2019年

12月

07日

先輩の影響力

今日の保育園では、これぞ、タテの関係というすばらしい活躍がありました。

 

小学校3年の女の子・・・朝から、小学校での出来事をたくさん話してくれます。担任の先生が、今月誕生日だそうです。そこで、彼女は、サプライズバースデーを企画します。男子は、おしゃべりですぐに担任に話してしまうので、まずは女子たちを巻き込みます。

 

メッセージカードや歌のプレゼント・・・ピアノは、男の子で、楽譜を見れば何でも弾ける○○君に「ハッピーバースデー♬」をお願いしたそうです。彼は、口が堅く、他の男子には漏れないとのことです。

 

担任の先生には、当日の行間休みに、クラスでやりたいことがあるので、先生もいてくださいと、声をかけているそうで、今は、着々と準備を進めています。

 

小学校3年生にして、この企画力と、段取り力に、あっぱれですね。彼女の凄いところは、自分だけが突っ走るのではなく、上手に周りを巻き込んで、みんなで成し遂げるという気持ちにさせてしまう事です。私は、これを社会人の大人になって、ようやく習得しましたが、彼女は、小3です。卒園児の活躍には、涙が出るほど嬉しいおやじ園長です。

 

さて、この話を横で聞いていた、年中5歳の女の子・・・彼女ものやりたい事ができれば、先生の指示を待たずに、どんどん自分で実行することができるタイプです。しかし、他の子のために一肌脱ぐレベルまではいっていません。(年中園児なら誰でもそうですが)

 

しかし、先輩の話を聞いて、みんなのために何かをしようと思ったようです。朝のお片付けタイムの音楽をかける前に、彼女は、小1女子の先輩の力を借りて、二人だけで、おもちゃなどの片付けを終わらせてしまいました。

 

「園長先生・・・もう、片付けちゃったから、朝の会ができるよ~」と笑顔で言います。実は、彼女は、お片付けタイムで、さぼりの常習犯でした。(笑)

 

今日は、おやつと給食の「いただいます!」の挨拶は、全て彼女がやって、当番も積極的に行ってくれました。園長からは、「あーしなさい、こーしなさい」は、一度も言っていません。すべて、小学校3年の先輩の話を聞いて、自分でとった行動です。

 

タテの関係の影響力は、保育園では、様々な場面で見ることができますが、今日もうれしい姿を見ることができました。本人たちをほめたたえ、保護者に伝えるのが、私の仕事です。

2019年

12月

06日

食品ロス削減に本腰

ユリの木の実であることが判明しました・・・というのは、秋に園児が公園で見つけてきた木の実の名前がずっとわからないままになっていました。こういう状態は、スッキリしませんね。(笑)

 

ユリの木は、何十メートルにもなる大木です。うちわをギザギザにしたような大きな葉で、夏には、ユリというよりも、チューリップのような赤い花を咲かせます。そして、秋には実になり、紅葉もする落葉樹でした。これで、一生ユリの木は忘れませんね。

 

さて、私がもし、プロの腕前を持つ料理人で、店を出すとしたら、「1日10組限定・・・シェフのおまかせディナー」のみでいきたいですね。こうすれば、作りたい料理の材料をじっくり選び、その日の人数が決まっているので、ロスが出ません。その分、いい材料を使うことができて、お客様も喜ぶ・・・というシナリオです。

 

年末を前に、食品ロス削減について、各企業も本腰を入れているようです。その背景には、お客様の意識の高まりもあります。家での食材を無駄にしないだけでなく、食品ロスにつながらない買い方も行います。牛乳は、新しい日付けを奥から選んで買うのではなく、手前の直近のものから買うといった行動です。

 

コンビニのファミリーマートは、この夏、土用の丑のうなぎの蒲焼を完全予約制で行ったところ、売上は前年割れとなったものの、廃棄ロスが大幅に減少し、利益が改善されたようです。今後は、クリスマスケーキや恵方巻でも同じように、予約制が導入されます。

 

クリスマスケーキの販売方法も、あいまいな需要予測で、たくさん発注して売れ残りを出すよりも、「限定○○個」の売り切れごめんスタイルが増えています。かつてコンビニでは、12月25日の夜に、値引きされたクリスマスケーキを見ることがありました。安い買い物でしょうが、せっかくのクリスマスケーキのありがたみが半減しますね。

 

クリスマスケーキのようなイベント性の高い商品は、家族で「どれにしようかな?」で、楽しんで選び、予約をして買いたいものです。

 

私が営業マンだった頃は、「ロスを出すよりもチャンスロスを出す方がいけない!」と、担当店に喝を入れて、「声出しと気合で売り切るんだ!」で、売上アップを狙う営業マンでした。今は、考え方も変わってきました。(笑)

 

人は変われるものですね。地球環境や資源について、そして、食品廃棄ロスを出さないという気持ちは、高くないといけません。

2019年

12月

05日

「SAKE」を世界へ売り込め!

クリスマス発表会の練習を毎日のように行っているので、子どもたちが、おうちでママパパの前で、劇のセリフやダンスを披露しているようです。友だちのセリフだったり、0・1・2歳の、自分が踊らないダンスも家では、楽しそうに踊っているそうです。

 

保護者にとっては、その1つ1つをパズルのピースのように、組み合わせて、全体像を想像しているのでしょう。(笑)

 

さて、埼玉県の蓮田市には、日本が誇る酒蔵があります。神亀(しんかめ)酒造という、小さな酒蔵です。この酒蔵は、日本で初めて「うちでは純米酒しか作りません」を行ったのです。純米酒とは、原料が「米・米麹」だけのお酒です。

 

戦後、日本酒需要に対応するために、米・米麹だけでなく、醸造アルコールや糖類を混ぜて、水増しした、廉価な酒が主流となりました。しかし、神亀酒造は、「本物の酒を造るんだ」という信念を持って、全量純米酒の酒蔵となったのです。

 

私の仲間の奥様は、無類の日本酒好きですが、純米酒しか飲みません。私も、自分で買う日本酒は、純米酒だけです。

 

しかし、国内の日本酒市場は、人口減や、様々なお酒がチョイスできる環境では、縮小傾向です。そこで、日本酒「SAKE」を世界に売り込めという流れが起きているそうです。

 

今人気の「獺祭(だっさい)」のように、米を3割まで磨いて、ワインのような口当たりの酒や、シャンパンの代わりにと、スパークリング日本酒が、外国人にも好評のようです。でも、これだけでは、まだ弱いですね。

 

そこで、日本酒の付加価値を上げるために、酒蔵の見学ツアーを行うところが増えているそうです。ターゲットは、もちろん外国人です。東京都福生市にある石川酒造では、英語が話せるガイドが常勤しています。2012年に、英語ツアーを始め、当初の海外客は年間わずか400人程度だったのが、昨年は、2000人だそうです。今年は、ラグビーワールドカップ効果もあり、プラス1000人を見込むそうです。

 

私も、義母が住む福島県の酒蔵を多く見学しましたが、杉玉の魅力と、何百年続いた伝統に、気持ちは、ワクワクドキドキです。外国人だったら、日本酒自体の出会いも初めての場合が多いでしょうから、日本酒作りの工程は、衝撃的でしょうね。

 

今や、酒蔵は観光資源とも言えます。東京オリンピックで、来年は多くの外国人が日本を訪れます。日本酒が、ビールやワインのように、海外で当たり前のように飲まれるような時代もすぐそこまで来ているのかもしれません。

 

そして、私が大好きな日本酒の飲み方の「ぬる燗」で和食を食べる外国人も増えて欲しいですね。

2019年

12月

04日

大根の「味」

今日は、9月にタネイモを植えた、ジャガイモを収穫しました。天気も良く、お日様の下で、子どもたちは、思いっきり土に戯れ、わいわいガヤガヤ楽しく、おいも掘りです。

 

じゃがいもは、3月にタネイモを植えて初夏に収穫と秋植えの初冬収穫と、年に2回楽しむことができます。今回の収穫は、夏の収穫よりもビッグサイズが揃いました。しばらく置いて、食べ頃になってから、子どもたちのお土産と、給食と、年明けの屋上で行う「芋煮会」で食べます。

 

そして、大根も大きくなってきました。大根の葉には、モンシロチョウが卵を産み、アオムシが葉を美味しそうに食べています。子どもたちは、はらぺこアオムシと呼んでいます。

 

保育園で飼っていた、アオムシが、ざっと10匹、サナギになりました。自然界では、幼虫かサナギで越冬して、春にモンシロチョウとなるのですが、室内のサナギは、たぶん季節を間違えて、冬にモンシロチョウになるかもしれません。先日、日進コミュニティセンターで季節を間違えて羽化した「オオムラサキ」を観察しましたが、保育園では、冬の間、モンシロチョウを飼うことになるかもしれません。子どもたちの楽しみが、また一つ増えそうです。(笑)

 

さて、今日は、そんな大根の話です。大根の葉は、アオムシが食べるだけでなく、みそ汁にして食べたり、無駄にしたくありませんが、白い大根の部分は、部位ごとに「味」に違いがあります。

 

主婦の方からは、「そんなの常識!」と言われそうですが、葉に近い上部は、歯ごたえがあって甘みがあります。サラダや漬物など、生で食べるとおいしいですね。

 

中央部は、きめ細かくて柔らかいので、煮物に適しています。しっぽの方は、辛みが強く線維が多いので、ダイコンおろしや炒め物におすすめです。

 

これから寒さが厳しくなると、大根がおいしい季節になってきますね。子どもとの料理も、この大根の部位ごとの違いや料理が話題にできると、また、楽しい食育の会話になることでしょう。

 

あぁ~今晩は、大根・・・食べたくなってきましたね。

2019年

12月

03日

春の花壇

今年のクリスマス発表会も、ボランティアのママ達に活躍していただいています。今日は、「赤ずきん」のおばあちゃん役の衣装がアップしました。園児が着るので、「かわいいおばあさん」になるのですが、「おぉ~すごいなぁ~」と、他の園児も歓声を上げるほどの素晴らしい出来栄えです。

 

ハロウィーン仮装パレードでも、「チアダン」の手作り衣装を娘に着せたママは、ここ数日は、衣装作りで子育て放棄(パパが頑張った)状態だったようで・・・(笑)、ありがたい話です。

 

さて、今日は、屋上の花壇スペースに、球根を植えました。この花壇には、昨年もチューリップを植えたので、その球根を使います。しかし、来春は、もっと賑やかな春の花壇にしたいと、チューリップの他にも、何種類かの球根を用意しました。

 

チューリップだけでも、バンダイク・ミスティックバンダイク、ストロングゴールド、バクリライラックワンダーに普通の赤・白・黄色・・・クロッカス・ムスカリ・水仙・カマッシアを子どもたちが、球根の種類もわからないまま、好きな場所に植えました。

 

子どもたちの行動は、不思議です。なぜか、球根の皮をむいてしまうのです。チューリップの外側の茶色の部分をきれいにむいて、真っ白のハダカにしてしまいます。(笑)

 

芽を下にして、根を上に植えるのは当たり前です。また、球根をくっつけて植える園児もいます。「だって、結婚させるから、くっつけた方がいいでしょ・・・」という発想です。

 

毎年春になると、屋上には、紫色が鮮やかな「ムスカリ」の花がたくさん咲きます。そして、水仙の黄色の花もインパクトがあります。そして、今回は、さらに、チューリップを中心とした、春の花壇を充実させようと思っています。

 

子どもたちが、適当に植えた方が、意外に、ナチュラルガーデンっぽくなるような気がします。例年、花を愛でる間もなく、子どもたちが「ママにプレゼントするんだ」と花を摘んでしまうのですが、来春は、目で楽しむ時間を長くとりたいですね。

 

今は、子どもたちとクリスマス発表会の劇「おやゆび姫」のラストシーンでの花畑をイメージしています。(笑)

2019年

12月

02日

フレイル

12月に入り、クリスマス発表会の練習にも熱が入ります。劇の練習では、初めて、先生が合いの手を入れないで、子どもたちだけで、セリフ回しをしました。これがなかなか上出来です。子どもたちの役者ぶりが、順調に育っています。(笑)

 

さて、「フレイル」という言葉をご存知ですか。この意味は、加齢に伴って、心身が衰える状況です。詳しく説明すると、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態で、「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティ)」が語源となっています。日本では、65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされています。

 

フレイルにならないためには、栄養と運動、社会参加を意識することだといいます。入院などの寝たきりのような生活をすると、普通ならば7年かけて落ちていく筋肉が、わずか2週間で失われることもあるそうです。

 

筋肉の維持には、たんぱく質が大事であることから、年をとってからの「粗食」は間違いで、たんぱく質を体重1キロ当たり1グラム以上取ることが、最近では、正しい食事のとり方の定説だそうです。

 

60キロの体重の人では、1日60グラム以上のたんぱく質が必要という計算です。ステーキ200グラムでも、たんぱく質が35グラムですので、肉・魚・豆製品・卵など多くの種類から取らないといけませんね。

 

運動も大切ですが、高齢者は、運動だけする人よりも、囲碁・将棋などの文化活動と、ボランティアなどの地域活動を両方している人の方が、フレイルになる可能性が低いというデータもあるそうです。

 

食事は当然一人より友人や家族と一緒の方が多く食べられます。会話や雰囲気もおかずの1つと言えますね。人生100年時代は、元気に健康に長生きしたいものです。介護されて、周りに負担をかける人生は、避けたいですね。これは、私のような昭和世代から、意識し、努力をしないといけません。自分のためでもあり他人のためでもあります。

 

本日、70歳代と思われる男性が、保育園の入口にある「異年齢保育をしています」のPOPに興味を持っていただき、私に説明を求めてきました。大人になれば、同じ年齢の組織やチームに属することは、まずありません。子どもたちには、異年齢のタテの関係の中で、社会性を学んでもらっています・・・・の説明に、感銘を受けられ、しばらく、子育て論で盛り上がりました。

 

こんな、おじいちゃんが、世の中に増えていけばいいなぁ~と思った次第です。

 

昭和世代のあなた・・・フレイルなんて打ち破るのです。よく食べ、運動し、仲間のある生活を楽しみましょう。

2019年

12月

01日

退職校長がアフタースクール

埼玉県坂戸市内の教会を会場に、小学生を対象とした「アフタースクール」が7年前にできました。海外の日本人学校での勤務体験も持つ、元校長先生が、教員経験を持つ仲間と共に、地域の子どもを見守り、学習を支援しています。

 

平日の午後4時を過ぎると、教会の一室にランドセル姿の小学生が集まります。室内では、4人の元教員が教材の確認、準備を済ませて懇談しています。「一人一人を大事にする」というのが、合言葉だそうです。

 

教員時代は、1クラス30人以上の子どもたちを相手にしていることもあり、これができなかったと言います。勉強だけでなく、おやつタイムは、年齢を超えて懇談する時間となり、子どもたちにとっては貴重な時間となっているそうです。

 

元校長先生は、海外の学校での赴任経験で、公立学校の他、放課後のアフタースクールや、授業前のビフォアスクール、不登校の生徒のためのフリースクールなど、子どもたちにとっての「居場所」がたくさんある国を見てきました。

 

フランスでは、子どもたちにとって、本当に有効な宿題の出し方が研究されているそうです。学校や教員により、宿題の出し方がまちまちで、学習内容を理解しないまま、あるいは宿題をこなせないまま次の単元に進み、授業についていけないことがないよう、一人一人の子どもに合わせた支援が行われています。

 

坂戸市の「アフタースクール」は、月謝を集め、講師にも謝礼と交通費を支払っているそうです。完全ボランティアではありません。

 

イエナプランの勉強会でも、元校長先生がいます。彼は、定年退職後、子どもたちの居場所でもあり、学び合う場所として、学童&塾を融合したアフタースクールを群馬県前橋市で開設しました。小学生と中学生が共に「学び合う」というのが、彼がめざす学びの姿です。異年齢での学び合いが、どれだけ有効であるかは、ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていても明白です。

 

子どもたちを取り巻く環境は、今後さらに多様化していくのでしょう。そんな時代だからこそ、子どもたちが、安心して過ごせる「居場所」も、増えていかないといけないですね。

2019年

11月

30日

日本の国蝶

私の大好きな蝶です。そう、日本昆虫学会が日本の国蝶と定めた「オオムラサキ」です。紫色の鮮やかな羽に魅了されますね。

 

実は、今日、子どもたちとオオムラサキを見に行きました。えっ?冬にオオムラサキがいるの?と思った方も多いと思いますが、保育園の近くにある、日進公園コミュニティセンターで、現在オオムラサキを飼育しているという情報を耳にして、早速行ってみたのです。

 

オオムラサキは、普通の蝶のように、花の蜜は吸いません。カブトムシと同じように、雑木林のクヌギやコナラの樹液を吸います。そこには、スズメバチも集まりますが、オオムラサキは、スズメバチを羽で追い払うこともあるそうです。強い蝶ですね。

 

保育園の屋上では、羽をひらひらさせて優雅に飛ぶモンシロチョウやアゲハチョウをよく春から秋にかけて見かけますが、オオムラサキは、グライダーのように滑空します。羽ばたくときは、羽を「バタッバタッ」と大きな音を立てるので、小鳥と間違えられることもあるそうです。

 

埼玉県内では、嵐山町がオオムラサキの保護に力を入れています。保育園の1回目のサマーキャンプでは、嵐山町のオオムラサキの里を探検しました。

 

成虫としてオオムラサキが羽ばたくのは、6月から8月の間です。産卵後の幼虫は、サナギになるまでに5回脱皮をします。幼虫は、エノキの木の葉だけを食べるそうです。幼虫のままで越冬し、春に食欲が増した幼虫がどんどん大きくなって、夏に成虫になるという1年のサイクルです。紫色の鮮やかな羽を持つのはオスだけだそうです。

 

さて、どうして、冬なのにオオムラサキを見ることができたのか・・・日進コミュニティセンターの職員の一人がオオムラサキの保護活動をされていて、嵐山町から譲り受けた幼虫を飼育していました。室内で飼育していたので、季節の感覚がくるってしまったようで、11月17日に羽化したとのことです。

 

エサは、樹液ではなく、綿にカルピスを湿らせて与えています。良く吸うそうです。子どもたちも、オオムラサキを見て感動です。雑木林の中を舞う姿は、来年夏にサマーキャンプで見ることができればいいかなぁ~と思っています。

 

オオムラサキ・・・どうです・・・魅力が伝わりましたか。

2019年

11月

29日

異色の経歴

今日のクリスマス発表会の練習は、園児全員で踊る「パプリカ」を衣装を着てやってみました。この衣装は、各家庭で、古くなったTシャツにハサミを入れて、個性あふれる衣装を作ってもらいました。

 

見た目の完成度は、様々です。美容師のママのセンスはさすがです。しかし、姉が、弟のためにデザインしたシャツや、園児が自分で作りあげた作品は、大人の作品と比較すると見劣りするかもしれません。でも、職員は、この衣装が完成したストーリーを知っています。まさに、個性色々・・・それでいいのです。

 

さて、昨日のカンブリア宮殿で、元銀行マンが築地本願寺の僧侶として、宗務長となり改革を行っている姿がありました。

 

築地市場が移転する前に、築地をブラブラしたのですが、築地本願寺に何でカフェがあるの?と驚いたことを思い出しました。すべて、元銀行マン僧侶の改革です。

 

税金がかからない宗教法人である寺院は、黙っていてもお布施が入り儲かっているというのは、昔の話で、日本の家族のあり方が変わり、地方では過疎化が進み、今や、日本の半分以上の寺院が、年収300万未満だそうです。

 

築地本願寺も年々参拝客が減少し、じり貧状態でした。元銀行マン僧侶は、「企業も寺院も同じ。古いビジネスモデルでは生き残れない」と、ビジネス視点で、寺の改革を行ってきました。もちろん、古参の僧侶には「寺は金儲けをするところではない」と反発されます。

 

しかし、実績が目に見えてくると、反発が少なくなっていきます。そして、一般企業では当たり前の「顧客主義」を前面に打ち出して、築地本願寺を変えていったのです。

 

よく、「異色の経歴」という言葉が使われますが、案外、改革には、畑違いからの人物の方が大胆な改革が行われるのかもしれませんね。

 

保育園という業界も、子どもたちの成長を担うとともに、お客様である保護者への対応は「顧客主義」でなくてはいけません。待機児童が多い状況で、「子どもを預かってあげているんだ」と勘違いしている保育園も中にはあります。

 

民間企業出身の異色の経歴を持つ(笑)・・・おやじ園長は、「顧客主義」については、保育園でも当然という考えのもと、ブレないでやっていきます。

2019年

11月

28日

学校林に泊まる

今日はうれしいことがありました。卒園児の小学1年の女の子が、学校の持久走大会で、2位の大健闘です。学年で2番です。運動会の徒競走ではぶっちぎりの一番だったので、短距離と長距離の二刀流です。凄いことです。 

 

さて、彼女の通う小学校には、「学校林」があり、自然に恵まれた環境にあります。運動会へ園児を連れて応援に行った時には、この「学校林」で、木登りをして遊びました。

 

しかし、平成28年時点での調査では、全国の小中学校で、学校林があるのは、7%だそうです。都心部の学校では、ほぼゼロですね。

 

しかし、この学校林を上手く活かしきれていない学校がほとんどだそうです。そもそも学校林は、教育のためにできたものとは限らず、古くは木造校舎を建設する際の資材得ることや、学校林で育てた木を木材として収益を上げることを主な目的に設けられたところも多いそうです。

 

せっかくの自然環境ですので、子どもたちのために有効に活かしたいものです。

 

東京都多摩市にある豊ヶ丘小学校では、国士舘大学の研究機関の協力を得て、毎年、校地内にある学校林で2泊3日の宿泊体験を行っているそうです。

 

普段から学校林に慣れ親しんでいる児童も、日が落ちて真っ暗な中、たき火のまきを拾い集めます。各グループには大学生が付き添い、学校林にブルーシートで屋根などを張り、朝までビバーグ(緊急野営)を体験します。

 

子どもたちにとっては、いつも遊んでいる場所ですが、夜を過ごすことで、また違う景色を感じたことでしょう。今年は、50人以上が参加したそうですので、仲間との時間が子どもたちの成長につながったことが想像できます。

 

このように、学校にある資源を活用して、地域を巻き込んでの取組みが、全国に広がって欲しいですね。

2019年

11月

27日

子どもたちと共に生きる喜び

保育園には、来年4月に小学校の先生に復職するママがいます。1歳女の子が、保育園で様々なことを吸収しています。

 

ママの連絡ノートには、今までの環境は、母親と父親との生活が中心でしたが、保育園では、親以外の大人である先生たちとのかかわりが発生しました。また、異年齢の他の園児たちとの集団生活で、着実に成長しているというコメントがありました。

 

産休、育休前の教員としての仕事の中で、子どもたちが育っていく様をずっと見ていた経験からくるコメントだと思っています。

 

そんな、先生の仕事ですが、「多忙な仕事の代表」のようなレッテルを貼られて、若者の教員志望が減っているのが実態です。当り前ですが、仕事のやりがいと、忙しい、忙しくないは、全く別問題ですね。

 

今日は、若い世代に教員の仕事の良さを感じてもらおうと、現役の先生のコメントを集めました。

 

「私は、子どもたちに支えられています。子どもたちから元気をもらっているのです。われわれ教師は、子どもたちと支え合っているのです」

 

「子どもたち・・・とてもかわいいんです。かわいくて仕方ないんです」

 

「30年近く前に担任した教え子から、素敵なプレゼントをもらいました。ライターになっている子が『恩師』である私の本を書いてくれたのです。思いがけないプレゼントに、感動してしまいました・・・」

 

まだまだ、現役の先生のコメントは山ほどあるでしょうが、教師は、子どもたちと一緒に

生きているのです。「お互いに人として、共に生きている」と思えることが、教師としての生きがいであり、最高の喜びなのです。

 

生きがいは、仕事以外にたくさん見つけることができますが、仕事の中に生きがいがある人生は、楽しい人生ですね。若い世代にとって、魅力ある仕事だと私は思っています。

 

もちろん、保育園の仕事も、子どもたちと共に成長する実感と、その成長を共有する保護者とのかかわりが、私の喜びです。

2019年

11月

26日

数字の裏にある真実

今日の寺子屋は、クリスマスカタログを見ながら、「サンタクロースにお願いしたいおもちゃを選んで、その理由も一緒に発表してください」を行いました。カタログには、たくさんのおもちゃがあるので、子どもたちは大いに盛り上がったのですが、年長園児には、自分が選ぶおもちゃではなく、ペアを組んだ相方が選ぶおもちゃを考えて・・・が課題です。

 

年長にもなると、友だちの好きなことをちゃんと観察しているようで、マニアックな恐竜のおもちゃを選んだ子は「○○君は、クイズ王だしこだわりがあるので、仮面ライダーとか、みんなが選ぶようなものは欲しくないと思ったので、これにしました」と、なかなか的を得た答えです。

 

「○○君は、普段からポケモンが大好きで、ポケモンゴーもやってるから、このポケモンソードにしました」「○○ちゃんは、ローラースケートが得意でスポーツが大好きだから、このキックボードにしました」などなど、素晴らしい回答が続出です。

 

さて、中学校のいじめの公立と私立の比較を文科省の統計から見てみましょう。

 

いじめの認知数は、私立よりも公立で多いというデータが出ました。生徒1000人あたりの認知件数は、公立は31.5件ですが、私立は11.9件となっています。

 

この数字を見て、「お金はかかるけど、やっぱり、自分の子どもは、公立よりも私立を中学受験させた方がいい・・・だって、いじめのリスクが少ないから・・・」と考えたあなた。「ちょっと待った!」です。

 

公立中学校は、教育委員会の指導もあり、「学校にはいじめが必ずある」という前提で、いじめの把握には本腰が入っているのが、実態です。それに対して、私立中学校は、生徒募集に響くので「うちの学校にはいじめが多くある」なんて、決して言えませんね。

 

実際、私立校のいじめ対応には不満が多く、公立でいう教育委員会のような指導機関が必要だという声もあるそうです。少し、うがった見方かもしれませんが、私立校は、問題のある生徒は退学させればいいと考えている学校もあるかもしれません。人事異動もほとんどないことが、マンネリ化の根源になっているとも言われています。

 

私は、世界の共通語は、英語ではなく「数字」だと思っています。企業がプレゼンテーションを社内外で行うにも、数字によるデータの裏付けが必要不可欠ですね。「多い・少ない」という言葉は、人によって受け止め方はまちまちですが、100キロの体重といえば、誰もが巨漢をイメージすることができます。

 

しかし、このいじめの公私比較のように、裏側にある真実が隠れている数字が時にはあります。ここを私たちは、見落とさないようにしないといけませんね。難しいことかもしれませんが、真実は、必ず一つなのです。(どっかで聞いたセリフかな?)

2019年

11月

25日

親子でボランティア活動

屋上での「自転車に乗れたぞ!」ラッシュが続いています。先週、2歳8カ月の新記録が出てから、子どもたち同士の影響力が爆発しています。

 

今日も、4歳女の子、5歳男の子・・・そして、まだ寺子屋前の3歳男の子も自転車に乗れました。寺子屋園児19名中17名が乗り、園児全体でも20名が補助なし自転車に乗れるようになったのです。0歳児を含めた園児の半分が自転車クリアという凄いことになっています。

 

今日の3人も、自転車免許証を大切にノートにはさみ、おうちに帰ったら飾るそうです。3歳男の子のママは、「○○くんが自転車に乗れたよ・・・」とお迎えの時に話をすると、???のキョトン顔です。「えっ・・何ですって?自転車に乗れたんですか?」というリアクションです。(笑)

 

さて、この秋の台風や大雨で多くの被災地では、ボランティアが活躍しました。

 

茨城県古河市の中学校では、生徒会が呼び掛けて、親子でのボランティア募集に、50人ほどがすぐに集まり、栃木県佐野市で個人宅の床下から泥をすくい上げ、土のう袋に入れて屋外に運び出すなどの作業にあたったそうです。

 

中学生の参加を認めているボランティアセンターは、保護者の同伴を求めているところが多いそうです。この中学校は「私たち生徒だけでは受け入れてもらえないので、保護者同伴で、たくさんの人にボランティアに来てもらいたい」と生徒会が中心い動いたそうです。

 

子どもが中学生になると、なかなか親子一緒に行動することが少なくなってきます。私も、長女が中学生になると、家族のキャンプがなくなりました。長女抜きで、下の子二人を連れて、出かけるようになったものです。

 

中一の壁は、親子で出かけなくなることでもあるようです。しかし、中学生になれば、親の背中はより深く洞察することができるようになります。考えも深まりますね。そこで、ボランティア活動という行為を切っ掛けにして、共通の行動が取れるのも、親子関係の上でも大きなプラス要素ですね。

 

親子でのボランティア活動は、困っている人を助けることが大きな目的ですが、親子の絆が深まるという効果もあるようです。

2019年

11月

24日

日本一の長い廊下

長いというのは、何かと人々の心をとらえるようで、私も中学3年の修学旅行で見学した、京都「三十三間堂」は、日本一長いお堂を持つ寺院としても有名です。長さは120メートル・・・そこに、およそ1000体の仏像が並んでいます。千手観音をずっと眺めているだけでも飽きませんね。観音像の顔の表情は1つ1つ違っていて、三十三間堂には、必ず自分に似た顔があると言われています。探してみるのも楽しいですね。(笑)

 

川越の菓子屋横丁を歩いていると、杖の長さくらいの「長~いふ菓子」が売られています。食べづらいのに思わず買ってしまうお土産です。サービスエリアには、「長~いバウムクーヘン」が売られていました。味はともかく、話題性では付加価値100点です。

 

四国は愛媛県に、1988年まで現役で活躍していた、宇和島小学校の長い廊下が今でも保存されているそうです。「日本一長い木造校舎の廊下」だそうです。

 

12の教室を結ぶ木造校舎は、長さ109メートルもあるそうです。100メートル走もできますね。今、学校の先生がやると「体罰」とされてしまうのでしょうが、私が小学生の頃に当たり前に行われていた「廊下に立ってなさい!」が、12クラスで行われれば、廊下にはざっと数十人の子どもたちが並ぶことになりますね。(笑)

 

さて、この日本一長い木造校舎の廊下では、毎年小学校低学年から大人まで、10クラスで100メートルの雑巾がけレースが行われているそうです。今年も10月に行われて、17秒38の新記録で26歳の男性が総合優勝したそうです。なかなか速いタイムですね。

 

保育園でも、雨で屋上遊びができない時は、教室内のミニ運動会となり、雑巾がけレースは定番種目です。いつか100メートルに、子どもたちを挑戦させたいですね。(笑)

 

学校の廊下には、子どもたちの様々な思いが詰まっているようで、とても大切な場所のような気がします。私も、休み時間には、廊下でほうきをバットにして、よく野球をやっていました。

 

最後に・・・長いものに郷愁を感じるのはいいですが、「長い物には巻かれろ」というのは、子どもたちには教えたくないですね。(笑)

2019年

11月

23日

ポリぶくろ、1まい、すてた

今日は、アフリカでの実話をもとに語られた、「ポリふくろ、1まい、すてた」という絵本の話です。

 

アイサトさんは、ヤシの葉で編んだカゴを頭に乗せて、そこに果物を入れて歩いています。村の近くまで来たところで、カゴが壊れて果物が転がり落ちます。そして、初めて見るポリ袋を見つけ、詰め替えて帰りました。

 

家に帰ると、おばあさんが町ではこの袋が増えているので困っていると言います。

 

ある日、アイサトさんは、袋を振り上げると、破れて中のものが飛び出し、新しい袋に詰め替え、破れた袋は捨てます。ある時、村のヤギが袋を食べて死にます。これを機に、アイサトさんはごみを減らすために友人と一緒に袋を洗い、ヒモにして財布を作って売り、その資金でヤギを買います。

 

海底一万メートルの深海からプラスティックごみが見つかったという報道がありました。様々な企業が、ビニール製のストローを廃止・・・紙袋に変更・・・といった、企業アピールも兼ねた対策を行うようになり、プラスティックごみのリサイクル運動への関心がますます高まっています。

 

しかし、子どもたちには、リサイクルが・・・と、説明を始めても???となってしまいますね。この絵本は、そんなリサイクルのことを子どもたちに伝えるには分かりやすいですね。

 

絵本は、アフリカの小国ガンビアで、プラスティックごみのリサイクル運動に実際に取り組んだ若い女性の実話がベースです。私たちもできる取り組みというのが、大事ですね。

 

「地球環境を守る」と大義名分をかざして、子どもたちに「○○しよう」と教えるよりも、私たち大人たちが、「素敵な生き方」として、ゴミとの付き合い方や買い物の仕方・・・などなど、生活を通じて、子どもたちに伝えることが大切なような気がします。

 

最近の素敵な「買い物の仕方」は、棚の奧から日付けの新しい商品を選ぶのではなく、すぐに食べるのなら、手前の商品から選ぶ・・・食品ロスを出さない取組みですね。

2019年

11月

22日

学校「カフェ」

クリスマス発表会の演目で、園児全員で「パプリカ」を踊ります。小学校の運動会でも、低学年のダンスになっていることが多かったですね。ただし、運動会の場合は、どうしても体操着がベースになるので、衣装としては、地味です。

 

そこで、クリスマス発表会では、統一の衣装ではなく、子どもたちそれぞれが、Tシャツなどにハサミで切込みを入れて、オリジナルシャツを保護者に作ってもらうことにしました。「個性いろいろ」で楽しみます。

 

小学生のお姉ちゃんがデザインしたシャツがあったり、美容師のママは、切込みを結んで、センスを感じる素敵なシャツが完成です。ネックレスなどのワンポイントは、子どもたちが寺子屋の時間などに作成します。

 

「パプリカ」を歌うフ―リンのメンバーに負けないくらい、素敵な衣装になるでしょう。ダンスの方は、今、本番でも大丈夫なくらいに完成しています。(笑)

 

さて、東京の西東京市では、9校ある公立中学校のうち、7校で「学校カフェ」があるそうです。

 

放課後は、部活や塾で忙しく、ネット上でも対人関係に気を使う中学生たちが休める場所を校内につくりたい・・・がきっかけで、今から4年前に一校目ができたそうです。

 

運営をしているのは、各校のPTAや民生委員、社会福祉協議会など、学校ごとに人数も構成比率も実施頻度も様々だそうです。カフェで提供するコーヒーや乳酸菌飲料はフードバンクからの提供や市からの助成金で賄っているとのこと。

 

そして、実際に使用する生徒は、多い時には200人にもなるそうです。「カフェには毎回来ている。ここは普段遊ばない人とも交流できる場所。スタッフとも談笑をする。スタッフとは、地域のイベントで会った時にもあいさつするようになった」とある生徒は話します。

 

カフェでは、生徒同士だけでなく、地域の大人とも関わります。親や教員以外と交流することで、子どもたちは、圧倒的に視野が広がります。大人になるまでの大事な経験になりますね。地域の大人たちも、子どもたちと触れ合うことで、生きる楽しさを感じているのかもしれません。

 

学校の役割は、今後どんどん多様化していくのです。

2019年

11月

21日

生徒会活動

今日も屋上では、自転車の練習が活発に行われています。まだ寺子屋前の3歳女の子は、マイヘルメットを持ってきました。「このヘルメットをかぶって練習するの・・・」とやる気満々です。

 

ストライダーをスイスイ乗りこなすので、「自転車やってみるかい?」と誘ってみると、少しためらいます。昨日、自転車の練習で、スタートで転んでしまった事が、恐怖体験として残っているようです。こんな時は、本人のやる気を待つだけです。自転車に乗れるようになるのも、そんなに簡単ではありません。

 

さて、中学生になると、生徒会活動がありますね。学校によって、様々でしょうが、私の子どもたちが通った中学校では、中学2年生が生徒会長として、毎年2人以上が立候補します。当然選挙となるのですが、候補者は、きちんと選挙活動をし、「○○をして学校を盛り上げますので、私に一票を・・・」みたいな演説もあるそうです。

 

ある中学校は、生徒会役員が、生徒の悩み相談に応じるカードを生徒に配布するなど、自主性を重んじた活動を続けています。月1回の朝礼も、整列から終了まで生徒だけで運営するそうです。始業式や卒業式では、校長挨拶だけでなく、生徒会長挨拶も行われます。

 

また、ある中学校では、11月に行われるマラソン大会をより良い大会にするにはどうするか・・・ を生徒会が中心となり、生徒全員が班ごとに分かれて意見を交わします。

 

「メッセージが書かれたゴールテープを作る」「コースの掃除をする」「地域の人が提供してくれる食事の後片付けを手伝う」などの意見が出てきます。「議論を通じて、案がどんどん良くなっていくのが面白い」とある生徒が言います。

 

生徒会活動などの特別活動は、個人の勉強と違って集団でなければできない活動です。1つの目標に向かって、みんなで議論をし、合意形成を図ることは、将来社会に出た後も大いに役に立つ経験であることは言うまでもありませんね。

 

中学生になれば、生徒に任せて、生徒が主体の活動がどんどん広がっていきます。そんな、中学校が増えていくとうれしいですね。

2019年

11月

20日

「いいこと」探し

昨日、2歳8カ月の「自転車に乗れた」新記録は、多くの園児たちに影響を与えています。今日も、5歳男の子と4歳女の子が、自転車免許証を交付されました。これで、17名の園児が自転車に乗れることになりました。なかなか凄いことですが、子ども同士の影響力が、大きな要因です。

 

子どもたちの「いいこと」探しをしようという考えは、どこの幼児保育施設でも、昔から言いつくされたことではあります。しかし、それには、私たち大人たちが、前向きでポジティブな姿勢が大切であることは言うまでもありません。

 

先日の台風19号で、多くの保育園が被災しました。ある保育園も、建物には浸水した跡が残り、園庭には粘土質の泥があふれています。片付けもなかなか進まない状況です。そんな状況でも、その保育園の園長は「今もこうして生きていられるのは、運が良かった。これを機会に保育環境を変えるんだ」と前向きな姿勢だそうです。

 

社会において、組織のリーダーは、前向きな姿勢でないと、周りの人がやる気をなくしてしまいますね。

 

1つの例ですが、「最近の保護者はどうですか」と質問をしたところ、「最近の親はなれなれしい」と保育園の職員が答えたそうです。そこで、「最近の保護者のいいところはどこですか」と質問を変えたところ、答えが「フレンドリー」となったそうです。

 

「なれなれしい」も「フレンドリー」同じことですが、フレンドリーの方が、ポジティブな印象になりますね。保育園の職員は、保護者に対しても「いいこと」探しが大切なのです。

 

ポジティブシンキング・・・常に、そうありたいですね。その方が、人生はたぶん楽しいかな~

2019年

11月

19日

新記録達成!2歳8カ月

今日は、保育園ホワイトきゃんばすで6年ぶりに記録が更新されました。2歳8カ月の新記録とは、補助なし自転車に乗れた年齢です。

 

昨日までの記録は、2歳10カ月です。これを達成した男の子は、今は小学校3年生になっています。しばらく、この記録は抜けないかなぁ~と思っていましたが、本日、男の子が快挙を達成です。

 

週末に、パパママの猛特訓が行われたそうですが、今日は、100メートルは乗り続けることができました。屋上は、職員と園児たちで大盛り上がりです。さらに、つられる様に、3歳男の子、3歳女の子の2名も、2歳男の子の影響で、あと一歩の勇気を絞り出し、自転車に乗ることができました。保育園での子ども同士の影響力が発揮されたシーンです。1日で、3人の園児の自転車クリアは、初めてのことです。

 

さっそく、ホワイトきゃんばす名物の「自転車免許証」を交付しました。たった1枚の免許証・・・実社会では、まったく効力をもたない免許証ですが、子どもたちは、大切にしてくれます。給食タイムは、自転車免許証をどこに置いている?の話で、子どもたちは盛り上がっていました。「テーブルの上にいつも置いてる」「冷蔵庫にマグネットで貼ってる」「宝物箱にしまっている・・・」という会話が続いていました。うれしいですね。

 

こうなると、寺子屋園児全員が自転車に乗れるように・・・という思いが園長の心に浮かんでしまいました。19名の3、4、5歳児の寺子屋園児のうち、すでに13名が自転車に乗れます。寺子屋前の園児2名を合わせると15名が自転車クリアです。

 

あと寺子屋園児6人・・・もちろん、自転車に乗れないことは悪いことでもありませんし、園長が強要するものでもありません。本人の気持ちがどうなのかが大切なことです。

 

今日の寺子屋の時間は、自転車教室にしたのですが、まだ乗れない4人に聞きました。「自転車に乗れるようになりたいかい?乗りたくなかったら、いやだと言ってね」すると、全員が目を輝かせて「乗れるようになりたい!練習する!」と言ってくれました。

 

ここからが大切です。今日は、乗れる園児12人が、みんなで教え合いながら4人をフォローしました。園長は、「がんばれ!」の声を掛け、見守るだけです。

 

4人は、今まで、自分から自転車の練習をすることがなかったので、今日は、ストライダーでバランス感覚を身につけ、補助付き自転車でペダルをこぐ感覚をマスターします。ストライダーで先導し、コツを教えたり、「ペダルをもっと速く・・・足をまわして!下を向かない・・・前を見て走って!」と子どもたち同士で、声を出しています。

 

私は、学び合いならぬ、自転車の教え合いの光景を見ているだけで、うれしい気分に浸っていました。これぞ、チームワークです。

 

自転車に乗れる乗れないは、大きな問題ではありません。こうして、自転車を通じてチームワークが生まれることが、とても大事なのです。本当に、寺子屋園児全員が乗れるようになる気がします。

2019年

11月

18日

日本ならではの保育

日本の野球が、再び世界一になりました。昨日は、久々に、プレーボールからゲームセットまで、じっくりと、日本対韓国の決勝戦を満喫しました。いい試合でしたね。10年前の世界一は、第2回WBCです。イチロー選手の劇的なヒットが今でも印象に残ります。

 

私の世代の少年時代は、毎日巨人戦のテレビ中継があり、子どものスポーツの選択肢は、断トツで野球でした。私も、野球小僧でした。後楽園球場の試合で、中日や阪神、広島が宿泊するホテルに行って、選手のサインをもらったりもしました。私が小学生の時に、当時新人だった中日ドラゴンズの田尾選手にサインをもらったことを今でも覚えています。王選手の756号世界記録も後楽園球場で観戦しました。

 

ところが、様々なスポーツが楽しまれる時代となり、野球以外のスポーツのプロ化が進みました。先日は、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がり、野球のプレミア12は、少し寂しいスタートでしたね。

 

しかし、昨日の試合を見れば、子どもたちが「野球をやりたい!」と思ってくれるでしょう。野球少年だった私は、ニンマリしているのです。(笑)

 

さて、OECDの2018年国際幼児教育調査では、日本ならではの保育結果が示されました。「子どもの言語、基本的な読み書き能力、数的能力を伸ばす取組みは?」について、多くの国が「歌やリズム遊びをする」だったのに対し、日本は「子どもの目線に合わせる」「子どもたちが互いに話すように促す」という保育者の意見でした。

 

これは、保育者が子どもに何かを教えるというよりも、子ども中心の保育哲学が日本では大切にされていると言えます。

 

また、「子どもの社会情緒の発達を促す取組みは?」では、多くが「子どもたちが互いに助け合うよう促す」に対して、日本は「子どもの遊びに加わりながら楽しむ」だそうです。

 

これは、子どもたちが遊びを楽しむには、保育者も共に楽しむことが大切であるという考え方が、根底にあるのかもしれません。

 

それぞれの国で、それぞれの保育が行われているのですが、日本の保育は、子どもたちの遊びを大切にし、そこに保育者が寄り添っているという感じですね。

 

ホワイトきゃんばすでは、子どもたちが社会に出てからの姿を見据えていますので、時には激!や喝!が入りますが、いつも子どもたちの笑顔であふれています。(笑)

2019年

11月

17日

木を見て、森も見る

「離れて見る森は、全体が緑で覆われて、太陽が照れば明るくなり、風が吹けば同じ方向になびいてている。しかし、森の中に入って見ると、木の1本1本の様子が全然違っている。空に向かって真っすぐに伸び、太陽の光を浴びてきらきら光っている木もあれば、立派に成長している木の間に埋もれるように立ち、あまり光が当たらない場所で、ひっそりと生きている木もある。風が吹いた時の揺れ方もみんな違う」と、ある校長先生は言います。まったく、おっしゃる通りです。

 

10月に行われた、保育園の運動会・・・「みんな頑張ったね!」と、「みんな」という言葉で集団に語り掛けます。しかし、そこには、一人一人の、練習からのストーリーに目を向ける必要があります。

 

「練習では、一度も勝てなかったけど本番では勝つことができたね」だったり、組体操では、ピラミッド全員成功は、何十回もやった練習では一度もできなかったことでした。そんな、一人一人の姿をきちんと理解しながら、全体での「頑張った」も同時に大切なのです。

 

「みんなで頑張った」という経験は、仲間と協力してチームワークを作り上げたという貴重な経験であり、数値化されない、非認知能力でもありますね。

 

そして、今、まさにクリスマス発表会に向けた練習を行っています。「練習が終わらないと、屋上で遊べないぞ!」と子どもたちに激を飛ばしながら、ホワイトきゃんばすでは数少ない「一斉保育」状況になっています。

 

運動会やクリスマス発表会の練習は、ガチガチの一斉保育で、屋上遊びに見られるような「見守り保育」ではなくなります。その中で、子どもたち一人一人の動きと同時に、全体のバランスも一緒に見ることになります。

 

「木を見て、森も見る」まるで、二兎を追うような感じですが、クリスマス発表に向けて、両方大事なのです。

2019年

11月

16日

寄付金の増加

今日も来年度入園希望で、パパママと1歳女の子が見学に来ました。卒園児の小学生が、在園児に遊びを教えているシーンに、驚いています。0歳児から3年生まで9学年のタテの関係です。

 

そんな小学生は、クラスでの人間関係の話をしてくれます。「○○くんは、勉強ができるので、算数を教えてもらってるんだ・・・」「〇〇ちゃんは、ぶりっ子で、先生の前ではいい子になるの・・・私は苦手だなぁ~」といった感じです。私は、ニコニコしながら「そうなんだ~」とずっと聞き役になります。

 

私の次女が小学生の時に、小さい時によく遊んでいた子と全く遊ばなくなったので、「最近○○ちゃんと遊ばなくなったんじゃないの?」と聞くと、「だって、ぶりっ子だから嫌になっちゃった」と言った時と、松田聖子さんのデビュー当時以来、この「ぶりっ子」という言葉を聞きました。(笑)

 

さて、今日は寄付金の話です。

 

一世帯当たりの寄付金の年間支出金額は、平成22年までは、3000円前後で推移していましたが、平成30年には、4506円までに上がっているそうです。助け合いのスプリットが寄付金の額に出るのであれば、日本人の「助け合い精神」がアップしているのかもしれません。

 

地震、台風などの天災への金銭的な支援が確実に増えているのでしょうし、パソコンやスマホでネット募金やクラウドファンディングに善意を寄せていることも大きいようです。

 

年齢別に見ると、寄付金の支出額が増えているのは30~50代のネットを頻繁に活用する世代です。30代では、10年間で6倍以上の伸びです。もちろん、返礼品目当てのふるさと納税も含まれています。

 

今後、この日本人の善意が、右肩上がりにアップしていくのであれば、学校の教育実践や研究に多くの寄付が集められるようになって欲しいですね。小学校、中学校の予算は、現状維持か減らされる傾向にあります。PTAの繰り越し余剰金が、部活動の費用などに充てられるのが実態でもあります。

 

「うちの小学校は・・・子どもたちのためにこんなことをやります!」とクラウドファンディングでアピールする時代になってくるのかもしれません。

2019年

11月

15日

教科書のない特別活動

千葉県八千代市立大和田小学校5年3組の学級会・・・テーマは「学級の文化祭をやろう」です。

 

黒板には、「合奏」「ダンス」「クイズ」など、子どもたちが出し合った案が、短冊に書かれて貼られています。児童が次々に手を挙げ、どの案がいいか、理由とともに発言します。司会の児童が合意を求め、縄跳び、劇など、他の出し物も次々に決まっていきます。

 

担任の先生が口を開いたのは、最初と最後と事前になかった案が出され、黒板記録が間に合わなかった時だけだそうです。「自分たちで決めると、頑張ろうという気持ちになる」と児童の一人が言います。

 

実は、かつて、この小学校は、子どもたちの規律意識が低く、欠席も多かったそうです。そこから、改革がスタートしました。具体的には、①意見を「出し合う」②根拠を示しながら「比べ合う」③少数意見を生かしながら意見を「まとめる」という3段階の討議法を学校全体で徹底し、話し合いの充実を図ったそうです。

 

こうして、話し合いを充実させ、みんなで決めて実践するようになると、子ども同士が仲良くなり、自分たちだけで自発的に動くようになったといいます。

 

大人になった私たちは、いつも感じていますが「折り合うこと」は、人と人のコミュニケーションには、とても重要と分かっていますが、難しいことです。この小学校で行っていることは、子どもたちが社会に出てから通用することでもあります。

 

今では、大和田小学校の校内授業研究に全国の学校から参加があるそうです。そして、この小学校出身の子どもたちが進学した中学校では、学級会を積極的にリードする姿が多く見られるそうです。

 

異年齢保育で鍛えられた、ホワイトきゃんばすの卒園児たちが、小学校でクラスを取りまとめたり、人前で積極的に発言する姿を多く見ますが、大和田小学校の卒業生は、大人になってもきっと活躍するのでしょう。

 

このような取組みが、ますます増えてくことを期待したいですね。

2019年

11月

14日

しゅくだいカフェ

今日は、埼玉県民の日です。埼玉県内のほとんどの学校がお休みですので、卒園児の小学生が4人登園してきました。小学校3年生から0歳児までの9学年の縦割りでの学び合いです。子どもたち同士での刺激がいつもよりも強くなります。いい感じです。

 

さて、大阪市内に「しゅくだいカフェ」という居場所ができたそうです。一人世帯、共稼ぎ世帯を念頭に置いて、保護者が帰宅する前に宿題を終わらせておいて、家族だんらんの時間がふえるように・・・というねらいです。

 

たいがい、宿題を終わらせていないと、ママの「早くしなさい!」こうげきで、保護者自身も子どもも不機嫌になるというのが、よくある光景ですね。(笑)

 

この「しゅくだいカフェ」には、主に2校の小学校から350人ほどの児童がやってくるそうです。多いですね。

 

ここには、しゅくだいカフェのオーナーやボランティアの大人がいるそうです。「親でも先生でもない第三の大人の存在」は、まさに、子どもたちの「駆け込める場所」であり「安心して過ごせる居場所」になるのです。宿題をきちんと終わらせることよりも、大きな意味がありますね。

 

無料で学べる環境ですが、併設する学習塾とクリーニング事業とサポーターからの資金提供で、テナント料と光熱費を賄っているそうです。

 

埼玉県民の日に、わざわざ保育園に来てくれる卒園児は、ホワイトきゃんばすが大切な居場所になっているのですが、子どもたちにとって、様々な居場所ができることは、とてもうれしいことですね。

2019年

11月

13日

「出る杭」を支える

昨日のさいたま市保育園「実践報告会」では、ありがちですが、課題を話し合い、今後どうしていくかという大事な結論で、「今後もさらに子どもに寄り添った保育をしていきたい」「保育園でできることや強みを具体的にあげて、明日からの保育につなげていきたい」というまとめです。

 

子どもに寄り添う保育って、あなたの保育園ではどうするの?

この発表で、具体的な策を報告するんじゃないの?これから対策を立てるって、何なの?と、私でなくても、会場の人たちは悶々としています。

 

そこで、総評をしていただいた玉川大学の教授が、「今後の課題」ということで、発表園の報告内容へ苦言を呈します。今までの総評では、「素晴らしい発表でした」で終ることが多かったのですが、昨日は、スッキリです。

 

この保育実践報告会を通じて、様々な情報を共有し、さいたま市の保育の質を上げる目的があるのですから、当然、「素晴らしい発表でした」だけでは前に進みませんね。

 

さて、私が新入社員の頃には、「いいか・・・新人があんまり目立つんじゃないぞ・・・出る杭は打たれるって言うだろ。上手や先輩をたてるんだぞ・・・」といったアドバイスをよくもらったものです。

 

学校教育も、できるだけ、みんなと同じである事が求められ、人と違うことが悪いことのように考える風潮が大きかったことは否めませんね。

 

時代が変わり、「出る杭が打たれるのではなく、個人の個性が強みに変換され、多様な価値が許容される仕組みが重要であり、出る杭が次々と育ち、成長していく仕組みが求められている」という考えが、どちらかというと主流になっています。

 

しかし、いじめに見られる仲間はずれや集団で無視をされる行為は、異質なものを排除する気持ちの具現化とも言われています。まだまだ、日本には、社会でも学校でも「出る杭は打たれる」という風潮が残っているのが現実です。

 

しかしながら、少しずつ、「出る杭」育成の動きが、学校においても生まれ始めています。起業家育成教育を積極的に行う大学や、先進的な理系教育を実施する高校では、学習指導要領によらないカリキュラムの導入も進んでいるそうです。

 

私たち大人は、「出る杭」を支える土壌が、これからは必要になることは、理屈では分かっています。しかし、みんなと違う子どもをなぜか、同じにしたがります。

 

これは、大人の意識改革・・・「個性いろいろ」「出る杭大いに歓迎」をもっと、受け入れる度量が試されているのです。あなたは、どうですか。

2019年

11月

12日

働く女性と出生率

今日も着々と秘密基地の作業が行われていました。シンボルツリーの装飾が進んでいます。そして、ファームでは、玉ねぎの苗を植えました。5歳と4歳の女子二人が、「私たちで全部植えるから大丈夫よ・・・」なんて言いながら、ほとんど二人でざっと80本分を仕上げました。この二人は、植付けや種まき、収穫まですべてに積極的に手伝ってくれる、農業女子です。(笑)

 

先月の台風被害の影響で、玉ねぎの苗も、ホームセンターなどへの入荷が遅れています。家庭菜園をされている方は、玉ねぎは定番中の定番です。昨日は、近くのホームセンターの閉店前に、最後の5袋が残っているだけでした。

 

玉ねぎの収穫は春になりますが、保育園の入口に収穫した玉ねぎを吊り下げて、給食で使うのが、毎年の絵になっています。

 

また、3歳男の子が、「大変だ!」と、カメ池から脱走したクサガメが屋上を歩いているのを発見しました。彼は、高さ2メートルのフェンスをカメがよじ登って逃げたという主張を曲げません。(本当にそうかもしれませんが・・・) 

 

さて、今日の話は、働く女性の出生率の話です。なんとなく「働く女性が増えると出生率が下がる」という イメージを私たちは持ってしまいます。「働いているので、十分な子育てができないので・・・」というところでしょうか。

 

しかし、東京23区のデータを見ると、結果は逆です。女性のフルタイム就業率が高い区ほど、出生率が高い傾向にあります。(平成27年東京都統計年鑑より)

 

つまり、女性が仕事をするということは、働くこと、子育て、その他の時間などを上手にシェアしなければまわりません。

 

あくまでも仮説ですが、結婚、就業、子育てなど、自分のライフスタイルをきちんと計画的に立てられる人が、結果的に、出産という人生の大きなビジョンをも、人生設計の中で、きちんとクリアされているのでしょう。

 

仕事をしていることで、子育てのストレスを上手に発散し、子育てをしている時間には、仕事のことを忘れ、時に、自分一人だけの時間を作ることができる・・・

 

そんな、女性がこれからは、ますます増えていくのかも知れませんね。

2019年

11月

11日

小学生の宿題を変える

今日は、年長5歳の男の子が中心となって、秘密基地を屋上に作り始めました。実は、園長も子どもたちと秘密基地を作るビジョンを持っていたのですが、子どもたちが先に動いていました。

 

毎日少しずつ進んでいくようなので、あまり手出し口出しをしないように、見守っていきたいと思っておます。

 

今日は、小学生の夏休みや冬休みに出される宿題について、ふとある考えが浮かびました。長期休暇中の宿題は、自由研究はあるものの、ほとんどが「○○をしなさい」という、やらされ仕事になっています。

 

これを「自分で考えて自分で答えを出す宿題」に変えてみるのはどうでしょう。

①夏休み(冬休み)の過ごし方計画を自分で立てる

②自由研究だけでなく、すべての宿題や研究課題は、自分で決める

③子どもが決めた計画については、担任と「どうしてこれをするのか?」すり合わせる

④評価するが、大切なのは、計画に対してどうだったか?

⑤次回(冬休み・来年夏)に向けて、改善策を話し合う。

(アクティブラーニングをして、子どもたちで議論してもいいですね・・・)

 

どうですか・・・膨大な「やっつけ宿題」よりも、少なくてもいいから、自分でプランを出して、実践し、できた結果を次につなげる宿題に変えるだけで、自分で考えて自分で答えを出す宿題になりますね。小学校高学年なら十分に可能です。

 

これは、大人のビジネスで活用されている「PDCAサイクル」と全く同じです。

 

子どもたちが社会に出れば、指示されたことをこなすだけでは、立派な社会人としては認められませんね。計画的な仕事が当たり前になり、途中で修正を加え、結果をクリティークをして、改善策を考え次の手を打つ。もちろん、他人の成功例やプロセスも参考にし、時には盗む。

 

小学生のうちから、日本に残る「昔ながらの宿題」の慣習をそろそろ、これからの時代に合った、社会に出てから通用するアプローチに変える時期に来たようです。

2019年

11月

10日

イエスタディ

保育園では、子どもの曲だけでなく、クラシックもポップも流れます。あの「ビートルズ」も園長の趣味で、頻繁に流れます。(笑)

 

保育園の子どもたちは、もちろん「ビートルズ」というグループは知りません。園長が「ジャンにポールにリンゴスター、ジョージハリソン」と言っても「???」の顔をします。しかし、ビートルズの曲は、かなり刷りこまれています。イエスタデーもレットイットビーも曲の素晴らしさはよく知っています。

 

昨日、保育園が終わって、映画「イエスタディ」をみました。

 

売れないミュージシャンが、突如「ビートルズ」を自分以外に誰も知らない世界に入り込みます。そこからの彼の活躍がビートルズの名曲と共に綴られる作品です。

 

ビートルズへのリスペクト・・・真面目に「愛」とは?・・・自分に正直に生きる・・・ビートルズをよく知るファンにはたまらないジョーク・・・どれをとっても、観終わった時に、たまらなく幸せな気持ちになれる作品です。

 

この作品の監督は、この映画を「ビートルズに贈るラブレター」と言っています。しかし、ビートルズファンへのラブレターでもあり、ビートルズを知らない若い世代への様々なメッセージでもあります。

 

実際に、ポールマッカートニーは、変装して妻と、この映画をお忍びで観たそうです。「イエスタディは、ポールマッカートニーの素晴らしい作品・・・」のくだりでは、映画館で照れ笑いをしてしまったそうです。

 

また、ミュージシャンにならずに船乗りになったという設定で、78歳のジョンレノンが登場するシーンがあります。まるでジョンレノン本人がそのまま年を重ねて出演したような錯覚に陥ります。ジョンレノンのファンなら、涙が出るほどうれしいシーンでしょう。

 

さて、最後に質問です。本当に、自分以外にビートルズを知る人がいなかったら、あなたが最初に演奏するビートルズの曲は何ですか?

 

う~ん・・・これは、迷いますね。

 

おやじ園長は、子どもたちに「ザ・ロング・アンド・ワインデイング・ロード」を贈ります。この曲は、ビートルズ解散前の道が見えない、メンバーが疲れきった状況をポールが作曲し、ジョンが作詞した作品です。どちらかというと、悲しい曲です。

 

子どもたちには、「これからの君たちの人生は、長くて、途中曲がりくねった、決して平たんな道ばかりではないけど、自分の足で、しっかりと歩いて、自分の人生を切り開いていくんだぞ!」というエールなのです。

 

あなたの1曲は何ですか・・・ビートルズは、なかなかこれ1曲が選べないですね。

2019年

11月

09日

幼児のアクティブラーニング

今日の園長の課外授業は、「西区ふれあいまつり」です。保育園に近い三橋総合公園で行われる地域の祭りに行ってきました。

 

子どもたちの「楽しかった!」は、ミニ新幹線(E5系はやぶさ号)に乗車したことと、大宮アルディージャコーナーでのビッグアドバルーンです。よく、遊園地のイベントで見られる、空気で膨らんだ恐竜の中で、飛んだり跳ねたりするコーナーです。

 

水風船やシールをもらったりしながら、楽しんだ子どもたちですが、小学生から高校生までのジュニアダンスチームのパフォーマンスに、釘付けになりました。ダンスだけでなく、衣装もメイクもバッチリなので、憧れの存在に思えたのでしょうね。本物のパフォーマンスは、是非とも子どもたちに見せたいですね。

 

さて、最近注目されている「アクティブラーニング」ですが、来年度から、小学校で始まる新しい学習指導要領で実践されます。

 

「変化の激しい時代、指示待ちではなく、自分で考え、新しいアイデアを出せる人材が求められます。そこで、先生が黒板の前に立ち、一方的に教える従来の教育法ではない、子どもたちが主体の授業」という考え方です。

 

最近は、幼児期から、このアクティブラーニングをうたうスクールが増えているそうです。

 

アクティブラーニングをアートで実践する絵画教室では、「○○を描きましょう」ではなく、子どもの「やりたい」を発見させて、自分で考えてアイデアを作品にするというアプローチだそうです。

 

オンラインを活用し、様々な分野で子どもの「楽しみながら考える」という取組みは、もはや珍しい事ではありません。

 

色々なスクールが出てきていますが、「自分で考えて自分で答えを出せる」子どもに育てるのは、親やまわりの大人の声かけが一番大切です。

 

「何がしたい?」「失敗してもいいから自分でやってごらん」「どうしてだと思う?」「調べてみようか・・・調べたらママにも教えてね」

 

こんな、些細な声かけが、子どもにとっては「魔法の言葉」になるのです。

2019年

11月

08日

子どもの素敵な写真から「10の姿」

昨日、ファームの大根を間引いた「大根の葉」をお土産に持って帰った5歳男の子。おうちでママが実験をしてくれました。しおれた葉を水につけると・・・あれっ!葉っぱがピンとしたのです。水分を含んだ葉が、元気になったのです。うれしい実験ですね。

 

さて、昨日のさいたま市保育園「実践報告会」で、針ヶ谷保育園の発表が、とても素晴らしかったので紹介します。

 

担任が、「子どもたちの素敵」を写真を撮り、持ち寄ります。その写真を見ながら、幼児期の終わりまでに育って欲しい「10の姿」に落とし込み、職員同士で共有し、保育の質の向上につなげるという内容です。

 

ご存知のように、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、子ども園は内閣府というように、管轄が分かれています。いわゆる縦割り行政と言われるものです。

 

これが、2018年度の改定で、「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」という具体的な内容で、共通の項目として設定されたのです。保育園、幼稚園業界としては、これは、画期的なことなのです。

 

「10の姿って何?」と思う方もいるでしょうから、確認しておきます。

①健康な心と体

②自立心

③協同性

④道徳性・規範意識の芽生え

⑤社会生活との関わり

⑥思考力の芽生え

⑦自然との関わり・生命尊重

⑧数量・図形、文字等への関心・感覚

⑨言葉による伝え合い

⑩豊かな感性と表現

 

もうお気づきですね。この10の姿は、幼児期だけでなく、小学校、中学校、高校、もっと言えば、私たち大人にとっても、とても大切な行動指針となります。保育所保育指針にも幼稚園教育要領にも、幼児期で完成されるものでなく、小学校への引継ぎ事項として、子どもたちの成長を見守る必要があるとうたっています。

 

こんな意義ある発表のあとは、ついつい意見をしてしまうおやじ園長です。

 

年明けに、卒園する年長園児が就学する小学校で、「保幼小連絡協議会」が行われます。目的は、園児を小学校へ送り出す前の引継ぎミーティングです。ホワイトきゃんばすは、卒園児の人数が少ないので、一人一人の「10の姿で成長を感じた内容(できたできないの評価ではない)」「直近1年間の毎月の成長記」を小学校に提出しながら、引継ぎをしています。

 

現実には、多くの幼稚園も保育園も「○○君の家庭は○○」「○○家と○○家は仲が悪いので、一緒のクラスにはしないでください」といった、ネガティブ情報の交換会となっています。小学校も、クレームのリスクを回避するために、この情報は必要なのです。

 

これからの、小学校との引継ぎに、あらたに子ども一人一人の「10の姿」を加えることで、子どもたちの成長の本質についての引継ぎができるのです。

 

針ヶ谷保育園には、是非、この素晴らしい記録を保幼小連絡協議会に反映させてくださいとお願いをしました。

 

総評を行った、東京家政大学の教授も、「10の姿」は素晴らしい内容なのに、これを活かしきれていない・・・と、私の発言に喰いついていただきました。

 

そして、忘れてはいけないのが、「10の姿」の保護者との情報共有です。9月に行った個人面談で、保護者が感じる我が子の「10の姿」と保育園で見られる「10の姿」のすり合わせをする機会を設けましたが、まだまだ不十分であると思っています。

 

ということで、昨日は、針ヶ谷保育園の発表をきっかけに、参加した多くの保育者が、それぞれ「10の姿」を自分の保育にどうつなげていくかを考える時間になりました。充実した保育研修となりました。

2019年

11月

07日

年末年始に食品ロス削減

屋上では、子どもたちは様々な遊びを楽しんでいますが、自転車に乗れるようになると、今度は、ローラーステートをマスターしたいという欲がわいてくるようです。

 

年長園児2名が、毎日のようにローラースケートの練習に励み、それに影響されて、今日は、新たに3名の園児が挑戦しました。ローラースケートの練習は、転ぶ練習から始めるのがセオリーですが、子どもたちは、前に転ぶのも少し怖いようです。

 

ホワイトきゃんばす流は、三輪車を押しながら歩く練習を始めます。すぐに、スイスイ滑ることができる園児はいませんので、これも、コツコツと練習を重ねた園児のみがマスターできるのです。

 

さて、最近は、食品ロスに関する取組みが、家庭だけでなく、買い物の仕方など、様々な分野で進められていますね。特に年末年始は、クリスマスや忘年会、新年会など、大勢で食事をする機会が増えます。まだ食べられるのに捨ててしまう食品ロスを減らすための取組みが注目されています。

 

おせち料理は、日本の正月には欠かせませんが、多彩な具材が魅力的であると同時に、不人気な料理が残ってしまう傾向にありますね。そこで、今年は「好きなだけおせち」といって、18種類の肉料理だけを詰め合わせた、好物だけを選べるおせち料理が登場したそうです。「スイーツおせち」などもあるとのこと。

 

コンビニのファミリーマートも、クリスマスケーキやチキンなど、63種類を予約のみで販売するそうです。これは、店頭の見込み発注⇒売れ残り⇒ロスがなくなり、そのままオーナー店の利益につながりますね。

 

家庭の取組みとしては、店で買うのではなく、自分で作ることを楽しむライフスタイルもありですね。

 

忘年会や新年会の宴席では、「3010運動」で、食べ残しをなくそうという動きが広がっています。乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみ、終わる10分前には、自分の席に戻って、再度料理を楽しむ・・・こんな運動だそうです。

 

今の時代・・・「食品ロスを出さない」ライフスタイルが、カッコ良くて素敵な生き方であると、多くの人が思っていることは間違いありません。自分らしい、やり方で、この年末年始、取り組んでいきたいですね。

2019年

11月

06日

ビブリオバトル

今日も秋晴れの屋上遊びを子どもたちは楽しみます。ファームでは、えんどう豆の種まきをしました。えんどう豆の種は、大きくて、種らしいので、小さい園児も一緒に参加します。来年の春先に収穫となります。毎年、「バケツいっぱい」の収穫となり、子どもたちが夢中になる光景を今から想像します。

 

また、夏に収穫したインゲン豆の種を秋に植えたのですが、見事に収穫となりました。夏にトマト畑だった場所は、種がこぼれて、一面にトマトが群生しています。果たしてミニトマトの実がつくのか?・・・そのままにしておきます。

 

さて、「ビブリオバトル」という言葉をご存知ですか。これは、本の紹介を聞いて、最も読みたくなった本を決めるというバトルです。2007年に京都大学で考案された内容で、公式ルールがあるそうです。

 

1、発表参加者が、読んで面白いと思った本を持って集まる

2、順番に一人5分間で本を紹介する

3、それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを行う

4、すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」の投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする・・・だそうです。

 

このビブリオバトルを取り入れて、生徒の読書への意欲を向上につなげようという中学校があるそうです。

 

発表をするには、本を何度も読んで、自分の言葉で表現する力が、自然とついてきますね。「バトルする」という遊び心が、子どもたちの闘争心と探求心を深めることになるようです。

 

「読書週間なので本をたくさん読みましょう」「本を読むことは、素晴らしいことです」と普通に言ったところで、子どもたちの読書習慣はなかなかアップしませんね。

 

「あなたが読んだ本を友だちが読みたくなるように・・・紹介してください」というアプローチは、なかなか有効な手段かもしれませんね。

2019年

11月

05日

自己肯定感は、親次第!?

連休明けとあって、今日は、子どもたちの「○○に行った!」の話で一杯です。5歳女の子は、ママ、姉と恒例の女子キャンプ(パパは留守番)に行ってきました。ママとお姉ちゃんが料理を作って、私が食べる人だそうです。(笑)

 

天気予報では、日曜日が雨だったので、東京ディズニーランドに行く予定だったようですが、キャンプの方が何倍も楽しかった!と言ってます。私もそう思います。

 

さて、富士山のふもと河口湖にある、船津小学校では、「今日のキラリ」が始まりました。壇上に一人の児童が立つと、その子の良いところを次々とクラスの児童が発表します。

 

「優しい性格です。理科の実験の時に手伝ってくれました」「元気があります。体操の時に大きな声を出していました」・・・と褒められるたびに、壇上の児童は照れくさそうな笑みを浮かべます。

 

船津小学校では、子どもたちの自己肯定感を高めるために「今日のキラリ」を始めたそうです。校長は、「社会で通用する人間を育てるには、自分の存在を認められる経験が必要。認められることで、自分らしさを発揮し、様々なことに挑戦できるようになる」と言います。まったくもって、同感です。

 

日本の子どもは、海外と比べて自己肯定感が低いことが指摘されています。2017年の調査では、「私は価値のある人間だと思う」という項目に、「そうだ」「まあそうだ」と答えた日本の高校生は45%。アメリカと韓国の84%、中国の80%に比べて、大幅に低い結果です。

 

自己肯定感が高まるのは、他人から褒められるだけではありません。「将来の目標が明確になった」「勉強が好きになった」「自分のクラスに愛着を持つようになった」という結果も出ています。

 

今日の本題はここからです。本人の問題だけではなく、実は、親など周囲の大人の自己肯定感が低いと、子どもも同じように低くなる傾向になるとこのとです。そりゃ、そうですよね。まわりが、ネガティブ人間ばかりの環境では、夢と希望を持った子どもは育ちませんね。

 

親は、「自分は凄いんだ!」と子どもに語る必要はありません。むしろ、親が自らの失敗について話すことが有効です。失敗から学んだり、笑い飛ばしたりした経験を通じて、子どもは「うまくいかなくても、失敗をたくさんしたって、そこから何度でも立ち直ることができる」と感じるのです。

 

こうして、子どもは、親の失敗談から、困難な状況に陥った時でもがんばり抜く力を身に付けるのです。

 

どうですか・・・大人になって、いまさら自己肯定感を強く持てと言われても・・・と思ったあなた・・・せめて、子どもの前では、はったりをかまし、自分の失敗談を面白おかしく語ることを始めてください。

2019年

11月

04日

和太鼓の響き

ワールドラグビー会長は、今回のワールドカップ日本開催が終わって、「最も偉大なW杯として記憶に残ると思う。日本は開催国として最高だった」と評価をしました。なんだかうれしいですね。

 

チケット販売数184万枚で販売率が99.3%・・・1試合平均3万7877人の観客が熱狂したのです。私の仲間も、ロシア戦にスコットランド戦を観戦し、涙を流しました。

 

日本代表の活躍や、出場チームが素晴らしい試合を展開し、グビーの持つ価値が、私たちのハートをわしづかみにしたのです。

 

さて、昨日は、卒園児の小学3年生の「和太鼓発表会」の応援に行ってきました。彼女は、保育園に登園していた時から「和太鼓」を習っていたので、今回で4度目の発表です。

 

今回の太鼓は、とても力強かったですね。コーチの先生も、男性ですが、長い髪を後ろに束ね、それだけで絵になります。卒園児の和太鼓は、親の心境で、ビデオ撮影に専念してしまうのですが(笑)・・・何組かの演奏を聴きました。

 

目を閉じて、和太鼓の響きを感じます。勝手に、日本海の荒波の映像をイメージしながら聴きます。和太鼓の響きと波のしぶきが重なります。

 

和太鼓は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの応援イベントとして、様々な場面でその響きが聴かれるそうです。日本を訪れる外国人に、日本の文化として、広く知られることになるのでしょう。

 

どうですか・・・和太鼓の響き・・・感じてみませんか。

2019年

11月

03日

スクラムコーチ

昨日、44日間のワールドカップが終わりました。日本が、ベスト8で敗戦した「南アフリカ」の優勝に、「日本は優勝したチームに負けたんだから・・・しょうがないね」という気持ちになった人が多かったかもしれませんね。

 

ネルソンマンデラ氏は、長期にわたる投獄生活から、南アフリカの大統領として、人種差別と戦ってきました。そこで、ラグビーで南アフリカを世界一にするという目標を立てます。

 

マンデラ氏は、アパルトヘイトの象徴というべき「スプリングボクス」という、チームの愛称やユニホームをあえて、変更しませんでした。南アフリカの国民が一つになるために、対立の図式を払拭したかったのです。

 

そして、オールブラックスのニュージーランドを破り、初の世界一になり、今回で3度目の世界一となったのです。

 

ラグビーを通じて、「ノーサイド」「ワンチーム」など、私たちは多くを学びました。国と地域同士の戦いでありながら、ラグビーは、世界を一つにする力がある・・・そんなスポーツに映りました。

 

今日は、日本躍進の陰の立役者である、長谷川スクラムコーチにスポットを当てます。

 

長谷川コーチは、日本代表の「スクラム番長」として2度のワールドカップに出場します。コーチを始めるに際し、フランスへ渡りました。当時のフランス代表は、最前列の選手が日本人選手と変わらぬ体格。なのにスクラムが強かった。そこに、興味がわいたそうです。

 

しかし、実際にあるのは「それぞれのチームのスクラム」だったのです。長谷川コーチは、ここから、日本のスクラムを確立させようと決心するのです。

 

初めてコーチを務めたヤマハをスクラム王国に育てます。そして、代表チームに加わると、選手たちにこう問いかけます。

 

「自分たちのスクラムは、好きですか」

 

その言葉の意味とビジョンは、こうだそうです。「自分たちのスクラムが好きになるための自分たちのシステムを作ろう。システムができれば努力する。やがて関心を持たれ、期待されれば責任感が芽生え、もっと頑張る。どこの国もそうやって強くなってきた。」と、そんな文化の話を最初にしたそうです。

 

長谷川コーチは、試合ごとに対戦相手の過去のスクラムを「500本は見る」と言います。相手チームだけでなく、レフェリーの癖を含めた膨大なデータを念頭に置き、「相手の組み方をやらせない」よう、練習に落とし込むそうです。

 

そして、ラグビー日本代表のターニングポイントともいうべき、対アイルランド戦。2018年の欧州王者を相手に、6-12と6点差を追う前半35分頃、自陣22メートル線付近で相手ボールのスクラムを与えます。

 

8対8のスクラムが動きます。そして、笛がなります・・・反則を犯したのは、アイルランド代表でした。長谷川コーチは言います。「これが、日本のスクラムの基準になりました。しかも、あの時のフォワード、皆ええ顔をしていたでしょう。こういう時は、強くなる。いい文化ができたと思いました」

 

しかし、このワールドカップで、長谷川コーチのスクラムは終わりません。南アフリカの敗戦に「認めましょう。相手が強かった」と素直に認めます。

 

ワールドカップは終わりましたが、これから日本でも様々なリーグでのラグビーの試合が始まります。・・・私たちの見方が大きく変わりました。ワールドカップでの感動は、しっかりと継続されるのです。

2019年

11月

02日

ベテラン教員「30年経験者研修」

今日は、卒園児8人が通うさいたま市立宮前小学校のフェスティバルに行ってきました。メインのバザーや、焼きそば・フランクフルトの屋台に、駄菓子コーナー、輪投げなどのゲームコーナー、読みきかせコーナーなど、子どもたちが喜ぶメニューでいっぱいです。

 

割りばし鉄砲作りのコーナーは「おやじの会」が主催です。パパたちが、子どもたちに鉄砲作りを教えながら、楽しい時間を演出してくれています。連れて行った年長園児が夢中になっていました。

 

読書ボランティアママたちが行う「読みきかせ」も、大きな絵本を使い、手作りのしおりや鶴の折り紙のお土産付きです。そして、バザーでは、保育園用の本をたくさん買います。20冊買っても300円・・・園に帰ると、さっそく園児たちが「新しい本だ!」と手に取っていました。

 

さて、そんな小学校の教員もベテランの域に達すると、研修などもなく、教員個人の力に頼るだけの状況になっています。そんな中、長野市では、50歳代の教員を中心に、「教員30年経験者研修」を実施しています。

 

最初に、これまでの教職員人生を振り返り、「上手くいっている(いない)・楽しい(苦労している)時期」を可視化する「教職履歴図を」を作成します。

 

20代・・・強烈なクレーマー保護者との出会い(苦労した)

30代・・・ポーランド・ワルシャワ日本人学校勤務(上手くいって楽しい)

40代・・・特に大きな変動はない

 

こんな感じで、参加者同士が話し合い、上向きだった時期の状況を確認します。共通するのは「人から大事にされ、頼りにされている時」でした。

 

研修では、その上で自分の強みや弱みなどの内部環境と、外部環境などをSWOT分析で見つめます。これで、ベテラン教員が学校のためにできることを客観視させます。この手法は、民間企業が、会社の分析と戦略を立てる時に行う手法とほぼ同じです。

 

この研修の講師は、ベテランは勝手に自分を老齢化したイメージで捉えている。人生100年時代で考えれば、最初の50年は「第1ハーフ」にすぎず、今の時期は「第2ハーフ」のスタートと考えてもらいたいと語ります。

 

これからは、教育分野に限らず新しい知識や仲間、健康、ネットワークなどの、無形財産を作り出す大切さを語り掛け、「働き方改革だけでなく、生き方改革も視野に入れて行動してほしい」と「30年経験者研修」を結びます。

 

どうですか・・・これは、教員に限らず、「勝手に、自分をおいぼれのベテラン選手」と思っている私の世代へのエールです。

 

はい。生き方改革は、ずっと続ける人生が、やっぱり楽しい人生ですね。

2019年

11月

01日

創造志向と幸福度

昨日のハロウィーンパレードは、子どもたちにとっては、本当に楽しかったようです。今日の連絡ノートには、そんな保護者のコメントがびっしりです。5歳男の子は、昨年は、1日でお菓子を全部食べてしまったそうですが、今年は、毎日少しずつ食べるそうです。

 

また、3歳男の子のおうちでは、「トリックオアトリート」でもらったお菓子を全部開けて、ちょっとしたパーティになったそうです。お腹いっぱいで、夕食が食べられなくなってしまったとのこと。(笑)

 

さて、これからの時代・・・「創造性が大事だ!」とは言うものの、日本の若者は、創造性に関して、他の国とは大きく違う考えを持たざるを得ないようです。

 

世界価値観調査によると、アメリカの場合は、創造志向が高い人ほど幸福感が高いという結果に対して、日本の場合は、全く逆の結果となるそうです。つまり、創造的な発想で、標準の型から外れるのが歓迎されない社会とも言えますね。

 

「違いや多様性を認めよう・・・」と言ってみても、実際は、みんなと違うことをすることは、まだまだ居心地が悪いのかもしれませんね。

 

学校では、さらにその傾向は強く、教科書通りのやり方で問題を解かないと減点される・・・1つの答えを強要される・・・創造的なやり方で貫き通そうとする子どもは、自尊心を打ち砕かれる世の中になっていると、言えるのかもしれません。

 

これは、あくまでも仮説ですが、不登校の児童・生徒が増えているのは、もしかしたら、創造志向の子どもが増えていることの表れかもしれません。世の中は、インターネットなど、あらゆる情報を介して、多様な見方や考え方に触れられる時代になっているにもかかわらず、学校は、「スタンダード」を求めすぎるとも言えますね。

 

創造力に富んだ子どもたちが、幸福感を感じられる世の中に・・・学校に、日本が変わっていかないといけませんね。

2019年

10月

31日

ハロウィーンパレード

朝から、保育園の中が賑やかです。ウッディにミニオンズ・・・ピーターパンにシンドバット・・・スパイダーマンもあらわれました。魔女の宅急便の主人公の女の子「キキ」も二人登場です。

 

「魔女の宅急便」と言えば、本当は、「魔女の宅配便」のタイトルになるところだったのをご存知ですか。「宅急便」という言葉は、あのクロネコヤマトの商標なので勝手には使えません。しかし、スタジオジブリの宮崎駿監督は、宅急便の響きにこだわります。

 

そこで、クロネコヤマトは、スタジオジブリに条件を出しました。映画「魔女の宅急便」に、クロネコのキャラクターを登場させること・・・そこで、クロネコのジジが新しいキャラクターとして追加されたのです。

 

これは、だいたい10人に1人が知っている話です。(たぶん?)

 

5歳女の子のママが作ったキキの衣装は、手作りでした。また、先日のブログで話をした、6歳男の子のママは、「小学生並みの作品」と謙遜していましたが、ダンボールを使って、立派な恐竜を完成させてくれました。

 

男の子は、最初は、みんなが知っているようなキャラクターの仮装をしたかったようですが、ママの気持ちが伝わったのか、とてもうれしそうに恐竜になりました。

 

今年のハロウィーパレードは、子どもたちの仮装レベルは、ますますアップした感じがありますが、市販のコスチュームをそのまま着るのではなくて、手作りや、ひと工夫した衣装が多かったですね。

 

なんだか、ママやパパの愛情も大きく感じることができて、「トリックオアトリート」の子どもたちの元気な声と、お菓子がいっぱいになったかぼちゃのバケツを笑顔で見つめる子どもたちの姿と共に・・・なんだか、うれしい気持ちになりました。

2019年

10月

30日

褒めるだけでは・・・

今日の屋上遊びでは、何人かの園児が「ローラースケート」を楽しみました。まだ、歩くのがやっとの子ばかりですが、昨年の年長園児のように、スイスイと滑る日も近いことでしょう。

 

さて、昨日もさいたま市の「保育実践報告会」で、2つの園の発表を拝聴しました。目的は、素晴らしい取組みがあれば、ホワイトきゃんばすの活動に取り入れることです。今回も、松ぼっくりを使った遊びが、屋上遊びのヒントになりました。

 

松ぼっくりのかさは、水に入れると閉じて、乾かすと開くという性質があるそうです。つまり、湿度の変化で、松ぼっくりのかさは開閉するのです。私は知りませんでした。また、松ぼっくりは松やにを含んでいるので、天然の着火剤にもなるそうです。

 

屋上のおままごとコーナーに、松ぼっくりなどの自然の素材を何種類かストックし、子どもたちが自由に遊ぶイメージを持ちました。これも、実践したいと考えます。

 

しかし、厳しいことを言うようですが、発表自体は、まったくもってダメです。ここからは、私のひとりごとです。

 

「なんで、せっかくの発表なのに、下を見ながら(メモ紙)の棒読みなの?」

「プレゼンテーションだよ・・・数百人の前で発表するんだから、もっとパフォーマンスが必要でしょ・・・」

「ステージのスクリーンの前に移動して話すとか・・・動きがないのかい!」

「もっと笑顔だよ・・・真顔で棒読みなんて、これが新商品の宣伝発表会だったら、誰も買わないぜ!」

「○○しました。はわかったよ。でもこれをどう広げて、次につなげるの?」

「目的と手段があいまいで、取り組んだことを発表するだけ。これをした事で、子どもと保護者がどう変わったの?どんな具体的な成果があったの?」

「PDCAサイクルまでは求めないけど、保育園のアピールにもなってませんね・・・」

 

民間企業で働いた経験上、人前でプレゼンテーションをすることが当たり前の環境だった私にとっては、保育業界・・・ここは、もっと変わらないと!といつも思ってしまいます。

 

とどめは、大学教授によるコメントです。「今日は、2園の発表を聴かせていただき、本当に感動しました。素晴らしい内容でしたね・・・」

 

なんて、決して思っていないのに、褒めてばかり・・・もちろん、過去には、私が惚れ惚れするような発表をする園もありました。素晴らしい発表は素直に褒める。しかし、そうでない時は、的確にアドバイスを送ることも必要ですね。

 

民間企業のプレゼンテーションなら、今回の発表では、撃沈です。

 

今日のブログは、少し荒々しい言葉遣いで、申し訳ないのですが、子どもたちが、社会に出て、まっとうな仕事をしてもらいたいと考えれば、発表する職員も、保育業界も変わらなければなりません。

 

誤解されるといけないので、コメンテーターの専門的な話は、とても勉強になります。なんせ、私は、保育の専門的な学校に通った経験がないので、すべて新鮮に受け止めています。

 

言いたいのは、責任を持って発表を任された大人に対して、枕詞のように「すばらしい」を連呼するべからず・・・です。

 

今日は、ちょっと、言い過ぎでした。

2019年

10月

29日

ハロウィーンを探せ!

来年春に小学生になる6歳男の子のママ・・・真夜中に急に飛び起きたそうです。息子に着せるハロウィーンの衣装の構想が、降りてきたそうです。恐竜をモチーフにした衣装とのこと。ここ数日、衣装作りをしているママの姿を楽しみに見ている男の子・・・保育園生活最後のハロウィーンパレードは、楽しく盛り上ることでしょう。

 

ということで、今日の寺子屋は、ショッピングセンターの「ハロウィーンを探そう!」です。1Fの食品フロアーを歩くと、色々なところにハロウィーンがあります。10月31日まで、ハロウィーンの特設ステージが設置されているので、子どもたちは、そこに集まり仮装グッツで楽しんでいます。

 

6歳男の子が「何で、カボチャのお化けとか、ガイコツやクロネコ、魔女、フランケンシュタイン、クモがハロウィーンの時に、出てくるの?」と、そのステージに描かれているキャラクターを見ながら、なかなか鋭い質問です。

 

ハロウィーンと言えば、日本では渋谷の仮装騒ぎが報道され、仮装して「もう一人の自分を楽しむ」かのようなお祭り騒ぎと思っている人も多いかもしれませんね。また、子どもたちが仮装して「トリックオアトリート」と言って、お菓子をもらう習慣は、アメリカでハロウィーンの楽しみ方がアレンジされたといわれています。

 

もともとハロウィーンは、ヨーロッパが起源で、古代ケルト民族のお祭りとされています。古代ケルトでは、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。

 

しかし、悪霊も一緒にやって来て、農作物などに悪い影響を与えたり、子どもをさらったりするといわれていました。そこで、人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、かぼちゃの仮面をかぶってジャックオランタンになったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれています。

 

まぁ~子どもたちに、このうんちくを話しても???なので、「ここにハロウィーンがあるよ・・・」「あそこにもハロウィーンだ!」なんて、お店の中を大騒ぎしながら楽しい時間を過ごしました。買い物をするお客様も、子どもたちを見て笑顔になっています。うれしいですね。

 

明後日のハロウィーンパレードを前にして、子どもたちの「仮装したい・・・お菓子をもらいたい」モードが右肩上がりです。(笑)

2019年

10月

28日

東京のバスガール

あと3回寝たら、ハロウイーンパレードだと、子どもたちは、10月31日のパレードを楽しみにしています。仮装してファッションを楽しむことと、お菓子をたくさんもらえることの2つも楽しみがあるので・・・子どもは正直ですね。(笑)

 

さて、「東京のバスガール」という曲をご存知ですか。私が生まれるずっと前の昭和32年の流行ソングです。バスガールのモデルは、はとバスのガイド嬢だそうです。

 

昨日は、前に勤めていた会社のOB会で、秋の親睦旅行を楽しみました。旅行といっても日帰りで、何十年ぶりに、はとバスに乗りました。きちんとした統計があるわけではありませんが、はとバスに乗る人の大半は、東京観光に来た人たちです。

 

今回のツアーは、日の出桟橋から隅田川を水上バスに乗り、浅草へ・・・そこで、自由散策という、東京観光の鉄板コースです。水上バスも浅草も何度も行ったことがあるので、興味は、バスガールがどんなガイドをするか・・・です。

 

バスガールと言いましたが、今年、はとバスは二人の男性ガイドを採用したそうです。ただ座っているだけの感がある添乗員には男性が多いですが、バスガイドと言えば、女性が・・・というイメージが強い仕事です。しかし、男の仕事、女の仕事という概念を持つことは、今の時代では意味がないですね。

 

さて、乗車したはとバスは、2階の展望車から東京の町を見下ろしたり、見上げます。しかし、私たちの前には、バスガイドがいません。ガイドは、1階で話し、スピーカーからその声がするだけです。

 

ひねくれ者の私は、「これじゃ・・・あんちょこのメモを読んでいるだけじゃないの?」と疑います。はとバスのガイドを夢見て、全国から人材が集まり、しっかりとした研修を行っていると聞いていたので、「そりゃぁないでしょ」と少しがっかりです。

 

水上バスの中で、何人かのはとバスのガイドが集まっていたので、意地悪な質問をしました。「客の前で話してないから、あんちょこを読んでるんやないの?」すると、ガイドたちは、全否定です。もちろん怒っていません。(笑)

 

しかし、まだ納得できません。すると、両国国技館のガイドを聞いてようやく納得できました。「この両国国技館では、相撲の大会が行われます。力士同士の試合が繰り広げられます」と・・・

 

わかりましたか・・・あんちょこだったら、相撲の大会とか試合という言葉は使いませんね。○○場所に取組みと言います。ガイドはあまり相撲に興味がないのかもしれませんが、あんちょこ説は、これで白です。

 

そして、終点の東京駅に着く直前に、やっと「東京のバスガール」を聞くことができました。

 

♬若い希望も 恋もある

 ビルの街から 山の手へ

 紺の制服 身につけて

 私は 東京のバスガール

 「発車オーライ」

 明るく明るく走るのよ♪

 

ということで、1番だけ歌ってくれました。この歌・・・知っていますか?

2019年

10月

27日

読書週間

昨日の保育園・・・お昼寝タイムに、小学生と年長園児を連れて、近くの図書館に行きました。子どもたちは、慣れた感じで自分が読みたい本を手にして、イスに座ってぺらぺらとページをめくります。こうして、吟味を重ねて、自分が借りたい本を決めるのです。

 

小学生は、本を検索するパソコンから離れません。本のタイトルを入力するのに、自分や友だちの名前を入力して「ないなぁ~」なんて言ってます。これも図書館でのお楽しみのようです。

 

秋は、スポーツの秋・・・食欲の秋・・・とはよく言われますが、「読書の秋・・・」が忘れられていますね。(笑)あまり認識されていませんが、本日10月27日~11月9日は、読書週間です。

 

保育園ママが、凄い試算をしました。このママは、子どもに読み聞かせをする本などを図書館で借りる習慣があります。ほぼ毎日、読み聞かせをしているので、図書館の活用は、とても重宝しているとのこと。

 

試算は、もし、借りた本をすべて購入したら・・・姉と弟二人で、年間100万円以上の出費という数字になるようです。子どもが、本が好きになるのなら、このくらいの出費は必要という考えもあるでしょうが、図書館を利用すればタダです。また、図書館で自分が読みたい本を選ぶ楽しみもプラスされますね。

 

日本の書店の数は、20年前と比較すると約半分になっているそうです。しかし、本を購入するのに、本を手に取って選びたいとの理由で、書店を利用する人は、まだ7割もいるそうです。町の本屋さんも、店主のセンスで魅力的な本を選んだり、飲食やイベントなどで収益を上げたりと工夫し、人気を得ています。

 

この秋・・・子どもと一緒に、本を読みながら・・・をやってみませんか。新しい発見があるかもしれませんね。

2019年

10月

26日

小中学生の不登校

ラグビーワールドカップで、オールブラックスが負けましたね。相手は、イングランドです。ヘッドコーチは、4年前に日本のラグビーを世界レベルに引き上げた、エディージョーンズ・・・彼の口癖は「ジュンビ」です。

 

4年前は、日本代表の選手に南アフリカの国歌を聞かせるなど徹底した準備で、世紀の番狂わせをおこしました。今回は、練習で、サッカーのイングランドの名門、マンチェスターユナイテッドで黄金期を築いたファーガリン元監督を招き、勝者の精神を注入したそうです。

 

前回、母国開催で屈辱の予選リーグ敗退となったイングランドに、ラグビー発祥の地としての、王者の精神を取り戻そうとしたのかもしれません。やはり、エディージョーンズは、ただ者ではありませんね。

 

さて、小学生の不登校が増加しているそうです。2018年の文科省の調査では、病気や経済的理由を除いて、年30日以上学校を欠席した小中学生は16万4528人で、前年比14%増で、2万人以上増えた計算になります。

 

昔は、不登校の子どもには「とにかく学校だけは行ってくれ」という指導がありましたが、今では、「無理にいかなくてもいい」という考えが主流となり、フリースクールなどの受け皿の充実も数字上の要因と言えます。

 

また、ここ数年では、小学生の不登校が増加し10年前の2倍になっているそうです。不登校になった要因は、いじめがほとんどというのは、私たちの勝手な憶測で、今は、理由が明確でないケースが多いといいます。

 

「体が拒否反応を示してしまい、学校に行き続けることが難しくなった」という子どもが増えているのが実態です。特に、小学生では、どうして自分が不登校なのかを認識できていないことも多く、不登校の児童への聞き取り調査も十分に練る必要があるようです。

 

今日は土曜日なので、ホワイトきゃんばすには、5人の卒園児の小学生が登園しました。来年度の入園を決めた保護者が、「うちの旦那も保育園を見学したい」ということで、いらっしゃったのですが、大きい園児(笑)にびっくりしていました。しかし、小学生が保育園児に様々なことを教えながら、かかわっている姿に、「いいですね~」と一言。

 

0歳1歳の時から、ホワイトきゃんばすで生活を共にした卒園児にとっては、ここが、大切な居場所になっているのです。ここにいること、屋上で遊ぶこと、親や学校の先生には決して言わないようなことを保育園の先生に話せること。

 

子どもにとって、自分が落ち着いて活動ができる「居場所」がたくさんあることは、間違いなく不登校防止への近道です。

 

不登校の問題は、奥が深く、解決策も1つではありません。難しい問題ですが、子ども一人一人の答えを見つけていくしかありません。

2019年

10月

25日

子どもの自由を保障する

今日が2回目の一時預かりの女の子、朝から大泣きです。月極め園児と違って、一時預かりは、「どうしてママと一緒じゃないの!?」の気持ちが抑えられなくて、泣いてしまうことが多いのですが、彼女を救ったのは、水槽の中を優雅に泳ぐ魚たちです。

 

水槽の魚の前に行くと、パタッと涙が止まりました。癒し効果だけでなく、泣き虫ストップ効果も水槽にはあるようです。(笑)

 

さて、ある保育園での事です。園庭に前日まで降った雨が、水たまりになっていました。子どもたちは、大喜びで水たまりで遊び始めました。それを見た、保育士のAさんは、「汚いから水たまりで遊ぶのはやめなさい!」と、子どもたちの水たまり遊びをやめさせました。

 

今度は、別のクラスの園庭遊びです。このクラスの子どもたちも、目を輝かせて、水たまりで遊び始めます。担任の保育士Bさんは、子どもたちの中に入って、水たまりに手をつけて、手形遊びを始めました。

 

さぁ~どちらの先生の対応が正解でしょうか?・・・という問題ではありません。(笑)

 

汚い水を飲んでしまったら、下痢や感染症になってしまうと保育士Aさんは考え、子どもたちの楽しい時間を尊重したのが保育士Bさんです。どちらが正解で、間違いという答えは出せませんね。子どもの年齢や、状況によって、同じ先生でも判断は違ってきます。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていると、たいがい、楽しい遊びには、危険や汚いというリスクが伴うことが多いです。子どもたちの冒険心を満足させるには、危なくて怖い経験がつきものですね。

 

「子どもの自由を保障する」ことは、とことん子どもたちを遊ばせたい環境をつくることですが、同時に、子どもたちの安全を考えなくてはいけません。先生によって、このモノサシも違います。

 

ただし、1つの答えとしては、「子どもたちの自由を最大限保障したい。そのために、危険予知などのスキルを私たち大人が、さらに高めていかねばならない」と言えます。

 

昨日から、さいたま市の恒例となった「保育園実践報告会」の研修が始まりました。さいたま市内の18の保育園が、今年度の担当として、報告をします。今年も、すべての保育園の発表を聴かせていただき、ホワイトきゃんばすの運営の参考にさせてもらおうと考えています。

 

「子どもの自由を保障する」は、昨日の発表園の課題です。

 

実は、これは、保育園だけでなく、家庭における子育てにも当てはまります。親として、子どもの自由を保障するスキルは、場面場面で変わってくることもあり、難しい問題です。

 

どうですか・・・わが子の自由を保障する・・・を考えてみませんか。

2019年

10月

24日

子どものことを子どもに聴く

屋上で、ストラーダ―を上手に乗りこなす2歳児が多くなってきました。このまま、補助なし自転車に乗れるようになれば、ホワイトきゃんばすの「2歳10カ月で補助なし自転車に乗れた」の記録更新となります。期待することにします。

 

さて、ある保育園での話です。5歳児クラスで、夏に撮りためた写真を子どもたちに見せて「自分が楽しかったと思う写真を1枚選んでみよう」と投げかけます。すると、子どもたちが選んだ写真は、担任にとって、意外なものが多かったようです。

 

A君は、プールで泳いでいる写真を選んだのですが、実はA君はプールがとても苦手だったそうです。おそらくA君は、この夏のプール活動を自分が頑張ったこととして捉え、自分なりの達成感を感じていたようです。

 

逆に水泳が得意なBちゃんは、水泳の写真ではなくて、仲良し3人組で給食を食べている写真を選びます。

 

C君は、紙相撲遊びの写真を選びました。これは、誰も選ばなかった写真で、担任もまさかそれを選ぶとは思っていなかったようです。

 

こう考えると、子どもたちが選んだ写真は意外なものが多く、職員が日常的に見取っている姿は、思い込みが多いのではないかとも言えます。

 

ホワイトきゃんばすでは、「自分で考えて自分で答えが出せる大人」をめざしているので、朝のインタビューなど、なるべく、子どもが発言する機会を多く持っていますが、まだまだ深掘りをする必要を感じました。

 

例えば、屋上遊びで、子どもにカメラを預けて「今日は○○君が撮りたい写真を好きなだけ撮影していいよ」としたなら、大人の写真とは、視点が違う作品が出てくるかもしれませんね。

 

子どもたちの「心の声」をさらに引き出すことが大切です。

2019年

10月

23日

秋晴れの屋上遊び

今日は、秋晴れの最高のお天気となりました。富士山から秩父の山並みまで、まるで真冬のようにくっきりと見えます。そして、富士山は初積雪だったようで、真っ白な雪化粧に見とれるほどです。

 

子どもたちは、大人のように、富士山に対して深い感動を覚えることはないのですが、さすがに、今日の富士山を見て「真っ白できれいだね!」と何人かの園児が、どろんこ広場から見入っていました。

 

運動会が終わり、しばらくは、のんびりと屋上遊びができます。今日の子どもたちを見ていると、全員が自分のやりたい遊びに集中しています。

 

テーブルを青空の下にセットして、子どもたちの「青空レストラン」ごっこが始まりました。ファームで収穫した本物のさつまいもをシェフが料理をします。おろし金で、さつまいもおろしを作っています。どうやら、スイートポテトをイメージしているようです。

 

朝顔の種の採集には、5人ほどの園児が夢中になっています。夏には、色水作りで大活躍した朝顔が、種になりました。大切に黒い一粒一粒をビニールに入れて、おうちに持って帰るそうです。「今、種をまいてもこれから冬になるからダメになってしまうよ。来年の春にまこう~」というアドバイスを覚えているかな?

 

カメや魚のエサチームも5人ほど集まりました。秋になって、ずいぶんと水温が低くなってきたので、エサも食べなくなってくるのかな~と思いきや、とんでもありません。まだまだバクバクとエサを食べるミドリガメ・・・すると、遠くから園児の声がします。

 

「えんちょうせんせい・・・カメがだっそうしているよ!」そうです。カメ池に住んでいるクサガメが脱走して、屋上のすみっこを歩いていました。台風19号の影響で、カメ池のすき間ブロックが、動いていたのです。月曜日は、そこから脱走したニホンイシガメを発見・・・今日はクサガメの登場に、子どもたちも興奮気味です。

 

自転車、ストライダーチームは、マイヘルメットを装着して、暴走しています。(笑)

 

砂場には、必ず数人の園児がたむろしています。今日の砂は、昨日までの雨で湿り気があり、作品作りには、最高のコンディションです。

 

そして、最後は「ガマの穂」の種飛ばしを楽しみました。ガマの穂は、フランクフルトのようになっているのですが、そこを手で揉むと、まるで煙が出てくるかのように、綿状の種があふれ出てくるのです。まるで生き物のようです。

 

屋上中央は、一面ガマの穂の綿毛で白くなってしまいましたが、こんな実験も、子どもたちの五感と好奇心をくすぐるのです。

 

ジャングルジムやシーゾー、ブランコなどの遊具がなくても、子どもたちの遊びへの探求心は尽きないのです。

2019年

10月

22日

修学旅行で本屋に行く

私が中学の時に、遠足というか校外活動として鎌倉に行ったのですが、団体行動ではなく、5名ほどの班行動でした。それぞれの班は、テーマを決めて活動するのですが、私の班は、他の班が絶対に行かないような場所にしようと、知恵を出し合いました。

 

そして、決めたテーマは「鎌倉の切通し(きりどおし)巡り」です。切通しをご存知ですか。切通しは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道です。トンネル掘削技術が発達していなかった明治時代以前には、切り立った地形の難所に、道路を切り開く手段として、広く用いられたそうです。

 

現代でも、工事費がトンネル掘削費用と比較し、安くあがる場合には用いられています。

鎌倉には、いくつかの切通しがあります。7つほどあるのですが、私たちの班は、有名な寺院や鶴岡八幡宮もパスして、ひたすら、切通しを散策しました。

 

自分たちで考えたことと、他の班では、どこも取り上げなかったこともあって、今でも、この時の事は鮮明に覚えています。

 

修学旅行や遠足で、定番の場所だったり、旅行会社におまかせのプランというのは、何ともつまらないですね。大人になっても、思い出に残ることもないですね。

 

静岡県浜松市にある小学校は、修学旅行には「東京」ですが、そこで、必ず「本屋」に行くそうです。江戸川区にある、その名も「読書のすすめ」という本屋です。

 

この本屋さんは、「本のソムリエ」として有名な、清水克衛さんの書店です。この本屋には、いわゆるベストセラーではなく「本当に読んでほしい本」が、ダンボールを切って作った手書きのPOPと共に置かれているのです。

 

修学旅行の目的は、自分にあった本を清水さんに選んでもらい、本好きの子どもになって欲しいということだそうです。

 

修学旅行でわざわざ東京の本屋に行くなんて、なかなか粋ですね。定番修学旅行の何倍も魅力的です。こんな学校が、さらに増えていくのでしょう。

2019年

10月

21日

多くを犠牲にして・・・

昨日の運動会について、連絡ノートには保護者のコメントがびっしりです。「真剣勝負だけでなく笑いもあって、本当に楽しい運動会だった」「こんな息子を見たのは初めてだ。凄い!立派に成長して泣けた」などなど・・・読みながら、こちらも目頭が熱くなります。1歳の男の子は、金メダルをしっかりと握りしめて、時々かじりながらも大切にしているそうです。(笑)

 

今日は、久しぶりに屋上遊びを満喫しました。自転車、ストライダー、朝顔の種の採集、おままごと、砂場遊び、カメの観察などなど・・・屋上遊びの引き出しは、数え切れないほどあるので、子どもたちは、今日一番やりたい引き出しを開けるのです。

 

しかし、この1カ月間・・・特に寺子屋園児は、大好きな屋上遊びを犠牲にして、運動会の練習に取り組みました。何度も西文ひろばグランドに通い、組体操では、裸足になって痛さにも耐えました。

 

最初は、「やらされている」感が大きい練習も、次第に「今日も練習頑張る!」と子どもたちは、「運動会」という大きな目標に向かって、自分の意思で動くようになっていきました。自分のために・・・仲間のために・・・様々な思いが、園児一人一人の心に刻まれます。

 

そして、運動会は、確実に「何かをやり遂げた!」という、子どもたちの成長の大きな節目となりました。今日の子どもたちの話を聞いていると、練習を頑張った自分に対する誇りを感じます。園長としては、これほどうれしいことはありません。

 

さて、念願のベスト8を達成した、ラグビーワールドカップ日本代表の選手たちのコメントの中に、「この4年間、すべてを犠牲にして・・・」という言葉を多く聞きました。

 

「そんな・・・すべてを犠牲にしないと、ここまでできないの?もっと楽しく頑張って、優勝や金メダルを獲得するのはダメなの?」と思った人もいたことでしょう。

 

ホワイトきゃんばすの運動会も、楽しい屋上遊びを犠牲にして練習に打ち込みました。

 

犠牲という言葉は、マイナス表現になることが多いので、このコメントに違和感を感じるかもしれませんが、選手たちにとっての「犠牲」とは、大きな目標を達成するための、自分が選んだイバラの道だったのかもしれません。

 

そして、目標が達成されたので、アスリートとしてだけでなく、一人の人間として大きく成長したのだと思います。その証は、彼らの存在が、私たちに大きな影響を与えてくれました。私たちに「夢や希望」をプレゼントしてくれましたね。

 

私たちは、一生のうちに何回かは、「犠牲」という名の「自分で決めたイバラの道」を選択し、成長を続けるのです。

2019年

10月

20日

2019年度 運動会

朝から多くの園児が、リラックスして「おはようございます!」と西文ひろばグランドに姿を見せました。初めて運動会を経験する園児は、たなびく国旗や入場門、テントに音響スピーカーを見て、いつもの練習とは違うことを感じます。

 

体調を崩していた園児もいましたが、全員元気にやってきました。そして、卒園児の小学生が10人も「卒園児競技」に参加してくれました。卒園児が参加する運動会は、ホワイトきゃんばすの大きな特徴です。

 

プログラムナンバー①の「みんな元気にヨーイドン」からナンバー⑨の「紅白対抗リレー」まで、子どもたちの練習を見てきた私たち職員の目からも、想定をはるかに超えた子どもたちの活躍に、純粋に「感動」をもらいました。

 

保護者からも、「今日は本当に楽しい運動会だった・・・」「素晴らしい運動会だったです」との声をたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、1対1の勝負が多く、勝ち負けをはっきりとつけます。負けた園児は、練習から号泣し、何度も続けて負ける園児は、「もうダメだ」と思ったっこともありました。しかし、9回負けても1回勝つことが、どれだけ子どもたちの勇気につながったことを私たちは知っています。練習から本番まで、全勝や全敗の園児は一人もいません。

 

運動会本番では、練習とは違う、番狂わせもありました。これは、子どもたちが大人になるまで、何度も経験することです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、異年齢で園児同士が助け合う競技がたくさんあります。特に、組体操では、練習の姿からは「あり得ない」素晴らしい演技を見せてくれました。全員がピラミッドを完成させたとき・・・目頭が熱くなりました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、バトンを落としても、あきらめないで前の走者を追いかける姿に、子どもたちの「最後まであきらめないで頑張る」気持ちが詰まっていました。

 

今年の運動会は、全員が金メダルです。金メダルを手に笑顔の子どもたちを見て、ようやく、ホッとしました。

 

本日、応援に来てくれた保護者の皆様、北海道から応援に駆けつけたおばあちゃん・・・来年度の新入園児も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。

 

そして、子どもたち・・・ありがとう!

2019年

10月

19日

実演販売

今日は、天気予報通りに午前中には雨が上がり、明日運動会を行う西文ひろばグランドの土は程よく湿り、「明日は最高のコンディションになるよ・・・」と語っているかのようです。(笑)

 

空高く、世界の国旗を取り付ける準備をしていました。運動会と言えば、国旗が定番ですね。すると、通りかかった親子が「運動会をやるんだね・・・」と会話をしています。今日はとても静かなグランドですが、明日は、子どもたちの歓声と応援の声で賑やかになることでしょう。

 

さて、今日は「川越まつり」に行ってきました。迫力の山車を見て、明日の運動会に向けて気合を入れようと思ったのですが、素晴らしい山車の数々に負けないくらいに、私の目が釘付けになったのが、「広島風お好み焼き」の屋台です。

 

たくさんの屋台がある中で、この屋台には数人の列ができています。

 

1回に3×6の18枚のお好み焼きを屋台の兄さんが作ります。キジを流し込み、その上に大量のキャベツを盛ります。肉を乗せ、横の鉄板で焼いていたヤキソバを乗せます。そして、お好み焼きを丁寧に折り重ねて、鉄板の左端に並べていきます。

 

開いた右側の鉄板の上に、片手で手際よく、18個の卵を割っていきます。目玉焼きを作っている間に、お好み焼きの上にソースを塗ります。広島だから当然「オタフクソース」でしょ・・・と思いきや、ブルドックソースを使っています。なぜ?どうして?

 

そして、目玉焼きを上に乗せて、最後はかつお節をたっぷりかけて出来上がりです。この手際のいい職人技と、ソースの香りで食欲が倍増します。川越まつりに来ていた外国人も、「きょとん顔」で、このお好み焼きの実演販売を見入っていました。

 

18枚のお好み焼きを作るのに、ざっと15分・・・販売する時間が5分で計算すると、1時間で54枚×600円で、32,400円なり。5時間稼働で162,000円の売上です。この屋台は、常に行列ができていたので、本当にこれくらいの売上があると思います。

 

「いらっしゃいませ!」の声出しで、客を引き込む屋台もあれば、この広島風お好み焼き屋のように、実演販売という付加価値で客の行列を作る屋台もありますね。私も、おいしくいただきました。

 

明日の運動会の演出のヒントには、なったような、関係ないような・・・おいしい食べ物には、笑顔がつきものですので・・・明日の運動会も子どもたちの笑顔で満たされることでしょう・・・ということで。

2019年

10月

18日

おがわ学

明日の運動会は、明後日の日曜日に行うことに決めました。日曜日は、秋晴れの下で子どもたちの活躍を期待することにします。日曜日にお仕事が入っているパパやママにおかれましては、調整等の対応をいただきありがとうございます。

 

さて、今年のサマーキャンプは、埼玉県の小川町に行きました。世界遺産になった「細川紙」という和紙が特産品です。子どもたちは、紙すきに挑戦したので、和紙がふつう使っている紙とは全く違うものだということを学びました。

 

実は、江戸時代末期の江戸で商人が使う大福帳は、小川周辺の「細川紙」が多く使われていました。そして、火事が起こると、記録を残すために大福帳を井戸に投げ込んだそうです。水に濡れても文字ははっきりと読める形で残ったそうです。

 

そんな、特産品を持つ小川町も、人口減少が加速しています。そこで、小川町では、小中高校生が、小川町について体系的に学ぶ「おがわ学」の構築を始めました。

 

内容は、「細川紙」のような町の歴史を学ぶだけでなく、先人がどのような苦労に直面し、どう乗り切ってきたのか、の部分をしっかりと考えることが目的だそうです。

 

つまり、子どもたちが、自分自身が直面する課題を解決できる力を身につけるのがねらいです。教育の本質を描いた表現の一つとして「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切」とよく言われますね。「おがわ学」の考えも同じで、課題解決力を備えた人材の育成を目指しています。

 

こんな人材が、少しでも多く、小川町の未来を担ってくれれば・・・という願いでしょうね。日本の地方には、その土地に根ざした大切な文化があると思います。それを学び、深掘りし、自分のこれからの生き方にどう生かしていくのか・・・こんな切り口で、地方が活性化していければうれしいですね。

2019年

10月

17日

下手な先生の授業より、一流講師の動画がいい?

今日は、運動会本番前の最後の練習を行いました。子どもたちは、運動会に向けてのやる気がみなぎっています。うれしいですね。

 

そして、夕方の寺子屋では、屋上にある「ビートルハウス」ことカブトムシ小屋の幼虫を観察しました。夏を過ごしたカブトムシが卵を産んで、幼虫がどれだけ育っているのか、ワクワク感で、子どもたちの目がギラギラです。(笑)

 

腐葉土の上にあるクヌギの朽木を持ち上げると、すでに5匹の幼虫を発見・・・表面の土を掘るだけで、ざっと15匹以上の幼虫が出てきました。「うぉ~すげぇ~」の子どもたちのどよめきが起きます。

 

一番大きな幼虫を手にすると、体長が7センチくらいあります。腐葉土の上は、幼虫のフンで一杯です。このまま大きく成長して、来年の夏にカブトムシの成虫になるのです。

 

今日は、17人中10人の子どもたちが、しっかりと幼虫を手に持ってドヤ顔です。とてもグロテスクな幼虫ですが、勇気ある園児が多いのです。(笑)

 

さて、最近の家庭学習が大きく変化しているそうです。一部の塾は、タブレットの端末を使って、いわゆる「個別最適化した学習」を始めています。子どもは、動画を見ては、到達度をチェック。人工知能が児童の伸びを分析し、どんな学習の進め方が最も効率的かについて、データを集めるそうです。

 

信じらせませんが、ある私立中学校の先生は、授業で塾講師の授業動画を流しています。先生の仕事は、出席管理と「再生ボタンを押すこと」です。しかし、生徒や保護者からはすこぶる好評だそうです。

 

保護者会では、こんな会話もあるそうです。「教え方が下手な先生は動画を使ってもらえるよう学校に頼みたい」「先生はけんかの仲裁とかの生活指導だけでいい。大学出たての新任の授業なんて三流以下でしょ」

 

どうですか、これを聞いた学校の先生たちは、怒り火の玉ですね。

 

でも大丈夫です。動画を使った一方通行の授業では、子どもたちが「学び合う」環境は生まれません。子どもたちにとって必要な力は、将来社会に出て、自分とは違う考えを持った人たちと、年齢差も超えてわたり合う力です。

 

一方通行の知識の詰め込みが、入試には通用しても、社会に出てからは通用しないことを私たちは社会の中で経験しています。自分で考えて、様々な人を巻き込んで課題を解決する力が問われる今、学力、知識といった「認知能力」が重要だなんて、時計の針を元に戻しているにすぎません。

 

アクティブラーニングは、タブレットの一流講師の授業からは学ぶことはできませんね。一流の講師は、教え方が上手くなくては仕事になりませんが、一流の先生は、教え方が上手なのではなく、舞台演出家として、役者である子どもたちを動かす力がある人です。

 

もう・・・まったく! 思い違いも甚だしいですね!

2019年

10月

16日

夕焼けはなぜ赤い?

運動会の練習も今日を入れてあと2回です。紅白対抗リレーで、バトンを受け取った5歳男の子・・・ふだんは、闘争心をむき出しにするタイプではありません。しかし、今日は、5メートル先を行く園児を「よし!俺が抜いてやる!」と言わんばかりの鋭いイイ顔をしていました。

 

組体操は、裸足で行います。半ズボンですので、小石で痛いはずなのに、子どもたちは弱音の一言もなく、完成度を上げています。土曜日の天気予報が雨ですが、予備日の日曜日は、確実に晴れるので、子どもたちの、練習の成果をしっかりと受け止めたいと思っています。

 

さて、8月の夏まつり・・・屋上からは、素晴らしい夕日が子どもたちをオレンジ色に染めていました。

 

ここで問題です。「夕焼けはなぜ赤いのでしょうか?」

 

私も知りませんでした。まず、空の色は太陽の光がもとになっていることをおさえます。

 

光は、波のようにうねって伝わります。波のうねりの高い点から次の高い点までの長さを「波長」といいます。この波長が光の色を決めているそうです。私たち人間の目に見える光は、虹のように7色あり、青系の色は波長が短い。緑色、黄色の順に長くなり、赤系の色が最も長いのです。

 

太陽の光は、大気中を通り抜ける際、分子にぶつかって飛び散るそうで、波長が短い光ほど分子にぶつかりやすく、長いとぶつかりにくいので、赤系の色は、青系の色に比べて遠くまで届きます。

 

昼間、太陽は私たちの真上にありますが、夕方は地平線に沈みます。昼間に比べて夕方は太陽から私たちまでの距離が長いのです。よって、青色の光は、夕方だと途中で分子にぶつかって散乱してしまい、届きませんが、赤系の光は夕方でも届くので、夕日は赤く見えるのです。

 

どうですか・・・子どもに偉そうにうんちくを語れそうですか。

 

ちなみに「夕焼けの翌日は晴れ・・・」という言い伝えは、夕焼けがきれいな日は、西の空が晴れていて、天気は西から変わるので、西が晴れているなら、翌日は晴れる可能性が高い・・・ということだそうです。

 

これも、子ども相手のうんちくに追加してください。(笑)

2019年

10月

15日

動物顔

今日の保育園は、「大丈夫だった?」と台風19号の会話で持ちきりです。ホワイトきゃんばすの園児のおうちは、どこも無事だったようで何よりです。

 

パパやママの行動が、いつもと違っているのを察した4歳女の子は、「こわーい」とつぶやきながら、激しい雨音に耐えたようです。いつもは、ママと寝る2歳男の子は、風の音が怖くて、パパとママの間で、川の字になって寝たそうです。氾濫寸前の川の話や、道路が冠水の話で盛り上がれるのも、みな無事だったからですね。

 

さて、今日は、動物顔の話です。

 

日本人男性の顔は、だいたい3人の戦国武将にちなんだ3匹の動物のどれかに似ていると言われています。

 

3人の武将というのは、信長、秀吉、家康。そして、3匹はキツネ、サル、タヌキです。

 

信長は切れ長の目に特徴があるキツネ顔。鋭い理解力と明晰な判断力を持ちながらも冷酷無比なイメージも併せ持つ。低い階級から天下人に成り上がった秀吉。上司でもあり、あだ名の命名者である信長からは、しばしばサルと呼ばれていました。

 

戦国の世を治め、江戸幕府260余年の礎を築いた家康は、タヌキ顔です。といっても、家康は実物のタヌキではなく、徳利や通帳などをぶら下げた焼き物のタヌキです。お腹が大きい「ぽんぽこタヌキ」ですね。

 

どうでもいいでしょうが、みなさんの周囲を見渡すと、男性なら、たいがいこの3つのパターンで、似ている人はいませんか?たまには、遊び心で、動物顔ウオッチングもいいかもしれませんね。

 

ところが、女性の場合は、男性のように3つのパターンでは、とうていおさまりきれませんね。(笑)

 

子猫のように…リスのように…どうやら、小顔をイメージするような動物だったり、動物でなく花に託して形容することもありますね。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花(ゆりのはな)」・・・久々に使う言葉です。

 

やはり、女性は美しくありたいということでしょうか・・・まぁ~あまり深く考えても仕方ないですね。(笑)

2019年

10月

14日

麹町中学校 卒業生の言葉③

昨夜の感動の一戦を私の大学時代の仲間が、スタジアムで観戦していました。「感動で言葉にならない・・・涙も止まらない・・・」そうです。日本のラグビーの歴史を変えた一戦に、テレビを見ていた私も、ずっとコブシを握っていました。初戦のロシア戦を観戦した仲間は、高校時代のラグビー部のメンバーとともに観戦しました。「高校時代の厳しい練習を思い出して・・・泣いちゃったよ」と言ってました。

 

ラグビーは、スポーツ&格闘技がミックスした興奮がありますね。日本のトライラッシュは、巧みな戦術が目を引きましたが、最後のスコットランドの逆襲を守り切る姿は、完全に、熱い格闘技です。

 

しかし、「目標は決勝トーナメント」だった日本は、松島選手の冷静なコメントに見るように、次の目標を設定したように思えます。ベスト4・・いや決勝進出・・いや優勝・・

代表選手一人一人が、自分がすべきことがわかっているようで、自立した勇者のようですね。

 

さて、麹町中学校 卒園児の言葉の続きです。

 

1、2年生の皆さんに伝えたいのは、特に一つ目の話「リスペクト」です。「リスペクト」は学校生活をエンジョイするちょっとしたコツだと僕は思うんです。誰かの悪口を言ったり、からかったりして、楽しいと思っているのは本当の楽しさではありません。むしろ、お互いリスペクトできる、のびのびとした学校生活はとっても楽しいものです。そのことをたった1、2年しか年齢は違いませんが、先輩として伝えたいと思います。そして、お互い違うステージで頑張りましょう。

 

先生方、3年間ありがとうございました。

授業以外でも、様々な先生が僕たちを支えてくれたからこそ、今日、僕たちはすがすがしい気持ちで卒業できます。また、毎日給食を作ってくださった、職員の皆さん、事務の方々、その他、学校にかかわる全ての方々、三年間ありがとうございました。

 

地域の方々、様々な場所で僕たちを見守ってくださりありがとうございました。引き続き後輩たちをよろしくお願いします。

 

そして、保護者の皆さん。恥ずかしくてお礼を言えない同級生のために、生徒を代表して皆さん全員にお礼をしたいと思います。15年間、いつもそばで支えてくれてありがとうございました。皆さんの支えなしに、今の自分たちはいません。これから、何があるかわからないけど、よろしくお願いします。

 

最後に3年生の皆さん。今日までの三年間、そのいつをとっても、僕にとっては思い出です。たくさん笑った三年間でした。時々泣いた三年間でした。皆さん一人一人に感謝します。

 

本当にありがとう。そして、また会いましょう。

2019年

10月

13日

麹町中学校 卒業生の言葉②

朝になり、続々と台風19号の被害状況が報道されています。台風一過の青空を素直に喜べない状況です。千曲川の氾濫で、新幹線の車両基地が水に浸かっている映像はじめ、まだ被害が拡大することが心配です。

 

保育園のある、さいたま市西区には、荒川が流れています。昨夜は、何度も携帯電話に荒川の水位が危険水位になったという緊急メールが一斉に入ります。地震の時のアラーム音とは違う聞きなれない音ですが、家族の携帯5台が「ピーピー」と鳴り出すものですから、一瞬、緊迫した状況になります。

 

荒川をつなぐいくつかの橋のライブ映像を見ることができたり、パソコンやスマホを使った情報収集については、現在は、かなり進んでいるような気がします。しかし、お年寄りなど、情報が取れない人たちも多くいることも事実です。

 

昨今の災害については、地球環境レベルの対応が必要・・・と報道されますが、具体的にどうすべきかは、難しい問題ですね。「命を守る行動を!」という言葉も、何度も聞きましたが、今回は、緊張感をあおるNGワードになったような気がします。この問題は、私たち一人一人が、しっかりと考える必要がありますね。

 

さて、麹町中学校 卒業生の言葉の続きです。

 

二つ目は「ゴール」です。日本語で言えば、目標、目指すもののことです。

 

麹町中学校では、行事一つ一つにゴールがあります。僕たちはそのゴールに近づくように準備や練習をしてきました。特に僕たちの3年生にとって最後の体育祭はゴールを強く意識しました。体育祭の目標は「全員が楽しめる体育祭」。運動が得意な人も、苦手な人も

楽しめるという難しい目標です。

 

この目標に近づくために色々なことに挑戦しました。スウェーデンリレー、ピコピコハンマー騎馬戦、台風の目。応援団をつくったり、何よりチームを東と西に分けました。1つ1つが初めてで、毎日毎日会議室にこもって話し合いをしました。新しい種目はみんなが楽しめるのか、本番どんな問題が起こりそうか。考えることが多すぎて、帰りたくなくなることも多かったです。

 

でも、私たちには明確なゴールがありました。「全員が楽しめる体育祭」そこに向かって準備を進めることができたのです。体育祭の準備を進める中で、様々な壁にぶつかったわけですが、特に大きかったのが全員リレーでした。

 

全員リレーは例年、3年生全員でリレーをする伝統的な種目でした。でも、全員リレーをやりたくない人が毎年いる、というのは事実でした。どうするか悩んだ挙句、3年生にアンケートをすることにしました。「あなたは全員リレーに賛成ですか、反対ですか」というアンケートです。

 

もし、賛成が100%だったなら、僕たちは全員リレーをやったと思います。でも結果は違いました。10%、約15人は反対と答えました。この結果を見て、またも企画委員は悩みました。

 

賛成90%、反対10%。多数決だったら賛成の圧勝です。でも、悩み、話し合いをした結果、僕たちはリレーをやらないという結論を出しました。それは、僕たちのゴール「全員が楽しめる体育祭」を実現させるためです。多数決できめるべきではないと、そう決めました。僕にとっては、今までで、最高の体育祭でした。皆さんはどうだったでしょうか。

 

一つ一つの行事、活動、そのほか様々なものにゴールを見つける。そうすることで、自分のすべきことが見えてくる。僕は、麹中での3年間でそれを知ることができました。

 

ゴールは1つの道しるべでもあります。そこに向かっていかなければいけない。全員リレーのように自分の思い通りにはできない。でも、ゴールにたどり着けば、僕たちはもっと上の楽しさ、達成感を味わうことができます。それがゴールを決める本当の意味なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

12日

麹町中学校 卒業生の言葉①

今日の保育園は3人の園児が登園しました。台風接近でも働くママは頑張っています。ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターが、13時までの営業となったので、給食を食べて、無事に帰宅しました。

 

今回の台風では、私が住む埼玉県で「大雨特別警報」のレベル5が発令されました。「命を守る行動が必要」という内容です。

 

テレビの台風速報を見ていると、洪水の映像など、台風による不安をあおるような報道ですね。冷静に対応しなければならないのに、何だか、恐怖が増すばかりと感じる人が多いのではと、別の心配をしてしまいます。

 

さて、今日は、昨日のブログの続きですが、麹町中学校の卒業生の言葉を紹介します。中学3年生で、よくこんなメッセージが言えるものかと、感心します。

 

平成30年度 卒業生代表の言葉です。

 

あっという間の3年間、長かった3年間。この3年間は人それぞれのものだったと思います。今日は、僕たちの3年間を振り返って、2つの話をしたいと思います。

 

最初の話は「リスペクト」です。誰かの考え方、誰かのチャレンジ、そして個性を尊重するということ。この学校では何度も聞いた言葉だと思います。

 

この学年はさまざまな個性であふれています。そんな癖の強い子のひとり、とても質問が好きな男子の話をしたいと思います。今からお話することは、本人と保護者の方に許可をもらっています。

 

その子は社会が得意で、先生や友達に歴史や地理を語っている姿をよく見かけました。集会や講演会の時には、「はい、はい」とよく手を挙げて質問をしていました。ときには、話をしている人を困らせてしまうような質問をすることもありました。ですので、1年生のうちは、僕は戸惑いましたし、彼を変な目で見てしまっていました。「なんであんなに質問するのだろう」と。

 

しかし、もし彼が今この瞬間、僕に手を挙げて質問しても、彼を責める人はこの学年にはないでしょう。なぜなら、僕たちは彼を知っているからです。彼の得意なこと、苦手なことを知っています。それに、最初に手を挙げて質問するには勇気がいること、質問をするには深い考えが必要なこと、そして彼にはそれが備わっているということ。僕たちは知っています。また、彼の突拍子もない質問から、何かに気付いたり、考えが深まった人もいます。だから僕たちは、彼をリスペクトしています。

 

僕たちの学年の、誰かをリスペクトするという雰囲気は僕も実際に体験しました。

 

それは僕が生徒会長だった時のことです。生徒会長のような大役を務めるのは、僕自身初めてで、心配なことがたくさんありました。最初のころ、特に心配だったのが「周りの目」です。朝会でみんなの前で話すとき、みんなは自分のことをどう思っているのかなあ、と反応ばかりを気にしていました。行事の時も、生徒会活動の時も、自分がどう見られているのか、周りの目を意識してしまっていました。目立つこと、それは少し悪いことだと思い込んでいたのです。「出る杭は打たれる」と思っていました。

 

でも、僕は間違っていました。朝会の時、僕は気持ちよく皆さんの前で話ができたし、行事の時も周りの目を気にせずに自由に活動ができました。なぜなら、僕たちの学年が「出る杭を打たない」学年だったからです。誰かが前で発表したり、活動するときでも、それを支える雰囲気が僕たちの学年にはありました。

 

個性や考え、そして誰かのチャレンジを否定しない、むしろ尊重し、応援できれば、学校はとても心地よい場所になるといつからか気付きました。足を引っ張る人のいない、そういう環境はお互いを高め合え、成長させてくれる環境なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

11日

麹町中学校の副校長

台風上陸前日のショッピングセンターは、レジに長い列ができています。パンの棚は、ほぼ空っぽの状態です。もし停電して調理ができなくなっても、パンならすぐに食べられます。カップラーメンにミネラルウォーターも在庫がほとんどありません。

 

台風のような自然災害相手に、人間は無力ですが、大きな被害とならないように祈るばかりです。

 

さて、10月2日のおやじ園長のブログで、東京都千代田区にある麹町中学校の話をしましたが、今日は、工藤校長ではなく、女性の副校長の話です。

 

菅原副校長が語ります。「定期テストや宿題の廃止、固定担任制から全員担任制へ、服装・髪型指導は一切なしばかりが注目されていますが、実は、これらは手段にすぎません。本校の最上位の教育目標は『自律した子どもを育てる』です」

 

そして、合言葉があります。「世の中まんざらでもない!大人って結構素敵だ!」です。

 

入学当初は自分に自信が持てず、大人が信用できない生徒たちですが「人は対立するものだ」「人のせいにしない」「目的は何?」等、日々のカリキュラムを通して成長していきます。そして、3年生になる頃には、「自分で考え、判断し行動できるようになり、出る杭を打たない」生徒になっていくのです。

 

菅原教頭は、「副校長として~すべき」と自分にプレッシャーをかけ、押しつぶされそうになり、失敗し落ち込む悪循環を経験します。そこから、「完璧にできなくてもいい、失敗してもいい、できないなら人にお願いしよう」と思えるようになったそうです。

 

どうですか、これを読んだあなた・・・自分の仕事を振り返ってみて下さい。

 

本当に仕事ができる人は、自分ですべてをこなすことではなく、周りを上手に巻き込む力がある人です。人に頼ることは、恥ずかしいことではなく、コミュニケーション能力の賜物ですね。

2019年

10月

10日

「桃太郎は盗人なのか?」

2019年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の父と言われる吉野彰さんら3人が選ばれました。うれしいニュースですね。

 

今までのノーベル化学賞といえば、私たちのような一般人では、よく分からないような難しい研究が多かったですが、今回のリチウムイオン電池は、パソコン、スマホから電気自動車まで、私たちの生活には欠かせない、現代生活のインフラにほとんど関係しているものです。

 

私たちが、当たり前に使っているモノが、ノーベル賞です。これからは、このブログを書いているパソコンにも大いに感謝することにします。(笑)

 

さて、「桃太郎は盗人なのか?」という本をご存知ですか。この本の著者は、倉持よつばさんという小学校6年生です。彼女は、昨年の夏休みに、昔話の「桃太郎」を巡って、200冊以上の書籍を読み比べ、その成果がハードカバーの単行本となったのです。

 

倉持さんは「今は鬼というと悪いイメージがあるが、昔の話だと宝物を奪いに行ったのは桃太郎。鬼自身は何も悪いことはしていない。そこを知ってほしい」と語ります。

 

私たち大人は、昔からのすりこみで、鬼は悪い者というメッセージを自然と子どもたちに発信しています。それを、倉持さんは、小学生らしい「ちょっと、おかしいんじゃない?」と受け止めるのです。それで、200冊です・・・凄いですね。

 

200冊以上読んで気がついたのは、桃太郎の話が時代によって異なること。特に、鬼については、江戸から明治初期は、鬼から宝物を奪っている→明治末ごろから、鬼が自ら宝を差し出すようになっている→昭和になると、優しい鬼が出てくる。

 

このように、時代と共に、鬼が非力になっていく様子を発見。鬼に落ち度はなく「桃太郎盗人説」に共感を覚えたそうです。同時に、得体の知れないものを「鬼」とすることで、日本人は昔から、心の安定を図ってきたという結論にたどりつきます。

 

どうですか、大げさですが、民俗学者を含む多くの大人たちが思いもよらなかった「人と鬼」の謎の解明のヒントになるかもしれませんね。これが、小学生の書いた本です。あっぱれ!・・・脱帽です。

 

私たち大人は、子どもたちに、少しでも多くの本を読む習慣をつけさせたいものです。大人では考えもつかない発想が、誕生することは間違いありませんね。

2019年

10月

09日

災害と女性

昨日の寺子屋では、単純に屋上で虫捕りをしました。虫あみと虫かごを持って、子どもたちが狙うのは「赤とんぼ」や「アゲハチョウ」ですが、そう簡単にはつかまりません。子どもたちをあざ笑うかのように、空高く逃げていきます。

 

ということで、飼育ケースには、ショウリョウバッタやオンブバッタや、カメムシ、ダンゴムシに謎の虫たちを採集しました。小さい園児も、今日一日観察をして、屋上へ逃がしました。1歳の園児が食い入るように飼育ケースを見つめます。こうして、ホワイトきゃんばすでは、虫嫌いの園児がいなくなっていくのです。(笑)

 

さて、今日は、災害時における女性について、フォーカスします。データによると、

東日本大震災による死亡者は、男性よりも圧倒的に女性が多かったのです。女性の方が男性よりも長生きで高齢者が多いから、と思った方もいるでしょうが、実は、全ての年代において女性が男性を上回っているのです。

 

ざっと、女性:男性が、55対45ぐらいの比率です。どうですか、僅差の範囲ではありませんね。

 

考えられることは、自宅で高齢の親や幼児などの子どもの世話をしていて逃げ遅れた人が多かったのではないかと言われてます。

 

問題は、女性の死亡率が多いという事だけではないようです。災害後の避難生活でのストレスは、男性よりも女性の方が大きいのが実態です。女性用トイレは、男性用の3倍必要というのが国際基準だそうですが、これを満たす避難場所はほぼ皆無です。

 

更衣や入浴についても、男性のように何の気兼ねもなく、ハダカになって・・・というわけにはいきませんね。炊事や洗濯も女性がするべきと、一手に担わされる重荷も加わります。

 

こうなっていくと、何を改善すればいいのか・・・。地方自治体などの防災計画を策定する防災会議のメンバーに、現状は女性が1割程度だそうです。力仕事は男性が・・・乳児などの対応は女性が・・・など、性別による役割分担が必要な内容は、避難生活の中では、ごく限られていると考えるのがいいのかもしれません。

 

男女関係なく、被災時の緊急生活においては、ともに役割を共有するプランが、今後はとても重要になってくるのでしょう。

 

これは、他人ごとではありません。私たち誰もが、いつ避難生活を送ることになるやもしれませんね。

2019年

10月

08日

リアルなお金体験をさせよう

今日は、屋上でピクニックランチです。寺子屋園児が、ママが作ってくれたお弁当を食べるという、とてもシンプルなイベントですが、子どもたちにとっては、とても大切な一日です。

 

お弁当を作ってくれたママへの感謝の気持ち・・・事前にママへお弁当の内容をリクエストした園児もいました。すみっコぐらしなど、今回初登場のキャラ弁を前にして、子どもたちの会話も広がります。朝降っていた雨も、ピクニックランチの時間は、晴れ間が出てきました。大満足の子どもたちです。

 

さて、10月から消費税が10%になり、「キャッシュレスならポイント○倍」と、世間はカード利用を促し、スイカやパスモがあれば、お財布がなくても過ごせてしまう今日この頃・・・さらに、キャッシュレス化の傾向は加速していくことでしょう。

 

しかし、子どもたちは、リアルなお金体験が必要ですね。

 

保育園ママの中には、子どもにお菓子を買い与えるのではなく、「この100円で、好きなお菓子を買ってもいいよ。ただし、自分で100円以内で、買えるものを探しなさい」と、たまに子どもに買い物をさせるそうです。欲張って、100円を超えてしまったら、やり直しです。(笑)

 

現金のやり取りは、金銭感覚を育てるためにも意義があります。

 

「100円で買えるものは何かな?」「このりんごとあのりんごでは、どっちが高いの?どうして?」「あと○○円あれば、このおもちゃが買えるね」「買い物したら、お金はなくなるんだ?!無駄使いはいけないのかな?」「欲しいものを買うためには、お金を貯めないといけないんだ」

 

まぁ~大人が口で言ってもなかなか実感がわかないことも、実際に現金での買い物を子どもと一緒に行うことで、学ぶことが多いですね。

 

お金のことを教えるのは、とても重要な事です。現金での買い物・・・たまには、子どもにさせてみませんか。

2019年

10月

07日

子どもに「選択する時間」を与える

3歳女の子のママの話です。衣替えで、夏服から秋冬服まで、これを機に処分してしまおうと思ったのですが、今回は、娘に「着る服」「着ない服」を選択させたそうです。すると、予想外に、テキパキと3歳の娘が仕分けをし、「この服は○○だから・・・」なんて、理由まで説明するそうです。

 

たいていは、時間の節約とか面倒になるとかの理由で、親が全部やってしまうことが多いですね。

 

忙しい毎日の中で、子どもを急がしてしまったり、親がやってしまう場面もあるでしょう。しかし、このママのように、子どもに選択権を与えることは、とても大切なことです。

 

例えば、アイスクリームを買うとき、「選んでいいよ」と言いながら、決められないと「これでいいでしょ?」と親が決めてしまう事がありますね。子どもが迷っているときは、一番頭を働かせているときです。

 

ホワイトきゃんばす流で言えば「自分で考えて自分で答えを出す」大人になるためにも、子どもが「悩んでいる時間」を親は保証してあげたいですね。

 

これからの時代に、速く効率よく答えを導き出すのはAIがやってくれます。しかし、物事をじっくりと考えて、「こんなことをやったら面白いんじゃないの?」と発見するのは、AIではなく「人」でしかできません。

 

子育てのやり方は、親が自分のマニュアルを積み上げていくのですが、「子どもに選択する時間」を与えることは、やり方は色々あるでしょうが、是非にやってみて下さい。

2019年

10月

06日

スズメバチ

夏の雑木林で、樹液の出るクヌギには、夜はカブトムシやクワガタが集まります。しかし、昼間の主役はスズメバチです。夜になると、自分の巣に戻って寝ます。たまに、食いしん坊スズメバチが夜まで樹液を吸っていることがあります。

 

この夏の保育園ナイトツアーでもスズメバチを1匹ですが見つけました。「スズメバチがいるから近寄らないで・・・」と、思わず叫んでいました。

 

スズメバチは、夏に羽化を始め、9月から10月にかけて、一番個体数が多くなるそうです。つまり、今がスズメバチのピークなのです。1つの巣に数百匹が暮らすこともあるそうです。オスのスズメバチは全く働かず、女王バチの産卵のために存在するのみだそうです。

 

保育園の遠足でお世話になった、北本自然観察公園では、スズメバチの巣を見つけると、もちろん駆除はしません。スズメバチと共存する網のトンネルを設置するそうです。巣を見かけた時は「子育てをしているんだな」と温かい気持ちで見守って欲しいと言います。

 

スズメバチは花の蜜を吸い、チョウやガなどを食べます。スズメバチがいなくなった世界を想像してみると、花は受粉せず、種を残せなくなります。食べられた虫たちは数を増やし、農作物を沢山食べてしまうので、農薬が使われる量が増えるかもしれません。

 

こう考えると、スズメバチは生態系の大切な一員であり、私たち人間も大変お世話になっているのです。我が物顔で歩く私たち人間も、自然の生き物に触れながら、生態系のことをたまには考えてみる必要があるかもしれませんね。

2019年

10月

05日

1人1人がめざせ金メダル

ラグビーワールドカップで日本代表がサモアを破り3連勝しましたね。今回のワールドカップで初めてラグビーファンになった人が多いと思いますが、3週連続で土曜日の夜は、日本中が大盛り上がりです。

 

ノーサイドの精神で、試合後の選手同士の紳士的な姿が、印象的ですね。予選リーグの最終戦は、因縁のスコットランド戦です。因縁というのは、先回のワールドカップで、あの南アフリカを破り「世紀の番狂わせ」の日本代表が、予選リーグで3勝をあげながらも、スコットランドに敗れ、勝ち点の差で決勝トーナメントに進出できなかったからです。

 

巷では、決勝トーナメント進出ではなく、優勝を目指せ!なんていう声があがっているようですが、まずはスコットランド戦に勝って、決勝進出ですね。ちなみに、過去のスコットランド戦では10回以上戦って、1989年に4点差の僅差で1度しか勝ったことがない相手です。こんなデータ上のマイナス予測も、全部吹っ飛ばしてくれるでしょう。(笑)

 

さて、今日は、卒園児が通う「栄小学校」の運動会の応援に子どもたちを連れて行ってきました。この小学校には、3年、2年生の4人が通っています。10月だというのに、気温が30度を超える猛暑の中で、卒園児たちは頑張っていました。ホワイトきゃんばす名物の「うるさい応援」で盛り上げます。(笑)

 

これで、卒園児が通う小学校3校の秋の運動会が無事に終了しました。春に3校が運動会を終えているので、全ての卒園児の運動会が終わりました。あとは、10月19日の保育園の運動会を残すのみです。

 

栄小学校の運動会のスローガンは「1人1人がめざせ金メダル」です。このスローガンには先生たちの思いが込められていますね。一人一人全員が金メダルの1等賞にはなれません。また、ダンスなどの演目には勝敗はつきませんね。でも、自分がどれだけ頑張ったか・・・「自分で自分に金メダルをかけることができる運動会にしよう」というメッセージが熱く伝わります。

 

この秋の3校の小学校には、それぞれのスローガンや目標があり、子どもたちの前に進む姿がありました。園児の応援と共に、多くの感動をもらいました。

 

今日の保育園での帰りの時に、4歳女の子のママが、小学校3年の卒園児に「○○ちゃんのエイサー・・・かっこよかったよ!」と話しかけます。保育園のDVDには、小学校運動会での卒園児の活躍も映っています。保育園の保護者も、我が子が面倒を見てくれた先輩の活躍を応援していることに、うれしい気持ちになりました。

 

保育園の運動会には、卒園児競技があります。今年の運動会には10人以上の卒園児が集合しますので、リレーもやってもらいます。楽しみですね。

2019年

10月

04日

「足し算」ではなく「かけ算」の人生

今日は金曜日で、寺子屋の園児は体操教室です。ここのところ、毎日のように運動会の練習が続いているので、体操教室で、子どもたちは息抜きです。(笑)

 

さて、仕事について今日は考えてみます。

 

同じ組織や職種で肩書や役職を積み上げていくことを「足し算の人生」とするならば、働きながら新たに学び、スキルや経験を掛け合わせて人生を創るのは「かけ算の人生」と言えます。もちろん、どちらがいいとか悪いとかの話ではなく、どちらの人生を自分で選択するかの話です。

 

リスクを考えると、足し算の人生の方が、安定しているかもしれませんね。かけ算の人生は、とてもかっこよく聞こえますが、そんなに簡単にはいかないような気もします。

 

しかし、今は、社会人の学び直しが多くなっているそうです。18歳以下の若者人口が減少するなか、専門学校は積極的に社会人を受け入れるようになっています。社会人をターゲットにしたコースを設定する専門学校もあるそうです。

 

「こちらは六文銭になります。故人様の三途の川の渡し賃です」と、これは、葬儀の運営や作法などを学ぶ実習のひとコマだそうです。

 

探偵の専門学校は「独立して稼げるかどうかは人によりますが、人の悩みはなくならない。景気に左右されにくく、根強い需要のある職業です」と校長が話します。探偵への依頼で最も多いのは、浮気や結婚前の素行調査だそうです。

 

「鍵の学校ロックマスター養成学校」も人気だそうです。一般的な住宅の鍵なら1、2分で開けることができるそうで、それで料金相場は1万円以上。腕次第で稼げる仕事なのです。

 

アニメや映画の専門学校や、動物の専門学校には、若い時の夢を求め、年を重ねても、どうしてもトライしたいという気持ちは、よくわかりますね。

 

みなさん・・・今の仕事は、就職してずっと続けている仕事ですか?それとも、何度目ですか?

 

社会人の学び直しは、自らの人生の可能性を鍛え、自分の適性や適職を見つけることにつながります。たまには、自分の仕事人生をゆっくりと考えるのはいかがですか。

2019年

10月

03日

さつまいも掘り

明後日は、ラグビーワールドカップ日本対サモアの試合ですね。さて、「ビールを切らすな!」と、試合観戦中に一番ビールの消費量が増すスポーツは、何だと思いますか。そうです。ラグビーです。

 

前回2015年のイングランド大会では、会場内とチケットがない人でも楽しめる「ファンゾーン」で、一人あたり一試合で平均1.7リットルを消費したそうです。凄い数字ですね。

 

今回のワールドカップでは、あの日本流「売り子」が大活躍しているそうです。40分ハーフで、ハーフタイム以外は、まとまった空き時間がないラグビーでは「席に座ったままビールを買う」ことができるので、海外ファンから大好評だそうです。

 

サッカーのマリノスの担当は、「サッカーならビールを一人1杯買うところで、ラグビーは4~6杯は買う。缶ビールを24缶求めるお客様もいた」と言います。夏が終わっても、今年はビール会社が特需に恵まれるかもしれませんね。

 

さて、今日の保育園は、屋上ファームでさつまいも掘りをしました。5月の保育参観で、パパママと一緒にさつまいもの苗を植え、いよいよ収穫となりました。さつまいもは、土の中にあるので、スコップ片手に、子どもたちは、泥まみれの格闘です。

 

今年の新人園児は、初めての経験に大はしゃぎの子もいれば、引く子もいます。(笑)

 

野菜用コンテナ2杯分の収穫です。土の中からは、様々な虫が出てきます。ダンゴムシや蛾の幼虫・・・そして、さつまいもの葉には、ナナホシてんとう虫やカメムシも登場します。一番グロテスクだったのは、ピクピク動いているオレンジ色の蛾のサナギです。さすがに、虫大好き6歳男の子でも触れません。

 

今日の観察のメインは「ハサミムシ」です。体長2センチくらいの細長いゴキブリ色の昆虫です。お尻にハサミがついているので、ハサミムシといいます。小さな昆虫を食べる肉食で、ハサミで人間の指もはさみます。しかし、性格はとてもおとなしい虫です。

 

子どもたちは、ハサミムシのお尻のハサミに、枝をはさんだりして観察しています。私も子どもの頃は、よくハサミムシを観察したものです。ハサミを持っているところがカッコイイのです。

 

こうして、子どもたちは、土にまみれながらさつまいもを収穫し、虫たちの観察に夢中になるのです。贅沢な時間を過ごしました。

2019年

10月

02日

麹町中学校

本日見学に来たママは、東京の五反田で生まれ育った都会人です。3年前に結婚して、さいたま市に引っ越しをするまで、畑を見たことがなかったそうです。

 

屋上の見学が始まると、9月に植えたジャガイモに「これがじゃがいもですか?触っていいですか・・・何か産毛が生えてますね」と、子どものように目を輝かせています。「オクラって、こうやって実がついているのですね・・・えっ花が実になるんですか・・・花もネバネバしてるなんて・・・秋ナスってこれですか?・・・インゲン豆?」と驚きのコメントが止まりません。(笑)

 

さつまいもの試し掘りをすると、土の中からおおきなイモが出てきました。「私、芋掘りもしたことがないんですよ・・・野菜は、スーパーでみるだけ・・・私も、子どもと一緒に保育園に通いたい」と言い出します。屋上のたくさんの生き物たちにも感動したようで、「こんな環境で、我が子が遊べるなんて・・・うらやましい」と、来年度の入園を即決されました。

 

今日は、有名な「麹町中学校」の話です。教育関係者の間では、この都会の真ん中の公立中学校の工藤校長の大改革を知る人は多いです。

 

以前に、おやじ園長のブログでも紹介しましたが、「中間、期末の定期テストなし」「宿題なし」「学級担任制の廃止」の中学校です。もちろん、テストなし宿題なしで、子どもたちの学力がアップしている理由がちゃんとあります。

 

工藤校長は、一番の目標に「自律」を掲げます。自分で判断し行動できる生徒になることが目的です。そして、子どもたちが社会に出てから、通用する人間になることを見据えて、教育をしています。この目的にまったく関係のない、過去の学校慣習などは廃止していきました。300以上の改革を行ったそうです。

 

明確な1つの目標があれば、それを達成させる手段は、生徒それぞれにある。そこを権限委譲することで、生徒のモチベーションが上がると考えるのが工藤校長です。「これは、校則で決まっているからダメだ!」と理由のない、あら捜しなど、子どもが社会で活躍することと関係のない、今までの学校の過去の継続事項を指摘します。

 

私は、民間企業で働いていましたので、工藤校長の考え方は、いわば、当たり前の考え方です。しかし、私が驚いたのは、工藤校長は民間出身の校長ではなく、ずっと、教育畑にいた人です。しかし、彼は、自分の判断で「これはおかしいぞ?」を次々と改革していったのです。そして、今では、民間企業の人事担当者が、工藤校長の改革を自分の会社に活かそうと、見学が絶えないそうです。

 

「自分で考えて自分で答えが出せる大人になる」これは、保育園ホワイトきゃんばすでの考え方です。まだ、小学校へ入学する前の園児たちの大人になった時の姿を見ています。異年齢保育も、子どもたちが社会に出ると同じ年齢や学年の組織やチームなどないので、タテの関係はその予行練習でもあるのです。

 

こうして、日本の学校は、子どもたちが社会に出てからのことを考える教育に変わっていくことでしょう。麹町中学校の取組みは、全国に広がっています。

2019年

10月

01日

奇跡の夢ノート

ホワイトきゃんばすの卒園児で、今は小学校1年生の女の子が、「テレビ埼玉」というローカル局ですが登場します。テレビ局が彼女の小学校を訪れ、「将来の夢は?」と子どもたちに投げかけます。

 

彼女は、保育園の頃から、「大きくなったらデザイナーになるんだ。そして、かわいい服をたくさんデザインして、おしゃれで多くの人を幸せにしたい」と言っていました。その夢が、テレビ局の目にヒットしたのです。近日中に放映されるので楽しみです。

 

私たち大人は、子どもたちに「夢を持ちましょう」と言っておきながら、子どもが夢を語ると「あなたには無理だよ」「できっこない」などの否定的な言葉を投げかけることがあります。矛盾していますね。

 

何かをしようとするときに、子どもは一人でも応援してくれる人がいることが大きな力につながります。

 

「奇跡の夢ノート」という本を知っていますか。これは、北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本代表であった石黒由美子さんの自伝です。

 

石黒さんは、小学校2年生の時に交通事故で顔面だけで540針、口の中を260針縫うという瀕死の重傷を負います。一命だけは取りとめたものの、それまでの記憶を一切なくしてしまいます。

 

縫合のあとも生々しく、ついたあだ名が「フランケン」・・・顔の筋肉が思うように動かず、口は開きっぱなしでヨダレがたれてきます。三半規管も損なわれてまっすぐに立てません。右目は24時間見開いたままで瞬きもできず・・・

 

入院中、由美子さんは「夢はシンクロの選手になってオリンピック出場」と打ち明けます。そこから、本気で娘の夢を信じる母との壮絶な毎日が始まります。そして、ついにその夢が現実となるのです。

 

私たち大人のすることは、とても簡単です。子どもの夢を応援するだけです。何のリスクも困難もありません。

 

どうですか・・・自分の事は、ネガティブに捉えようが・・・子どもに対しては、ずっと夢を信じる親であり、大人であるよう、今からでも、変わってみませんか。

2019年

9月

30日

教員は閉鎖的?!

今日は、消費税アップの前日ということで、食品レジは大行列です。事前の買いだめと思われますが・・・ちょっと待った!です。ややこしくて、個人的には「全部10%でいいんじゃない」と思いますが、軽減税率でほとんどの食料品は8%のままなのに、なぜ?

 

2%のために、買いだめをして悪くしてしまったり、余計なものまで購入してしまったりすることを考えると、今日も明日も普通に買い物をすればいいのに・・・と、こんな時は、少し冷めてしまうおやじ園長です。(笑)

 

私が小学生の時に、素敵な音楽の先生がいました。もちろん女性です。かわいいとか美人とか、見た目ではなくて、サバサバした性格で「私ね~○○先生嫌いだから・・・」なんて、平気で私に言ってしまうような、教師らしくない先生でした。

 

そんな、先生が結婚した相手は、ごく普通の先生でした。「えっ?ふつうじゃん」と思ったものです。

 

日本には、約167万人の教員がいるそうです。全国民に対する割合は1.3%で、およそ77人に1人の計算です。教育大国と言われる日本は、教員が多い国の1つと言えます。

 

ところが、「教員の知り合いはいるか」と国民に尋ねてみると、7割近くが「いない」と答えています。国民の就学率が高い日本で教員の相対数が少ないとは考えにくいですね。

 

では?仮説を立てると、教員の生活世界が狭いということかもしれません。教員の方が聞いたら怒るかもしれませんが、多忙でプライベートの人間関係が広がりにくい・・・教員集団の同質性や閉鎖性が強いなどの理由が考えられます。

 

日本の教員は民間企業出身者比率が低く、同業婚の率も高いのは事実です。新卒の教員も教員養成学部出身者の比率が高まっているようで、「異色の経歴の・・・」という多様性が減っています。

 

う~ん・・・ここまで、かなり教員のマイナス傾向ばかり書いてきましたが、私のまわりには、イエナプランの勉強会で知り合った素敵な先生ばかりです。先日、保育園の見学に来たママは、小学校の教員です。旦那さんも教員だということですが、話をしていると、会話のキャッチボールが楽しく進みました。

 

社会に子どもを送り出す教員は、社会との豊かな関係を結んでいかなければ、子どもたちに「よのなか」のことを教えることはできません。

 

ちゃんと勉強を教える、いわゆる「ちゃんとした先生」と、私のように「社会に出たらこんなことじゃ通用しないよ・・・」を言い続ける「よのなかの先生」が、バランスよく学校組織の中で機能するのが、私が考える理想です。

 

土曜日の大宮西小学校での運動会、徒競走では、事前に子どもたちのタイムを計り、タイムの近い児童同士で走るメンバーを決めます。大差がつかないようにという配慮だそうです。

 

社会に出れば、全てが接戦とは限りません。大勝する時も大敗する時もたくさんあります。その中で、めげずに、あきらめないで、勝った時は、おごらずに生きていく力が求められます。色々な考えがあるでしょうが、私は、そんな配慮は、長い目で見ると不要と思っています。

 

ところで、ホワイトきゃんばすの卒園児、俊足の小1女子は、前日「1位にならないとぶっ飛ばす!」と園長から根性論で喝を入れられ・・・当然、タイムがトップクラスのメンバーの中で走ります。それでも「普通に走った」と言って、余裕の1位でした。あっぱれ!です。(笑)

2019年

9月

29日

子どものパワーで元気になるお年寄り

少し悲しい話ですが、「あなたのこれからの生きがいは何ですか?」という質問に「死ぬのを待つだけです。もうすぐにそうなるわ」と答えるお年寄りがいます。人生100年時代と言われながら、現実には、どれだけの人が「元気で長生き」できているか、これからの高齢化社会に向かう、日本の課題です。

 

先日のテレビ番組で、イギリスの老人ホームの中に保育園を作り、80歳を超える高齢者と子どもたちが一緒に過ごすという内容がありました。

 

子どもの力で、高齢者が元気になることは、誰もが経験値でわかっています。今月も、ホワイトきゃんばすの子どもたちが、あずみ苑を訪問し、おじいちゃんおばあちゃんたちとの交流の時間を持ちました。そこでのシーンです。

 

子どもがカードを引きます。そこには、動物の名前が書いてあって、子どもは、ジェスチャーでその動物の物まねをするジェスチャーゲームをしたのですが、「はいはいはい」とまるで保育園の園児のように、手を挙げるおばあちゃんの姿がありました。

 

童心に帰って・・・とはよく言われますが、80歳超えのおばあちゃんが、4歳になっています。

 

この番組では、高齢者と幼児とのふれあいで、科学的に高齢者の変化をとらえます。不思議なことに、筋力のアップや脳の活性化など、数字上も大きな変化が見られたのです。年に3回のあずみ苑訪問で、ホワイトきゃんばすの子どもたちの力で、科学的におじいちゃんおばあちゃんが元気になっているようです。

 

そう言えば・・・おやじ園長も久々に会う人から「若くなったんじゃないの?」とよく言われます。私自身が、子どもたちからのパワーを実感しています。(笑)

2019年

9月

28日

ピラミッドに涙・・・

ワールドカップの開催時点では、世界ランキング1位の・・・日本が過去9回一度も勝ったことがない、しかも接戦もなかったアイルランドに勝った!と日本中だけでなく世界中が大騒ぎです。

 

保育園が終わって、日本勝利の速報が入ると、家に帰ってじっくりと試合を見ました。日本が勝つとわかっているのに、手に汗を握る素晴らしい試合でした。タックルを伴うハードな試合を80分持続させることは、信じられないですが、明らかに体格で劣る日本チームは、猛練習でのスタミナという武器で勝ったのです。あと2戦・・・何とか悲願の決勝トーナメン進出へ「ガンバレ!」ですね。まるで、保育園の子どもたちにエールを送るようです。(笑)

 

さて、今日は先週に続いて、卒園児が通う「大宮西小学校」の運動会へ子どもたちと一緒に応援に行きました。小学校4年生から1年生まで4人の卒園児が通っています。4年生の女の子は、保育園の夏まつりで「カフェをやりたい」と画期的な提案をし、メニューなども考えた女の子です。今日の運動会では、「応援団」のメンバーに立候補して、たくましい姿を見せてくれました。

 

そして、1年生女の子は、ずば抜けて俊足です。昨年の保育園の運動会で、ライバルと感動の走りを見せてくれました。今日の徒競走では、園長の「絶対に1番になるんだぞ!負けたらぶっ飛ばす!」の昭和時代の精神論に見事に答えてくれました。ぶっちぎりの1番です。金のシールが左肩に貼られていました。まぶしかったですね。

 

卒園児たちの活躍に、今日は10名の応援団が「やった!やった!」と大喜びです。その姿を見ているだけで、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

大宮西小学校の「ウエストブラス」というマーチングバンドは、昨年の全国大会で金賞を受賞した、全国大会の常連校です。私も楽しみにしていましたが、子どもたちも「凄い!」の一言です。演奏も素晴らしいのですが、フラッグを掲げて行進する姿が凛々しくて・・・大感動です。年長女子の姉は、昨年の全国大会のメンバーでした。「お姉ちゃんがやってたんだよ!」と大興奮です。

 

最後の種目は、6年生の組体操です。今は、「組体操」というタイトルではなく、大宮西小学校では「HISTORY~成長と感謝~」という演目でした。

 

演目のクライマックスは、禁断のピラミッドです。禁断と言ったのは、全国の小中学校の運動会で、「危険度が高い」という理由で、次々とピラミッドが行われなくなりました。

 

子どもたちが、横一直線になって、ピラミッドを完成させました。言葉にならない感動です。小学3年の卒園児が「園長先生・・・なんだか、まわりのお母さんたちが、みんな泣いているよ・・」と言ってきました。「そうだね・・・園長先生も涙が出るほど感動しているよ」と答えます。

 

禁断のピラミッドに挑戦させた先生たちの勇気にエールを送ります。当然、児童のケガが無いように、安全対策をしっかりと行った練習をしたことでしょう。組体操に出陣する子どもたちに向かって、6年の担任が「よし!これが最後だ!今まで頑張って練習したことをすべてぶつけて来い!」と言葉をかけていました。

 

運動会で得られるものは、もちろんたくさんあるのでしょうが、子どもたちの笑顔が一番ですね。「運動が苦手な子は笑顔じゃないでしょ?」というヤボな質問に答えます。

 

「お弁当タイムは、みんな笑顔です・・・」これも、運動会の大切な思い出ですね。(笑)

2019年

9月

27日

高校生と小学生とのふれあい体験

今日は、来年度の令和2年4月からの新入園児の申し込みがありました。まだ9月ですが、今年は、5月くらいから来年度入園の保護者が見学に来ていました。

 

ホワイトきゃんばすのスタンスは、「いい保育園は、口コミなど他人が決める事ではありません。保護者の考えや希望が合うかどうかですので、あなたにとってのいい保育園を色々なところを見学して決めるのがいいですよ」です。

 

開園当初は、必死にホワイトきゃんばすのアピールをして「是非、うちにどうぞ」でした。元営業マン園長の営業トークが花開きます。(笑)しかし、今は、保護者が望む保育園像を伺いながら、ホワイトきゃんばすの核となる考え方を説明し、屋上の環境を見てもらっています。

 

今回入園を決めた保護者は、異年齢保育と屋上の環境に我が子を入園させる決心をしたそうです。うれしいですね。

 

さて、本日は、埼玉県秩父市にある県立秩父農工科学高校の話です。この学校の歴史は古く、明治33年に創立され、現在は農業、工業、家庭の3部7学科を有する総合専門高校です。

 

この高校では、2010年から「小学生とのふれあい体験」を行っているそうです。高校生と小学生ですから、かなり年齢が離れています。今では、例年100人を超える児童や保護者が参加するほどの人気ぶりだそうです。

 

では、何をするかというと、8講座が開かれ、「電気でアイスクリーム・パンをつくろう」などのユニークな講座や、実践的な「草花の寄せ植え」講座もあるそうです。

 

ねらいは、小学生やその保護者に学習内容を知ってもらうことで、地元の高校としての魅力を伝えることにあります。高校生も年の離れた小学生に教えるために、自身の理解を深める大切さを実感する場にもなっています。

 

異年齢保育のホワイトきゃんばすでは、0歳児から5歳児までの6学年のかかわりだけでなく、卒園児の小学生が加わることで、現在一番年上が4年生ですので、最大10学年の年齢差のかかわりが生まれます。

 

子どもたちがやがて大人になって、社会に出れば、10歳の年齢差など日常茶飯事です。このタテの関係の重要性を知っているからこそ、秩父農工科学高校が行っている取組みが、どれだけ大切なことかが見えてきます。

 

見学の保護者によく言うことです。「大人の社会で、同じ年齢や同じ学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、決して特別な環境ではないんですよ・・・」と。

2019年

9月

26日

未来人の発想で町づくり

今日も西文ひろばで寺子屋園児は運動会の練習を行いました。他の保育園の園児も練習をしています。「YMCA」「パプリカ」などのダンスが始まると、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、勝手に真似をして盛り上がり、「イエーイ!」と拍手をします。この陽気なノリの良さが、我が保育園の強みです。(笑)

 

逆に、組体操を見てもらったのですが、相手の保育園は、静かに見ているのです。職員が「すごーい!」と声を出す以外は、子どもたちは黙って見ています。

 

やっぱり、子どもは元気でないと・・・ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ながら、うれしい気持ちになりました。

 

さて、最近では、全国の様々な自治体で、未来人になりきって将来を考える「フューチャー・デザイン(FD)」という手法が、長期計画策定などで広がっているそうです。

 

人口3万人弱の岩手県矢巾町(やはばちょう)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台となったともいわれる南昌山がシンボルの町です。ここでも、長期総合計画で、フューチャー・デザインが導入されました。

 

公募で集まった住民28人で、まずは「2060年の矢巾町はどんな町か?」を未来人として考えたそうです。「タイムスリップします」と町の職員から促され、「2059年以前のことは過去形で話す」というルールで、議論が進んだそうです。

 

8月の意見集約では「教育施設を核とした環境を重視する町」「最先端テクノロジーと観光の町」などの理想が示されたそうです。

 

失礼ですが、40年先のことなのに、あまり面白くないですね・・・でも、具体的な事を考えるのは、かなり難しいです。

 

フューチャー・デザインという考えは、北米先住民イロコイの教えを参考にして、数年前に提唱されたそうです。イロコイの憲法にあたる「偉大な結束法」は「現世代ばかりでなく、まだ生まれていない将来世代を念頭におき、彼らの幸福を熟慮せよ」と記されています。重要な意思決定は、7世代先の子孫になりきって考えるというのです。

 

何だか遥か先のことを考えるのは、ワクワクしますね。目先のことに・・・自分たちのことばかりに追われる私たち現代人にとって、フューチャー・デザインは、自分がすでに存在しない次世代以降のことを考えることです。

 

もちろん、預言者でもないし、画期的な発想だって持ち合わせていない私のような凡人には、平凡な未来しか描けませんが、フューチャー・デザインすることは・・・未来の子どもたちのために、大切なことですね。

2019年

9月

25日

小学校での動物飼育

卒園児が通う小学校では、飼育小屋でウサギやニワトリを飼育しているところが多いです。たいがい「いきものがかり」なる飼育委員会のメンバーが世話をしています。中には、地域を巻き込んで大がかりなホタルの飼育をしている小学校もあります。

 

しかし、最近では小学校で飼育されている動物の種類に変化が起きているそうです。ニワトリやウサギなどの鳥・哺乳類の割合が減る一方、メダカなどの魚類の飼育が増えていることが、研究者の調査でわかったそうです。

 

全国の小学校2062校への聞き取り調査をし、2003年と2012年のデータを比較すると、動物を飼育している小学校の割合は、「飼育していない」学校が、6.6%から14.2%に増えました。

 

「鳥・哺乳類を飼育」は、86.4%から49.1%に減り、「魚・両生類・昆虫のみを飼育」は、13.6%から50.9%と大幅に増えています。メダカなどの魚類やザリガニなどの飼育が増えたそうです。

 

鳥インフルエンザ流行の影響で、鳥類の飼育が著しく低下したしたことや、長期休暇中の世話が大変、病気やケガの処理が困難などの理由が大きな要因のようです。

 

ホワイトきゃんばすでは、池での生き物、カブトムシ小屋、カメのおうち、金魚のおうちなど、屋上での生き物の世話は、子どもたちの日常生活になっています。夏まつりの売上で購入した水槽での淡水魚飼育も、子どもたちの観察意欲が継続しています。

 

一番大好きなことは「もぐもぐタイム」と呼んでいるエサやりの時間です。冷凍の赤虫にあつまる魚たちの姿は、それは凄まじく、「いきること」を感じているようです。もちろん、赤虫は「ユスリカ」という蚊の幼虫であることも、子どもたちの知識としてインプットされました。(笑)

 

本来、小学校で生き物を飼育する目的は、生き物にふれあうことで、人の気持ちや欲求に気付いたり気遣ったりすることを経験的に学べることです。私の小学校時代、昭和の小学校は、担任の先生の裁量で、教室内に様々な生き物がいました。金魚に、メダカに、カメ・・・何が良かったかは、子どもの頃にはよくわからなかったですが、今になってみると、死んでしまった金魚を目の当たりにして、きちんと世話をしないと!といった経験の積み重ねで、人も動物も関係なく「いきること」を学んでいたのかもしれません。

 

そうだ・・・保育園の水槽でのもう一つの効果は、想定通りの「癒し効果」です。1歳女の子が水槽の前でじっと魚を見ています。怒りっぽい子には決してならないと確信しています。(笑)

2019年

9月

24日

今いけてる子はフェミニスト

今日の寺子屋は、運動会のポスターにする絵を描きました。練習が本格的になってきたので、子どもたちの運動会のイメージも膨らんでいます。

 

組体操の絵は、二人組三人組と、なかなかリアルに描かれています。紅白対抗リレーは、空の上からグランドを見ているようなダイナミックな絵が特徴です。サーキットレースでは、タイヤを転がす姿が上手に表現されていました。

 

子どもたちの傑作の中から10枚を選び、運動会のポスターとして、西文ひろばや保育園の壁面に掲示します。子どもたちの運動会への思いが、大きくなっていきます。

 

さて、ここ数年、「フェミニスト」を名乗る若い女性が増えているそうです。フェミニズムが「クール」なものとしてポジティブに捉えられているのです。

 

フェミニズムの定義はいろいろあるのでしょうが、シンプルに「性差別のない社会を実現するための考え方や活動」とします。一昔前は、フェミニズムの主張に賛同する時に、「この主張には賛成するけど、私はフェミニストではない・・・フェミニストと思われるのは嫌だ」と考える人がありました。

 

あの「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるイギリスの俳優、エマ・ワトソンさんは、国連本部の壇上に立ち、自分はフェミニストであることを語りました。この発言を機に、日本でもファッション雑誌でフェミニズム特集が組まれるようになりました。

 

そして、昨年8月に、東京医科大学の女子に対する不正入試が発覚すると、日本の女性差別がここまで根深く、学問という一番平等でなければならない場所で行われていたことが、大きな問題になりました。

 

今日は、フェミニズムの定義を議論するのではありませんが・・・(笑)

 

保育園のお客様のメインは、働くママです。そして、お客様であるママと話すことは、日常茶飯事です。私は、「自分はフェミニストだ!」なんて言ったこともありませんが、たぶん、他の男性と比べると「女性とか男性とか・・・そんなの関係ない」という考えが強いかもしれません。

 

「今いけてる子はフェミニスト」という記事に、思わず目がとまってしまった私ですが、「性の平等なんて当たり前よ・・・そんな、熱く議論するのはもう過去の話よ」なんて、クールに捉えることができる女性が、「いけてる子」なのかもしれませんね。う~ん・・難しいですね。

2019年

9月

23日

運動会からスポーツデーへ

保育園に水槽が設置されてから、長い時間魚やエビを見ている園児が増えました。特に「モグモグタイム」で冷凍アカムシを水槽に入れると、魚たちがパクパク食べ始めます。子どもたちの楽しみの時間になりました。

 

川魚中心の水槽なので、カラーの魚はいません。しかし、水槽の中に、園児が沖縄の海で採集した貝殻を散りばめました。淡水魚の水槽に海の貝殻はミスマッチですが、なかなか見ごたえがあります。(笑)

 

これを機に、生き物を飼う習慣を子どもたちと楽しもうと、屋上に「金魚のおうち」と「ミドリガメの保育園」を作りました。大きいタライに、水草のホテイ草を浮かべて、金魚や小魚が泳いでいます。

 

ミドリガメの保育園は、赤ちゃんカメと子ガメ(人間の年齢にすると小学生になる前)が、仲良く暮らしています。屋上の池には、ニホンイシガメ、クサガメはじめ、様々な生き物が暮らしているのですが、池の水底までは観察できません。タライの生き物を飼育しながら、生き物を飼うことを子どもたちは経験します。

 

さて、保育園では、運動会の練習が本格的にスタートしました。しかし、運動会は、職員や園児に練習や準備などで大きな負担がかかります。「保護者が喜ぶから・・・」という理由で運動会を行っている保育園や幼稚園が、親子で楽しむ「スポーツデー」に転換しているそうです。

 

練習をあまりしないでもいいように、親子競技が中心となっているそうです。これも1つの運動会の在り方かもしれませんね。たいがいは、園庭で練習をし、本番は小学校などの校庭を借りて行うので、子どもたちは、ぶっつけ本番で、楽しむ余裕もないかもしれません。これが、親子競技中心となれば、保護者も満足ということです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会の一番の目標は「子どもたちの心と体の成長」です。もちろん、そんな子どもたちの姿を保護者に見ていただきたいと思っています。

 

徒競走やリレーは、勝った負けたで、連日涙の練習となります。子どもたちの「非認知能力」が、凄まじい勢いで育っていきます。

 

先生たちも、事前準備が大変ですが、それ以上の「子どもたちの笑顔・泣き顔・・成長」というリターンがあるので、運動会をスポーツデーにはしません。

 

さぁ~連休が終わり、明日から、また子どもたちの笑顔と涙の練習です。(笑)

2019年

9月

22日

高所平気症の子ども

私たち大人の中には、いわゆる「高所恐怖症」で、高い所が苦手な人がいます。東京スカイツリーも東京タワーも、あまり好きではありませんね。(笑)

 

ところが、最近は、高い所にまったく恐怖を感じない「高所平気症」の子どもが増えているそうです。

 

ご安心ください・・・すべての子どもがそうなっているのではなく、東京23区内の大都会エリアに住む子どもたちの話です。さいたま市の子どもたちは、どうやら大丈夫のようです。

 

東京都港区に高さ330メートルの超高層ビルが建設されることになり、54階以上の高層階には一般住宅も入るそうです。どうですか・・・「うちのマンションは60階だよ。東京の夜景がバッチリなんだよ!」と自慢できそうですね。でも、私なら3日で飽きてしまいますが・・・(笑)

 

実は、東京都の湾岸エリアでは、マンションの11階以上に住む乳幼児の率が、1割を超えるそうです。特に中央区では、3人に1人が高層階に住んでいます。もんじゃ焼きで有名な月島も、もんじゃ通りから空を見上げると、隅田川沿いに高層マンションが空に向かって伸びています。

 

実は、高さの感覚が育っていない乳幼児の場合、「高所平気症」が懸念されるそうです。高所から下を見下ろしても恐怖を感じないことで、高層階のベランダから身を乗り出して転落する事故が相次いでいます。

 

高さへの恐怖がないと、学校の校舎や校庭の遊具からの転落事故が起きやすいのです。高さの感覚は、幼少期にある程度固まってしまうそうです。

 

幼児期には、ジャングルジムやすべり台等に上らせ、高さへの警戒心を植え付けることが必要になります。そう言えば、保育園の階段ロッカーも「高所平気症」を防ぐ、大切な子どもたちの遊びなのです。(笑)

2019年

9月

21日

卒園児の運動会

アジアで初めて開催となる、ラグビーワールドカップがスタートしましたね。昨日の日本対ロシア戦をかぶりつくように、興奮してテレビを見ていた人が多かったと思います。私もその一人ですが、肉体的に優れたチームが必ずしも勝利するわけではなく、「頭」を使わないと勝てないと強く感じました。

 

その時は、わからなかったのですが、3年前に亡くなった仕事仲間が、大のラグビーファンで、息子を連れて、学生も社会人の試合も観戦に行っていました。「凄いんだぞ~タックルでぶつかる音が聞こえるんだよ・・・」と、熱く語っていたものです。

 

しばらくの間・・・世界のラグビーを楽しみたいと思っています。

 

さて、今日は、小学4年生から1年生まで8人の卒園児が通う、さいたま市立宮前小学校の運動会へ行ってきました。本日登園した、年長園児と小学生6人を連れて応援です。

 

土曜日や夏休みに後輩たちの面倒を本当によく見てくれる小学3年の女の子・・・障害物競走出場前に「○○がんばれ!」と6人の大応援団が声を合わせます。まわりの観客が一斉に振り返ります。女の子は、同じクラスの子からも「すごい応援団だね~」なんて言われて、照れていましたが、心から嬉しい顔をしていました。

 

保育園の後輩たちが、こうして応援に駆け付けることなど普通はないので、卒園児の面々は、冷やかされながらも「どうだい・・・いいだろう~」という気持ちの「ドヤ顔」です。(笑)

 

年長園児にとっては、4月から小学生になるので、小学校の運動会をしっかりと見せるのが目的でもあります。

 

つい3月まで一緒だった1年生の先輩が「パプリカ」を踊れば、一緒に踊り・・・3年生の「エイサー」は、今までは高学年の種目だったそうですが、「君たちならできる!」と3年の担任の先生たちが高いハードルを課したそうです。見事に決まりました。

 

4年生の綱引きは、小学生の力強さを感じさせてくれました。

 

5年生の「ソーラン節」は、保育園の子どもたちも踊ったことがあります。今日は、その迫力ときちんと揃ったパフォーマンスに目がテンです。

 

最終種目は、6年生の組体操です。保育園でも運動会の練習で、同じ演技がいくつかありました。「V字バランス」に「ブリッジ」「扇」「ピラミッド」など、小学生最高学年の完成度の高さにじっと見入っています。

 

いつも遊んでくれる小学生の先輩たちを大きな声で応援した子どもたち・・・ホワイトきゃんばすのタテの絆に、私もうれしい気持ちでいっぱいになりました。

 

来週、再来週も卒園児の運動会があります。もちろん、大応援団を派遣します。(笑)

2019年

9月

20日

カスタマーハラスメント

水槽で飼育していた「おたまじゃくし」が、カエルになりました。まだ、少ししっぽが残っているのですが、飼育ケースに石で陸地をつくると、ピョンと石の上に座っています。何とも愛らしい姿です。

 

夕方には、子どもたちと屋上の池に逃がしました。カエルになると、食べ物が虫などの生餌に変わります。自然の環境で、自分の力で生きるのです。

 

さて、企業にとっては、お客様の声を経営やサービス、商品開発に活かす動きが当たり前になった昨今ですが、同時に、従業員が客などから嫌がらせをうける「カスタマー(顧客)ハラスメント(カスハラ)」が問題になっています。

 

顧客重視という企業の姿勢に乗じた暴言や悪質なクレームが従業員を疲弊させ、退職に追い込むことすらあるようです。「過大な物品の要求」「恐喝や暴力」「長時間、多頻度にわたり業務を妨害する」などの行為が、カスハラにあたります。

 

「責任者出してよ。誠意ある回答は何分後に出せるの?」と詰め寄る客には「相手のペースに巻き込まれず、ワンクッション置いて回答を」とクレーム対応コンサルタントは助言します。最近は、ネットで情報が簡単に手に入るようになり、クレームが複雑化しているのが実態だそうです。

 

私が働いていた菓子業界では、品質管理と顧客対応の向上を図るメーカーの業界団体「日本菓子BB協会」があり、悪質なカスハラにあたる顧客は、ブラックリストとして情報共有されています。私の同期が、お客様サービスセンター長をしているので、様々な話を聞きます。彼の対応は、お客様を常に大切にしますが、悪質な顧客には、毅然とした態度を取ります。

 

最近では、お客様からの問い合わせについて、「この電話の内容は、商品の品質向上のために録音させていただきます」という企業が多くなりましたね。ここでの、恐喝に近い発言は、カスハラの十分な証拠となるからです。

 

保育園には、接客などお客様相手の仕事をしている保護者がたくさんいます。おやじ園長は、営業マンとしてクレーム対応を何度も経験しましたので、カスハラ対策・・・どうぞ、相談してください!(笑)

2019年

9月

19日

「見守り」が「監視」に!?

今日は、年長年中園児を連れて、「あずみ苑」という高齢者福祉施設を訪問しました。年3回の恒例行事ですが、子どもたちにとっては、お楽しみの行事の一つになっています。自分たちの歌とダンスに、おじいちゃんおばあちゃん が喜んでくれることや、インタビューをされることが楽しみのようです。

 

今回は、カラオケで「ドレミのうた」などを歌ったので、マイク争奪戦となっていました。(笑) 

 

さて、子どもを公園に連れて行った時に「ブランコをこいでいるそばは危ないから気をつけて」と大事な注意だけをして、そっと見ているのは「見守り」です。

 

それに対して、「危ない!そっちいっちゃダメ!」「ママから離れてはダメよ」など、子どもの行動に過剰に口出しすると、「監視」になってしまいますね。

 

では、「見守り」ではなく、「監視」になってしまう理由は何でしょうか。それは、子どもへの信頼があるかないかだと言われてます。

 

見守るとは、「見て・守る」ことです。まずは、子どもの今日の姿を見ましょう。子どものできることは日々変わっていきます。それに合わせて、親の距離感も変える必要があるのです。

 

保育園でも、階段ロッカーを上がって、窓から外を見るのが、子どもたちの大好きな行為ですが、まだ小さい子は、上れるけど降りることができないことが多く、落下しないように、職員が手を貸します。しかし、いつの間にか、子どもの成長と共に、その必要はなくなります。

 

子どもの成長を見ながら、職員の「見守る」という距離感も変わっていくのです。

 

では、この距離感をどうやって決めるか・・・ですね。

 

コツは「今できていること」を見ることです。子どもたちへの信頼につながる「○○君は、△△ができる」などの材料を意識して集めるようになれば、「監視」モードがぐっとダウンしていきます。すると、「監視」されていない子どもは、自分の基準で「いい」と思うことに取り組むのです。

 

過剰な手出しや口出しをしない、親の「見守る力」が、子どもの挑戦を後押しし、自主性を引き出す役割を果たすのです。

 

どうですか?私たち大人は、もう一度、子どもを「見守る」距離を考えないといけないようです。

2019年

9月

18日

EQ育て

今日も運動会の練習の最後は「紅白対抗リレー」です。5歳女の子が、「負けるから走らない!」と泣き始めました。一緒に走る男の子になかなか勝てないからです。「走ってもいないのに負けるって決めちゃうのかい?」と先生が声をかけると、他の園児も「○○ちゃん・・・がんばろうよ!大丈夫だから走ろう~」と励まします。

 

他の園児の励ましに、女の子は涙を拭いて立ち上がりました。毎日、ドラマが生まれる運動会の練習です。(笑)

 

さて、2020年から全面実施となる、小学校の学習指導要領で重要視されているのが「非認知能力」です。その中でも、EQ(こころの知能指数)は、幼児期にその土台が作られると言われています。

 

今日は、そんなEQ育ての話です。「こころの知能指数」と呼ばれるEQは、自分の感情をコントロールしたり、物事をうまく処理したりする能力のことです。

 

例えば、新しいことをする時に、EQの高い子は「自分ならやれる!」と自信を持って挑戦し、最後までやり抜くことができます。また、周囲と協力し合ったり前向きに物事を捉えたりしながら生きていく力も持っています。

 

EQを高める手っ取り早い方法は、親自身が感情をうまく処理し、プラス思考の言葉掛けをすれば、その姿を見て子どもは自分の感情をコントロールすることを覚えるのです。

 

どうですか・・・あなたが子どもを持つ親であるならば、自信はありますか?

 

EQが高い親に育てられた子どもは、感情を上手く処理できるという研究結果もあるそうです。親自身が困難にあった時も、自分自身と向き合い前向きに対応していれば、自然と子どものEQは高まっていくのです。

 

EQ育ては、親自身の生き方によって左右されるということです。さぁ~今のままの自分でいいものか・・・考える時ですね。

2019年

9月

17日

きょうだいげんかの仲裁

連休明けの保育園は、「○○に行った!」の報告ラッシュです。さいたまスーパーアリーナで開催されているディズニーオンアイスに2家族・埼玉が誇る観光地「長瀞」に2家族、キャンプに行ったが2家族・・・その他たくさんの思い出を引っ提げて、子どもたちの保育園がスタートです。

 

さて、ホワイトきゃんばすには、現在6組の「きょうだい」が在園しています。保育園でのきょうだいげんかは、実は、ほとんどなく、助け合うきょうだい愛が中心です。しかし、おうちでは、こうはいかないようです。

 

そこで、きょうは、きょうだいげんかの仲裁方法について、ママたちの声を拾ってみました。

 

以前、「きょうだいげんかはスポーツ」という言葉を見つけ、それ以来、よほど一方的な攻撃や、ケガをしそうなことがなければ、見守ります。意外に罵り合った後には、ケロッと仲良く遊んでいます。

 

姉に我慢してもらった時は、「さっきはありがとうね。妹はまだわからないから困るよね」と慰めて、姉の気持ちを優越感に変えられるようにします。

 

「お母さん優しい子が好きだな~」というと、どちらからとなく仲直りします。

 

ひどい時は間に入って、お菓子をちらつかせる方法が、一番手っ取り早いです。(笑)

 

きりがないときは風船を二人のところに投げて、そのままみんなで風船バレーに切り替えます。

 

「ママ~○○を叱って!と訴えてくるので「こら!▲▲!」とわざと言いつけてきたほうを叱ってみて笑う。そしたら、「も~違うって!」と笑いに変換できます。

 

こんなやり方じゃ、うちのきょうだいを止められないわ!と思うママもいるでしょうが、年齢や男女の違い、そして、一番肝心な子どもの性格がそれぞれ違うので、もちろん、ベストアンサーはありません。

 

「きょうだい二人で解決できるようにするには・・・」これが、親が考える一番のセオリーですね。

2019年

9月

16日

元気にやりがいを感じて働く

今日は敬老の日ですね。高齢化社会へと進む日本では、当然高齢者の就業率が高くなっています。

 

2018年の各年齢層の人口に占める就業者の割合は、65~69歳で46.6%・70~74歳で30.2%・75歳以上で9.8%です。すでに、高齢者でもしっかりと働いているのが現実です。

 

年金の支給年齢の延長も、定年延長につながっていることも事実ですが、今日は敬老の日ですので、元気に働く高齢者の話をします。

 

化粧品大手ポーラでは、販売員のうち70歳以上の高齢者が19.2%だそうです。高齢者の顧客も多く、会社がベテラン販売員を重視していることが大きいようです。ベテランになれば、多くの顧客を抱えています。お客様を大事にする会社の思惑と、「仕事は生きがい。今後も続けていきたい」と84歳の販売員は語ります。

 

ガストやバーミヤンなどを運営する外食大手、すかいらーくホールディングスは、今年1月、パート、アルバイトの定年を70歳から75歳に延長しました。人出不足もありますが、接客が楽しくて、若い頃から長く働く従業員が多いそうです。

 

現在、再雇用契約も含め、定年65歳が企業に義務付けられていますが、年齢制限を撤廃する企業が増えているそうです。人出不足を背景に、企業は定年延長や撤廃で人材確保という側面はありますが、「体力と気力が続く限り、仕事を続けたい」という高齢者が増えているのも事実です。

 

女性のようにコミュニケーション能力が高くない男性は、定年退職後、特に会社の人間関係しか持たない場合、一気に「何をしていいのかわからない!?」となり、老け込みます。

 

年をとっても、元気に楽しい人生を送るには、働くこと・・・趣味を楽しむこと・・・仲間との時間をたくさん持つこと・・・とにかく、自分自身で明るく楽しい老後を作っていきたいですね。

 

高齢化社会で、仕方なく定年延長・・・仕方なく働き続ける・・・・ではなくて、「元気にやりがいを感じて働く」環境を自分で作っていきたいものです。

2019年

9月

15日

売らない店

昨日、保育園の教室内をハロウィーン装飾にしたのですが、魔女の帽子やマントなどの衣装を出すと、子どもたちのファッションショーが始まりました。大きい園児が、1歳児に衣装を着せて「かわい~い!」と勝手に盛り上がっています。(笑)

 

休み明けには、壁面に子どもたちが描いた「ジャックオランターン」が登場します。楽しみですね。

 

さて、今日は、アパレル業界などで「売らない店」が増えているという話です。店頭では、サンプルの展示や試着に特化し、買いたい人をその場でオンラインストアに誘導する店舗だそうです。

 

店舗側のメリットは、「在庫を持たないので、商品の補充やレジ作業の時間がなくなる。その分、来店客の相談にしっかりと乗ることができる。どの色が人気なのかなど、お客様の生の声を発注に活かしたり、より細かい買い物データを集めることができる」といいます。

 

どうやら、来店客とのコミュニケーションというのがキーワードのようです。ネット販売ではコミュニケーションは生まれません。普通の店舗では、様々な作業にスタッフが追われ、お客様とゆっくりと話ができないことも多いですね。

 

保育園のあるショッピングセンターの同じフロアに、リユースショップがあります。この店は、リサイクル商品の販売はしません。お客様からの商品を買い取る専門店です。この店の前を通ると、いつもお客様が、スーツで身だしなみを整えたスタッフの男性と商談をしています。

 

スタッフに聞くと、売買の話だけでなく、人生相談も含めて一人平均30分以上は時間をかけるそうです。売りに出したい商品のお客様の「想い」を伺っているのでしょう・・・

 

お店スタッフの「買ってちょうだい・・・」のセールストーク攻めでは、お客様が逃げてしまいますが、何気ない会話があると、案外買ってしまうものです。

 

お客様がコミュニケーションを求めて、「売らない店」が増えていくかもしれませんね。

2019年

9月

14日

リーディングスキル教室

ようやく秋らしい気候になってきました。屋上遊びも汗をダラダラと流すことがなくなりました。午後は、運動会を行う西文ひろばへ行きました。小学生と年長園児の混合チームで、紅白対抗リレーを行います。男子チーム対女子チームとなりました。

 

結果は、女子チームの3連勝です。最後のレースは、意地を見せたかった男子チームですが、一人が転倒してしまい追い上げむなしく3連敗です。お遊びの練習なのに、男子チームは、全員が号泣です。しかし、転んでしまった園児を責めることもなく、また転んだ本人も、最後まであきらめないで完走したことをみんなの前で褒めました。

 

毎年、練習にもかかわらず、負けると悔し涙が止まらない子どもたち・・・今年も、涙・涙の練習となりそうです。(笑)

 

さて、東京都板橋区では、「AIと共存していく社会で、人間の強みを発揮するための力の育成」を目指し、教育ビジョンとして「読み解く力」に注力しているそうです。

 

区内の船渡(ふなと)小学校では、この夏休みに5・6年生の希望者を対象に、読解力向上を目的に「リーディング・スキル教室」が行われました。

 

「地球温暖化の影響で、流氷は減ってきています。オホーツク海の流氷は百年前に比べ半減しました・・・」

 

利用した教材は新聞記事だそうです。この文からキーワードを3つ探し、それらを使って本文を要約すること・・・が課題です。小学生には、少し難しいのでは?と思いますが、そのために、予習としてノートへの全文視写を課し、高度な説明文の内容を読み取っていく上での布石としたそうです。

 

さまざまな学力の中で、なぜ読解力なのか・・・それは、子どもの持っている言葉の数が少ないことが原因で、子ども同士のトラブルになることが多く「豊かな言葉の担い手になってほしいという思いがあった」と船渡小学校の校長は語ります。

 

私が中学生の頃に、一つの文章を読んで、「著者は何を訴えているかを述べなさい」という問題が現代国語で出ると、「著者じゃないし・・・人によって、色々な読み方があるのに、正解が一つなんて、納得いかないよ!」とぶつぶつ言っていました。

 

読解力をアップさせることで、一人一人の「読み方の個性」も引き出せたらうれしいですね。「俺はこう思うけど・・・いや、私は、こう訴えていると思うよ」なんていう会話が子どもたちの間で交わされるのがいいですね。

 

私たち大人は、子どもたちに本や新聞を読む習慣をどうしたらつけさせることができるか・・・「子どもと一緒に図書館に通う」など、大人の私たちが考えることですね。

2019年

9月

13日

移行対象

運動会の練習がスタートしています。朝の会では、運動会で踊る「はなかっぱ」ダンスで盛り上がります。「♪パッパッパ~♬」の軽快なリズムは子どもたちのお気に入りで、すでに振り付けを完全に覚えた園児もいます。

 

外遊びの前は、寺子屋園児が行う「組体操」の練習です。こちらは、体操教室で実践する技「飛行機」「V字バランス」「スーパーマン」など、まずは一人技にトライです。これから、2人3人とまだまだ練習は始まったばかりです。

 

さて、今日も女子を中心に、ぬいぐるみや人形を使ってのごっこ遊びのシーンが見られます。保育の専門用語で「移行対象」という言葉があります。

 

女の子が、うさぎのぬいぐるみを手にして遊んでいます。小さな布をぬいぐるみにかけて、お昼寝時間のトントンをするようにやさしくあやしています。そして、女の子が小さな声でつぶやきました。

 

「赤ちゃん、ママ早く帰ってくるからね。大丈夫よ」と。そうです。おそらく、女の子にとっては、ぬいぐるみは自分自身なのです。自分で自分に対して「大丈夫よ」とセルフケアをしているのです。

 

子どもたちは、ごっこ遊びなどを通して、自分で自分をケアする姿をよく見ます。保育園には、大人の目からは「こんなにたくさんのぬいぐるみ・・・少し減らしてもいいかな~」なんて思ってしまうのですが、「移行対象」であることを考えると、子どもたちにとっては、一体一体が大事な宝物なのです。

 

無駄に多い・・・と思う、保育園のおもちゃにぬいぐるみに人形ですが、子どもの安心感を支える大切なツールと考えると、なかなか捨てられないのですね。

 

こうして、どんどんぬいぐるみがたまってしまうのです。(笑)

2019年

9月

12日

観光教育

今日も残暑が厳しかったですが、西文ひろばグランドで、運動会の練習をしました。グランド1周のラインを引いて、紅白対抗リレーもやりました。紅白のチーム分けはこれからですが、最後のリレーで、紅白のアンカーに同時にバトンが渡るように、練習の中で決めていきます。

 

まだ、最初の練習だというのに、大いに盛り上がります。当然、個人のスキルが問われますが、チームのために勝利するということが大切であることを、子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。

 

さて、海外の生徒が、教育の一環で日本の高校を訪れるケースが、増えているそうです。東日本大震災で一時減少しましたが、2017年度には、約4万人に達し、過去最高を記録したそうです。

 

この夏、米国の高校生20人が、大阪府夕陽丘高校を訪れました。「日本文化を体験したい」という要望で、音楽科の生徒40人と、琴や三味線の演奏体験をしたそうです。夕陽丘高校の生徒も、身振り手振りの英語で、弾き方をわかりやすく説明し、三味線が猫の皮でできていることも英語で伝えられたと、大満足の生徒たちだったそうです。

 

同高は、米国や韓国、台湾などの高校生を毎年2、3回受け入れており、「同年代で互いに相手を知りたい気持ちが強い。短時間でも交流ができ、世界に視野を広げることにもなる」と校長は語ります。

 

「違いを知ろう!理解しよう!」を実践するには、異文化を持つ同世代との交流は、教育効果が大きいですね。未来を担う若者には、異文化理解やコミュニケーションの力を持った人材が必要になります。

 

2020東京オリンピック以降、ますます、日本を訪れる外国人が増えていきます。子どもたちが生きた英語や異文化に直接触れ合う機会がどんどん増えることで、より、お互いの違いを理解した上でのコミュニケーション力が問われます。若者への期待は膨らむばかりですね。

2019年

9月

11日

本当の正義

昨日セットをした水槽の生き物が増えました。川や沼で簡単に採集できる「モツゴ(クチボソ)」「スジエビ」に、屋上の池に住んでいる「メダカ」に「カダヤシ」です。あーだこーだ言いながら、子どもたちは、水槽の前から動きません。モグモグタイムで、冷凍赤虫を水槽に投入すると、魚たちが寄ってきて食べる姿が何とも言えません。

 

そして、今日は寺子屋で「ハロウィーンツリー」を完成させました。ハロウィーンツリーは、ホワイトきゃんばすオリジナルです。ツリーにジャックオランターンなどのハロウィーンキャラクターを飾り、写真を貼りました。

 

4月からの子どもたちの写真です。「サマーキャンプ楽しかったね」とか「プールでいっぱい泳いだね」「遠足のワニガメ怖かったね」「どろんこ遊び真っ黒になったね」「ナイトツアーでカブトムシいたね」「夏まつりお店屋さん頑張ったね」と楽しく回想しながら作業をします。今年も、立派なハロウィーンツリーができました。

 

さて、今日は「アンパンマン」の話です。

 

作者の「やなせたかし」さんは、若い頃、戦争を経験する中で「自分が生きる意味は何か」と考え続けたそうです。皆さんがよく知っている「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ」は、アンパンマンのテーマソングです。

 

やなせさんは、飢えていおる人がいれば飛んでいって自分の顔をちぎって助けるアンパンマンに、「正義を行おうとすれば自分も傷つくものだ。そういう捨て身の心なくして正義は行えない。アンパンマンにはそんな強いメッセージを込めた」と語っています。

 

武器を持って相手を傷つけることが正義ではなく、困っている人がいたら手を差し伸べること、人を笑顔にすることが本当の正義だということをやなせさんは、子どもたちに教えてきました。

 

さぁ~あなたとっての「本当の正義」は何ですか。自分で決めることですが、今日はじっくりと考えてみませんか。

2019年

9月

10日

水槽ができました

今日は、真夏の暑さが戻ってきたようで、屋上では、シャワーを浴びながら子どもたちは遊びました。年長男子が、草むらにダッシュで走っていきます。ショウリョウバッタをつかまえるためです。体長10センチ近い大型バッタを虫かごに入れて「えんちょうせんせい・・・みて!」とドヤ顔です。

 

こんな、昔の子どもがするような遊びをする光景は、見ていて癒されます。

 

癒されると言えば・・・保育園の入口に近いテーブルスペースに、水槽を設置しました。夏まつりで、子どもたちが頑張って稼いだお金を使いました。

 

やるからには、本格的な淡水魚水槽をめざします。サイズはワイド60cmで、上部フィルターも、最新のLDEライトも取り付けました。ライトアップすると魚が映えて、ちょっとした水族館の水槽のようです。

 

底砂を敷いて、石や流木をセットし、カルキを抜いた水をバケツで入れていきます。ここら辺の作業は、子どもにはできないので、園長の仕事を多くのギャラリー園児が「ワ~」とか「キャー」とか言いながら見ています。

 

「アナカリス」「カボンバ」といった、基本の水草を砂に植えていきます。3歳女の子が「竜宮城みたい!」と、少し話を盛って笑わせてくれます。そして、フィルターとライトをセットします。ライトをつけると「すごーい!」「虹色だわ!」と、またもや盛り気味のコメントで子どもたちは大騒ぎです。

 

そして、「バラタナゴ」を投入です。記念すべき最初の魚は、シンプルですが、淡水魚ファンには根強い人気の「タナゴ」です。園長が川で採集しました。盛り気味で話をしますと、「日本のわびさび」を感じる魚なのです。タナゴは、ドブ貝、カラス貝といった二枚貝に卵を産み付けるという変わった産卵をします。いつかは、二枚貝を採集してトライしたいですね。

 

春の親子遠足で、日本最大級の淡水魚水族館である「さいたま水族館」に行ってきました。その流れで、川などで採集した魚か、屋上の池に住んでいる生き物を保育園での水槽では飼うことにします。アクアショップで購入したカラフルな魚は飼いません。

 

目的は、子どもたちが、淡水の生き物を通じて学び合うことですが、もう一つ、最近の研究でわかったことがあります。アクアテラピーと言って、水槽の魚を眺めていると癒し効果で、心が落ち着くのだそうです。

 

子どもたちは、「学び合い」「癒される」のです。

 

今日のところは、「バラタナゴ」が優雅に泳いでいますが、レイアウトもさらに発展させて、多くの淡水の生き物を子どもたちと学びたいと思っています。子どもたちの好奇心がどんどん大きくなっていきますね。

2019年

9月

09日

平日18時→21 時を笑顔で乗り切る

台風15号の影響で、夜中はなかなか眠れませんでしたね。風の声が、怒鳴っているようで、窓から見る暴風雨に久々に恐怖心を覚えました。

 

保育園の屋上も、強風の爪あとが残りました。ファームのとうもろこしは、すべて、なぎ倒されていました。あちこちにゴミが散乱しており、子どもたちと屋上整備をしながら遊びました。猛暑が戻り、真夏の暑さですが、台風一過でも強風が残り、何とも不思議な天気です。

 

さて、働くママにとっては、仕事が終わって、どっと疲れている状況でも、子どもたちは、保育園での出来事をママに話したいし、ママに甘えたい時間が、18時から21時ですね。

 

この時間、ママが笑顔でいる時間が長ければ、子どもたちは、落ち着いて就寝し、明日、また保育園での活力が充電されるのですが・・・ママとて人間ですので、仕事でのマイナス要因を引きずります。「笑顔でいたいのはやまやまなのに・・・」

 

そこで、今日は、帰宅後のママをラクにするアイデアをいくつか紹介します。

 

夕食のおすすめメニューは「ホイル焼き」です。朝包んで冷蔵庫に入れておけば、帰った後の放置料理ができ、洗い物が出ないのもポイントです・・・

 

献立は1週間分まとめて考えると、そのときは結構大変ですが、当日悩まずに済み、衝動買いもなくなります・・・

 

子どもがおもちゃで遊ぶ領域を、マットを敷いたり、マスキングテープなどでラインを引いてみて、その中のものは自分で片付ける習慣をつけるといい・・・

 

「美しすぎる、洗濯物畳む係」など、子どもが喜ぶ肩書きをつけてあげると、率先してやってくれるようになる・・・

 

バスタオルは使わずに、フェイスタオルを利用することで、手間が減ります。洗濯ものの量も減ります・・・これは、保育園のプールでもバスタオルではなくフェイスタオルにして大成功です。

 

水切りは、珪藻土のマットがおすすめ。100円ショップでも売っている・・・

 

洗濯機の上に突っ張り棒を付け、保育園の汚れ物を干したり、100円ショップのミニピンチハンガーを併用すると、スペースの有効活用になる・・・

 

まだまだありそうですが、私たち大人は、子どもの笑顔に救われると同時に、子どもはママの笑顔で元気になることを考えれば、笑顔の工夫も大切です。

 

一番いいのは、自分で考えたアイデアですね。

2019年

9月

08日

巨人のパン

世界には、様々な巨人伝説があります。少しお付き合いください。

 

16世紀の探検家マゼランは、南アメリカ大陸に上陸した際、現地に住む巨人族と出会い、彼らをパタゴン族と名付けます。18世紀くらいまで、ヨーロッパの探検家の間で語り継がれています。パタゴンの身長は普通の人間の2倍以上、3.7メートルから4.6メートルと言われています。

 

1912年ウィスコン州デラヴァン湖で、体長2.3メートルから3メートルもある巨大な人骨が発掘されました。それも18体です。恐らく墓所であったようです。人骨がそのまま大きくなった外観ですが、歯は2列に並び、指は6本あったと言われています。

 

元アメリカ軍兵の話です。アフガンの砂漠地帯の洞窟から身長4メートルの巨人が現われたそうです。巨人は赤毛で指が6本あり、スカンクのような悪臭を放ち、手にしていた槍で部隊に襲いかかったそうです。30秒に及ぶ一斉射撃の末に、巨人は死亡したそうです。

 

日本にも、青森県津軽地方に「オオヒト」伝説があります。山で暮らし、人々のために水田を開墾し、農具を作ったと伝えられています。

 

そんな、津軽平野のほぼ中央に位置する青森県鶴田町「道の駅つるた」では、巨大なパンが売られているそうです。巨人が食べるようなビッグサイズです。女性の顔がすっぽり隠れてしまうような巨大焼きそばパンに、びっくり豚カツバーガー。チョココルネの長さは、顔の長さの2倍もあります。

 

今の時代は、小分けになったパンやプチサイズがトレンドですが、あえて逆をやってみて、10年以上も続き、今や週末では500個の巨大パンが完売だそうです。「オオヒト」伝説にあやかった、いわく・いんねんのある遊び心ですね。食べ方は、お客様が勝手に考えるのでしょう。

 

先に挙げた巨人伝説を信じるも信じないもあなた次第ですが・・・(笑)遊び心が満たされている商品には、とても興味がわいてきますね。

 

曰く因縁故事来歴(いわくいんねんこじらいれき)に、私はとても弱くて、すぐに衝動買いしてしまいます。でも、楽しくて幸せな気持ちになるのです。(笑)

2019年

9月

07日

無花果(いちじく)ジャム

本日、保育園見学に来たパパが、入口の鉄道カレンダーを見て、「私はここで働いています」と言うものですから、しばらく鉄道話が続いてしまいました。JR東日本のカレンダーは、卒園児のパパが勤務しているので、毎年いただいています。毎月、素敵な鉄道写真となっているので、月が終わると、電車好きの子どもたちの争奪戦になります。

 

今日は、時刻表を持って登園する小学2年の卒園児がいたので、見学のパパと時刻表の話で盛り上がっていました。

 

さて、我が家に1本のいちじくの木がありまして、今が旬なのですが、今年は豊作です。お店で売っているような大きくて立派な形ではないのですが、無駄にたくさんなっているといった感じです。そこで、今日は、このいちじくで、子どもたちとジャムを作りました。

 

「この果物は何という名前か知ってるかい?」に、ほとんどの園児が答えられません。「ぶどう・・・みかん・・・いちご」と珍回答続出です。「いちじくっていう名前だよ」と言っても、「へぇ~知らな~い」と意外な反応です。

 

とにかく、ナベでコトコト・・・ジャムの完成です。子どもたちが、順番に、ナベ番をしました。かなり、美味しいジャムができあがりました。試食タイムでは、「どんな味だろう?」と不安な顔でスプーンで一口食べるも、みるみる「おいしい!」と、笑顔に変わっていきます。

 

子どもたちのお土産にしたのですが、ママたちが「私・・・いちじく大好きなんです!」と感激していました。明日のトーストに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べるのが、子どもたちの楽しみです。「自分で作ったジャムで朝食を・・・」贅沢ですね。

 

さて、いちじくは、花が咲かないでいきなり実になるように見えることから、無花果と漢字で書きます。スーパーでは、需要が少ないので値段は高めですが、挿し木などで簡単に作れる樹木です。我が家のいちじくの木も、いつ植えたか、よく覚えていないほど、自然に大きくなってました。

 

今日は、せっかくですので、いちじくのうんちくを聞いてもらいます。(笑)

 

いちじくの原産国はアラビアで、トルコなど地中海沿岸地域で多く収穫されています。「不老長寿の果物」と言われるように、多くの栄養が含まれ、美容にも便秘にもいいですね。乾燥いちじくなどは、かなりいい値段です。

 

実は、原産国に近いメソポタミアでは、6千年以上前から栽培されていたそうです。最近の研究では、ヨルダン渓谷に位置する新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土し、いちじくが世界最古の栽培品種化された植物ではないかと、言われています。

 

日本では、みかんやりんご、ぶどうなどが、メジャーな果物ですが、こうして歴史をたどると、私の中でのいちじくの付加価値が、一気に上がりました。(笑)

 

みなさんは、どうですか。たまには、うんちくを頭に描いて、今が旬の果物、『いちじく』を食べてみませんか。

2019年

9月

06日

「学年学級制」は「パック旅行」のようなもの

保育園入園希望の保護者に、異年齢保育の説明をする時は、「大人になって社会に出れば、同じ年齢や学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、子どもたちにとって、必然的な環境です」という話をします。

 

もっとわかりやすく言えば、「同じ年に生まれた人たちだけからなる集団って、学校以外にはありますか?」で、表現できます。

 

同じ年齢の子どもが教室に集まり、教師が一斉に教える・・・こんな「学校の当たり前」が出現したのは、長い人類の歴史のスパンで考えると、つい最近なのです。

 

日本では、江戸時代の「寺子屋」や「私塾」は、異年齢同士が学び合う環境でした。世界では、産業革命が進んだ19世紀のことです。西欧の学校も中世までは、年齢がまちまちの子が一つの部屋で、習熟度に応じて学んでいました。

 

しかし、産業革命が進むと、工場で効率よく働かせるために「読み書き・計算」ができる労働者階級の子を迅速・大量に育てる必要が出てきました。そこで、英国で考え出されたのが、マニュアル化された教育法です。

 

それが発展し、あらかじめ年齢別に決められた内容を一斉に教える「学級」ができたのです。日本でも、明治5年に「学制」(教育制度)を導入し、広がっていきます。ここで、「一斉授業」を最初に試みたと言われています。

 

かなり、強引な考え方ですが、旅行から冒険性や偶発性をなくして、安上がりで気軽に参加できるようにした、パック旅行と同じく、学校も「読み書き・計算」を低コストで効率的に教えるための集団として、「学年学級制」を広めていった。それが加速し「子どもの生活のすべて」を抱え込むようになり、機能不全に陥ったと唱える学者もいます。

 

もっと言えば、「みんなで同じことを、同じペースで一斉に勉強させるベルトコンベアーのようなシステムは、多様な子が混ざれば機能しなくなる。その恐れが、人と違うことを嫌い、異質なものを排除する力学を生んでいる」と、教育哲学者の苫野一徳氏が語ります。

 

これも、強引ですが、「いじめ」の根本的解決法は、「学年学級制」をなくすことと言う人もいます。中学1年から3年までの異年齢学級があるならば、そこにいじめが発生するシーンは、確かに想像できませんね。

 

この春、日本で初めて「異年齢教育」のイエナプラン校である「大日向小学校」が、長野県にできました。また、教育哲学者の苫野氏が中心となって、2020年軽井沢に、「3歳から15歳が混じり合って学ぶ「軽井沢風越学園」が開校します。

 

未来の学校の姿は、幼児も小学生も中学生も、高齢者も外国人も学ぶ、ごちゃまぜなラーニングセンターのような形になるのではないか・・・と言われています。意外に、近い将来のことかもしれませんね。

 

さて、「学年学級制」「異年齢教育」・・・について、あなたはどう考えますか?

2019年

9月

05日

新聞活用で語彙が豊かに

9月上旬まで残暑があるとの予報で、本日迄プールを延長したものの、結局月曜日しかプールはできず、今シーズンのプール遊びは、事故もなく無事に終了しました。ボランティアのママパパには、子どもたちの水鉄砲攻撃に、びしょ濡れになっていただき、ありがとうございました。

 

今日は、屋上ファームのとうもろこしの初収穫です。子どもたちがとうもろこしの皮をむくのですが、中から虫が出てきました。「キャー!」と逃げるのかと思いきや、蛾の幼虫を手のひらにのせる子どもたちです。さすが、屋上遊びで鍛えられただけあって、虫は友達です。

 

とうもろこしは、収穫したばかりをすぐに茹でました。そしてバクバク食べます。甘くて、最高に美味しい!と、子どもたちはみんな笑顔です。とても、贅沢な時間です。

 

まだ、とうもろこしはたくさん収穫できるので、午後のおやつのお楽しみです。

 

さて、小学生向きに小学生新聞や中学生対象に中学生新聞などがありますが、ふだんから新聞に目を通す習慣がある子どもは、自然と語彙力が高くなっていきます。現在起きている世の中の動きも自然と頭に入ってきますね。

 

小学校で来年度から実施される、新学習指導要領の国語では、語彙指導の充実や、新聞やインターネットなど多様な媒体から必要な情報を取り出して整理する力の育成が重視されています。

 

山梨県のある小学校6年生で、新聞記事を使った授業が行われているそうです。「新聞記事を題材に、五・七・五・七・七のリズムに近い詩を作る」という課題があります。

 

「大学の研究チームが、液体のりの成分を使って病気を治す培養に成功した」という記事を基に、「成功を つかむために 視点かえ のりを使って人助け」「視点かえ つかみ取るぞ 成功を のりを使って人助け」といった詩を子どもたちは考えます。

 

この授業を行う担任は「新聞には学校生活で使わない言葉との出会いがある。わからない言葉は辞書を引き、友達と意見交換することで表現の幅は広がり、語彙は豊かになる」と語ります。

 

そういえば、私にもこんなことがありました。会社の昇格試験で、テーマを与えられ「論文」を書くのですが、その言葉の漢字が出てきません。ひらがなで書けば、漢字能力が低いと判断されます。そこで、違う漢字でも同じ意味の言葉をあせって考えたことを思い出しました。

 

これも語彙力があれば慌てることはありませんね。国語の力をつけることは、算数や社会などあらゆる学習の基礎になることは間違いありません。保育園の子どもたちとの何気ない会話の中でも、「今のは、別の言い方で○○とも言うんだよ」なんて言いながら、子どもたちの語彙力をアップさせたいですね。

2019年

9月

04日

ゲームに負ける現実社会

今日は、秋らしい陽気でした。屋上遊びは、最近ブームの色水作りに、タイや転がし、そして、クマバチやバッタを捕まえる子どもたちです。カメの散歩もしました。また、補助なし自転車に挑戦する園児が出てくることでしょう。 

 

さて、ゲームに夢中の男子高校生3人・・3人ともバトルロイヤル系ゲームに夢中です。

 

だいたい夜10時頃から一緒にプレーしている・・・週末中心に週3日アルバイトして月5万にはなる・・・そんなに稼いでどうするの?・・・ほぼ全額ゲームに課金している・・・もったいなくないの?・・・ゲームのためにバイトしているから当然・・・

 

こんな話を平然と語る高校生たちです。

 

「俺ら、勉強もあかんし、部活もやっていないし、ゲームしかない。ネットでゲームの実況をすると。日本中から見に来る。ゲームで知り合った人が集まる時も全国から会いに来るし・・・」

 

私のような古い人間は、ゲームのためにアルバイトをすることがまったくしっくりきません。しかし、彼らは「ゲームのランキングが上がると、『自分自身の価値』が上がる」と言います。

 

部活動で活躍しているとか、テストの点数が高いとか、そういった子はゲームをしてもそこまでのめり込みません。それは、承認欲求が、既に満たされているからだと言えます。

 

ゲームにのめり込む子は、課金し、ランキング上位者になることでしか、自分の価値を確かめられないとしたら、こんな悲しいことはありませんね。勉強も部活も、もっと言えば人間関係も「いくら頑張っても結果がでないもの」・・・だから、ゲームにのめり込むというのであるなら、現実社会はゲームに負けているのかもしれません。

 

大人でも、インスタグラムのフォロワーの数が、多いことで、自分の価値を確認するのであれば、顔も見たことがない不特定多数の存在の方が、現実世界で、顔を知っている仲間や家族よりも大切であるかのような錯覚に陥っているのかもしれませんね。

 

どうしたらいいものか・・・現代の若者が抱える大きな課題とも言える深い問題です。

2019年

9月

03日

他人の意見を聴く

今日は、10月19日に保育園の運動会を行う場所である「西文ひろば」グランドで、子どもたちは遊びました。運動会の練習は、9月中旬位からスタートさせますので、今日初めて西文広場に立った、小さい園児は、ここで運動会をすることを分かっているのか、いないのか・・・大喜びで走りまわっています。

 

運動会のラスト競技は、紅白対抗リレーです。今までに、涙抜きでは語れない多くのドラマが生まれました。ここで、差が出ないように園児たちを赤白に分けます。今日は、最初のかけっこをしました。正しい走りかたを身につけ、「負けないぞ!」という気持ちが強い園児が、これからどんどん伸びていきます。楽しみですね。

 

さて、国語の授業でのこと。ある小学校6年生女子の意見を聞いてください。

 

「一人で何回読んでも気にならなかった文章が、今日の授業で友だちと考えを聴き合ってから、すごく気になるようになった。作品から見える世界が広がったような気がする。うれしい」

 

この話を聞いて、皆さんも自分の経験で同じようなことがありませんでしたか?

 

私もサラリーマン時代に、グループ討議で、自分の主張だけでなく、相手の話を聞いて「その方がいいなぁ~」と思ったことは、悔しいけど、山ほどあります。また、ホワイトボードにポストイットで、個々の意見をランダムに貼っていくようなブレーンストーミングで、議論をとことん煮詰め、「これでもか!もっといいアイデアはないのか!」と意見をぶつけ合った時に、自分一人では、とうてい考えられなかった画期的なアイデアが生まれるのです。

 

小学生の学びに話を戻します。

 

友だちの意見を論理的に聞けるようになるには、一人一人が「個」をきちんと確立させるところから始まります。自分が「こう読んだ」がしっかりとあるからこそ「友だちはどう読んだのだろう」と、友だちの意見を聴きたくなってくるのです。

 

「主体的・対話的で深い学び」とは、まさに、こんな学び合いのプロセスがあるような授業から生まれてくるのでしょう。

 

保育園では、他の園児の話をしっかりと聴くことができる園児が、おだやかで冷静である傾向にあります。ヒトの顔には、口が1つしかないのに、耳は2つあることが、あらためて納得できますね。

 

自分の意見をしっかりと言えることは、素晴らしい事ですが、相手の意見を踏まえて、さらに深い考えがそこにあることが大切です。

2019年

9月

02日

命をつなぐ

今日から9月の保育がスタートしました。例年と違うのは、まだプール遊びを継続していることです。今日も暑かったですね。子どもたちの水しぶきが、まだ秋を感じることを許してくれません。

 

さて、さいたま市の小中学校はすでに2学期が始まっていますが、全国的には、今日から学校がスタートするところが多いですね。ショッキングな事実ですが日本の15歳から39歳までの死因の第一位は、病死でも事故死でもなく自殺です。

 

そして、9月1日が、若者の自殺が年間で一番多い日となります。夏休み明けだからです。9月1日は、関東大震災があり、防災のことが広く報道されますが、学校関係者にとっては、神経をピリピリさせる日なのです。

 

今日は、相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を紹介します。

 

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では・・・?

なんと百万人を超すんです

過去無量の

いのちのバトンを

受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それがあなたのいのちです

それがわたしのいのちです

 

20代前まで計算すると、なんと、104万8576人です。ちょっとした政令指定都市の人口にもなりますね。

 

私たち大人は、若者に「命は大切なものだ!」と語り続けることは必要ですが、相田みつをさんの詩のように、自分の命も、友だちの命も、みんなたくさんの命のバトンを受け継いで今ここに生きているのです。

 

命の重さを若者に伝えること・・・やり方は色々あるのでしょうが、私たち大人の大切な仕事です。

2019年

9月

01日

デパートの屋上遊園地

さいたまの地方百貨店の1つで、私もお仕事を通じて大変お世話になった「川越丸広百貨店」には、屋上に、わんぱくランドという遊園地があります。ここが、本日9月1日をもって閉園し、半世紀の営業に幕を下ろすことになりました。

 

高さが11.7メートルで、ゴンドラも8個しかない観覧車があるのですが、このレトロ感がたまらなく好きでした。

 

まだ、私の子どもが小さい時には、この屋上のわんぱくランドへ心を癒しにいったものです。東京ドームシティなら、最新の戦隊モノや仮面ライダー○○が、広いステージ大暴れするのですが、川越丸広の屋上には、武蔵の国の○○レンジャーといった、ご当地ヒーローが活躍します。私は、大うけですが、子どもは「知らない?」でした。(笑)

 

今年の4月に閉園が発表されると反響が大きく、「思い出をありがとう!」「永遠に忘れない!」などのコメントが1万件以上寄せられたそうです。

 

各地のデパートの屋上遊園地は、1980年代以降、姿を消していきました。建築基準法などに基づく各地の条例で規制が強化され、非難所を確保するために屋上での遊具設置が制限されたことが大きな要因だそうです。

 

また、池袋西武や銀座松屋のように、屋上が素敵な庭園として、ファミリー層だけでなく幅広い客層を取り込む方向に変わってきているのも、時代の流れかもしれませんね。

 

大宮公園にある、レトロな子ども遊園地に保育園の子どもたちを連れて行った事があるのですが、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでなくたって、子どもたちの笑顔は、輝くものです。

 

どうですか・・・こんなレトロな遊園地もいいですね。

2019年

8月

31日

子どもたちが考える遊び

土曜日の保育園は、卒園児が登園するので、屋上遊びは、たいがい職員は見守るだけです。小学生が、遊びのきっかけを考えて、あとは、子どもたち全員でその遊びを応用したり、広げていきます。

 

屋上には、ジャングルジムもシーソーもブランコもありません。古タイヤや農作物の収穫ボックスや渡し板が無造作に置かれています。おままごとコーナーもキッチンで使っていたフライパンやまな板、お皿、ボール、ザルなどが置かれているだけです。

 

特定の遊具では、遊び方が決まってしまいますが、子どもたちが遊びを自分で考える環境を大切にしています・・・という話を今日見学にきたママに話をすると、心から共感していただきました。

 

今、日本だけでなく世界レベルで「非認知能力」の育成が注目されています。OECDでは、この非認知能力のことを「社会情緒的スキル」と呼んでいます。これも、わかりにくい言葉ですね。

 

簡単に言えば・・・忍耐力・情熱・社交性・他者へ思いやりに敬意・自尊心・楽観的な心・自信・やり抜く力・・・つまり数値化できない能力のことです。この「非認知能力」は、子ども同士の日々の遊びの中から生まれるのです。

 

今の定説は、読み書き計算などの「認知能力」は、この「非認知能力」がベースになっていると言われています。子どもの時に、どれだけ遊んだかが大切という考えにつながりますね。

 

異年齢保育では、先輩園児が、遊びの切っ掛けとなるヒントを年下園児に教えてくれることが多いので、遊びスイッチが入りやすい環境なのかもしれません。

 

今日も、そんなことを感じながら、屋上遊びに夢中になる子どもたちを見守っていました。

2019年

8月

30日

訳あり食品

今日は小雨の中で屋上遊びをしました。ミストシャワーを浴びているようで、とっても気分爽快です。

 

まずは、朝顔の花びらをたくさん取って、色水作りに子どもたちは夢中になります。青やピンクの花は、そのままの色が出るのですが、白い朝顔は何色になるのか?やってみると、緑になりました。

 

次に、ベビーコーンを収穫し、皮むきを子どもたちが頑張ります。1本のトウモロコシの木には、たいがい2つか3つのとうもろこしができるのですが、間引いて1本にしないと、甘くて大きくなりません。間引いた赤ちゃんサイズのとうもろこしが、ベビーコーンです。そのまま捨ててしまうのは、もったいないので、スープに入れて給食で食べます。もちろん、味の方もおいしいのです。

 

さて、「もったいない」と言えば、最近は、訳あり食品を販売する専門店が増えているそうです。賞味期限が近いなどの理由で、メーカーなどが廃棄を予定していた商品や、賞味期限切れの商品もスタッフが試食をして問題ないと判断したものを売ることもあるそうです。

 

私は、食品業界で長く仕事をしていたので、百貨店や量販店の1/3ルールが身に着いてしまっています。1/3ルールというのは、賞味期限が6カ月のお菓子があったとします。百貨店などに出荷できる期限が、製造日から、賞味期限の1/3の2カ月まで・・・お客様に販売できるのが1/3を足して4カ月までというルールです。つまり、賞味期限切れまであと2カ月もあるのに、販売不可で廃棄扱いとなるのです。

 

これは、なるべく新しいものをお客様に届けようという考えですので、間違ってはいないのですが、ここ数年、私たち消費者の意識が変化してきました。

 

「食べ物を無駄にしない」という考え方です。昔なら、スーパーで牛乳を買うのに、一番奥にある日付けが一番新しい商品を選んでいたのに、今は、どうせ2、3日で飲んでしまうのだから、日付けが古い商品を買って、お店のロスを減らそうと考える人が増えてきたのです。

 

保育園では、1日で4本くらい牛乳を使いますので、迷うことなく手前に並ぶ商品を購入します。

 

訳あり商品は、当然通常商品よりも安く購入できるメリットがありますが、店舗側は、「店にある商品は捨てられていたかもしれないもの。その現実を知り、家庭にある食べ物をもう一度見直してもらいたい」といいます。

 

食材の宅配サービスも、使いきりで無駄のない量で、レシピがセットされていますね。スーパーで、ざっと買い物するよりも経済的で、無駄がありません。

 

これからの時代・・・間違いなく、「素敵なライフスタイル」の1つは、「食べ物を無駄にしない生活」が当たり前になるでしょう。

 

どうですか・・・定期的に冷蔵庫を見渡して、賞味期限ぎりぎりの食材を無駄にしない習慣をつけてみませんか。

2019年

12月

07日

先輩の影響力

今日の保育園では、これぞ、タテの関係というすばらしい活躍がありました。

 

小学校3年の女の子・・・朝から、小学校での出来事をたくさん話してくれます。担任の先生が、今月誕生日だそうです。そこで、彼女は、サプライズバースデーを企画します。男子は、おしゃべりですぐに担任に話してしまうので、まずは女子たちを巻き込みます。

 

メッセージカードや歌のプレゼント・・・ピアノは、男の子で、楽譜を見れば何でも弾ける○○君に「ハッピーバースデー♬」をお願いしたそうです。彼は、口が堅く、他の男子には漏れないとのことです。

 

担任の先生には、当日の行間休みに、クラスでやりたいことがあるので、先生もいてくださいと、声をかけているそうで、今は、着々と準備を進めています。

 

小学校3年生にして、この企画力と、段取り力に、あっぱれですね。彼女の凄いところは、自分だけが突っ走るのではなく、上手に周りを巻き込んで、みんなで成し遂げるという気持ちにさせてしまう事です。私は、これを社会人の大人になって、ようやく習得しましたが、彼女は、小3です。卒園児の活躍には、涙が出るほど嬉しいおやじ園長です。

 

さて、この話を横で聞いていた、年中5歳の女の子・・・彼女ものやりたい事ができれば、先生の指示を待たずに、どんどん自分で実行することができるタイプです。しかし、他の子のために一肌脱ぐレベルまではいっていません。(年中園児なら誰でもそうですが)

 

しかし、先輩の話を聞いて、みんなのために何かをしようと思ったようです。朝のお片付けタイムの音楽をかける前に、彼女は、小1女子の先輩の力を借りて、二人だけで、おもちゃなどの片付けを終わらせてしまいました。

 

「園長先生・・・もう、片付けちゃったから、朝の会ができるよ~」と笑顔で言います。実は、彼女は、お片付けタイムで、さぼりの常習犯でした。(笑)

 

今日は、おやつと給食の「いただいます!」の挨拶は、全て彼女がやって、当番も積極的に行ってくれました。園長からは、「あーしなさい、こーしなさい」は、一度も言っていません。すべて、小学校3年の先輩の話を聞いて、自分でとった行動です。

 

タテの関係の影響力は、保育園では、様々な場面で見ることができますが、今日もうれしい姿を見ることができました。本人たちをほめたたえ、保護者に伝えるのが、私の仕事です。

2019年

12月

06日

食品ロス削減に本腰

ユリの木の実であることが判明しました・・・というのは、秋に園児が公園で見つけてきた木の実の名前がずっとわからないままになっていました。こういう状態は、スッキリしませんね。(笑)

 

ユリの木は、何十メートルにもなる大木です。うちわをギザギザにしたような大きな葉で、夏には、ユリというよりも、チューリップのような赤い花を咲かせます。そして、秋には実になり、紅葉もする落葉樹でした。これで、一生ユリの木は忘れませんね。

 

さて、私がもし、プロの腕前を持つ料理人で、店を出すとしたら、「1日10組限定・・・シェフのおまかせディナー」のみでいきたいですね。こうすれば、作りたい料理の材料をじっくり選び、その日の人数が決まっているので、ロスが出ません。その分、いい材料を使うことができて、お客様も喜ぶ・・・というシナリオです。

 

年末を前に、食品ロス削減について、各企業も本腰を入れているようです。その背景には、お客様の意識の高まりもあります。家での食材を無駄にしないだけでなく、食品ロスにつながらない買い方も行います。牛乳は、新しい日付けを奥から選んで買うのではなく、手前の直近のものから買うといった行動です。

 

コンビニのファミリーマートは、この夏、土用の丑のうなぎの蒲焼を完全予約制で行ったところ、売上は前年割れとなったものの、廃棄ロスが大幅に減少し、利益が改善されたようです。今後は、クリスマスケーキや恵方巻でも同じように、予約制が導入されます。

 

クリスマスケーキの販売方法も、あいまいな需要予測で、たくさん発注して売れ残りを出すよりも、「限定○○個」の売り切れごめんスタイルが増えています。かつてコンビニでは、12月25日の夜に、値引きされたクリスマスケーキを見ることがありました。安い買い物でしょうが、せっかくのクリスマスケーキのありがたみが半減しますね。

 

クリスマスケーキのようなイベント性の高い商品は、家族で「どれにしようかな?」で、楽しんで選び、予約をして買いたいものです。

 

私が営業マンだった頃は、「ロスを出すよりもチャンスロスを出す方がいけない!」と、担当店に喝を入れて、「声出しと気合で売り切るんだ!」で、売上アップを狙う営業マンでした。今は、考え方も変わってきました。(笑)

 

人は変われるものですね。地球環境や資源について、そして、食品廃棄ロスを出さないという気持ちは、高くないといけません。

2019年

12月

05日

「SAKE」を世界へ売り込め!

クリスマス発表会の練習を毎日のように行っているので、子どもたちが、おうちでママパパの前で、劇のセリフやダンスを披露しているようです。友だちのセリフだったり、0・1・2歳の、自分が踊らないダンスも家では、楽しそうに踊っているそうです。

 

保護者にとっては、その1つ1つをパズルのピースのように、組み合わせて、全体像を想像しているのでしょう。(笑)

 

さて、埼玉県の蓮田市には、日本が誇る酒蔵があります。神亀(しんかめ)酒造という、小さな酒蔵です。この酒蔵は、日本で初めて「うちでは純米酒しか作りません」を行ったのです。純米酒とは、原料が「米・米麹」だけのお酒です。

 

戦後、日本酒需要に対応するために、米・米麹だけでなく、醸造アルコールや糖類を混ぜて、水増しした、廉価な酒が主流となりました。しかし、神亀酒造は、「本物の酒を造るんだ」という信念を持って、全量純米酒の酒蔵となったのです。

 

私の仲間の奥様は、無類の日本酒好きですが、純米酒しか飲みません。私も、自分で買う日本酒は、純米酒だけです。

 

しかし、国内の日本酒市場は、人口減や、様々なお酒がチョイスできる環境では、縮小傾向です。そこで、日本酒「SAKE」を世界に売り込めという流れが起きているそうです。

 

今人気の「獺祭(だっさい)」のように、米を3割まで磨いて、ワインのような口当たりの酒や、シャンパンの代わりにと、スパークリング日本酒が、外国人にも好評のようです。でも、これだけでは、まだ弱いですね。

 

そこで、日本酒の付加価値を上げるために、酒蔵の見学ツアーを行うところが増えているそうです。ターゲットは、もちろん外国人です。東京都福生市にある石川酒造では、英語が話せるガイドが常勤しています。2012年に、英語ツアーを始め、当初の海外客は年間わずか400人程度だったのが、昨年は、2000人だそうです。今年は、ラグビーワールドカップ効果もあり、プラス1000人を見込むそうです。

 

私も、義母が住む福島県の酒蔵を多く見学しましたが、杉玉の魅力と、何百年続いた伝統に、気持ちは、ワクワクドキドキです。外国人だったら、日本酒自体の出会いも初めての場合が多いでしょうから、日本酒作りの工程は、衝撃的でしょうね。

 

今や、酒蔵は観光資源とも言えます。東京オリンピックで、来年は多くの外国人が日本を訪れます。日本酒が、ビールやワインのように、海外で当たり前のように飲まれるような時代もすぐそこまで来ているのかもしれません。

 

そして、私が大好きな日本酒の飲み方の「ぬる燗」で和食を食べる外国人も増えて欲しいですね。

2019年

12月

04日

大根の「味」

今日は、9月にタネイモを植えた、ジャガイモを収穫しました。天気も良く、お日様の下で、子どもたちは、思いっきり土に戯れ、わいわいガヤガヤ楽しく、おいも掘りです。

 

じゃがいもは、3月にタネイモを植えて初夏に収穫と秋植えの初冬収穫と、年に2回楽しむことができます。今回の収穫は、夏の収穫よりもビッグサイズが揃いました。しばらく置いて、食べ頃になってから、子どもたちのお土産と、給食と、年明けの屋上で行う「芋煮会」で食べます。

 

そして、大根も大きくなってきました。大根の葉には、モンシロチョウが卵を産み、アオムシが葉を美味しそうに食べています。子どもたちは、はらぺこアオムシと呼んでいます。

 

保育園で飼っていた、アオムシが、ざっと10匹、サナギになりました。自然界では、幼虫かサナギで越冬して、春にモンシロチョウとなるのですが、室内のサナギは、たぶん季節を間違えて、冬にモンシロチョウになるかもしれません。先日、日進コミュニティセンターで季節を間違えて羽化した「オオムラサキ」を観察しましたが、保育園では、冬の間、モンシロチョウを飼うことになるかもしれません。子どもたちの楽しみが、また一つ増えそうです。(笑)

 

さて、今日は、そんな大根の話です。大根の葉は、アオムシが食べるだけでなく、みそ汁にして食べたり、無駄にしたくありませんが、白い大根の部分は、部位ごとに「味」に違いがあります。

 

主婦の方からは、「そんなの常識!」と言われそうですが、葉に近い上部は、歯ごたえがあって甘みがあります。サラダや漬物など、生で食べるとおいしいですね。

 

中央部は、きめ細かくて柔らかいので、煮物に適しています。しっぽの方は、辛みが強く線維が多いので、ダイコンおろしや炒め物におすすめです。

 

これから寒さが厳しくなると、大根がおいしい季節になってきますね。子どもとの料理も、この大根の部位ごとの違いや料理が話題にできると、また、楽しい食育の会話になることでしょう。

 

あぁ~今晩は、大根・・・食べたくなってきましたね。

2019年

12月

03日

春の花壇

今年のクリスマス発表会も、ボランティアのママ達に活躍していただいています。今日は、「赤ずきん」のおばあちゃん役の衣装がアップしました。園児が着るので、「かわいいおばあさん」になるのですが、「おぉ~すごいなぁ~」と、他の園児も歓声を上げるほどの素晴らしい出来栄えです。

 

ハロウィーン仮装パレードでも、「チアダン」の手作り衣装を娘に着せたママは、ここ数日は、衣装作りで子育て放棄(パパが頑張った)状態だったようで・・・(笑)、ありがたい話です。

 

さて、今日は、屋上の花壇スペースに、球根を植えました。この花壇には、昨年もチューリップを植えたので、その球根を使います。しかし、来春は、もっと賑やかな春の花壇にしたいと、チューリップの他にも、何種類かの球根を用意しました。

 

チューリップだけでも、バンダイク・ミスティックバンダイク、ストロングゴールド、バクリライラックワンダーに普通の赤・白・黄色・・・クロッカス・ムスカリ・水仙・カマッシアを子どもたちが、球根の種類もわからないまま、好きな場所に植えました。

 

子どもたちの行動は、不思議です。なぜか、球根の皮をむいてしまうのです。チューリップの外側の茶色の部分をきれいにむいて、真っ白のハダカにしてしまいます。(笑)

 

芽を下にして、根を上に植えるのは当たり前です。また、球根をくっつけて植える園児もいます。「だって、結婚させるから、くっつけた方がいいでしょ・・・」という発想です。

 

毎年春になると、屋上には、紫色が鮮やかな「ムスカリ」の花がたくさん咲きます。そして、水仙の黄色の花もインパクトがあります。そして、今回は、さらに、チューリップを中心とした、春の花壇を充実させようと思っています。

 

子どもたちが、適当に植えた方が、意外に、ナチュラルガーデンっぽくなるような気がします。例年、花を愛でる間もなく、子どもたちが「ママにプレゼントするんだ」と花を摘んでしまうのですが、来春は、目で楽しむ時間を長くとりたいですね。

 

今は、子どもたちとクリスマス発表会の劇「おやゆび姫」のラストシーンでの花畑をイメージしています。(笑)

2019年

12月

02日

フレイル

12月に入り、クリスマス発表会の練習にも熱が入ります。劇の練習では、初めて、先生が合いの手を入れないで、子どもたちだけで、セリフ回しをしました。これがなかなか上出来です。子どもたちの役者ぶりが、順調に育っています。(笑)

 

さて、「フレイル」という言葉をご存知ですか。この意味は、加齢に伴って、心身が衰える状況です。詳しく説明すると、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態で、「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティ)」が語源となっています。日本では、65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされています。

 

フレイルにならないためには、栄養と運動、社会参加を意識することだといいます。入院などの寝たきりのような生活をすると、普通ならば7年かけて落ちていく筋肉が、わずか2週間で失われることもあるそうです。

 

筋肉の維持には、たんぱく質が大事であることから、年をとってからの「粗食」は間違いで、たんぱく質を体重1キロ当たり1グラム以上取ることが、最近では、正しい食事のとり方の定説だそうです。

 

60キロの体重の人では、1日60グラム以上のたんぱく質が必要という計算です。ステーキ200グラムでも、たんぱく質が35グラムですので、肉・魚・豆製品・卵など多くの種類から取らないといけませんね。

 

運動も大切ですが、高齢者は、運動だけする人よりも、囲碁・将棋などの文化活動と、ボランティアなどの地域活動を両方している人の方が、フレイルになる可能性が低いというデータもあるそうです。

 

食事は当然一人より友人や家族と一緒の方が多く食べられます。会話や雰囲気もおかずの1つと言えますね。人生100年時代は、元気に健康に長生きしたいものです。介護されて、周りに負担をかける人生は、避けたいですね。これは、私のような昭和世代から、意識し、努力をしないといけません。自分のためでもあり他人のためでもあります。

 

本日、70歳代と思われる男性が、保育園の入口にある「異年齢保育をしています」のPOPに興味を持っていただき、私に説明を求めてきました。大人になれば、同じ年齢の組織やチームに属することは、まずありません。子どもたちには、異年齢のタテの関係の中で、社会性を学んでもらっています・・・・の説明に、感銘を受けられ、しばらく、子育て論で盛り上がりました。

 

こんな、おじいちゃんが、世の中に増えていけばいいなぁ~と思った次第です。

 

昭和世代のあなた・・・フレイルなんて打ち破るのです。よく食べ、運動し、仲間のある生活を楽しみましょう。

2019年

12月

01日

退職校長がアフタースクール

埼玉県坂戸市内の教会を会場に、小学生を対象とした「アフタースクール」が7年前にできました。海外の日本人学校での勤務体験も持つ、元校長先生が、教員経験を持つ仲間と共に、地域の子どもを見守り、学習を支援しています。

 

平日の午後4時を過ぎると、教会の一室にランドセル姿の小学生が集まります。室内では、4人の元教員が教材の確認、準備を済ませて懇談しています。「一人一人を大事にする」というのが、合言葉だそうです。

 

教員時代は、1クラス30人以上の子どもたちを相手にしていることもあり、これができなかったと言います。勉強だけでなく、おやつタイムは、年齢を超えて懇談する時間となり、子どもたちにとっては貴重な時間となっているそうです。

 

元校長先生は、海外の学校での赴任経験で、公立学校の他、放課後のアフタースクールや、授業前のビフォアスクール、不登校の生徒のためのフリースクールなど、子どもたちにとっての「居場所」がたくさんある国を見てきました。

 

フランスでは、子どもたちにとって、本当に有効な宿題の出し方が研究されているそうです。学校や教員により、宿題の出し方がまちまちで、学習内容を理解しないまま、あるいは宿題をこなせないまま次の単元に進み、授業についていけないことがないよう、一人一人の子どもに合わせた支援が行われています。

 

坂戸市の「アフタースクール」は、月謝を集め、講師にも謝礼と交通費を支払っているそうです。完全ボランティアではありません。

 

イエナプランの勉強会でも、元校長先生がいます。彼は、定年退職後、子どもたちの居場所でもあり、学び合う場所として、学童&塾を融合したアフタースクールを群馬県前橋市で開設しました。小学生と中学生が共に「学び合う」というのが、彼がめざす学びの姿です。異年齢での学び合いが、どれだけ有効であるかは、ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていても明白です。

 

子どもたちを取り巻く環境は、今後さらに多様化していくのでしょう。そんな時代だからこそ、子どもたちが、安心して過ごせる「居場所」も、増えていかないといけないですね。

2019年

11月

30日

日本の国蝶

私の大好きな蝶です。そう、日本昆虫学会が日本の国蝶と定めた「オオムラサキ」です。紫色の鮮やかな羽に魅了されますね。

 

実は、今日、子どもたちとオオムラサキを見に行きました。えっ?冬にオオムラサキがいるの?と思った方も多いと思いますが、保育園の近くにある、日進公園コミュニティセンターで、現在オオムラサキを飼育しているという情報を耳にして、早速行ってみたのです。

 

オオムラサキは、普通の蝶のように、花の蜜は吸いません。カブトムシと同じように、雑木林のクヌギやコナラの樹液を吸います。そこには、スズメバチも集まりますが、オオムラサキは、スズメバチを羽で追い払うこともあるそうです。強い蝶ですね。

 

保育園の屋上では、羽をひらひらさせて優雅に飛ぶモンシロチョウやアゲハチョウをよく春から秋にかけて見かけますが、オオムラサキは、グライダーのように滑空します。羽ばたくときは、羽を「バタッバタッ」と大きな音を立てるので、小鳥と間違えられることもあるそうです。

 

埼玉県内では、嵐山町がオオムラサキの保護に力を入れています。保育園の1回目のサマーキャンプでは、嵐山町のオオムラサキの里を探検しました。

 

成虫としてオオムラサキが羽ばたくのは、6月から8月の間です。産卵後の幼虫は、サナギになるまでに5回脱皮をします。幼虫は、エノキの木の葉だけを食べるそうです。幼虫のままで越冬し、春に食欲が増した幼虫がどんどん大きくなって、夏に成虫になるという1年のサイクルです。紫色の鮮やかな羽を持つのはオスだけだそうです。

 

さて、どうして、冬なのにオオムラサキを見ることができたのか・・・日進コミュニティセンターの職員の一人がオオムラサキの保護活動をされていて、嵐山町から譲り受けた幼虫を飼育していました。室内で飼育していたので、季節の感覚がくるってしまったようで、11月17日に羽化したとのことです。

 

エサは、樹液ではなく、綿にカルピスを湿らせて与えています。良く吸うそうです。子どもたちも、オオムラサキを見て感動です。雑木林の中を舞う姿は、来年夏にサマーキャンプで見ることができればいいかなぁ~と思っています。

 

オオムラサキ・・・どうです・・・魅力が伝わりましたか。

2019年

11月

29日

異色の経歴

今日のクリスマス発表会の練習は、園児全員で踊る「パプリカ」を衣装を着てやってみました。この衣装は、各家庭で、古くなったTシャツにハサミを入れて、個性あふれる衣装を作ってもらいました。

 

見た目の完成度は、様々です。美容師のママのセンスはさすがです。しかし、姉が、弟のためにデザインしたシャツや、園児が自分で作りあげた作品は、大人の作品と比較すると見劣りするかもしれません。でも、職員は、この衣装が完成したストーリーを知っています。まさに、個性色々・・・それでいいのです。

 

さて、昨日のカンブリア宮殿で、元銀行マンが築地本願寺の僧侶として、宗務長となり改革を行っている姿がありました。

 

築地市場が移転する前に、築地をブラブラしたのですが、築地本願寺に何でカフェがあるの?と驚いたことを思い出しました。すべて、元銀行マン僧侶の改革です。

 

税金がかからない宗教法人である寺院は、黙っていてもお布施が入り儲かっているというのは、昔の話で、日本の家族のあり方が変わり、地方では過疎化が進み、今や、日本の半分以上の寺院が、年収300万未満だそうです。

 

築地本願寺も年々参拝客が減少し、じり貧状態でした。元銀行マン僧侶は、「企業も寺院も同じ。古いビジネスモデルでは生き残れない」と、ビジネス視点で、寺の改革を行ってきました。もちろん、古参の僧侶には「寺は金儲けをするところではない」と反発されます。

 

しかし、実績が目に見えてくると、反発が少なくなっていきます。そして、一般企業では当たり前の「顧客主義」を前面に打ち出して、築地本願寺を変えていったのです。

 

よく、「異色の経歴」という言葉が使われますが、案外、改革には、畑違いからの人物の方が大胆な改革が行われるのかもしれませんね。

 

保育園という業界も、子どもたちの成長を担うとともに、お客様である保護者への対応は「顧客主義」でなくてはいけません。待機児童が多い状況で、「子どもを預かってあげているんだ」と勘違いしている保育園も中にはあります。

 

民間企業出身の異色の経歴を持つ(笑)・・・おやじ園長は、「顧客主義」については、保育園でも当然という考えのもと、ブレないでやっていきます。

2019年

11月

28日

学校林に泊まる

今日はうれしいことがありました。卒園児の小学1年の女の子が、学校の持久走大会で、2位の大健闘です。学年で2番です。運動会の徒競走ではぶっちぎりの一番だったので、短距離と長距離の二刀流です。凄いことです。 

 

さて、彼女の通う小学校には、「学校林」があり、自然に恵まれた環境にあります。運動会へ園児を連れて応援に行った時には、この「学校林」で、木登りをして遊びました。

 

しかし、平成28年時点での調査では、全国の小中学校で、学校林があるのは、7%だそうです。都心部の学校では、ほぼゼロですね。

 

しかし、この学校林を上手く活かしきれていない学校がほとんどだそうです。そもそも学校林は、教育のためにできたものとは限らず、古くは木造校舎を建設する際の資材得ることや、学校林で育てた木を木材として収益を上げることを主な目的に設けられたところも多いそうです。

 

せっかくの自然環境ですので、子どもたちのために有効に活かしたいものです。

 

東京都多摩市にある豊ヶ丘小学校では、国士舘大学の研究機関の協力を得て、毎年、校地内にある学校林で2泊3日の宿泊体験を行っているそうです。

 

普段から学校林に慣れ親しんでいる児童も、日が落ちて真っ暗な中、たき火のまきを拾い集めます。各グループには大学生が付き添い、学校林にブルーシートで屋根などを張り、朝までビバーグ(緊急野営)を体験します。

 

子どもたちにとっては、いつも遊んでいる場所ですが、夜を過ごすことで、また違う景色を感じたことでしょう。今年は、50人以上が参加したそうですので、仲間との時間が子どもたちの成長につながったことが想像できます。

 

このように、学校にある資源を活用して、地域を巻き込んでの取組みが、全国に広がって欲しいですね。

2019年

11月

27日

子どもたちと共に生きる喜び

保育園には、来年4月に小学校の先生に復職するママがいます。1歳女の子が、保育園で様々なことを吸収しています。

 

ママの連絡ノートには、今までの環境は、母親と父親との生活が中心でしたが、保育園では、親以外の大人である先生たちとのかかわりが発生しました。また、異年齢の他の園児たちとの集団生活で、着実に成長しているというコメントがありました。

 

産休、育休前の教員としての仕事の中で、子どもたちが育っていく様をずっと見ていた経験からくるコメントだと思っています。

 

そんな、先生の仕事ですが、「多忙な仕事の代表」のようなレッテルを貼られて、若者の教員志望が減っているのが実態です。当り前ですが、仕事のやりがいと、忙しい、忙しくないは、全く別問題ですね。

 

今日は、若い世代に教員の仕事の良さを感じてもらおうと、現役の先生のコメントを集めました。

 

「私は、子どもたちに支えられています。子どもたちから元気をもらっているのです。われわれ教師は、子どもたちと支え合っているのです」

 

「子どもたち・・・とてもかわいいんです。かわいくて仕方ないんです」

 

「30年近く前に担任した教え子から、素敵なプレゼントをもらいました。ライターになっている子が『恩師』である私の本を書いてくれたのです。思いがけないプレゼントに、感動してしまいました・・・」

 

まだまだ、現役の先生のコメントは山ほどあるでしょうが、教師は、子どもたちと一緒に

生きているのです。「お互いに人として、共に生きている」と思えることが、教師としての生きがいであり、最高の喜びなのです。

 

生きがいは、仕事以外にたくさん見つけることができますが、仕事の中に生きがいがある人生は、楽しい人生ですね。若い世代にとって、魅力ある仕事だと私は思っています。

 

もちろん、保育園の仕事も、子どもたちと共に成長する実感と、その成長を共有する保護者とのかかわりが、私の喜びです。

2019年

11月

26日

数字の裏にある真実

今日の寺子屋は、クリスマスカタログを見ながら、「サンタクロースにお願いしたいおもちゃを選んで、その理由も一緒に発表してください」を行いました。カタログには、たくさんのおもちゃがあるので、子どもたちは大いに盛り上がったのですが、年長園児には、自分が選ぶおもちゃではなく、ペアを組んだ相方が選ぶおもちゃを考えて・・・が課題です。

 

年長にもなると、友だちの好きなことをちゃんと観察しているようで、マニアックな恐竜のおもちゃを選んだ子は「○○君は、クイズ王だしこだわりがあるので、仮面ライダーとか、みんなが選ぶようなものは欲しくないと思ったので、これにしました」と、なかなか的を得た答えです。

 

「○○君は、普段からポケモンが大好きで、ポケモンゴーもやってるから、このポケモンソードにしました」「○○ちゃんは、ローラースケートが得意でスポーツが大好きだから、このキックボードにしました」などなど、素晴らしい回答が続出です。

 

さて、中学校のいじめの公立と私立の比較を文科省の統計から見てみましょう。

 

いじめの認知数は、私立よりも公立で多いというデータが出ました。生徒1000人あたりの認知件数は、公立は31.5件ですが、私立は11.9件となっています。

 

この数字を見て、「お金はかかるけど、やっぱり、自分の子どもは、公立よりも私立を中学受験させた方がいい・・・だって、いじめのリスクが少ないから・・・」と考えたあなた。「ちょっと待った!」です。

 

公立中学校は、教育委員会の指導もあり、「学校にはいじめが必ずある」という前提で、いじめの把握には本腰が入っているのが、実態です。それに対して、私立中学校は、生徒募集に響くので「うちの学校にはいじめが多くある」なんて、決して言えませんね。

 

実際、私立校のいじめ対応には不満が多く、公立でいう教育委員会のような指導機関が必要だという声もあるそうです。少し、うがった見方かもしれませんが、私立校は、問題のある生徒は退学させればいいと考えている学校もあるかもしれません。人事異動もほとんどないことが、マンネリ化の根源になっているとも言われています。

 

私は、世界の共通語は、英語ではなく「数字」だと思っています。企業がプレゼンテーションを社内外で行うにも、数字によるデータの裏付けが必要不可欠ですね。「多い・少ない」という言葉は、人によって受け止め方はまちまちですが、100キロの体重といえば、誰もが巨漢をイメージすることができます。

 

しかし、このいじめの公私比較のように、裏側にある真実が隠れている数字が時にはあります。ここを私たちは、見落とさないようにしないといけませんね。難しいことかもしれませんが、真実は、必ず一つなのです。(どっかで聞いたセリフかな?)

2019年

11月

25日

親子でボランティア活動

屋上での「自転車に乗れたぞ!」ラッシュが続いています。先週、2歳8カ月の新記録が出てから、子どもたち同士の影響力が爆発しています。

 

今日も、4歳女の子、5歳男の子・・・そして、まだ寺子屋前の3歳男の子も自転車に乗れました。寺子屋園児19名中17名が乗り、園児全体でも20名が補助なし自転車に乗れるようになったのです。0歳児を含めた園児の半分が自転車クリアという凄いことになっています。

 

今日の3人も、自転車免許証を大切にノートにはさみ、おうちに帰ったら飾るそうです。3歳男の子のママは、「○○くんが自転車に乗れたよ・・・」とお迎えの時に話をすると、???のキョトン顔です。「えっ・・何ですって?自転車に乗れたんですか?」というリアクションです。(笑)

 

さて、この秋の台風や大雨で多くの被災地では、ボランティアが活躍しました。

 

茨城県古河市の中学校では、生徒会が呼び掛けて、親子でのボランティア募集に、50人ほどがすぐに集まり、栃木県佐野市で個人宅の床下から泥をすくい上げ、土のう袋に入れて屋外に運び出すなどの作業にあたったそうです。

 

中学生の参加を認めているボランティアセンターは、保護者の同伴を求めているところが多いそうです。この中学校は「私たち生徒だけでは受け入れてもらえないので、保護者同伴で、たくさんの人にボランティアに来てもらいたい」と生徒会が中心い動いたそうです。

 

子どもが中学生になると、なかなか親子一緒に行動することが少なくなってきます。私も、長女が中学生になると、家族のキャンプがなくなりました。長女抜きで、下の子二人を連れて、出かけるようになったものです。

 

中一の壁は、親子で出かけなくなることでもあるようです。しかし、中学生になれば、親の背中はより深く洞察することができるようになります。考えも深まりますね。そこで、ボランティア活動という行為を切っ掛けにして、共通の行動が取れるのも、親子関係の上でも大きなプラス要素ですね。

 

親子でのボランティア活動は、困っている人を助けることが大きな目的ですが、親子の絆が深まるという効果もあるようです。

2019年

11月

24日

日本一の長い廊下

長いというのは、何かと人々の心をとらえるようで、私も中学3年の修学旅行で見学した、京都「三十三間堂」は、日本一長いお堂を持つ寺院としても有名です。長さは120メートル・・・そこに、およそ1000体の仏像が並んでいます。千手観音をずっと眺めているだけでも飽きませんね。観音像の顔の表情は1つ1つ違っていて、三十三間堂には、必ず自分に似た顔があると言われています。探してみるのも楽しいですね。(笑)

 

川越の菓子屋横丁を歩いていると、杖の長さくらいの「長~いふ菓子」が売られています。食べづらいのに思わず買ってしまうお土産です。サービスエリアには、「長~いバウムクーヘン」が売られていました。味はともかく、話題性では付加価値100点です。

 

四国は愛媛県に、1988年まで現役で活躍していた、宇和島小学校の長い廊下が今でも保存されているそうです。「日本一長い木造校舎の廊下」だそうです。

 

12の教室を結ぶ木造校舎は、長さ109メートルもあるそうです。100メートル走もできますね。今、学校の先生がやると「体罰」とされてしまうのでしょうが、私が小学生の頃に当たり前に行われていた「廊下に立ってなさい!」が、12クラスで行われれば、廊下にはざっと数十人の子どもたちが並ぶことになりますね。(笑)

 

さて、この日本一長い木造校舎の廊下では、毎年小学校低学年から大人まで、10クラスで100メートルの雑巾がけレースが行われているそうです。今年も10月に行われて、17秒38の新記録で26歳の男性が総合優勝したそうです。なかなか速いタイムですね。

 

保育園でも、雨で屋上遊びができない時は、教室内のミニ運動会となり、雑巾がけレースは定番種目です。いつか100メートルに、子どもたちを挑戦させたいですね。(笑)

 

学校の廊下には、子どもたちの様々な思いが詰まっているようで、とても大切な場所のような気がします。私も、休み時間には、廊下でほうきをバットにして、よく野球をやっていました。

 

最後に・・・長いものに郷愁を感じるのはいいですが、「長い物には巻かれろ」というのは、子どもたちには教えたくないですね。(笑)

2019年

11月

23日

ポリぶくろ、1まい、すてた

今日は、アフリカでの実話をもとに語られた、「ポリふくろ、1まい、すてた」という絵本の話です。

 

アイサトさんは、ヤシの葉で編んだカゴを頭に乗せて、そこに果物を入れて歩いています。村の近くまで来たところで、カゴが壊れて果物が転がり落ちます。そして、初めて見るポリ袋を見つけ、詰め替えて帰りました。

 

家に帰ると、おばあさんが町ではこの袋が増えているので困っていると言います。

 

ある日、アイサトさんは、袋を振り上げると、破れて中のものが飛び出し、新しい袋に詰め替え、破れた袋は捨てます。ある時、村のヤギが袋を食べて死にます。これを機に、アイサトさんはごみを減らすために友人と一緒に袋を洗い、ヒモにして財布を作って売り、その資金でヤギを買います。

 

海底一万メートルの深海からプラスティックごみが見つかったという報道がありました。様々な企業が、ビニール製のストローを廃止・・・紙袋に変更・・・といった、企業アピールも兼ねた対策を行うようになり、プラスティックごみのリサイクル運動への関心がますます高まっています。

 

しかし、子どもたちには、リサイクルが・・・と、説明を始めても???となってしまいますね。この絵本は、そんなリサイクルのことを子どもたちに伝えるには分かりやすいですね。

 

絵本は、アフリカの小国ガンビアで、プラスティックごみのリサイクル運動に実際に取り組んだ若い女性の実話がベースです。私たちもできる取り組みというのが、大事ですね。

 

「地球環境を守る」と大義名分をかざして、子どもたちに「○○しよう」と教えるよりも、私たち大人たちが、「素敵な生き方」として、ゴミとの付き合い方や買い物の仕方・・・などなど、生活を通じて、子どもたちに伝えることが大切なような気がします。

 

最近の素敵な「買い物の仕方」は、棚の奧から日付けの新しい商品を選ぶのではなく、すぐに食べるのなら、手前の商品から選ぶ・・・食品ロスを出さない取組みですね。

2019年

11月

22日

学校「カフェ」

クリスマス発表会の演目で、園児全員で「パプリカ」を踊ります。小学校の運動会でも、低学年のダンスになっていることが多かったですね。ただし、運動会の場合は、どうしても体操着がベースになるので、衣装としては、地味です。

 

そこで、クリスマス発表会では、統一の衣装ではなく、子どもたちそれぞれが、Tシャツなどにハサミで切込みを入れて、オリジナルシャツを保護者に作ってもらうことにしました。「個性いろいろ」で楽しみます。

 

小学生のお姉ちゃんがデザインしたシャツがあったり、美容師のママは、切込みを結んで、センスを感じる素敵なシャツが完成です。ネックレスなどのワンポイントは、子どもたちが寺子屋の時間などに作成します。

 

「パプリカ」を歌うフ―リンのメンバーに負けないくらい、素敵な衣装になるでしょう。ダンスの方は、今、本番でも大丈夫なくらいに完成しています。(笑)

 

さて、東京の西東京市では、9校ある公立中学校のうち、7校で「学校カフェ」があるそうです。

 

放課後は、部活や塾で忙しく、ネット上でも対人関係に気を使う中学生たちが休める場所を校内につくりたい・・・がきっかけで、今から4年前に一校目ができたそうです。

 

運営をしているのは、各校のPTAや民生委員、社会福祉協議会など、学校ごとに人数も構成比率も実施頻度も様々だそうです。カフェで提供するコーヒーや乳酸菌飲料はフードバンクからの提供や市からの助成金で賄っているとのこと。

 

そして、実際に使用する生徒は、多い時には200人にもなるそうです。「カフェには毎回来ている。ここは普段遊ばない人とも交流できる場所。スタッフとも談笑をする。スタッフとは、地域のイベントで会った時にもあいさつするようになった」とある生徒は話します。

 

カフェでは、生徒同士だけでなく、地域の大人とも関わります。親や教員以外と交流することで、子どもたちは、圧倒的に視野が広がります。大人になるまでの大事な経験になりますね。地域の大人たちも、子どもたちと触れ合うことで、生きる楽しさを感じているのかもしれません。

 

学校の役割は、今後どんどん多様化していくのです。

2019年

11月

21日

生徒会活動

今日も屋上では、自転車の練習が活発に行われています。まだ寺子屋前の3歳女の子は、マイヘルメットを持ってきました。「このヘルメットをかぶって練習するの・・・」とやる気満々です。

 

ストライダーをスイスイ乗りこなすので、「自転車やってみるかい?」と誘ってみると、少しためらいます。昨日、自転車の練習で、スタートで転んでしまった事が、恐怖体験として残っているようです。こんな時は、本人のやる気を待つだけです。自転車に乗れるようになるのも、そんなに簡単ではありません。

 

さて、中学生になると、生徒会活動がありますね。学校によって、様々でしょうが、私の子どもたちが通った中学校では、中学2年生が生徒会長として、毎年2人以上が立候補します。当然選挙となるのですが、候補者は、きちんと選挙活動をし、「○○をして学校を盛り上げますので、私に一票を・・・」みたいな演説もあるそうです。

 

ある中学校は、生徒会役員が、生徒の悩み相談に応じるカードを生徒に配布するなど、自主性を重んじた活動を続けています。月1回の朝礼も、整列から終了まで生徒だけで運営するそうです。始業式や卒業式では、校長挨拶だけでなく、生徒会長挨拶も行われます。

 

また、ある中学校では、11月に行われるマラソン大会をより良い大会にするにはどうするか・・・ を生徒会が中心となり、生徒全員が班ごとに分かれて意見を交わします。

 

「メッセージが書かれたゴールテープを作る」「コースの掃除をする」「地域の人が提供してくれる食事の後片付けを手伝う」などの意見が出てきます。「議論を通じて、案がどんどん良くなっていくのが面白い」とある生徒が言います。

 

生徒会活動などの特別活動は、個人の勉強と違って集団でなければできない活動です。1つの目標に向かって、みんなで議論をし、合意形成を図ることは、将来社会に出た後も大いに役に立つ経験であることは言うまでもありませんね。

 

中学生になれば、生徒に任せて、生徒が主体の活動がどんどん広がっていきます。そんな、中学校が増えていくとうれしいですね。

2019年

11月

20日

「いいこと」探し

昨日、2歳8カ月の「自転車に乗れた」新記録は、多くの園児たちに影響を与えています。今日も、5歳男の子と4歳女の子が、自転車免許証を交付されました。これで、17名の園児が自転車に乗れることになりました。なかなか凄いことですが、子ども同士の影響力が、大きな要因です。

 

子どもたちの「いいこと」探しをしようという考えは、どこの幼児保育施設でも、昔から言いつくされたことではあります。しかし、それには、私たち大人たちが、前向きでポジティブな姿勢が大切であることは言うまでもありません。

 

先日の台風19号で、多くの保育園が被災しました。ある保育園も、建物には浸水した跡が残り、園庭には粘土質の泥があふれています。片付けもなかなか進まない状況です。そんな状況でも、その保育園の園長は「今もこうして生きていられるのは、運が良かった。これを機会に保育環境を変えるんだ」と前向きな姿勢だそうです。

 

社会において、組織のリーダーは、前向きな姿勢でないと、周りの人がやる気をなくしてしまいますね。

 

1つの例ですが、「最近の保護者はどうですか」と質問をしたところ、「最近の親はなれなれしい」と保育園の職員が答えたそうです。そこで、「最近の保護者のいいところはどこですか」と質問を変えたところ、答えが「フレンドリー」となったそうです。

 

「なれなれしい」も「フレンドリー」同じことですが、フレンドリーの方が、ポジティブな印象になりますね。保育園の職員は、保護者に対しても「いいこと」探しが大切なのです。

 

ポジティブシンキング・・・常に、そうありたいですね。その方が、人生はたぶん楽しいかな~

2019年

11月

19日

新記録達成!2歳8カ月

今日は、保育園ホワイトきゃんばすで6年ぶりに記録が更新されました。2歳8カ月の新記録とは、補助なし自転車に乗れた年齢です。

 

昨日までの記録は、2歳10カ月です。これを達成した男の子は、今は小学校3年生になっています。しばらく、この記録は抜けないかなぁ~と思っていましたが、本日、男の子が快挙を達成です。

 

週末に、パパママの猛特訓が行われたそうですが、今日は、100メートルは乗り続けることができました。屋上は、職員と園児たちで大盛り上がりです。さらに、つられる様に、3歳男の子、3歳女の子の2名も、2歳男の子の影響で、あと一歩の勇気を絞り出し、自転車に乗ることができました。保育園での子ども同士の影響力が発揮されたシーンです。1日で、3人の園児の自転車クリアは、初めてのことです。

 

さっそく、ホワイトきゃんばす名物の「自転車免許証」を交付しました。たった1枚の免許証・・・実社会では、まったく効力をもたない免許証ですが、子どもたちは、大切にしてくれます。給食タイムは、自転車免許証をどこに置いている?の話で、子どもたちは盛り上がっていました。「テーブルの上にいつも置いてる」「冷蔵庫にマグネットで貼ってる」「宝物箱にしまっている・・・」という会話が続いていました。うれしいですね。

 

こうなると、寺子屋園児全員が自転車に乗れるように・・・という思いが園長の心に浮かんでしまいました。19名の3、4、5歳児の寺子屋園児のうち、すでに13名が自転車に乗れます。寺子屋前の園児2名を合わせると15名が自転車クリアです。

 

あと寺子屋園児6人・・・もちろん、自転車に乗れないことは悪いことでもありませんし、園長が強要するものでもありません。本人の気持ちがどうなのかが大切なことです。

 

今日の寺子屋の時間は、自転車教室にしたのですが、まだ乗れない4人に聞きました。「自転車に乗れるようになりたいかい?乗りたくなかったら、いやだと言ってね」すると、全員が目を輝かせて「乗れるようになりたい!練習する!」と言ってくれました。

 

ここからが大切です。今日は、乗れる園児12人が、みんなで教え合いながら4人をフォローしました。園長は、「がんばれ!」の声を掛け、見守るだけです。

 

4人は、今まで、自分から自転車の練習をすることがなかったので、今日は、ストライダーでバランス感覚を身につけ、補助付き自転車でペダルをこぐ感覚をマスターします。ストライダーで先導し、コツを教えたり、「ペダルをもっと速く・・・足をまわして!下を向かない・・・前を見て走って!」と子どもたち同士で、声を出しています。

 

私は、学び合いならぬ、自転車の教え合いの光景を見ているだけで、うれしい気分に浸っていました。これぞ、チームワークです。

 

自転車に乗れる乗れないは、大きな問題ではありません。こうして、自転車を通じてチームワークが生まれることが、とても大事なのです。本当に、寺子屋園児全員が乗れるようになる気がします。

2019年

11月

18日

日本ならではの保育

日本の野球が、再び世界一になりました。昨日は、久々に、プレーボールからゲームセットまで、じっくりと、日本対韓国の決勝戦を満喫しました。いい試合でしたね。10年前の世界一は、第2回WBCです。イチロー選手の劇的なヒットが今でも印象に残ります。

 

私の世代の少年時代は、毎日巨人戦のテレビ中継があり、子どものスポーツの選択肢は、断トツで野球でした。私も、野球小僧でした。後楽園球場の試合で、中日や阪神、広島が宿泊するホテルに行って、選手のサインをもらったりもしました。私が小学生の時に、当時新人だった中日ドラゴンズの田尾選手にサインをもらったことを今でも覚えています。王選手の756号世界記録も後楽園球場で観戦しました。

 

ところが、様々なスポーツが楽しまれる時代となり、野球以外のスポーツのプロ化が進みました。先日は、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がり、野球のプレミア12は、少し寂しいスタートでしたね。

 

しかし、昨日の試合を見れば、子どもたちが「野球をやりたい!」と思ってくれるでしょう。野球少年だった私は、ニンマリしているのです。(笑)

 

さて、OECDの2018年国際幼児教育調査では、日本ならではの保育結果が示されました。「子どもの言語、基本的な読み書き能力、数的能力を伸ばす取組みは?」について、多くの国が「歌やリズム遊びをする」だったのに対し、日本は「子どもの目線に合わせる」「子どもたちが互いに話すように促す」という保育者の意見でした。

 

これは、保育者が子どもに何かを教えるというよりも、子ども中心の保育哲学が日本では大切にされていると言えます。

 

また、「子どもの社会情緒の発達を促す取組みは?」では、多くが「子どもたちが互いに助け合うよう促す」に対して、日本は「子どもの遊びに加わりながら楽しむ」だそうです。

 

これは、子どもたちが遊びを楽しむには、保育者も共に楽しむことが大切であるという考え方が、根底にあるのかもしれません。

 

それぞれの国で、それぞれの保育が行われているのですが、日本の保育は、子どもたちの遊びを大切にし、そこに保育者が寄り添っているという感じですね。

 

ホワイトきゃんばすでは、子どもたちが社会に出てからの姿を見据えていますので、時には激!や喝!が入りますが、いつも子どもたちの笑顔であふれています。(笑)

2019年

11月

17日

木を見て、森も見る

「離れて見る森は、全体が緑で覆われて、太陽が照れば明るくなり、風が吹けば同じ方向になびいてている。しかし、森の中に入って見ると、木の1本1本の様子が全然違っている。空に向かって真っすぐに伸び、太陽の光を浴びてきらきら光っている木もあれば、立派に成長している木の間に埋もれるように立ち、あまり光が当たらない場所で、ひっそりと生きている木もある。風が吹いた時の揺れ方もみんな違う」と、ある校長先生は言います。まったく、おっしゃる通りです。

 

10月に行われた、保育園の運動会・・・「みんな頑張ったね!」と、「みんな」という言葉で集団に語り掛けます。しかし、そこには、一人一人の、練習からのストーリーに目を向ける必要があります。

 

「練習では、一度も勝てなかったけど本番では勝つことができたね」だったり、組体操では、ピラミッド全員成功は、何十回もやった練習では一度もできなかったことでした。そんな、一人一人の姿をきちんと理解しながら、全体での「頑張った」も同時に大切なのです。

 

「みんなで頑張った」という経験は、仲間と協力してチームワークを作り上げたという貴重な経験であり、数値化されない、非認知能力でもありますね。

 

そして、今、まさにクリスマス発表会に向けた練習を行っています。「練習が終わらないと、屋上で遊べないぞ!」と子どもたちに激を飛ばしながら、ホワイトきゃんばすでは数少ない「一斉保育」状況になっています。

 

運動会やクリスマス発表会の練習は、ガチガチの一斉保育で、屋上遊びに見られるような「見守り保育」ではなくなります。その中で、子どもたち一人一人の動きと同時に、全体のバランスも一緒に見ることになります。

 

「木を見て、森も見る」まるで、二兎を追うような感じですが、クリスマス発表に向けて、両方大事なのです。

2019年

11月

16日

寄付金の増加

今日も来年度入園希望で、パパママと1歳女の子が見学に来ました。卒園児の小学生が、在園児に遊びを教えているシーンに、驚いています。0歳児から3年生まで9学年のタテの関係です。

 

そんな小学生は、クラスでの人間関係の話をしてくれます。「○○くんは、勉強ができるので、算数を教えてもらってるんだ・・・」「〇〇ちゃんは、ぶりっ子で、先生の前ではいい子になるの・・・私は苦手だなぁ~」といった感じです。私は、ニコニコしながら「そうなんだ~」とずっと聞き役になります。

 

私の次女が小学生の時に、小さい時によく遊んでいた子と全く遊ばなくなったので、「最近○○ちゃんと遊ばなくなったんじゃないの?」と聞くと、「だって、ぶりっ子だから嫌になっちゃった」と言った時と、松田聖子さんのデビュー当時以来、この「ぶりっ子」という言葉を聞きました。(笑)

 

さて、今日は寄付金の話です。

 

一世帯当たりの寄付金の年間支出金額は、平成22年までは、3000円前後で推移していましたが、平成30年には、4506円までに上がっているそうです。助け合いのスプリットが寄付金の額に出るのであれば、日本人の「助け合い精神」がアップしているのかもしれません。

 

地震、台風などの天災への金銭的な支援が確実に増えているのでしょうし、パソコンやスマホでネット募金やクラウドファンディングに善意を寄せていることも大きいようです。

 

年齢別に見ると、寄付金の支出額が増えているのは30~50代のネットを頻繁に活用する世代です。30代では、10年間で6倍以上の伸びです。もちろん、返礼品目当てのふるさと納税も含まれています。

 

今後、この日本人の善意が、右肩上がりにアップしていくのであれば、学校の教育実践や研究に多くの寄付が集められるようになって欲しいですね。小学校、中学校の予算は、現状維持か減らされる傾向にあります。PTAの繰り越し余剰金が、部活動の費用などに充てられるのが実態でもあります。

 

「うちの小学校は・・・子どもたちのためにこんなことをやります!」とクラウドファンディングでアピールする時代になってくるのかもしれません。

2019年

11月

15日

教科書のない特別活動

千葉県八千代市立大和田小学校5年3組の学級会・・・テーマは「学級の文化祭をやろう」です。

 

黒板には、「合奏」「ダンス」「クイズ」など、子どもたちが出し合った案が、短冊に書かれて貼られています。児童が次々に手を挙げ、どの案がいいか、理由とともに発言します。司会の児童が合意を求め、縄跳び、劇など、他の出し物も次々に決まっていきます。

 

担任の先生が口を開いたのは、最初と最後と事前になかった案が出され、黒板記録が間に合わなかった時だけだそうです。「自分たちで決めると、頑張ろうという気持ちになる」と児童の一人が言います。

 

実は、かつて、この小学校は、子どもたちの規律意識が低く、欠席も多かったそうです。そこから、改革がスタートしました。具体的には、①意見を「出し合う」②根拠を示しながら「比べ合う」③少数意見を生かしながら意見を「まとめる」という3段階の討議法を学校全体で徹底し、話し合いの充実を図ったそうです。

 

こうして、話し合いを充実させ、みんなで決めて実践するようになると、子ども同士が仲良くなり、自分たちだけで自発的に動くようになったといいます。

 

大人になった私たちは、いつも感じていますが「折り合うこと」は、人と人のコミュニケーションには、とても重要と分かっていますが、難しいことです。この小学校で行っていることは、子どもたちが社会に出てから通用することでもあります。

 

今では、大和田小学校の校内授業研究に全国の学校から参加があるそうです。そして、この小学校出身の子どもたちが進学した中学校では、学級会を積極的にリードする姿が多く見られるそうです。

 

異年齢保育で鍛えられた、ホワイトきゃんばすの卒園児たちが、小学校でクラスを取りまとめたり、人前で積極的に発言する姿を多く見ますが、大和田小学校の卒業生は、大人になってもきっと活躍するのでしょう。

 

このような取組みが、ますます増えてくことを期待したいですね。

2019年

11月

14日

しゅくだいカフェ

今日は、埼玉県民の日です。埼玉県内のほとんどの学校がお休みですので、卒園児の小学生が4人登園してきました。小学校3年生から0歳児までの9学年の縦割りでの学び合いです。子どもたち同士での刺激がいつもよりも強くなります。いい感じです。

 

さて、大阪市内に「しゅくだいカフェ」という居場所ができたそうです。一人世帯、共稼ぎ世帯を念頭に置いて、保護者が帰宅する前に宿題を終わらせておいて、家族だんらんの時間がふえるように・・・というねらいです。

 

たいがい、宿題を終わらせていないと、ママの「早くしなさい!」こうげきで、保護者自身も子どもも不機嫌になるというのが、よくある光景ですね。(笑)

 

この「しゅくだいカフェ」には、主に2校の小学校から350人ほどの児童がやってくるそうです。多いですね。

 

ここには、しゅくだいカフェのオーナーやボランティアの大人がいるそうです。「親でも先生でもない第三の大人の存在」は、まさに、子どもたちの「駆け込める場所」であり「安心して過ごせる居場所」になるのです。宿題をきちんと終わらせることよりも、大きな意味がありますね。

 

無料で学べる環境ですが、併設する学習塾とクリーニング事業とサポーターからの資金提供で、テナント料と光熱費を賄っているそうです。

 

埼玉県民の日に、わざわざ保育園に来てくれる卒園児は、ホワイトきゃんばすが大切な居場所になっているのですが、子どもたちにとって、様々な居場所ができることは、とてもうれしいことですね。

2019年

11月

13日

「出る杭」を支える

昨日のさいたま市保育園「実践報告会」では、ありがちですが、課題を話し合い、今後どうしていくかという大事な結論で、「今後もさらに子どもに寄り添った保育をしていきたい」「保育園でできることや強みを具体的にあげて、明日からの保育につなげていきたい」というまとめです。

 

子どもに寄り添う保育って、あなたの保育園ではどうするの?

この発表で、具体的な策を報告するんじゃないの?これから対策を立てるって、何なの?と、私でなくても、会場の人たちは悶々としています。

 

そこで、総評をしていただいた玉川大学の教授が、「今後の課題」ということで、発表園の報告内容へ苦言を呈します。今までの総評では、「素晴らしい発表でした」で終ることが多かったのですが、昨日は、スッキリです。

 

この保育実践報告会を通じて、様々な情報を共有し、さいたま市の保育の質を上げる目的があるのですから、当然、「素晴らしい発表でした」だけでは前に進みませんね。

 

さて、私が新入社員の頃には、「いいか・・・新人があんまり目立つんじゃないぞ・・・出る杭は打たれるって言うだろ。上手や先輩をたてるんだぞ・・・」といったアドバイスをよくもらったものです。

 

学校教育も、できるだけ、みんなと同じである事が求められ、人と違うことが悪いことのように考える風潮が大きかったことは否めませんね。

 

時代が変わり、「出る杭が打たれるのではなく、個人の個性が強みに変換され、多様な価値が許容される仕組みが重要であり、出る杭が次々と育ち、成長していく仕組みが求められている」という考えが、どちらかというと主流になっています。

 

しかし、いじめに見られる仲間はずれや集団で無視をされる行為は、異質なものを排除する気持ちの具現化とも言われています。まだまだ、日本には、社会でも学校でも「出る杭は打たれる」という風潮が残っているのが現実です。

 

しかしながら、少しずつ、「出る杭」育成の動きが、学校においても生まれ始めています。起業家育成教育を積極的に行う大学や、先進的な理系教育を実施する高校では、学習指導要領によらないカリキュラムの導入も進んでいるそうです。

 

私たち大人は、「出る杭」を支える土壌が、これからは必要になることは、理屈では分かっています。しかし、みんなと違う子どもをなぜか、同じにしたがります。

 

これは、大人の意識改革・・・「個性いろいろ」「出る杭大いに歓迎」をもっと、受け入れる度量が試されているのです。あなたは、どうですか。

2019年

11月

12日

働く女性と出生率

今日も着々と秘密基地の作業が行われていました。シンボルツリーの装飾が進んでいます。そして、ファームでは、玉ねぎの苗を植えました。5歳と4歳の女子二人が、「私たちで全部植えるから大丈夫よ・・・」なんて言いながら、ほとんど二人でざっと80本分を仕上げました。この二人は、植付けや種まき、収穫まですべてに積極的に手伝ってくれる、農業女子です。(笑)

 

先月の台風被害の影響で、玉ねぎの苗も、ホームセンターなどへの入荷が遅れています。家庭菜園をされている方は、玉ねぎは定番中の定番です。昨日は、近くのホームセンターの閉店前に、最後の5袋が残っているだけでした。

 

玉ねぎの収穫は春になりますが、保育園の入口に収穫した玉ねぎを吊り下げて、給食で使うのが、毎年の絵になっています。

 

また、3歳男の子が、「大変だ!」と、カメ池から脱走したクサガメが屋上を歩いているのを発見しました。彼は、高さ2メートルのフェンスをカメがよじ登って逃げたという主張を曲げません。(本当にそうかもしれませんが・・・) 

 

さて、今日の話は、働く女性の出生率の話です。なんとなく「働く女性が増えると出生率が下がる」という イメージを私たちは持ってしまいます。「働いているので、十分な子育てができないので・・・」というところでしょうか。

 

しかし、東京23区のデータを見ると、結果は逆です。女性のフルタイム就業率が高い区ほど、出生率が高い傾向にあります。(平成27年東京都統計年鑑より)

 

つまり、女性が仕事をするということは、働くこと、子育て、その他の時間などを上手にシェアしなければまわりません。

 

あくまでも仮説ですが、結婚、就業、子育てなど、自分のライフスタイルをきちんと計画的に立てられる人が、結果的に、出産という人生の大きなビジョンをも、人生設計の中で、きちんとクリアされているのでしょう。

 

仕事をしていることで、子育てのストレスを上手に発散し、子育てをしている時間には、仕事のことを忘れ、時に、自分一人だけの時間を作ることができる・・・

 

そんな、女性がこれからは、ますます増えていくのかも知れませんね。

2019年

11月

11日

小学生の宿題を変える

今日は、年長5歳の男の子が中心となって、秘密基地を屋上に作り始めました。実は、園長も子どもたちと秘密基地を作るビジョンを持っていたのですが、子どもたちが先に動いていました。

 

毎日少しずつ進んでいくようなので、あまり手出し口出しをしないように、見守っていきたいと思っておます。

 

今日は、小学生の夏休みや冬休みに出される宿題について、ふとある考えが浮かびました。長期休暇中の宿題は、自由研究はあるものの、ほとんどが「○○をしなさい」という、やらされ仕事になっています。

 

これを「自分で考えて自分で答えを出す宿題」に変えてみるのはどうでしょう。

①夏休み(冬休み)の過ごし方計画を自分で立てる

②自由研究だけでなく、すべての宿題や研究課題は、自分で決める

③子どもが決めた計画については、担任と「どうしてこれをするのか?」すり合わせる

④評価するが、大切なのは、計画に対してどうだったか?

⑤次回(冬休み・来年夏)に向けて、改善策を話し合う。

(アクティブラーニングをして、子どもたちで議論してもいいですね・・・)

 

どうですか・・・膨大な「やっつけ宿題」よりも、少なくてもいいから、自分でプランを出して、実践し、できた結果を次につなげる宿題に変えるだけで、自分で考えて自分で答えを出す宿題になりますね。小学校高学年なら十分に可能です。

 

これは、大人のビジネスで活用されている「PDCAサイクル」と全く同じです。

 

子どもたちが社会に出れば、指示されたことをこなすだけでは、立派な社会人としては認められませんね。計画的な仕事が当たり前になり、途中で修正を加え、結果をクリティークをして、改善策を考え次の手を打つ。もちろん、他人の成功例やプロセスも参考にし、時には盗む。

 

小学生のうちから、日本に残る「昔ながらの宿題」の慣習をそろそろ、これからの時代に合った、社会に出てから通用するアプローチに変える時期に来たようです。

2019年

11月

10日

イエスタディ

保育園では、子どもの曲だけでなく、クラシックもポップも流れます。あの「ビートルズ」も園長の趣味で、頻繁に流れます。(笑)

 

保育園の子どもたちは、もちろん「ビートルズ」というグループは知りません。園長が「ジャンにポールにリンゴスター、ジョージハリソン」と言っても「???」の顔をします。しかし、ビートルズの曲は、かなり刷りこまれています。イエスタデーもレットイットビーも曲の素晴らしさはよく知っています。

 

昨日、保育園が終わって、映画「イエスタディ」をみました。

 

売れないミュージシャンが、突如「ビートルズ」を自分以外に誰も知らない世界に入り込みます。そこからの彼の活躍がビートルズの名曲と共に綴られる作品です。

 

ビートルズへのリスペクト・・・真面目に「愛」とは?・・・自分に正直に生きる・・・ビートルズをよく知るファンにはたまらないジョーク・・・どれをとっても、観終わった時に、たまらなく幸せな気持ちになれる作品です。

 

この作品の監督は、この映画を「ビートルズに贈るラブレター」と言っています。しかし、ビートルズファンへのラブレターでもあり、ビートルズを知らない若い世代への様々なメッセージでもあります。

 

実際に、ポールマッカートニーは、変装して妻と、この映画をお忍びで観たそうです。「イエスタディは、ポールマッカートニーの素晴らしい作品・・・」のくだりでは、映画館で照れ笑いをしてしまったそうです。

 

また、ミュージシャンにならずに船乗りになったという設定で、78歳のジョンレノンが登場するシーンがあります。まるでジョンレノン本人がそのまま年を重ねて出演したような錯覚に陥ります。ジョンレノンのファンなら、涙が出るほどうれしいシーンでしょう。

 

さて、最後に質問です。本当に、自分以外にビートルズを知る人がいなかったら、あなたが最初に演奏するビートルズの曲は何ですか?

 

う~ん・・・これは、迷いますね。

 

おやじ園長は、子どもたちに「ザ・ロング・アンド・ワインデイング・ロード」を贈ります。この曲は、ビートルズ解散前の道が見えない、メンバーが疲れきった状況をポールが作曲し、ジョンが作詞した作品です。どちらかというと、悲しい曲です。

 

子どもたちには、「これからの君たちの人生は、長くて、途中曲がりくねった、決して平たんな道ばかりではないけど、自分の足で、しっかりと歩いて、自分の人生を切り開いていくんだぞ!」というエールなのです。

 

あなたの1曲は何ですか・・・ビートルズは、なかなかこれ1曲が選べないですね。

2019年

11月

09日

幼児のアクティブラーニング

今日の園長の課外授業は、「西区ふれあいまつり」です。保育園に近い三橋総合公園で行われる地域の祭りに行ってきました。

 

子どもたちの「楽しかった!」は、ミニ新幹線(E5系はやぶさ号)に乗車したことと、大宮アルディージャコーナーでのビッグアドバルーンです。よく、遊園地のイベントで見られる、空気で膨らんだ恐竜の中で、飛んだり跳ねたりするコーナーです。

 

水風船やシールをもらったりしながら、楽しんだ子どもたちですが、小学生から高校生までのジュニアダンスチームのパフォーマンスに、釘付けになりました。ダンスだけでなく、衣装もメイクもバッチリなので、憧れの存在に思えたのでしょうね。本物のパフォーマンスは、是非とも子どもたちに見せたいですね。

 

さて、最近注目されている「アクティブラーニング」ですが、来年度から、小学校で始まる新しい学習指導要領で実践されます。

 

「変化の激しい時代、指示待ちではなく、自分で考え、新しいアイデアを出せる人材が求められます。そこで、先生が黒板の前に立ち、一方的に教える従来の教育法ではない、子どもたちが主体の授業」という考え方です。

 

最近は、幼児期から、このアクティブラーニングをうたうスクールが増えているそうです。

 

アクティブラーニングをアートで実践する絵画教室では、「○○を描きましょう」ではなく、子どもの「やりたい」を発見させて、自分で考えてアイデアを作品にするというアプローチだそうです。

 

オンラインを活用し、様々な分野で子どもの「楽しみながら考える」という取組みは、もはや珍しい事ではありません。

 

色々なスクールが出てきていますが、「自分で考えて自分で答えを出せる」子どもに育てるのは、親やまわりの大人の声かけが一番大切です。

 

「何がしたい?」「失敗してもいいから自分でやってごらん」「どうしてだと思う?」「調べてみようか・・・調べたらママにも教えてね」

 

こんな、些細な声かけが、子どもにとっては「魔法の言葉」になるのです。

2019年

11月

08日

子どもの素敵な写真から「10の姿」

昨日、ファームの大根を間引いた「大根の葉」をお土産に持って帰った5歳男の子。おうちでママが実験をしてくれました。しおれた葉を水につけると・・・あれっ!葉っぱがピンとしたのです。水分を含んだ葉が、元気になったのです。うれしい実験ですね。

 

さて、昨日のさいたま市保育園「実践報告会」で、針ヶ谷保育園の発表が、とても素晴らしかったので紹介します。

 

担任が、「子どもたちの素敵」を写真を撮り、持ち寄ります。その写真を見ながら、幼児期の終わりまでに育って欲しい「10の姿」に落とし込み、職員同士で共有し、保育の質の向上につなげるという内容です。

 

ご存知のように、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、子ども園は内閣府というように、管轄が分かれています。いわゆる縦割り行政と言われるものです。

 

これが、2018年度の改定で、「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」という具体的な内容で、共通の項目として設定されたのです。保育園、幼稚園業界としては、これは、画期的なことなのです。

 

「10の姿って何?」と思う方もいるでしょうから、確認しておきます。

①健康な心と体

②自立心

③協同性

④道徳性・規範意識の芽生え

⑤社会生活との関わり

⑥思考力の芽生え

⑦自然との関わり・生命尊重

⑧数量・図形、文字等への関心・感覚

⑨言葉による伝え合い

⑩豊かな感性と表現

 

もうお気づきですね。この10の姿は、幼児期だけでなく、小学校、中学校、高校、もっと言えば、私たち大人にとっても、とても大切な行動指針となります。保育所保育指針にも幼稚園教育要領にも、幼児期で完成されるものでなく、小学校への引継ぎ事項として、子どもたちの成長を見守る必要があるとうたっています。

 

こんな意義ある発表のあとは、ついつい意見をしてしまうおやじ園長です。

 

年明けに、卒園する年長園児が就学する小学校で、「保幼小連絡協議会」が行われます。目的は、園児を小学校へ送り出す前の引継ぎミーティングです。ホワイトきゃんばすは、卒園児の人数が少ないので、一人一人の「10の姿で成長を感じた内容(できたできないの評価ではない)」「直近1年間の毎月の成長記」を小学校に提出しながら、引継ぎをしています。

 

現実には、多くの幼稚園も保育園も「○○君の家庭は○○」「○○家と○○家は仲が悪いので、一緒のクラスにはしないでください」といった、ネガティブ情報の交換会となっています。小学校も、クレームのリスクを回避するために、この情報は必要なのです。

 

これからの、小学校との引継ぎに、あらたに子ども一人一人の「10の姿」を加えることで、子どもたちの成長の本質についての引継ぎができるのです。

 

針ヶ谷保育園には、是非、この素晴らしい記録を保幼小連絡協議会に反映させてくださいとお願いをしました。

 

総評を行った、東京家政大学の教授も、「10の姿」は素晴らしい内容なのに、これを活かしきれていない・・・と、私の発言に喰いついていただきました。

 

そして、忘れてはいけないのが、「10の姿」の保護者との情報共有です。9月に行った個人面談で、保護者が感じる我が子の「10の姿」と保育園で見られる「10の姿」のすり合わせをする機会を設けましたが、まだまだ不十分であると思っています。

 

ということで、昨日は、針ヶ谷保育園の発表をきっかけに、参加した多くの保育者が、それぞれ「10の姿」を自分の保育にどうつなげていくかを考える時間になりました。充実した保育研修となりました。

2019年

11月

07日

年末年始に食品ロス削減

屋上では、子どもたちは様々な遊びを楽しんでいますが、自転車に乗れるようになると、今度は、ローラーステートをマスターしたいという欲がわいてくるようです。

 

年長園児2名が、毎日のようにローラースケートの練習に励み、それに影響されて、今日は、新たに3名の園児が挑戦しました。ローラースケートの練習は、転ぶ練習から始めるのがセオリーですが、子どもたちは、前に転ぶのも少し怖いようです。

 

ホワイトきゃんばす流は、三輪車を押しながら歩く練習を始めます。すぐに、スイスイ滑ることができる園児はいませんので、これも、コツコツと練習を重ねた園児のみがマスターできるのです。

 

さて、最近は、食品ロスに関する取組みが、家庭だけでなく、買い物の仕方など、様々な分野で進められていますね。特に年末年始は、クリスマスや忘年会、新年会など、大勢で食事をする機会が増えます。まだ食べられるのに捨ててしまう食品ロスを減らすための取組みが注目されています。

 

おせち料理は、日本の正月には欠かせませんが、多彩な具材が魅力的であると同時に、不人気な料理が残ってしまう傾向にありますね。そこで、今年は「好きなだけおせち」といって、18種類の肉料理だけを詰め合わせた、好物だけを選べるおせち料理が登場したそうです。「スイーツおせち」などもあるとのこと。

 

コンビニのファミリーマートも、クリスマスケーキやチキンなど、63種類を予約のみで販売するそうです。これは、店頭の見込み発注⇒売れ残り⇒ロスがなくなり、そのままオーナー店の利益につながりますね。

 

家庭の取組みとしては、店で買うのではなく、自分で作ることを楽しむライフスタイルもありですね。

 

忘年会や新年会の宴席では、「3010運動」で、食べ残しをなくそうという動きが広がっています。乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみ、終わる10分前には、自分の席に戻って、再度料理を楽しむ・・・こんな運動だそうです。

 

今の時代・・・「食品ロスを出さない」ライフスタイルが、カッコ良くて素敵な生き方であると、多くの人が思っていることは間違いありません。自分らしい、やり方で、この年末年始、取り組んでいきたいですね。

2019年

11月

06日

ビブリオバトル

今日も秋晴れの屋上遊びを子どもたちは楽しみます。ファームでは、えんどう豆の種まきをしました。えんどう豆の種は、大きくて、種らしいので、小さい園児も一緒に参加します。来年の春先に収穫となります。毎年、「バケツいっぱい」の収穫となり、子どもたちが夢中になる光景を今から想像します。

 

また、夏に収穫したインゲン豆の種を秋に植えたのですが、見事に収穫となりました。夏にトマト畑だった場所は、種がこぼれて、一面にトマトが群生しています。果たしてミニトマトの実がつくのか?・・・そのままにしておきます。

 

さて、「ビブリオバトル」という言葉をご存知ですか。これは、本の紹介を聞いて、最も読みたくなった本を決めるというバトルです。2007年に京都大学で考案された内容で、公式ルールがあるそうです。

 

1、発表参加者が、読んで面白いと思った本を持って集まる

2、順番に一人5分間で本を紹介する

3、それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを行う

4、すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」の投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする・・・だそうです。

 

このビブリオバトルを取り入れて、生徒の読書への意欲を向上につなげようという中学校があるそうです。

 

発表をするには、本を何度も読んで、自分の言葉で表現する力が、自然とついてきますね。「バトルする」という遊び心が、子どもたちの闘争心と探求心を深めることになるようです。

 

「読書週間なので本をたくさん読みましょう」「本を読むことは、素晴らしいことです」と普通に言ったところで、子どもたちの読書習慣はなかなかアップしませんね。

 

「あなたが読んだ本を友だちが読みたくなるように・・・紹介してください」というアプローチは、なかなか有効な手段かもしれませんね。

2019年

11月

05日

自己肯定感は、親次第!?

連休明けとあって、今日は、子どもたちの「○○に行った!」の話で一杯です。5歳女の子は、ママ、姉と恒例の女子キャンプ(パパは留守番)に行ってきました。ママとお姉ちゃんが料理を作って、私が食べる人だそうです。(笑)

 

天気予報では、日曜日が雨だったので、東京ディズニーランドに行く予定だったようですが、キャンプの方が何倍も楽しかった!と言ってます。私もそう思います。

 

さて、富士山のふもと河口湖にある、船津小学校では、「今日のキラリ」が始まりました。壇上に一人の児童が立つと、その子の良いところを次々とクラスの児童が発表します。

 

「優しい性格です。理科の実験の時に手伝ってくれました」「元気があります。体操の時に大きな声を出していました」・・・と褒められるたびに、壇上の児童は照れくさそうな笑みを浮かべます。

 

船津小学校では、子どもたちの自己肯定感を高めるために「今日のキラリ」を始めたそうです。校長は、「社会で通用する人間を育てるには、自分の存在を認められる経験が必要。認められることで、自分らしさを発揮し、様々なことに挑戦できるようになる」と言います。まったくもって、同感です。

 

日本の子どもは、海外と比べて自己肯定感が低いことが指摘されています。2017年の調査では、「私は価値のある人間だと思う」という項目に、「そうだ」「まあそうだ」と答えた日本の高校生は45%。アメリカと韓国の84%、中国の80%に比べて、大幅に低い結果です。

 

自己肯定感が高まるのは、他人から褒められるだけではありません。「将来の目標が明確になった」「勉強が好きになった」「自分のクラスに愛着を持つようになった」という結果も出ています。

 

今日の本題はここからです。本人の問題だけではなく、実は、親など周囲の大人の自己肯定感が低いと、子どもも同じように低くなる傾向になるとこのとです。そりゃ、そうですよね。まわりが、ネガティブ人間ばかりの環境では、夢と希望を持った子どもは育ちませんね。

 

親は、「自分は凄いんだ!」と子どもに語る必要はありません。むしろ、親が自らの失敗について話すことが有効です。失敗から学んだり、笑い飛ばしたりした経験を通じて、子どもは「うまくいかなくても、失敗をたくさんしたって、そこから何度でも立ち直ることができる」と感じるのです。

 

こうして、子どもは、親の失敗談から、困難な状況に陥った時でもがんばり抜く力を身に付けるのです。

 

どうですか・・・大人になって、いまさら自己肯定感を強く持てと言われても・・・と思ったあなた・・・せめて、子どもの前では、はったりをかまし、自分の失敗談を面白おかしく語ることを始めてください。

2019年

11月

04日

和太鼓の響き

ワールドラグビー会長は、今回のワールドカップ日本開催が終わって、「最も偉大なW杯として記憶に残ると思う。日本は開催国として最高だった」と評価をしました。なんだかうれしいですね。

 

チケット販売数184万枚で販売率が99.3%・・・1試合平均3万7877人の観客が熱狂したのです。私の仲間も、ロシア戦にスコットランド戦を観戦し、涙を流しました。

 

日本代表の活躍や、出場チームが素晴らしい試合を展開し、グビーの持つ価値が、私たちのハートをわしづかみにしたのです。

 

さて、昨日は、卒園児の小学3年生の「和太鼓発表会」の応援に行ってきました。彼女は、保育園に登園していた時から「和太鼓」を習っていたので、今回で4度目の発表です。

 

今回の太鼓は、とても力強かったですね。コーチの先生も、男性ですが、長い髪を後ろに束ね、それだけで絵になります。卒園児の和太鼓は、親の心境で、ビデオ撮影に専念してしまうのですが(笑)・・・何組かの演奏を聴きました。

 

目を閉じて、和太鼓の響きを感じます。勝手に、日本海の荒波の映像をイメージしながら聴きます。和太鼓の響きと波のしぶきが重なります。

 

和太鼓は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの応援イベントとして、様々な場面でその響きが聴かれるそうです。日本を訪れる外国人に、日本の文化として、広く知られることになるのでしょう。

 

どうですか・・・和太鼓の響き・・・感じてみませんか。

2019年

11月

03日

スクラムコーチ

昨日、44日間のワールドカップが終わりました。日本が、ベスト8で敗戦した「南アフリカ」の優勝に、「日本は優勝したチームに負けたんだから・・・しょうがないね」という気持ちになった人が多かったかもしれませんね。

 

ネルソンマンデラ氏は、長期にわたる投獄生活から、南アフリカの大統領として、人種差別と戦ってきました。そこで、ラグビーで南アフリカを世界一にするという目標を立てます。

 

マンデラ氏は、アパルトヘイトの象徴というべき「スプリングボクス」という、チームの愛称やユニホームをあえて、変更しませんでした。南アフリカの国民が一つになるために、対立の図式を払拭したかったのです。

 

そして、オールブラックスのニュージーランドを破り、初の世界一になり、今回で3度目の世界一となったのです。

 

ラグビーを通じて、「ノーサイド」「ワンチーム」など、私たちは多くを学びました。国と地域同士の戦いでありながら、ラグビーは、世界を一つにする力がある・・・そんなスポーツに映りました。

 

今日は、日本躍進の陰の立役者である、長谷川スクラムコーチにスポットを当てます。

 

長谷川コーチは、日本代表の「スクラム番長」として2度のワールドカップに出場します。コーチを始めるに際し、フランスへ渡りました。当時のフランス代表は、最前列の選手が日本人選手と変わらぬ体格。なのにスクラムが強かった。そこに、興味がわいたそうです。

 

しかし、実際にあるのは「それぞれのチームのスクラム」だったのです。長谷川コーチは、ここから、日本のスクラムを確立させようと決心するのです。

 

初めてコーチを務めたヤマハをスクラム王国に育てます。そして、代表チームに加わると、選手たちにこう問いかけます。

 

「自分たちのスクラムは、好きですか」

 

その言葉の意味とビジョンは、こうだそうです。「自分たちのスクラムが好きになるための自分たちのシステムを作ろう。システムができれば努力する。やがて関心を持たれ、期待されれば責任感が芽生え、もっと頑張る。どこの国もそうやって強くなってきた。」と、そんな文化の話を最初にしたそうです。

 

長谷川コーチは、試合ごとに対戦相手の過去のスクラムを「500本は見る」と言います。相手チームだけでなく、レフェリーの癖を含めた膨大なデータを念頭に置き、「相手の組み方をやらせない」よう、練習に落とし込むそうです。

 

そして、ラグビー日本代表のターニングポイントともいうべき、対アイルランド戦。2018年の欧州王者を相手に、6-12と6点差を追う前半35分頃、自陣22メートル線付近で相手ボールのスクラムを与えます。

 

8対8のスクラムが動きます。そして、笛がなります・・・反則を犯したのは、アイルランド代表でした。長谷川コーチは言います。「これが、日本のスクラムの基準になりました。しかも、あの時のフォワード、皆ええ顔をしていたでしょう。こういう時は、強くなる。いい文化ができたと思いました」

 

しかし、このワールドカップで、長谷川コーチのスクラムは終わりません。南アフリカの敗戦に「認めましょう。相手が強かった」と素直に認めます。

 

ワールドカップは終わりましたが、これから日本でも様々なリーグでのラグビーの試合が始まります。・・・私たちの見方が大きく変わりました。ワールドカップでの感動は、しっかりと継続されるのです。

2019年

11月

02日

ベテラン教員「30年経験者研修」

今日は、卒園児8人が通うさいたま市立宮前小学校のフェスティバルに行ってきました。メインのバザーや、焼きそば・フランクフルトの屋台に、駄菓子コーナー、輪投げなどのゲームコーナー、読みきかせコーナーなど、子どもたちが喜ぶメニューでいっぱいです。

 

割りばし鉄砲作りのコーナーは「おやじの会」が主催です。パパたちが、子どもたちに鉄砲作りを教えながら、楽しい時間を演出してくれています。連れて行った年長園児が夢中になっていました。

 

読書ボランティアママたちが行う「読みきかせ」も、大きな絵本を使い、手作りのしおりや鶴の折り紙のお土産付きです。そして、バザーでは、保育園用の本をたくさん買います。20冊買っても300円・・・園に帰ると、さっそく園児たちが「新しい本だ!」と手に取っていました。

 

さて、そんな小学校の教員もベテランの域に達すると、研修などもなく、教員個人の力に頼るだけの状況になっています。そんな中、長野市では、50歳代の教員を中心に、「教員30年経験者研修」を実施しています。

 

最初に、これまでの教職員人生を振り返り、「上手くいっている(いない)・楽しい(苦労している)時期」を可視化する「教職履歴図を」を作成します。

 

20代・・・強烈なクレーマー保護者との出会い(苦労した)

30代・・・ポーランド・ワルシャワ日本人学校勤務(上手くいって楽しい)

40代・・・特に大きな変動はない

 

こんな感じで、参加者同士が話し合い、上向きだった時期の状況を確認します。共通するのは「人から大事にされ、頼りにされている時」でした。

 

研修では、その上で自分の強みや弱みなどの内部環境と、外部環境などをSWOT分析で見つめます。これで、ベテラン教員が学校のためにできることを客観視させます。この手法は、民間企業が、会社の分析と戦略を立てる時に行う手法とほぼ同じです。

 

この研修の講師は、ベテランは勝手に自分を老齢化したイメージで捉えている。人生100年時代で考えれば、最初の50年は「第1ハーフ」にすぎず、今の時期は「第2ハーフ」のスタートと考えてもらいたいと語ります。

 

これからは、教育分野に限らず新しい知識や仲間、健康、ネットワークなどの、無形財産を作り出す大切さを語り掛け、「働き方改革だけでなく、生き方改革も視野に入れて行動してほしい」と「30年経験者研修」を結びます。

 

どうですか・・・これは、教員に限らず、「勝手に、自分をおいぼれのベテラン選手」と思っている私の世代へのエールです。

 

はい。生き方改革は、ずっと続ける人生が、やっぱり楽しい人生ですね。

2019年

11月

01日

創造志向と幸福度

昨日のハロウィーンパレードは、子どもたちにとっては、本当に楽しかったようです。今日の連絡ノートには、そんな保護者のコメントがびっしりです。5歳男の子は、昨年は、1日でお菓子を全部食べてしまったそうですが、今年は、毎日少しずつ食べるそうです。

 

また、3歳男の子のおうちでは、「トリックオアトリート」でもらったお菓子を全部開けて、ちょっとしたパーティになったそうです。お腹いっぱいで、夕食が食べられなくなってしまったとのこと。(笑)

 

さて、これからの時代・・・「創造性が大事だ!」とは言うものの、日本の若者は、創造性に関して、他の国とは大きく違う考えを持たざるを得ないようです。

 

世界価値観調査によると、アメリカの場合は、創造志向が高い人ほど幸福感が高いという結果に対して、日本の場合は、全く逆の結果となるそうです。つまり、創造的な発想で、標準の型から外れるのが歓迎されない社会とも言えますね。

 

「違いや多様性を認めよう・・・」と言ってみても、実際は、みんなと違うことをすることは、まだまだ居心地が悪いのかもしれませんね。

 

学校では、さらにその傾向は強く、教科書通りのやり方で問題を解かないと減点される・・・1つの答えを強要される・・・創造的なやり方で貫き通そうとする子どもは、自尊心を打ち砕かれる世の中になっていると、言えるのかもしれません。

 

これは、あくまでも仮説ですが、不登校の児童・生徒が増えているのは、もしかしたら、創造志向の子どもが増えていることの表れかもしれません。世の中は、インターネットなど、あらゆる情報を介して、多様な見方や考え方に触れられる時代になっているにもかかわらず、学校は、「スタンダード」を求めすぎるとも言えますね。

 

創造力に富んだ子どもたちが、幸福感を感じられる世の中に・・・学校に、日本が変わっていかないといけませんね。

2019年

10月

31日

ハロウィーンパレード

朝から、保育園の中が賑やかです。ウッディにミニオンズ・・・ピーターパンにシンドバット・・・スパイダーマンもあらわれました。魔女の宅急便の主人公の女の子「キキ」も二人登場です。

 

「魔女の宅急便」と言えば、本当は、「魔女の宅配便」のタイトルになるところだったのをご存知ですか。「宅急便」という言葉は、あのクロネコヤマトの商標なので勝手には使えません。しかし、スタジオジブリの宮崎駿監督は、宅急便の響きにこだわります。

 

そこで、クロネコヤマトは、スタジオジブリに条件を出しました。映画「魔女の宅急便」に、クロネコのキャラクターを登場させること・・・そこで、クロネコのジジが新しいキャラクターとして追加されたのです。

 

これは、だいたい10人に1人が知っている話です。(たぶん?)

 

5歳女の子のママが作ったキキの衣装は、手作りでした。また、先日のブログで話をした、6歳男の子のママは、「小学生並みの作品」と謙遜していましたが、ダンボールを使って、立派な恐竜を完成させてくれました。

 

男の子は、最初は、みんなが知っているようなキャラクターの仮装をしたかったようですが、ママの気持ちが伝わったのか、とてもうれしそうに恐竜になりました。

 

今年のハロウィーパレードは、子どもたちの仮装レベルは、ますますアップした感じがありますが、市販のコスチュームをそのまま着るのではなくて、手作りや、ひと工夫した衣装が多かったですね。

 

なんだか、ママやパパの愛情も大きく感じることができて、「トリックオアトリート」の子どもたちの元気な声と、お菓子がいっぱいになったかぼちゃのバケツを笑顔で見つめる子どもたちの姿と共に・・・なんだか、うれしい気持ちになりました。

2019年

10月

30日

褒めるだけでは・・・

今日の屋上遊びでは、何人かの園児が「ローラースケート」を楽しみました。まだ、歩くのがやっとの子ばかりですが、昨年の年長園児のように、スイスイと滑る日も近いことでしょう。

 

さて、昨日もさいたま市の「保育実践報告会」で、2つの園の発表を拝聴しました。目的は、素晴らしい取組みがあれば、ホワイトきゃんばすの活動に取り入れることです。今回も、松ぼっくりを使った遊びが、屋上遊びのヒントになりました。

 

松ぼっくりのかさは、水に入れると閉じて、乾かすと開くという性質があるそうです。つまり、湿度の変化で、松ぼっくりのかさは開閉するのです。私は知りませんでした。また、松ぼっくりは松やにを含んでいるので、天然の着火剤にもなるそうです。

 

屋上のおままごとコーナーに、松ぼっくりなどの自然の素材を何種類かストックし、子どもたちが自由に遊ぶイメージを持ちました。これも、実践したいと考えます。

 

しかし、厳しいことを言うようですが、発表自体は、まったくもってダメです。ここからは、私のひとりごとです。

 

「なんで、せっかくの発表なのに、下を見ながら(メモ紙)の棒読みなの?」

「プレゼンテーションだよ・・・数百人の前で発表するんだから、もっとパフォーマンスが必要でしょ・・・」

「ステージのスクリーンの前に移動して話すとか・・・動きがないのかい!」

「もっと笑顔だよ・・・真顔で棒読みなんて、これが新商品の宣伝発表会だったら、誰も買わないぜ!」

「○○しました。はわかったよ。でもこれをどう広げて、次につなげるの?」

「目的と手段があいまいで、取り組んだことを発表するだけ。これをした事で、子どもと保護者がどう変わったの?どんな具体的な成果があったの?」

「PDCAサイクルまでは求めないけど、保育園のアピールにもなってませんね・・・」

 

民間企業で働いた経験上、人前でプレゼンテーションをすることが当たり前の環境だった私にとっては、保育業界・・・ここは、もっと変わらないと!といつも思ってしまいます。

 

とどめは、大学教授によるコメントです。「今日は、2園の発表を聴かせていただき、本当に感動しました。素晴らしい内容でしたね・・・」

 

なんて、決して思っていないのに、褒めてばかり・・・もちろん、過去には、私が惚れ惚れするような発表をする園もありました。素晴らしい発表は素直に褒める。しかし、そうでない時は、的確にアドバイスを送ることも必要ですね。

 

民間企業のプレゼンテーションなら、今回の発表では、撃沈です。

 

今日のブログは、少し荒々しい言葉遣いで、申し訳ないのですが、子どもたちが、社会に出て、まっとうな仕事をしてもらいたいと考えれば、発表する職員も、保育業界も変わらなければなりません。

 

誤解されるといけないので、コメンテーターの専門的な話は、とても勉強になります。なんせ、私は、保育の専門的な学校に通った経験がないので、すべて新鮮に受け止めています。

 

言いたいのは、責任を持って発表を任された大人に対して、枕詞のように「すばらしい」を連呼するべからず・・・です。

 

今日は、ちょっと、言い過ぎでした。

2019年

10月

29日

ハロウィーンを探せ!

来年春に小学生になる6歳男の子のママ・・・真夜中に急に飛び起きたそうです。息子に着せるハロウィーンの衣装の構想が、降りてきたそうです。恐竜をモチーフにした衣装とのこと。ここ数日、衣装作りをしているママの姿を楽しみに見ている男の子・・・保育園生活最後のハロウィーンパレードは、楽しく盛り上ることでしょう。

 

ということで、今日の寺子屋は、ショッピングセンターの「ハロウィーンを探そう!」です。1Fの食品フロアーを歩くと、色々なところにハロウィーンがあります。10月31日まで、ハロウィーンの特設ステージが設置されているので、子どもたちは、そこに集まり仮装グッツで楽しんでいます。

 

6歳男の子が「何で、カボチャのお化けとか、ガイコツやクロネコ、魔女、フランケンシュタイン、クモがハロウィーンの時に、出てくるの?」と、そのステージに描かれているキャラクターを見ながら、なかなか鋭い質問です。

 

ハロウィーンと言えば、日本では渋谷の仮装騒ぎが報道され、仮装して「もう一人の自分を楽しむ」かのようなお祭り騒ぎと思っている人も多いかもしれませんね。また、子どもたちが仮装して「トリックオアトリート」と言って、お菓子をもらう習慣は、アメリカでハロウィーンの楽しみ方がアレンジされたといわれています。

 

もともとハロウィーンは、ヨーロッパが起源で、古代ケルト民族のお祭りとされています。古代ケルトでは、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。

 

しかし、悪霊も一緒にやって来て、農作物などに悪い影響を与えたり、子どもをさらったりするといわれていました。そこで、人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、かぼちゃの仮面をかぶってジャックオランタンになったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれています。

 

まぁ~子どもたちに、このうんちくを話しても???なので、「ここにハロウィーンがあるよ・・・」「あそこにもハロウィーンだ!」なんて、お店の中を大騒ぎしながら楽しい時間を過ごしました。買い物をするお客様も、子どもたちを見て笑顔になっています。うれしいですね。

 

明後日のハロウィーンパレードを前にして、子どもたちの「仮装したい・・・お菓子をもらいたい」モードが右肩上がりです。(笑)

2019年

10月

28日

東京のバスガール

あと3回寝たら、ハロウイーンパレードだと、子どもたちは、10月31日のパレードを楽しみにしています。仮装してファッションを楽しむことと、お菓子をたくさんもらえることの2つも楽しみがあるので・・・子どもは正直ですね。(笑)

 

さて、「東京のバスガール」という曲をご存知ですか。私が生まれるずっと前の昭和32年の流行ソングです。バスガールのモデルは、はとバスのガイド嬢だそうです。

 

昨日は、前に勤めていた会社のOB会で、秋の親睦旅行を楽しみました。旅行といっても日帰りで、何十年ぶりに、はとバスに乗りました。きちんとした統計があるわけではありませんが、はとバスに乗る人の大半は、東京観光に来た人たちです。

 

今回のツアーは、日の出桟橋から隅田川を水上バスに乗り、浅草へ・・・そこで、自由散策という、東京観光の鉄板コースです。水上バスも浅草も何度も行ったことがあるので、興味は、バスガールがどんなガイドをするか・・・です。

 

バスガールと言いましたが、今年、はとバスは二人の男性ガイドを採用したそうです。ただ座っているだけの感がある添乗員には男性が多いですが、バスガイドと言えば、女性が・・・というイメージが強い仕事です。しかし、男の仕事、女の仕事という概念を持つことは、今の時代では意味がないですね。

 

さて、乗車したはとバスは、2階の展望車から東京の町を見下ろしたり、見上げます。しかし、私たちの前には、バスガイドがいません。ガイドは、1階で話し、スピーカーからその声がするだけです。

 

ひねくれ者の私は、「これじゃ・・・あんちょこのメモを読んでいるだけじゃないの?」と疑います。はとバスのガイドを夢見て、全国から人材が集まり、しっかりとした研修を行っていると聞いていたので、「そりゃぁないでしょ」と少しがっかりです。

 

水上バスの中で、何人かのはとバスのガイドが集まっていたので、意地悪な質問をしました。「客の前で話してないから、あんちょこを読んでるんやないの?」すると、ガイドたちは、全否定です。もちろん怒っていません。(笑)

 

しかし、まだ納得できません。すると、両国国技館のガイドを聞いてようやく納得できました。「この両国国技館では、相撲の大会が行われます。力士同士の試合が繰り広げられます」と・・・

 

わかりましたか・・・あんちょこだったら、相撲の大会とか試合という言葉は使いませんね。○○場所に取組みと言います。ガイドはあまり相撲に興味がないのかもしれませんが、あんちょこ説は、これで白です。

 

そして、終点の東京駅に着く直前に、やっと「東京のバスガール」を聞くことができました。

 

♬若い希望も 恋もある

 ビルの街から 山の手へ

 紺の制服 身につけて

 私は 東京のバスガール

 「発車オーライ」

 明るく明るく走るのよ♪

 

ということで、1番だけ歌ってくれました。この歌・・・知っていますか?

2019年

10月

27日

読書週間

昨日の保育園・・・お昼寝タイムに、小学生と年長園児を連れて、近くの図書館に行きました。子どもたちは、慣れた感じで自分が読みたい本を手にして、イスに座ってぺらぺらとページをめくります。こうして、吟味を重ねて、自分が借りたい本を決めるのです。

 

小学生は、本を検索するパソコンから離れません。本のタイトルを入力するのに、自分や友だちの名前を入力して「ないなぁ~」なんて言ってます。これも図書館でのお楽しみのようです。

 

秋は、スポーツの秋・・・食欲の秋・・・とはよく言われますが、「読書の秋・・・」が忘れられていますね。(笑)あまり認識されていませんが、本日10月27日~11月9日は、読書週間です。

 

保育園ママが、凄い試算をしました。このママは、子どもに読み聞かせをする本などを図書館で借りる習慣があります。ほぼ毎日、読み聞かせをしているので、図書館の活用は、とても重宝しているとのこと。

 

試算は、もし、借りた本をすべて購入したら・・・姉と弟二人で、年間100万円以上の出費という数字になるようです。子どもが、本が好きになるのなら、このくらいの出費は必要という考えもあるでしょうが、図書館を利用すればタダです。また、図書館で自分が読みたい本を選ぶ楽しみもプラスされますね。

 

日本の書店の数は、20年前と比較すると約半分になっているそうです。しかし、本を購入するのに、本を手に取って選びたいとの理由で、書店を利用する人は、まだ7割もいるそうです。町の本屋さんも、店主のセンスで魅力的な本を選んだり、飲食やイベントなどで収益を上げたりと工夫し、人気を得ています。

 

この秋・・・子どもと一緒に、本を読みながら・・・をやってみませんか。新しい発見があるかもしれませんね。

2019年

10月

26日

小中学生の不登校

ラグビーワールドカップで、オールブラックスが負けましたね。相手は、イングランドです。ヘッドコーチは、4年前に日本のラグビーを世界レベルに引き上げた、エディージョーンズ・・・彼の口癖は「ジュンビ」です。

 

4年前は、日本代表の選手に南アフリカの国歌を聞かせるなど徹底した準備で、世紀の番狂わせをおこしました。今回は、練習で、サッカーのイングランドの名門、マンチェスターユナイテッドで黄金期を築いたファーガリン元監督を招き、勝者の精神を注入したそうです。

 

前回、母国開催で屈辱の予選リーグ敗退となったイングランドに、ラグビー発祥の地としての、王者の精神を取り戻そうとしたのかもしれません。やはり、エディージョーンズは、ただ者ではありませんね。

 

さて、小学生の不登校が増加しているそうです。2018年の文科省の調査では、病気や経済的理由を除いて、年30日以上学校を欠席した小中学生は16万4528人で、前年比14%増で、2万人以上増えた計算になります。

 

昔は、不登校の子どもには「とにかく学校だけは行ってくれ」という指導がありましたが、今では、「無理にいかなくてもいい」という考えが主流となり、フリースクールなどの受け皿の充実も数字上の要因と言えます。

 

また、ここ数年では、小学生の不登校が増加し10年前の2倍になっているそうです。不登校になった要因は、いじめがほとんどというのは、私たちの勝手な憶測で、今は、理由が明確でないケースが多いといいます。

 

「体が拒否反応を示してしまい、学校に行き続けることが難しくなった」という子どもが増えているのが実態です。特に、小学生では、どうして自分が不登校なのかを認識できていないことも多く、不登校の児童への聞き取り調査も十分に練る必要があるようです。

 

今日は土曜日なので、ホワイトきゃんばすには、5人の卒園児の小学生が登園しました。来年度の入園を決めた保護者が、「うちの旦那も保育園を見学したい」ということで、いらっしゃったのですが、大きい園児(笑)にびっくりしていました。しかし、小学生が保育園児に様々なことを教えながら、かかわっている姿に、「いいですね~」と一言。

 

0歳1歳の時から、ホワイトきゃんばすで生活を共にした卒園児にとっては、ここが、大切な居場所になっているのです。ここにいること、屋上で遊ぶこと、親や学校の先生には決して言わないようなことを保育園の先生に話せること。

 

子どもにとって、自分が落ち着いて活動ができる「居場所」がたくさんあることは、間違いなく不登校防止への近道です。

 

不登校の問題は、奥が深く、解決策も1つではありません。難しい問題ですが、子ども一人一人の答えを見つけていくしかありません。

2019年

10月

25日

子どもの自由を保障する

今日が2回目の一時預かりの女の子、朝から大泣きです。月極め園児と違って、一時預かりは、「どうしてママと一緒じゃないの!?」の気持ちが抑えられなくて、泣いてしまうことが多いのですが、彼女を救ったのは、水槽の中を優雅に泳ぐ魚たちです。

 

水槽の魚の前に行くと、パタッと涙が止まりました。癒し効果だけでなく、泣き虫ストップ効果も水槽にはあるようです。(笑)

 

さて、ある保育園での事です。園庭に前日まで降った雨が、水たまりになっていました。子どもたちは、大喜びで水たまりで遊び始めました。それを見た、保育士のAさんは、「汚いから水たまりで遊ぶのはやめなさい!」と、子どもたちの水たまり遊びをやめさせました。

 

今度は、別のクラスの園庭遊びです。このクラスの子どもたちも、目を輝かせて、水たまりで遊び始めます。担任の保育士Bさんは、子どもたちの中に入って、水たまりに手をつけて、手形遊びを始めました。

 

さぁ~どちらの先生の対応が正解でしょうか?・・・という問題ではありません。(笑)

 

汚い水を飲んでしまったら、下痢や感染症になってしまうと保育士Aさんは考え、子どもたちの楽しい時間を尊重したのが保育士Bさんです。どちらが正解で、間違いという答えは出せませんね。子どもの年齢や、状況によって、同じ先生でも判断は違ってきます。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ていると、たいがい、楽しい遊びには、危険や汚いというリスクが伴うことが多いです。子どもたちの冒険心を満足させるには、危なくて怖い経験がつきものですね。

 

「子どもの自由を保障する」ことは、とことん子どもたちを遊ばせたい環境をつくることですが、同時に、子どもたちの安全を考えなくてはいけません。先生によって、このモノサシも違います。

 

ただし、1つの答えとしては、「子どもたちの自由を最大限保障したい。そのために、危険予知などのスキルを私たち大人が、さらに高めていかねばならない」と言えます。

 

昨日から、さいたま市の恒例となった「保育園実践報告会」の研修が始まりました。さいたま市内の18の保育園が、今年度の担当として、報告をします。今年も、すべての保育園の発表を聴かせていただき、ホワイトきゃんばすの運営の参考にさせてもらおうと考えています。

 

「子どもの自由を保障する」は、昨日の発表園の課題です。

 

実は、これは、保育園だけでなく、家庭における子育てにも当てはまります。親として、子どもの自由を保障するスキルは、場面場面で変わってくることもあり、難しい問題です。

 

どうですか・・・わが子の自由を保障する・・・を考えてみませんか。

2019年

10月

24日

子どものことを子どもに聴く

屋上で、ストラーダ―を上手に乗りこなす2歳児が多くなってきました。このまま、補助なし自転車に乗れるようになれば、ホワイトきゃんばすの「2歳10カ月で補助なし自転車に乗れた」の記録更新となります。期待することにします。

 

さて、ある保育園での話です。5歳児クラスで、夏に撮りためた写真を子どもたちに見せて「自分が楽しかったと思う写真を1枚選んでみよう」と投げかけます。すると、子どもたちが選んだ写真は、担任にとって、意外なものが多かったようです。

 

A君は、プールで泳いでいる写真を選んだのですが、実はA君はプールがとても苦手だったそうです。おそらくA君は、この夏のプール活動を自分が頑張ったこととして捉え、自分なりの達成感を感じていたようです。

 

逆に水泳が得意なBちゃんは、水泳の写真ではなくて、仲良し3人組で給食を食べている写真を選びます。

 

C君は、紙相撲遊びの写真を選びました。これは、誰も選ばなかった写真で、担任もまさかそれを選ぶとは思っていなかったようです。

 

こう考えると、子どもたちが選んだ写真は意外なものが多く、職員が日常的に見取っている姿は、思い込みが多いのではないかとも言えます。

 

ホワイトきゃんばすでは、「自分で考えて自分で答えが出せる大人」をめざしているので、朝のインタビューなど、なるべく、子どもが発言する機会を多く持っていますが、まだまだ深掘りをする必要を感じました。

 

例えば、屋上遊びで、子どもにカメラを預けて「今日は○○君が撮りたい写真を好きなだけ撮影していいよ」としたなら、大人の写真とは、視点が違う作品が出てくるかもしれませんね。

 

子どもたちの「心の声」をさらに引き出すことが大切です。

2019年

10月

23日

秋晴れの屋上遊び

今日は、秋晴れの最高のお天気となりました。富士山から秩父の山並みまで、まるで真冬のようにくっきりと見えます。そして、富士山は初積雪だったようで、真っ白な雪化粧に見とれるほどです。

 

子どもたちは、大人のように、富士山に対して深い感動を覚えることはないのですが、さすがに、今日の富士山を見て「真っ白できれいだね!」と何人かの園児が、どろんこ広場から見入っていました。

 

運動会が終わり、しばらくは、のんびりと屋上遊びができます。今日の子どもたちを見ていると、全員が自分のやりたい遊びに集中しています。

 

テーブルを青空の下にセットして、子どもたちの「青空レストラン」ごっこが始まりました。ファームで収穫した本物のさつまいもをシェフが料理をします。おろし金で、さつまいもおろしを作っています。どうやら、スイートポテトをイメージしているようです。

 

朝顔の種の採集には、5人ほどの園児が夢中になっています。夏には、色水作りで大活躍した朝顔が、種になりました。大切に黒い一粒一粒をビニールに入れて、おうちに持って帰るそうです。「今、種をまいてもこれから冬になるからダメになってしまうよ。来年の春にまこう~」というアドバイスを覚えているかな?

 

カメや魚のエサチームも5人ほど集まりました。秋になって、ずいぶんと水温が低くなってきたので、エサも食べなくなってくるのかな~と思いきや、とんでもありません。まだまだバクバクとエサを食べるミドリガメ・・・すると、遠くから園児の声がします。

 

「えんちょうせんせい・・・カメがだっそうしているよ!」そうです。カメ池に住んでいるクサガメが脱走して、屋上のすみっこを歩いていました。台風19号の影響で、カメ池のすき間ブロックが、動いていたのです。月曜日は、そこから脱走したニホンイシガメを発見・・・今日はクサガメの登場に、子どもたちも興奮気味です。

 

自転車、ストライダーチームは、マイヘルメットを装着して、暴走しています。(笑)

 

砂場には、必ず数人の園児がたむろしています。今日の砂は、昨日までの雨で湿り気があり、作品作りには、最高のコンディションです。

 

そして、最後は「ガマの穂」の種飛ばしを楽しみました。ガマの穂は、フランクフルトのようになっているのですが、そこを手で揉むと、まるで煙が出てくるかのように、綿状の種があふれ出てくるのです。まるで生き物のようです。

 

屋上中央は、一面ガマの穂の綿毛で白くなってしまいましたが、こんな実験も、子どもたちの五感と好奇心をくすぐるのです。

 

ジャングルジムやシーゾー、ブランコなどの遊具がなくても、子どもたちの遊びへの探求心は尽きないのです。

2019年

10月

22日

修学旅行で本屋に行く

私が中学の時に、遠足というか校外活動として鎌倉に行ったのですが、団体行動ではなく、5名ほどの班行動でした。それぞれの班は、テーマを決めて活動するのですが、私の班は、他の班が絶対に行かないような場所にしようと、知恵を出し合いました。

 

そして、決めたテーマは「鎌倉の切通し(きりどおし)巡り」です。切通しをご存知ですか。切通しは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道です。トンネル掘削技術が発達していなかった明治時代以前には、切り立った地形の難所に、道路を切り開く手段として、広く用いられたそうです。

 

現代でも、工事費がトンネル掘削費用と比較し、安くあがる場合には用いられています。

鎌倉には、いくつかの切通しがあります。7つほどあるのですが、私たちの班は、有名な寺院や鶴岡八幡宮もパスして、ひたすら、切通しを散策しました。

 

自分たちで考えたことと、他の班では、どこも取り上げなかったこともあって、今でも、この時の事は鮮明に覚えています。

 

修学旅行や遠足で、定番の場所だったり、旅行会社におまかせのプランというのは、何ともつまらないですね。大人になっても、思い出に残ることもないですね。

 

静岡県浜松市にある小学校は、修学旅行には「東京」ですが、そこで、必ず「本屋」に行くそうです。江戸川区にある、その名も「読書のすすめ」という本屋です。

 

この本屋さんは、「本のソムリエ」として有名な、清水克衛さんの書店です。この本屋には、いわゆるベストセラーではなく「本当に読んでほしい本」が、ダンボールを切って作った手書きのPOPと共に置かれているのです。

 

修学旅行の目的は、自分にあった本を清水さんに選んでもらい、本好きの子どもになって欲しいということだそうです。

 

修学旅行でわざわざ東京の本屋に行くなんて、なかなか粋ですね。定番修学旅行の何倍も魅力的です。こんな学校が、さらに増えていくのでしょう。

2019年

10月

21日

多くを犠牲にして・・・

昨日の運動会について、連絡ノートには保護者のコメントがびっしりです。「真剣勝負だけでなく笑いもあって、本当に楽しい運動会だった」「こんな息子を見たのは初めてだ。凄い!立派に成長して泣けた」などなど・・・読みながら、こちらも目頭が熱くなります。1歳の男の子は、金メダルをしっかりと握りしめて、時々かじりながらも大切にしているそうです。(笑)

 

今日は、久しぶりに屋上遊びを満喫しました。自転車、ストライダー、朝顔の種の採集、おままごと、砂場遊び、カメの観察などなど・・・屋上遊びの引き出しは、数え切れないほどあるので、子どもたちは、今日一番やりたい引き出しを開けるのです。

 

しかし、この1カ月間・・・特に寺子屋園児は、大好きな屋上遊びを犠牲にして、運動会の練習に取り組みました。何度も西文ひろばグランドに通い、組体操では、裸足になって痛さにも耐えました。

 

最初は、「やらされている」感が大きい練習も、次第に「今日も練習頑張る!」と子どもたちは、「運動会」という大きな目標に向かって、自分の意思で動くようになっていきました。自分のために・・・仲間のために・・・様々な思いが、園児一人一人の心に刻まれます。

 

そして、運動会は、確実に「何かをやり遂げた!」という、子どもたちの成長の大きな節目となりました。今日の子どもたちの話を聞いていると、練習を頑張った自分に対する誇りを感じます。園長としては、これほどうれしいことはありません。

 

さて、念願のベスト8を達成した、ラグビーワールドカップ日本代表の選手たちのコメントの中に、「この4年間、すべてを犠牲にして・・・」という言葉を多く聞きました。

 

「そんな・・・すべてを犠牲にしないと、ここまでできないの?もっと楽しく頑張って、優勝や金メダルを獲得するのはダメなの?」と思った人もいたことでしょう。

 

ホワイトきゃんばすの運動会も、楽しい屋上遊びを犠牲にして練習に打ち込みました。

 

犠牲という言葉は、マイナス表現になることが多いので、このコメントに違和感を感じるかもしれませんが、選手たちにとっての「犠牲」とは、大きな目標を達成するための、自分が選んだイバラの道だったのかもしれません。

 

そして、目標が達成されたので、アスリートとしてだけでなく、一人の人間として大きく成長したのだと思います。その証は、彼らの存在が、私たちに大きな影響を与えてくれました。私たちに「夢や希望」をプレゼントしてくれましたね。

 

私たちは、一生のうちに何回かは、「犠牲」という名の「自分で決めたイバラの道」を選択し、成長を続けるのです。

2019年

10月

20日

2019年度 運動会

朝から多くの園児が、リラックスして「おはようございます!」と西文ひろばグランドに姿を見せました。初めて運動会を経験する園児は、たなびく国旗や入場門、テントに音響スピーカーを見て、いつもの練習とは違うことを感じます。

 

体調を崩していた園児もいましたが、全員元気にやってきました。そして、卒園児の小学生が10人も「卒園児競技」に参加してくれました。卒園児が参加する運動会は、ホワイトきゃんばすの大きな特徴です。

 

プログラムナンバー①の「みんな元気にヨーイドン」からナンバー⑨の「紅白対抗リレー」まで、子どもたちの練習を見てきた私たち職員の目からも、想定をはるかに超えた子どもたちの活躍に、純粋に「感動」をもらいました。

 

保護者からも、「今日は本当に楽しい運動会だった・・・」「素晴らしい運動会だったです」との声をたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、1対1の勝負が多く、勝ち負けをはっきりとつけます。負けた園児は、練習から号泣し、何度も続けて負ける園児は、「もうダメだ」と思ったっこともありました。しかし、9回負けても1回勝つことが、どれだけ子どもたちの勇気につながったことを私たちは知っています。練習から本番まで、全勝や全敗の園児は一人もいません。

 

運動会本番では、練習とは違う、番狂わせもありました。これは、子どもたちが大人になるまで、何度も経験することです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、異年齢で園児同士が助け合う競技がたくさんあります。特に、組体操では、練習の姿からは「あり得ない」素晴らしい演技を見せてくれました。全員がピラミッドを完成させたとき・・・目頭が熱くなりました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、バトンを落としても、あきらめないで前の走者を追いかける姿に、子どもたちの「最後まであきらめないで頑張る」気持ちが詰まっていました。

 

今年の運動会は、全員が金メダルです。金メダルを手に笑顔の子どもたちを見て、ようやく、ホッとしました。

 

本日、応援に来てくれた保護者の皆様、北海道から応援に駆けつけたおばあちゃん・・・来年度の新入園児も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。

 

そして、子どもたち・・・ありがとう!

2019年

10月

19日

実演販売

今日は、天気予報通りに午前中には雨が上がり、明日運動会を行う西文ひろばグランドの土は程よく湿り、「明日は最高のコンディションになるよ・・・」と語っているかのようです。(笑)

 

空高く、世界の国旗を取り付ける準備をしていました。運動会と言えば、国旗が定番ですね。すると、通りかかった親子が「運動会をやるんだね・・・」と会話をしています。今日はとても静かなグランドですが、明日は、子どもたちの歓声と応援の声で賑やかになることでしょう。

 

さて、今日は「川越まつり」に行ってきました。迫力の山車を見て、明日の運動会に向けて気合を入れようと思ったのですが、素晴らしい山車の数々に負けないくらいに、私の目が釘付けになったのが、「広島風お好み焼き」の屋台です。

 

たくさんの屋台がある中で、この屋台には数人の列ができています。

 

1回に3×6の18枚のお好み焼きを屋台の兄さんが作ります。キジを流し込み、その上に大量のキャベツを盛ります。肉を乗せ、横の鉄板で焼いていたヤキソバを乗せます。そして、お好み焼きを丁寧に折り重ねて、鉄板の左端に並べていきます。

 

開いた右側の鉄板の上に、片手で手際よく、18個の卵を割っていきます。目玉焼きを作っている間に、お好み焼きの上にソースを塗ります。広島だから当然「オタフクソース」でしょ・・・と思いきや、ブルドックソースを使っています。なぜ?どうして?

 

そして、目玉焼きを上に乗せて、最後はかつお節をたっぷりかけて出来上がりです。この手際のいい職人技と、ソースの香りで食欲が倍増します。川越まつりに来ていた外国人も、「きょとん顔」で、このお好み焼きの実演販売を見入っていました。

 

18枚のお好み焼きを作るのに、ざっと15分・・・販売する時間が5分で計算すると、1時間で54枚×600円で、32,400円なり。5時間稼働で162,000円の売上です。この屋台は、常に行列ができていたので、本当にこれくらいの売上があると思います。

 

「いらっしゃいませ!」の声出しで、客を引き込む屋台もあれば、この広島風お好み焼き屋のように、実演販売という付加価値で客の行列を作る屋台もありますね。私も、おいしくいただきました。

 

明日の運動会の演出のヒントには、なったような、関係ないような・・・おいしい食べ物には、笑顔がつきものですので・・・明日の運動会も子どもたちの笑顔で満たされることでしょう・・・ということで。

2019年

10月

18日

おがわ学

明日の運動会は、明後日の日曜日に行うことに決めました。日曜日は、秋晴れの下で子どもたちの活躍を期待することにします。日曜日にお仕事が入っているパパやママにおかれましては、調整等の対応をいただきありがとうございます。

 

さて、今年のサマーキャンプは、埼玉県の小川町に行きました。世界遺産になった「細川紙」という和紙が特産品です。子どもたちは、紙すきに挑戦したので、和紙がふつう使っている紙とは全く違うものだということを学びました。

 

実は、江戸時代末期の江戸で商人が使う大福帳は、小川周辺の「細川紙」が多く使われていました。そして、火事が起こると、記録を残すために大福帳を井戸に投げ込んだそうです。水に濡れても文字ははっきりと読める形で残ったそうです。

 

そんな、特産品を持つ小川町も、人口減少が加速しています。そこで、小川町では、小中高校生が、小川町について体系的に学ぶ「おがわ学」の構築を始めました。

 

内容は、「細川紙」のような町の歴史を学ぶだけでなく、先人がどのような苦労に直面し、どう乗り切ってきたのか、の部分をしっかりと考えることが目的だそうです。

 

つまり、子どもたちが、自分自身が直面する課題を解決できる力を身につけるのがねらいです。教育の本質を描いた表現の一つとして「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切」とよく言われますね。「おがわ学」の考えも同じで、課題解決力を備えた人材の育成を目指しています。

 

こんな人材が、少しでも多く、小川町の未来を担ってくれれば・・・という願いでしょうね。日本の地方には、その土地に根ざした大切な文化があると思います。それを学び、深掘りし、自分のこれからの生き方にどう生かしていくのか・・・こんな切り口で、地方が活性化していければうれしいですね。

2019年

10月

17日

下手な先生の授業より、一流講師の動画がいい?

今日は、運動会本番前の最後の練習を行いました。子どもたちは、運動会に向けてのやる気がみなぎっています。うれしいですね。

 

そして、夕方の寺子屋では、屋上にある「ビートルハウス」ことカブトムシ小屋の幼虫を観察しました。夏を過ごしたカブトムシが卵を産んで、幼虫がどれだけ育っているのか、ワクワク感で、子どもたちの目がギラギラです。(笑)

 

腐葉土の上にあるクヌギの朽木を持ち上げると、すでに5匹の幼虫を発見・・・表面の土を掘るだけで、ざっと15匹以上の幼虫が出てきました。「うぉ~すげぇ~」の子どもたちのどよめきが起きます。

 

一番大きな幼虫を手にすると、体長が7センチくらいあります。腐葉土の上は、幼虫のフンで一杯です。このまま大きく成長して、来年の夏にカブトムシの成虫になるのです。

 

今日は、17人中10人の子どもたちが、しっかりと幼虫を手に持ってドヤ顔です。とてもグロテスクな幼虫ですが、勇気ある園児が多いのです。(笑)

 

さて、最近の家庭学習が大きく変化しているそうです。一部の塾は、タブレットの端末を使って、いわゆる「個別最適化した学習」を始めています。子どもは、動画を見ては、到達度をチェック。人工知能が児童の伸びを分析し、どんな学習の進め方が最も効率的かについて、データを集めるそうです。

 

信じらせませんが、ある私立中学校の先生は、授業で塾講師の授業動画を流しています。先生の仕事は、出席管理と「再生ボタンを押すこと」です。しかし、生徒や保護者からはすこぶる好評だそうです。

 

保護者会では、こんな会話もあるそうです。「教え方が下手な先生は動画を使ってもらえるよう学校に頼みたい」「先生はけんかの仲裁とかの生活指導だけでいい。大学出たての新任の授業なんて三流以下でしょ」

 

どうですか、これを聞いた学校の先生たちは、怒り火の玉ですね。

 

でも大丈夫です。動画を使った一方通行の授業では、子どもたちが「学び合う」環境は生まれません。子どもたちにとって必要な力は、将来社会に出て、自分とは違う考えを持った人たちと、年齢差も超えてわたり合う力です。

 

一方通行の知識の詰め込みが、入試には通用しても、社会に出てからは通用しないことを私たちは社会の中で経験しています。自分で考えて、様々な人を巻き込んで課題を解決する力が問われる今、学力、知識といった「認知能力」が重要だなんて、時計の針を元に戻しているにすぎません。

 

アクティブラーニングは、タブレットの一流講師の授業からは学ぶことはできませんね。一流の講師は、教え方が上手くなくては仕事になりませんが、一流の先生は、教え方が上手なのではなく、舞台演出家として、役者である子どもたちを動かす力がある人です。

 

もう・・・まったく! 思い違いも甚だしいですね!

2019年

10月

16日

夕焼けはなぜ赤い?

運動会の練習も今日を入れてあと2回です。紅白対抗リレーで、バトンを受け取った5歳男の子・・・ふだんは、闘争心をむき出しにするタイプではありません。しかし、今日は、5メートル先を行く園児を「よし!俺が抜いてやる!」と言わんばかりの鋭いイイ顔をしていました。

 

組体操は、裸足で行います。半ズボンですので、小石で痛いはずなのに、子どもたちは弱音の一言もなく、完成度を上げています。土曜日の天気予報が雨ですが、予備日の日曜日は、確実に晴れるので、子どもたちの、練習の成果をしっかりと受け止めたいと思っています。

 

さて、8月の夏まつり・・・屋上からは、素晴らしい夕日が子どもたちをオレンジ色に染めていました。

 

ここで問題です。「夕焼けはなぜ赤いのでしょうか?」

 

私も知りませんでした。まず、空の色は太陽の光がもとになっていることをおさえます。

 

光は、波のようにうねって伝わります。波のうねりの高い点から次の高い点までの長さを「波長」といいます。この波長が光の色を決めているそうです。私たち人間の目に見える光は、虹のように7色あり、青系の色は波長が短い。緑色、黄色の順に長くなり、赤系の色が最も長いのです。

 

太陽の光は、大気中を通り抜ける際、分子にぶつかって飛び散るそうで、波長が短い光ほど分子にぶつかりやすく、長いとぶつかりにくいので、赤系の色は、青系の色に比べて遠くまで届きます。

 

昼間、太陽は私たちの真上にありますが、夕方は地平線に沈みます。昼間に比べて夕方は太陽から私たちまでの距離が長いのです。よって、青色の光は、夕方だと途中で分子にぶつかって散乱してしまい、届きませんが、赤系の光は夕方でも届くので、夕日は赤く見えるのです。

 

どうですか・・・子どもに偉そうにうんちくを語れそうですか。

 

ちなみに「夕焼けの翌日は晴れ・・・」という言い伝えは、夕焼けがきれいな日は、西の空が晴れていて、天気は西から変わるので、西が晴れているなら、翌日は晴れる可能性が高い・・・ということだそうです。

 

これも、子ども相手のうんちくに追加してください。(笑)

2019年

10月

15日

動物顔

今日の保育園は、「大丈夫だった?」と台風19号の会話で持ちきりです。ホワイトきゃんばすの園児のおうちは、どこも無事だったようで何よりです。

 

パパやママの行動が、いつもと違っているのを察した4歳女の子は、「こわーい」とつぶやきながら、激しい雨音に耐えたようです。いつもは、ママと寝る2歳男の子は、風の音が怖くて、パパとママの間で、川の字になって寝たそうです。氾濫寸前の川の話や、道路が冠水の話で盛り上がれるのも、みな無事だったからですね。

 

さて、今日は、動物顔の話です。

 

日本人男性の顔は、だいたい3人の戦国武将にちなんだ3匹の動物のどれかに似ていると言われています。

 

3人の武将というのは、信長、秀吉、家康。そして、3匹はキツネ、サル、タヌキです。

 

信長は切れ長の目に特徴があるキツネ顔。鋭い理解力と明晰な判断力を持ちながらも冷酷無比なイメージも併せ持つ。低い階級から天下人に成り上がった秀吉。上司でもあり、あだ名の命名者である信長からは、しばしばサルと呼ばれていました。

 

戦国の世を治め、江戸幕府260余年の礎を築いた家康は、タヌキ顔です。といっても、家康は実物のタヌキではなく、徳利や通帳などをぶら下げた焼き物のタヌキです。お腹が大きい「ぽんぽこタヌキ」ですね。

 

どうでもいいでしょうが、みなさんの周囲を見渡すと、男性なら、たいがいこの3つのパターンで、似ている人はいませんか?たまには、遊び心で、動物顔ウオッチングもいいかもしれませんね。

 

ところが、女性の場合は、男性のように3つのパターンでは、とうていおさまりきれませんね。(笑)

 

子猫のように…リスのように…どうやら、小顔をイメージするような動物だったり、動物でなく花に託して形容することもありますね。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花(ゆりのはな)」・・・久々に使う言葉です。

 

やはり、女性は美しくありたいということでしょうか・・・まぁ~あまり深く考えても仕方ないですね。(笑)

2019年

10月

14日

麹町中学校 卒業生の言葉③

昨夜の感動の一戦を私の大学時代の仲間が、スタジアムで観戦していました。「感動で言葉にならない・・・涙も止まらない・・・」そうです。日本のラグビーの歴史を変えた一戦に、テレビを見ていた私も、ずっとコブシを握っていました。初戦のロシア戦を観戦した仲間は、高校時代のラグビー部のメンバーとともに観戦しました。「高校時代の厳しい練習を思い出して・・・泣いちゃったよ」と言ってました。

 

ラグビーは、スポーツ&格闘技がミックスした興奮がありますね。日本のトライラッシュは、巧みな戦術が目を引きましたが、最後のスコットランドの逆襲を守り切る姿は、完全に、熱い格闘技です。

 

しかし、「目標は決勝トーナメント」だった日本は、松島選手の冷静なコメントに見るように、次の目標を設定したように思えます。ベスト4・・いや決勝進出・・いや優勝・・

代表選手一人一人が、自分がすべきことがわかっているようで、自立した勇者のようですね。

 

さて、麹町中学校 卒園児の言葉の続きです。

 

1、2年生の皆さんに伝えたいのは、特に一つ目の話「リスペクト」です。「リスペクト」は学校生活をエンジョイするちょっとしたコツだと僕は思うんです。誰かの悪口を言ったり、からかったりして、楽しいと思っているのは本当の楽しさではありません。むしろ、お互いリスペクトできる、のびのびとした学校生活はとっても楽しいものです。そのことをたった1、2年しか年齢は違いませんが、先輩として伝えたいと思います。そして、お互い違うステージで頑張りましょう。

 

先生方、3年間ありがとうございました。

授業以外でも、様々な先生が僕たちを支えてくれたからこそ、今日、僕たちはすがすがしい気持ちで卒業できます。また、毎日給食を作ってくださった、職員の皆さん、事務の方々、その他、学校にかかわる全ての方々、三年間ありがとうございました。

 

地域の方々、様々な場所で僕たちを見守ってくださりありがとうございました。引き続き後輩たちをよろしくお願いします。

 

そして、保護者の皆さん。恥ずかしくてお礼を言えない同級生のために、生徒を代表して皆さん全員にお礼をしたいと思います。15年間、いつもそばで支えてくれてありがとうございました。皆さんの支えなしに、今の自分たちはいません。これから、何があるかわからないけど、よろしくお願いします。

 

最後に3年生の皆さん。今日までの三年間、そのいつをとっても、僕にとっては思い出です。たくさん笑った三年間でした。時々泣いた三年間でした。皆さん一人一人に感謝します。

 

本当にありがとう。そして、また会いましょう。

2019年

10月

13日

麹町中学校 卒業生の言葉②

朝になり、続々と台風19号の被害状況が報道されています。台風一過の青空を素直に喜べない状況です。千曲川の氾濫で、新幹線の車両基地が水に浸かっている映像はじめ、まだ被害が拡大することが心配です。

 

保育園のある、さいたま市西区には、荒川が流れています。昨夜は、何度も携帯電話に荒川の水位が危険水位になったという緊急メールが一斉に入ります。地震の時のアラーム音とは違う聞きなれない音ですが、家族の携帯5台が「ピーピー」と鳴り出すものですから、一瞬、緊迫した状況になります。

 

荒川をつなぐいくつかの橋のライブ映像を見ることができたり、パソコンやスマホを使った情報収集については、現在は、かなり進んでいるような気がします。しかし、お年寄りなど、情報が取れない人たちも多くいることも事実です。

 

昨今の災害については、地球環境レベルの対応が必要・・・と報道されますが、具体的にどうすべきかは、難しい問題ですね。「命を守る行動を!」という言葉も、何度も聞きましたが、今回は、緊張感をあおるNGワードになったような気がします。この問題は、私たち一人一人が、しっかりと考える必要がありますね。

 

さて、麹町中学校 卒業生の言葉の続きです。

 

二つ目は「ゴール」です。日本語で言えば、目標、目指すもののことです。

 

麹町中学校では、行事一つ一つにゴールがあります。僕たちはそのゴールに近づくように準備や練習をしてきました。特に僕たちの3年生にとって最後の体育祭はゴールを強く意識しました。体育祭の目標は「全員が楽しめる体育祭」。運動が得意な人も、苦手な人も

楽しめるという難しい目標です。

 

この目標に近づくために色々なことに挑戦しました。スウェーデンリレー、ピコピコハンマー騎馬戦、台風の目。応援団をつくったり、何よりチームを東と西に分けました。1つ1つが初めてで、毎日毎日会議室にこもって話し合いをしました。新しい種目はみんなが楽しめるのか、本番どんな問題が起こりそうか。考えることが多すぎて、帰りたくなくなることも多かったです。

 

でも、私たちには明確なゴールがありました。「全員が楽しめる体育祭」そこに向かって準備を進めることができたのです。体育祭の準備を進める中で、様々な壁にぶつかったわけですが、特に大きかったのが全員リレーでした。

 

全員リレーは例年、3年生全員でリレーをする伝統的な種目でした。でも、全員リレーをやりたくない人が毎年いる、というのは事実でした。どうするか悩んだ挙句、3年生にアンケートをすることにしました。「あなたは全員リレーに賛成ですか、反対ですか」というアンケートです。

 

もし、賛成が100%だったなら、僕たちは全員リレーをやったと思います。でも結果は違いました。10%、約15人は反対と答えました。この結果を見て、またも企画委員は悩みました。

 

賛成90%、反対10%。多数決だったら賛成の圧勝です。でも、悩み、話し合いをした結果、僕たちはリレーをやらないという結論を出しました。それは、僕たちのゴール「全員が楽しめる体育祭」を実現させるためです。多数決できめるべきではないと、そう決めました。僕にとっては、今までで、最高の体育祭でした。皆さんはどうだったでしょうか。

 

一つ一つの行事、活動、そのほか様々なものにゴールを見つける。そうすることで、自分のすべきことが見えてくる。僕は、麹中での3年間でそれを知ることができました。

 

ゴールは1つの道しるべでもあります。そこに向かっていかなければいけない。全員リレーのように自分の思い通りにはできない。でも、ゴールにたどり着けば、僕たちはもっと上の楽しさ、達成感を味わうことができます。それがゴールを決める本当の意味なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

12日

麹町中学校 卒業生の言葉①

今日の保育園は3人の園児が登園しました。台風接近でも働くママは頑張っています。ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターが、13時までの営業となったので、給食を食べて、無事に帰宅しました。

 

今回の台風では、私が住む埼玉県で「大雨特別警報」のレベル5が発令されました。「命を守る行動が必要」という内容です。

 

テレビの台風速報を見ていると、洪水の映像など、台風による不安をあおるような報道ですね。冷静に対応しなければならないのに、何だか、恐怖が増すばかりと感じる人が多いのではと、別の心配をしてしまいます。

 

さて、今日は、昨日のブログの続きですが、麹町中学校の卒業生の言葉を紹介します。中学3年生で、よくこんなメッセージが言えるものかと、感心します。

 

平成30年度 卒業生代表の言葉です。

 

あっという間の3年間、長かった3年間。この3年間は人それぞれのものだったと思います。今日は、僕たちの3年間を振り返って、2つの話をしたいと思います。

 

最初の話は「リスペクト」です。誰かの考え方、誰かのチャレンジ、そして個性を尊重するということ。この学校では何度も聞いた言葉だと思います。

 

この学年はさまざまな個性であふれています。そんな癖の強い子のひとり、とても質問が好きな男子の話をしたいと思います。今からお話することは、本人と保護者の方に許可をもらっています。

 

その子は社会が得意で、先生や友達に歴史や地理を語っている姿をよく見かけました。集会や講演会の時には、「はい、はい」とよく手を挙げて質問をしていました。ときには、話をしている人を困らせてしまうような質問をすることもありました。ですので、1年生のうちは、僕は戸惑いましたし、彼を変な目で見てしまっていました。「なんであんなに質問するのだろう」と。

 

しかし、もし彼が今この瞬間、僕に手を挙げて質問しても、彼を責める人はこの学年にはないでしょう。なぜなら、僕たちは彼を知っているからです。彼の得意なこと、苦手なことを知っています。それに、最初に手を挙げて質問するには勇気がいること、質問をするには深い考えが必要なこと、そして彼にはそれが備わっているということ。僕たちは知っています。また、彼の突拍子もない質問から、何かに気付いたり、考えが深まった人もいます。だから僕たちは、彼をリスペクトしています。

 

僕たちの学年の、誰かをリスペクトするという雰囲気は僕も実際に体験しました。

 

それは僕が生徒会長だった時のことです。生徒会長のような大役を務めるのは、僕自身初めてで、心配なことがたくさんありました。最初のころ、特に心配だったのが「周りの目」です。朝会でみんなの前で話すとき、みんなは自分のことをどう思っているのかなあ、と反応ばかりを気にしていました。行事の時も、生徒会活動の時も、自分がどう見られているのか、周りの目を意識してしまっていました。目立つこと、それは少し悪いことだと思い込んでいたのです。「出る杭は打たれる」と思っていました。

 

でも、僕は間違っていました。朝会の時、僕は気持ちよく皆さんの前で話ができたし、行事の時も周りの目を気にせずに自由に活動ができました。なぜなら、僕たちの学年が「出る杭を打たない」学年だったからです。誰かが前で発表したり、活動するときでも、それを支える雰囲気が僕たちの学年にはありました。

 

個性や考え、そして誰かのチャレンジを否定しない、むしろ尊重し、応援できれば、学校はとても心地よい場所になるといつからか気付きました。足を引っ張る人のいない、そういう環境はお互いを高め合え、成長させてくれる環境なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

11日

麹町中学校の副校長

台風上陸前日のショッピングセンターは、レジに長い列ができています。パンの棚は、ほぼ空っぽの状態です。もし停電して調理ができなくなっても、パンならすぐに食べられます。カップラーメンにミネラルウォーターも在庫がほとんどありません。

 

台風のような自然災害相手に、人間は無力ですが、大きな被害とならないように祈るばかりです。

 

さて、10月2日のおやじ園長のブログで、東京都千代田区にある麹町中学校の話をしましたが、今日は、工藤校長ではなく、女性の副校長の話です。

 

菅原副校長が語ります。「定期テストや宿題の廃止、固定担任制から全員担任制へ、服装・髪型指導は一切なしばかりが注目されていますが、実は、これらは手段にすぎません。本校の最上位の教育目標は『自律した子どもを育てる』です」

 

そして、合言葉があります。「世の中まんざらでもない!大人って結構素敵だ!」です。

 

入学当初は自分に自信が持てず、大人が信用できない生徒たちですが「人は対立するものだ」「人のせいにしない」「目的は何?」等、日々のカリキュラムを通して成長していきます。そして、3年生になる頃には、「自分で考え、判断し行動できるようになり、出る杭を打たない」生徒になっていくのです。

 

菅原教頭は、「副校長として~すべき」と自分にプレッシャーをかけ、押しつぶされそうになり、失敗し落ち込む悪循環を経験します。そこから、「完璧にできなくてもいい、失敗してもいい、できないなら人にお願いしよう」と思えるようになったそうです。

 

どうですか、これを読んだあなた・・・自分の仕事を振り返ってみて下さい。

 

本当に仕事ができる人は、自分ですべてをこなすことではなく、周りを上手に巻き込む力がある人です。人に頼ることは、恥ずかしいことではなく、コミュニケーション能力の賜物ですね。

2019年

10月

10日

「桃太郎は盗人なのか?」

2019年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の父と言われる吉野彰さんら3人が選ばれました。うれしいニュースですね。

 

今までのノーベル化学賞といえば、私たちのような一般人では、よく分からないような難しい研究が多かったですが、今回のリチウムイオン電池は、パソコン、スマホから電気自動車まで、私たちの生活には欠かせない、現代生活のインフラにほとんど関係しているものです。

 

私たちが、当たり前に使っているモノが、ノーベル賞です。これからは、このブログを書いているパソコンにも大いに感謝することにします。(笑)

 

さて、「桃太郎は盗人なのか?」という本をご存知ですか。この本の著者は、倉持よつばさんという小学校6年生です。彼女は、昨年の夏休みに、昔話の「桃太郎」を巡って、200冊以上の書籍を読み比べ、その成果がハードカバーの単行本となったのです。

 

倉持さんは「今は鬼というと悪いイメージがあるが、昔の話だと宝物を奪いに行ったのは桃太郎。鬼自身は何も悪いことはしていない。そこを知ってほしい」と語ります。

 

私たち大人は、昔からのすりこみで、鬼は悪い者というメッセージを自然と子どもたちに発信しています。それを、倉持さんは、小学生らしい「ちょっと、おかしいんじゃない?」と受け止めるのです。それで、200冊です・・・凄いですね。

 

200冊以上読んで気がついたのは、桃太郎の話が時代によって異なること。特に、鬼については、江戸から明治初期は、鬼から宝物を奪っている→明治末ごろから、鬼が自ら宝を差し出すようになっている→昭和になると、優しい鬼が出てくる。

 

このように、時代と共に、鬼が非力になっていく様子を発見。鬼に落ち度はなく「桃太郎盗人説」に共感を覚えたそうです。同時に、得体の知れないものを「鬼」とすることで、日本人は昔から、心の安定を図ってきたという結論にたどりつきます。

 

どうですか、大げさですが、民俗学者を含む多くの大人たちが思いもよらなかった「人と鬼」の謎の解明のヒントになるかもしれませんね。これが、小学生の書いた本です。あっぱれ!・・・脱帽です。

 

私たち大人は、子どもたちに、少しでも多くの本を読む習慣をつけさせたいものです。大人では考えもつかない発想が、誕生することは間違いありませんね。

2019年

10月

09日

災害と女性

昨日の寺子屋では、単純に屋上で虫捕りをしました。虫あみと虫かごを持って、子どもたちが狙うのは「赤とんぼ」や「アゲハチョウ」ですが、そう簡単にはつかまりません。子どもたちをあざ笑うかのように、空高く逃げていきます。

 

ということで、飼育ケースには、ショウリョウバッタやオンブバッタや、カメムシ、ダンゴムシに謎の虫たちを採集しました。小さい園児も、今日一日観察をして、屋上へ逃がしました。1歳の園児が食い入るように飼育ケースを見つめます。こうして、ホワイトきゃんばすでは、虫嫌いの園児がいなくなっていくのです。(笑)

 

さて、今日は、災害時における女性について、フォーカスします。データによると、

東日本大震災による死亡者は、男性よりも圧倒的に女性が多かったのです。女性の方が男性よりも長生きで高齢者が多いから、と思った方もいるでしょうが、実は、全ての年代において女性が男性を上回っているのです。

 

ざっと、女性:男性が、55対45ぐらいの比率です。どうですか、僅差の範囲ではありませんね。

 

考えられることは、自宅で高齢の親や幼児などの子どもの世話をしていて逃げ遅れた人が多かったのではないかと言われてます。

 

問題は、女性の死亡率が多いという事だけではないようです。災害後の避難生活でのストレスは、男性よりも女性の方が大きいのが実態です。女性用トイレは、男性用の3倍必要というのが国際基準だそうですが、これを満たす避難場所はほぼ皆無です。

 

更衣や入浴についても、男性のように何の気兼ねもなく、ハダカになって・・・というわけにはいきませんね。炊事や洗濯も女性がするべきと、一手に担わされる重荷も加わります。

 

こうなっていくと、何を改善すればいいのか・・・。地方自治体などの防災計画を策定する防災会議のメンバーに、現状は女性が1割程度だそうです。力仕事は男性が・・・乳児などの対応は女性が・・・など、性別による役割分担が必要な内容は、避難生活の中では、ごく限られていると考えるのがいいのかもしれません。

 

男女関係なく、被災時の緊急生活においては、ともに役割を共有するプランが、今後はとても重要になってくるのでしょう。

 

これは、他人ごとではありません。私たち誰もが、いつ避難生活を送ることになるやもしれませんね。

2019年

10月

08日

リアルなお金体験をさせよう

今日は、屋上でピクニックランチです。寺子屋園児が、ママが作ってくれたお弁当を食べるという、とてもシンプルなイベントですが、子どもたちにとっては、とても大切な一日です。

 

お弁当を作ってくれたママへの感謝の気持ち・・・事前にママへお弁当の内容をリクエストした園児もいました。すみっコぐらしなど、今回初登場のキャラ弁を前にして、子どもたちの会話も広がります。朝降っていた雨も、ピクニックランチの時間は、晴れ間が出てきました。大満足の子どもたちです。

 

さて、10月から消費税が10%になり、「キャッシュレスならポイント○倍」と、世間はカード利用を促し、スイカやパスモがあれば、お財布がなくても過ごせてしまう今日この頃・・・さらに、キャッシュレス化の傾向は加速していくことでしょう。

 

しかし、子どもたちは、リアルなお金体験が必要ですね。

 

保育園ママの中には、子どもにお菓子を買い与えるのではなく、「この100円で、好きなお菓子を買ってもいいよ。ただし、自分で100円以内で、買えるものを探しなさい」と、たまに子どもに買い物をさせるそうです。欲張って、100円を超えてしまったら、やり直しです。(笑)

 

現金のやり取りは、金銭感覚を育てるためにも意義があります。

 

「100円で買えるものは何かな?」「このりんごとあのりんごでは、どっちが高いの?どうして?」「あと○○円あれば、このおもちゃが買えるね」「買い物したら、お金はなくなるんだ?!無駄使いはいけないのかな?」「欲しいものを買うためには、お金を貯めないといけないんだ」

 

まぁ~大人が口で言ってもなかなか実感がわかないことも、実際に現金での買い物を子どもと一緒に行うことで、学ぶことが多いですね。

 

お金のことを教えるのは、とても重要な事です。現金での買い物・・・たまには、子どもにさせてみませんか。

2019年

10月

07日

子どもに「選択する時間」を与える

3歳女の子のママの話です。衣替えで、夏服から秋冬服まで、これを機に処分してしまおうと思ったのですが、今回は、娘に「着る服」「着ない服」を選択させたそうです。すると、予想外に、テキパキと3歳の娘が仕分けをし、「この服は○○だから・・・」なんて、理由まで説明するそうです。

 

たいていは、時間の節約とか面倒になるとかの理由で、親が全部やってしまうことが多いですね。

 

忙しい毎日の中で、子どもを急がしてしまったり、親がやってしまう場面もあるでしょう。しかし、このママのように、子どもに選択権を与えることは、とても大切なことです。

 

例えば、アイスクリームを買うとき、「選んでいいよ」と言いながら、決められないと「これでいいでしょ?」と親が決めてしまう事がありますね。子どもが迷っているときは、一番頭を働かせているときです。

 

ホワイトきゃんばす流で言えば「自分で考えて自分で答えを出す」大人になるためにも、子どもが「悩んでいる時間」を親は保証してあげたいですね。

 

これからの時代に、速く効率よく答えを導き出すのはAIがやってくれます。しかし、物事をじっくりと考えて、「こんなことをやったら面白いんじゃないの?」と発見するのは、AIではなく「人」でしかできません。

 

子育てのやり方は、親が自分のマニュアルを積み上げていくのですが、「子どもに選択する時間」を与えることは、やり方は色々あるでしょうが、是非にやってみて下さい。

2019年

10月

06日

スズメバチ

夏の雑木林で、樹液の出るクヌギには、夜はカブトムシやクワガタが集まります。しかし、昼間の主役はスズメバチです。夜になると、自分の巣に戻って寝ます。たまに、食いしん坊スズメバチが夜まで樹液を吸っていることがあります。

 

この夏の保育園ナイトツアーでもスズメバチを1匹ですが見つけました。「スズメバチがいるから近寄らないで・・・」と、思わず叫んでいました。

 

スズメバチは、夏に羽化を始め、9月から10月にかけて、一番個体数が多くなるそうです。つまり、今がスズメバチのピークなのです。1つの巣に数百匹が暮らすこともあるそうです。オスのスズメバチは全く働かず、女王バチの産卵のために存在するのみだそうです。

 

保育園の遠足でお世話になった、北本自然観察公園では、スズメバチの巣を見つけると、もちろん駆除はしません。スズメバチと共存する網のトンネルを設置するそうです。巣を見かけた時は「子育てをしているんだな」と温かい気持ちで見守って欲しいと言います。

 

スズメバチは花の蜜を吸い、チョウやガなどを食べます。スズメバチがいなくなった世界を想像してみると、花は受粉せず、種を残せなくなります。食べられた虫たちは数を増やし、農作物を沢山食べてしまうので、農薬が使われる量が増えるかもしれません。

 

こう考えると、スズメバチは生態系の大切な一員であり、私たち人間も大変お世話になっているのです。我が物顔で歩く私たち人間も、自然の生き物に触れながら、生態系のことをたまには考えてみる必要があるかもしれませんね。

2019年

10月

05日

1人1人がめざせ金メダル

ラグビーワールドカップで日本代表がサモアを破り3連勝しましたね。今回のワールドカップで初めてラグビーファンになった人が多いと思いますが、3週連続で土曜日の夜は、日本中が大盛り上がりです。

 

ノーサイドの精神で、試合後の選手同士の紳士的な姿が、印象的ですね。予選リーグの最終戦は、因縁のスコットランド戦です。因縁というのは、先回のワールドカップで、あの南アフリカを破り「世紀の番狂わせ」の日本代表が、予選リーグで3勝をあげながらも、スコットランドに敗れ、勝ち点の差で決勝トーナメントに進出できなかったからです。

 

巷では、決勝トーナメント進出ではなく、優勝を目指せ!なんていう声があがっているようですが、まずはスコットランド戦に勝って、決勝進出ですね。ちなみに、過去のスコットランド戦では10回以上戦って、1989年に4点差の僅差で1度しか勝ったことがない相手です。こんなデータ上のマイナス予測も、全部吹っ飛ばしてくれるでしょう。(笑)

 

さて、今日は、卒園児が通う「栄小学校」の運動会の応援に子どもたちを連れて行ってきました。この小学校には、3年、2年生の4人が通っています。10月だというのに、気温が30度を超える猛暑の中で、卒園児たちは頑張っていました。ホワイトきゃんばす名物の「うるさい応援」で盛り上げます。(笑)

 

これで、卒園児が通う小学校3校の秋の運動会が無事に終了しました。春に3校が運動会を終えているので、全ての卒園児の運動会が終わりました。あとは、10月19日の保育園の運動会を残すのみです。

 

栄小学校の運動会のスローガンは「1人1人がめざせ金メダル」です。このスローガンには先生たちの思いが込められていますね。一人一人全員が金メダルの1等賞にはなれません。また、ダンスなどの演目には勝敗はつきませんね。でも、自分がどれだけ頑張ったか・・・「自分で自分に金メダルをかけることができる運動会にしよう」というメッセージが熱く伝わります。

 

この秋の3校の小学校には、それぞれのスローガンや目標があり、子どもたちの前に進む姿がありました。園児の応援と共に、多くの感動をもらいました。

 

今日の保育園での帰りの時に、4歳女の子のママが、小学校3年の卒園児に「○○ちゃんのエイサー・・・かっこよかったよ!」と話しかけます。保育園のDVDには、小学校運動会での卒園児の活躍も映っています。保育園の保護者も、我が子が面倒を見てくれた先輩の活躍を応援していることに、うれしい気持ちになりました。

 

保育園の運動会には、卒園児競技があります。今年の運動会には10人以上の卒園児が集合しますので、リレーもやってもらいます。楽しみですね。

2019年

10月

04日

「足し算」ではなく「かけ算」の人生

今日は金曜日で、寺子屋の園児は体操教室です。ここのところ、毎日のように運動会の練習が続いているので、体操教室で、子どもたちは息抜きです。(笑)

 

さて、仕事について今日は考えてみます。

 

同じ組織や職種で肩書や役職を積み上げていくことを「足し算の人生」とするならば、働きながら新たに学び、スキルや経験を掛け合わせて人生を創るのは「かけ算の人生」と言えます。もちろん、どちらがいいとか悪いとかの話ではなく、どちらの人生を自分で選択するかの話です。

 

リスクを考えると、足し算の人生の方が、安定しているかもしれませんね。かけ算の人生は、とてもかっこよく聞こえますが、そんなに簡単にはいかないような気もします。

 

しかし、今は、社会人の学び直しが多くなっているそうです。18歳以下の若者人口が減少するなか、専門学校は積極的に社会人を受け入れるようになっています。社会人をターゲットにしたコースを設定する専門学校もあるそうです。

 

「こちらは六文銭になります。故人様の三途の川の渡し賃です」と、これは、葬儀の運営や作法などを学ぶ実習のひとコマだそうです。

 

探偵の専門学校は「独立して稼げるかどうかは人によりますが、人の悩みはなくならない。景気に左右されにくく、根強い需要のある職業です」と校長が話します。探偵への依頼で最も多いのは、浮気や結婚前の素行調査だそうです。

 

「鍵の学校ロックマスター養成学校」も人気だそうです。一般的な住宅の鍵なら1、2分で開けることができるそうで、それで料金相場は1万円以上。腕次第で稼げる仕事なのです。

 

アニメや映画の専門学校や、動物の専門学校には、若い時の夢を求め、年を重ねても、どうしてもトライしたいという気持ちは、よくわかりますね。

 

みなさん・・・今の仕事は、就職してずっと続けている仕事ですか?それとも、何度目ですか?

 

社会人の学び直しは、自らの人生の可能性を鍛え、自分の適性や適職を見つけることにつながります。たまには、自分の仕事人生をゆっくりと考えるのはいかがですか。

2019年

10月

03日

さつまいも掘り

明後日は、ラグビーワールドカップ日本対サモアの試合ですね。さて、「ビールを切らすな!」と、試合観戦中に一番ビールの消費量が増すスポーツは、何だと思いますか。そうです。ラグビーです。

 

前回2015年のイングランド大会では、会場内とチケットがない人でも楽しめる「ファンゾーン」で、一人あたり一試合で平均1.7リットルを消費したそうです。凄い数字ですね。

 

今回のワールドカップでは、あの日本流「売り子」が大活躍しているそうです。40分ハーフで、ハーフタイム以外は、まとまった空き時間がないラグビーでは「席に座ったままビールを買う」ことができるので、海外ファンから大好評だそうです。

 

サッカーのマリノスの担当は、「サッカーならビールを一人1杯買うところで、ラグビーは4~6杯は買う。缶ビールを24缶求めるお客様もいた」と言います。夏が終わっても、今年はビール会社が特需に恵まれるかもしれませんね。

 

さて、今日の保育園は、屋上ファームでさつまいも掘りをしました。5月の保育参観で、パパママと一緒にさつまいもの苗を植え、いよいよ収穫となりました。さつまいもは、土の中にあるので、スコップ片手に、子どもたちは、泥まみれの格闘です。

 

今年の新人園児は、初めての経験に大はしゃぎの子もいれば、引く子もいます。(笑)

 

野菜用コンテナ2杯分の収穫です。土の中からは、様々な虫が出てきます。ダンゴムシや蛾の幼虫・・・そして、さつまいもの葉には、ナナホシてんとう虫やカメムシも登場します。一番グロテスクだったのは、ピクピク動いているオレンジ色の蛾のサナギです。さすがに、虫大好き6歳男の子でも触れません。

 

今日の観察のメインは「ハサミムシ」です。体長2センチくらいの細長いゴキブリ色の昆虫です。お尻にハサミがついているので、ハサミムシといいます。小さな昆虫を食べる肉食で、ハサミで人間の指もはさみます。しかし、性格はとてもおとなしい虫です。

 

子どもたちは、ハサミムシのお尻のハサミに、枝をはさんだりして観察しています。私も子どもの頃は、よくハサミムシを観察したものです。ハサミを持っているところがカッコイイのです。

 

こうして、子どもたちは、土にまみれながらさつまいもを収穫し、虫たちの観察に夢中になるのです。贅沢な時間を過ごしました。

2019年

10月

02日

麹町中学校

本日見学に来たママは、東京の五反田で生まれ育った都会人です。3年前に結婚して、さいたま市に引っ越しをするまで、畑を見たことがなかったそうです。

 

屋上の見学が始まると、9月に植えたジャガイモに「これがじゃがいもですか?触っていいですか・・・何か産毛が生えてますね」と、子どものように目を輝かせています。「オクラって、こうやって実がついているのですね・・・えっ花が実になるんですか・・・花もネバネバしてるなんて・・・秋ナスってこれですか?・・・インゲン豆?」と驚きのコメントが止まりません。(笑)

 

さつまいもの試し掘りをすると、土の中からおおきなイモが出てきました。「私、芋掘りもしたことがないんですよ・・・野菜は、スーパーでみるだけ・・・私も、子どもと一緒に保育園に通いたい」と言い出します。屋上のたくさんの生き物たちにも感動したようで、「こんな環境で、我が子が遊べるなんて・・・うらやましい」と、来年度の入園を即決されました。

 

今日は、有名な「麹町中学校」の話です。教育関係者の間では、この都会の真ん中の公立中学校の工藤校長の大改革を知る人は多いです。

 

以前に、おやじ園長のブログでも紹介しましたが、「中間、期末の定期テストなし」「宿題なし」「学級担任制の廃止」の中学校です。もちろん、テストなし宿題なしで、子どもたちの学力がアップしている理由がちゃんとあります。

 

工藤校長は、一番の目標に「自律」を掲げます。自分で判断し行動できる生徒になることが目的です。そして、子どもたちが社会に出てから、通用する人間になることを見据えて、教育をしています。この目的にまったく関係のない、過去の学校慣習などは廃止していきました。300以上の改革を行ったそうです。

 

明確な1つの目標があれば、それを達成させる手段は、生徒それぞれにある。そこを権限委譲することで、生徒のモチベーションが上がると考えるのが工藤校長です。「これは、校則で決まっているからダメだ!」と理由のない、あら捜しなど、子どもが社会で活躍することと関係のない、今までの学校の過去の継続事項を指摘します。

 

私は、民間企業で働いていましたので、工藤校長の考え方は、いわば、当たり前の考え方です。しかし、私が驚いたのは、工藤校長は民間出身の校長ではなく、ずっと、教育畑にいた人です。しかし、彼は、自分の判断で「これはおかしいぞ?」を次々と改革していったのです。そして、今では、民間企業の人事担当者が、工藤校長の改革を自分の会社に活かそうと、見学が絶えないそうです。

 

「自分で考えて自分で答えが出せる大人になる」これは、保育園ホワイトきゃんばすでの考え方です。まだ、小学校へ入学する前の園児たちの大人になった時の姿を見ています。異年齢保育も、子どもたちが社会に出ると同じ年齢や学年の組織やチームなどないので、タテの関係はその予行練習でもあるのです。

 

こうして、日本の学校は、子どもたちが社会に出てからのことを考える教育に変わっていくことでしょう。麹町中学校の取組みは、全国に広がっています。

2019年

10月

01日

奇跡の夢ノート

ホワイトきゃんばすの卒園児で、今は小学校1年生の女の子が、「テレビ埼玉」というローカル局ですが登場します。テレビ局が彼女の小学校を訪れ、「将来の夢は?」と子どもたちに投げかけます。

 

彼女は、保育園の頃から、「大きくなったらデザイナーになるんだ。そして、かわいい服をたくさんデザインして、おしゃれで多くの人を幸せにしたい」と言っていました。その夢が、テレビ局の目にヒットしたのです。近日中に放映されるので楽しみです。

 

私たち大人は、子どもたちに「夢を持ちましょう」と言っておきながら、子どもが夢を語ると「あなたには無理だよ」「できっこない」などの否定的な言葉を投げかけることがあります。矛盾していますね。

 

何かをしようとするときに、子どもは一人でも応援してくれる人がいることが大きな力につながります。

 

「奇跡の夢ノート」という本を知っていますか。これは、北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本代表であった石黒由美子さんの自伝です。

 

石黒さんは、小学校2年生の時に交通事故で顔面だけで540針、口の中を260針縫うという瀕死の重傷を負います。一命だけは取りとめたものの、それまでの記憶を一切なくしてしまいます。

 

縫合のあとも生々しく、ついたあだ名が「フランケン」・・・顔の筋肉が思うように動かず、口は開きっぱなしでヨダレがたれてきます。三半規管も損なわれてまっすぐに立てません。右目は24時間見開いたままで瞬きもできず・・・

 

入院中、由美子さんは「夢はシンクロの選手になってオリンピック出場」と打ち明けます。そこから、本気で娘の夢を信じる母との壮絶な毎日が始まります。そして、ついにその夢が現実となるのです。

 

私たち大人のすることは、とても簡単です。子どもの夢を応援するだけです。何のリスクも困難もありません。

 

どうですか・・・自分の事は、ネガティブに捉えようが・・・子どもに対しては、ずっと夢を信じる親であり、大人であるよう、今からでも、変わってみませんか。

2019年

9月

30日

教員は閉鎖的?!

今日は、消費税アップの前日ということで、食品レジは大行列です。事前の買いだめと思われますが・・・ちょっと待った!です。ややこしくて、個人的には「全部10%でいいんじゃない」と思いますが、軽減税率でほとんどの食料品は8%のままなのに、なぜ?

 

2%のために、買いだめをして悪くしてしまったり、余計なものまで購入してしまったりすることを考えると、今日も明日も普通に買い物をすればいいのに・・・と、こんな時は、少し冷めてしまうおやじ園長です。(笑)

 

私が小学生の時に、素敵な音楽の先生がいました。もちろん女性です。かわいいとか美人とか、見た目ではなくて、サバサバした性格で「私ね~○○先生嫌いだから・・・」なんて、平気で私に言ってしまうような、教師らしくない先生でした。

 

そんな、先生が結婚した相手は、ごく普通の先生でした。「えっ?ふつうじゃん」と思ったものです。

 

日本には、約167万人の教員がいるそうです。全国民に対する割合は1.3%で、およそ77人に1人の計算です。教育大国と言われる日本は、教員が多い国の1つと言えます。

 

ところが、「教員の知り合いはいるか」と国民に尋ねてみると、7割近くが「いない」と答えています。国民の就学率が高い日本で教員の相対数が少ないとは考えにくいですね。

 

では?仮説を立てると、教員の生活世界が狭いということかもしれません。教員の方が聞いたら怒るかもしれませんが、多忙でプライベートの人間関係が広がりにくい・・・教員集団の同質性や閉鎖性が強いなどの理由が考えられます。

 

日本の教員は民間企業出身者比率が低く、同業婚の率も高いのは事実です。新卒の教員も教員養成学部出身者の比率が高まっているようで、「異色の経歴の・・・」という多様性が減っています。

 

う~ん・・・ここまで、かなり教員のマイナス傾向ばかり書いてきましたが、私のまわりには、イエナプランの勉強会で知り合った素敵な先生ばかりです。先日、保育園の見学に来たママは、小学校の教員です。旦那さんも教員だということですが、話をしていると、会話のキャッチボールが楽しく進みました。

 

社会に子どもを送り出す教員は、社会との豊かな関係を結んでいかなければ、子どもたちに「よのなか」のことを教えることはできません。

 

ちゃんと勉強を教える、いわゆる「ちゃんとした先生」と、私のように「社会に出たらこんなことじゃ通用しないよ・・・」を言い続ける「よのなかの先生」が、バランスよく学校組織の中で機能するのが、私が考える理想です。

 

土曜日の大宮西小学校での運動会、徒競走では、事前に子どもたちのタイムを計り、タイムの近い児童同士で走るメンバーを決めます。大差がつかないようにという配慮だそうです。

 

社会に出れば、全てが接戦とは限りません。大勝する時も大敗する時もたくさんあります。その中で、めげずに、あきらめないで、勝った時は、おごらずに生きていく力が求められます。色々な考えがあるでしょうが、私は、そんな配慮は、長い目で見ると不要と思っています。

 

ところで、ホワイトきゃんばすの卒園児、俊足の小1女子は、前日「1位にならないとぶっ飛ばす!」と園長から根性論で喝を入れられ・・・当然、タイムがトップクラスのメンバーの中で走ります。それでも「普通に走った」と言って、余裕の1位でした。あっぱれ!です。(笑)

2019年

9月

29日

子どものパワーで元気になるお年寄り

少し悲しい話ですが、「あなたのこれからの生きがいは何ですか?」という質問に「死ぬのを待つだけです。もうすぐにそうなるわ」と答えるお年寄りがいます。人生100年時代と言われながら、現実には、どれだけの人が「元気で長生き」できているか、これからの高齢化社会に向かう、日本の課題です。

 

先日のテレビ番組で、イギリスの老人ホームの中に保育園を作り、80歳を超える高齢者と子どもたちが一緒に過ごすという内容がありました。

 

子どもの力で、高齢者が元気になることは、誰もが経験値でわかっています。今月も、ホワイトきゃんばすの子どもたちが、あずみ苑を訪問し、おじいちゃんおばあちゃんたちとの交流の時間を持ちました。そこでのシーンです。

 

子どもがカードを引きます。そこには、動物の名前が書いてあって、子どもは、ジェスチャーでその動物の物まねをするジェスチャーゲームをしたのですが、「はいはいはい」とまるで保育園の園児のように、手を挙げるおばあちゃんの姿がありました。

 

童心に帰って・・・とはよく言われますが、80歳超えのおばあちゃんが、4歳になっています。

 

この番組では、高齢者と幼児とのふれあいで、科学的に高齢者の変化をとらえます。不思議なことに、筋力のアップや脳の活性化など、数字上も大きな変化が見られたのです。年に3回のあずみ苑訪問で、ホワイトきゃんばすの子どもたちの力で、科学的におじいちゃんおばあちゃんが元気になっているようです。

 

そう言えば・・・おやじ園長も久々に会う人から「若くなったんじゃないの?」とよく言われます。私自身が、子どもたちからのパワーを実感しています。(笑)

2019年

9月

28日

ピラミッドに涙・・・

ワールドカップの開催時点では、世界ランキング1位の・・・日本が過去9回一度も勝ったことがない、しかも接戦もなかったアイルランドに勝った!と日本中だけでなく世界中が大騒ぎです。

 

保育園が終わって、日本勝利の速報が入ると、家に帰ってじっくりと試合を見ました。日本が勝つとわかっているのに、手に汗を握る素晴らしい試合でした。タックルを伴うハードな試合を80分持続させることは、信じられないですが、明らかに体格で劣る日本チームは、猛練習でのスタミナという武器で勝ったのです。あと2戦・・・何とか悲願の決勝トーナメン進出へ「ガンバレ!」ですね。まるで、保育園の子どもたちにエールを送るようです。(笑)

 

さて、今日は先週に続いて、卒園児が通う「大宮西小学校」の運動会へ子どもたちと一緒に応援に行きました。小学校4年生から1年生まで4人の卒園児が通っています。4年生の女の子は、保育園の夏まつりで「カフェをやりたい」と画期的な提案をし、メニューなども考えた女の子です。今日の運動会では、「応援団」のメンバーに立候補して、たくましい姿を見せてくれました。

 

そして、1年生女の子は、ずば抜けて俊足です。昨年の保育園の運動会で、ライバルと感動の走りを見せてくれました。今日の徒競走では、園長の「絶対に1番になるんだぞ!負けたらぶっ飛ばす!」の昭和時代の精神論に見事に答えてくれました。ぶっちぎりの1番です。金のシールが左肩に貼られていました。まぶしかったですね。

 

卒園児たちの活躍に、今日は10名の応援団が「やった!やった!」と大喜びです。その姿を見ているだけで、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

大宮西小学校の「ウエストブラス」というマーチングバンドは、昨年の全国大会で金賞を受賞した、全国大会の常連校です。私も楽しみにしていましたが、子どもたちも「凄い!」の一言です。演奏も素晴らしいのですが、フラッグを掲げて行進する姿が凛々しくて・・・大感動です。年長女子の姉は、昨年の全国大会のメンバーでした。「お姉ちゃんがやってたんだよ!」と大興奮です。

 

最後の種目は、6年生の組体操です。今は、「組体操」というタイトルではなく、大宮西小学校では「HISTORY~成長と感謝~」という演目でした。

 

演目のクライマックスは、禁断のピラミッドです。禁断と言ったのは、全国の小中学校の運動会で、「危険度が高い」という理由で、次々とピラミッドが行われなくなりました。

 

子どもたちが、横一直線になって、ピラミッドを完成させました。言葉にならない感動です。小学3年の卒園児が「園長先生・・・なんだか、まわりのお母さんたちが、みんな泣いているよ・・」と言ってきました。「そうだね・・・園長先生も涙が出るほど感動しているよ」と答えます。

 

禁断のピラミッドに挑戦させた先生たちの勇気にエールを送ります。当然、児童のケガが無いように、安全対策をしっかりと行った練習をしたことでしょう。組体操に出陣する子どもたちに向かって、6年の担任が「よし!これが最後だ!今まで頑張って練習したことをすべてぶつけて来い!」と言葉をかけていました。

 

運動会で得られるものは、もちろんたくさんあるのでしょうが、子どもたちの笑顔が一番ですね。「運動が苦手な子は笑顔じゃないでしょ?」というヤボな質問に答えます。

 

「お弁当タイムは、みんな笑顔です・・・」これも、運動会の大切な思い出ですね。(笑)

2019年

9月

27日

高校生と小学生とのふれあい体験

今日は、来年度の令和2年4月からの新入園児の申し込みがありました。まだ9月ですが、今年は、5月くらいから来年度入園の保護者が見学に来ていました。

 

ホワイトきゃんばすのスタンスは、「いい保育園は、口コミなど他人が決める事ではありません。保護者の考えや希望が合うかどうかですので、あなたにとってのいい保育園を色々なところを見学して決めるのがいいですよ」です。

 

開園当初は、必死にホワイトきゃんばすのアピールをして「是非、うちにどうぞ」でした。元営業マン園長の営業トークが花開きます。(笑)しかし、今は、保護者が望む保育園像を伺いながら、ホワイトきゃんばすの核となる考え方を説明し、屋上の環境を見てもらっています。

 

今回入園を決めた保護者は、異年齢保育と屋上の環境に我が子を入園させる決心をしたそうです。うれしいですね。

 

さて、本日は、埼玉県秩父市にある県立秩父農工科学高校の話です。この学校の歴史は古く、明治33年に創立され、現在は農業、工業、家庭の3部7学科を有する総合専門高校です。

 

この高校では、2010年から「小学生とのふれあい体験」を行っているそうです。高校生と小学生ですから、かなり年齢が離れています。今では、例年100人を超える児童や保護者が参加するほどの人気ぶりだそうです。

 

では、何をするかというと、8講座が開かれ、「電気でアイスクリーム・パンをつくろう」などのユニークな講座や、実践的な「草花の寄せ植え」講座もあるそうです。

 

ねらいは、小学生やその保護者に学習内容を知ってもらうことで、地元の高校としての魅力を伝えることにあります。高校生も年の離れた小学生に教えるために、自身の理解を深める大切さを実感する場にもなっています。

 

異年齢保育のホワイトきゃんばすでは、0歳児から5歳児までの6学年のかかわりだけでなく、卒園児の小学生が加わることで、現在一番年上が4年生ですので、最大10学年の年齢差のかかわりが生まれます。

 

子どもたちがやがて大人になって、社会に出れば、10歳の年齢差など日常茶飯事です。このタテの関係の重要性を知っているからこそ、秩父農工科学高校が行っている取組みが、どれだけ大切なことかが見えてきます。

 

見学の保護者によく言うことです。「大人の社会で、同じ年齢や同じ学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、決して特別な環境ではないんですよ・・・」と。

2019年

9月

26日

未来人の発想で町づくり

今日も西文ひろばで寺子屋園児は運動会の練習を行いました。他の保育園の園児も練習をしています。「YMCA」「パプリカ」などのダンスが始まると、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、勝手に真似をして盛り上がり、「イエーイ!」と拍手をします。この陽気なノリの良さが、我が保育園の強みです。(笑)

 

逆に、組体操を見てもらったのですが、相手の保育園は、静かに見ているのです。職員が「すごーい!」と声を出す以外は、子どもたちは黙って見ています。

 

やっぱり、子どもは元気でないと・・・ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ながら、うれしい気持ちになりました。

 

さて、最近では、全国の様々な自治体で、未来人になりきって将来を考える「フューチャー・デザイン(FD)」という手法が、長期計画策定などで広がっているそうです。

 

人口3万人弱の岩手県矢巾町(やはばちょう)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台となったともいわれる南昌山がシンボルの町です。ここでも、長期総合計画で、フューチャー・デザインが導入されました。

 

公募で集まった住民28人で、まずは「2060年の矢巾町はどんな町か?」を未来人として考えたそうです。「タイムスリップします」と町の職員から促され、「2059年以前のことは過去形で話す」というルールで、議論が進んだそうです。

 

8月の意見集約では「教育施設を核とした環境を重視する町」「最先端テクノロジーと観光の町」などの理想が示されたそうです。

 

失礼ですが、40年先のことなのに、あまり面白くないですね・・・でも、具体的な事を考えるのは、かなり難しいです。

 

フューチャー・デザインという考えは、北米先住民イロコイの教えを参考にして、数年前に提唱されたそうです。イロコイの憲法にあたる「偉大な結束法」は「現世代ばかりでなく、まだ生まれていない将来世代を念頭におき、彼らの幸福を熟慮せよ」と記されています。重要な意思決定は、7世代先の子孫になりきって考えるというのです。

 

何だか遥か先のことを考えるのは、ワクワクしますね。目先のことに・・・自分たちのことばかりに追われる私たち現代人にとって、フューチャー・デザインは、自分がすでに存在しない次世代以降のことを考えることです。

 

もちろん、預言者でもないし、画期的な発想だって持ち合わせていない私のような凡人には、平凡な未来しか描けませんが、フューチャー・デザインすることは・・・未来の子どもたちのために、大切なことですね。

2019年

9月

25日

小学校での動物飼育

卒園児が通う小学校では、飼育小屋でウサギやニワトリを飼育しているところが多いです。たいがい「いきものがかり」なる飼育委員会のメンバーが世話をしています。中には、地域を巻き込んで大がかりなホタルの飼育をしている小学校もあります。

 

しかし、最近では小学校で飼育されている動物の種類に変化が起きているそうです。ニワトリやウサギなどの鳥・哺乳類の割合が減る一方、メダカなどの魚類の飼育が増えていることが、研究者の調査でわかったそうです。

 

全国の小学校2062校への聞き取り調査をし、2003年と2012年のデータを比較すると、動物を飼育している小学校の割合は、「飼育していない」学校が、6.6%から14.2%に増えました。

 

「鳥・哺乳類を飼育」は、86.4%から49.1%に減り、「魚・両生類・昆虫のみを飼育」は、13.6%から50.9%と大幅に増えています。メダカなどの魚類やザリガニなどの飼育が増えたそうです。

 

鳥インフルエンザ流行の影響で、鳥類の飼育が著しく低下したしたことや、長期休暇中の世話が大変、病気やケガの処理が困難などの理由が大きな要因のようです。

 

ホワイトきゃんばすでは、池での生き物、カブトムシ小屋、カメのおうち、金魚のおうちなど、屋上での生き物の世話は、子どもたちの日常生活になっています。夏まつりの売上で購入した水槽での淡水魚飼育も、子どもたちの観察意欲が継続しています。

 

一番大好きなことは「もぐもぐタイム」と呼んでいるエサやりの時間です。冷凍の赤虫にあつまる魚たちの姿は、それは凄まじく、「いきること」を感じているようです。もちろん、赤虫は「ユスリカ」という蚊の幼虫であることも、子どもたちの知識としてインプットされました。(笑)

 

本来、小学校で生き物を飼育する目的は、生き物にふれあうことで、人の気持ちや欲求に気付いたり気遣ったりすることを経験的に学べることです。私の小学校時代、昭和の小学校は、担任の先生の裁量で、教室内に様々な生き物がいました。金魚に、メダカに、カメ・・・何が良かったかは、子どもの頃にはよくわからなかったですが、今になってみると、死んでしまった金魚を目の当たりにして、きちんと世話をしないと!といった経験の積み重ねで、人も動物も関係なく「いきること」を学んでいたのかもしれません。

 

そうだ・・・保育園の水槽でのもう一つの効果は、想定通りの「癒し効果」です。1歳女の子が水槽の前でじっと魚を見ています。怒りっぽい子には決してならないと確信しています。(笑)

2019年

9月

24日

今いけてる子はフェミニスト

今日の寺子屋は、運動会のポスターにする絵を描きました。練習が本格的になってきたので、子どもたちの運動会のイメージも膨らんでいます。

 

組体操の絵は、二人組三人組と、なかなかリアルに描かれています。紅白対抗リレーは、空の上からグランドを見ているようなダイナミックな絵が特徴です。サーキットレースでは、タイヤを転がす姿が上手に表現されていました。

 

子どもたちの傑作の中から10枚を選び、運動会のポスターとして、西文ひろばや保育園の壁面に掲示します。子どもたちの運動会への思いが、大きくなっていきます。

 

さて、ここ数年、「フェミニスト」を名乗る若い女性が増えているそうです。フェミニズムが「クール」なものとしてポジティブに捉えられているのです。

 

フェミニズムの定義はいろいろあるのでしょうが、シンプルに「性差別のない社会を実現するための考え方や活動」とします。一昔前は、フェミニズムの主張に賛同する時に、「この主張には賛成するけど、私はフェミニストではない・・・フェミニストと思われるのは嫌だ」と考える人がありました。

 

あの「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるイギリスの俳優、エマ・ワトソンさんは、国連本部の壇上に立ち、自分はフェミニストであることを語りました。この発言を機に、日本でもファッション雑誌でフェミニズム特集が組まれるようになりました。

 

そして、昨年8月に、東京医科大学の女子に対する不正入試が発覚すると、日本の女性差別がここまで根深く、学問という一番平等でなければならない場所で行われていたことが、大きな問題になりました。

 

今日は、フェミニズムの定義を議論するのではありませんが・・・(笑)

 

保育園のお客様のメインは、働くママです。そして、お客様であるママと話すことは、日常茶飯事です。私は、「自分はフェミニストだ!」なんて言ったこともありませんが、たぶん、他の男性と比べると「女性とか男性とか・・・そんなの関係ない」という考えが強いかもしれません。

 

「今いけてる子はフェミニスト」という記事に、思わず目がとまってしまった私ですが、「性の平等なんて当たり前よ・・・そんな、熱く議論するのはもう過去の話よ」なんて、クールに捉えることができる女性が、「いけてる子」なのかもしれませんね。う~ん・・難しいですね。

2019年

9月

23日

運動会からスポーツデーへ

保育園に水槽が設置されてから、長い時間魚やエビを見ている園児が増えました。特に「モグモグタイム」で冷凍アカムシを水槽に入れると、魚たちがパクパク食べ始めます。子どもたちの楽しみの時間になりました。

 

川魚中心の水槽なので、カラーの魚はいません。しかし、水槽の中に、園児が沖縄の海で採集した貝殻を散りばめました。淡水魚の水槽に海の貝殻はミスマッチですが、なかなか見ごたえがあります。(笑)

 

これを機に、生き物を飼う習慣を子どもたちと楽しもうと、屋上に「金魚のおうち」と「ミドリガメの保育園」を作りました。大きいタライに、水草のホテイ草を浮かべて、金魚や小魚が泳いでいます。

 

ミドリガメの保育園は、赤ちゃんカメと子ガメ(人間の年齢にすると小学生になる前)が、仲良く暮らしています。屋上の池には、ニホンイシガメ、クサガメはじめ、様々な生き物が暮らしているのですが、池の水底までは観察できません。タライの生き物を飼育しながら、生き物を飼うことを子どもたちは経験します。

 

さて、保育園では、運動会の練習が本格的にスタートしました。しかし、運動会は、職員や園児に練習や準備などで大きな負担がかかります。「保護者が喜ぶから・・・」という理由で運動会を行っている保育園や幼稚園が、親子で楽しむ「スポーツデー」に転換しているそうです。

 

練習をあまりしないでもいいように、親子競技が中心となっているそうです。これも1つの運動会の在り方かもしれませんね。たいがいは、園庭で練習をし、本番は小学校などの校庭を借りて行うので、子どもたちは、ぶっつけ本番で、楽しむ余裕もないかもしれません。これが、親子競技中心となれば、保護者も満足ということです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会の一番の目標は「子どもたちの心と体の成長」です。もちろん、そんな子どもたちの姿を保護者に見ていただきたいと思っています。

 

徒競走やリレーは、勝った負けたで、連日涙の練習となります。子どもたちの「非認知能力」が、凄まじい勢いで育っていきます。

 

先生たちも、事前準備が大変ですが、それ以上の「子どもたちの笑顔・泣き顔・・成長」というリターンがあるので、運動会をスポーツデーにはしません。

 

さぁ~連休が終わり、明日から、また子どもたちの笑顔と涙の練習です。(笑)

2019年

9月

22日

高所平気症の子ども

私たち大人の中には、いわゆる「高所恐怖症」で、高い所が苦手な人がいます。東京スカイツリーも東京タワーも、あまり好きではありませんね。(笑)

 

ところが、最近は、高い所にまったく恐怖を感じない「高所平気症」の子どもが増えているそうです。

 

ご安心ください・・・すべての子どもがそうなっているのではなく、東京23区内の大都会エリアに住む子どもたちの話です。さいたま市の子どもたちは、どうやら大丈夫のようです。

 

東京都港区に高さ330メートルの超高層ビルが建設されることになり、54階以上の高層階には一般住宅も入るそうです。どうですか・・・「うちのマンションは60階だよ。東京の夜景がバッチリなんだよ!」と自慢できそうですね。でも、私なら3日で飽きてしまいますが・・・(笑)

 

実は、東京都の湾岸エリアでは、マンションの11階以上に住む乳幼児の率が、1割を超えるそうです。特に中央区では、3人に1人が高層階に住んでいます。もんじゃ焼きで有名な月島も、もんじゃ通りから空を見上げると、隅田川沿いに高層マンションが空に向かって伸びています。

 

実は、高さの感覚が育っていない乳幼児の場合、「高所平気症」が懸念されるそうです。高所から下を見下ろしても恐怖を感じないことで、高層階のベランダから身を乗り出して転落する事故が相次いでいます。

 

高さへの恐怖がないと、学校の校舎や校庭の遊具からの転落事故が起きやすいのです。高さの感覚は、幼少期にある程度固まってしまうそうです。

 

幼児期には、ジャングルジムやすべり台等に上らせ、高さへの警戒心を植え付けることが必要になります。そう言えば、保育園の階段ロッカーも「高所平気症」を防ぐ、大切な子どもたちの遊びなのです。(笑)

2019年

9月

21日

卒園児の運動会

アジアで初めて開催となる、ラグビーワールドカップがスタートしましたね。昨日の日本対ロシア戦をかぶりつくように、興奮してテレビを見ていた人が多かったと思います。私もその一人ですが、肉体的に優れたチームが必ずしも勝利するわけではなく、「頭」を使わないと勝てないと強く感じました。

 

その時は、わからなかったのですが、3年前に亡くなった仕事仲間が、大のラグビーファンで、息子を連れて、学生も社会人の試合も観戦に行っていました。「凄いんだぞ~タックルでぶつかる音が聞こえるんだよ・・・」と、熱く語っていたものです。

 

しばらくの間・・・世界のラグビーを楽しみたいと思っています。

 

さて、今日は、小学4年生から1年生まで8人の卒園児が通う、さいたま市立宮前小学校の運動会へ行ってきました。本日登園した、年長園児と小学生6人を連れて応援です。

 

土曜日や夏休みに後輩たちの面倒を本当によく見てくれる小学3年の女の子・・・障害物競走出場前に「○○がんばれ!」と6人の大応援団が声を合わせます。まわりの観客が一斉に振り返ります。女の子は、同じクラスの子からも「すごい応援団だね~」なんて言われて、照れていましたが、心から嬉しい顔をしていました。

 

保育園の後輩たちが、こうして応援に駆け付けることなど普通はないので、卒園児の面々は、冷やかされながらも「どうだい・・・いいだろう~」という気持ちの「ドヤ顔」です。(笑)

 

年長園児にとっては、4月から小学生になるので、小学校の運動会をしっかりと見せるのが目的でもあります。

 

つい3月まで一緒だった1年生の先輩が「パプリカ」を踊れば、一緒に踊り・・・3年生の「エイサー」は、今までは高学年の種目だったそうですが、「君たちならできる!」と3年の担任の先生たちが高いハードルを課したそうです。見事に決まりました。

 

4年生の綱引きは、小学生の力強さを感じさせてくれました。

 

5年生の「ソーラン節」は、保育園の子どもたちも踊ったことがあります。今日は、その迫力ときちんと揃ったパフォーマンスに目がテンです。

 

最終種目は、6年生の組体操です。保育園でも運動会の練習で、同じ演技がいくつかありました。「V字バランス」に「ブリッジ」「扇」「ピラミッド」など、小学生最高学年の完成度の高さにじっと見入っています。

 

いつも遊んでくれる小学生の先輩たちを大きな声で応援した子どもたち・・・ホワイトきゃんばすのタテの絆に、私もうれしい気持ちでいっぱいになりました。

 

来週、再来週も卒園児の運動会があります。もちろん、大応援団を派遣します。(笑)

2019年

9月

20日

カスタマーハラスメント

水槽で飼育していた「おたまじゃくし」が、カエルになりました。まだ、少ししっぽが残っているのですが、飼育ケースに石で陸地をつくると、ピョンと石の上に座っています。何とも愛らしい姿です。

 

夕方には、子どもたちと屋上の池に逃がしました。カエルになると、食べ物が虫などの生餌に変わります。自然の環境で、自分の力で生きるのです。

 

さて、企業にとっては、お客様の声を経営やサービス、商品開発に活かす動きが当たり前になった昨今ですが、同時に、従業員が客などから嫌がらせをうける「カスタマー(顧客)ハラスメント(カスハラ)」が問題になっています。

 

顧客重視という企業の姿勢に乗じた暴言や悪質なクレームが従業員を疲弊させ、退職に追い込むことすらあるようです。「過大な物品の要求」「恐喝や暴力」「長時間、多頻度にわたり業務を妨害する」などの行為が、カスハラにあたります。

 

「責任者出してよ。誠意ある回答は何分後に出せるの?」と詰め寄る客には「相手のペースに巻き込まれず、ワンクッション置いて回答を」とクレーム対応コンサルタントは助言します。最近は、ネットで情報が簡単に手に入るようになり、クレームが複雑化しているのが実態だそうです。

 

私が働いていた菓子業界では、品質管理と顧客対応の向上を図るメーカーの業界団体「日本菓子BB協会」があり、悪質なカスハラにあたる顧客は、ブラックリストとして情報共有されています。私の同期が、お客様サービスセンター長をしているので、様々な話を聞きます。彼の対応は、お客様を常に大切にしますが、悪質な顧客には、毅然とした態度を取ります。

 

最近では、お客様からの問い合わせについて、「この電話の内容は、商品の品質向上のために録音させていただきます」という企業が多くなりましたね。ここでの、恐喝に近い発言は、カスハラの十分な証拠となるからです。

 

保育園には、接客などお客様相手の仕事をしている保護者がたくさんいます。おやじ園長は、営業マンとしてクレーム対応を何度も経験しましたので、カスハラ対策・・・どうぞ、相談してください!(笑)

2019年

9月

19日

「見守り」が「監視」に!?

今日は、年長年中園児を連れて、「あずみ苑」という高齢者福祉施設を訪問しました。年3回の恒例行事ですが、子どもたちにとっては、お楽しみの行事の一つになっています。自分たちの歌とダンスに、おじいちゃんおばあちゃん が喜んでくれることや、インタビューをされることが楽しみのようです。

 

今回は、カラオケで「ドレミのうた」などを歌ったので、マイク争奪戦となっていました。(笑) 

 

さて、子どもを公園に連れて行った時に「ブランコをこいでいるそばは危ないから気をつけて」と大事な注意だけをして、そっと見ているのは「見守り」です。

 

それに対して、「危ない!そっちいっちゃダメ!」「ママから離れてはダメよ」など、子どもの行動に過剰に口出しすると、「監視」になってしまいますね。

 

では、「見守り」ではなく、「監視」になってしまう理由は何でしょうか。それは、子どもへの信頼があるかないかだと言われてます。

 

見守るとは、「見て・守る」ことです。まずは、子どもの今日の姿を見ましょう。子どものできることは日々変わっていきます。それに合わせて、親の距離感も変える必要があるのです。

 

保育園でも、階段ロッカーを上がって、窓から外を見るのが、子どもたちの大好きな行為ですが、まだ小さい子は、上れるけど降りることができないことが多く、落下しないように、職員が手を貸します。しかし、いつの間にか、子どもの成長と共に、その必要はなくなります。

 

子どもの成長を見ながら、職員の「見守る」という距離感も変わっていくのです。

 

では、この距離感をどうやって決めるか・・・ですね。

 

コツは「今できていること」を見ることです。子どもたちへの信頼につながる「○○君は、△△ができる」などの材料を意識して集めるようになれば、「監視」モードがぐっとダウンしていきます。すると、「監視」されていない子どもは、自分の基準で「いい」と思うことに取り組むのです。

 

過剰な手出しや口出しをしない、親の「見守る力」が、子どもの挑戦を後押しし、自主性を引き出す役割を果たすのです。

 

どうですか?私たち大人は、もう一度、子どもを「見守る」距離を考えないといけないようです。

2019年

9月

18日

EQ育て

今日も運動会の練習の最後は「紅白対抗リレー」です。5歳女の子が、「負けるから走らない!」と泣き始めました。一緒に走る男の子になかなか勝てないからです。「走ってもいないのに負けるって決めちゃうのかい?」と先生が声をかけると、他の園児も「○○ちゃん・・・がんばろうよ!大丈夫だから走ろう~」と励まします。

 

他の園児の励ましに、女の子は涙を拭いて立ち上がりました。毎日、ドラマが生まれる運動会の練習です。(笑)

 

さて、2020年から全面実施となる、小学校の学習指導要領で重要視されているのが「非認知能力」です。その中でも、EQ(こころの知能指数)は、幼児期にその土台が作られると言われています。

 

今日は、そんなEQ育ての話です。「こころの知能指数」と呼ばれるEQは、自分の感情をコントロールしたり、物事をうまく処理したりする能力のことです。

 

例えば、新しいことをする時に、EQの高い子は「自分ならやれる!」と自信を持って挑戦し、最後までやり抜くことができます。また、周囲と協力し合ったり前向きに物事を捉えたりしながら生きていく力も持っています。

 

EQを高める手っ取り早い方法は、親自身が感情をうまく処理し、プラス思考の言葉掛けをすれば、その姿を見て子どもは自分の感情をコントロールすることを覚えるのです。

 

どうですか・・・あなたが子どもを持つ親であるならば、自信はありますか?

 

EQが高い親に育てられた子どもは、感情を上手く処理できるという研究結果もあるそうです。親自身が困難にあった時も、自分自身と向き合い前向きに対応していれば、自然と子どものEQは高まっていくのです。

 

EQ育ては、親自身の生き方によって左右されるということです。さぁ~今のままの自分でいいものか・・・考える時ですね。

2019年

9月

17日

きょうだいげんかの仲裁

連休明けの保育園は、「○○に行った!」の報告ラッシュです。さいたまスーパーアリーナで開催されているディズニーオンアイスに2家族・埼玉が誇る観光地「長瀞」に2家族、キャンプに行ったが2家族・・・その他たくさんの思い出を引っ提げて、子どもたちの保育園がスタートです。

 

さて、ホワイトきゃんばすには、現在6組の「きょうだい」が在園しています。保育園でのきょうだいげんかは、実は、ほとんどなく、助け合うきょうだい愛が中心です。しかし、おうちでは、こうはいかないようです。

 

そこで、きょうは、きょうだいげんかの仲裁方法について、ママたちの声を拾ってみました。

 

以前、「きょうだいげんかはスポーツ」という言葉を見つけ、それ以来、よほど一方的な攻撃や、ケガをしそうなことがなければ、見守ります。意外に罵り合った後には、ケロッと仲良く遊んでいます。

 

姉に我慢してもらった時は、「さっきはありがとうね。妹はまだわからないから困るよね」と慰めて、姉の気持ちを優越感に変えられるようにします。

 

「お母さん優しい子が好きだな~」というと、どちらからとなく仲直りします。

 

ひどい時は間に入って、お菓子をちらつかせる方法が、一番手っ取り早いです。(笑)

 

きりがないときは風船を二人のところに投げて、そのままみんなで風船バレーに切り替えます。

 

「ママ~○○を叱って!と訴えてくるので「こら!▲▲!」とわざと言いつけてきたほうを叱ってみて笑う。そしたら、「も~違うって!」と笑いに変換できます。

 

こんなやり方じゃ、うちのきょうだいを止められないわ!と思うママもいるでしょうが、年齢や男女の違い、そして、一番肝心な子どもの性格がそれぞれ違うので、もちろん、ベストアンサーはありません。

 

「きょうだい二人で解決できるようにするには・・・」これが、親が考える一番のセオリーですね。

2019年

9月

16日

元気にやりがいを感じて働く

今日は敬老の日ですね。高齢化社会へと進む日本では、当然高齢者の就業率が高くなっています。

 

2018年の各年齢層の人口に占める就業者の割合は、65~69歳で46.6%・70~74歳で30.2%・75歳以上で9.8%です。すでに、高齢者でもしっかりと働いているのが現実です。

 

年金の支給年齢の延長も、定年延長につながっていることも事実ですが、今日は敬老の日ですので、元気に働く高齢者の話をします。

 

化粧品大手ポーラでは、販売員のうち70歳以上の高齢者が19.2%だそうです。高齢者の顧客も多く、会社がベテラン販売員を重視していることが大きいようです。ベテランになれば、多くの顧客を抱えています。お客様を大事にする会社の思惑と、「仕事は生きがい。今後も続けていきたい」と84歳の販売員は語ります。

 

ガストやバーミヤンなどを運営する外食大手、すかいらーくホールディングスは、今年1月、パート、アルバイトの定年を70歳から75歳に延長しました。人出不足もありますが、接客が楽しくて、若い頃から長く働く従業員が多いそうです。

 

現在、再雇用契約も含め、定年65歳が企業に義務付けられていますが、年齢制限を撤廃する企業が増えているそうです。人出不足を背景に、企業は定年延長や撤廃で人材確保という側面はありますが、「体力と気力が続く限り、仕事を続けたい」という高齢者が増えているのも事実です。

 

女性のようにコミュニケーション能力が高くない男性は、定年退職後、特に会社の人間関係しか持たない場合、一気に「何をしていいのかわからない!?」となり、老け込みます。

 

年をとっても、元気に楽しい人生を送るには、働くこと・・・趣味を楽しむこと・・・仲間との時間をたくさん持つこと・・・とにかく、自分自身で明るく楽しい老後を作っていきたいですね。

 

高齢化社会で、仕方なく定年延長・・・仕方なく働き続ける・・・・ではなくて、「元気にやりがいを感じて働く」環境を自分で作っていきたいものです。

2019年

9月

15日

売らない店

昨日、保育園の教室内をハロウィーン装飾にしたのですが、魔女の帽子やマントなどの衣装を出すと、子どもたちのファッションショーが始まりました。大きい園児が、1歳児に衣装を着せて「かわい~い!」と勝手に盛り上がっています。(笑)

 

休み明けには、壁面に子どもたちが描いた「ジャックオランターン」が登場します。楽しみですね。

 

さて、今日は、アパレル業界などで「売らない店」が増えているという話です。店頭では、サンプルの展示や試着に特化し、買いたい人をその場でオンラインストアに誘導する店舗だそうです。

 

店舗側のメリットは、「在庫を持たないので、商品の補充やレジ作業の時間がなくなる。その分、来店客の相談にしっかりと乗ることができる。どの色が人気なのかなど、お客様の生の声を発注に活かしたり、より細かい買い物データを集めることができる」といいます。

 

どうやら、来店客とのコミュニケーションというのがキーワードのようです。ネット販売ではコミュニケーションは生まれません。普通の店舗では、様々な作業にスタッフが追われ、お客様とゆっくりと話ができないことも多いですね。

 

保育園のあるショッピングセンターの同じフロアに、リユースショップがあります。この店は、リサイクル商品の販売はしません。お客様からの商品を買い取る専門店です。この店の前を通ると、いつもお客様が、スーツで身だしなみを整えたスタッフの男性と商談をしています。

 

スタッフに聞くと、売買の話だけでなく、人生相談も含めて一人平均30分以上は時間をかけるそうです。売りに出したい商品のお客様の「想い」を伺っているのでしょう・・・

 

お店スタッフの「買ってちょうだい・・・」のセールストーク攻めでは、お客様が逃げてしまいますが、何気ない会話があると、案外買ってしまうものです。

 

お客様がコミュニケーションを求めて、「売らない店」が増えていくかもしれませんね。

2019年

9月

14日

リーディングスキル教室

ようやく秋らしい気候になってきました。屋上遊びも汗をダラダラと流すことがなくなりました。午後は、運動会を行う西文ひろばへ行きました。小学生と年長園児の混合チームで、紅白対抗リレーを行います。男子チーム対女子チームとなりました。

 

結果は、女子チームの3連勝です。最後のレースは、意地を見せたかった男子チームですが、一人が転倒してしまい追い上げむなしく3連敗です。お遊びの練習なのに、男子チームは、全員が号泣です。しかし、転んでしまった園児を責めることもなく、また転んだ本人も、最後まであきらめないで完走したことをみんなの前で褒めました。

 

毎年、練習にもかかわらず、負けると悔し涙が止まらない子どもたち・・・今年も、涙・涙の練習となりそうです。(笑)

 

さて、東京都板橋区では、「AIと共存していく社会で、人間の強みを発揮するための力の育成」を目指し、教育ビジョンとして「読み解く力」に注力しているそうです。

 

区内の船渡(ふなと)小学校では、この夏休みに5・6年生の希望者を対象に、読解力向上を目的に「リーディング・スキル教室」が行われました。

 

「地球温暖化の影響で、流氷は減ってきています。オホーツク海の流氷は百年前に比べ半減しました・・・」

 

利用した教材は新聞記事だそうです。この文からキーワードを3つ探し、それらを使って本文を要約すること・・・が課題です。小学生には、少し難しいのでは?と思いますが、そのために、予習としてノートへの全文視写を課し、高度な説明文の内容を読み取っていく上での布石としたそうです。

 

さまざまな学力の中で、なぜ読解力なのか・・・それは、子どもの持っている言葉の数が少ないことが原因で、子ども同士のトラブルになることが多く「豊かな言葉の担い手になってほしいという思いがあった」と船渡小学校の校長は語ります。

 

私が中学生の頃に、一つの文章を読んで、「著者は何を訴えているかを述べなさい」という問題が現代国語で出ると、「著者じゃないし・・・人によって、色々な読み方があるのに、正解が一つなんて、納得いかないよ!」とぶつぶつ言っていました。

 

読解力をアップさせることで、一人一人の「読み方の個性」も引き出せたらうれしいですね。「俺はこう思うけど・・・いや、私は、こう訴えていると思うよ」なんていう会話が子どもたちの間で交わされるのがいいですね。

 

私たち大人は、子どもたちに本や新聞を読む習慣をどうしたらつけさせることができるか・・・「子どもと一緒に図書館に通う」など、大人の私たちが考えることですね。

2019年

9月

13日

移行対象

運動会の練習がスタートしています。朝の会では、運動会で踊る「はなかっぱ」ダンスで盛り上がります。「♪パッパッパ~♬」の軽快なリズムは子どもたちのお気に入りで、すでに振り付けを完全に覚えた園児もいます。

 

外遊びの前は、寺子屋園児が行う「組体操」の練習です。こちらは、体操教室で実践する技「飛行機」「V字バランス」「スーパーマン」など、まずは一人技にトライです。これから、2人3人とまだまだ練習は始まったばかりです。

 

さて、今日も女子を中心に、ぬいぐるみや人形を使ってのごっこ遊びのシーンが見られます。保育の専門用語で「移行対象」という言葉があります。

 

女の子が、うさぎのぬいぐるみを手にして遊んでいます。小さな布をぬいぐるみにかけて、お昼寝時間のトントンをするようにやさしくあやしています。そして、女の子が小さな声でつぶやきました。

 

「赤ちゃん、ママ早く帰ってくるからね。大丈夫よ」と。そうです。おそらく、女の子にとっては、ぬいぐるみは自分自身なのです。自分で自分に対して「大丈夫よ」とセルフケアをしているのです。

 

子どもたちは、ごっこ遊びなどを通して、自分で自分をケアする姿をよく見ます。保育園には、大人の目からは「こんなにたくさんのぬいぐるみ・・・少し減らしてもいいかな~」なんて思ってしまうのですが、「移行対象」であることを考えると、子どもたちにとっては、一体一体が大事な宝物なのです。

 

無駄に多い・・・と思う、保育園のおもちゃにぬいぐるみに人形ですが、子どもの安心感を支える大切なツールと考えると、なかなか捨てられないのですね。

 

こうして、どんどんぬいぐるみがたまってしまうのです。(笑)

2019年

9月

12日

観光教育

今日も残暑が厳しかったですが、西文ひろばグランドで、運動会の練習をしました。グランド1周のラインを引いて、紅白対抗リレーもやりました。紅白のチーム分けはこれからですが、最後のリレーで、紅白のアンカーに同時にバトンが渡るように、練習の中で決めていきます。

 

まだ、最初の練習だというのに、大いに盛り上がります。当然、個人のスキルが問われますが、チームのために勝利するということが大切であることを、子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。

 

さて、海外の生徒が、教育の一環で日本の高校を訪れるケースが、増えているそうです。東日本大震災で一時減少しましたが、2017年度には、約4万人に達し、過去最高を記録したそうです。

 

この夏、米国の高校生20人が、大阪府夕陽丘高校を訪れました。「日本文化を体験したい」という要望で、音楽科の生徒40人と、琴や三味線の演奏体験をしたそうです。夕陽丘高校の生徒も、身振り手振りの英語で、弾き方をわかりやすく説明し、三味線が猫の皮でできていることも英語で伝えられたと、大満足の生徒たちだったそうです。

 

同高は、米国や韓国、台湾などの高校生を毎年2、3回受け入れており、「同年代で互いに相手を知りたい気持ちが強い。短時間でも交流ができ、世界に視野を広げることにもなる」と校長は語ります。

 

「違いを知ろう!理解しよう!」を実践するには、異文化を持つ同世代との交流は、教育効果が大きいですね。未来を担う若者には、異文化理解やコミュニケーションの力を持った人材が必要になります。

 

2020東京オリンピック以降、ますます、日本を訪れる外国人が増えていきます。子どもたちが生きた英語や異文化に直接触れ合う機会がどんどん増えることで、より、お互いの違いを理解した上でのコミュニケーション力が問われます。若者への期待は膨らむばかりですね。

2019年

9月

11日

本当の正義

昨日セットをした水槽の生き物が増えました。川や沼で簡単に採集できる「モツゴ(クチボソ)」「スジエビ」に、屋上の池に住んでいる「メダカ」に「カダヤシ」です。あーだこーだ言いながら、子どもたちは、水槽の前から動きません。モグモグタイムで、冷凍赤虫を水槽に投入すると、魚たちが寄ってきて食べる姿が何とも言えません。

 

そして、今日は寺子屋で「ハロウィーンツリー」を完成させました。ハロウィーンツリーは、ホワイトきゃんばすオリジナルです。ツリーにジャックオランターンなどのハロウィーンキャラクターを飾り、写真を貼りました。

 

4月からの子どもたちの写真です。「サマーキャンプ楽しかったね」とか「プールでいっぱい泳いだね」「遠足のワニガメ怖かったね」「どろんこ遊び真っ黒になったね」「ナイトツアーでカブトムシいたね」「夏まつりお店屋さん頑張ったね」と楽しく回想しながら作業をします。今年も、立派なハロウィーンツリーができました。

 

さて、今日は「アンパンマン」の話です。

 

作者の「やなせたかし」さんは、若い頃、戦争を経験する中で「自分が生きる意味は何か」と考え続けたそうです。皆さんがよく知っている「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ」は、アンパンマンのテーマソングです。

 

やなせさんは、飢えていおる人がいれば飛んでいって自分の顔をちぎって助けるアンパンマンに、「正義を行おうとすれば自分も傷つくものだ。そういう捨て身の心なくして正義は行えない。アンパンマンにはそんな強いメッセージを込めた」と語っています。

 

武器を持って相手を傷つけることが正義ではなく、困っている人がいたら手を差し伸べること、人を笑顔にすることが本当の正義だということをやなせさんは、子どもたちに教えてきました。

 

さぁ~あなたとっての「本当の正義」は何ですか。自分で決めることですが、今日はじっくりと考えてみませんか。

2019年

9月

10日

水槽ができました

今日は、真夏の暑さが戻ってきたようで、屋上では、シャワーを浴びながら子どもたちは遊びました。年長男子が、草むらにダッシュで走っていきます。ショウリョウバッタをつかまえるためです。体長10センチ近い大型バッタを虫かごに入れて「えんちょうせんせい・・・みて!」とドヤ顔です。

 

こんな、昔の子どもがするような遊びをする光景は、見ていて癒されます。

 

癒されると言えば・・・保育園の入口に近いテーブルスペースに、水槽を設置しました。夏まつりで、子どもたちが頑張って稼いだお金を使いました。

 

やるからには、本格的な淡水魚水槽をめざします。サイズはワイド60cmで、上部フィルターも、最新のLDEライトも取り付けました。ライトアップすると魚が映えて、ちょっとした水族館の水槽のようです。

 

底砂を敷いて、石や流木をセットし、カルキを抜いた水をバケツで入れていきます。ここら辺の作業は、子どもにはできないので、園長の仕事を多くのギャラリー園児が「ワ~」とか「キャー」とか言いながら見ています。

 

「アナカリス」「カボンバ」といった、基本の水草を砂に植えていきます。3歳女の子が「竜宮城みたい!」と、少し話を盛って笑わせてくれます。そして、フィルターとライトをセットします。ライトをつけると「すごーい!」「虹色だわ!」と、またもや盛り気味のコメントで子どもたちは大騒ぎです。

 

そして、「バラタナゴ」を投入です。記念すべき最初の魚は、シンプルですが、淡水魚ファンには根強い人気の「タナゴ」です。園長が川で採集しました。盛り気味で話をしますと、「日本のわびさび」を感じる魚なのです。タナゴは、ドブ貝、カラス貝といった二枚貝に卵を産み付けるという変わった産卵をします。いつかは、二枚貝を採集してトライしたいですね。

 

春の親子遠足で、日本最大級の淡水魚水族館である「さいたま水族館」に行ってきました。その流れで、川などで採集した魚か、屋上の池に住んでいる生き物を保育園での水槽では飼うことにします。アクアショップで購入したカラフルな魚は飼いません。

 

目的は、子どもたちが、淡水の生き物を通じて学び合うことですが、もう一つ、最近の研究でわかったことがあります。アクアテラピーと言って、水槽の魚を眺めていると癒し効果で、心が落ち着くのだそうです。

 

子どもたちは、「学び合い」「癒される」のです。

 

今日のところは、「バラタナゴ」が優雅に泳いでいますが、レイアウトもさらに発展させて、多くの淡水の生き物を子どもたちと学びたいと思っています。子どもたちの好奇心がどんどん大きくなっていきますね。

2019年

9月

09日

平日18時→21 時を笑顔で乗り切る

台風15号の影響で、夜中はなかなか眠れませんでしたね。風の声が、怒鳴っているようで、窓から見る暴風雨に久々に恐怖心を覚えました。

 

保育園の屋上も、強風の爪あとが残りました。ファームのとうもろこしは、すべて、なぎ倒されていました。あちこちにゴミが散乱しており、子どもたちと屋上整備をしながら遊びました。猛暑が戻り、真夏の暑さですが、台風一過でも強風が残り、何とも不思議な天気です。

 

さて、働くママにとっては、仕事が終わって、どっと疲れている状況でも、子どもたちは、保育園での出来事をママに話したいし、ママに甘えたい時間が、18時から21時ですね。

 

この時間、ママが笑顔でいる時間が長ければ、子どもたちは、落ち着いて就寝し、明日、また保育園での活力が充電されるのですが・・・ママとて人間ですので、仕事でのマイナス要因を引きずります。「笑顔でいたいのはやまやまなのに・・・」

 

そこで、今日は、帰宅後のママをラクにするアイデアをいくつか紹介します。

 

夕食のおすすめメニューは「ホイル焼き」です。朝包んで冷蔵庫に入れておけば、帰った後の放置料理ができ、洗い物が出ないのもポイントです・・・

 

献立は1週間分まとめて考えると、そのときは結構大変ですが、当日悩まずに済み、衝動買いもなくなります・・・

 

子どもがおもちゃで遊ぶ領域を、マットを敷いたり、マスキングテープなどでラインを引いてみて、その中のものは自分で片付ける習慣をつけるといい・・・

 

「美しすぎる、洗濯物畳む係」など、子どもが喜ぶ肩書きをつけてあげると、率先してやってくれるようになる・・・

 

バスタオルは使わずに、フェイスタオルを利用することで、手間が減ります。洗濯ものの量も減ります・・・これは、保育園のプールでもバスタオルではなくフェイスタオルにして大成功です。

 

水切りは、珪藻土のマットがおすすめ。100円ショップでも売っている・・・

 

洗濯機の上に突っ張り棒を付け、保育園の汚れ物を干したり、100円ショップのミニピンチハンガーを併用すると、スペースの有効活用になる・・・

 

まだまだありそうですが、私たち大人は、子どもの笑顔に救われると同時に、子どもはママの笑顔で元気になることを考えれば、笑顔の工夫も大切です。

 

一番いいのは、自分で考えたアイデアですね。

2019年

9月

08日

巨人のパン

世界には、様々な巨人伝説があります。少しお付き合いください。

 

16世紀の探検家マゼランは、南アメリカ大陸に上陸した際、現地に住む巨人族と出会い、彼らをパタゴン族と名付けます。18世紀くらいまで、ヨーロッパの探検家の間で語り継がれています。パタゴンの身長は普通の人間の2倍以上、3.7メートルから4.6メートルと言われています。

 

1912年ウィスコン州デラヴァン湖で、体長2.3メートルから3メートルもある巨大な人骨が発掘されました。それも18体です。恐らく墓所であったようです。人骨がそのまま大きくなった外観ですが、歯は2列に並び、指は6本あったと言われています。

 

元アメリカ軍兵の話です。アフガンの砂漠地帯の洞窟から身長4メートルの巨人が現われたそうです。巨人は赤毛で指が6本あり、スカンクのような悪臭を放ち、手にしていた槍で部隊に襲いかかったそうです。30秒に及ぶ一斉射撃の末に、巨人は死亡したそうです。

 

日本にも、青森県津軽地方に「オオヒト」伝説があります。山で暮らし、人々のために水田を開墾し、農具を作ったと伝えられています。

 

そんな、津軽平野のほぼ中央に位置する青森県鶴田町「道の駅つるた」では、巨大なパンが売られているそうです。巨人が食べるようなビッグサイズです。女性の顔がすっぽり隠れてしまうような巨大焼きそばパンに、びっくり豚カツバーガー。チョココルネの長さは、顔の長さの2倍もあります。

 

今の時代は、小分けになったパンやプチサイズがトレンドですが、あえて逆をやってみて、10年以上も続き、今や週末では500個の巨大パンが完売だそうです。「オオヒト」伝説にあやかった、いわく・いんねんのある遊び心ですね。食べ方は、お客様が勝手に考えるのでしょう。

 

先に挙げた巨人伝説を信じるも信じないもあなた次第ですが・・・(笑)遊び心が満たされている商品には、とても興味がわいてきますね。

 

曰く因縁故事来歴(いわくいんねんこじらいれき)に、私はとても弱くて、すぐに衝動買いしてしまいます。でも、楽しくて幸せな気持ちになるのです。(笑)

2019年

9月

07日

無花果(いちじく)ジャム

本日、保育園見学に来たパパが、入口の鉄道カレンダーを見て、「私はここで働いています」と言うものですから、しばらく鉄道話が続いてしまいました。JR東日本のカレンダーは、卒園児のパパが勤務しているので、毎年いただいています。毎月、素敵な鉄道写真となっているので、月が終わると、電車好きの子どもたちの争奪戦になります。

 

今日は、時刻表を持って登園する小学2年の卒園児がいたので、見学のパパと時刻表の話で盛り上がっていました。

 

さて、我が家に1本のいちじくの木がありまして、今が旬なのですが、今年は豊作です。お店で売っているような大きくて立派な形ではないのですが、無駄にたくさんなっているといった感じです。そこで、今日は、このいちじくで、子どもたちとジャムを作りました。

 

「この果物は何という名前か知ってるかい?」に、ほとんどの園児が答えられません。「ぶどう・・・みかん・・・いちご」と珍回答続出です。「いちじくっていう名前だよ」と言っても、「へぇ~知らな~い」と意外な反応です。

 

とにかく、ナベでコトコト・・・ジャムの完成です。子どもたちが、順番に、ナベ番をしました。かなり、美味しいジャムができあがりました。試食タイムでは、「どんな味だろう?」と不安な顔でスプーンで一口食べるも、みるみる「おいしい!」と、笑顔に変わっていきます。

 

子どもたちのお土産にしたのですが、ママたちが「私・・・いちじく大好きなんです!」と感激していました。明日のトーストに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べるのが、子どもたちの楽しみです。「自分で作ったジャムで朝食を・・・」贅沢ですね。

 

さて、いちじくは、花が咲かないでいきなり実になるように見えることから、無花果と漢字で書きます。スーパーでは、需要が少ないので値段は高めですが、挿し木などで簡単に作れる樹木です。我が家のいちじくの木も、いつ植えたか、よく覚えていないほど、自然に大きくなってました。

 

今日は、せっかくですので、いちじくのうんちくを聞いてもらいます。(笑)

 

いちじくの原産国はアラビアで、トルコなど地中海沿岸地域で多く収穫されています。「不老長寿の果物」と言われるように、多くの栄養が含まれ、美容にも便秘にもいいですね。乾燥いちじくなどは、かなりいい値段です。

 

実は、原産国に近いメソポタミアでは、6千年以上前から栽培されていたそうです。最近の研究では、ヨルダン渓谷に位置する新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土し、いちじくが世界最古の栽培品種化された植物ではないかと、言われています。

 

日本では、みかんやりんご、ぶどうなどが、メジャーな果物ですが、こうして歴史をたどると、私の中でのいちじくの付加価値が、一気に上がりました。(笑)

 

みなさんは、どうですか。たまには、うんちくを頭に描いて、今が旬の果物、『いちじく』を食べてみませんか。

2019年

9月

06日

「学年学級制」は「パック旅行」のようなもの

保育園入園希望の保護者に、異年齢保育の説明をする時は、「大人になって社会に出れば、同じ年齢や学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、子どもたちにとって、必然的な環境です」という話をします。

 

もっとわかりやすく言えば、「同じ年に生まれた人たちだけからなる集団って、学校以外にはありますか?」で、表現できます。

 

同じ年齢の子どもが教室に集まり、教師が一斉に教える・・・こんな「学校の当たり前」が出現したのは、長い人類の歴史のスパンで考えると、つい最近なのです。

 

日本では、江戸時代の「寺子屋」や「私塾」は、異年齢同士が学び合う環境でした。世界では、産業革命が進んだ19世紀のことです。西欧の学校も中世までは、年齢がまちまちの子が一つの部屋で、習熟度に応じて学んでいました。

 

しかし、産業革命が進むと、工場で効率よく働かせるために「読み書き・計算」ができる労働者階級の子を迅速・大量に育てる必要が出てきました。そこで、英国で考え出されたのが、マニュアル化された教育法です。

 

それが発展し、あらかじめ年齢別に決められた内容を一斉に教える「学級」ができたのです。日本でも、明治5年に「学制」(教育制度)を導入し、広がっていきます。ここで、「一斉授業」を最初に試みたと言われています。

 

かなり、強引な考え方ですが、旅行から冒険性や偶発性をなくして、安上がりで気軽に参加できるようにした、パック旅行と同じく、学校も「読み書き・計算」を低コストで効率的に教えるための集団として、「学年学級制」を広めていった。それが加速し「子どもの生活のすべて」を抱え込むようになり、機能不全に陥ったと唱える学者もいます。

 

もっと言えば、「みんなで同じことを、同じペースで一斉に勉強させるベルトコンベアーのようなシステムは、多様な子が混ざれば機能しなくなる。その恐れが、人と違うことを嫌い、異質なものを排除する力学を生んでいる」と、教育哲学者の苫野一徳氏が語ります。

 

これも、強引ですが、「いじめ」の根本的解決法は、「学年学級制」をなくすことと言う人もいます。中学1年から3年までの異年齢学級があるならば、そこにいじめが発生するシーンは、確かに想像できませんね。

 

この春、日本で初めて「異年齢教育」のイエナプラン校である「大日向小学校」が、長野県にできました。また、教育哲学者の苫野氏が中心となって、2020年軽井沢に、「3歳から15歳が混じり合って学ぶ「軽井沢風越学園」が開校します。

 

未来の学校の姿は、幼児も小学生も中学生も、高齢者も外国人も学ぶ、ごちゃまぜなラーニングセンターのような形になるのではないか・・・と言われています。意外に、近い将来のことかもしれませんね。

 

さて、「学年学級制」「異年齢教育」・・・について、あなたはどう考えますか?

2019年

9月

05日

新聞活用で語彙が豊かに

9月上旬まで残暑があるとの予報で、本日迄プールを延長したものの、結局月曜日しかプールはできず、今シーズンのプール遊びは、事故もなく無事に終了しました。ボランティアのママパパには、子どもたちの水鉄砲攻撃に、びしょ濡れになっていただき、ありがとうございました。

 

今日は、屋上ファームのとうもろこしの初収穫です。子どもたちがとうもろこしの皮をむくのですが、中から虫が出てきました。「キャー!」と逃げるのかと思いきや、蛾の幼虫を手のひらにのせる子どもたちです。さすが、屋上遊びで鍛えられただけあって、虫は友達です。

 

とうもろこしは、収穫したばかりをすぐに茹でました。そしてバクバク食べます。甘くて、最高に美味しい!と、子どもたちはみんな笑顔です。とても、贅沢な時間です。

 

まだ、とうもろこしはたくさん収穫できるので、午後のおやつのお楽しみです。

 

さて、小学生向きに小学生新聞や中学生対象に中学生新聞などがありますが、ふだんから新聞に目を通す習慣がある子どもは、自然と語彙力が高くなっていきます。現在起きている世の中の動きも自然と頭に入ってきますね。

 

小学校で来年度から実施される、新学習指導要領の国語では、語彙指導の充実や、新聞やインターネットなど多様な媒体から必要な情報を取り出して整理する力の育成が重視されています。

 

山梨県のある小学校6年生で、新聞記事を使った授業が行われているそうです。「新聞記事を題材に、五・七・五・七・七のリズムに近い詩を作る」という課題があります。

 

「大学の研究チームが、液体のりの成分を使って病気を治す培養に成功した」という記事を基に、「成功を つかむために 視点かえ のりを使って人助け」「視点かえ つかみ取るぞ 成功を のりを使って人助け」といった詩を子どもたちは考えます。

 

この授業を行う担任は「新聞には学校生活で使わない言葉との出会いがある。わからない言葉は辞書を引き、友達と意見交換することで表現の幅は広がり、語彙は豊かになる」と語ります。

 

そういえば、私にもこんなことがありました。会社の昇格試験で、テーマを与えられ「論文」を書くのですが、その言葉の漢字が出てきません。ひらがなで書けば、漢字能力が低いと判断されます。そこで、違う漢字でも同じ意味の言葉をあせって考えたことを思い出しました。

 

これも語彙力があれば慌てることはありませんね。国語の力をつけることは、算数や社会などあらゆる学習の基礎になることは間違いありません。保育園の子どもたちとの何気ない会話の中でも、「今のは、別の言い方で○○とも言うんだよ」なんて言いながら、子どもたちの語彙力をアップさせたいですね。

2019年

9月

04日

ゲームに負ける現実社会

今日は、秋らしい陽気でした。屋上遊びは、最近ブームの色水作りに、タイや転がし、そして、クマバチやバッタを捕まえる子どもたちです。カメの散歩もしました。また、補助なし自転車に挑戦する園児が出てくることでしょう。 

 

さて、ゲームに夢中の男子高校生3人・・3人ともバトルロイヤル系ゲームに夢中です。

 

だいたい夜10時頃から一緒にプレーしている・・・週末中心に週3日アルバイトして月5万にはなる・・・そんなに稼いでどうするの?・・・ほぼ全額ゲームに課金している・・・もったいなくないの?・・・ゲームのためにバイトしているから当然・・・

 

こんな話を平然と語る高校生たちです。

 

「俺ら、勉強もあかんし、部活もやっていないし、ゲームしかない。ネットでゲームの実況をすると。日本中から見に来る。ゲームで知り合った人が集まる時も全国から会いに来るし・・・」

 

私のような古い人間は、ゲームのためにアルバイトをすることがまったくしっくりきません。しかし、彼らは「ゲームのランキングが上がると、『自分自身の価値』が上がる」と言います。

 

部活動で活躍しているとか、テストの点数が高いとか、そういった子はゲームをしてもそこまでのめり込みません。それは、承認欲求が、既に満たされているからだと言えます。

 

ゲームにのめり込む子は、課金し、ランキング上位者になることでしか、自分の価値を確かめられないとしたら、こんな悲しいことはありませんね。勉強も部活も、もっと言えば人間関係も「いくら頑張っても結果がでないもの」・・・だから、ゲームにのめり込むというのであるなら、現実社会はゲームに負けているのかもしれません。

 

大人でも、インスタグラムのフォロワーの数が、多いことで、自分の価値を確認するのであれば、顔も見たことがない不特定多数の存在の方が、現実世界で、顔を知っている仲間や家族よりも大切であるかのような錯覚に陥っているのかもしれませんね。

 

どうしたらいいものか・・・現代の若者が抱える大きな課題とも言える深い問題です。

2019年

9月

03日

他人の意見を聴く

今日は、10月19日に保育園の運動会を行う場所である「西文ひろば」グランドで、子どもたちは遊びました。運動会の練習は、9月中旬位からスタートさせますので、今日初めて西文広場に立った、小さい園児は、ここで運動会をすることを分かっているのか、いないのか・・・大喜びで走りまわっています。

 

運動会のラスト競技は、紅白対抗リレーです。今までに、涙抜きでは語れない多くのドラマが生まれました。ここで、差が出ないように園児たちを赤白に分けます。今日は、最初のかけっこをしました。正しい走りかたを身につけ、「負けないぞ!」という気持ちが強い園児が、これからどんどん伸びていきます。楽しみですね。

 

さて、国語の授業でのこと。ある小学校6年生女子の意見を聞いてください。

 

「一人で何回読んでも気にならなかった文章が、今日の授業で友だちと考えを聴き合ってから、すごく気になるようになった。作品から見える世界が広がったような気がする。うれしい」

 

この話を聞いて、皆さんも自分の経験で同じようなことがありませんでしたか?

 

私もサラリーマン時代に、グループ討議で、自分の主張だけでなく、相手の話を聞いて「その方がいいなぁ~」と思ったことは、悔しいけど、山ほどあります。また、ホワイトボードにポストイットで、個々の意見をランダムに貼っていくようなブレーンストーミングで、議論をとことん煮詰め、「これでもか!もっといいアイデアはないのか!」と意見をぶつけ合った時に、自分一人では、とうてい考えられなかった画期的なアイデアが生まれるのです。

 

小学生の学びに話を戻します。

 

友だちの意見を論理的に聞けるようになるには、一人一人が「個」をきちんと確立させるところから始まります。自分が「こう読んだ」がしっかりとあるからこそ「友だちはどう読んだのだろう」と、友だちの意見を聴きたくなってくるのです。

 

「主体的・対話的で深い学び」とは、まさに、こんな学び合いのプロセスがあるような授業から生まれてくるのでしょう。

 

保育園では、他の園児の話をしっかりと聴くことができる園児が、おだやかで冷静である傾向にあります。ヒトの顔には、口が1つしかないのに、耳は2つあることが、あらためて納得できますね。

 

自分の意見をしっかりと言えることは、素晴らしい事ですが、相手の意見を踏まえて、さらに深い考えがそこにあることが大切です。

2019年

9月

02日

命をつなぐ

今日から9月の保育がスタートしました。例年と違うのは、まだプール遊びを継続していることです。今日も暑かったですね。子どもたちの水しぶきが、まだ秋を感じることを許してくれません。

 

さて、さいたま市の小中学校はすでに2学期が始まっていますが、全国的には、今日から学校がスタートするところが多いですね。ショッキングな事実ですが日本の15歳から39歳までの死因の第一位は、病死でも事故死でもなく自殺です。

 

そして、9月1日が、若者の自殺が年間で一番多い日となります。夏休み明けだからです。9月1日は、関東大震災があり、防災のことが広く報道されますが、学校関係者にとっては、神経をピリピリさせる日なのです。

 

今日は、相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を紹介します。

 

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では・・・?

なんと百万人を超すんです

過去無量の

いのちのバトンを

受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それがあなたのいのちです

それがわたしのいのちです

 

20代前まで計算すると、なんと、104万8576人です。ちょっとした政令指定都市の人口にもなりますね。

 

私たち大人は、若者に「命は大切なものだ!」と語り続けることは必要ですが、相田みつをさんの詩のように、自分の命も、友だちの命も、みんなたくさんの命のバトンを受け継いで今ここに生きているのです。

 

命の重さを若者に伝えること・・・やり方は色々あるのでしょうが、私たち大人の大切な仕事です。

2019年

9月

01日

デパートの屋上遊園地

さいたまの地方百貨店の1つで、私もお仕事を通じて大変お世話になった「川越丸広百貨店」には、屋上に、わんぱくランドという遊園地があります。ここが、本日9月1日をもって閉園し、半世紀の営業に幕を下ろすことになりました。

 

高さが11.7メートルで、ゴンドラも8個しかない観覧車があるのですが、このレトロ感がたまらなく好きでした。

 

まだ、私の子どもが小さい時には、この屋上のわんぱくランドへ心を癒しにいったものです。東京ドームシティなら、最新の戦隊モノや仮面ライダー○○が、広いステージ大暴れするのですが、川越丸広の屋上には、武蔵の国の○○レンジャーといった、ご当地ヒーローが活躍します。私は、大うけですが、子どもは「知らない?」でした。(笑)

 

今年の4月に閉園が発表されると反響が大きく、「思い出をありがとう!」「永遠に忘れない!」などのコメントが1万件以上寄せられたそうです。

 

各地のデパートの屋上遊園地は、1980年代以降、姿を消していきました。建築基準法などに基づく各地の条例で規制が強化され、非難所を確保するために屋上での遊具設置が制限されたことが大きな要因だそうです。

 

また、池袋西武や銀座松屋のように、屋上が素敵な庭園として、ファミリー層だけでなく幅広い客層を取り込む方向に変わってきているのも、時代の流れかもしれませんね。

 

大宮公園にある、レトロな子ども遊園地に保育園の子どもたちを連れて行った事があるのですが、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでなくたって、子どもたちの笑顔は、輝くものです。

 

どうですか・・・こんなレトロな遊園地もいいですね。

2019年

8月

31日

子どもたちが考える遊び

土曜日の保育園は、卒園児が登園するので、屋上遊びは、たいがい職員は見守るだけです。小学生が、遊びのきっかけを考えて、あとは、子どもたち全員でその遊びを応用したり、広げていきます。

 

屋上には、ジャングルジムもシーソーもブランコもありません。古タイヤや農作物の収穫ボックスや渡し板が無造作に置かれています。おままごとコーナーもキッチンで使っていたフライパンやまな板、お皿、ボール、ザルなどが置かれているだけです。

 

特定の遊具では、遊び方が決まってしまいますが、子どもたちが遊びを自分で考える環境を大切にしています・・・という話を今日見学にきたママに話をすると、心から共感していただきました。

 

今、日本だけでなく世界レベルで「非認知能力」の育成が注目されています。OECDでは、この非認知能力のことを「社会情緒的スキル」と呼んでいます。これも、わかりにくい言葉ですね。

 

簡単に言えば・・・忍耐力・情熱・社交性・他者へ思いやりに敬意・自尊心・楽観的な心・自信・やり抜く力・・・つまり数値化できない能力のことです。この「非認知能力」は、子ども同士の日々の遊びの中から生まれるのです。

 

今の定説は、読み書き計算などの「認知能力」は、この「非認知能力」がベースになっていると言われています。子どもの時に、どれだけ遊んだかが大切という考えにつながりますね。

 

異年齢保育では、先輩園児が、遊びの切っ掛けとなるヒントを年下園児に教えてくれることが多いので、遊びスイッチが入りやすい環境なのかもしれません。

 

今日も、そんなことを感じながら、屋上遊びに夢中になる子どもたちを見守っていました。

2019年

8月

30日

訳あり食品

今日は小雨の中で屋上遊びをしました。ミストシャワーを浴びているようで、とっても気分爽快です。

 

まずは、朝顔の花びらをたくさん取って、色水作りに子どもたちは夢中になります。青やピンクの花は、そのままの色が出るのですが、白い朝顔は何色になるのか?やってみると、緑になりました。

 

次に、ベビーコーンを収穫し、皮むきを子どもたちが頑張ります。1本のトウモロコシの木には、たいがい2つか3つのとうもろこしができるのですが、間引いて1本にしないと、甘くて大きくなりません。間引いた赤ちゃんサイズのとうもろこしが、ベビーコーンです。そのまま捨ててしまうのは、もったいないので、スープに入れて給食で食べます。もちろん、味の方もおいしいのです。

 

さて、「もったいない」と言えば、最近は、訳あり食品を販売する専門店が増えているそうです。賞味期限が近いなどの理由で、メーカーなどが廃棄を予定していた商品や、賞味期限切れの商品もスタッフが試食をして問題ないと判断したものを売ることもあるそうです。

 

私は、食品業界で長く仕事をしていたので、百貨店や量販店の1/3ルールが身に着いてしまっています。1/3ルールというのは、賞味期限が6カ月のお菓子があったとします。百貨店などに出荷できる期限が、製造日から、賞味期限の1/3の2カ月まで・・・お客様に販売できるのが1/3を足して4カ月までというルールです。つまり、賞味期限切れまであと2カ月もあるのに、販売不可で廃棄扱いとなるのです。

 

これは、なるべく新しいものをお客様に届けようという考えですので、間違ってはいないのですが、ここ数年、私たち消費者の意識が変化してきました。

 

「食べ物を無駄にしない」という考え方です。昔なら、スーパーで牛乳を買うのに、一番奥にある日付けが一番新しい商品を選んでいたのに、今は、どうせ2、3日で飲んでしまうのだから、日付けが古い商品を買って、お店のロスを減らそうと考える人が増えてきたのです。

 

保育園では、1日で4本くらい牛乳を使いますので、迷うことなく手前に並ぶ商品を購入します。

 

訳あり商品は、当然通常商品よりも安く購入できるメリットがありますが、店舗側は、「店にある商品は捨てられていたかもしれないもの。その現実を知り、家庭にある食べ物をもう一度見直してもらいたい」といいます。

 

食材の宅配サービスも、使いきりで無駄のない量で、レシピがセットされていますね。スーパーで、ざっと買い物するよりも経済的で、無駄がありません。

 

これからの時代・・・間違いなく、「素敵なライフスタイル」の1つは、「食べ物を無駄にしない生活」が当たり前になるでしょう。

 

どうですか・・・定期的に冷蔵庫を見渡して、賞味期限ぎりぎりの食材を無駄にしない習慣をつけてみませんか。