談しています。「一人一人を大事にする」というのが、合言葉だそうです。

 

教員時代は、1クラス30人以上の子どもたちを相手にしていることもあり、これができなかったと言います。勉強だけでなく、おやつタイムは、年齢を超えて懇談する時間となり、子どもたちにとっては貴重な時間となっているそうです。

 

元校長先生は、海外の学校での赴任経験で、公立学校の他、放課後のアフタースクールや、授業前のビフォアスクール、不登校の生徒のためのフリースクールなど、子どもたちにとっての「居場所」がたくさんある国を見てきました。

 

フランスでは、子どもたちにとって、本当に有効な宿題の出し方が研究されているそうです。学校や教員により、宿題の出し方がまちまちで、学習内容を理解しないまま、あるいは宿題をこなせないまま次の単元に進み、授業についていけないことがないよう、一人一人の子どもに合わせた支援が行われています。

 

坂戸市の「アフタースクール」は、月謝を集め、講師にも謝礼と交通費を支払っているそうです。完全ボランティアではありません。

 

イエナプランの勉強会でも、元校長先生がいます。彼は、定年退職後、子どもたちの居場所でもあり、学び合う場所として、学童&塾を融合したアフタースクールを群馬県前橋市で開設しました。小学生と中学生が共に「学び合う」というのが、彼がめざす学びの姿です。異年齢での学び合いが、どれだけ有効であるかは、ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていても明白です。

 

子どもたちを取り巻く環境は、今後さらに多様化していくのでしょう。そんな時代だからこそ、子どもたちが、安心して過ごせる「居場所」も、増えていかないといけないですね。

2019年

11月

30日

日本の国蝶

私の大好きな蝶です。そう、日本昆虫学会が日本の国蝶と定めた「オオムラサキ」です。紫色の鮮やかな羽に魅了されますね。

 

実は、今日、子どもたちとオオムラサキを見に行きました。えっ?冬にオオムラサキがいるの?と思った方も多いと思いますが、保育園の近くにある、日進公園コミュニティセンターで、現在オオムラサキを飼育しているという情報を耳にして、早速行ってみたのです。

 

オオムラサキは、普通の蝶のように、花の蜜は吸いません。カブトムシと同じように、雑木林のクヌギやコナラの樹液を吸います。そこには、スズメバチも集まりますが、オオムラサキは、スズメバチを羽で追い払うこともあるそうです。強い蝶ですね。

 

保育園の屋上では、羽をひらひらさせて優雅に飛ぶモンシロチョウやアゲハチョウをよく春から秋にかけて見かけますが、オオムラサキは、グライダーのように滑空します。羽ばたくときは、羽を「バタッバタッ」と大きな音を立てるので、小鳥と間違えられることもあるそうです。

 

埼玉県内では、嵐山町がオオムラサキの保護に力を入れています。保育園の1回目のサマーキャンプでは、嵐山町のオオムラサキの里を探検しました。

 

成虫としてオオムラサキが羽ばたくのは、6月から8月の間です。産卵後の幼虫は、サナギになるまでに5回脱皮をします。幼虫は、エノキの木の葉だけを食べるそうです。幼虫のままで越冬し、春に食欲が増した幼虫がどんどん大きくなって、夏に成虫になるという1年のサイクルです。紫色の鮮やかな羽を持つのはオスだけだそうです。

 

さて、どうして、冬なのにオオムラサキを見ることができたのか・・・日進コミュニティセンターの職員の一人がオオムラサキの保護活動をされていて、嵐山町から譲り受けた幼虫を飼育していました。室内で飼育していたので、季節の感覚がくるってしまったようで、11月17日に羽化したとのことです。

 

エサは、樹液ではなく、綿にカルピスを湿らせて与えています。良く吸うそうです。子どもたちも、オオムラサキを見て感動です。雑木林の中を舞う姿は、来年夏にサマーキャンプで見ることができればいいかなぁ~と思っています。

 

オオムラサキ・・・どうです・・・魅力が伝わりましたか。

2019年

11月

29日

異色の経歴

今日のクリスマス発表会の練習は、園児全員で踊る「パプリカ」を衣装を着てやってみました。この衣装は、各家庭で、古くなったTシャツにハサミを入れて、個性あふれる衣装を作ってもらいました。

 

見た目の完成度は、様々です。美容師のママのセンスはさすがです。しかし、姉が、弟のためにデザインしたシャツや、園児が自分で作りあげた作品は、大人の作品と比較すると見劣りするかもしれません。でも、職員は、この衣装が完成したストーリーを知っています。まさに、個性色々・・・それでいいのです。

 

さて、昨日のカンブリア宮殿で、元銀行マンが築地本願寺の僧侶として、宗務長となり改革を行っている姿がありました。

 

築地市場が移転する前に、築地をブラブラしたのですが、築地本願寺に何でカフェがあるの?と驚いたことを思い出しました。すべて、元銀行マン僧侶の改革です。

 

税金がかからない宗教法人である寺院は、黙っていてもお布施が入り儲かっているというのは、昔の話で、日本の家族のあり方が変わり、地方では過疎化が進み、今や、日本の半分以上の寺院が、年収300万未満だそうです。

 

築地本願寺も年々参拝客が減少し、じり貧状態でした。元銀行マン僧侶は、「企業も寺院も同じ。古いビジネスモデルでは生き残れない」と、ビジネス視点で、寺の改革を行ってきました。もちろん、古参の僧侶には「寺は金儲けをするところではない」と反発されます。

 

しかし、実績が目に見えてくると、反発が少なくなっていきます。そして、一般企業では当たり前の「顧客主義」を前面に打ち出して、築地本願寺を変えていったのです。

 

よく、「異色の経歴」という言葉が使われますが、案外、改革には、畑違いからの人物の方が大胆な改革が行われるのかもしれませんね。

 

保育園という業界も、子どもたちの成長を担うとともに、お客様である保護者への対応は「顧客主義」でなくてはいけません。待機児童が多い状況で、「子どもを預かってあげているんだ」と勘違いしている保育園も中にはあります。

 

民間企業出身の異色の経歴を持つ(笑)・・・おやじ園長は、「顧客主義」については、保育園でも当然という考えのもと、ブレないでやっていきます。

2019年

11月

28日

学校林に泊まる

今日はうれしいことがありました。卒園児の小学1年の女の子が、学校の持久走大会で、2位の大健闘です。学年で2番です。運動会の徒競走ではぶっちぎりの一番だったので、短距離と長距離の二刀流です。凄いことです。 

 

さて、彼女の通う小学校には、「学校林」があり、自然に恵まれた環境にあります。運動会へ園児を連れて応援に行った時には、この「学校林」で、木登りをして遊びました。

 

しかし、平成28年時点での調査では、全国の小中学校で、学校林があるのは、7%だそうです。都心部の学校では、ほぼゼロですね。

 

しかし、この学校林を上手く活かしきれていない学校がほとんどだそうです。そもそも学校林は、教育のためにできたものとは限らず、古くは木造校舎を建設する際の資材得ることや、学校林で育てた木を木材として収益を上げることを主な目的に設けられたところも多いそうです。

 

せっかくの自然環境ですので、子どもたちのために有効に活かしたいものです。

 

東京都多摩市にある豊ヶ丘小学校では、国士舘大学の研究機関の協力を得て、毎年、校地内にある学校林で2泊3日の宿泊体験を行っているそうです。

 

普段から学校林に慣れ親しんでいる児童も、日が落ちて真っ暗な中、たき火のまきを拾い集めます。各グループには大学生が付き添い、学校林にブルーシートで屋根などを張り、朝までビバーグ(緊急野営)を体験します。

 

子どもたちにとっては、いつも遊んでいる場所ですが、夜を過ごすことで、また違う景色を感じたことでしょう。今年は、50人以上が参加したそうですので、仲間との時間が子どもたちの成長につながったことが想像できます。

 

このように、学校にある資源を活用して、地域を巻き込んでの取組みが、全国に広がって欲しいですね。

2019年

11月

27日

子どもたちと共に生きる喜び

保育園には、来年4月に小学校の先生に復職するママがいます。1歳女の子が、保育園で様々なことを吸収しています。

 

ママの連絡ノートには、今までの環境は、母親と父親との生活が中心でしたが、保育園では、親以外の大人である先生たちとのかかわりが発生しました。また、異年齢の他の園児たちとの集団生活で、着実に成長しているというコメントがありました。

 

産休、育休前の教員としての仕事の中で、子どもたちが育っていく様をずっと見ていた経験からくるコメントだと思っています。

 

そんな、先生の仕事ですが、「多忙な仕事の代表」のようなレッテルを貼られて、若者の教員志望が減っているのが実態です。当り前ですが、仕事のやりがいと、忙しい、忙しくないは、全く別問題ですね。

 

今日は、若い世代に教員の仕事の良さを感じてもらおうと、現役の先生のコメントを集めました。

 

「私は、子どもたちに支えられています。子どもたちから元気をもらっているのです。われわれ教師は、子どもたちと支え合っているのです」

 

「子どもたち・・・とてもかわいいんです。かわいくて仕方ないんです」

 

「30年近く前に担任した教え子から、素敵なプレゼントをもらいました。ライターになっている子が『恩師』である私の本を書いてくれたのです。思いがけないプレゼントに、感動してしまいました・・・」

 

まだまだ、現役の先生のコメントは山ほどあるでしょうが、教師は、子どもたちと一緒に

生きているのです。「お互いに人として、共に生きている」と思えることが、教師としての生きがいであり、最高の喜びなのです。

 

生きがいは、仕事以外にたくさん見つけることができますが、仕事の中に生きがいがある人生は、楽しい人生ですね。若い世代にとって、魅力ある仕事だと私は思っています。

 

もちろん、保育園の仕事も、子どもたちと共に成長する実感と、その成長を共有する保護者とのかかわりが、私の喜びです。

2019年

11月

26日

数字の裏にある真実

今日の寺子屋は、クリスマスカタログを見ながら、「サンタクロースにお願いしたいおもちゃを選んで、その理由も一緒に発表してください」を行いました。カタログには、たくさんのおもちゃがあるので、子どもたちは大いに盛り上がったのですが、年長園児には、自分が選ぶおもちゃではなく、ペアを組んだ相方が選ぶおもちゃを考えて・・・が課題です。

 

年長にもなると、友だちの好きなことをちゃんと観察しているようで、マニアックな恐竜のおもちゃを選んだ子は「○○君は、クイズ王だしこだわりがあるので、仮面ライダーとか、みんなが選ぶようなものは欲しくないと思ったので、これにしました」と、なかなか的を得た答えです。

 

「○○君は、普段からポケモンが大好きで、ポケモンゴーもやってるから、このポケモンソードにしました」「○○ちゃんは、ローラースケートが得意でスポーツが大好きだから、このキックボードにしました」などなど、素晴らしい回答が続出です。

 

さて、中学校のいじめの公立と私立の比較を文科省の統計から見てみましょう。

 

いじめの認知数は、私立よりも公立で多いというデータが出ました。生徒1000人あたりの認知件数は、公立は31.5件ですが、私立は11.9件となっています。

 

この数字を見て、「お金はかかるけど、やっぱり、自分の子どもは、公立よりも私立を中学受験させた方がいい・・・だって、いじめのリスクが少ないから・・・」と考えたあなた。「ちょっと待った!」です。

 

公立中学校は、教育委員会の指導もあり、「学校にはいじめが必ずある」という前提で、いじめの把握には本腰が入っているのが、実態です。それに対して、私立中学校は、生徒募集に響くので「うちの学校にはいじめが多くある」なんて、決して言えませんね。

 

実際、私立校のいじめ対応には不満が多く、公立でいう教育委員会のような指導機関が必要だという声もあるそうです。少し、うがった見方かもしれませんが、私立校は、問題のある生徒は退学させればいいと考えている学校もあるかもしれません。人事異動もほとんどないことが、マンネリ化の根源になっているとも言われています。

 

私は、世界の共通語は、英語ではなく「数字」だと思っています。企業がプレゼンテーションを社内外で行うにも、数字によるデータの裏付けが必要不可欠ですね。「多い・少ない」という言葉は、人によって受け止め方はまちまちですが、100キロの体重といえば、誰もが巨漢をイメージすることができます。

 

しかし、このいじめの公私比較のように、裏側にある真実が隠れている数字が時にはあります。ここを私たちは、見落とさないようにしないといけませんね。難しいことかもしれませんが、真実は、必ず一つなのです。(どっかで聞いたセリフかな?)

2019年

11月

25日

親子でボランティア活動

屋上での「自転車に乗れたぞ!」ラッシュが続いています。先週、2歳8カ月の新記録が出てから、子どもたち同士の影響力が爆発しています。

 

今日も、4歳女の子、5歳男の子・・・そして、まだ寺子屋前の3歳男の子も自転車に乗れました。寺子屋園児19名中17名が乗り、園児全体でも20名が補助なし自転車に乗れるようになったのです。0歳児を含めた園児の半分が自転車クリアという凄いことになっています。

 

今日の3人も、自転車免許証を大切にノートにはさみ、おうちに帰ったら飾るそうです。3歳男の子のママは、「○○くんが自転車に乗れたよ・・・」とお迎えの時に話をすると、???のキョトン顔です。「えっ・・何ですって?自転車に乗れたんですか?」というリアクションです。(笑)

 

さて、この秋の台風や大雨で多くの被災地では、ボランティアが活躍しました。

 

茨城県古河市の中学校では、生徒会が呼び掛けて、親子でのボランティア募集に、50人ほどがすぐに集まり、栃木県佐野市で個人宅の床下から泥をすくい上げ、土のう袋に入れて屋外に運び出すなどの作業にあたったそうです。

 

中学生の参加を認めているボランティアセンターは、保護者の同伴を求めているところが多いそうです。この中学校は「私たち生徒だけでは受け入れてもらえないので、保護者同伴で、たくさんの人にボランティアに来てもらいたい」と生徒会が中心い動いたそうです。

 

子どもが中学生になると、なかなか親子一緒に行動することが少なくなってきます。私も、長女が中学生になると、家族のキャンプがなくなりました。長女抜きで、下の子二人を連れて、出かけるようになったものです。

 

中一の壁は、親子で出かけなくなることでもあるようです。しかし、中学生になれば、親の背中はより深く洞察することができるようになります。考えも深まりますね。そこで、ボランティア活動という行為を切っ掛けにして、共通の行動が取れるのも、親子関係の上でも大きなプラス要素ですね。

 

親子でのボランティア活動は、困っている人を助けることが大きな目的ですが、親子の絆が深まるという効果もあるようです。

2019年

11月

24日

日本一の長い廊下

長いというのは、何かと人々の心をとらえるようで、私も中学3年の修学旅行で見学した、京都「三十三間堂」は、日本一長いお堂を持つ寺院としても有名です。長さは120メートル・・・そこに、およそ1000体の仏像が並んでいます。千手観音をずっと眺めているだけでも飽きませんね。観音像の顔の表情は1つ1つ違っていて、三十三間堂には、必ず自分に似た顔があると言われています。探してみるのも楽しいですね。(笑)

 

川越の菓子屋横丁を歩いていると、杖の長さくらいの「長~いふ菓子」が売られています。食べづらいのに思わず買ってしまうお土産です。サービスエリアには、「長~いバウムクーヘン」が売られていました。味はともかく、話題性では付加価値100点です。

 

四国は愛媛県に、1988年まで現役で活躍していた、宇和島小学校の長い廊下が今でも保存されているそうです。「日本一長い木造校舎の廊下」だそうです。

 

12の教室を結ぶ木造校舎は、長さ109メートルもあるそうです。100メートル走もできますね。今、学校の先生がやると「体罰」とされてしまうのでしょうが、私が小学生の頃に当たり前に行われていた「廊下に立ってなさい!」が、12クラスで行われれば、廊下にはざっと数十人の子どもたちが並ぶことになりますね。(笑)

 

さて、この日本一長い木造校舎の廊下では、毎年小学校低学年から大人まで、10クラスで100メートルの雑巾がけレースが行われているそうです。今年も10月に行われて、17秒38の新記録で26歳の男性が総合優勝したそうです。なかなか速いタイムですね。

 

保育園でも、雨で屋上遊びができない時は、教室内のミニ運動会となり、雑巾がけレースは定番種目です。いつか100メートルに、子どもたちを挑戦させたいですね。(笑)

 

学校の廊下には、子どもたちの様々な思いが詰まっているようで、とても大切な場所のような気がします。私も、休み時間には、廊下でほうきをバットにして、よく野球をやっていました。

 

最後に・・・長いものに郷愁を感じるのはいいですが、「長い物には巻かれろ」というのは、子どもたちには教えたくないですね。(笑)

2019年

11月

23日

ポリぶくろ、1まい、すてた

今日は、アフリカでの実話をもとに語られた、「ポリふくろ、1まい、すてた」という絵本の話です。

 

アイサトさんは、ヤシの葉で編んだカゴを頭に乗せて、そこに果物を入れて歩いています。村の近くまで来たところで、カゴが壊れて果物が転がり落ちます。そして、初めて見るポリ袋を見つけ、詰め替えて帰りました。

 

家に帰ると、おばあさんが町ではこの袋が増えているので困っていると言います。

 

ある日、アイサトさんは、袋を振り上げると、破れて中のものが飛び出し、新しい袋に詰め替え、破れた袋は捨てます。ある時、村のヤギが袋を食べて死にます。これを機に、アイサトさんはごみを減らすために友人と一緒に袋を洗い、ヒモにして財布を作って売り、その資金でヤギを買います。

 

海底一万メートルの深海からプラスティックごみが見つかったという報道がありました。様々な企業が、ビニール製のストローを廃止・・・紙袋に変更・・・といった、企業アピールも兼ねた対策を行うようになり、プラスティックごみのリサイクル運動への関心がますます高まっています。

 

しかし、子どもたちには、リサイクルが・・・と、説明を始めても???となってしまいますね。この絵本は、そんなリサイクルのことを子どもたちに伝えるには分かりやすいですね。

 

絵本は、アフリカの小国ガンビアで、プラスティックごみのリサイクル運動に実際に取り組んだ若い女性の実話がベースです。私たちもできる取り組みというのが、大事ですね。

 

「地球環境を守る」と大義名分をかざして、子どもたちに「○○しよう」と教えるよりも、私たち大人たちが、「素敵な生き方」として、ゴミとの付き合い方や買い物の仕方・・・などなど、生活を通じて、子どもたちに伝えることが大切なような気がします。

 

最近の素敵な「買い物の仕方」は、棚の奧から日付けの新しい商品を選ぶのではなく、すぐに食べるのなら、手前の商品から選ぶ・・・食品ロスを出さない取組みですね。

2019年

11月

22日

学校「カフェ」

クリスマス発表会の演目で、園児全員で「パプリカ」を踊ります。小学校の運動会でも、低学年のダンスになっていることが多かったですね。ただし、運動会の場合は、どうしても体操着がベースになるので、衣装としては、地味です。

 

そこで、クリスマス発表会では、統一の衣装ではなく、子どもたちそれぞれが、Tシャツなどにハサミで切込みを入れて、オリジナルシャツを保護者に作ってもらうことにしました。「個性いろいろ」で楽しみます。

 

小学生のお姉ちゃんがデザインしたシャツがあったり、美容師のママは、切込みを結んで、センスを感じる素敵なシャツが完成です。ネックレスなどのワンポイントは、子どもたちが寺子屋の時間などに作成します。

 

「パプリカ」を歌うフ―リンのメンバーに負けないくらい、素敵な衣装になるでしょう。ダンスの方は、今、本番でも大丈夫なくらいに完成しています。(笑)

 

さて、東京の西東京市では、9校ある公立中学校のうち、7校で「学校カフェ」があるそうです。

 

放課後は、部活や塾で忙しく、ネット上でも対人関係に気を使う中学生たちが休める場所を校内につくりたい・・・がきっかけで、今から4年前に一校目ができたそうです。

 

運営をしているのは、各校のPTAや民生委員、社会福祉協議会など、学校ごとに人数も構成比率も実施頻度も様々だそうです。カフェで提供するコーヒーや乳酸菌飲料はフードバンクからの提供や市からの助成金で賄っているとのこと。

 

そして、実際に使用する生徒は、多い時には200人にもなるそうです。「カフェには毎回来ている。ここは普段遊ばない人とも交流できる場所。スタッフとも談笑をする。スタッフとは、地域のイベントで会った時にもあいさつするようになった」とある生徒は話します。

 

カフェでは、生徒同士だけでなく、地域の大人とも関わります。親や教員以外と交流することで、子どもたちは、圧倒的に視野が広がります。大人になるまでの大事な経験になりますね。地域の大人たちも、子どもたちと触れ合うことで、生きる楽しさを感じているのかもしれません。

 

学校の役割は、今後どんどん多様化していくのです。

2019年

11月

21日

生徒会活動

今日も屋上では、自転車の練習が活発に行われています。まだ寺子屋前の3歳女の子は、マイヘルメットを持ってきました。「このヘルメットをかぶって練習するの・・・」とやる気満々です。

 

ストライダーをスイスイ乗りこなすので、「自転車やってみるかい?」と誘ってみると、少しためらいます。昨日、自転車の練習で、スタートで転んでしまった事が、恐怖体験として残っているようです。こんな時は、本人のやる気を待つだけです。自転車に乗れるようになるのも、そんなに簡単ではありません。

 

さて、中学生になると、生徒会活動がありますね。学校によって、様々でしょうが、私の子どもたちが通った中学校では、中学2年生が生徒会長として、毎年2人以上が立候補します。当然選挙となるのですが、候補者は、きちんと選挙活動をし、「○○をして学校を盛り上げますので、私に一票を・・・」みたいな演説もあるそうです。

 

ある中学校は、生徒会役員が、生徒の悩み相談に応じるカードを生徒に配布するなど、自主性を重んじた活動を続けています。月1回の朝礼も、整列から終了まで生徒だけで運営するそうです。始業式や卒業式では、校長挨拶だけでなく、生徒会長挨拶も行われます。

 

また、ある中学校では、11月に行われるマラソン大会をより良い大会にするにはどうするか・・・ を生徒会が中心となり、生徒全員が班ごとに分かれて意見を交わします。

 

「メッセージが書かれたゴールテープを作る」「コースの掃除をする」「地域の人が提供してくれる食事の後片付けを手伝う」などの意見が出てきます。「議論を通じて、案がどんどん良くなっていくのが面白い」とある生徒が言います。

 

生徒会活動などの特別活動は、個人の勉強と違って集団でなければできない活動です。1つの目標に向かって、みんなで議論をし、合意形成を図ることは、将来社会に出た後も大いに役に立つ経験であることは言うまでもありませんね。

 

中学生になれば、生徒に任せて、生徒が主体の活動がどんどん広がっていきます。そんな、中学校が増えていくとうれしいですね。

2019年

11月

20日

「いいこと」探し

昨日、2歳8カ月の「自転車に乗れた」新記録は、多くの園児たちに影響を与えています。今日も、5歳男の子と4歳女の子が、自転車免許証を交付されました。これで、17名の園児が自転車に乗れることになりました。なかなか凄いことですが、子ども同士の影響力が、大きな要因です。

 

子どもたちの「いいこと」探しをしようという考えは、どこの幼児保育施設でも、昔から言いつくされたことではあります。しかし、それには、私たち大人たちが、前向きでポジティブな姿勢が大切であることは言うまでもありません。

 

先日の台風19号で、多くの保育園が被災しました。ある保育園も、建物には浸水した跡が残り、園庭には粘土質の泥があふれています。片付けもなかなか進まない状況です。そんな状況でも、その保育園の園長は「今もこうして生きていられるのは、運が良かった。これを機会に保育環境を変えるんだ」と前向きな姿勢だそうです。

 

社会において、組織のリーダーは、前向きな姿勢でないと、周りの人がやる気をなくしてしまいますね。

 

1つの例ですが、「最近の保護者はどうですか」と質問をしたところ、「最近の親はなれなれしい」と保育園の職員が答えたそうです。そこで、「最近の保護者のいいところはどこですか」と質問を変えたところ、答えが「フレンドリー」となったそうです。

 

「なれなれしい」も「フレンドリー」同じことですが、フレンドリーの方が、ポジティブな印象になりますね。保育園の職員は、保護者に対しても「いいこと」探しが大切なのです。

 

ポジティブシンキング・・・常に、そうありたいですね。その方が、人生はたぶん楽しいかな~

2019年

11月

19日

新記録達成!2歳8カ月

今日は、保育園ホワイトきゃんばすで6年ぶりに記録が更新されました。2歳8カ月の新記録とは、補助なし自転車に乗れた年齢です。

 

昨日までの記録は、2歳10カ月です。これを達成した男の子は、今は小学校3年生になっています。しばらく、この記録は抜けないかなぁ~と思っていましたが、本日、男の子が快挙を達成です。

 

週末に、パパママの猛特訓が行われたそうですが、今日は、100メートルは乗り続けることができました。屋上は、職員と園児たちで大盛り上がりです。さらに、つられる様に、3歳男の子、3歳女の子の2名も、2歳男の子の影響で、あと一歩の勇気を絞り出し、自転車に乗ることができました。保育園での子ども同士の影響力が発揮されたシーンです。1日で、3人の園児の自転車クリアは、初めてのことです。

 

さっそく、ホワイトきゃんばす名物の「自転車免許証」を交付しました。たった1枚の免許証・・・実社会では、まったく効力をもたない免許証ですが、子どもたちは、大切にしてくれます。給食タイムは、自転車免許証をどこに置いている?の話で、子どもたちは盛り上がっていました。「テーブルの上にいつも置いてる」「冷蔵庫にマグネットで貼ってる」「宝物箱にしまっている・・・」という会話が続いていました。うれしいですね。

 

こうなると、寺子屋園児全員が自転車に乗れるように・・・という思いが園長の心に浮かんでしまいました。19名の3、4、5歳児の寺子屋園児のうち、すでに13名が自転車に乗れます。寺子屋前の園児2名を合わせると15名が自転車クリアです。

 

あと寺子屋園児6人・・・もちろん、自転車に乗れないことは悪いことでもありませんし、園長が強要するものでもありません。本人の気持ちがどうなのかが大切なことです。

 

今日の寺子屋の時間は、自転車教室にしたのですが、まだ乗れない4人に聞きました。「自転車に乗れるようになりたいかい?乗りたくなかったら、いやだと言ってね」すると、全員が目を輝かせて「乗れるようになりたい!練習する!」と言ってくれました。

 

ここからが大切です。今日は、乗れる園児12人が、みんなで教え合いながら4人をフォローしました。園長は、「がんばれ!」の声を掛け、見守るだけです。

 

4人は、今まで、自分から自転車の練習をすることがなかったので、今日は、ストライダーでバランス感覚を身につけ、補助付き自転車でペダルをこぐ感覚をマスターします。ストライダーで先導し、コツを教えたり、「ペダルをもっと速く・・・足をまわして!下を向かない・・・前を見て走って!」と子どもたち同士で、声を出しています。

 

私は、学び合いならぬ、自転車の教え合いの光景を見ているだけで、うれしい気分に浸っていました。これぞ、チームワークです。

 

自転車に乗れる乗れないは、大きな問題ではありません。こうして、自転車を通じてチームワークが生まれることが、とても大事なのです。本当に、寺子屋園児全員が乗れるようになる気がします。

2019年

11月

18日

日本ならではの保育

日本の野球が、再び世界一になりました。昨日は、久々に、プレーボールからゲームセットまで、じっくりと、日本対韓国の決勝戦を満喫しました。いい試合でしたね。10年前の世界一は、第2回WBCです。イチロー選手の劇的なヒットが今でも印象に残ります。

 

私の世代の少年時代は、毎日巨人戦のテレビ中継があり、子どものスポーツの選択肢は、断トツで野球でした。私も、野球小僧でした。後楽園球場の試合で、中日や阪神、広島が宿泊するホテルに行って、選手のサインをもらったりもしました。私が小学生の時に、当時新人だった中日ドラゴンズの田尾選手にサインをもらったことを今でも覚えています。王選手の756号世界記録も後楽園球場で観戦しました。

 

ところが、様々なスポーツが楽しまれる時代となり、野球以外のスポーツのプロ化が進みました。先日は、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がり、野球のプレミア12は、少し寂しいスタートでしたね。

 

しかし、昨日の試合を見れば、子どもたちが「野球をやりたい!」と思ってくれるでしょう。野球少年だった私は、ニンマリしているのです。(笑)

 

さて、OECDの2018年国際幼児教育調査では、日本ならではの保育結果が示されました。「子どもの言語、基本的な読み書き能力、数的能力を伸ばす取組みは?」について、多くの国が「歌やリズム遊びをする」だったのに対し、日本は「子どもの目線に合わせる」「子どもたちが互いに話すように促す」という保育者の意見でした。

 

これは、保育者が子どもに何かを教えるというよりも、子ども中心の保育哲学が日本では大切にされていると言えます。

 

また、「子どもの社会情緒の発達を促す取組みは?」では、多くが「子どもたちが互いに助け合うよう促す」に対して、日本は「子どもの遊びに加わりながら楽しむ」だそうです。

 

これは、子どもたちが遊びを楽しむには、保育者も共に楽しむことが大切であるという考え方が、根底にあるのかもしれません。

 

それぞれの国で、それぞれの保育が行われているのですが、日本の保育は、子どもたちの遊びを大切にし、そこに保育者が寄り添っているという感じですね。

 

ホワイトきゃんばすでは、子どもたちが社会に出てからの姿を見据えていますので、時には激!や喝!が入りますが、いつも子どもたちの笑顔であふれています。(笑)

2019年

11月

17日

木を見て、森も見る

「離れて見る森は、全体が緑で覆われて、太陽が照れば明るくなり、風が吹けば同じ方向になびいてている。しかし、森の中に入って見ると、木の1本1本の様子が全然違っている。空に向かって真っすぐに伸び、太陽の光を浴びてきらきら光っている木もあれば、立派に成長している木の間に埋もれるように立ち、あまり光が当たらない場所で、ひっそりと生きている木もある。風が吹いた時の揺れ方もみんな違う」と、ある校長先生は言います。まったく、おっしゃる通りです。

 

10月に行われた、保育園の運動会・・・「みんな頑張ったね!」と、「みんな」という言葉で集団に語り掛けます。しかし、そこには、一人一人の、練習からのストーリーに目を向ける必要があります。

 

「練習では、一度も勝てなかったけど本番では勝つことができたね」だったり、組体操では、ピラミッド全員成功は、何十回もやった練習では一度もできなかったことでした。そんな、一人一人の姿をきちんと理解しながら、全体での「頑張った」も同時に大切なのです。

 

「みんなで頑張った」という経験は、仲間と協力してチームワークを作り上げたという貴重な経験であり、数値化されない、非認知能力でもありますね。

 

そして、今、まさにクリスマス発表会に向けた練習を行っています。「練習が終わらないと、屋上で遊べないぞ!」と子どもたちに激を飛ばしながら、ホワイトきゃんばすでは数少ない「一斉保育」状況になっています。

 

運動会やクリスマス発表会の練習は、ガチガチの一斉保育で、屋上遊びに見られるような「見守り保育」ではなくなります。その中で、子どもたち一人一人の動きと同時に、全体のバランスも一緒に見ることになります。

 

「木を見て、森も見る」まるで、二兎を追うような感じですが、クリスマス発表に向けて、両方大事なのです。

2019年

11月

16日

寄付金の増加

今日も来年度入園希望で、パパママと1歳女の子が見学に来ました。卒園児の小学生が、在園児に遊びを教えているシーンに、驚いています。0歳児から3年生まで9学年のタテの関係です。

 

そんな小学生は、クラスでの人間関係の話をしてくれます。「○○くんは、勉強ができるので、算数を教えてもらってるんだ・・・」「〇〇ちゃんは、ぶりっ子で、先生の前ではいい子になるの・・・私は苦手だなぁ~」といった感じです。私は、ニコニコしながら「そうなんだ~」とずっと聞き役になります。

 

私の次女が小学生の時に、小さい時によく遊んでいた子と全く遊ばなくなったので、「最近○○ちゃんと遊ばなくなったんじゃないの?」と聞くと、「だって、ぶりっ子だから嫌になっちゃった」と言った時と、松田聖子さんのデビュー当時以来、この「ぶりっ子」という言葉を聞きました。(笑)

 

さて、今日は寄付金の話です。

 

一世帯当たりの寄付金の年間支出金額は、平成22年までは、3000円前後で推移していましたが、平成30年には、4506円までに上がっているそうです。助け合いのスプリットが寄付金の額に出るのであれば、日本人の「助け合い精神」がアップしているのかもしれません。

 

地震、台風などの天災への金銭的な支援が確実に増えているのでしょうし、パソコンやスマホでネット募金やクラウドファンディングに善意を寄せていることも大きいようです。

 

年齢別に見ると、寄付金の支出額が増えているのは30~50代のネットを頻繁に活用する世代です。30代では、10年間で6倍以上の伸びです。もちろん、返礼品目当てのふるさと納税も含まれています。

 

今後、この日本人の善意が、右肩上がりにアップしていくのであれば、学校の教育実践や研究に多くの寄付が集められるようになって欲しいですね。小学校、中学校の予算は、現状維持か減らされる傾向にあります。PTAの繰り越し余剰金が、部活動の費用などに充てられるのが実態でもあります。

 

「うちの小学校は・・・子どもたちのためにこんなことをやります!」とクラウドファンディングでアピールする時代になってくるのかもしれません。

2019年

11月

15日

教科書のない特別活動

千葉県八千代市立大和田小学校5年3組の学級会・・・テーマは「学級の文化祭をやろう」です。

 

黒板には、「合奏」「ダンス」「クイズ」など、子どもたちが出し合った案が、短冊に書かれて貼られています。児童が次々に手を挙げ、どの案がいいか、理由とともに発言します。司会の児童が合意を求め、縄跳び、劇など、他の出し物も次々に決まっていきます。

 

担任の先生が口を開いたのは、最初と最後と事前になかった案が出され、黒板記録が間に合わなかった時だけだそうです。「自分たちで決めると、頑張ろうという気持ちになる」と児童の一人が言います。

 

実は、かつて、この小学校は、子どもたちの規律意識が低く、欠席も多かったそうです。そこから、改革がスタートしました。具体的には、①意見を「出し合う」②根拠を示しながら「比べ合う」③少数意見を生かしながら意見を「まとめる」という3段階の討議法を学校全体で徹底し、話し合いの充実を図ったそうです。

 

こうして、話し合いを充実させ、みんなで決めて実践するようになると、子ども同士が仲良くなり、自分たちだけで自発的に動くようになったといいます。

 

大人になった私たちは、いつも感じていますが「折り合うこと」は、人と人のコミュニケーションには、とても重要と分かっていますが、難しいことです。この小学校で行っていることは、子どもたちが社会に出てから通用することでもあります。

 

今では、大和田小学校の校内授業研究に全国の学校から参加があるそうです。そして、この小学校出身の子どもたちが進学した中学校では、学級会を積極的にリードする姿が多く見られるそうです。

 

異年齢保育で鍛えられた、ホワイトきゃんばすの卒園児たちが、小学校でクラスを取りまとめたり、人前で積極的に発言する姿を多く見ますが、大和田小学校の卒業生は、大人になってもきっと活躍するのでしょう。

 

このような取組みが、ますます増えてくことを期待したいですね。

2020年

2月

22日

リケジョは高収入!?

今日は、「東大宮演劇祭」に子どもたちを連れて行ってきました。地域の芸術を育てようと、東大宮コミュニティセンターが中心となって、演劇にチャレンジしたい一般人を巻き込み、劇団レインボウ城の指導を受けます。それぞれ、仕事が終わってから練習を重ねたそうです。そんな演劇ワークショップのメンバーも今日の舞台に上がりました。

 

仕事や家族もある中で、自分のやりたいことをできる範囲で楽しんでいる人たちを見ると、素直に「いいなぁ~」と思いますね。私の長女の同級生のママは、何十年も、演劇を続けているのですが、私と同じ年齢なのに、舞台に上がると、まだ30代にしか見えません。子どもたちから見ても、「お姉さん」で通ります。

 

役者として舞台に立つと「もう一人の自分」が表現できるのかもしれませんね。今回の演目は、大人のコメディだったので、子どもたちには、分かりにくい内容もあったのですが、園長が笑うと、子どもたちもつられて笑っていました。

 

さて、日本では、理系職の志望率は、女子よりも男子が圧倒的に高いですね。「リケジョ」という言葉が使われる所以です。しかし、世界を見渡すと、イスラム圏では、日本と逆の傾向だそうです。

 

国策として、科学技術教育に力が入れられ、この分野では実力主義が徹底しているので、高い給与を得られると踏んで、女性が多いとのこと。宗教的には女性への統制が強いので、その反動とも言われています。

 

OECDのデータによると、日本では、男性の場合は文系職も理系職も、平均すると年収に大きな差がないのですが、女性の場合は、年収の上位25%に占める割合が、文系の倍が理系というデータとなっています。

 

「女子が理系なんて・・・」という思い込みは、いかに損であるかが分かりますね。単純に、年収が多い職業を女性が考えると「リケジョ」は高収入ということになります。

 

理系の男女比率をまずは、五分五分にするには、どうすればいいものか・・・そうだ、中学校・高校の理数系教員の女性比率を高めるのが得策かもしれませんね。

2020年

2月

21日

「ONE TEAM(ワンチーム)」

今日は、保育園で事件発生です。夕方、お片付けタイムが終わった5時過ぎに、園内を走る3歳男の子がそのまま転倒、左おでこをロッカーの棚の部分にぶつけてしまいました。

 

私が、その瞬間を見ていたので、すぐに抱きかかえたのですが、大流血です。「痛いよ~痛いよ~」と大泣きの男の子・・・額からはドクドクと血が流れ出るのでタオルで止血します。私の腕も血まみれとなりました。

 

不謹慎な例えですが、プロレスの大流血戦のような修羅場になっていました。他の園児も、心配そうに見つめます。

 

病院に連絡し、受け入れ態勢を確保し、たまたま休みだったパパがすぐに駆け付けました。病院では、4針縫う処置をします。パパは、このような現場に立ち会うことが初めてだったので、かなりひるんでいましたが、男の子は、麻酔の注射の時も、傷を縫い合わせる時も、一回も泣きませんでした。

 

無事に、保育園に戻りママと合流した頃には、すっかりと元気になっていました。医者の話では、血管を切ってしまったので、大出血したけど、処置がきちんとできたので大丈夫とのことです。大事に至らなくて本当に良かったです。念のため、明日からの3連休は、お出かけなしで過ごすように、男の子には話をしましたが、じっとしているのは、無理かもしれませんね。

 

さて、「ONE TEAM」という言葉は、今では誰でも知っていますね。言わずと知れたラグビー日本代表のスローガンであり、令和元年の流行語大賞を受賞した言葉です。

 

このスローガンは、2016年10月、ジョセフヘッドコーチの就任会見で発表されました。当初は、もっと長い言葉で「ONE TEAM FOR JAPAN, ALL ATTITUDE」だったそうです。

 

「ATTITUDE」を直訳すると、態度・姿勢・心構えという意味になります。つまり、日本代表の選手やスタッフが、それぞれの経験や考えを生かしながら、1つのチームとして戦う・・・そんな意味が込められているのです。

 

しかも、このスローガンは、ジョセフヘッドコーチの考案ではなく、選手に「どんなチームになりたいのか?」と問い、選手たちが話合い、決めたそうです。ワールドカップで日本代表が夢の決勝トーナメントの舞台に立つことができたのは、与えられたものでなく、自分たちで作りあげた大切な言葉がベースにあったからかもしれませんね。

 

子どもたちへのアプローチも同じです。「自分で考えて自分で決める」ようにしないと、本当の力は発揮できないかもしれません。

 

「ONE TEAM」という言葉のプロセスは、まさに、選手たちが作り上げたものだったのです。

2020年

2月

20日

子どもの「後伸び」

暦の上では、立春が過ぎていますが、屋上には、季節の「春」が近づいています。今日は、ファームの草むらの中を「てんとう虫」採集です。ナナツボシ、フタツボシのてんとう虫を10匹以上子どもたちがつかまえます。

 

黄色の液体の「血」を放出することで、その悪臭で、外敵を遠ざけるのですが、子どもたちは、「おしっこかけられた!」と大騒ぎです。(笑)

 

ずっと集中して、てんとう虫を探すことができる園児は、「後伸び」する子どもに育つだろうと思っています。

 

小学校低学年までは、習いごとなども含め、親主導で決めていくことが多いですね。子どもが、何に興味を持つか・・・まずは、色々なことにチャレンジさせるという考えのママが多いです。

 

しかし、いつまでも親の言うままではいけません。言われたことや決められたことを上手にできることが重要なのではなく、自分なりの表現やオリジナリティを発揮していくことが、「後伸び」です。

 

今日のように、てんとう虫採集に夢中になっている子どもは、きっと、子どもが集中できるようなアプローチを親がしているのでしょう。子どもの考えを待つ余裕がなかったり、「早くしなさい!」が口癖の親は、NGですね。

 

この「後伸び」を親がバックアップする1つは、「見ていてくれること」だそうです。特別に褒めたり、人と比べることではなく、「それいいね!」「本当に○○が好きなんだね!」と、子どもの「好き」を一緒に喜ぶだけで十分なのです。

 

子どもが、好きで集中して取り組んでいることを親が認めてくれる、そのまなざしが、子どもの力になるのです。

 

子どもの「後伸び」があれば、「自分で考えて自分で答えが出せる大人」になっていくことでしょう。

 

こうやって、文章にすると簡単ですが、親の我が子への「後伸び」アプローチは、なかなか難しいですね。おせっかいが多いのもよくないし、放任ではなく、見守ること・・・ですね。

2020年

2月

19日

ジグソーパズル

昨日の寺子屋・・・屋上ビートルハウスでは、幼虫のフンの掃除をして、腐葉土が減ってきたので、今日は新しい腐葉土を50リットル入れました。夏まで、カブトムシの幼虫は腐葉土を食べ続けます。

 

腐葉土を入れる前に、幼虫を一度外に出します。ざっと20匹のまるまる太った幼虫が出てきました。小さい園児も、カブトムシの幼虫を見て、目をまん丸させて、好奇心ビームを放っています。(笑)

 

あと、4カ月は、腐葉土の中で、幼虫として過ごします。

 

さて、昔の話を思い出しました。30年以上前の、私の社会人デビューは、神戸のホテルに1カ月宿泊しての研修から始まりました。4月1日が入社式でしたので、前日の3月31日にチェックインして、部屋にこもって私が最初にはじめたのが、「ジグソーパズル」です。

 

深い考えはなかったのですが、社会人になるにあたって、集中力でも身につけようと・・しかし、同期の連中にその姿を見られ「こいつ、ジグソーパズルなんかに没頭して大丈夫かい!?」と心配されてしまいました。しかし、それなりに「変わったやつ」ということで、インパクトが残せたようです。

 

ある校長先生が、うまいことを言いました。「学校ってジグソーパズルのようだな」です。ジグソーパズルのピースは、隣りのピースと組み合うようになっていて、似た形のピースが複数存在します。しかし、全く同じ形をしたピースはありません。そして、「1ピースでも欠ければ、全体の絵が完成しない」のです。

 

保育園でいえば、昨年のクリスマス発表会・・・例えば、劇の演目は、主役もわき役もあって、セリフが多い子も少ない子も様々です。ジグソーパズルで例えると、キーとなる絵の部分のピースもあれば、ただ青いだけの空のピースだってあります。

 

しかし、空が欠ければ、パズルは完成しません。つまり「1つとして同じ形がない」けれど「どれも同じ価値がある」と言えるのかもしれません。これは、子どもたちにそっくり当てはまることですね。

 

保育園でも、学校でも、毎年ピースとなる子どもたちが変わります。同じパズルは二度と作れませんが、今年の最高傑作を完成させるべく、先生たちも子どもたちも頑張るのです。

 

あ~何だか、ジグソーパズルがやりたくなってきました。(笑)

2020年

2月

18日

自分の得意を究める

今日の寺子屋では、屋上のビートルハウスのカブトムシの幼虫観察をしました。腐葉土の中の幼虫を触ったり、糞の掃除をしました。「園長先生!大変です。カブトムシがいません」と、とぼけたことを言う男子・・・夏に命を終えたカブトムシが卵を産んで、幼虫となり、秋冬春の長い間を土の中で過ごし、夏にサナギから成虫になり、長くても1か月あまりの命の話を学びます。

 

飼育ケースに腐葉土と幼虫を入れて、保育園で飼うことにしました。幼虫が土の中に潜っていく姿を小さい園児も一緒に観察します。こうして、子どもたちにとって、気持ち悪い白いイモムシが、かわいい幼虫という認識になるのです。

 

さて、今日は、さいたま市立栄小学校へ行ってきました。これで、卒園児7名が4月から通う5つの小学校すべての保幼小連絡協議会に出席しました。

 

教務主任と、「10の姿」の話をしていたのですが、一緒の机となった、2つの幼稚園の先生たちも、「10の姿」についての認識が深く、幼稚園も保育園と共通のモノサシが共有できていることを実感します。

 

ただし、私たちは、園児に対して「10の姿」のすべての成長を促すのではなく、それぞれの得意分野を伸ばすように持っていくことが重要です。

 

運動か得意な子・・・芸術的な感性が強い子・・・社会性やコミュニケーション能力が抜群の子・・・勉強が得意な子・・・大人の私たちもそうですが、子どもたちも、全てが得意な子などいませんね。

 

かつて、塾の講師を長年経験し、学校教育にかかわるようになったある人は、講師時代は、志望校合格という目的のために、偏差値教育の中心にいました。そこで、頑張ってきた子どもたちが、10年後、20年後、偏差値に比例して幸せになっているかというと、必ずしもそうではないと断言します。

 

確かに、私も含めて、今の子育て世代は、いい大学に行って有名企業に入社すれば安泰だったかもしれません。しかし、現在の社会で求められるのは、当然学歴だけではありません。自分の得意を究める力が問われます。

 

1つでもいいから、人がマネできないような抜きんでた能力です。もちろん、勉強が得意なら、とことん勉強を究めるということです。

 

今日は、教務主任と話をしながら考えていました。小学校の授業はクラスが同じなら、みな同じ時間割で学習が行われますが、もっと、多種多様な選択ができる教育が、これからは必要になってくるだろう・・・と。

 

小学校の役割は、基礎学力を学ぶ場であることに異論はありませんが、自分が好きな居場所がわかって、これを究めてみたい!という、そんな考えが持てるような環境を整えることだと思っています。抽象的な言い方ですが、自分の好きなことや得意なことを自分で発見できるようなイメージです。

 

子どもたちの学びの姿は、時代と共に、今まさに、変わっているのです。

2020年

2月

17日

おっさんの地域デビュー

今日の屋上は、昨日の雨で、水たまりがいっぱいです。久々に子どもたちは、靴をビショビショにし、洋服の着替えラッシュです。「洋服が汚れるから、水たまりに入ってはいけません!」なんてことは言いませんので、子どもたちは、大好きな水たまりで楽しく遊びました。

 

さて、この春、定年退職などをきっかけに、春から会社組織などから離れて、新しいことに挑戦する人もいると思います。そこで、「どうですか・・・地域デビューしてみませんか?」

 

60歳で定年退職した埼玉県の男性は、声がかかるままにマンション管理組合や自治会の役員に就いたそうです。今では、地元自治体の行財政改革推進委員会の委員にも応募し、採用されたそうです。

 

「頼まれるうちが花。頼まれごとは断らず、引き受けてみては・・・暇な毎日よりはずっといい。視野も広がるし、何より誰かの役に立てて幸せです」と語ります。

 

大阪府に住む男性は、65歳で退職。自治会の当番がまわってきた時に、役員になったそうです。住民が描いた絵を集めて展覧会を開催するなど、1年の任期が終わる頃には地域の人の顔と名前が一致するようになり、雑談できる相手が増えたそうです。

 

「地域のことをよく知らないまま40年以上ここに住んできたが、『この街で生きている』という実感が持てるようになった」と言います。

 

「コミュニケーションの心得は、まず人の意見を聞き入れること。心をオープンにして自分をさらけ出すため、飲みニケーションも重視している」と、あるおっさんも語ります。

 

シニア世代で、男女差が明らかなのが、コミュニケーション能力ですね。女性は、子どもに関連するPTAなどを通じて地域との関りを深めてきた人も多いですが、男性は、どうしても仕事以外の人脈を持つのが上手くありません。

 

ここで、シニアの女性からおっさんへのアドバイスです。

 

「まずは笑顔であいさつ。これだけで印象が全然違います」

「少しでもいいので、自分から話してみる。謙虚な気持ちでいろいろ教えてもらい、慣れてきたら少々ユーモアを交える」

「プライベートなことは、相手から話してくるまでは聞かない」

「どんな意見もいったん受け止める。文句は提案に変える。自慢より失敗談を」

 

どうですか・・・これができれば苦労はないですね。おっさんは、かなり不器用ですので。(笑)

 

でも、いくつ年を重ねても、新たな人間関係は、人を健康で元気にすることだけは間違いありません。

2020年

2月

16日

賢い消費者

私が社会人になって間もない頃、営業の仕事をしていたのですが、売上をアップさせるために、よく使ったのが、「賢い消費者」という言葉です。

 

商品を出せば売れる時代は終わった。「賢い消費者」に対応する商品や売り方を考えないといけない・・・といった感じです。モノだけではなく、コトを提案することもしました。つまり、この商品を買ってくださいだけではなく、この商品を使うとあなたの生活がこう変わりますよ・・・というライフスタイルの提案です。

 

当時の「賢い消費者」は、自分のライフスタイルに合わせて、人と同じものではないこだわりが強い・・・というのが、一つのキーワードでした。

 

保育園ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターでの話です。実は、昨年の節分では、大量の恵方巻きのロスを発生させてしまいました。しかし、今年は、予約販売を強調し、当日の販売構成比を下げて、ロスをなくす方針をとったそうです。

 

結果は、ロスがゼロ・・・値引き販売もありません。そして、予約売上が好調で、恵方巻きの合計売上も前年クリアしたのです。廃棄ロスなしで売上前年クリアですから、利益は大幅アップですね。

 

もちろん、この結果は、店側の戦略がうまくいったと言えますが、それだけではありません。「賢い消費者」のおかげでもあるのです。

 

昨年の節分では、全国的に恵方巻きのロスが社会問題となりました。そこで、買う側のお客様も、今までのような買い物の仕方でいいのか・・・と思ったのです。そこで、予約で買って、店のロスが出ないようにしようと思った「賢い消費者」が出てきたのです。

 

そうです。平成から令和にかけての「賢い消費者」は、自分の購入満足度だけを考えるのではなく、「誰が作っているのか?」「どのようなルートでこの商品はできているのか?」「地球環境のためになっているのか?」などを考える消費者です。

 

途上国の安い賃金、子どもの労働によって、この低価格が実現できているのなら、フェアトレードをうたった商品を購入しよう・・・どうせ、すぐに食べてしまうので、日付が一番近い牛乳を買って店のロスが出ないようにしよう・・・こんな事を考える消費者が増えてきているのです。

 

24時間営業していて便利なコンビニに対しても、自分たちの買い物のやり方を変えれば、別に24時間でなくてもいいのでは・・・とも考えるようになってきています。

 

私たちは、日々買い物をする消費者でもありますが、「賢い消費者」として、自分のモノサシを持つことは、重要なことかもしれませんね。

 

あなたには、自分のモノサシ・・・ありますか?

2020年

2月

15日

キャッツ

今日の園長の課外授業は、社交ダンス見学です。子どもたちと図書館に行く予定が、クリスマス発表会を行った大ホールで、社交ダンスのパーティーが行われていました。もちろん、子どもたちの見学をこころよく受け入れてくれました。

 

そこは、子どもたちの知らない世界です。ドレスアップした、子どもから見れば、おじいちゃんおばあちゃんたちが、音楽に合わせてステップを踏んでいます。

 

「あら~かわいいお客様ね~」と言いながら、8人の小学生と年長園児に声をかけてくれる紳士淑女の面々に、いつもは、気軽に会話をする子どもたちも、独特の世界感に緊張気味です。(笑)

 

小学校3年の女の子が、おじさまに誘われてワルツに挑戦です。実は、前にも一度、彼女は社交ダンスを経験していたので、なかなか様になっていました。「大人になったら、ダンスやろうね」と言われて、照れ笑いです。

 

私よりも一回り以上の人生の先輩たちが、笑顔で、生き生きとダンスを楽しんでいる姿は、見ているこちらも「こんな年齢の重ね方がしたいものだ!」とつくづくと思いました。個性がバンバン伝わってきましたね。

 

そして、保育園が終わって、今日は映画「キャッツ」をみました。ご存知のとおり、世界で最も有名なミュージカルです。日本では、劇団四季が専用の劇場で今でも公演が続いています。35年前にスタートしてから、この3月で、10,000回の上演となるそうです。

 

猫は人間に媚びない動物と言われていますが、自分の個性を、そしてプライドを誇りに生きていく姿を、キャッツでは、様々な猫たちを通じて演じられています。ミュージカルですので、素晴らしい歌声とテンポのいい演技が、感動を呼びます。

 

10,000回続く理由は、キャッツを見た私たちも、それぞれ個性的な見方ができることかもしれません。「あのシーンは、○○を風刺しているのだろう」「あの猫は○○そっくりだ」なんて・・・何度見ても新たな発見があるかもしれませんね。

2020年

2月

14日

国産小麦

今日はバレンタインデーということで、午後のおやつは「スイーツバイキング」です。朝から、「何がでるのかなぁ~チョコレートじゃないの・・・楽しみ!」と、子どもたちはソワソワしています。

 

お昼寝が終わり、いよいよおやつの時間です。実は、メニューは給食の先生が極秘に進めていて、他の先生たちも、テーブルに並んだスイーツの多さに驚愕します。子どもたちも、びっくりして声も出ないほどです。想定をはるかに超えた、ホテルのスイーツバイキングのようになりました。子どもたちの笑顔がいっぱいとなり大成功です。

 

さて、日本人の主食である米は、加工食品などを除いて、ほぼ100%近くが国産ですが、小麦の場合は、そうではありませんね。

 

北海道札幌市のある小委学校では、総合的な学習の時間で、「小麦って何だろう?」の授業を行ったそうです。

 

北海道の小麦の生産量は、年間60万7600トンで、都道府県別では第一位

全国の生産量のうち約70%が北海道産の小麦

しかし、日本全体では小麦の自給率は14%でしかない

海外から輸入する時は、タンカーを使うので、CO²排出など環境に影響する

小麦の輸入国が災害などで、小麦の生産量が減ったらどうなる?

 

などの問題を子どもたちに与えて、「では、日本の小麦は、これからどうすればいいのか?」を考える授業です。

 

北海道の小麦生産が盛んになれば、農家も元気になるし、日本各地に送ることができる。それには、地産地消を私たちがもっと進めなければならない・・・など、少しずつ具体的な解決策が見えてきます。

 

大切なのは、子どもたちが自分で考えることです。

 

他の都道府県でも、生産量日本一の農産物など、地域の教材が必ずあります。それを利用して、食に関する授業を行うことができますね。

 

子どもを持つあなただって、スーパーで「国産小麦の食パン」が、どうして、他の食パンよりも1.5倍から2倍も値段が高いのか・・・親子で考えるのもいいですね。

2020年

2月

13日

教員の担当学年の男女差

女子を中心に、子どもたちは、バレンタインカタログに夢中です。実は、髙島屋のバレンタインンカタログを4部、保育園の本棚に置きました。高島屋のカタログは、本のように分厚くて、様々なチョコレートが多く掲載されています。

 

「○○はねぇ~このチョコレートがたべたいなぁ~」「えんちょうせんせいがすきなのは。このチョコレートでしょう」なんて、勝手に私の好みが決められていたりします。

 

おやつの時間、甘いものが苦手な園児も、なぜか、「チョコレートが嫌い!」という園児はいないのです。明日のおやつは、バレンタインデーなので、デザートバイキングです。子どもたちは、今から楽しみにしています。

 

さて、今日も保幼小連絡協議会で、さいたま市立指扇小学校に行ってきました。教頭先生と様々な話をしました。10年以上前に、私がPTA活動でお世話になった小学校なので、応接室には、歴代のPTA会長の恥ずかしい写真が並んでいます。私の名前が珍しいので、すぐにわかってしまい、少し、突っ込んだ話もしてきました。

 

教頭、校長といった管理職試験を受けない先生が増えていることや、最近の保護者対応のことやPTAの話などをしました。

 

私は、「生涯現役主義」で、管理職になれる力があっても、ならない先生を多く知っています。しかし、「子どものために」という同じベクトルで、管理職でしかできない、教員、保護者、地域を巻き込んだ仕事ができるはずです。考え方は、色々ありますが、「教頭先生が学校で一番忙しい」かもしれませんが、やりがいがたくさんある仕事だと私は思っています。

 

さて、今日は、そんな学校の先生の話です。今日も1年生の授業参観をさせてもらいました。担任は、全員女性の先生です。

 

実は、文科省の「学校教員統計」によると、男性教員の半数以上が5・6年の高学年の担当に対し、女性職員の半数以上が1・2年の低学年を担当しているそうです。この傾向は、過去40年間でほとんど変わっていません。

 

高学年になると、反抗する児童が出てくるので、秩序維持のため、男性職員が良いと思われていたり、育児中の女性教員の場合、授業時間が少ない低学年の方が好都合な面もあると言われています。

 

もちろん、担当学年は、本人の希望を配慮して決められているというのが原則ですが、40年間変わらないというデータを見ると、適性や能力を度外視して性別で割り振りされている実態があるかもしれません。

 

世界の学校のデータは把握していませんが、普通に、どの学年の教員でも男女の構成比がバランスが取れている方が、適正と思ったりもします。来週、訪問する小学校で、先生方に聞いてみることにします。

2020年

2月

12日

Stay Hungry. Stay Foolish

朝の会で、子どもたちが歌っている「カレンダーマーチ」・・・今月2月は「2月はお庭にフクジュソウ~♪」というフレーズですが、子どもたちは、福寿草を知りません。そこで、職員が家の庭で咲いている福寿草を持ってきてくれました。

 

子どもたちは「これがフクジュソウなんだ!」と、土から花びらがそのまま生えてきているような、黄色の花を見つめます。日があたる場所を好むので、屋上でしばらく子どもたちが世話をすることにします。

 

さて、今日は、あのアップルの創始者であるスティ―ブ・ジョブスが、2005年のオックスフォード大学の卒業式で行ったスピーチを締めくくる言葉を紹介します。この時、彼は、すでにガンの宣告を受けて自分の命が残り少ないことを知っていました。

 

「Stay  Hungry.  Stay  Foolish」という言葉を卒業する若者たちに贈ったのです。

 

直訳すると「ハングリーであれ、愚か者であれ」という意味ですね。もちろん、細かい解釈には触れません。学生たちは、その意味を自分で考えることになります。

 

「Hungry」とは、「現状に満足するな」という意味です。人間は、お腹がいっぱいになると、ゆっくりしたい、寝たいと考えます。逆にお腹がすいている時は、頭が働き、行動力も増します。彼は、いつもその状態でいなさいと、言ったのです。

 

Foolish」とは、「物分かりが良くなるな」と言う意味です。私たちは、学校へ行き、社会人になり、人との付き合い方を覚えます。特に社会人となると規則を学び、先輩の仕事のやり方を覚えます。中には、疑うことなく前年踏襲型の人間になる人も多いですね。

 

若い頃は、「そのやり方はおかしい。もっと違うやり方がある」と思いますが、時が経つと「それでいいか」と忖度もします。なぜなら、そのほうが楽だからです。「利口な自分を演じ、自分を守ることに執着していませんか?」という、彼のメッセージがそこにあります。

 

保育園の子どもたちが、やがて社会に出て行く時・・・そして、組織の中心として活躍してもらうように、このジョブスの言葉を贈りたいですね。

2020年

2月

11日

月見草

本日、悲しいニュースが入っていました。あの野村克也さんが84歳で亡くなりました。

 

私が、社会人になって、野球関係の本で一番読んだのが野村さんの本です。もちろん、そこには、野球を通じて、社会人として生きていくすべも書かれていたからです。

 

彼は、45歳まで27年間も現役を続けました。2901安打、657本塁打、1988打点は、すべてにおいて日本プロ野球の歴代2位の記録です。凄い選手ですが、解説者、監督時代において、ある意味、プロ野球の概念を変えた人だと思っています。

 

野村スコープでの解説を初めて見た時は、衝撃的でした。投手の配球がいかに大切であるか・・・アウトカウントやランナーの状況で、もちろん変わってくるのですが、それを見事に当ててしまう。当時の野球解説者は、「結果論解説」が多く、「ここでは直球でなく変化球だった。だからホームランを打たれたんです」みたいな解説でしたね。

 

野村さんは、すでに現役時代に、投手の過去のデータを分析し、配給を読むことを意識していました。そして、6割以上の高い確率でその配給を当てていたそうです。おのずと、ヒットになる確率が高くなるということです。決して体格に恵まれていたわけでなく、「ひまわり」に例えた王選手や長島選手のような野球センスがない自分には、何ができるか・・・常に考えるプロ野球選手だったのです。

 

シーズンを通してのペナントレースと日本シリーズのような短期決戦での戦術の違いも野村流は明確でした。ある年に開幕3連線で、ジャイアンツから3連勝したのですが、ただの3勝ではなく、優勝につながる勝利と分析し、開幕3連線に全戦力を投入します。そして、この年のリーグ優勝をやってのけます。

 

野村さんからは、「何事にも、きちんと分析して考えて、自分の意志で立ち向かっていきなさい!」というメッセージを私なりに、もらったような気がします。

 

まだまだ書き足りませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。

2020年

2月

10日

「おなべ」プロジェクト

今日は、インフルエンザや溶連菌感染症でお休みをしていた園児が、元気に登園してきました。新型コロナウイルスの影響で、手洗い、うがい、マスクなどの対策が進み、この冬のインフルエンザの発生率が大幅に減少しているようです。保育園の子どもたちも、例年と比べると感染する園児は少ないです。

 

さて、今日は大坂にある保育園での話です。「子どもたちは、おうちで鍋料理を食べているのか?」と疑問に思い、年長の子どもたちに手を挙げてもらったところ、約2割が「家で鍋料理を食べる経験をしたことがない」ことが分かったそうです。

 

そこで、年長園児40人を6グループに分けて、鍋料理を作る「おなべプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトの目的は、子どもの心を動かすことなので、経験する鍋料理は、季節感や本物を重視しているそうです。

 

福岡地鶏の水炊き、大阪河内の鴨しゃぶ、秋田のきりたんぽ鍋などを、専門店の味に近づけて調理します。

 

活動は2日間にわたり、初日は、絵本の読み聞かせなどで子どもたちの興味を引いた後、写真や図書を使った説明や子どもたちが使用する食材を学びます。そして、実際に子どもたちが地域のスーパーマーケットに行き、野菜を買う係・支払いをする係・買った野菜を袋に入れる係・園に持ち帰って冷蔵庫に入れる係など担当を決めて行います。

 

二日目に、グループごとにその月の鍋料理を作っていくそうです。ガスコンロや包丁を使用するので「安全のためには、どう行動すればいいのか」を考え、話し合うとのこと。

 

鍋料理をおいしく完成させるという一つの目標に向かって、子どもたち同士が意見を出し合い、折り合いをつけながら答えを出す場面が何度も訪れるそうです。こうした経験を通して、「非認知能力」が育っていくと園長は語ります。もちろん、食に関する親子の会話も広がっていきますね。

 

鍋料理を食べながら「幸せだなぁ~」とつぶやいた子どもがいるとか・・・

 

ホワイトきゃんばすでは、自分たちで育てた野菜を収穫して食べるという贅沢ができる環境にありますが、こんな取り組みをヒントに、食育を広げていきたいですね。

2020年

2月

09日

15の旅立ち

ホワイトきゃんばすを卒園して、小学校へ旅立つのは、毎年6、7人です。卒園児たちは、先生と園児たちが一つの家族のような環境から、大海に出るようなイメージです。しかし、大海である小学校で、荒波にもまれながらも頑張っている卒園児たちの姿を見ると、やがて、小学生になる園児たちも「私も頑張るぞ!」という気持ちになります。

 

日本は島国ですから、多くの離島がありますね。今日は、伊豆諸島の御蔵(みくら)島の話です。この周囲16キロメートルの御蔵島には、小学校と中学校が1つしかなく、高校はありません。

 

この島で生活する子どもたちは、中学校を卒業すると、15年間過ごした故郷から出ていくのです。生まれた土地には15年しか暮らすことができないのです。御蔵島で生まれた者の宿命ですが、それを島の人たちは「15の旅立ち」と呼んでいるそうです。

 

人口300人ほどの小さな島ですので、全島民が知り合いで、子どもは島の宝物として、わが子も人の子も同じように接し育てられます。この「15の旅立ち」の日は、全島民が五色のテープを持って桟橋に集まり、その時の見送りの言葉は「行けよー」です。

 

この「行けよー」には、「いってらっしゃい」の他に「帰ってくるな」という意味があるそうです。島の老人は「御蔵島は自然の厳しい島だけど人は優しい。誰でも知り合いだし、誰もが面倒を見てくれる。でも都会は違う。厳しい社会だ。その厳しい社会で御蔵島出身者として誇りをもって生き抜いてもらいたい。絶対に負けて帰ってきてもらいたくない。だから、励ましの意味を込めて『行けよー』と言うのだよ」と言います。

 

故郷の温かさに甘えないで、自立するんだぞ・・・という親心ですね。

 

ホワイトきゃんばすも旅立つ環境は似ていますが、苦しい時も、遊びたい時も、「いつでも帰ってきていいよ~」といつも子どもたちに言っていますので、たくさんの卒園児がいつもやってきます。

 

そして、ホワイトきゃんばす出身者として、誇りをもって頑張れよ!と園長は、いつも思っているのです。

2020年

2月

08日

四国八十八か所巡礼

今日は、子どもたちを連れて、四国八十八か所巡礼をわずか30分足らずで、終えることができました・・・何のこっちゃ?ですね。

 

実は、さいたま市岩槻区にある「岩槻大師」に行ってきました。本堂の地下は、凄いことになっているのです。今日は6人の子どもたちが一緒だったのですが、最初に寺の住職さんから、お遍路さんたちが身につける白い衣が渡されます。子どもたちは、「なんだ!これは!」とざわめきます。

 

白装束の背中には、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」の八文字が刻まれています。なかなか決まっています。子どもたちは「かっこいい!」と大騒ぎです。

 

そして、住職さんから、お参りのうんちくや約束事の話がありました。子どもたちは、半分わかったようなわからないような???です。そして、地下の秘密の場所に入っていきます。いきなり、真っ暗な空間です。子どもたちは、住職さんと園長につかまりながら、前に進むと、そこにはすごい光景が待っていました。

 

一番から順番に八十八番までの弘法大師像が、整然と並んでいるのです。ここは「四国八十八か所お遍路道場」と言われる場所で、この一体一体の地下仏像をお参りすると、四国八十八か所のお遍路をしたのと同じ功徳が積めるというものなのです。ちなみに、四国八十八か所を歩いて巡礼すると、50日間かかると言われています。

 

ありがたいことに、八十八の仏像の下には、それぞれのお寺の「お砂」が入った座布団が置かれていて、その座布団の上に立って、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と声に出してお参りをするのです。

 

子どもたちは、住職さんの教えの通り、88回も「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と唱えたのです。根気よく頑張りました。

 

そして、厄払いのシーンも子どもたちは見ることができました。僧侶が唱える力強い写経と御払いの儀式に、圧倒されていました。

 

私も、貴重な体験でしたが、四国には行ったことがない子どもたちも、この神秘的な体験に、心が洗われたかもしれません。

 

ちなみに、「飛行機のパイロットになりたい!」「電車の運転手になりたい!」「ポケモンゴーでたくさんのポケモンをゲットしたい!」と言ったところが、子どもたちの願い事です。(笑)

2020年

2月

07日

お寺の掲示板

 今日は、連絡協議会で、さいたま市立宮前小学校へ行ってきました。卒園児の1年生が5人いるので、1年1組から4組まで、行ったり来たりしながら、子どもたちが授業にどう取り組んでいるか・・・しっかりと見守ることができました。全員、立派になっていますね。 

 

さて、元証券マン僧侶がこれまでの古い慣習に挑戦し、テレビなどのマスコミで多く取り上げられた「築地本願寺」では境内にある掲示板にこんな粋な言葉が掲げられています。

 

「チョコレート 南無阿弥陀仏 大事な六字の贈り物」

 

バレンタインデーに贈られる心のこもったチョコレート同様、「南無阿弥陀仏」も仏様のお心がこめられた贈り物、ということを表現しているそうです。築地本願寺では、今までも「幸せだから感謝するのではない 感謝できることが幸せなのだ」「他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる」などの、分かりやすい言葉の掲示を増やしています。

 

どうしても、仏の説法は、難しいというイメージがありますが、若者がSNSで拡散し、広い世代で話題になっているようです。

 

寺院が、門前などに掲示板を設け、仏教の教えなどを伝える活動は「掲示伝道」と呼ばれ、明治時代にはすでに行われていたそうです。

 

もう一つ、京都の龍岸寺の掲示伝道を紹介します。「NOご先祖 NO LIFE」です。

 

「自分が命をいただいていることを意識し、感謝してみませんか・・・と問いかけたいという中でひらめきました。言葉からいろんなことを感じてもらえたようです」と住職は語ります。

 

今までは、お寺の掲示板なんて「時代遅れ」というイメージだったかもしれませんが、こうしてSNSのおかげで、一瞬で、素敵な言葉が幅広い人に伝わる世の中になったようです。

 

散歩の途中で、こんなメッセージを見つけると、幸せな気持ちになりますね。

2020年

2月

06日

プラネタリウム鑑賞

さいたま市の大宮駅に隣接する「宇宙劇場」では、2月に、ふだんは一般上映のない平日の午前中を活用して、保育園や幼稚園の年長向けのプログラムを組んでくれます。今回、ホワイトきゃんばすも初めて参加させてもらいました。

 

卒園までの、想い出作りの1つにしたいだけでなく、サマーキャンプで、プラネタリウム鑑賞を宿泊施設で経験したので、今度は、冬の星座を勉強するのもねらいの一つです。

 

朝から「ワクワクドキドキ」の年長園児です。他の園児は、当然「いいなぁ~自分も行きたいなぁ~」と言ってますが、「年長さんになって、サマーキャンプをやってからね」と言うと、納得してくれたようです。

 

今日は、7つの保育園が集まりました。ホワイトきゃんばすは、一番乗りです。子どもたちは、宇宙劇場の職員に、すぐに質問を始めます。「これは何?」「あれは何?」といった感じです。丁寧に、ニコニコ笑って答えてくれます。

 

その後、続々と他の園の園児がやってきます。みな静かに座っています。ホワイトきゃんばすの園児だけが、相変わらず「あーだこーだ」おしゃべりがつきません。最低限のマナーの中で、自由度がある程度認められているのが、ホワイトきゃんばすなのかもしれませんね。

 

そして、上映が始まると、またまた、ホワイトきゃんばすの席が賑やかになります。クイズ王の「○○君」が、星座についても、その知識を爆発させます。

 

「夜になって、月の次に夜空に現れる星は何?」と解説員が問うと、すかさず「きんせいです!」と館内に響く大声で応えます。木星の映像が映されると「木星は、一番大きいけど、ガス惑星だから、軽いんだよ・・」「土星の輪は、ガスやちりの固まりなんだ・・」「水星は、熱くなったり寒くなったりすごい星だよ」「火星には宇宙人がいるかも?」

 

大きな声で言うものだから、解説者泣かせとなってしまいました。隣りの○○君が、「解説のお兄さんが説明してくれるから、静かにして!」と、ホワイトきゃんばすの周辺は、常にうるさかったですね。(笑)

 

プログラムも大変よくできており、解説員のナレーションも上手で、子どもたちは、すっかり星空のとりこになってしまいました。「もう終わりなの?もっと見たい!」と、ホワイトきゃんばすの席は、最後まで賑やかでした。

 

保育園に戻り、昼の勉強は、「園児全員の星座を調べる」です。おひつじ座からうお座まで、12の星座に当てはめました。こういう作業は、飽きずに頑張る子どもたちです。

 

ということで、来年以降も継続行事とにすることに決めました。

2020年

2月

05日

「としまえん」がなくなる!?

今日は、さいたま市立大宮西小学校の保幼小連絡協議会に出席しました。卒園児の1年生の担任の授業を参観します。算数でしたが、クラスを2つのチームに分けて、計算カードで足し算引き算を1対1で答える勝ち抜き合戦です。早く正解した児童が勝ち残りです。

 

計算もただやるだけでは、子どもたちの集中力は持続しませんが、勝ち負けの要素は、子どもたちのやる気を引き出し、チーム力もアップします。そして、何より楽しい授業です。

 

この小学校の秋の運動会に、保育園の子どもたちを連れて派手に応援したので、担任の先生から「○○ちゃんは、本当によく頑張っていますよ・・・」と声を掛けられました。卒園児が褒められることは、園長として本当に嬉しいものです。

 

さて、「としまえん」がなくなってしまうという、悲しいニュースがありました。開園から100年近く続く、東京の都市型遊園地として一時代を築いた「としまえん」・・・

私も、子供がまだ小さい頃には、何度も訪れました。

 

1990年(平成2年)に、「としまえん」は、「史上最低の遊園地」という衝撃の広告を出します。

 

「来るんじゃなかった!」と頭を抱える父親・・・

「ダッサー」と鼻をつまむ母親・・・

「パパー。早くおうちに帰ろうよ」と涙をこぼす子供・・・

「ぜんぜん恐くなーい!おろせ!金返せ」とわめくジェットコースターの客・・・

 

この広告は、4月1日の新聞に載りました。しかし、今回の報道は、エープリルフールというオチが付かないようです。

 

世界初の流れるプールは、この「としまえん」のプールです。「機械遺産」に認定された、素朴な回転木馬は、最高に素敵なアトラクションです。

 

閉園までに、また「としまえん」に行って、思い出に浸りたいものです。(笑)

 

ひょっとしたら、保育園の子どもたちは、行ったことがない子が多いかもしれません。

2020年

2月

04日

小学1年の道徳の授業

3月にホワイトきゃんばすを卒園する7人は、それぞれ、さいたま市内の5つの小学校に入学するのですが、その5つの小学校の「保幼小連絡協議会」が、今月いっぱいにかけて行われます。

 

今日は、さいたま市立大成小学校へ行ってきました。会議の目的は、保育園、幼稚園からの園児の引継ぎです。どちらかというと、ネガティブ情報を小学校が児童の入学前に共有し、トラブル対策にする会議でしたが、最近では、いいことも悪いことも、入学後の成長のために、様々な情報を共有する場に、少しずつ変わってきています。

 

ホワイトきゃんばすは、保護者にフィードバックしている、園児の毎月の成長記と、10の姿についての内容を明記して、小学校の担当と打ち合わせをします。

 

本日、話をした先生には、「保育園や幼稚園が、2年前から取り組んでいる『10の姿』は、まだ、小学校にまで引き継がれるような環境や意識にはなっていませんが、5年先には、小学校でも、この『10の姿』が、児童の成長を考える1つのモノサシになっていると思います。是非とも、担任が決まりましたら、目を通していただきますようお願いします」と言うと、「私も『10の姿』を存じております。具体的で、わかりやすい内容だと思っています」と、うれしい発言です。

 

また、1年生の学年主任は、この協議会で、できるだけ多くの子どもの情報をいただければ、安心して4月の入学式を迎えることができると、話をしていました。どんなベテラン教師でも、情報が少ない新入学児童やその保護者に対しては、不安が多いようです。

 

さて、協議会の前に、1年生の授業参観をさせてもらいました。あるクラスは、教科となった「道徳」の授業です。とてもいい授業でした。

 

まずは、机をオーケストラのように扇形に組んでいます。なるべく、児童同士で顔が見えるようにです。「森の郵便屋さん」という、クマの郵便屋さんの物語を通じて、「はたらくこと」を子どもたちと考える授業です。

 

授業スタイルは、完全なアクティブラーニングです。先生が中心で話をして、持っていきたい答えに誘導することなく、上手に、子どもたちの意見を引き出しています。途中からは、答えた児童が、次の答えたい児童を指名する方法をとっていました。

 

おそらく、○○さんが、誰を指名するかを知ることで、子どもたち同士の人間関係や信頼関係を把握しようという、担任のねらいがあるのでは・・・と思いました。

 

道徳の授業は、答が1つでないことを子どもたちが自分で考える内容になることが多いですね。今日は、そんな、素敵な道徳の授業に出会った次第です。

2020年

2月

03日

パソコン使用率

今日は節分です。今年も屋上で子どもたちと豆まきをしました。鬼に扮する先生に、子どもたちは「鬼は外!」と追いかけて豆をまきます。子どもたちも、自分で作った、鬼の面で鬼になっています。かっこよく言えば、「世界で一つだけの鬼」です。

 

今年のデザインは、子どもたちの顔はそのままで、鬼の角と髪の毛を自分たちで作ったので、怖い鬼ではなく、かわいい鬼になっています。明日から、真冬の寒さになる予報ですが、今日は穏やかで風もなく、最高の豆まきとなりました。

 

子どもたちには、「自分の年の数だけ豆を食べるんだよ」と教えるのですが、年長でも6個なので足りません。ほとんどの園児が、年の数の倍は食べていました。(笑)

 

そして、節分では、もう一つ気になることが、恵方巻の廃棄ロス問題です。年々売上規模が拡大する中、昨年は多くの商品が廃棄されるシーンが、映像になり問題となりました。私も、今年は、事前予約で恵方巻を購入したのですが、受取時間の直前に作ってくれるので、「できたてだ!」と勝手に喜んでいます。

 

こちらは、明日のメディアでどう報道されるか、気になるところですね。

 

さて、OECDの2018年調査によると、15歳のパソコン使用率が、日本が40%を割っており、主要国の中では最下位となりました。一番高いデンマークでは、90%を超えています。実は、日本の場合、唯一、9年前の調査よりも下がっているのです。

 

ここ数年で、日本の子どもたちはスマホを当たり前に持つようになり、スマホがあれば十分で、パソコンの必要性を感じていないことが大きな理由と考えられます。

 

私が、初めてパソコンを操作したのは、社会人になってからです。その後、仕事のやり方も効率も画期的に変化しました。スマホは便利ですが、パソコンでないとできないことがたくさんあります。

 

政府は、子どもに1人1台1という方針を出しましたが、学校現場で、パソコンが有効活用されるような状況も合わせて考えて行かないといけませんね。

 

日本が進んでいるようで遅れていることは、他にもたくさんあるような気がします。

2020年

2月

02日

龍が住む「地下神殿」

前々から行きたかった、巨大地下神殿・・・ついに行ってきました。地下にある遺跡ではありません。ここは、国土交通省が管轄する「首都圏外郭(がいかく)放水路」です。

 

埼玉県春日部市の国道16号線の下50メートルに、全長6.3キロのトンネルがあります。これが、首都圏外郭放水路です。6.3メートルの間に、5つの「立坑(たてこう)」と呼ばれる直径30メートルの縦穴があり、そこに、近隣の中小河川があふれそうになった時に水を取り込みます。

 

全長6.3メートルのトンネルを流れる水は、最後に「調圧水槽」に流れ込みます。この調圧水槽が、「地下神殿」のようだ・・・ということで、外国人も含めて、話題のスポットになっているのです。

 

まだ記憶に新しい、昨年10月の台風19号は、東日本の河川を氾濫させ、土砂を崩しました。この地下神殿は、東京ドーム10杯分の水をのみ込んだそうです。そして、その水を江戸川にはき出すことで、「浸水被害の9割を軽減できた」といいます。

 

地下神殿の空間は、幅78メートル、奧行き177メートル、高さ18メートルもあります。そこに、空間を支えるコンクリートの柱が59本並びます。1本が重さ500トンの大きさです。

 

2018年から有料の地下神殿ツアーとして、外国人含めて、今年は年間5万人以上を見込んでいるそうです。私も、ガイドの先導で116段の階段を下り、その地下神殿を目にした時は、息を吞んでしまいました。水害から私たちの生活を守る場所ですが、無の美しさがありました。

 

私の質問の虫が走ります。

 

たまった土砂はどうやって取り除くの?「地上の扉が1ヶ所あり、そこからクレーン車で清掃用のポンプ車を搬入して土砂を取り除きます。ただし細かいところは、人の作業です」

 

この地下神殿の寿命は?「200年は持つ構造です。もちろん、柱の強度は定期的に点検しています」

 

魚やカメなどの生き物も流れ込むのでは?「3センチ角のネットを通して水が入るので、基本的には生き物の流入はないのですが、先日体長50センチのライギョが発見されました。これは、ここで稚魚が大きくなったと考えられます。エサもないのですが?」

 

ガイドさんの給料はどこから出るの。公務員じゃないですよね?「はい。国交省から委託された会社に勤務しています」

 

この首都圏外殻放水路は、1993年から建設が始まり、2006年6月に完成。これまで、121回水を取り込み、71回ポンプで水を排水したそうです。貯水と排水の能力は、世界最大級だそうです。

 

ということで、今日は神秘的な大人の社会科見学となりました。安全面に配慮し、小学生未満は見学できませんが、一度いかがですか?

2020年

2月

01日

「かっこいい〇〇になろう」

本日深夜2時くらいでした。我が家の携帯が一斉に、地震発生のあの「音」が鳴り響きます。揺れも大きかったのですが、やはり、あの「音」に恐怖心を感じてしまいます。

 

本日登園した子どもたち全員が、深夜の出来事には気がつかないで、熟睡していたようです。(笑)しかし、大人の私たちは、あの「音」で、否が応でも3・11東日本大震災を思い出してしまいます。

 

今日の朝の会で、3・11の話をしていたのですが、小学校3年の卒園児が、ただ一人、生後6カ月の赤ちゃんとして、大震災を経験しています。2年生の男の子は、ママのお腹の中にいました。小さい園児は、パパとママがまだ結婚していません。

 

こうしてみると、3・11から、長い月日が現実には過ぎましたが、子どもたちに、どう伝えていけばいいのか・・・考えないといけませんね。

 

さて、今日から2月です。あと2カ月で、ホワイトきゃんばすの園児たちは、卒園と進級となります。「小学生になったら・・・」「寺子屋さんになったら・・・」という言葉が、保育園中で頻繁に交わされています。

 

しかし、先生が「小学生になったら○○しなさい」と押し付けても、あまり効果が期待できません。ある、小学校の先生は、この時期、進級する児童に「かっこいい〇学年になろう」と呼びかけ、子どもたち自身で「かっこいい」ことを考えるそうです。

 

子どもたちが自分で決めたことですので、効果がありますね。この作戦を保育園の子どもたちにも使ってみようと思っています。

 

「かっこいい小学生は?」「かっこいい寺子屋1番は? 2番は? 3番は?」こうして、子どもたちが、わかりやすい「かっこいい」ことを考えてもらおうと思っています。

 

どうですか・・・親が我が子への動機付けにも使えそうですね。

2020年

1月

31日

ジャック・ニクラスの言葉

今日は体操教室の日です。体操教室では、子どもたちの「トライする・・・」「チャレンジする・・・」時の性格がよく表れます。今までやったことがない事に躊躇してしまう子や失敗を恐れて尻込みしてしまう子、最初から諦めてできないと言う子など・・・

 

逆に、あまり考えずに、とにかく「見る前に翔べ!」と、怖いもの知らずで、失敗を恐れずにチャレンジする子もいます。もちろん、前者がほとんどです。

 

「大丈夫だ!○○だったら、絶対にできるから」「失敗してもいいから、まずはやって見よう!」「何度もやって、練習しないと上手になれないんだ。頑張れ!」と、体操教室の先生もホワイトきゃんばすの先生も、このような言葉を何度も掛けています。

 

しかし、ただやみくもに「見る前に翔べ!」だけでは、成功にはつながりません。

 

若い世代には、タイガーウッズが有名ですが、かつてゴルフの帝王と呼ばれたジャック・二クラスの言葉を紹介します。私よりも上の世代では、二クラス=帝王です。

 

「ミスショットが問題ではなく、大切なのはリカバリーショットである」という言葉です。もう少し詳しく補足すると「プロだからミスショットは少ない。しかし、ミスショットをしてもスコアが安定しているのは、リカバリーショットが確実だからだ」ということです。

 

私たち素人は、ミスショットをすると、それを取り返そうと、さらに力が入ってしまい、リカバリーどころか、ミスショットを繰り返すのがおちですが、失敗を恐れずにチャレンジして失敗しても、冷静にリカバリーする力をつけることが大切なのです。

 

私も保育園の子どもたちによく言っていますが、大人は子どもに対して「失敗を恐れずに頑張れ!」と言います。しかし、そこで失敗した時のリカバリー策まで、考えてやらないと無責任なのかもしれません。

 

「頑張れ!チャレンジするんだ!」の言葉に、責任を持たねばいけませんね。

2020年

1月

30日

少子化の本質的な理由

昨日に続いて、今日も気温が上昇し、ポカポカの屋上遊びとなりました。子どもたちは、屋上に着くとすぐに上着を脱ぎすてて遊び始めます。自転車、バスケットボール、30メートル走と汗をかきそうな勢いです。(笑)

 

また、金魚のタライでは、いつもは、水の中で寒くてじっとしている金魚が、元気に泳ぎ回っています。カメ池のニホンイシガメやクサガメと、ミドリガメのおうちで冬眠しているミシシッピアカミミガメも、春と勘違いして、冬眠から覚めてしまうかもしれません。

 

やはり、この冬は異常なくらい暖冬ですね。天然のアイスリンクはできないまま春になってしまうのか・・・地球温暖化を心配せざるを得ませんね。

 

さて、日本の少子化はいっこうに止まることはなく、昨年2019年(令和元年)の出生数は90万人を割り、過去最低となったそうです。

 

要因として考えられるのは、①結婚する女性の減少(未婚化)と②既婚女性の出産減少(少産化)の主に2つの理由があげられます。

 

①②どちらも進んでいると思われがちですが、実は②については、既婚女性の子どもの数は、30年間でほとんど変わっていないそうです。30年前の2.08人から2.03人に微減しただけなのです。30年前といえば、昭和30年代に生まれた女性が主です。この時から日本は少子化へ進んでいくのですが、既婚女性の出産数は今とほとんど変わらないのです。

 

つまり、大きく変わったのは、母親の絶対数で、1595万人から1001万人に激減しているのです。日本の少子化の本質的な原因は、「少母化」と言えるのです。

 

未婚、事実婚、同性婚などライフスタイルは時代と共に多様化し、「結婚→出産」という伝統的家族観に固執していると、少子化ならぬ少母化がどんどん進んでいきます。どうすればいいやら・・・難しい問題ですね。

2020年

1月

29日

チョコレートを買って社会貢献

今日は、日中都内に出かける用事があったのですが、池袋のデパートも、バレンタイン商戦が盛り上がってきましたね。毎年世界から新しいチョコレートブランドが上陸し、バレンタインの需要も女性の「自分チョコ」の構成比が高まっています。

 

そこで、今年のバレンタイン売り場では、社会貢献につながる商品にも注目が集まっています。「買って応援」「食べて応援」という文化が浸透しつつあるそうです。

 

あるチョコレート専門店は、日本に輸入されるカカオの大半はガーナ産。チョコレートをおいしく作るにはカカオ豆を発酵させる工程が欠かせないのですが、インドネシアのカカオは発酵せずに出荷されるものが多く、質が低いと見られてきました。

 

それを支援すべく、同社は、現地にスタッフを常駐させ、農家に発酵技術などを指導します。また、小学生の子どもに労働させないなど7つの条件を付け、5つ以上の条件をクリアすると買い取り価格を上げるそうです。これによって、農家の技術が向上し、労働に対する意識も変わってきたそうです。

 

松屋銀座のバレンタイン催事場では、売り上げの一部を「世界の女の子をチョコで支援」に寄付します。寄付金は、ネパールの少女の早すぎる結婚やアフリカの人身売買の防止や途上国の女の子を守る活動に使われるそうです。

 

また、ある社団法人では、知的障がいを持つ人たちがチョコレート作りに取り組んでいます。「チョコレート作りは根気よく丁寧な作業が求められます。障がい者や引きこもった人など多様な人間が働けるブランドでありたい。チョコを楽しみながら、この取り組みに共感してもらえたらうれしい」と理事長が語ります。

 

クラウドファンディングやふるさと納税などが普及し、若い世代は、自分の消費活動が他人のためになることに意義を感じる人が増えていますね。バレンタイン商戦は、チョコレートのお祭りとして、日本中で盛り上がりますが、若者の行動が「人のため」に変わっているようです。

2020年

1月

28日

食品スーパーの売上向上策

今日は、恵方巻のパンフレットの表紙にある、「海鮮恵方巻」の写真を見ながら、「のり巻きの中に入っているのは何?」と子どもたちに質問します。すると、普段はあまり発言が多くない4歳女の子が、「いくら・・・まぐろ・・・サーモン・・・えび・・・たまご・・・きゅうり・・・」と次々に答えていきます。彼女は、よく家族で回転ずしに行くのですが、ポンポン正解を言うのでビックリしました。

 

さて、今日は食品スーパーの売上向上策の話です。業界の方は、注目してください。(笑)

 

私も、前の仕事は、食品業界にかかわっていましたので、スーパーに買い物に行けば、横にいるかみさんに「この陳列じゃ売れないよなぁ~」とか「この手書きのPOPはいいね~思わず買ってしまうね」とか、ブツブツ言いながら買い物を楽しんでいます。

 

スタッフの笑顔や対応にも、細かいところが気になってしまう悪い癖が出ます。(笑)もちろん、実際に食品スーパーで働いている従業員やバイヤーならば、もっと様々な観点で売上向上策を考えていると思います。

 

しかし、なかなか売上アップに結びつかないですね。

 

ここで、神奈川県のあるスーパーマーケットの画期的な対策を紹介します。私も考えたことがない内容です。

 

このスーパーでは、近隣の小・中学校の給食の献立表を店の入口に掲示しているのです。献立の掲示は、2年前から行っていて、「給食と夕食のメニューがかぶってしまい困っている」というお客様の意見に対して、スタッフらが発案しました。

 

それが、今では「栄養士が考えたバランスのいい食事が勉強できる」「晩ご飯の献立の参考にしたい」という声があがり、活用の幅が広がっているそうです。店長は「献立表の掲示を通してお客様との会話が増えたと実感しています。コミュニケーションを図る大事なツールです」と評価します。

 

さて、肝心の売上ですが、同じチェーン全116店舗の中で、売上額1位をキープし、毎日の客数が1日約1万人を超えるそうです。

 

どうですか・・・なるほどですね。どうぞ、この業界で働くあなた・・・パクってみましょう。(笑)

2020年

1月

27日

性善説と性悪説

今日の寺子屋では、節分の豆まきで子どもたちがかぶる「鬼の面」を作ります。今週中には、全員のお面が完成します。各園児のオリジナル鬼となるので、当日が楽しみですね。

 

さて、ある中学校の道徳の時間です。黒板には、孟子(もうし)と荀子(じゅんし)の画像が張られています。生徒たちは、3、4人ずつの班を作って性善説と性悪説についての考えを話し合います。

 

この日に取り上げた内容は、孟子の性善説と荀子の性悪説を通して人間の良心について考える「人って、本当は?」です。

 

私も中学時代、国語の時間に、性善説と性悪説について、熱く語り合った記憶があります。みなさんも、必ず一度は、授業の中でこの問題を議論したのではないでしょうか。

 

話が進む中で、「どんな話し合いをしたか」を発表します。全員の考えが一致した班はありません。

 

「人を助けるのは自分が後悔しないためにすることだから、人間の基にあるのは性善説ではない。後悔するという罪を自分自身が感じるから…罪がなければ助けない」といきなり、中学生らしからぬ深い発言が飛び出します。

 

「生まれた時は自分の考えがないから、どちらでもない『無』なのでは」とこれまた、核心をついた意見が出ます。

 

話が深まり、最後の感想を言った生徒は「最初は性悪説だと思っていましたが、他の人の意見を聞いて、善と悪の考え方は育った環境や教育で身についていくのではないかと感じた」と答えます。他の人の意見を聞いて、自分の意見を変えていくというのは、授業としてはいい流れですね。

 

これこそ、生徒の発言に「なぜ」の理由を尋ね、その根拠を掘り下げる、深い学びにつながっていると言えます。こんな授業をしたいものですね。

 

保育園ホワイトきゃんばすでの取組みは、子どもたちが大人になった時に「自分で考えて自分で答えを出せる」ように、見守り、教育をしていくのが目標ですから、性善説でも性悪説でもありません。育つ環境や教育で、子どもたちを変えていくという考えです。

2020年

1月

26日

韓国の「漢字」事情

日本では、小学校で計1006字の「漢字」を教わります。保育園でも、卒園児が「この漢字はまだ習っていない・・・」とよく言っているので、漢字についての意識はとても高いですね。子どもたちは、自分の名前には漢字が使われているので、日本人にとっては、漢字は日常の中に、当たり前にあるものですね。

 

お隣の国、韓国では、日本語のひらがなやカタカナに相当する表音文字「ハングル」だけで読み書きする習慣が定着し、実生活で漢字を使う場面はほとんどないそうです。

 

もともと、韓国政府は1948年の建国以来、日常生活で漢字の使用を控える「ハングル専用」制作を進めました。日本の植民地支配から解放され、民族固有の文字であるハングルへの自負心が強まったことや、経済発展に向けた識字率向上の狙いが背景にあったようです。

 

また、1987年の民主化を機に全文ハングルの「ハンギョレ新聞」が創刊され、新聞各紙から漢字が姿を消すようになったのです。しかし、2016年には漢字推進派の主張を踏まえて漢字300字を小学校の教科書に記載する方針が決まりました。ところが、児童の負担増大などへの懸念が強く、翌年に撤回されるなど、漢字は、今も韓国世論を二分するテーマとなっているようです。

 

そんな中、一部の小学校では、放課後の特別授業に漢字を取り入れる動きが始まったようです。「あ、学校の『校』」「おじいちゃんの『祖』だね」と子どもたちの元気な声が響き、ある6年生の児童は「記憶力が上がり。韓国語への理解も深まった。中学に進んでも漢字の勉強を続けたい」と話します。

 

漢字は、その一文字でも、意味が伝わるので、子どもたちにとっては、そこから色々なことが連想されるというメリットがありますね。確かに、記憶力が上がるのかもしれません。

 

漢字を教える学校の校長は、「自国の文化や歴史を理解すると同時に、漢字圏の中国や日本について学ぶ上でも、韓国の子どもたちが漢字を学ぶことは大切」と言います。

 

私たち日本人も、中国や韓国について、もっと学ぶことで、見方を変えていかなければいけませんね。

2020年

1月

25日

木造建築の美

保育園のファームで今年収穫する大根が、とにかく太いのです。スーパーに並んでいる形が整った大根とは違い、形も様々ですが、太さは、大人の女性の太ももくらいのサイズです。お土産にすると、規格外の大きさに保護者も大喜びです。

 

さて、今日は、子どもたちと川越氷川神社に行ってきました。「縁結びのパワースポット」とも言われています。若い女性がたくさん参拝していました。また、この神社は、インスタ映えする工夫があちこちにあります。

 

夏には、境内に風鈴の回廊が現れることで有名ですが、今日は、縁結び絵馬など、多くの絵馬が飾られていました。合格祈願、七五三、安全祈願など、子どもたちは、興味深く絵馬を読み上げています。

 

また、自分で釣り上げる魚のおみくじが大人気です。「あい鯛みくじ」「一年安鯛みくじ」といった、鯛をモチーフにして、実際に釣り竿でその鯛を釣りあげるのです。「こんなおみくじありなの?」と古い人間からはお𠮟り受けるような気もしますが、若者やファミリーが多くお参りに来ることにつながっていることは確かです。

 

子どもたちは「子どもおみくじ」を引きました。子どもが読んでも分かりやすい内容で、ラッキーカラーなど子どもたちが喜ぶ佼成です。5人全員大吉でしたので、たぶん大吉しか入っていないかと思います。(笑)

 

さて、子どもたちと本堂の裏側にまわってみます。そこには、木造建築の美しさが詰まっていました。ここで、子どもたちに問題です。「この建物は、普通の家と違って、ある物を使っていません。何でしょうか?」

 

すると、小学生の女の子が、「くぎ」と速攻で応えてくれました。宮大工が作った本堂をよく見ると、美しい木工彫刻が施されています。大人の私だけでなく、子どもたちも「凄いね~」と見入っていました。

 

年長女の子のパパは、東京スカイツリーを作った、鉄筋専門の大工さんです。彼女は、「大工さんでもいろいろあるんだね~」と、つぶやいていました。日本の神社やお寺では、宮大工による様々な芸術を見ることができますね。子どもたちにも、その美しさは伝わるようで、安心しました。

 

実は、公立学校の校舎や体育館を新築する際、木造にする学校が増えているそうです。1984年の木造新築は、ゼロだったそうですが、2018年度の新設された学校施設では、2割を超えるそうです。

 

木造建築が増えている背景は、「少子化で、『量から質』重視にかわり、より快適な環境にシフトしている。手入れをすれば長持ちする木造は、物を大切にする心を育む学校に適している」と言われてます。

 

木造建築には、心を癒す何かがあるのですね。

2020年

1月

24日

30年で小学生の読書量が3分の1に

保育園の壁面に現れた3体の鬼・・・保育園らしくないリアルな鬼です。目は飛び出し、その顔立ちは、恐怖以外のなにものでもありません。朝から、登園する子どもたちは大騒ぎで、保護者達からも「すごいですね~」と盛り上がります。

 

間もなく、節分ですが、主任と給食の先生が「なまはげ」をモチーフにして、作り上げた自信作です。とてもリアルです。

 

子どもたちは、「怖くなんかないもん!」と言いながらも、なまはげのセリフ「泣いてる子はいないかい!?」をドスのきいた声で言うと、ビビります。しかし、最近は、鬼=悪者という偏ったイメージも薄れつつあるので、朝の読み聞かせでは「泣いた赤鬼」を読みます。何度も読んでいる絵本ですが、あらためて「青鬼さん」の優しさを子どもたちは感じたようです。

 

さて、2019年8月に全国の小学生1200人(保護者付き添い)を対象にインターネット上で、学研教育総合研究所がまとめた調査によると、30年前と比較すると、読書量は3分の1程度に減少しているそうです。30年前というと、保育園の子どもたちの保護者よりも少し上の世代ですね。

 

19年調査では、1ケ月の読書量は、平均3.1冊となり、30年前の平均9.1冊から大幅に減っています。1年生が3.8冊と一番多く、高学年になると塾通いなどが増えることもあって、読書量が減る傾向にあります。5年生が2.3冊で6年生が2.4冊という結果です。

 

読書量だけではありません。テレビを見る時間も1日当たり平均1時間15分で、30年前の平均2時間5分と比較して、6割程度に減っています。

 

この結果については、たいがいの人が「そうだろうなぁ~」と感じているでしょう。30年前と比べ、読書量やテレビを見る時間が大幅に減ったのは、スマホなどの通信機器の普及が進み、子どもたちは、動画の閲覧やゲームに時間を充てているからです。

 

昨今、教育機関だけでなく、様々なメディアで、これからのAI時代を前にして、子どもたちは、「自分で思考し判断することが大切である」といったコメントを多く聞きますね。ホワイトきゃんばすでは、ずっと「自分で考えて自分で答えを出せる大人になる」を目指して、子どもたちを育てています。

 

子どもたちにとって、読書は、自分で考えて判断する力を養う大きな機会ですね。しかし、「読書をしよう!」と大人が叫んだところで、今のスマホ時代では、現実的には難しいかもしれません。

 

ますます、学校での授業の在り方や親の子どもへのアプローチが重要になってきます。これから先も、時代が変わり環境も変わっていきます。しかし、「自分で考えて判断できる」人は、必ずどんな時代になっても生き残っていけます。そんな子どもたちを育てるのが、私たち大人の役割でもありますね。

2020年

1月

23日

子どもの世界にリスペクト

保育園の子どもたちや、卒園児の小学生と話していると「何でこんなことを知っているの?」とか、「まだ〇歳なのに、こんなことができるんだ。凄いなぁ~」と思うことが、しばしばあります。そして、過去の自分と比較して、「俺なんか・・・まだ何もできなかったなぁ~」と思ってしまいます。

 

そんな時は、大人の私ですが、子どもにリスペクトします。保育園で多くの子どもたちと関わっていると、大人だけでなく子どもの世界にリスペクトすることが案外と多いものです。

 

ある保育園の先生の話です。発達障害のある園児が、水道のホースで水を上に飛ばすことが好きで、長い時間、その遊びをしていたそうです。その先生は、「その子は、発達障害だから『こだわり』があるのだ」程度にしか見ていなかったそうです。

 

ある日、その子の横に座って、ホースを上にあげて水を飛ばしている姿を見ていると、上に飛んだ水が太陽の光と重なり、ピカッと光ったのです。それに気付いた先生は、「あ!」とつぶやいた時に、その子が、まるで「お前も分かったのか」という顔で、その先生をじっと見たそうです。

 

これを機に、その園児は、先生を受け入れるようになりました。先生は、その子の世界をリスペクトするようになり、彼がしていること全般の見え方が変わっていったそうです。

 

「この子は凄いなぁ~」というリスペクトもありますが、様々な子どもたちに対して、固定化した見方を一度外して、その子を見ることも、子どもの世界をリスペクトすることであり、新しい世界が必ず見えてくるのです。

 

どうですが・・・あなたが親なら、我が子に対しても同じですね。

2020年

1月

22日

つい言ってしまう「頑張れ!」

ちゃんとカウントしたわけではありませんが、私が保育園の子どもたちに一番多く口にしている言葉は、「頑張れ!」だと思っています。

 

今日も、屋上で、バスケットボールの練習をしている男の子に「頑張れ!」と声をかけ、ファームでラディッシュを収穫した子どもたちには、「よく頑張って取ったな~」と声を掛けました。

 

1日最低でも10回は「頑張れ!」と言っているとしたら、1年間でざっと3000回、保育園ができてからの累計では、2万4千回も「頑張れ!」を繰り返している計算です。

 

ある小学校の教員が、児童との交換日記で、「頑張れと言われても、何をどうするのか分かりません」とのコメントがあったそうです。

 

確かに、「頑張る」は、抽象的な言葉で、具体的ではありませんね。

 

その先生は、「頑張るとは折り返すこと」と決めました。つまり、水泳で100メートル泳ぐことを目標にした時に、100メートルで終わらせずに、「もう一蹴り」をやること。30分勉強しようと決めたら31分やる。テニスで100本のサーブ練習なら101本打つこと。

 

「真の頑張り」とは、「目標を達成した後の自分の前向きな姿勢、折り返す姿勢」としたのです。そして、折り返せた子どもたちに「頑張ったね」と称賛の言葉を掛けたそうです。

 

どうですか・・・「頑張れ!」という言葉に、私は今まで何度も励まされましたが、時には「何を頑張ればいいんだよ!」とプレッシャーになったこともありました。

 

「頑張れ!」は相手を勇気づける素敵な言葉ですが、少しだけ、具体的に考えてみることも必要ですね。

2020年

1月

21日

人間関係の構築の授業

先日、卒園児の小学校3年生が、「人間関係プログラムの授業が、めちゃくちゃ面白いんだ・・・」と言ってました。この「人間関係プログラム」とは、さいたま市の教育委員会が、子どもたちのコミュニケーション能力や自己肯定感アップを目的に考えた授業です。

 

10年以上前ですが、私がPTA活動をしていた頃に、実際に体験をしました。チームになって、○○さんのいいところを些細なことでもいいので、できるだけたくさん見つけて、とことん褒めたたえる・・・といったプログラムが、何種類もあります。

 

小学校3年では、主に道徳の時間で、担任が行っているとのことですが、各学校では、一斉授業方式から「学び合い」のある授業作りを重視しています。

 

「漫才教育」に取り組み、笑いの中から「学び合い」の授業をめざし、全国から注目を集めた田畑校長は、昨年度異動した小学校で、人間関係の構築を重視した取り組みを行っています。

 

田畑校長は、「授業で子ども同士や子どもと教員の人間関係ができれば、皆が学校を好きになり、自己肯定感も高まり、いじめや不登校なども起きにくくなる」と仮説を立てます。

 

具体的には、各教室の机を日常的にコの字型Uの字型にして、話し合うように変えます。「フレームリーディング」という、教科書の作品の文章を1枚の用紙にまとめ、全体のフレーム(枠組み)をつかめるようにする手法や、自分の考え(主張)を、書いてある場所(根拠)や理由など踏まえ、筋道立てて説明できるようにするという「三角ロジック」を活用します。

 

話合いの型については、消去法、対立型などを使い、子どもたちの意欲を引き出すようにしています。もちろん、これを実行するには、教員一人一人の深い理解が必要です。校内の授業研究などで、教員のスキルが磨かれているそうです。

 

田畑校長は、「子どもがいつも笑顔でいられる学校にしたい。自分の思いや考えを表現できる雰囲気や場を築けば、いじめや不登校などの課題を減らしていけるはず・・・人間関係を重視する授業を行うことで、子どもたちのコミュニケーション能力が高まっていく」と語ります。

 

これは、社会人となった大人のコミュニケーションにも当てはまりますね。自分の考えや意見が言えるような、風通しのいい環境を作ることが大切ですね。

2020年

1月

20日

バレンタインを楽しむ

洋菓子業界は、2月14日のバレンタインデーに向けて、特設会場の設営などで、繁忙期に入っていきます。ショッピングセンターなどは、先週までにほとんどの店舗で、バレンタインコーナーが出来上がっています。百貨店は、今週から2月上旬にかけて、特設会場がオープンします。

 

世界には、多くの有名ブランドのチョコレートがありますが、バレンタインデーに合わせて、世界中のチョコレートが日本に集合することになります。

 

今日の寺子屋は、年長がリーダーの4チームを作り、バレンタイン特設コーナーの中で、チームで1つ「買いたい・食べたい」チョコレートを選び、その理由を答えるのがミッションです。

 

その前に、子どもたちに質問です。「バレンタインデーって何?」すると、次々と子どもたちから手があがります。

 

「男の人が、好きな女の子にチョコレートをプレゼントする日だよ・・・」

「違うよ。逆だよ。女の人から男の人にチョコレートをプレゼントする日だよ」

「ちょっと待って。うちのお姉ちゃんは、女の子同士で、チョコレートとかお菓子をプレゼントしているよ」

「なんか、自分でお菓子を作って、プレゼントする人もいるみたいだよ」

 

こんな感じで、意外にも、子どもたちは、バレンタイン商戦でのお客様の「需要」を理解しているようです。園長からは、「最近はね。頑張った自分にご褒美ということで、自分で自分が食べたいチョコレートを買う女の人が増えているみたいだよ・・・」

 

「えェ~何で、自分で買うの?」

「みんなだって、運動会やクリスマス発表会で頑張ったら、自分にご褒美をしたくなるでしょ・・・みんな、チョコレート大好きだからね」と、チョコレートの話はつきませんね。(笑)

 

さて、Aチームは、ショーケースに陳列されていた、花をモチーフにしたチョコレートを選びました。「お花がきれいで、素敵なチョコレートだから・・・」だそうです。

 

Bチームは、袋に色々なチョコがアソートメントされたチョコレートを選びました。「たくさん入って、色々食べられるから・・・」と現実的です。

 

Cチームは、アナと雪の女王のチョコレートを選びました。理由は、アナ雪が好きだからではなく、「中に入っているクランチチョコレートが大好きだから・・・」です。クランチチョコレートという呼び方を知っているのは、凄いですね。

 

Dチームは、アポロチョコのビッグサイズです。「形が三角で面白くて、イチゴ味がおいしそうだから・・・」です。アポロチョコは、ロングセラー商品ですね。

 

今回の目的は、リーダーが中心となって、チームで話し合うこと・・・そして、せっかくなので、バレンタインデーで、チョコレートを選ぶ楽しみを感じてもらうことです。

 

子どもたちが、やがて大人になり、「プレゼントを楽しむ生活・・・」相手の顔を思い浮かべて、自分の個性も主張させたプレゼントを考えるようになってもらいたいですね。メッセージカードを添えるのも、演出としては、最高です。

2020年

1月

19日

世界の子どもたちの苦悩

ユニセフから2019年の活動報告が届きました。昨今、日本でも「子どもの貧困の格差」が大きな社会問題となっており、一部の人から「ユニセフの世界の子どもたちに対する活動は理解できるけど、まずは、日本国内の問題解決が先でしょう・・・」という声もあがります。

 

ボランティア、支援活動についての考え方は、それぞれあるでしょうが、世界の子どもたちの間で起きている惨状は、生きるか死ぬかの問題で、間違いなく、日本では考えられないことが起きていることだけは事実です。

 

保育園の子どもたちの中で、過去に肺炎で入院した園児が何人かいます。しかし、日本の医療環境の中で、命を落とすことはまずありません。しかしながら、世界では約39秒にひとり、80万人以上の5歳未満の子どもたちが、肺炎で命を落としています。

 

日本人が、長寿国になった理由の一つは、医療技術の進歩により生後1か月以内での死亡が劇的に少なくなったことがあげられます。しかし、世界では約15万3000人が生後1か月以内に肺炎で亡くなっています。

 

ユニセフの活動報告を読んでいると、とても心が痛みます。

 

中東のイエメンの人々は、紛争の影響で、安全できれいな水を手に入れるために、子どもや女性が給水地までの長い道のりを歩き、給水トラックを待たねばなりませんでした。しかし、喉がかわいた子どもたちは、汚染された水を飲んで、下痢で命を落とすこともあったのです。水を当たり前に使うことができる日本では考えられないことですね。

 

アフガニスタンでは、紛争や干ばつで、故郷を追われ難民キャンプでクラス10歳の女の子は、5歳の時に30歳も年上の男性と婚約させられました。「食べ物に困るほどお金がなくて・・・娘を婚約させるしかありませんでした」と母親は言います。婚約した女の子が外出することは恥という文化があるそうで、世界には、まだこんな国があるのかと考えさせられます。

 

アフリカのチャドという国は、18歳を前に結婚する女の子が多く、若くして妻・母としての責任を負うことになります。そこには、「女子教育」という概念がほとんどありません。貧困、早婚、厳格な男女の役割分担、偏見といった、様々な原因で、女子教育が阻まれています。「女子教育の促進には男の子も巻き込むべきだと思う。学校に通う女の子に、何のために女子に学ばせるんだよって言う男の子もいるのよ」と、数少ない学校に通う中学生の女の子が言います。

 

まだまだ、多くの報告事例が有りますが、ユニセフだけでなく、様々な支援団体の力で、これらの改善が進められています。

 

保育園の役割の一つは、子どもたちに、世界で起きている同じ子どもたちの現実を伝える事でもあります。戦争や紛争に直面したことがない子どもたちに、平和な日本を継続してもらわねばなりません。

2020年

1月

18日

教員の初任者の年齢

今日は、さいたま市でも午前中は雪が降りました。積もるほどの雪ではなかったのですが、雪を見ると子どもたちのエネルギーが、なぜか数倍になります。雪が降っているにもかかわらず、バスケットボールやローラースケートに夢中になる子どもたちです。寒いよりも「楽しい!」が優先されるようです。

 

昼は、卒園児の小学生と年長園児を連れて、埼玉県立歴史と民族の博物館へ行ってきました。大宮の氷川神社の近くにあります。縄文時代から現代までをその時代の生活をたどっていくような展示になっているのですが、意外にも子どもたちは、真剣に見入っています。

 

「昔の人は・・・」動物や魚など狩りをして、食べ物を集めた。「昔の人は・・・」ハニワを作ったんだ。などなど、子どもたちの口調が「昔の人は・・・」で始まるので、笑えます。白黒テレビや電卓やパソコンの初代モデルを見ては、大盛り上がりです。

 

さて、令和元年度の教員試験では、全国31の県や市が、年齢制限なしで応募者を募ったそうです。日本の場合、年齢制限があったこともありますが、教員初任者の年齢構成は、20代が9割近くを占めているそうです。

 

これは、他の国では考えられないことで、イタリアでは、3割の初任者が40歳以上だそうです。日本とは対極にあります。つまり、最初は教員以外の仕事に就きながらも、「やはり教員になりたい!」という思いで、40歳を過ぎてでも教員の道を選ぶ人が多いということです。教員以外の社会経験があるというのは、子どもたちにとっても、大きな魅力でもありますね。

 

ここ数年、日本においての教員採用試験の競争率は、低下の一途で2倍を切る自治体も出てきたそうです。こんな中で、年齢制限なしでの応募者を募る自治体が増えていることは、優秀で、やる気に満ちた人材が増えることは間違いありませんね。

 

人生は、何歳になってもやり直しがききます。それを子どもたちに教えるには、教員として自分の人生をやり直した人の方が、心に響くに違いありませんね。

2020年

1月

17日

25年目の午前5時46分

今年の3月に、保育園を卒園する年長園児7名の保護者から、大きくて素敵なプレゼントをいただきました。バスケットのゴールスタンドです。卒園式はまだ先ですが、せっかくですので、年長園児も一緒にバスケットボールを楽しむことにしました。

 

さっそく、子どもたちと一緒に組み立てて、本格的なゴールスタンドが完成しました。屋上に設置します。ベーススタンドに水を入れると、ずっしりと安定します。お昼の時間に、年長園児は、フリースローの練習をしました。

 

子どもたちは、ゴールした数をカウントしながらプレーを楽しんでいました。屋上遊びに、新たにバスケットボールが仲間入りです。冬の屋上遊びでも、しっかりと汗をかいてもらいます。(笑)

 

さて、今日は、6434人の死者を出した阪神淡路大震災が発生して、25年目の朝を迎えました。午前5時46分、まだ暗い朝ですが、今年も追悼式を行っているテレビ画面に向かって手を合わせます。

 

私が勤めていた民間企業は、神戸に本社がありましたので、この日のことは、鮮明に覚えています。私は、1月17日は、大宮そごうのバレンタイン特設会場でチョコレートケースのディスプレーをしていたのですが、朝からのニュースで、関西が大変なことになっていたので、仕事どころではありませんでした。

 

本社とも連絡が取れず・・・神戸や大阪の仲間たちの顔が浮かびます。後に、生々しい体験談を聞く事になりました。本社も倒壊しました。

 

「こんな時に、バレンタインなんかやってる場合じゃないだろう!」という世論が日本中広まったのですが、神戸は洋菓子発祥の地ですので、被災した多くの洋菓子メーカーを救おう!と世論の風向きが変わり、「バレンタインで、神戸のメーカーのチョコレートを買おう!」となり、お客様や百貨店などの得意先の善意に助けられました。

 

しかし、阪神淡路大震災は、会社にとって大きなダメージとなりました。そして、それを乗り越えて、私も無我夢中で仕事に取り組んだ記憶があります。

 

今年は25年という節目となり、震災後に生まれた若者も追悼式に多く参加されたようですね。大震災を体験された人々も「悲惨さを乗り越え、今ではこの震災での教訓を前向きにとらえている」と答える人が、6割にもなっているとも報道されています。

 

私たち人間は、過去から学び、未来をつくっていかねばなりません。そのためにも、1・17阪神淡路大震災を語り続けなければならないのです。

2020年

1月

16日

人類の壁

今日は天気となったので、30メートル走をやりたい園児が集まります。4人の園児が、自己記録を更新しました。まずは、今までの自分を超えることが大切ですね。

 

さて、短距離の世界の花形は、100メートル走です。1960年に西ドイツのアルミン・ハリー選手が10秒0を記録してから、この記録が破られるまでに、8年という長いの時間がかかりました。100メートル10秒の壁をいつしか「人類の壁」と呼ぶようになったのです。

 

1968年にアメリカのジム・ハインズ選手が9秒95の記録を出すのですが、この当時は、手動のストップウオッチを使用していました。また、高地記録として扱われました。

 

その後、平地で記録公認の条件とされた電動時計で「人類の壁」が破られるまでは、さらに時間がかかりました。

 

1983年にあの有名なカール・ルイスが、9秒97を叩き出します。これを機に、1980年代には、多くの9秒台のアスリートが登場しました。現在の世界記録は、2009年にジャマイカのウサイン・ボルト選手が出した9秒58です。

 

日本人にとっての、100メートル9秒台の壁は、カール・ルイス選手から遅れること34年後の2017年に桐生選手が9秒98を記録し、その後立て続けに、サニブラウン選手、小池選手と9秒台が続きました。

 

また、競泳の世界でも、自由形50秒という記録は、1976年にアメリカのジム・モンゴメリー選手が49秒99を記録するまで、長い間「人類の壁」となっていました。その後、何人もの選手が50秒を切る記録を出しています。現在の世界記録は47秒05です。

 

長い間100メートル10秒・競泳100メートル50秒という「人類の壁」が破られなかった理由は、何だったのでしょうか。

 

それは、人間自らがこの記録を「人類の壁」と呼んでしまったからかもしれませんね。

 

私たち人間は、時に「自分には無理」と自分の「壁」を作ってしまう事があります。アスリートにとっても、記録に挑戦するものの、「人類の壁」の意識が潜在的にあったかもしれませんね。

 

私たち大人は、すぐに「壁」を作って諦めてしまいますが(笑)・・・子どもたちには、限りない可能性が広がっています。私たち大人が、子どもの壁を作ってはいけませんね。「あきらめないでがんばれば、きっとできるぞ!」と言い続けることです。

2020年

1月

15日

わたし・・この家事やめました

今日は、屋上ファームの「ラディッシュ」こと赤カブを収穫しました。12月に、種まきをして、間引きもしないでほったらかしにしていたのですが、お店で売っているサイズよりもはるかに小玉のラディッシュが採れました。

 

ラディッシュの隣には、チンゲン菜を植えていたのですが、見事に、葉っぱを鳥に食べられてしまいました。ラディッシュは、大根の仲間ですので、葉っぱの癖のある味を鳥も好んでは食べないようです。

 

子どもたちは、「さくらんぼうのようにカワイイ!」なんて言いながら、楽しんでいました。今日のお土産ですが、ラディッシュを子どもたちがパクパク食べるかどうか・・・明日の連絡ノートのコメントが楽しみです。

 

さて、今日は、子どもを持ったママたちの「わたし・・この家事やめました」特集です。

 

「洗濯物をたたむことをやめました。下着や肌着は見えないので、シワになっていても、ばさっとしまっています」

 

「家じゅうのマット類をやめました。なくても生活に支障はなく、洗う手間も省けます」

 

「お皿をたくさん使うことをやめました。ワンプレートで出すようになってからは、子どもたちは、お子様ランチのようと大喜びです」

 

「子どものおもちゃを片付けるのをやめました。子どもは、自分の物に対する責任感が出てきて、整理整頓もできるようになりました」

 

「きちっと、をやめました。できていないとストレスになっていることに気づき、あまり気にすることはやめて、子どもとゆっくり過ごすことにしました」

 

「家事について、こうしないといけないという考えを捨てました。思い込みが自分を追い詰めてしまっていたので、家電を利用したり、夫にもお願いして柔軟に家事と向き合うようになりました」

 

どうですか・・・物理的な「時間短縮」だけでなく、「心のゆとり」も大切ですね。「家事が大変!」というあなた・・・ご参考までに。

2020年

1月

14日

「自己肯定感」にプレッシャー?

今日は、寺子屋園児全員の30メートル走のタイムを測定しました。何と、年長園児6名を差し置いて、ナンバーワンタイムは、年中の男の子です。

 

年長園児は、お昼寝タイムがなくなったので、勉強タイムとなるのですが、勉強どころではありません。「いいか、寺子屋1番が6人もいて、一人も○○君に勝てないとは!○○君のタイムを抜くまで、屋上で特訓だ!」と鬼の特訓です。(笑)

 

5回目くらいまでに、3人の年長園児が、年中男子の記録を抜くことができて、面目がたったわけですが、年長園児の中で、タイムが一番遅い男の子は、「勝てるわけないでしょ・・・」と早々にリタイアです。(笑)

 

しかし、夕方の自由時間に、彼は、ブロックとドラえもんのぬいぐるみを組み合わせて、見事なタイムマシーンを完成させました。小学生顔負けのレベルです。このように、スポーツや芸術の分野で、優れた結果があれば、その子には「すごいね~」と褒めることができ、自己肯定感もアップするのでしょうが、全ての子どもが、そうはいきません。

 

最近では、子どもの自己肯定感をアップさせるために、「子どもをほめなくちゃ!」ということが、プレッシャーになっているママが多いそうです。

 

そもそも自己肯定感=「自分は優れていると感じる」ことではなく、「自分は自分でいい」と思えることなのです。「○○君はかけっこが速くて、勝てないけど、自分は、絵を描くことが好きで楽しいんだ!」と思えることです。

 

よく、子育てマニュアルには、我が子の自己肯定感をアップさせるには、「子どもを認めることだ」と書かれています。しかし、認めるとは、具体的にどうすればいいのかが、なかなかわからないですね。

 

簡単な言葉ですが、子どもが遊びに夢中になっている時に、「○○ちゃんは、これが好きなんだね」と言うこと・・・これが「認める」ことです。

 

どうですか・・・「我が子に自己肯定感を持たせなければ・・・」のプレッシャーから開放されましたか。子どもが、ありのままの今の自分を「これでいいんだ」と肯定できるようにするには、褒めることも、難しい話をする必要などなく、「へぇ~」でいいのです。

2020年

1月

13日

雪がない!?おやじ旅

今日は、成人式ですね。我が家の次女もさいたまスーパーアリーナへ・・・振袖を着て参加しました。これで、3人の子どもたちは、無事に成人式を済ませました。次女の就職までは2年あるので、まだまだ親としては、完全親離れとはいかないようです。

 

さて、次女の成人式にもかかわらず、今年も「新年呑み鉄・・・おやじ旅」に、昨日今日と行ってきました。

 

初日は、只見川を眺めながら、新潟県の小出(こいで)から福島県の会津若松までを走る只見線で雪見酒・・・しかし、雪がありません。只見線は、東日本大震災があった2011年7月の水害で、数か所の鉄橋が流されてしまいました。

 

只見から会津川口まで、バスの代行運転なのですが、バスの運転手は「只見は豪雪地帯です。今年のように雪がないのは、生まれて初めてです」と話します。この冬だけの珍事であればいいのですが、温暖化問題とか色々と考えてしまいますね。スキー場も雪がないので、大打撃です。

 

この只見線も、来年の2021年度中には、全線開通する予定です。ただし、昭和53年に製造され、40年以上活躍した、ディ―ゼルカーも新型車両に世代交代します。高校時代に今日のおやじ6人は、この只見線で旅をしたのですが、その時の車両に今日も乗っていることに、じみじみと「うれしさ」をかみしめながら、酒をのみます。

 

同じように、東日本大震災で、東京電力福島第一原発の事故で、不通になっていた常磐線が、3月14日のダイヤ改正で全線開通となります。9年という長い時間がかかりましたが、こうして、元に戻っていくことは、元気につながりますね。

 

会津柳津(やないず)の温泉宿で、たぶん昨年も話したであろう、高校時代の昔話と、○○先生は、もう死んじゃったなぁ~という不謹慎な話まで、酔いに任せて、あまり身になる話ではありませんが(笑)・・・大事な時間を過ごしました。

 

今日は、会津若松から新潟へ抜ける、磐越西線を阿賀野川の流れを見ながら、呑み鉄です。俳優の六角精児さんが、テレビ番組でワンカップを片手に気持ちよく酔う気持ちが、私にはよくわかります。

 

ここでは、御朱印帳歴30年のおやじの、うんちくに耳を傾けます。ここ数年、御朱印ブームとなっていますが、このおやじは、30年以上前から御朱印の魅力にはまっています。神社とお寺の御朱印帳の違いや、私が知らなかった曰く因縁に、私もテーマを決めて、ブームに乗るのではなく、御朱印をもらいたくなりました。

 

ということで、雪景色がない旅となったのですが、仲間たちとの時間で、たっぷり充電しました。保育園の子どもたちを投げ飛ばすパワーが、湧いてきました。(笑)

2020年

1月

12日

三歳児神話

最近では、あまり聞かれなくなった言葉に「三歳児神話」があります。つまり、「3歳までは母の手で育てるのが子どものためになる」という考えです。

 

今から50年くらい前、日本では、まだ保育所に子どもを預けて母親が働くことが少なかった時代の話をある記事で読みました。

 

「子どもを保育所に預けることは、肩身が狭い思いをするというか、私を批判的に見る人が多くいました。悲しいですが、『鬼のような母親』と言われたり、『こんなにかわいい子がよそに預けられているのね~』『保育所から連れ帰ると保育所の匂いがするわ』『大学出の母親は非常識ね!』などと言われました。三歳児神話が、女性たちに大きな影響を与えていることを実感しています」といった内容です。

 

この家庭第一主義の考えがどこから来ているかを調べると、イギリスの医学者「ジョン・ボウルビィ」の「母性的養育の剥奪」を理論化したものだといいます。

 

つまり、「母性が親密であれば、子どもは幸福感に満たされるのであり、それが欠けてはならない。母親のアタッチメントが子どもの自立のためにすごく大切なものだ」という考えです。

 

今の常識で言えば、保育園に預ける母親は、24時間我が子と離れているわけではありません。1日の半分以上は、寝食を共にしています。また、子どもの自立には、家庭環境もありますが、3歳児未満でも保育園での集団生活が、大きく影響していることなど、当たり前の考えですね。

 

そして、何より「母性」という言葉が、私に言わせれば、「死語」にしたい言葉です。子育ては、母親だけがするものではなく、父親も同じ役割ですし、保育園や地域で行われる時代になりました。母親だけのものではありませんね。

 

保育士の国家試験では、「愛着形成」など医学的実験を踏まえた理論が出題されるので、私もかつては勉強しましたが、実際に保育園での3歳児未満児を見ていると、この子たちがやがて大人になり社会に出ることを考えると、保育園での集団生活で学ぶコミュニケーション能力が成長に欠かせないと実感します。

 

三歳児神話については、様々な考えがあるでしょうが、保育現場のおやじ園長に言わせれば、早く消えてもらいたい言葉ですね。

2020年

1月

11日

高校生のアルバイト

今日は、屋上でストップウォッチでタイムを計測して30メートル走を行いました。土曜日なので、登園した小学生は、体育の授業などで、ストップウオッチを見たことがあったようでしたが、まだ、実際のタイムを計るの初めてです。寺子屋園児は、ストップウオッチを使うという状況に、大興奮です。

 

今までは、「○○ちゃんや○○くんは足が速い」という感覚だけは、子どもたちの共通認識にあったのですが、これで、タイムが明確になり、数字上では、きちんと順位がつくことになります。

 

もちろん、今回のねらいは、自分の記録を練習することで塗りかえることです。自己新記録を更新していくことが目的です。大人の世界でもそうですが、数字などの具体的な目標があった方が、頑張れることがわかっているので、来週からの屋上遊びに、寺子屋園児は全員挑戦させようと思っています。

 

さて、高校の修学旅行の費用が高騰しているようです。平成28年度の文科省統計では、高校2年修学旅行での保護者の平均支出額は、私立で11.2万円、公立でも8.2万円だそうです。経済的理由で参加できない生徒もいるようです。何だか、忍びないですね。

 

そこで、最近では「社会勉強も兼ねて、修学旅行の費用を自分でアルバイトで稼がせてください」と提案する高校もあるそうです。

 

私の高校時代は、原則「アルバイト禁止」でした。修学旅行の費用とはいえ、アルバイトを奨励するなんて・・・と思ったあなた。諸外国では、高校時代にアルバイトをするのは当たり前だそうです。

 

高校生が定期的にアルバイトをする率は、ノルウェーでは30%にもなるそうです。アメリカでも25%を超えています。イギリスやスウェーデンでは、家庭環境に関係なくアルバイトの実施率が高く、ノルウェーでは、富裕層の高校生の方がアルバイトをしています。これは、アルバイトが自立への道程と考えられているからです。

 

日本の場合は、10%程度だそうです。当たり前ですが、社会人として企業などの組織に勤める前に、アルバイトを経験することが大切であることは言うまでもなく、私も、就職前の学生時代には、それなりにアルバイトを経験しました。

 

自分の趣味に使う金を稼ぐだけでなく、社会勉強という意識もありましたね。個人的には、高校からアルバイトを経験することは大賛成であり、若い時から実社会との接点を増やすことは大切なことです。日本の10%は低すぎますね。

2020年

1月

10日

SDGsの企業訪問活動

今日は、新年最初の体操教室です。年末年始とお休みが続いたので、3週間ぶりとなりました。まずは、無理をせず、サーキットトレーニングは基本動作を行います。子どもたちが得意なブリッジは、美しく、力強く、見事なアーチを描いていました。今年も、楽しい体操の時間になりそうです。

 

さて、最近はよく、SDGs(エスディージーズ~持続可能な開発目標~)という言葉を耳にすることが多くなってきましたね。もちろん、環境問題や個々の違いを受け入れる発想など、国として、つまり「日本」としてどう取り組むべきかを問われる内容ですが、当然、企業についても、SDGsを意識した取り組みが始まっているようです。

 

埼玉県立春日部女子高校は、2年生のテーマをSDGsとし、夏休みの間に生徒は10人~16人ずつに分かれ、行政機関やプロスポーツチーム、芸能関係、その他24団体の連携先の中から1ヶ所を訪問するそうです。聞き取り調査をしたり、生徒から提案をするグループもあったようです。

 

食品メーカーを訪問したグループは、製造の過程で出るごみの量を減らすアイデアを提案したり、旅行会社を訪問したグループは、市内の観光情報をSNSで発信することを提案したそうです。

 

高校生の提案が、どこまで現実的に活かされるかは別にして、こうして、学校外のさまざまな人材と交流することが、生徒たちの成長につながっていきます。

 

「情報を集め、組み立てて、発表する」力を育て、答えのない問いに向き合う態度を育てることを目的に行っているそうです。

 

社会に出る前に、子どもたちはこのような取組みで、視野を広げ、社会で通用する力を身につけてもらいたいですね。

2020年

1月

09日

「公共」じぃじ、ばぁば 大活躍

今日は、屋上でいも煮会を行いました。冬の青空は、富士山もバッチリで最高の景色です。風が強かったのですが、子どもたちは、みんなで食べる給食に大喜びです。

 

屋上ファームで昨年収穫した、じゃがいもと大根(もちろん葉っぱも)をメインに、煮込みうどんにして、おいしくいただきました。自分たちで、種まきから収穫まで行った野菜を、屋上で料理をしてみんなで食べるという体験では、子どもたちのおかわりラッシュとなりました。大根を包丁で切る経験も、寺子屋園児は経験します。これぞ!食育です。

 

さて、最近は、高齢者が子育てを支える取り組みが各地に広がっています。

 

千葉県柏市には「地縁のたまご」という高齢者グループが、地域の幼稚園や小学生に習字を教えます。「たまご」とは「他人の孫」のことだそうです。なかなか粋な名前ですね。代表は、「遠くの孫より近くの『他孫(たまご)』・・・高齢者には生きがいが、子どもたちには社会性が育まれる」といいます。

 

横浜市のNPO法人「親がめ」は、自治会館や公園などで、「親子のたまり場」を開催します。そこで活躍する「かめっ子おばあちゃん」は、ある女の子の言葉が忘れられないそうです。自分のことを『3人目のばぁばと呼んでいい?』と言われたそうです。その言葉を胸に、これからも子育てを支えていくそうです。

 

どうですか・・・私のような50代のおやじ世代でも、すでに子どもの頃は核家族化が進み、近所のおせっかいなおじさんおばさんに、「よのなか」のことを学ぶイことがが少なくなってきた世代です。

 

今のシニアは、映画「3丁目の夕日」のように、隣近所で助け合った最後の世代とも言われています。自分の経験を次代に残そうという気持ちが働くのかもしれませんね。しかし、この世代の人々は、高度成長期に会社に身を捧げ、日本の発展に尽くした人たちです。退職後は、地域や社会との接点を失い、同時に生きがいも失っている高齢者が多いのが現実です。

 

このように、子どもたちを相手にするシニアは、健康寿命が延び、人生を楽しく送っています。こんな「公共じいちゃん」「公共ばあちゃん」が増える日本になってもらいたいですね。

2020年

1月

08日

健康目標

今日は雨降りとなってしまったので、教室内で大ゲーム大会です。子どもたちは、屋上遊びが大好きですが、たまに行うゲーム大会も楽しみの一つとなっています。

 

雑巾がけレースなどで盛り上がり、最後はイス取りゲームを行いました。昨年度までは、年長女子ライバル二人が必ず決勝まで残りどちらが勝っても、悔し涙の重い戦いが続いていたのですが、今年度は優勝のチャンスは誰にでもあります。今日は年長園児ではなく、年中男子と年少女子の決勝となりました。負けた女子に涙はなく、ほっとしました。(笑)

 

さて、新年になると、私たちは様々な目標をたてるものですが、今日は「健康目標」を漢字1文字で表すと・・・を楽しんでください。ある情報誌に掲載されていた内容です。

 

「支」・・・健康は、食・家族・医療に支えられ、自分で自分を支えて成り立つものだ。

「律」・・・もっと食べたい!もっと飲みたい!という自分を律してがんばりたい。

「動」・・・心身ともに動かすことが健康の基本。今年も日々動いて健康でいたい。

「静」・・・心を静かに過ごすことで、血圧を平常に保ち健康でいたい。

「食」・・・好き嫌いなくバランスよく食べ、運動し、しっかり睡眠をとる。

「続」・・・正しい生活習慣を続けることで健康への近道にしたい。

「愛」・・・夫婦二人で、いつまでも愛を持ってお互いの健康を考えたい。

「噛」・・・ものをよく噛んで食べるのはもちろん、色々な活動にも1枚噛んで頑張る。

「歩」・・・今年は、1日8000歩を目標にする。健康には足腰が一番大切だ。

 

どうですか・・・ただ健康について目標をたてても、具体的にやらないと続きませんね。そして、ユーモアが必要です。この漢字1文字の中で、自分ができることから始めるのもいいかもしれませんね。

2020年

1月

07日

小中一貫教育

明日から、小学校が始まりますね。ホワイトきゃんばすでは、今日まで、小学校3年から1年までの卒園児が登園したので、0歳児から小学校3年生まで、9学年の学び合いとなりました。

 

小学生が、屋上遊びで、ローラースケートをスイスイ走らせる姿に影響を受けて、年長園児が、なんとか追いつこうと、短時間で上手になっています。生活習慣やお手伝い、片付けの段取り一つとっても、在園児は学ぶところがたくさんありました。

 

もともと異年齢保育でのタテの関係をベースに、子どもたちが育っているホワイトきゃんばすですが、さらに、タテの関係の幅が広がり、充実した2日間となりました。

 

さて、公立学校で、全国初の施設一体型の小中一貫校として開校した、東京都品川区立日野学園は、義務教育9年間を1年生から9年生として、教育活動の充実に取り組んでいます。

 

もともと、品川区は、今から20年以上も前に、区内の小学校の校区制度を廃止し、どの小学校でもチョイスできる仕組みを作りました。また、小中一貫校である義務教育学校を増やしながら、9年間を一貫するという考えで、教育改革を進めてきた自治体でもあります。

 

そして、日野学園が、特に力を入れて取り組んでいるのが、「交流活動・自治的活動」の強化です。つまり、上級生のリーダーシップや子どもたちのコミュニケーション能力アップを目的に置いています。

 

具体的には、「1年生と9年生(中3)」「3年生と8年生(中2)」「4年生と7年生(中1)」などの兄弟学年を設定し、学習成果発表会や文化祭の発表を協同で行ったり、ランチルームで一緒に給食を食べたりするなどして、タテの関係を築いているそうです。

 

保育園で、異年齢での取組み成果を実感している私としては、この話を聞いただけでも、有意義な活動だと思います。「下級生は上級生に学び、上級生も下級生から学ぶ」が容易に想像できます。

 

子どもたちが、社会に出れば、上司や先輩から多くを学びますが、同時に、ベテラン社員も若手から大きな刺激を受けて、また成長するものですね。今後、日本の義務教育は、必然的に小中一貫校が増えていくことになると思っています。

2020年

1月

06日

令和2年保育スタート

いよいよ今日から令和2年の保育がスタートしました。長い間お休みだったので、小さい園児は「泣き虫モード」と思いきや、みな元気に登園です。

 

今日は、子どもたちのお正月の話をじっくりと聞きます。映画を見た・・・演劇を見た・・・○○へ行った・・・などなど、子どもたちは熱く語っていました。この冬は暖冬ということもあり、雪国のおじいちゃんおばあちゃんのおうちで、雪遊びがあまりできなかったようです。

 

さて、年長園児7名は、今日からお昼寝なしの生活となります。4月からの小学校入学に向けての生活習慣を少しずつ始めていきます。小学校では、お昼寝はありませんね。

 

小学校は、明後日からスタートするので、今日明日は、卒園児が登園します。今日も6人の小学生がやってきました。

 

お昼の時間は、年長園児は、お勉強タイムとなります。今日は、小学生から、小学校での話をたくさんしてもらいました。

 

まずは、給食のこと・・・好きな献立の話や、アイスクリームが出た!冷凍みかんが大好き!やっぱり揚げパンがおいしいよ!うどんがいいなぁ~!と、小学生の話が止まりません。年長園児は、小学校での給食を想像ます。

 

次に、「掃除はどうやってするの?」という質問に、小学生は、細かい内容まで話してくれます。4人の班で行うことや、ほうきとぞうきんの使い方や、給食が終わった後に、毎日掃除をし、大掃除の日もあることなどが分かりました。年長園児は、「掃除はあまりしたくないなぁ~」という顔をしています。(笑)

 

そして、勉強の話です。国語・算数・体育・音楽・図工・道徳・英語など・・・何が好きで得意な科目かを小学生の解説が始まります。

 

ここまでで、約15分が経過・・・年長園児全員が、体を動かし、集中力が切れています。小学生の1科目の時間は45分です。今日の様子では、45分集中するのは難しいようです。さぁ~あと3カ月・・・しっかりと練習ですね。

 

年長園児は、お昼寝がなくなることを楽しみにしていましたが、お昼の勉強タイムが楽しく過ごせるように・・・取り組んでいくことにします。

2020年

1月

05日

2020年を予測する④

ラグビーワールドカップの日本代表選手の中で、日本人の両親を持ち、日本で生まれた選手は、実はそんなに多くありません。しかし、私たちは、そこに「ワンチーム」を感じました。そして、近年のスポーツ界は、国際結婚で生まれた2世の台頭が著しいですね。

 

そして、東京オリンピックを機に、多くの外国人が日本にやってきます。「これからの時代は、多様性を受け入れ、一人一人が違うことを理解しなければならない」と、大人の私たちは、よく言います。しかし、多様性をどうやって子どもたちに教えていけばいいでしょうか。

 

外国人というくくりだけではありません。東京オリンピックでは、女性アスリートの進出もめざましいものがあります。1964年の最初の東京五輪では、全選手の中で、女性は13%しかありませんでした。2020年東京オリンピックでは、5割近くになると見込まれています。つまり、男女の参加選手の数は、同じになったのです。

 

また、10代の頃からハードル選手としてトップにいた、日本女子の寺田明日香選手は、引退後、結婚、出産を経て、7人制のラグビーで日本代表を目指します。しかし、ケガで伸び悩み、再び昨シーズントラックに戻ります。そして、19年ぶりに日本記録を塗り替えます。母として、30歳で東京オリンピックに出場します。

 

男子も、39歳の高飛び込みの寺内選手が、通算6度目のオリンピック出場が内定しています。一度、引退したものの「まだメダルを取っていない!」という気持ちが、現役復帰となったのです。

 

昭和世代の私は、子どもの頃から、「みんな一緒でみんないい」を教えられてきました。人と違うことは、悪という風潮もありました。その反動もあって、ようやく大人になって、「人と同じことをするんじゃないよ!」と、保育園の子どもたちへは、ゲキを飛ばしています。(笑)

 

東京オリンピックは、まさに、子どもたちに「多様性ジャパン」を教える大きな機会になるような気がします。

 

未来を担う子どもたちが、本当の意味での「多様性」を受け入れて、考え方も生き方も、違う人同士を結び付ける力を持ってもらいたいですね。2020年は、「多様性」元年となるのかもしれません。

2020年

1月

04日

2020年を予測する③

いよいよ今年は東京オリンピックが開催されます。東京でオリンピックが開催されることが日本のアスリートたちの力を大きく伸ばしていることは間違いありません。アスリート個人のモチベーションがあがっているだけでなく、各団体が着々と強化プランを実行しています。

 

オリンピック種目ではありませんが、15人制のラグビーが日本中を盛り上げ、次はオリンピックで感動を・・・という流れになってきました。

 

4年前のリオデジャネイロオリンピックでは、日本は41個のメダルを獲得しました。「東京オリンピックでは、各競技のメダル獲得を最低限の目標に掲げたい。今季は41個だったが、当然、倍以上にしなければならない」と、当時の橋本聖子選手団団長は、帰国後の会見で、こう話しました。

 

では、東京オリンピックで、メダルが何個になるのか?・・・という話は、専門家にお任せするとします。そもそも「メダルは何個」というノルマではないですね。

 

今日は、東京オリンピックが終わって、どんなレガシー(世代をつなぐ遺産)が残せるのかを考えてみます。当然、オリンピック開催にあたって、莫大な予算が投入されてインフラ整備が進みました。多くの競技場などが有効活用されるでしょうが、ここではハコモノ以外のレガシーを考えてみます。

 

まだ記憶に新しい、1998年の長野オリンピックでの最大のレガシーは、ボランティア組織と言われています。今でこそ、各地のマラソン大会や今回の東京オリンピックでも、ボランティア組織が当たり前になっています。その原点が、長野オリンピックが残したレガシーなのです。

 

日本が抱える高齢者問題・・・今は年齢構成を変えるようなサプライズは期待できません。今後も高齢化は避けられません。しかし、元気な高齢者が増える世の中には変えることができるような気がします。私のようなおやじ世代が、70歳80歳になっても、元気で人生を楽しむような日本を想像してみると・・・

 

その転機が、2020東京オリンピックです。オリンピックを通じて、スポーツを「観戦」する喜びをさらに得た日本人は、今度は、自ら体を動かす喜びへと進化します。もちろん、アスリートを目指すのではなく、適度にスポーツを楽しむことが、当たり前のライフスタイルになっていくのです。

 

そして、おじいちゃんおばあちゃんになっても、元気に働き、人生を楽しむという国になっていけばうれしいですね。東京オリンピックが残したレガシーは、「スポーツをしながら人生を楽しむライフスタイル」になると思っています。

 

どうですか・・・少し抽象的ですが、的を射ていると私は勝手に思っています。(笑)

2020年

1月

03日

2020年を予測する②

昨日は、仙台初売りに行ってきました。もちろん、福袋を買いまくるのが目的ではなく、全国でも有名な初売りの様子を体験したいからです。七夕祭りが盛大に行われる商店街を中心に多くの人で賑わっていました。

 

仙台初売りには、イメージキャラクターがいます。かわいいゆるキャラではありません。「仙臺四郎(せんだいしろう)」というおやじです。明治時代の実在の人物で、四郎が買い物に来たお店は必ず繁盛するという言い伝えとなり、商売繁盛の神として大切にされたそうです。商店街のあちらこちらに、四郎のイラストが笑っています。

 

日本全国で初売りが行われていますが、仙台の初売りは、まさに伝統行事のような感じですね。

 

さて、2020年を予測する・・・昨日は、「どんな仕事」ではなく、「どんなスキル」が生き残れるかという話をしましたが、では、どんなスキルが必要になるのか。

 

「心理学」「社会的洞察力」「社会学・人類学」・・・専門家は、これらの能力をあげますが、ちょっと難しいですね。これを簡単に言うと、「人間理解のスキル」と考えることができます。

 

マシンでいれた均一でおいしいコーヒーではなく、ヒゲのバリスタがいれたコーヒーを飲みたいのは、バリスタが他人に共感し、互いに影響を及ぼし合うという作業をしているからです。社会が豊かになるほど、自分向けに最適化されたサービスや人との触れ合いにお金をかけようとする人が増えていくことは間違いないでしょうね。

 

AIは、膨大な情報処理は得意だけどアイデアを出すのは苦手と言われますが、ユニークなアイデアを出すことには、むしろ長けているそうです。現に2016年には、AIが脚本を書いた「サンスプリング」という映画も登場しています。ただし、それが人の心を打つかどうかといえば、それは別問題です。

 

人間にとって、価値のあるものが何なのかを判断するのは、人間ならではのスキルと言えます。ユニークかつ価値あるアイデアまで、深く考えることができるのが人ですね。

 

お正月は、スペシャルドラマがたくさん登場しますが、私が好きな「義母と娘のブルース」で、義母役の綾瀬はるかさんの営業スキルは、まさに人でないとできませんね。

 

データに基づいた完璧な提案はAIの得意とするところですが、「交渉する」「説得する」「助言をする」といった高度に社会的な作業は、人にしかできません。交渉相手の社長の創業時の想いや、「人は石垣・人は城」と決して譲れない核を見事についた、綾瀬はるかさんの提案は、人でしかできない業ですね。

 

コミュニケーション能力が高い・・・とは少し違うかもしれません。人と人を結びつけるには、「共感する」「同情する」「理解する」といった、その人なりのスキルが必要になっていくのでしょう。

 

これからの子どもたちには、「大きくなったらどんな仕事に就きたい?」だけでなく、「その仕事で、あなたのどんな得意なことが活かせるかな?」も質問に加えないといけませんね。

2020年

1月

02日

2020年を予測する①

昨日は、会津三観音の1つ鳥追観音のある如法寺に行ってきました。鳥追観音のある観音堂に隠れ猿三体の彫刻があるのですが、あの日光東照宮の眠り猫の作者「左甚五郎」の作品と言われています。

 

3つの隠れ猿のうち、「手枕で円く眠っている猿」がなかなか見つかりません。お寺の人に聞くのが簡単ですが、やはりここは自分の力で探さねば・・・意地の15分、やっと見つけました。三猿を探し得た者は、幸運が開けるそうです。やった!

 

さて、新年ですので、2020年を予測するという大胆な話題を楽しんでください。今日は、「職種」ではなく「スキル」という内容です。

 

AIの時代となり、ここ10年くらいで、今の仕事の3割以上が、ロボットなどのAIに変わると言われています。しかし、例えば「今後ウエーターやウエートレスの需要は増える」というのが、新しい考え方です。

 

意外に思われましたか。「真っ先にロボットに置き換えられる」が、今までの常識でした。実際にウエーターをタブレットに置き換えることは可能ですし、最近のチェーン店では、注文は端末画面でお客様が入力というのが増えていますね。

 

しかし、「人対人」のサービスへのニーズは、2020年はさらに増すのでは・・・と考えられます。

 

つまり、おしゃれなヒゲを生やしたバリスタが、好みのコーヒーをいれてくれるカフェに、若者が集まるのであって、ロボットの接客にお金は出さないのです。

 

つまり、「仕事がなくなる」のではなく、「仕事に求められるスキルが変わる」のです。

どうですか・・・考え方を少し変えただけですが、なるほどだと思いませんか。

 

では・・・2020年、そしてそれ以降の仕事に求められるスキルは、どんなものか。

つづきは明日・・・

2020年

1月

01日

一流の個性

新年あけましておめでとうございます。皆様は、元旦の朝はどう過ごしましたか。私は、久々に「初日の出」を見ていました。今年も福島に来ているのですが、田んぼの先がみるみる明るくなっていき、空に向かって光の筋が現れると、まん丸の太陽が出てきました。あまりにも感動的で、「今年の願掛け」を忘れて、ずっと見入っていました。

 

ずいぶん昔の学生の頃の話ですが、北海道「摩周湖」の日の出を見たことがあります。この時は夏でしたので、朝2時に起きて、展望台まで歩くと、そこには素晴らしいまん丸の太陽がありました。それ以来の感動の日の出です。

 

さて、大晦日は、毎年「紅白歌合戦」を見ながら、ほろ酔いの時間を過ごしています。今年も、あっ!と驚く演出がたくさんありましたね。多くのミュージシャンが、この紅白歌合戦に出ることを目標にしているだけあって、自分に与えられた時間で、圧倒的な「個性」をぶつけてきます。

 

保育園のクリスマス発表会で、子どもたちは「世界で一つだけの花」を歌いました。保育園の子どもたちは、「一番になるんだ!」という気持ちが強いですが、やがて成長していくと「一番」には、たった一人しかなれないという現実に気がつきます。ナンバーワンでなくオンリーワンに・・・という歌ですが、私たちは、生まれた時にはすでにオンリーワンです。

 

私が考えるオンリーワンは、「一流」という言葉で表されます。「一流」って何でしょうか。人間国宝やトップアスリートなど技術的に優れた才能があるという意味ではありません。

 

「一流とはその人の心のあり方が、その人の行為が一流という事である。そのためには、日常の小さな行為をここぞという時に、いい加減にしてはならない」一流を定義するとこんなイメージでしょうか。実は、ずっと前のおやじ園長のブログで、こんなことを書いていました。

 

ごく普通の私たちだって、自分のこだわりや、流儀を持つことで、「一流」の生き方ができるのです。子どもたちには、一番にもなってもらいたいですが、それぞれが自分で考える「一流」の生き方を見つけてもらいたいと思っています。

 

昨日の紅白歌合戦を見ているなかで、「この人は凄いなぁ~」と思ったのは、自分の時間をその演出を自分で決めることができる人です。そうです、「一流」の人とは、自分の人生を自分で決めることができる人と言えるのかもしれざません。

 

だって・・・自分で決める人生は楽しいですからね。(笑)

 

令和2年にあたって、この1年・・・多くのことを自分で決めていきたいですね。

2019年

12月

31日

「できること」「できないこと」

動物や鳥などの生き物が抱える弱みや短所に焦点を当てた児童書が相次いで出版され、人気を呼んでいます。「ざんねんないきもの事典」シリーズを本屋さんでよく見ますね。ラクダのこぶはエネルギーを使い果たすとしおれてしまう・・・といった、残念な生態が紹介されています。

 

こうした本が、小学生に人気なのは、生き物が持つ弱みが、子どもたちの共感を呼んだのかもしれません。この夏には、飛べないが泳げるペンギンが案内役で、世界中の生き物の「できること」「できないこと」」を紹介する「できなくたって、いいじゃないか!あきらめたいきもの事典」が発売され、大人気だそうです。

 

これらの本を読む小学生は、勉強でも運動でも、友だちよりもできないことがあると知る時期でもあります。しかし、ここでいちいち落ち込んでいても前に進みませんね。かけっこや算数が苦手でも、これを読んで、自分にできることや、自分にしかできないことを見つけようとしているのかもしれません。

 

もっと言えば、今の時代は「多様性の大切さを理解し、受け入れようとする時代であり、競争しながらも互いを認め合う時代」とも言えます。こんな時代だからこそ、「ざんねんな」シリーズの本が共感を得ているのでしょう。

 

さて、小学生になる前の園児たちは、この1年間で、「やればできる!」「最後まであきらめない!」と、保育園では、先生や他の園児に叱咤激励されながら、頑張ってきました。

 

この頑張りを実行した先に、ようやく自分の「できること」「できないこと」がわかるような気がします。保育園の子どもたちには、まだまだ「イチバン!ナンバーワン!」をめざして、新しい年も取り組んでもらいます。(笑)

 

今年も、子どもたちの笑顔のために、保護者の皆様はじめ多くの大人にかかわっていただきました。そして、この「おやじ園長のブログ」にも、お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

では、月並みの言葉ですみませんが・・・よいお年をお過ごしください。

2019年

12月

30日

驚きのいじめ防止対策

昨日は、母の墓をビカビカにしてきました。といっても、墓を建立してからまだ1年半ですので、掃除の前と後でもあまり変わらないのですが、この1年間のことを独り言のように報告します。先日は、前の会社の仕事仲間が亡くなって4年目の命日に、いつものように墓前でおしゃべりです。

 

こうして、今年も一年間、健康で無事に過ごすことができた報告をします。年末の大事な習慣となっています。

 

さて、いじめ防止の取組みについては、様々な学校が様々な方法で取り組んでいます。その理由は、いじめの解決方法は、1つだけではないからです。

 

いじめ防止の活動に取り組む一般社団法人「ヒューマンラブエイド」を設立した、元校長先生は、かつて東京都内の小学校校長だった頃に、いじめ撲滅活動に取り組む子どもたちの組織を立ち上げたそうです。

 

児童会役員を中心に希望者を募ったところ、隊員は100人以上集まり、「キッズレスキュー」と名乗った子どもたちは、のぼりを掲げて休み時間にパトロールや声掛けを行ったそうです。

 

「人が環境から受ける影響は大きい。いじめが起きるリスクはゼロにはならないが『いじめはいけない』という空気は、子どもたちの間にできた」と、元校長は語ります。

 

大人の社会にも、セクハラやパワハラなど、様々な人権侵害があります。これからの子どもたちが大人になって、こういった理不尽に立ち向かい、乗り越え、解決する力を持つことを考えると、キッズレスキューの経験は、将来の生きる力につながっていくかもしれません。

 

「いじめ問題の主役は子どもたち。彼らの感覚や気持ちを大事にした取り組みでなければ、結果的に子どもを追い詰めたり、押し付けになったりしかねない」とし、ヒューマンラブエイドは、子ども自身がいじめを生まない環境について考え、取り組んでいます。

 

まさに、子どもたちが自分で考えて、自分で「いじめ防止」の答えを探していくイメージです。

 

道徳の授業で、先生が「いじめはいけないこと!」と主張をすることよりも、「いじめがなくなるようにするには、どうすればいいと思う?みんなで話し合って」という授業が大事になってくるのかもしれませんね。

2019年

12月

29日

行事の精選

幼稚園教育要領には、行事について次の記載があります。

 

「行事の指導に当たっては、幼稚園生活の自然の流れの中で生活に変化や潤いを与え、幼児が主体的に楽しく活動できるこようにすること。なお、それぞれの行事についてはその教育的価値を十分に検討し、適切なものを精選し、幼児の負担にならないようにすること」

 

保育園では、0~2歳児の小規模保育など、行事がほとんどないところもあるので、保育所保育指針には、行事に関しての記載はありません。

 

幼稚園や大型の保育園の現場の先生からは、こんな声がでます。「行事があるから生活が途切れてしまう」「行事があるから遊びが深まらない」・・・こんな感じです。園によっては、あえて、運動会や発表会は行いところもあります。理由は、「子どもたちの日常の遊びや生活を大事にする」からです。

 

また、「子どもたちの生活や育ちが大事なので、保護者が喜ぶだけの行事ならその必要がない」とまで言う園もあります。

 

さぁ~本当にそうでしょうか。ホワイトきゃんばすは、小さな保育園ですが、年間行事が山ほどあります。毎年、何か新しい取組みが増えていっています。もちろん、行事が増えることで、子どもたちの生活や遊びが途切れることなど一切ありません。

 

運動会やクリスマス発表会の練習では、一斉保育で取り組みますが、その経験は、子どもたちの非認知能力を育み、一つの目標を成し遂げることが、子どもたちの成長につながっています。

 

そして、ホワイトきゃんばすが考える保育の質の向上には、「子どもたちの保育園での成長を保護者と共有する」ことです。運動会や発表会の行事で、子どもたちの姿を保護者に楽しんでもらうことは、当たり前のことで、疑問の余地などありません。

 

通常の保育に、行事による「非日常」を子どもたちが経験することで、変化のある楽しい保育園生活を送ることができるのです。屋上遊びを楽しみ、運動会や発表会の練習を頑張って、子どもたちは成長するのです。

 

行事の量は、その保育園の考え方ですが、行事をすることによって子どもたちの遊びが途切れることもありませんし、子どもたちの成長を保護者とともに共有していくことは、これからの保育園に求められる大切なことだと思っています。

 

ということで・・ホワイトきゃんばすの行事は、これからも積極的に取り組みます。(笑)

2019年

12月

28日

給食当番表を作らない

小学校の教室を覗いてみると、様々な「当番表」なるものが、後ろの壁面に貼ってあることが多いですね。例えば、給食当番表は、「ごはん」「おかず1」「おかず2」「汁物」「牛乳」などの役割を曜日ごとに回して、不公平をなくそうとする方法です。

 

几帳面な先生は、イラスト付きの見事な表になっています。ところが、ある小学校では、「給食当番の役割分担表は作らないように」が徹底されているそうです。理由は明確で、「自ら考え、行動できる児童」の育成が、その学校のめざす目標だからです。

 

さぁ~そんなことをしたら、配膳だけでバタバタして、給食の時間が終わってしまうんじゃないかと思われるかもしれません。しかし、実践してみると、子どもたちは、その場その場で、友だちの気持ちを酌んで、自分の気持ちをコントロールするなど、公平を目指してよく考え、話し合って、給食当番の仕事に取り組むそうです。

 

当番が、配膳の準備が遅くなってしまいそうな時は、当番でない児童が「牛乳を配ってしまおう」と自ら考え、協力する子どもたちの姿もあるそうです。

 

この小学校に、初めて赴任する教員は、「これだ!」と目からうろこが落ちるようで、主体的に考えて行動をする子どもの育成を目指すのであれば、このような場面をつくらねばならないのだと気付くそうです。

 

ホワイトきゃんばすは、子どもたちが「自分で考えて自分で答えを出せる大人」になってもらうことを目指しています。この小学校のように、職員のアプローチが大切であることは言うまでもありません。

 

これは、子育てでも同じですね。愛する我が子が、自立した人間になるには、「親のやりすぎ」は、逆に弊害となることもあるのです。

 

まずは、「自分で考えてやってごらん~」を口癖にするのが効果的です。

2019年

12月

27日

令和元年 保育最終日

今日は、今年最後の保育園です。しかし、屋上遊びは、強風となってしまいました。ざっと風速15メートルです。子どもたちは「台風だぁ~!」なんて喜びながら、大はしゃぎです。

 

小学生と年長園児は、ローラースケートをしていましたが、追い風では立っているだけで勝手に前に進みます。「せんせ~い!超きもちいい!」とアクティブです。そして、今年最後のファームの収穫は、聖護院大根です。カブのような丸くて大きな大根です。

 

子どもたちは、自分の顔ぐらいある大きさの大根を引っこ抜いて、葉っぱごと今日のお土産にしました。聖護院大根は、煮込めば煮込むほど味が出て、あまり型崩れがしない大根です。じゃがいもなら、メークインのような位置づけです。あまりスーパーなどでは売られていないので、ママも喜んでいただきました。

 

葉っぱに、てんとう虫がいたり、アオムシがいたりしましたが、これも、無農薬の野菜である証です。子どもたちは、虫がいても驚くどころか、喜んで観察しています。

 

観察と言えば、保育園の水槽を見ていた園児たちが「園長先生…大変!」と大騒ぎです。どうやら、大きな魚(フナかブルーギル)が、小魚を食べてしまった瞬間を見たようです。「かわいそう!」「なんで!」と、子どもたちは嘆いていましたが、これも、生き物の世界に起きることの一つとして受け止めてもらいます。

 

そして、寺子屋園児と小学生には、「今年一番がんばったことは?」を一人一人聞いてみます。寺子屋園児は、運動会での紅白対抗リレーや組体操、サーキットレースに、先日おこなったクリスマス発表会を挙げる園児が多かったですね。

 

運動会とクリスマス発表会の練習は、屋上遊びなど、「見守り保育」が中心のホワイトきゃんばすの中において、数少ない「一斉保育」です。先生たちが主導して子どもたちに練習を頑張ってもらいます。

 

今年一番がんばったことに、運動会やクリスマス発表会を子どもたちが挙げるのは、目標に向かって練習を頑張ったという経験をしたからなのでしょう。子どもたちが大人へと成長していく中では、自分の意思に関係なく「やらなければいけないこと」が必ず出てきます。それを仲間たちと一緒に乗り越えていくには、この経験が大切になるのです。

 

卒園児の小委学生も、「運動会で5年生がやるエイサーを3年生でやり遂げた」小3女子と、「運動会の徒競走で1番になったことや、持久走大会で学年2番になった」小1女子、「運動会でパプリカを頑張った」小1男子の話がありました。

 

1歳児2歳児の小さい園児たちは、最近、園長の男遊びに積極的に参戦する子が多くなり、頭上にリフトアップしたり、デットリードライブ(プロレス技ですみません)をやってもらいたい園児で行列ができます。まだ、小1くらいまでは、軽々とリフトアップできる筋力は残っています。(笑)

 

保護者の方々には、今年1年の思い出話をしながら、しばしのお別れです。また、お正月での出来事を保育園が始まったら、じっくりと聞く事にします。よい正月を過ごして、年明けには、元気な顔を見せてください。

2019年

12月

26日

子どもたちがつくる新しい日本

今日は、年中年長園児と卒園児の小学生を連れて、恒例の「あずみ苑」という、老人福祉施設を訪問しました。今回は、クリスマス発表会のステージで披露した「世界で一つだけの花」を歌い、「パプリカ」を踊りました。

 

子どもたちは、文房具セットをプレゼントしてもらい、保育園からの贈り物は、ネズミの置き物と鏡餅を粘土で作りました。

 

たくさんのおじいちゃんおばあちゃんが、参加していただき楽しい時間となったのですが、子どたちとの年の差は、ざっと70歳から80歳くらいです。おじいちゃんおばあちゃんたちからは、自分の孫よりも年の差がある子どもたちをどんな目で見ていたのでしょうか。

 

ここにいらっしゃる方々は、最初の東京オリンピックが開催された日本の高度成長期に、20代30代でバリバリ働き、多くの子どもを育てた世代です。まさに、経済大国日本を作り上げた面々です。

 

それから数十年が経過し、バブル崩壊で日本の経済は停滞し、隣国の中国は16倍の経済成長を遂げています。先進国の追随からスタートしたものの、今では自動車やソフトウェア、エレクトロニクスなどで、アメリカをしのぐ部分も出てきていますね。方や、日本は過去の姿に引きずられ、変化を予見できないまま25年以上も経過したという事になります。

 

しかし、保育園の子どもたちを見ていると、悲観的になることはありません。豊かさとは、経済や物理的なことだけではないことを私たちは知っていますし、違いを認める世の中や、自然や環境を考えたり、自分らしい生き方を私たち日本人は模索を始めたのです。

 

子どもたちが、明日の日本を担うのですが、私たち大人は、どうしても「大丈夫だろうか?」「今の教育、学校や授業が変わらなければ・・・」と危機感ばかり感じてしまいますね。

 

今日のおじいちゃんおばあちゃんたちは、きっと、子どもたちに大きな希望を感じてくれたことでしょう。「心配しなくても・・・大丈夫だよ」と言うのでしょう。

2019年

12月

25日

サンタクロースの話

今日はクリスマスですね。園児たちが登園すると、枕元・玄関・クリスマスソックスの中・クリスマスツリーの前と、様々な場所に置かれた、サンタからのプレゼントの話で持ちきりです。

 

屋上で自転車に乗れるようになった5歳女の子は、ピンクの自転車が届いたそうです。同じく、屋上でローラースケートに夢中の5歳女の子と5歳男の子は、ローラーが光るタイプのローラースケートが届きました。何だか、アクティブでいい感じです。

 

そして、今日から小学生は冬休みに入るので、卒園児が4名学童でやってきました。成績表「あゆみ」を持参して、「あーだこーだ」と説明が始まります。Aが多かろうと少なかろうと、園長は「よく頑張ったね!」とニコニコしながら聞いています。小学生になってからも、こうして成績表を見せてもらえることが、うれしいのです。

 

毎年クリスマス当日は、ショッピングセンター内を「クリスマスパレード」をします。先日行ったクリスマス発表会の衣装を着て、保育園をスタートし、買い物に来ているお客様や、販売スタッフに、「メリークリスマス!」と声をかけます。子どもたちの姿に、お客様の笑顔が広がります。笑顔が連鎖する瞬間です。「あぁ~楽しかった!」と4歳女の子が、しみじみと言っていました。アイドルになった気分かもしれませんね。(笑)

 

そして、給食は、「クリスマススペシャルランチ」を楽しみました。給食の先生が頑張り、小学生がお手伝いをします。折り紙で作ったポインセチアに、ランチョンマットの演出も子どもたちの「ワクワク感」を引き出しました。美味しかったですね。

 

さて、今日の寺子屋は、サンタクロースの話で盛り上がりました。

 

「サンタクロースは、世界中の子どもたちにプレゼントを届けるけど、おもちゃをどうやって集めているのかな?」子どもたちは、一斉に考えます。

 

「サンタクロースは、たぶん魔法使いだと思う・・・魔法でおもちゃをたくさん出していると思うよ」と4歳女の子

 

「たぶん、夏くらいから、いらなくなったおもちゃはありませんか?と言って、おもちゃを集めているんだと思う」と、5歳男の子・・・リユースの発想です。凄い。

 

「ゴミに出された、まだ遊べるおもちゃをサンタさんが修理して、プレゼントにしているじゃないの?」と4歳女の子・・・こっちは、リサイクルの発想ですね。

 

傑作の答えは「ブラックサンタが、おもちゃを片付けない子どもの部屋から、おもちゃを盗んでいると思う。だって、片付けしなんだから仕方ないね」と6歳男の子・・・

 

「サンタクロースって、一人だけなの?」

「サンタクロースに女の人はいないの?」

 

こんな感じで、楽しく子どもたちとサンタクロースの話で楽しむことができました。5歳男の子は、朝、サンタクロースに会うことができて「プレゼントありがとう!」と言ったそうです。サンタクロースは、髭のおじさんではなくて子どもで、トナカイはお菓子を食べていたそうです。

 

今日は、クリスマスなので、男の子の話を信じることにしました。(笑)

2019年

12月

24日

就業時間外のメールや電話を絶つ

今日は、初めてモンシロチョウがサナギから羽化する瞬間を見ることができました。しわしわの羽が、少しずつまっすぐに整っていきます。子どもたちは、息をのんで見つめていました。大げさですが、生命誕生の感動の瞬間です。

 

そして、寺子屋の時間は、今年の締めくくりで、廃材を使って「何でも好きな物を作る」です。子どもたちは、じっくりと時間をかけて、目の前にある様々な廃材からイメージを膨らませていきます。

 

傑作だらけですが、「カタツムリのように遅い車」と「天体望遠鏡」にハナマルです。スポーツカーでなく「遅い車」という発想はユニークですね。天体望遠鏡は、ただの望遠鏡ではなく、上下に動く機能が工夫されています。あっぱれです。

 

さて、「休日や退社後はメール、電話連絡をしません」そんな企業の取組みが広がり始めているそうです。私が営業の仕事をしていた時代では、考えられないことですね。でも、これからの時代は、「オンとオフをはっきりさせて効率的に働きたい」という価値観が当たり前の世の中になっていくのは確実です。

 

これからの「仕事ができる人間」の定義は、能力があるだけでなく、「自分がいなくても、上司やチームのメンバーに、得意先に迷惑がかからないように仕事を引き継ぐことができる人」が、新たに加わるのかもしれませんね。

 

ある会社では、「11月18日~29日に休暇をいただきます。ご迷惑をおかけしますが、メールや電話での対応は30日にいたします」と、社内だけでなく社外へもメールの末尾に付記し、営業先への理解を求めている社員もいるそうです。もちろん、社内での情報共有が徹底されている会社です。

 

私が新入社員の頃には、携帯電話がありませんでしたので、休日に仕事の電話がかかってくることはほとんどなかったのですが、携帯電話の普及と共に、オンとオフも関係なくなっていきました。これは、相当なストレスでしたね。

 

便利な時代の負の側面も、これからは、時代に合った仕事の仕方に変わっていくのでしょう。もちろん、いい事ですね。

2019年

12月

23日

失敗できる環境をつくる

今日の連絡ノートには、保護者からのクリスマス発表会のコメントがびっしりです。昨年のクリスマス発表会での我が子の姿を親としては、当然よく覚えているので、1年後の成長を感じてもらったようです。職員へのねぎらいの言葉もいただき、ありがたいですね。

 

このクリスマス発表会には、「失敗」はつきものです。子どもたちは、どんどん失敗して、挑戦を続けて成長していくのです。

 

一般論としては、「人は失敗から学ぶ生き物である。数々の失敗を経験し成功へつながっていくものだ」と誰もが言いますね。そして、誰もが、「そんなこと当たり前だよ」とも思っています。

 

しかし、大切なのはその先です。「失敗」を許してくれる環境がそこにあるか・・です。

 

私の中学からの仲間の一人が、大の韓流アイドルファンです。(おやじですが・・・)

韓国と日本のアイドルに対するファン心理は、180度違うそうです。韓国は、ファンが求めるのは完璧なパフォーマンスだそうです。失敗は許されない雰囲気の中、韓流アイドルは活躍しているとのこと。日本で脚光を浴びる韓流アイドルは、確かに、日本語も話せて、ダンスのキレも完成されていますね。

 

それに対し、日本では、まだ未完成のアイドルをファンがあたたかく見守るというイメージがありますね。そこには、少しの失敗も大目に見るような、寛容な心があります。

 

しかし、日本人がすべてそうとは限りません。特に、教育現場における保護者の目は厳しいです。一度うまくいかないとがあると、あれもこれも引っ張り出してくて、レッテルを貼ろうとします。大学を卒業したばかりで、初めて子どもたちの前に立つ新人教員に対しても、経験を積んだ先生と同じ成果を求めることもあるようです。

 

教員志望者が少ない理由は、ブラックと揶揄される労働環境ではなく、失敗に対して寛容ではない環境が大きな問題かもしれませんね。

 

あなたの働く環境ではどうですか・・・「失敗をどんどんして、そこから学ぶんだ!」なんて、朝礼で上司が言っておきながら、「なんで、こんな失敗したんだ!」と常に、部下をしかりつける環境になっていませんか・・・

 

我が子の子育てにも当てはまる内容ですね。

2019年

12月

22日

2019年度クリスマス発表会つづき

クリスマス発表会の後半の演目は、寺子屋園児のショータイムです。さっきまで、泣いている子がいた、0・1・2歳児は、観客席でママやパパと応援です。

 

客席からは見えませんが、幕の中で子どもたちは、「世界で一つだけの花」の手話の練習をしています。手話を取り入れようと決めたのは、わずか1週間前でしたが、子どもたはすぐに覚えてしまいました。そして、後半の舞台がスタートします。期待通りに難しい曲を見事に歌い上げました。

 

合奏「ちょうちょ」も、練習では、カスタネット、スズの楽器が合わずにバラバラになってしまうことが多かったのですが、ピアニカ、木琴、トライアングルともに、見事に決めてくれました。子どもたちは、保育園で羽化した「モンシロチョウ」をイメージして歌っているのでしょう。

 

ダンス「笑顔のまほう」は、子どもたちが自分でデザインして描き上げた衣装を身に付けます。パプリカで付けたネックレスをここでも使用して、笑顔で歌って踊って盛り上げてくれました。

 

そして、クリスマス発表会最後の演目は、劇「おやゆび姫」です。おやゆび姫・カエル・魚・こがねむし・ねずみ・もぐら・つばめ・王子と、それぞれの役割が、見事に決まりました。途中、ネズミ役が、セリフを忘れるというハプニングがありましたが、ネズミ役の女の子は、それを笑いにしてしまう演技力を見せてくれました。

 

カーテンコールが終わって、幕が下がる時に、おやゆび姫役の女の子が、ホッと胸をなでおろしていました。たくさんのセリフを見事に成功させたのですから、気持ちも分かりますね。

 

1歳児のママが、「後半の寺子屋さんたちの活躍を楽しみにしています」と言ってくれました。保護者の多くが、我が子だけでなく、園児全員の活躍を見守ってくれていました。うれしいですね。

 

そして、「さすが寺子屋園児!」の演目を見せつけてくれました。堂々と胸を張って舞台上で輝く姿が、カッコ良かったですね。この子たちが、まだ1歳2歳の頃は、舞台上で大泣きだった子どもたちが、寺子屋になって、こんなに成長した姿を見せてくれています。感動以外の何物でもありません。

 

涙を浮かべて、私に挨拶をしたおばあちゃん・・・・「今日は、ずっと感動して泣いていました。本当に良かったです・・・」と、泣きながら話してくれました。

 

今年も、クリスマス発表会を終えて、一回り大きくなった園児たちをしっかりと見ることができました。1つの大きな目標に向かって、仲間と共に、練習を頑張って、そしてやり遂げた経験が、子どもたちの成長につながります。保護者たちも職員も幸せな気持ちでいっぱいです。

 

よく頑張りました!そして、心から「ありがとう・・・」

2019年

12月

21日

2019年度 クリスマス発表会

クリスマス発表会の当日を迎えました。子どもたち、保護者、もちろん職員も緊張の朝です。年に、何回かは、このような心地よい緊張が必要なのかもしれません。運動会が終わって1カ月半の長い練習期間が本番でどう生きてくるか・・・期待と不安が交錯します。

 

子どもたちの晴れ舞台に、遠方からのおじいちゃんおばあちゃんにお越しいただきました。初めて会う人も多かったです。そして、卒園児の小学生も過去の自分を重ねながら、応援してくれています。今年は、来年度の新入園児もママと一緒に足を運んでくれました。「こんな本格的な発表会だとは思わなかったです・・・」とのコメントです。

 

さて、本番スタートです。

 

大ステージの幕が上がった時の観客席の「ウォ~」というどよめきが聞こえます。2歳児以上の「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」の歌がオープニングですが、子どもたちも、リハーサルと違って、観客席に多くの応援団を前に、少し緊張のスタートです。ここでは、泣く子はいなかったのですが・・・

 

0・1歳児の「ドコノコノ キノコ」では、その姿に観客席からは「かわいい!」の声援が飛びます・・・しかし、予想通り、非日常的な演出に数人の園児が大泣きです。(笑)

 

こうなると、次の2歳児のダンスに、涙がバトンされます。しかし、泣きながらも手を挙げて踊る姿に、観客席からは笑いが起きます。こんな状況でも、泣かずに自分のペースで踊る園児は、寺子屋になってからの活躍が期待できますね。

 

涙の流れを断ち切ったのが、寺子屋の「赤ずきん」です。インフルエンザでお休みしたオオカミ役園児の分まで、頑張る子どもたち・・・ボランティアママたちが作ってくれた衣装も大きな演出効果となり、大成功です。頼もしい寺子屋にホッとしました。

 

そして、前半ステージの最後は、園児全員で「パプリカ」を踊りました。パプリカの衣装は、各家庭でTシャツを加工したオリジナルです。子どもたちは、紙ねんどで作ったネックレスをして、まるでストリートダンサーのようないでたちです。ビデオでじっくり見ていると、ノリノリの寺子屋園児と大泣きの2歳児以下の極端な違いが笑えます。

 

パプリカは、応援に来てくれた卒園児の小学生もステージ下で踊ってくれました。後輩たちの様子を気にしながら見守ってくれた感じですね。

 

前半のステージは、ステージ上からママを発見して、観客席中に響き渡る大声で「ママ~!」と泣き叫ぶ園児があったりと、別な意味で盛り上がりました。(笑)

 

そして、いよいよ舞台は、後半の寺子屋園児の演目となります。つづきは明日・・・

2019年

12月

20日

いだてんロス

いよいよ明日はクリスマス発表会です。子どもたちは、「楽しみ!」とワクワクしていますが、中には、子どもよりも緊張している保護者もいます。(笑)

 

さて、大河ドラマが終わりました。毎週日曜日は、楽しみな大河ドラマを飲みながら見るのが私の大切な時間です。「いだてん」について、今年も、元仕事仲間のコメントを紹介します。 

 

『今からもう三十年ほど前になるが、民放で「知ってるつもり」という番組が放送されていた。

毎週、ある人物を取り上げ、その人生をたどる過程で隠れたエピソード等も加え、名前だけでほとんど知っているつもりになっていた人物像を改めて明らかにするという番組であったが、良い意味でイメージを大いに覆されるという事も多かった。結構、長寿番組だった記憶がある。

この番組の特長は、単なる偉人だけではなく歴史の片隅に埋もれそうな近現代のこれまで知名度の高くなかった人物を多く取り上げたことである。

今ではすっかり有名になった「命のビザ」の杉原千畝など、この番組ではじめて知った人物も多かったが、その中に今回の「いだてん」の主人公のひとりである金栗四三も含まれていた。

日本初のオリンピック選手として参加したマラソン競技で、途中日射病で倒れ、近隣の農家で翌日まで介抱された為、公式には「競技途中で行方不明」扱いであったが、約半世紀後に、その大会を主催したスウェーデンオリンピック委員会からストックホルム大会の開催55年記念式典に「完走要請」として招かれ、競技場をゆっくり走ってゴール地点のゴールテープを切り「日本の金栗、ただいまゴールイン、タイムは54年8ケ月6日5時間32分20秒3。これをもって第5回ストックホルム大会の全競技を終了します」とアナウンスが流れたというエピソードが番組で紹介され「何て粋な計らいをするのだろう」と感動した記憶がある。

その放送から約29年後、奇しくも、今年の大河ドラマ「いだてん」では、最終回のエピローグとしてこのエピソードが取り上げられ、当時の実際の映像がラストシーンとなった。

低視聴率、出演者の逮捕や脱税の疑惑等、今年の大河ドラマ「いだてん」では負の面での話題が尽きなかった。

数年前に大ヒットした朝ドラ「あまちゃん」のシナリオを書いた宮藤官九郎を起用して来年のオリンピックを睨んだ企画だったが結局、視聴率的には惨敗。ただ、小学校5年生の頃に放送された「国盗り物語」以来、長年大河ドラマを見続けている私から見て、今年の大河ドラマは近年になく面白かったと思う。

チャンネルが地上波の数局に限られていた昭和の時代から、BS、CS、ネット配信等、多チャンネル化が進んだ現代で、当然ながら昔の様な視聴率を取る事など今や不可能だし、世代が変わって時代劇離れが進んだせいか、民放で時代劇の帯ドラマを見る事もなくなった。

「大河ドラマ=時代劇」というイメージもあるのか、過去から、近現代を扱った大河ドラマは視聴率的にはほとんど失敗していたせいか、明治以降の時代が題材になる事はほとんどない。

中学や高校で学んだ日本史は授業時間の関係でほとんど明治時代に入るか入らないかで終了し後は省略、我々は近現代の歴史に関してはほとんど馴染みがない。この時代を取り上げた作品が少ないのはそういった事も原因かも知れない。

視聴率至上主義の中で、個人的には視聴率と作品の出来栄えは余り関係なく、あくまでも作品を実際に見て良い作品か否かを判断しなければと思っている。

オリンピックどころか「スポーツ」という概念が全く無かった明治の時代から、一旦招致に成功しながらも日中戦争の勃発の影響で返上、第二次世界大戦後、敗戦国として改めて招致活動、開催に至る遥かな道のりを、最終回でタクシー運転手としてカメオ出演された宮藤官九郎の脚本は「あまちゃん」と違って歴史的な事実が大きな制約となる登場人物を、古今亭志ん生という落語家とその家族の歩みを並行させ、数少ない架空の登場人物と絡めた見事な伏線で結びつけ、実際の数々のエピソードや、後半の「田畑政治」編からは歴史的な事件とオーバーラップする場面を増やしながら見事に描き切ったのではないだろうか。

元々、人気劇団「大人計画」の座付き作家なので、物語の展開が舞台的でスピーディー。放送前半の頃、場面が明治から昭和にしょっちゅう飛んだり戻ったりするので、私の両親も話の展開についていけないとよくこぼしていた。毎日放送される朝ドラと異なり週に一度の大河ドラマはあらすじを覚えておくのも大変で馴染みのない内容(時代)では、なお一層の事である。

ただ、もう「忠臣蔵」や「信長」「秀吉」「家康」のドラマには飽き飽きした。

「勝海舟」で革新的な大河ドラマを目指しながら途中降板のやむなきに至った倉本聰は、その後、「北の国から」現在放送中の「やすらぎの刻~道」に至るまで優れた作品を数多く書き続けられているが、あの時、もし大河ドラマを降板しなかったら富良野に移住する事もなく「北の国から」は生まれなかったかも知れない。

三谷幸喜も「新選組!」から十数年後の「真田丸」で、大河ドラマの枠の中で見事にリベンジを果たしている。なぜか今日の最終回では東京オリンピックを映像として残す、市川崑監督役で俳優として出演されていた。

宮藤官九郎もまたいつか新たな歴史ドラマの魅力を持った作品を生み出す機会をNHKが与えて示して欲しいなと視聴者のひとりとして切に望みたいのである。

それにしても、とにかく明日から「いだてん ロス」になりそうだ。』

 

はい。今回も無断掲載です。仲間なので、いいのです。

ちなみに、彼は、映画評論家でもシナリオライターでもプロデューサーでもありません。おやじ園長とよく飲みに行く、ふつうのおじさんです。(笑)

2019年

12月

19日

大川小訴訟の本質

今日はクリスマス発表会、2回目のリハーサルです。子どもたちのパフォーマンスは、昨日よりも格段によくなっています。これで、11月から始めた長い練習もおしまいです。明後日の本番は、結果でしかありません。ここまで練習したプロセスを職員がしっかり見てきました。子どもたちは、本当によく頑張りました。

 

さて、今日は、大川小学校の訴訟について、考えてみたいと思います。これは、東日本大震災で児童74人と教職員10人の児童と教職員のほとんどが津波によって命を落とした、宮城県石巻市立大川小学校をめぐる裁判です。

 

この世間の関心を大きく集めた裁判は、最高裁で市と県の上告を退ける決定をしました。震災前の学校の防災体制に不備があったとして、市と県に約14億3600万円の支払いを命じた二審、仙台高裁判決が確定しました。

 

大川小の校長らには、児童の安全確保のため、地域住民よりもあるかに高いレベルの防災知識や経験が求められると指摘され、市のハザードマップで大川小は津波の浸水想定区域外だったにもかかわらず、校長らは、学校の立地などを検討すれば津波被害を予見できたと裁判では判断されたのです。

 

しかし、私が考えるには、大川小訴訟の本質は、別にあると思っています。

 

地震が発生した時に、ある教員が「山だ!」と叫んだそうです。しかし、その教員の意見が反映されずに、そのまま校庭に待機することになった・・・ここが問題です。

 

これは、全国の小学校や中学校に多く見られる組織上の問題です。私が、PTA会長をしていた頃、よく校長先生と話をしていたのですが、民間企業で働いていた私は、「職員会議では、若い教員の意見も活発に出るんでしょうね。もし、よろしかったら、PTA会長として、職員会議に出させてもらってもいいですか・・・」と言うと、校長先生は困惑してしまいました。

 

学校の職員会議は、教頭や教務主任が報告や伝達をしておしまいで、教員同士の意見の交換などほとんどないという実態を聞かされました。最近ではイエナプラン勉強会で顔を合わせる教員からも同じようなことを聞きます。

 

民間企業であれば、役職の着いた人だけが会議で発言をして、若手社員が黙って聞いているような会社は、じきに潰れます。若手も、自分の意見を躊躇なく言えるような風通しのいい組織が、理想ですね。

 

そして、役職がなくても、本質をついた意見をする社員の言葉が、重く受け止められるようになっていくのです。大川小学校の職員組織が、もっと風通しの良いものであったなら、「山だ!」といった教員の意見で、すぐに、子どもたちを高い場所へ避難させることができたのではないかと思ってしまいます。

 

この判決は、学校の安全対策への問題定義が大きく問われていますが、本質は、その根本にある学校組織の在り方だと、私は思っています。

2019年

12月

18日

記述式見送り

今日は、クリスマス発表会のリハーサル1日目です。クリスマス発表会は、客席420席の大ホールで行い、事前に同じステージで2回もリハーサルを行います。「なんで・・・そこまでやるの?」と思われるでしょうが、それには理由があります。

 

子どもたちが、これからの人生の中で、スポーツやプレゼンテーション・・・芸術の分野などで、大きな舞台に立つ機会が必ず何度かあります。試合に勝つために、成功するために、練習をしなければ結果が伴わないことが多いですね。そんな将来の経験にプラスになることと、やっぱり、保護者にいいところを見てもらって、我が子の成功体験として、受けとめてもらいたいという気持ちです。

 

今日の出来は、まだ本番で見せるレベルではありませんが、大舞台に立った子どもたちは、「今日は楽しかったね・・・」と言ってます。明日、2回目のリハーサルです。

 

さて、大学入試共通テストでは、これまでの「知識偏重」のテストからの脱却を図り、思考力や判断力、表現力を評価することを目的に、2021年1月から、記述式の導入が決まりました。国語と数学で3問ずつ出題され、国語は最大120字程度の文章を、数学は数式などを書かせる方針でした。

 

しかし、昨日、文部科学省は、正式に記述式導入の見送りを表明しました。現在高校2年生が対象でした。

 

もう、学校は憤る教員で大騒ぎでしょう。「生徒へは、暗記問題に対応する時間を削減して、記述問題に対応できる勉強をさせてきた。失った時間を返して欲しい!」という怒りの声です。

 

また、専門家は「国際学習到達度調査~PISA(ピザ)~」で、日本の「読解力」が低下したことに触れ、「記述式の見送りで受験勉強が変われば、さらに国際順位が低下する」と懸念します。

 

今回の見送りの理由の一つに、記述式問題にはアルバイトを含め、約1万人が採点にあたり、公平性が保証できないということと、現役高校生が4万人以上の署名を集めて、文科省に提出する動きもあったそうです。勉強する方としては、暗記中心のマークシートの方が、勉強しやすいといったところでしょう。

 

さぁ~みなさんは、どう考えますか?

 

先日のブログで、「答え」ではなく「考え」を求めるアプローチをしていく重要性に触れましたが、マークシートだけだと、「考え」は、全くわかりませんね。自分で考えて書いた文章の中に、その「考え」があるのに・・・と、私は思ってしまいます。

 

「答え」が、1つだけではない「問い」を、これからの子どもたちは、考えていく時代ですから、そこに、「公平性」という概念は、当てはまらないことなど、最初から分かっていなかったの???という疑問が消えません。

 

小学校や中学校の学習指導要領が改正され、アクティブラーニングのような「考える」授業をしているのに、高校生になったら、従来通りの暗記型受験勉強に戻ることは、避けたいですね。

2019年

12月

17日

リーダーと性差

朝の時間「園長先生・・・チョウがいるよ!」と男の子が羽化したモンシロチョウを見つけました。これで、2匹目となります。「どのサナギからチョウになったんだろう?」と、子どもたちが飼育ケースを観察します。

 

「クリスマス発表会で、ちょうちょを歌うね・・・」なんて、子どもたちは会話を楽しみながら、この冬は、季節外れの蝶の観察で盛り上がりそうです。

 

また、今日は、卒園児の小学1年生の女の子が、作文コンクールで入選し賞状を持ってきてくれました。園長が読み上げて、彼女に渡すと、「それ・・・さっき校長先生がやってくれたから・・・」と言いながらも、嬉しそうです。何やら、イルカがテーマとのことで、作文が戻ってきたら、読ませてもらいます。園長としては自慢の話です。

 

さて、日本の場合は、女性が管理職やリーダーに就く人事が、最近になって増えてきました。しかし、リーダーの数学習熟度のデータを見ると、日本の現実が露呈されます。

 

仕事を持つ人を数学的習熟度のレベルで3つのグループに分け、リーダー(他の従業員を管理・指揮する人)の割合を出すと、日本の男性では、学力レベルが上がるにつれてリーダー比率が上がるという予想通りの結果が出ました。

 

しかし、日本の女性では、学力レベルに関係なく女性のリーダー比率が、2割にも満たないばかりか、女性の高学力群が男性の低学力群にも大きく劣るという結果となっています。つまり、日本では、女性のリーダーは能力に関係なく低く、優秀な女性がリーダーとして活躍できていないという結果です。

 

これが、管理職に男女の差がほとんどないアイルランドでは、男女同じ比率で、学力レベルとリーダー比率が正比例となります。

 

この数字からも、日本が能力よりもジェンダーの国と言われても仕方ありません。民間企業の実態は、女性が管理職になっても、色メガネで見る男性がいたり、同じ女性から足を引っ張られることもあります。

 

こうなると、現在学校に通う子どもたちの意識の変化に期待するしかないかもしれませんね。ということは、女性の校長先生が、能力主義で増えていかねばなりません。データでは、中学校校長の女性比率は、欧米では50%と男女の差はありませんが、日本はわずか7%です。

 

逆に考えれば、この7%を増やしていけば、若い世代の考え方が、男女問わず能力主義での仕事が、当たり前になる世の中に変わるチャンスです。どうですか・・・文科省レベルで進まないなら、自治体の教育委員会レベルで、風穴を開けてもらいたいですね。

2019年

12月

16日

「答え」でなく「考え」を発言する

今日は、屋上ファームで最後の2列のジャガイモを収穫しました。立派なジャガイモが土の中からゴロゴロ出てきます。4歳女の子が、土を触りながら「先生・・・気持ちいいよ」と言うのです。子どもが、こうして土の感触を楽しむことができるなんて、素晴らしいですね。

 

そして、絹さやえんどう豆の畑に、落ち葉をまきました。11月に植えた種が、目を出しています。このまま越冬して、春に収穫となるのですが、真冬の寒さに負けないように、落ち葉をまいて、越冬の手助けをするのです。子どもたちは、花咲じいさんが灰をまくように、楽しそうに落ち葉を投げ込みます。冬ですが、畑仕事は終わりません。(笑)

 

さて、最近では、答は必ずしも1つではない・・・という考えが、学校の授業に、例えばアクティブラーニング形式の授業などで、広まってきました。「○○さんの答えは、○○だけど、私の答えは、違う・・・」というやり取りです。

 

しかし、このような授業で、子どもたちの様々な答えを引き出すのは、実際にはなかなか難しいものです。そこで、あるやり方が、子どもたちの発言を広げることにつながります。

 

話合いの中で「答え」ではなく、「考え」を発言させるのです。「あなたはどう考えたの?」「どうして○○と考えたのかなぁ~?」と問えば、子どもたちは、その理由や根拠を話します。

 

私も、保育園の子どもたち相手に、「答えが合っていることが大切ではなくて、どう考えたかが大事なんだよ」なんて言ってます。その意味を、年長園児は何となくわかっているようですが、小さい園児はキョトン顔です・・・(笑)

 

正解がどうかというよりも、考えを出し合うことで、話し合いが深まっていくのです。「考え方はよくわかった」「ここで間違えたのか・・・」など、自分と違う考えについてもオープンに話し合えるようになっていくのです。

 

どうですか・・・親としても、子どもとの会話の中で、なるべく我が子の「考え」を引き出すようなやり取りができると、一歩進んだ親子の会話になりますね。

2019年

12月

15日

リニア中央新幹線

速度が増すにつれ、体がふわっと浮き、後方に引っ張られる感覚にとらわれた。車窓の街並みは視界から消え去り、前方の速度表示画面の数字はぐんぐん上昇。「500km」に到達した。

 

これは、リニア中央新幹線の走行実験に乗車した人の感想です。2027年開業予定のリニア中央新幹線は、東京(品川)から名古屋は40分、大阪まで67分で結ばれます。私が住むJR川越線指扇駅から埼京線直通で新宿まで通勤電車で揺られている時間で、名古屋に到着しているという計算です。

 

1964年前回の東京オリンピックが開かれた年に、夢の超特急「新幹線」が開業し、日本の高度経済成長を支えました。そして、半世紀以上の時を過ぎて、2回目の東京オリンピックが来年行われ、いよいよリニア中央新幹線が開業するのです。

 

リニアモーターカーは、私が子どもの頃からずっと「いつできるの?」と先延ばしされてきました・・・でも、ようやく現実となったのですが、私の年齢もおやじとなってしまいました。(笑)

 

東京から名古屋、大阪までの商圏で、日本の約6割超の約3300兆円のGDPとなる計算です。そして、約6600万人が1時間余りで行き来できる世界でも類を見ない巨大都市圏が生まれることになります。こうして数字を出すと、凄いことですね。

 

しかし、日本は高度成長期ではなく、人口減や高齢化社会に直面しています。リニア中央新幹線が新たなライフスタイルを作り出すかもしれません。もちろん、経済ではありません。

 

リニア新幹線が通る、山梨県や長野県、岐阜県など、自然の中で生活し、数時間をかけての遠距離通勤をしなくても、仕事ができる環境が整います。また、地方に企業が移転して、新たな「働き方」が生まれる可能性もありますね。

 

モノではなく、あらたなコトが、たくさん生まれてくるような予感がします。のんびりと「呑み鉄」を楽しむ私には、リニア中央新幹線には、鉄道としての魅力は感じませんが、違うところで、私たちの生活が変わることにつながるかもしれませんね。

2019年

12月

14日

子どもたちのネズミの作品

保育園の中で飼育していたアオムシが、一匹モンシロチョウに羽化していました。子どもたちが、白い羽のチョウを発見し、大騒ぎです。さっそく、モンシロチョウ用の飼育ケースを用意して、屋上で咲いている花を集めます。

 

スポンジに砂糖水を湿らせて、ケースに置きます。午前中は、まだじっとしていたモンシロチョウも、新しい飼育ケースに移し、草花や砂糖水をセットして観察していると、羽を広げ飼育ケースの中を飛んでいます。ススキの穂がお気に入りの場所です。月曜日には、多くの園児が登園するので、目をギラギラさせる子どもたちの姿が想像できます。今度は、サナギからチョウになって抜け出すシーンを観察したいですね。

 

さて、保育園から保護者への年賀状は、子どもたちの作品が付加されています。2020年は、ネズミ年ですので、子どもたちそれぞれのネズミが出来上がっています。

 

日本では、ネズミと言うと、害をもたらすものとしてマイナスイメージで語られることが多いですね。しかし、干支では、子・丑・寅・卯・・・のトップを飾るのがネズミです。干支を決める絵本でも、トップでゴールするのがネズミです。(笑)

 

駅伝でいえば「花の1区」、リレーなら注目度抜群の「第一走者」で、いずれも重要な役割を担っています。

 

一方世界では、ネズミのミッキーマウスは、世界的アイドルです。また、2000年のアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンマイル」には、囚人の自由と希望の象徴としてネズミが登場します。

 

日本のネズミ観と世界のネズミ観は、ずいぶんと違うようですね。しかし、保育園の年賀状では、子どもたちのネズミの作品は、それぞれ個性的で、かわいい作品に仕上がっています。

 

年賀状が届くのは元旦ですが、今から保護者の皆様は。楽しみにしていてください。

2019年

12月

13日

自己肯定感のカギはママにあり

今日は、子どもたちが大騒ぎです。飼育している「アオムシ」が、飼育ケースのすき間から逃げ出して、壁を登っています。気がつくと天井まで移動していました。そのまま、サナギになって羽化するのもいいかな~と見守っていると、床に落下してしまいました。男の子がケースに戻しました。

 

現在、飼育ケースには、サナギが20匹以上います。ある日、一斉にモンシロチョウに羽化するかもしれません。(笑)

 

さて、日本人が世界でも最低といわれる「自己肯定感」ですが、これを伸ばす一番簡単な方法は、子どもの言動や行動に対して「そう、それができたの、良かったね!」と認める、ただそれだけのことだそうです。

 

実は、子どもの自己肯定感を育むためのキーマンは、ママです。つまり、ママ自身が自分を肯定すればいいのですが、「よいママになろう!」とか「子育ても仕事も完璧にしよう!」とか、頑張りすぎて自分を追い詰めていると、時間にも追われ、ギリギリの中で過ごしていることも・・・こうなると、自分のことを肯定する余裕も生まれませんね。

 

毎日、必死に頑張ることは、もちろん素晴らしいことかもしれませんが、「それって?本当に頑張らないといけないことなの・・・」ひょっとしたら、「やらなければならない」と自分で思い込んでいることかもしれませんね。

 

できても、できなくても、「今」の自分を認めることが、ママにとっては、自己肯定感につながることだといいます。

 

「まぁ~今日のところは、ここら辺でいいんじゃない」の感じで、子どもの素直な行動を認める事だけでいいのです。

 

どうですか・・・少し、気が楽になりますね。

2019年

12月

12日

話し合う力

保育園の親子遠足でもお世話になった北本自然観察公園にある、樹齢200年の「エドヒガンザクラ」が、先日の台風19号で、倒れてしまったそうです。

 

このサクラは、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く花をつけ、北本に春を告げるシンボル的な木でした。咲きはじめはピンク、満開時には白と花の色が変わるという不思議なサクラです。よく、ピンク色のサクラを見かけることがありますが、ソメイヨシノではなく、エドヒガンザクラという種類なのです。

 

咲き始めはピンクで、満開時に白くなるなんて、同じサクラを何度も愛でに行きたくなりますね。どこまで、再生できるのか・・・何とか、この春少しでも花を咲かせてほしいですね。

 

さて、ある小学校5年生の授業です。「買い物をするならコンビ二か商店街か」という話題でパネルディスカッションが行われました。もちろん、その場の思いつき発言ではなく、自分なりの理由を考える、その根拠となるような情報を集めて持ち寄ります。新聞などから情報を収集したり、おうちの人、お店の人、町の客様へのインタビューをする子もいたそうです。

 

「コンビニの店員さんは、いらっしゃいませと元気の良いあいさつをしてくれる」

「商店街のおじさんは、いつも、お帰り~学校は楽しかったかい。と言ってくれる」

「商店街もいいけど、コンビニは夜遅くまでやっていて、仕事で疲れて遅く帰ってくるサラーリーマンにとっては、ホッとする場所なんじゃないの」

 

こんなやり取りが続き、「僕たちの町には、新しいものと古いものとが協力している町だと思った」なんていう意見も引き出されたそうです。

 

この授業のねらいは、どっちがいいかという白黒つけることが目的ではありません。自分の考えをしっかり持つことと、自分ではない誰かと話し合うことで、それまでよりも広く深く豊かな考えを持つことができるようになることですね。

 

どうですか、親子の会話でも、たまにはこんなやり取りがあってもいいかもしれませんね。

2019年

12月

11日

徳の道

「世界に一つだけの花」を発表会では寺子屋園児が歌うのですが、日に日に上手になってきています。とても、幼児のレベルではありません。凄い子どもたちです。

 

ナンバーワンにならなくてもいい・・・オンリーワンでいいと歌っているにもかかわらず、屋上遊びでは、一番を競う子どもたち・・・それでいいのです。(笑)

 

そして、今日は屋上で、緑色のステキな鳥を発見しました。「メジロ」です。ちょうど、梅が咲く頃に、その蜜を食べに梅の花に訪れるのがメジロですが、桑の木で何やら食べています。もう少しで落葉しそうな桑の葉に、毛虫がいるようです。

 

子どもたちと一緒に、3メートル下で見ていても、メジロは逃げません。じっくりと、観察しました。本当に、美しい鳥です。 

 

さて、ある大学の道徳科の授業を終えた学生がポツリと「道徳って難しいですね」とつぶやきます。彼は、4月から小学校の教員になるのですが、果たして自分は子どもたちに「得」を語れるだろうか・・・と不安になっているようです。

 

昨年度から小学校で、本年度から中学校で道徳が正式に科目としてスタートしました。今までも道徳の時間はありましたが、教員の意識としては、さらに自分の引き出しを増やさないといけないと思っているでしょう。

 

子どもたちに「徳」を教えるには、当然「語る力」が問われます。どんな立派なことを言おうと、子どもたちの心に届かなければ「あの先生の話はつまらない」となってしまいますね。

 

教員をめざす学生にとっては、人生を語る力量がなければ・・・というプレッシャーを感じて「私にはまだ語れません」と自信を失います。しかし、こうやって思い悩むその感性が、素晴らしいと私には感じます。

 

山の上流から流れ落ちる石は、いつしか時間と共に、下流で丸くなっていきます。しかし、人間は、自ら意識し、高めようとして、自分を磨いていくのです。それは、一生続くものなので、その時その時の、今の自分ができる最高の姿を見せる事が、相手の心に届くことにつながると思っています。

 

ガンバレ!若者・・・ですね。

2019年

12月

10日

はらぺこアオムシの観察

5歳女の子が登園するや、「園長先生・・・これかけてください!」と1枚のCDを持ってきました。それは、日曜日に彼女がキッザニア東京で、FM局のDJの仕事が録音されたCDでした。

 

タピオカデザートのつくり方を台本を読みながら、頑張ってDJをやっています。5歳にしては上出来です。彼女は、ここ数カ月、キッザニアでの仕事にはまっていて、3回も通っているようです。子どもに「お仕事」を教えるのは、とても大事なので、これはこれで、いい経験になっているようです。

 

さて、今日の寺子屋は、机の上に新聞紙を敷いて、大根の葉を食べる「アオムシ」の観察をしました。今日の屋上遊びで、年長園児が中心となって、大根畑で、アオムシ採集をしたのです。大根の葉は緑で、アオムシも緑ですので、保護色となり、子どもたちの目にはなかなか見つからないようでしたが、ざっと、15匹のアオムシを集めました。

 

5歳女の子の席に向かって、アオムシが動き出すと、「先生・・・こっちに歩いてくるよ~怖いよ!」というシーンもありましたが、二人を除いて、全員アオムシを触ることができます。

 

サナギになったアオムシも観察します。「この小さいサナギの中に、どうやって、モンシロチョウが入っているのかな?」に、クイズ王の○○君が、自分の体をチョウに見立てて説明してくれました。「羽をたたんでこの中に入っているんだよ・・・」正解です。

 

モンシロチョウが色々な花に集まっている写真を見ながら、アオムシ⇒サナギ⇒モンシロチョウのイメージを子どもたちなりに描いていたようです。

 

クリスマス発表会では、合奏で「ちょうちょ」の演奏をするので、子どもたちが頭に描く蝶は、モンシロチョウになったみたいですね。

 

今日は、少し大きめの飼育ケースに、アオムシとサナギを移しました。モンシロチョウに羽化した時に、思いきり飛ぶことができるように・・・です。サナギの背中から、白い羽が出てくる瞬間を子どもたちと観察したいものです。

2019年

12月

09日

なりたい自分の見つけ方

今日は、年中5歳男の子が、自転車に乗ることができました。ストライダーでバランスの練習をするのですが、なかなかまっすぐ走るのが苦手で、補助付自転車で、力強くペダルこぐのも、まだ力が足りませんでした。

 

しかし、今日も男の子は、自ら自転車を出してきて、黙々と練習をしていました。すると、仲間が集まってきて、男の子の前で、お手本を見せながら「ガンバレ!」とエールを送ります。そして、ついに、こぎ出しから50メートル・・・自分一人の力で自転車を走らすことができました。最後まで諦めない気持ちが、十分に伝わってきました。これで、年長・年中園児は全員自転車に乗れます。

 

さて、今日は「なりたい自分の見つけ方」についての話です。ターゲットは、ママです。

 

子育て中のママにとっては、自分のことは後回しにして、やりたいことを我慢して日々を過ごしている人が多いかもしれません。「時間がない!」が口癖になっているかもしれませんね。

 

しかし、母・妻である前に、一人の女性として、未来の自分がなりたい姿を描くことは、「今」が輝き、動き出すことになるのです。とは言え、自分がやりたいことが見つかっているママなど、少ないでしょう。

 

そこで、有効なのは、紙に書いてみることです。

3年後・5年後・10年後・・・私( )歳、夫( )歳、子ども( )歳

 

次に、自分を理解しないと、なりたい自分が明確になりません。

①自分が本当に大切にしたいと思うことは何か

②自分が本当にやりたいと思うことは何か

③自分が心から幸せだと感じることは何か

 

自分の過去・今・未来を棚卸ししてみる。

過去の経験の棚卸し⇒これまでの経験で得たスキルは?会社で働いてよかったこと。

自分の今の思いを確認⇒私が、うれしい・楽しいこと。課題と思っていること。

キャリアを考える⇒やりたい活動・仕事は?誰に喜んでもらいたい?どんな存在がいい?

 

自分の強みを確認する

「得意なこと(CAN)」「やりたいこと(WANT)」「求められていること(NEED)」をまとめると、自分のライフワーク(=使命)が見えてきます。

 

どうですか・・・ちょっとだけでも、なりたい自分が見えてきましたか?

5年後・10年後のなりたい自分を描き、具体的な行動を起こしている人は、3割程度というデータもあります。焦らなくても大丈夫です。

 

そして、人と比べてはいけません。自分の人生は、自分のものです。もちろん、年齢的に遅すぎることもないのです。あの、ケンタッキー・フライド・チキンを創設した、カーネルサンダースさんは、65歳で起業したのです。

 

人生は、自分の思うようにならないのが常ですが、何も考えず、なりたい自分も見つけないで生きるなんて・・・つまらない人生かもしれませんね。

2019年

12月

08日

木製ストロー

イチロー選手は引退後何をするか・・・引退会見では、プロ野球の監督はないと明言していました。そして、何と、草野球を究めるという選択です。何から何まで、私たちの想定をぶち壊して、新たな楽しみを考えるイチロー選手です。

 

今日のような、小春日和の穏やかな日には、白球を追いかけたくなりますね。昭和世代の私の子どもの頃は、選択肢が野球一本です。小学校の昼休みや放課後は、野球三昧です。子どもたちがボール遊びができるような空き地が、たくさんあって、人数が少ないと三角ベースで楽しんでいました。

 

草野球でも全力で取り組むのは、イチロー選手らしいですが、年を重ねても少年のように草野球を楽しみたいものですね。私は、草ソフトボールですが、3年位前までは、毎年仲間たちと大会にも出ていました。しかし、出場チーム(おやじのチームばかりですが)が、少なくなって、ついに大会がなくなってしまったのです。

 

今回のイチロー選手の草野球の話題で、再び草野球熱がアップするかもしれませんね。

 

さて、今日は、木製ストローの話です。大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーのプラ製のストロー廃止の報道で、それに代わるストローが、多くのメディアで取り上げられています。紙ストローとか麦のストローも実際に販売されています。

 

東京都心の「ザ・キャピトルホテル東急」のラウンジでは、木製のストローが今年から使われているそうです。国内では、横浜市や木造住宅会社などが、木製ストローを製品化しています。

 

今年も豪雨によって、森林での土砂崩れが多発しましたが、その一因として、間伐などの適切な森林管理が行われていないことが指摘されています。

 

この間伐した木材を使用した木製ストローは、海洋汚染などの原因となるプラスティックゴミの問題と、森林における水害を抑制することにつながるというわけです。

 

来年の東京オリンピックは、スポーツの祭典ではありますが、スポーツだけにとどまらいことは、誰もが認めるところです。日本が行っている、こんな取り組みも、世界に広げる切っ掛けになって欲しいですね。

2019年

12月

07日

先輩の影響力

今日の保育園では、これぞ、タテの関係というすばらしい活躍がありました。

 

小学校3年の女の子・・・朝から、小学校での出来事をたくさん話してくれます。担任の先生が、今月誕生日だそうです。そこで、彼女は、サプライズバースデーを企画します。男子は、おしゃべりですぐに担任に話してしまうので、まずは女子たちを巻き込みます。

 

メッセージカードや歌のプレゼント・・・ピアノは、男の子で、楽譜を見れば何でも弾ける○○君に「ハッピーバースデー♬」をお願いしたそうです。彼は、口が堅く、他の男子には漏れないとのことです。

 

担任の先生には、当日の行間休みに、クラスでやりたいことがあるので、先生もいてくださいと、声をかけているそうで、今は、着々と準備を進めています。

 

小学校3年生にして、この企画力と、段取り力に、あっぱれですね。彼女の凄いところは、自分だけが突っ走るのではなく、上手に周りを巻き込んで、みんなで成し遂げるという気持ちにさせてしまう事です。私は、これを社会人の大人になって、ようやく習得しましたが、彼女は、小3です。卒園児の活躍には、涙が出るほど嬉しいおやじ園長です。

 

さて、この話を横で聞いていた、年中5歳の女の子・・・彼女ものやりたい事ができれば、先生の指示を待たずに、どんどん自分で実行することができるタイプです。しかし、他の子のために一肌脱ぐレベルまではいっていません。(年中園児なら誰でもそうですが)

 

しかし、先輩の話を聞いて、みんなのために何かをしようと思ったようです。朝のお片付けタイムの音楽をかける前に、彼女は、小1女子の先輩の力を借りて、二人だけで、おもちゃなどの片付けを終わらせてしまいました。

 

「園長先生・・・もう、片付けちゃったから、朝の会ができるよ~」と笑顔で言います。実は、彼女は、お片付けタイムで、さぼりの常習犯でした。(笑)

 

今日は、おやつと給食の「いただいます!」の挨拶は、全て彼女がやって、当番も積極的に行ってくれました。園長からは、「あーしなさい、こーしなさい」は、一度も言っていません。すべて、小学校3年の先輩の話を聞いて、自分でとった行動です。

 

タテの関係の影響力は、保育園では、様々な場面で見ることができますが、今日もうれしい姿を見ることができました。本人たちをほめたたえ、保護者に伝えるのが、私の仕事です。

2019年

12月

06日

食品ロス削減に本腰

ユリの木の実であることが判明しました・・・というのは、秋に園児が公園で見つけてきた木の実の名前がずっとわからないままになっていました。こういう状態は、スッキリしませんね。(笑)

 

ユリの木は、何十メートルにもなる大木です。うちわをギザギザにしたような大きな葉で、夏には、ユリというよりも、チューリップのような赤い花を咲かせます。そして、秋には実になり、紅葉もする落葉樹でした。これで、一生ユリの木は忘れませんね。

 

さて、私がもし、プロの腕前を持つ料理人で、店を出すとしたら、「1日10組限定・・・シェフのおまかせディナー」のみでいきたいですね。こうすれば、作りたい料理の材料をじっくり選び、その日の人数が決まっているので、ロスが出ません。その分、いい材料を使うことができて、お客様も喜ぶ・・・というシナリオです。

 

年末を前に、食品ロス削減について、各企業も本腰を入れているようです。その背景には、お客様の意識の高まりもあります。家での食材を無駄にしないだけでなく、食品ロスにつながらない買い方も行います。牛乳は、新しい日付けを奥から選んで買うのではなく、手前の直近のものから買うといった行動です。

 

コンビニのファミリーマートは、この夏、土用の丑のうなぎの蒲焼を完全予約制で行ったところ、売上は前年割れとなったものの、廃棄ロスが大幅に減少し、利益が改善されたようです。今後は、クリスマスケーキや恵方巻でも同じように、予約制が導入されます。

 

クリスマスケーキの販売方法も、あいまいな需要予測で、たくさん発注して売れ残りを出すよりも、「限定○○個」の売り切れごめんスタイルが増えています。かつてコンビニでは、12月25日の夜に、値引きされたクリスマスケーキを見ることがありました。安い買い物でしょうが、せっかくのクリスマスケーキのありがたみが半減しますね。

 

クリスマスケーキのようなイベント性の高い商品は、家族で「どれにしようかな?」で、楽しんで選び、予約をして買いたいものです。

 

私が営業マンだった頃は、「ロスを出すよりもチャンスロスを出す方がいけない!」と、担当店に喝を入れて、「声出しと気合で売り切るんだ!」で、売上アップを狙う営業マンでした。今は、考え方も変わってきました。(笑)

 

人は変われるものですね。地球環境や資源について、そして、食品廃棄ロスを出さないという気持ちは、高くないといけません。

2019年

12月

05日

「SAKE」を世界へ売り込め!

クリスマス発表会の練習を毎日のように行っているので、子どもたちが、おうちでママパパの前で、劇のセリフやダンスを披露しているようです。友だちのセリフだったり、0・1・2歳の、自分が踊らないダンスも家では、楽しそうに踊っているそうです。

 

保護者にとっては、その1つ1つをパズルのピースのように、組み合わせて、全体像を想像しているのでしょう。(笑)

 

さて、埼玉県の蓮田市には、日本が誇る酒蔵があります。神亀(しんかめ)酒造という、小さな酒蔵です。この酒蔵は、日本で初めて「うちでは純米酒しか作りません」を行ったのです。純米酒とは、原料が「米・米麹」だけのお酒です。

 

戦後、日本酒需要に対応するために、米・米麹だけでなく、醸造アルコールや糖類を混ぜて、水増しした、廉価な酒が主流となりました。しかし、神亀酒造は、「本物の酒を造るんだ」という信念を持って、全量純米酒の酒蔵となったのです。

 

私の仲間の奥様は、無類の日本酒好きですが、純米酒しか飲みません。私も、自分で買う日本酒は、純米酒だけです。

 

しかし、国内の日本酒市場は、人口減や、様々なお酒がチョイスできる環境では、縮小傾向です。そこで、日本酒「SAKE」を世界に売り込めという流れが起きているそうです。

 

今人気の「獺祭(だっさい)」のように、米を3割まで磨いて、ワインのような口当たりの酒や、シャンパンの代わりにと、スパークリング日本酒が、外国人にも好評のようです。でも、これだけでは、まだ弱いですね。

 

そこで、日本酒の付加価値を上げるために、酒蔵の見学ツアーを行うところが増えているそうです。ターゲットは、もちろん外国人です。東京都福生市にある石川酒造では、英語が話せるガイドが常勤しています。2012年に、英語ツアーを始め、当初の海外客は年間わずか400人程度だったのが、昨年は、2000人だそうです。今年は、ラグビーワールドカップ効果もあり、プラス1000人を見込むそうです。

 

私も、義母が住む福島県の酒蔵を多く見学しましたが、杉玉の魅力と、何百年続いた伝統に、気持ちは、ワクワクドキドキです。外国人だったら、日本酒自体の出会いも初めての場合が多いでしょうから、日本酒作りの工程は、衝撃的でしょうね。

 

今や、酒蔵は観光資源とも言えます。東京オリンピックで、来年は多くの外国人が日本を訪れます。日本酒が、ビールやワインのように、海外で当たり前のように飲まれるような時代もすぐそこまで来ているのかもしれません。

 

そして、私が大好きな日本酒の飲み方の「ぬる燗」で和食を食べる外国人も増えて欲しいですね。

2019年

12月

04日

大根の「味」

今日は、9月にタネイモを植えた、ジャガイモを収穫しました。天気も良く、お日様の下で、子どもたちは、思いっきり土に戯れ、わいわいガヤガヤ楽しく、おいも掘りです。

 

じゃがいもは、3月にタネイモを植えて初夏に収穫と秋植えの初冬収穫と、年に2回楽しむことができます。今回の収穫は、夏の収穫よりもビッグサイズが揃いました。しばらく置いて、食べ頃になってから、子どもたちのお土産と、給食と、年明けの屋上で行う「芋煮会」で食べます。

 

そして、大根も大きくなってきました。大根の葉には、モンシロチョウが卵を産み、アオムシが葉を美味しそうに食べています。子どもたちは、はらぺこアオムシと呼んでいます。

 

保育園で飼っていた、アオムシが、ざっと10匹、サナギになりました。自然界では、幼虫かサナギで越冬して、春にモンシロチョウとなるのですが、室内のサナギは、たぶん季節を間違えて、冬にモンシロチョウになるかもしれません。先日、日進コミュニティセンターで季節を間違えて羽化した「オオムラサキ」を観察しましたが、保育園では、冬の間、モンシロチョウを飼うことになるかもしれません。子どもたちの楽しみが、また一つ増えそうです。(笑)

 

さて、今日は、そんな大根の話です。大根の葉は、アオムシが食べるだけでなく、みそ汁にして食べたり、無駄にしたくありませんが、白い大根の部分は、部位ごとに「味」に違いがあります。

 

主婦の方からは、「そんなの常識!」と言われそうですが、葉に近い上部は、歯ごたえがあって甘みがあります。サラダや漬物など、生で食べるとおいしいですね。

 

中央部は、きめ細かくて柔らかいので、煮物に適しています。しっぽの方は、辛みが強く線維が多いので、ダイコンおろしや炒め物におすすめです。

 

これから寒さが厳しくなると、大根がおいしい季節になってきますね。子どもとの料理も、この大根の部位ごとの違いや料理が話題にできると、また、楽しい食育の会話になることでしょう。

 

あぁ~今晩は、大根・・・食べたくなってきましたね。

2019年

12月

03日

春の花壇

今年のクリスマス発表会も、ボランティアのママ達に活躍していただいています。今日は、「赤ずきん」のおばあちゃん役の衣装がアップしました。園児が着るので、「かわいいおばあさん」になるのですが、「おぉ~すごいなぁ~」と、他の園児も歓声を上げるほどの素晴らしい出来栄えです。

 

ハロウィーン仮装パレードでも、「チアダン」の手作り衣装を娘に着せたママは、ここ数日は、衣装作りで子育て放棄(パパが頑張った)状態だったようで・・・(笑)、ありがたい話です。

 

さて、今日は、屋上の花壇スペースに、球根を植えました。この花壇には、昨年もチューリップを植えたので、その球根を使います。しかし、来春は、もっと賑やかな春の花壇にしたいと、チューリップの他にも、何種類かの球根を用意しました。

 

チューリップだけでも、バンダイク・ミスティックバンダイク、ストロングゴールド、バクリライラックワンダーに普通の赤・白・黄色・・・クロッカス・ムスカリ・水仙・カマッシアを子どもたちが、球根の種類もわからないまま、好きな場所に植えました。

 

子どもたちの行動は、不思議です。なぜか、球根の皮をむいてしまうのです。チューリップの外側の茶色の部分をきれいにむいて、真っ白のハダカにしてしまいます。(笑)

 

芽を下にして、根を上に植えるのは当たり前です。また、球根をくっつけて植える園児もいます。「だって、結婚させるから、くっつけた方がいいでしょ・・・」という発想です。

 

毎年春になると、屋上には、紫色が鮮やかな「ムスカリ」の花がたくさん咲きます。そして、水仙の黄色の花もインパクトがあります。そして、今回は、さらに、チューリップを中心とした、春の花壇を充実させようと思っています。

 

子どもたちが、適当に植えた方が、意外に、ナチュラルガーデンっぽくなるような気がします。例年、花を愛でる間もなく、子どもたちが「ママにプレゼントするんだ」と花を摘んでしまうのですが、来春は、目で楽しむ時間を長くとりたいですね。

 

今は、子どもたちとクリスマス発表会の劇「おやゆび姫」のラストシーンでの花畑をイメージしています。(笑)

2019年

12月

02日

フレイル

12月に入り、クリスマス発表会の練習にも熱が入ります。劇の練習では、初めて、先生が合いの手を入れないで、子どもたちだけで、セリフ回しをしました。これがなかなか上出来です。子どもたちの役者ぶりが、順調に育っています。(笑)

 

さて、「フレイル」という言葉をご存知ですか。この意味は、加齢に伴って、心身が衰える状況です。詳しく説明すると、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態で、「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティ)」が語源となっています。日本では、65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされています。

 

フレイルにならないためには、栄養と運動、社会参加を意識することだといいます。入院などの寝たきりのような生活をすると、普通ならば7年かけて落ちていく筋肉が、わずか2週間で失われることもあるそうです。

 

筋肉の維持には、たんぱく質が大事であることから、年をとってからの「粗食」は間違いで、たんぱく質を体重1キロ当たり1グラム以上取ることが、最近では、正しい食事のとり方の定説だそうです。

 

60キロの体重の人では、1日60グラム以上のたんぱく質が必要という計算です。ステーキ200グラムでも、たんぱく質が35グラムですので、肉・魚・豆製品・卵など多くの種類から取らないといけませんね。

 

運動も大切ですが、高齢者は、運動だけする人よりも、囲碁・将棋などの文化活動と、ボランティアなどの地域活動を両方している人の方が、フレイルになる可能性が低いというデータもあるそうです。

 

食事は当然一人より友人や家族と一緒の方が多く食べられます。会話や雰囲気もおかずの1つと言えますね。人生100年時代は、元気に健康に長生きしたいものです。介護されて、周りに負担をかける人生は、避けたいですね。これは、私のような昭和世代から、意識し、努力をしないといけません。自分のためでもあり他人のためでもあります。

 

本日、70歳代と思われる男性が、保育園の入口にある「異年齢保育をしています」のPOPに興味を持っていただき、私に説明を求めてきました。大人になれば、同じ年齢の組織やチームに属することは、まずありません。子どもたちには、異年齢のタテの関係の中で、社会性を学んでもらっています・・・・の説明に、感銘を受けられ、しばらく、子育て論で盛り上がりました。

 

こんな、おじいちゃんが、世の中に増えていけばいいなぁ~と思った次第です。

 

昭和世代のあなた・・・フレイルなんて打ち破るのです。よく食べ、運動し、仲間のある生活を楽しみましょう。

2019年

12月

01日

退職校長がアフタースクール

埼玉県坂戸市内の教会を会場に、小学生を対象とした「アフタースクール」が7年前にできました。海外の日本人学校での勤務体験も持つ、元校長先生が、教員経験を持つ仲間と共に、地域の子どもを見守り、学習を支援しています。

 

平日の午後4時を過ぎると、教会の一室にランドセル姿の小学生が集まります。室内では、4人の元教員が教材の確認、準備を済ませて懇談しています。「一人一人を大事にする」というのが、合言葉だそうです。

 

教員時代は、1クラス30人以上の子どもたちを相手にしていることもあり、これができなかったと言います。勉強だけでなく、おやつタイムは、年齢を超えて懇談する時間となり、子どもたちにとっては貴重な時間となっているそうです。

 

元校長先生は、海外の学校での赴任経験で、公立学校の他、放課後のアフタースクールや、授業前のビフォアスクール、不登校の生徒のためのフリースクールなど、子どもたちにとっての「居場所」がたくさんある国を見てきました。

 

フランスでは、子どもたちにとって、本当に有効な宿題の出し方が研究されているそうです。学校や教員により、宿題の出し方がまちまちで、学習内容を理解しないまま、あるいは宿題をこなせないまま次の単元に進み、授業についていけないことがないよう、一人一人の子どもに合わせた支援が行われています。

 

坂戸市の「アフタースクール」は、月謝を集め、講師にも謝礼と交通費を支払っているそうです。完全ボランティアではありません。

 

イエナプランの勉強会でも、元校長先生がいます。彼は、定年退職後、子どもたちの居場所でもあり、学び合う場所として、学童&塾を融合したアフタースクールを群馬県前橋市で開設しました。小学生と中学生が共に「学び合う」というのが、彼がめざす学びの姿です。異年齢での学び合いが、どれだけ有効であるかは、ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていても明白です。

 

子どもたちを取り巻く環境は、今後さらに多様化していくのでしょう。そんな時代だからこそ、子どもたちが、安心して過ごせる「居場所」も、増えていかないといけないですね。

2019年

11月

30日

日本の国蝶

私の大好きな蝶です。そう、日本昆虫学会が日本の国蝶と定めた「オオムラサキ」です。紫色の鮮やかな羽に魅了されますね。

 

実は、今日、子どもたちとオオムラサキを見に行きました。えっ?冬にオオムラサキがいるの?と思った方も多いと思いますが、保育園の近くにある、日進公園コミュニティセンターで、現在オオムラサキを飼育しているという情報を耳にして、早速行ってみたのです。

 

オオムラサキは、普通の蝶のように、花の蜜は吸いません。カブトムシと同じように、雑木林のクヌギやコナラの樹液を吸います。そこには、スズメバチも集まりますが、オオムラサキは、スズメバチを羽で追い払うこともあるそうです。強い蝶ですね。

 

保育園の屋上では、羽をひらひらさせて優雅に飛ぶモンシロチョウやアゲハチョウをよく春から秋にかけて見かけますが、オオムラサキは、グライダーのように滑空します。羽ばたくときは、羽を「バタッバタッ」と大きな音を立てるので、小鳥と間違えられることもあるそうです。

 

埼玉県内では、嵐山町がオオムラサキの保護に力を入れています。保育園の1回目のサマーキャンプでは、嵐山町のオオムラサキの里を探検しました。

 

成虫としてオオムラサキが羽ばたくのは、6月から8月の間です。産卵後の幼虫は、サナギになるまでに5回脱皮をします。幼虫は、エノキの木の葉だけを食べるそうです。幼虫のままで越冬し、春に食欲が増した幼虫がどんどん大きくなって、夏に成虫になるという1年のサイクルです。紫色の鮮やかな羽を持つのはオスだけだそうです。

 

さて、どうして、冬なのにオオムラサキを見ることができたのか・・・日進コミュニティセンターの職員の一人がオオムラサキの保護活動をされていて、嵐山町から譲り受けた幼虫を飼育していました。室内で飼育していたので、季節の感覚がくるってしまったようで、11月17日に羽化したとのことです。

 

エサは、樹液ではなく、綿にカルピスを湿らせて与えています。良く吸うそうです。子どもたちも、オオムラサキを見て感動です。雑木林の中を舞う姿は、来年夏にサマーキャンプで見ることができればいいかなぁ~と思っています。

 

オオムラサキ・・・どうです・・・魅力が伝わりましたか。

2019年

11月

29日

異色の経歴

今日のクリスマス発表会の練習は、園児全員で踊る「パプリカ」を衣装を着てやってみました。この衣装は、各家庭で、古くなったTシャツにハサミを入れて、個性あふれる衣装を作ってもらいました。

 

見た目の完成度は、様々です。美容師のママのセンスはさすがです。しかし、姉が、弟のためにデザインしたシャツや、園児が自分で作りあげた作品は、大人の作品と比較すると見劣りするかもしれません。でも、職員は、この衣装が完成したストーリーを知っています。まさに、個性色々・・・それでいいのです。

 

さて、昨日のカンブリア宮殿で、元銀行マンが築地本願寺の僧侶として、宗務長となり改革を行っている姿がありました。

 

築地市場が移転する前に、築地をブラブラしたのですが、築地本願寺に何でカフェがあるの?と驚いたことを思い出しました。すべて、元銀行マン僧侶の改革です。

 

税金がかからない宗教法人である寺院は、黙っていてもお布施が入り儲かっているというのは、昔の話で、日本の家族のあり方が変わり、地方では過疎化が進み、今や、日本の半分以上の寺院が、年収300万未満だそうです。

 

築地本願寺も年々参拝客が減少し、じり貧状態でした。元銀行マン僧侶は、「企業も寺院も同じ。古いビジネスモデルでは生き残れない」と、ビジネス視点で、寺の改革を行ってきました。もちろん、古参の僧侶には「寺は金儲けをするところではない」と反発されます。

 

しかし、実績が目に見えてくると、反発が少なくなっていきます。そして、一般企業では当たり前の「顧客主義」を前面に打ち出して、築地本願寺を変えていったのです。

 

よく、「異色の経歴」という言葉が使われますが、案外、改革には、畑違いからの人物の方が大胆な改革が行われるのかもしれませんね。

 

保育園という業界も、子どもたちの成長を担うとともに、お客様である保護者への対応は「顧客主義」でなくてはいけません。待機児童が多い状況で、「子どもを預かってあげているんだ」と勘違いしている保育園も中にはあります。

 

民間企業出身の異色の経歴を持つ(笑)・・・おやじ園長は、「顧客主義」については、保育園でも当然という考えのもと、ブレないでやっていきます。

2019年

11月

28日

学校林に泊まる

今日はうれしいことがありました。卒園児の小学1年の女の子が、学校の持久走大会で、2位の大健闘です。学年で2番です。運動会の徒競走ではぶっちぎりの一番だったので、短距離と長距離の二刀流です。凄いことです。 

 

さて、彼女の通う小学校には、「学校林」があり、自然に恵まれた環境にあります。運動会へ園児を連れて応援に行った時には、この「学校林」で、木登りをして遊びました。

 

しかし、平成28年時点での調査では、全国の小中学校で、学校林があるのは、7%だそうです。都心部の学校では、ほぼゼロですね。

 

しかし、この学校林を上手く活かしきれていない学校がほとんどだそうです。そもそも学校林は、教育のためにできたものとは限らず、古くは木造校舎を建設する際の資材得ることや、学校林で育てた木を木材として収益を上げることを主な目的に設けられたところも多いそうです。

 

せっかくの自然環境ですので、子どもたちのために有効に活かしたいものです。

 

東京都多摩市にある豊ヶ丘小学校では、国士舘大学の研究機関の協力を得て、毎年、校地内にある学校林で2泊3日の宿泊体験を行っているそうです。

 

普段から学校林に慣れ親しんでいる児童も、日が落ちて真っ暗な中、たき火のまきを拾い集めます。各グループには大学生が付き添い、学校林にブルーシートで屋根などを張り、朝までビバーグ(緊急野営)を体験します。

 

子どもたちにとっては、いつも遊んでいる場所ですが、夜を過ごすことで、また違う景色を感じたことでしょう。今年は、50人以上が参加したそうですので、仲間との時間が子どもたちの成長につながったことが想像できます。

 

このように、学校にある資源を活用して、地域を巻き込んでの取組みが、全国に広がって欲しいですね。

2019年

11月

27日

子どもたちと共に生きる喜び

保育園には、来年4月に小学校の先生に復職するママがいます。1歳女の子が、保育園で様々なことを吸収しています。

 

ママの連絡ノートには、今までの環境は、母親と父親との生活が中心でしたが、保育園では、親以外の大人である先生たちとのかかわりが発生しました。また、異年齢の他の園児たちとの集団生活で、着実に成長しているというコメントがありました。

 

産休、育休前の教員としての仕事の中で、子どもたちが育っていく様をずっと見ていた経験からくるコメントだと思っています。

 

そんな、先生の仕事ですが、「多忙な仕事の代表」のようなレッテルを貼られて、若者の教員志望が減っているのが実態です。当り前ですが、仕事のやりがいと、忙しい、忙しくないは、全く別問題ですね。

 

今日は、若い世代に教員の仕事の良さを感じてもらおうと、現役の先生のコメントを集めました。

 

「私は、子どもたちに支えられています。子どもたちから元気をもらっているのです。われわれ教師は、子どもたちと支え合っているのです」

 

「子どもたち・・・とてもかわいいんです。かわいくて仕方ないんです」

 

「30年近く前に担任した教え子から、素敵なプレゼントをもらいました。ライターになっている子が『恩師』である私の本を書いてくれたのです。思いがけないプレゼントに、感動してしまいました・・・」

 

まだまだ、現役の先生のコメントは山ほどあるでしょうが、教師は、子どもたちと一緒に

生きているのです。「お互いに人として、共に生きている」と思えることが、教師としての生きがいであり、最高の喜びなのです。

 

生きがいは、仕事以外にたくさん見つけることができますが、仕事の中に生きがいがある人生は、楽しい人生ですね。若い世代にとって、魅力ある仕事だと私は思っています。

 

もちろん、保育園の仕事も、子どもたちと共に成長する実感と、その成長を共有する保護者とのかかわりが、私の喜びです。

2019年

11月

26日

数字の裏にある真実

今日の寺子屋は、クリスマスカタログを見ながら、「サンタクロースにお願いしたいおもちゃを選んで、その理由も一緒に発表してください」を行いました。カタログには、たくさんのおもちゃがあるので、子どもたちは大いに盛り上がったのですが、年長園児には、自分が選ぶおもちゃではなく、ペアを組んだ相方が選ぶおもちゃを考えて・・・が課題です。

 

年長にもなると、友だちの好きなことをちゃんと観察しているようで、マニアックな恐竜のおもちゃを選んだ子は「○○君は、クイズ王だしこだわりがあるので、仮面ライダーとか、みんなが選ぶようなものは欲しくないと思ったので、これにしました」と、なかなか的を得た答えです。

 

「○○君は、普段からポケモンが大好きで、ポケモンゴーもやってるから、このポケモンソードにしました」「○○ちゃんは、ローラースケートが得意でスポーツが大好きだから、このキックボードにしました」などなど、素晴らしい回答が続出です。

 

さて、中学校のいじめの公立と私立の比較を文科省の統計から見てみましょう。

 

いじめの認知数は、私立よりも公立で多いというデータが出ました。生徒1000人あたりの認知件数は、公立は31.5件ですが、私立は11.9件となっています。

 

この数字を見て、「お金はかかるけど、やっぱり、自分の子どもは、公立よりも私立を中学受験させた方がいい・・・だって、いじめのリスクが少ないから・・・」と考えたあなた。「ちょっと待った!」です。

 

公立中学校は、教育委員会の指導もあり、「学校にはいじめが必ずある」という前提で、いじめの把握には本腰が入っているのが、実態です。それに対して、私立中学校は、生徒募集に響くので「うちの学校にはいじめが多くある」なんて、決して言えませんね。

 

実際、私立校のいじめ対応には不満が多く、公立でいう教育委員会のような指導機関が必要だという声もあるそうです。少し、うがった見方かもしれませんが、私立校は、問題のある生徒は退学させればいいと考えている学校もあるかもしれません。人事異動もほとんどないことが、マンネリ化の根源になっているとも言われています。

 

私は、世界の共通語は、英語ではなく「数字」だと思っています。企業がプレゼンテーションを社内外で行うにも、数字によるデータの裏付けが必要不可欠ですね。「多い・少ない」という言葉は、人によって受け止め方はまちまちですが、100キロの体重といえば、誰もが巨漢をイメージすることができます。

 

しかし、このいじめの公私比較のように、裏側にある真実が隠れている数字が時にはあります。ここを私たちは、見落とさないようにしないといけませんね。難しいことかもしれませんが、真実は、必ず一つなのです。(どっかで聞いたセリフかな?)

2019年

11月

25日

親子でボランティア活動

屋上での「自転車に乗れたぞ!」ラッシュが続いています。先週、2歳8カ月の新記録が出てから、子どもたち同士の影響力が爆発しています。

 

今日も、4歳女の子、5歳男の子・・・そして、まだ寺子屋前の3歳男の子も自転車に乗れました。寺子屋園児19名中17名が乗り、園児全体でも20名が補助なし自転車に乗れるようになったのです。0歳児を含めた園児の半分が自転車クリアという凄いことになっています。

 

今日の3人も、自転車免許証を大切にノートにはさみ、おうちに帰ったら飾るそうです。3歳男の子のママは、「○○くんが自転車に乗れたよ・・・」とお迎えの時に話をすると、???のキョトン顔です。「えっ・・何ですって?自転車に乗れたんですか?」というリアクションです。(笑)

 

さて、この秋の台風や大雨で多くの被災地では、ボランティアが活躍しました。

 

茨城県古河市の中学校では、生徒会が呼び掛けて、親子でのボランティア募集に、50人ほどがすぐに集まり、栃木県佐野市で個人宅の床下から泥をすくい上げ、土のう袋に入れて屋外に運び出すなどの作業にあたったそうです。

 

中学生の参加を認めているボランティアセンターは、保護者の同伴を求めているところが多いそうです。この中学校は「私たち生徒だけでは受け入れてもらえないので、保護者同伴で、たくさんの人にボランティアに来てもらいたい」と生徒会が中心い動いたそうです。

 

子どもが中学生になると、なかなか親子一緒に行動することが少なくなってきます。私も、長女が中学生になると、家族のキャンプがなくなりました。長女抜きで、下の子二人を連れて、出かけるようになったものです。

 

中一の壁は、親子で出かけなくなることでもあるようです。しかし、中学生になれば、親の背中はより深く洞察することができるようになります。考えも深まりますね。そこで、ボランティア活動という行為を切っ掛けにして、共通の行動が取れるのも、親子関係の上でも大きなプラス要素ですね。

 

親子でのボランティア活動は、困っている人を助けることが大きな目的ですが、親子の絆が深まるという効果もあるようです。

2019年

11月

24日

日本一の長い廊下

長いというのは、何かと人々の心をとらえるようで、私も中学3年の修学旅行で見学した、京都「三十三間堂」は、日本一長いお堂を持つ寺院としても有名です。長さは120メートル・・・そこに、およそ1000体の仏像が並んでいます。千手観音をずっと眺めているだけでも飽きませんね。観音像の顔の表情は1つ1つ違っていて、三十三間堂には、必ず自分に似た顔があると言われています。探してみるのも楽しいですね。(笑)

 

川越の菓子屋横丁を歩いていると、杖の長さくらいの「長~いふ菓子」が売られています。食べづらいのに思わず買ってしまうお土産です。サービスエリアには、「長~いバウムクーヘン」が売られていました。味はともかく、話題性では付加価値100点です。

 

四国は愛媛県に、1988年まで現役で活躍していた、宇和島小学校の長い廊下が今でも保存されているそうです。「日本一長い木造校舎の廊下」だそうです。

 

12の教室を結ぶ木造校舎は、長さ109メートルもあるそうです。100メートル走もできますね。今、学校の先生がやると「体罰」とされてしまうのでしょうが、私が小学生の頃に当たり前に行われていた「廊下に立ってなさい!」が、12クラスで行われれば、廊下にはざっと数十人の子どもたちが並ぶことになりますね。(笑)

 

さて、この日本一長い木造校舎の廊下では、毎年小学校低学年から大人まで、10クラスで100メートルの雑巾がけレースが行われているそうです。今年も10月に行われて、17秒38の新記録で26歳の男性が総合優勝したそうです。なかなか速いタイムですね。

 

保育園でも、雨で屋上遊びができない時は、教室内のミニ運動会となり、雑巾がけレースは定番種目です。いつか100メートルに、子どもたちを挑戦させたいですね。(笑)

 

学校の廊下には、子どもたちの様々な思いが詰まっているようで、とても大切な場所のような気がします。私も、休み時間には、廊下でほうきをバットにして、よく野球をやっていました。

 

最後に・・・長いものに郷愁を感じるのはいいですが、「長い物には巻かれろ」というのは、子どもたちには教えたくないですね。(笑)

2019年

11月

23日

ポリぶくろ、1まい、すてた

今日は、アフリカでの実話をもとに語られた、「ポリふくろ、1まい、すてた」という絵本の話です。

 

アイサトさんは、ヤシの葉で編んだカゴを頭に乗せて、そこに果物を入れて歩いています。村の近くまで来たところで、カゴが壊れて果物が転がり落ちます。そして、初めて見るポリ袋を見つけ、詰め替えて帰りました。

 

家に帰ると、おばあさんが町ではこの袋が増えているので困っていると言います。

 

ある日、アイサトさんは、袋を振り上げると、破れて中のものが飛び出し、新しい袋に詰め替え、破れた袋は捨てます。ある時、村のヤギが袋を食べて死にます。これを機に、アイサトさんはごみを減らすために友人と一緒に袋を洗い、ヒモにして財布を作って売り、その資金でヤギを買います。

 

海底一万メートルの深海からプラスティックごみが見つかったという報道がありました。様々な企業が、ビニール製のストローを廃止・・・紙袋に変更・・・といった、企業アピールも兼ねた対策を行うようになり、プラスティックごみのリサイクル運動への関心がますます高まっています。

 

しかし、子どもたちには、リサイクルが・・・と、説明を始めても???となってしまいますね。この絵本は、そんなリサイクルのことを子どもたちに伝えるには分かりやすいですね。

 

絵本は、アフリカの小国ガンビアで、プラスティックごみのリサイクル運動に実際に取り組んだ若い女性の実話がベースです。私たちもできる取り組みというのが、大事ですね。

 

「地球環境を守る」と大義名分をかざして、子どもたちに「○○しよう」と教えるよりも、私たち大人たちが、「素敵な生き方」として、ゴミとの付き合い方や買い物の仕方・・・などなど、生活を通じて、子どもたちに伝えることが大切なような気がします。

 

最近の素敵な「買い物の仕方」は、棚の奧から日付けの新しい商品を選ぶのではなく、すぐに食べるのなら、手前の商品から選ぶ・・・食品ロスを出さない取組みですね。

2019年

11月

22日

学校「カフェ」

クリスマス発表会の演目で、園児全員で「パプリカ」を踊ります。小学校の運動会でも、低学年のダンスになっていることが多かったですね。ただし、運動会の場合は、どうしても体操着がベースになるので、衣装としては、地味です。

 

そこで、クリスマス発表会では、統一の衣装ではなく、子どもたちそれぞれが、Tシャツなどにハサミで切込みを入れて、オリジナルシャツを保護者に作ってもらうことにしました。「個性いろいろ」で楽しみます。

 

小学生のお姉ちゃんがデザインしたシャツがあったり、美容師のママは、切込みを結んで、センスを感じる素敵なシャツが完成です。ネックレスなどのワンポイントは、子どもたちが寺子屋の時間などに作成します。

 

「パプリカ」を歌うフ―リンのメンバーに負けないくらい、素敵な衣装になるでしょう。ダンスの方は、今、本番でも大丈夫なくらいに完成しています。(笑)

 

さて、東京の西東京市では、9校ある公立中学校のうち、7校で「学校カフェ」があるそうです。

 

放課後は、部活や塾で忙しく、ネット上でも対人関係に気を使う中学生たちが休める場所を校内につくりたい・・・がきっかけで、今から4年前に一校目ができたそうです。

 

運営をしているのは、各校のPTAや民生委員、社会福祉協議会など、学校ごとに人数も構成比率も実施頻度も様々だそうです。カフェで提供するコーヒーや乳酸菌飲料はフードバンクからの提供や市からの助成金で賄っているとのこと。

 

そして、実際に使用する生徒は、多い時には200人にもなるそうです。「カフェには毎回来ている。ここは普段遊ばない人とも交流できる場所。スタッフとも談笑をする。スタッフとは、地域のイベントで会った時にもあいさつするようになった」とある生徒は話します。

 

カフェでは、生徒同士だけでなく、地域の大人とも関わります。親や教員以外と交流することで、子どもたちは、圧倒的に視野が広がります。大人になるまでの大事な経験になりますね。地域の大人たちも、子どもたちと触れ合うことで、生きる楽しさを感じているのかもしれません。

 

学校の役割は、今後どんどん多様化していくのです。

2019年

11月

21日

生徒会活動

今日も屋上では、自転車の練習が活発に行われています。まだ寺子屋前の3歳女の子は、マイヘルメットを持ってきました。「このヘルメットをかぶって練習するの・・・」とやる気満々です。

 

ストライダーをスイスイ乗りこなすので、「自転車やってみるかい?」と誘ってみると、少しためらいます。昨日、自転車の練習で、スタートで転んでしまった事が、恐怖体験として残っているようです。こんな時は、本人のやる気を待つだけです。自転車に乗れるようになるのも、そんなに簡単ではありません。

 

さて、中学生になると、生徒会活動がありますね。学校によって、様々でしょうが、私の子どもたちが通った中学校では、中学2年生が生徒会長として、毎年2人以上が立候補します。当然選挙となるのですが、候補者は、きちんと選挙活動をし、「○○をして学校を盛り上げますので、私に一票を・・・」みたいな演説もあるそうです。

 

ある中学校は、生徒会役員が、生徒の悩み相談に応じるカードを生徒に配布するなど、自主性を重んじた活動を続けています。月1回の朝礼も、整列から終了まで生徒だけで運営するそうです。始業式や卒業式では、校長挨拶だけでなく、生徒会長挨拶も行われます。

 

また、ある中学校では、11月に行われるマラソン大会をより良い大会にするにはどうするか・・・ を生徒会が中心となり、生徒全員が班ごとに分かれて意見を交わします。

 

「メッセージが書かれたゴールテープを作る」「コースの掃除をする」「地域の人が提供してくれる食事の後片付けを手伝う」などの意見が出てきます。「議論を通じて、案がどんどん良くなっていくのが面白い」とある生徒が言います。

 

生徒会活動などの特別活動は、個人の勉強と違って集団でなければできない活動です。1つの目標に向かって、みんなで議論をし、合意形成を図ることは、将来社会に出た後も大いに役に立つ経験であることは言うまでもありませんね。

 

中学生になれば、生徒に任せて、生徒が主体の活動がどんどん広がっていきます。そんな、中学校が増えていくとうれしいですね。

2019年

11月

20日

「いいこと」探し

昨日、2歳8カ月の「自転車に乗れた」新記録は、多くの園児たちに影響を与えています。今日も、5歳男の子と4歳女の子が、自転車免許証を交付されました。これで、17名の園児が自転車に乗れることになりました。なかなか凄いことですが、子ども同士の影響力が、大きな要因です。

 

子どもたちの「いいこと」探しをしようという考えは、どこの幼児保育施設でも、昔から言いつくされたことではあります。しかし、それには、私たち大人たちが、前向きでポジティブな姿勢が大切であることは言うまでもありません。

 

先日の台風19号で、多くの保育園が被災しました。ある保育園も、建物には浸水した跡が残り、園庭には粘土質の泥があふれています。片付けもなかなか進まない状況です。そんな状況でも、その保育園の園長は「今もこうして生きていられるのは、運が良かった。これを機会に保育環境を変えるんだ」と前向きな姿勢だそうです。

 

社会において、組織のリーダーは、前向きな姿勢でないと、周りの人がやる気をなくしてしまいますね。

 

1つの例ですが、「最近の保護者はどうですか」と質問をしたところ、「最近の親はなれなれしい」と保育園の職員が答えたそうです。そこで、「最近の保護者のいいところはどこですか」と質問を変えたところ、答えが「フレンドリー」となったそうです。

 

「なれなれしい」も「フレンドリー」同じことですが、フレンドリーの方が、ポジティブな印象になりますね。保育園の職員は、保護者に対しても「いいこと」探しが大切なのです。

 

ポジティブシンキング・・・常に、そうありたいですね。その方が、人生はたぶん楽しいかな~

2019年

11月

19日

新記録達成!2歳8カ月

今日は、保育園ホワイトきゃんばすで6年ぶりに記録が更新されました。2歳8カ月の新記録とは、補助なし自転車に乗れた年齢です。

 

昨日までの記録は、2歳10カ月です。これを達成した男の子は、今は小学校3年生になっています。しばらく、この記録は抜けないかなぁ~と思っていましたが、本日、男の子が快挙を達成です。

 

週末に、パパママの猛特訓が行われたそうですが、今日は、100メートルは乗り続けることができました。屋上は、職員と園児たちで大盛り上がりです。さらに、つられる様に、3歳男の子、3歳女の子の2名も、2歳男の子の影響で、あと一歩の勇気を絞り出し、自転車に乗ることができました。保育園での子ども同士の影響力が発揮されたシーンです。1日で、3人の園児の自転車クリアは、初めてのことです。

 

さっそく、ホワイトきゃんばす名物の「自転車免許証」を交付しました。たった1枚の免許証・・・実社会では、まったく効力をもたない免許証ですが、子どもたちは、大切にしてくれます。給食タイムは、自転車免許証をどこに置いている?の話で、子どもたちは盛り上がっていました。「テーブルの上にいつも置いてる」「冷蔵庫にマグネットで貼ってる」「宝物箱にしまっている・・・」という会話が続いていました。うれしいですね。

 

こうなると、寺子屋園児全員が自転車に乗れるように・・・という思いが園長の心に浮かんでしまいました。19名の3、4、5歳児の寺子屋園児のうち、すでに13名が自転車に乗れます。寺子屋前の園児2名を合わせると15名が自転車クリアです。

 

あと寺子屋園児6人・・・もちろん、自転車に乗れないことは悪いことでもありませんし、園長が強要するものでもありません。本人の気持ちがどうなのかが大切なことです。

 

今日の寺子屋の時間は、自転車教室にしたのですが、まだ乗れない4人に聞きました。「自転車に乗れるようになりたいかい?乗りたくなかったら、いやだと言ってね」すると、全員が目を輝かせて「乗れるようになりたい!練習する!」と言ってくれました。

 

ここからが大切です。今日は、乗れる園児12人が、みんなで教え合いながら4人をフォローしました。園長は、「がんばれ!」の声を掛け、見守るだけです。

 

4人は、今まで、自分から自転車の練習をすることがなかったので、今日は、ストライダーでバランス感覚を身につけ、補助付き自転車でペダルをこぐ感覚をマスターします。ストライダーで先導し、コツを教えたり、「ペダルをもっと速く・・・足をまわして!下を向かない・・・前を見て走って!」と子どもたち同士で、声を出しています。

 

私は、学び合いならぬ、自転車の教え合いの光景を見ているだけで、うれしい気分に浸っていました。これぞ、チームワークです。

 

自転車に乗れる乗れないは、大きな問題ではありません。こうして、自転車を通じてチームワークが生まれることが、とても大事なのです。本当に、寺子屋園児全員が乗れるようになる気がします。

2019年

11月

18日

日本ならではの保育

日本の野球が、再び世界一になりました。昨日は、久々に、プレーボールからゲームセットまで、じっくりと、日本対韓国の決勝戦を満喫しました。いい試合でしたね。10年前の世界一は、第2回WBCです。イチロー選手の劇的なヒットが今でも印象に残ります。

 

私の世代の少年時代は、毎日巨人戦のテレビ中継があり、子どものスポーツの選択肢は、断トツで野球でした。私も、野球小僧でした。後楽園球場の試合で、中日や阪神、広島が宿泊するホテルに行って、選手のサインをもらったりもしました。私が小学生の時に、当時新人だった中日ドラゴンズの田尾選手にサインをもらったことを今でも覚えています。王選手の756号世界記録も後楽園球場で観戦しました。

 

ところが、様々なスポーツが楽しまれる時代となり、野球以外のスポーツのプロ化が進みました。先日は、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がり、野球のプレミア12は、少し寂しいスタートでしたね。

 

しかし、昨日の試合を見れば、子どもたちが「野球をやりたい!」と思ってくれるでしょう。野球少年だった私は、ニンマリしているのです。(笑)

 

さて、OECDの2018年国際幼児教育調査では、日本ならではの保育結果が示されました。「子どもの言語、基本的な読み書き能力、数的能力を伸ばす取組みは?」について、多くの国が「歌やリズム遊びをする」だったのに対し、日本は「子どもの目線に合わせる」「子どもたちが互いに話すように促す」という保育者の意見でした。

 

これは、保育者が子どもに何かを教えるというよりも、子ども中心の保育哲学が日本では大切にされていると言えます。

 

また、「子どもの社会情緒の発達を促す取組みは?」では、多くが「子どもたちが互いに助け合うよう促す」に対して、日本は「子どもの遊びに加わりながら楽しむ」だそうです。

 

これは、子どもたちが遊びを楽しむには、保育者も共に楽しむことが大切であるという考え方が、根底にあるのかもしれません。

 

それぞれの国で、それぞれの保育が行われているのですが、日本の保育は、子どもたちの遊びを大切にし、そこに保育者が寄り添っているという感じですね。

 

ホワイトきゃんばすでは、子どもたちが社会に出てからの姿を見据えていますので、時には激!や喝!が入りますが、いつも子どもたちの笑顔であふれています。(笑)

2019年

11月

17日

木を見て、森も見る

「離れて見る森は、全体が緑で覆われて、太陽が照れば明るくなり、風が吹けば同じ方向になびいてている。しかし、森の中に入って見ると、木の1本1本の様子が全然違っている。空に向かって真っすぐに伸び、太陽の光を浴びてきらきら光っている木もあれば、立派に成長している木の間に埋もれるように立ち、あまり光が当たらない場所で、ひっそりと生きている木もある。風が吹いた時の揺れ方もみんな違う」と、ある校長先生は言います。まったく、おっしゃる通りです。

 

10月に行われた、保育園の運動会・・・「みんな頑張ったね!」と、「みんな」という言葉で集団に語り掛けます。しかし、そこには、一人一人の、練習からのストーリーに目を向ける必要があります。

 

「練習では、一度も勝てなかったけど本番では勝つことができたね」だったり、組体操では、ピラミッド全員成功は、何十回もやった練習では一度もできなかったことでした。そんな、一人一人の姿をきちんと理解しながら、全体での「頑張った」も同時に大切なのです。

 

「みんなで頑張った」という経験は、仲間と協力してチームワークを作り上げたという貴重な経験であり、数値化されない、非認知能力でもありますね。

 

そして、今、まさにクリスマス発表会に向けた練習を行っています。「練習が終わらないと、屋上で遊べないぞ!」と子どもたちに激を飛ばしながら、ホワイトきゃんばすでは数少ない「一斉保育」状況になっています。

 

運動会やクリスマス発表会の練習は、ガチガチの一斉保育で、屋上遊びに見られるような「見守り保育」ではなくなります。その中で、子どもたち一人一人の動きと同時に、全体のバランスも一緒に見ることになります。

 

「木を見て、森も見る」まるで、二兎を追うような感じですが、クリスマス発表に向けて、両方大事なのです。

2019年

11月

16日

寄付金の増加

今日も来年度入園希望で、パパママと1歳女の子が見学に来ました。卒園児の小学生が、在園児に遊びを教えているシーンに、驚いています。0歳児から3年生まで9学年のタテの関係です。

 

そんな小学生は、クラスでの人間関係の話をしてくれます。「○○くんは、勉強ができるので、算数を教えてもらってるんだ・・・」「〇〇ちゃんは、ぶりっ子で、先生の前ではいい子になるの・・・私は苦手だなぁ~」といった感じです。私は、ニコニコしながら「そうなんだ~」とずっと聞き役になります。

 

私の次女が小学生の時に、小さい時によく遊んでいた子と全く遊ばなくなったので、「最近○○ちゃんと遊ばなくなったんじゃないの?」と聞くと、「だって、ぶりっ子だから嫌になっちゃった」と言った時と、松田聖子さんのデビュー当時以来、この「ぶりっ子」という言葉を聞きました。(笑)

 

さて、今日は寄付金の話です。

 

一世帯当たりの寄付金の年間支出金額は、平成22年までは、3000円前後で推移していましたが、平成30年には、4506円までに上がっているそうです。助け合いのスプリットが寄付金の額に出るのであれば、日本人の「助け合い精神」がアップしているのかもしれません。

 

地震、台風などの天災への金銭的な支援が確実に増えているのでしょうし、パソコンやスマホでネット募金やクラウドファンディングに善意を寄せていることも大きいようです。

 

年齢別に見ると、寄付金の支出額が増えているのは30~50代のネットを頻繁に活用する世代です。30代では、10年間で6倍以上の伸びです。もちろん、返礼品目当てのふるさと納税も含まれています。

 

今後、この日本人の善意が、右肩上がりにアップしていくのであれば、学校の教育実践や研究に多くの寄付が集められるようになって欲しいですね。小学校、中学校の予算は、現状維持か減らされる傾向にあります。PTAの繰り越し余剰金が、部活動の費用などに充てられるのが実態でもあります。

 

「うちの小学校は・・・子どもたちのためにこんなことをやります!」とクラウドファンディングでアピールする時代になってくるのかもしれません。

2019年

11月

15日

教科書のない特別活動

千葉県八千代市立大和田小学校5年3組の学級会・・・テーマは「学級の文化祭をやろう」です。

 

黒板には、「合奏」「ダンス」「クイズ」など、子どもたちが出し合った案が、短冊に書かれて貼られています。児童が次々に手を挙げ、どの案がいいか、理由とともに発言します。司会の児童が合意を求め、縄跳び、劇など、他の出し物も次々に決まっていきます。

 

担任の先生が口を開いたのは、最初と最後と事前になかった案が出され、黒板記録が間に合わなかった時だけだそうです。「自分たちで決めると、頑張ろうという気持ちになる」と児童の一人が言います。

 

実は、かつて、この小学校は、子どもたちの規律意識が低く、欠席も多かったそうです。そこから、改革がスタートしました。具体的には、①意見を「出し合う」②根拠を示しながら「比べ合う」③少数意見を生かしながら意見を「まとめる」という3段階の討議法を学校全体で徹底し、話し合いの充実を図ったそうです。

 

こうして、話し合いを充実させ、みんなで決めて実践するようになると、子ども同士が仲良くなり、自分たちだけで自発的に動くようになったといいます。

 

大人になった私たちは、いつも感じていますが「折り合うこと」は、人と人のコミュニケーションには、とても重要と分かっていますが、難しいことです。この小学校で行っていることは、子どもたちが社会に出てから通用することでもあります。

 

今では、大和田小学校の校内授業研究に全国の学校から参加があるそうです。そして、この小学校出身の子どもたちが進学した中学校では、学級会を積極的にリードする姿が多く見られるそうです。

 

異年齢保育で鍛えられた、ホワイトきゃんばすの卒園児たちが、小学校でクラスを取りまとめたり、人前で積極的に発言する姿を多く見ますが、大和田小学校の卒業生は、大人になってもきっと活躍するのでしょう。

 

このような取組みが、ますます増えてくことを期待したいですね。