2019年

10月

20日

2019年度 運動会

朝から多くの園児が、リラックスして「おはようございます!」と西文ひろばグランドに姿を見せました。初めて運動会を経験する園児は、たなびく国旗や入場門、テントに音響スピーカーを見て、いつもの練習とは違うことを感じます。

 

体調を崩していた園児もいましたが、全員元気にやってきました。そして、卒園児の小学生が10人も「卒園児競技」に参加してくれました。卒園児が参加する運動会は、ホワイトきゃんばすの大きな特徴です。

 

プログラムナンバー①の「みんな元気にヨーイドン」からナンバー⑨の「紅白対抗リレー」まで、子どもたちの練習を見てきた私たち職員の目からも、想定をはるかに超えた子どもたちの活躍に、純粋に「感動」をもらいました。

 

保護者からも、「今日は本当に楽しい運動会だった・・・」「素晴らしい運動会だったです」との声をたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、1対1の勝負が多く、勝ち負けをはっきりとつけます。負けた園児は、練習から号泣し、何度も続けて負ける園児は、「もうダメだ」と思ったっこともありました。しかし、9回負けても1回勝つことが、どれだけ子どもたちの勇気につながったことを私たちは知っています。練習から本番まで、全勝や全敗の園児は一人もいません。

 

運動会本番では、練習とは違う、番狂わせもありました。これは、子どもたちが大人になるまで、何度も経験することです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、異年齢で園児同士が助け合う競技がたくさんあります。特に、組体操では、練習の姿からは「あり得ない」素晴らしい演技を見せてくれました。全員がピラミッドを完成させたとき・・・目頭が熱くなりました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、バトンを落としても、あきらめないで前の走者を追いかける姿に、子どもたちの「最後まであきらめないで頑張る」気持ちが詰まっていました。

 

今年の運動会は、全員が金メダルです。金メダルを手に笑顔の子どもたちを見て、ようやく、ホッとしました。

 

本日、応援に来てくれた保護者の皆様、北海道から応援に駆けつけたおばあちゃん・・・来年度の新入園児も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。

 

そして、子どもたち・・・ありがとう!

2019年

10月

19日

実演販売

今日は、天気予報通りに午前中には雨が上がり、明日運動会を行う西文ひろばグランドの土は程よく湿り、「明日は最高のコンディションになるよ・・・」と語っているかのようです。(笑)

 

空高く、世界の国旗を取り付ける準備をしていました。運動会と言えば、国旗が定番ですね。すると、通りかかった親子が「運動会をやるんだね・・・」と会話をしています。今日はとても静かなグランドですが、明日は、子どもたちの歓声と応援の声で賑やかになることでしょう。

 

さて、今日は「川越まつり」に行ってきました。迫力の山車を見て、明日の運動会に向けて気合を入れようと思ったのですが、素晴らしい山車の数々に負けないくらいに、私の目が釘付けになったのが、「広島風お好み焼き」の屋台です。

 

たくさんの屋台がある中で、この屋台には数人の列ができています。

 

1回に3×6の18枚のお好み焼きを屋台の兄さんが作ります。キジを流し込み、その上に大量のキャベツを盛ります。肉を乗せ、横の鉄板で焼いていたヤキソバを乗せます。そして、お好み焼きを丁寧に折り重ねて、鉄板の左端に並べていきます。

 

開いた右側の鉄板の上に、片手で手際よく、18個の卵を割っていきます。目玉焼きを作っている間に、お好み焼きの上にソースを塗ります。広島だから当然「オタフクソース」でしょ・・・と思いきや、ブルドックソースを使っています。なぜ?どうして?

 

そして、目玉焼きを上に乗せて、最後はかつお節をたっぷりかけて出来上がりです。この手際のいい職人技と、ソースの香りで食欲が倍増します。川越まつりに来ていた外国人も、「きょとん顔」で、このお好み焼きの実演販売を見入っていました。

 

18枚のお好み焼きを作るのに、ざっと15分・・・販売する時間が5分で計算すると、1時間で54枚×600円で、32,400円なり。5時間稼働で162,000円の売上です。この屋台は、常に行列ができていたので、本当にこれくらいの売上があると思います。

 

「いらっしゃいませ!」の声出しで、客を引き込む屋台もあれば、この広島風お好み焼き屋のように、実演販売という付加価値で客の行列を作る屋台もありますね。私も、おいしくいただきました。

 

明日の運動会の演出のヒントには、なったような、関係ないような・・・おいしい食べ物には、笑顔がつきものですので・・・明日の運動会も子どもたちの笑顔で満たされることでしょう・・・ということで。

2019年

10月

18日

おがわ学

明日の運動会は、明後日の日曜日に行うことに決めました。日曜日は、秋晴れの下で子どもたちの活躍を期待することにします。日曜日にお仕事が入っているパパやママにおかれましては、調整等の対応をいただきありがとうございます。

 

さて、今年のサマーキャンプは、埼玉県の小川町に行きました。世界遺産になった「細川紙」という和紙が特産品です。子どもたちは、紙すきに挑戦したので、和紙がふつう使っている紙とは全く違うものだということを学びました。

 

実は、江戸時代末期の江戸で商人が使う大福帳は、小川周辺の「細川紙」が多く使われていました。そして、火事が起こると、記録を残すために大福帳を井戸に投げ込んだそうです。水に濡れても文字ははっきりと読める形で残ったそうです。

 

そんな、特産品を持つ小川町も、人口減少が加速しています。そこで、小川町では、小中高校生が、小川町について体系的に学ぶ「おがわ学」の構築を始めました。

 

内容は、「細川紙」のような町の歴史を学ぶだけでなく、先人がどのような苦労に直面し、どう乗り切ってきたのか、の部分をしっかりと考えることが目的だそうです。

 

つまり、子どもたちが、自分自身が直面する課題を解決できる力を身につけるのがねらいです。教育の本質を描いた表現の一つとして「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切」とよく言われますね。「おがわ学」の考えも同じで、課題解決力を備えた人材の育成を目指しています。

 

こんな人材が、少しでも多く、小川町の未来を担ってくれれば・・・という願いでしょうね。日本の地方には、その土地に根ざした大切な文化があると思います。それを学び、深掘りし、自分のこれからの生き方にどう生かしていくのか・・・こんな切り口で、地方が活性化していければうれしいですね。

2019年

10月

17日

下手な先生の授業より、一流講師の動画がいい?

今日は、運動会本番前の最後の練習を行いました。子どもたちは、運動会に向けてのやる気がみなぎっています。うれしいですね。

 

そして、夕方の寺子屋では、屋上にある「ビートルハウス」ことカブトムシ小屋の幼虫を観察しました。夏を過ごしたカブトムシが卵を産んで、幼虫がどれだけ育っているのか、ワクワク感で、子どもたちの目がギラギラです。(笑)

 

腐葉土の上にあるクヌギの朽木を持ち上げると、すでに5匹の幼虫を発見・・・表面の土を掘るだけで、ざっと15匹以上の幼虫が出てきました。「うぉ~すげぇ~」の子どもたちのどよめきが起きます。

 

一番大きな幼虫を手にすると、体長が7センチくらいあります。腐葉土の上は、幼虫のフンで一杯です。このまま大きく成長して、来年の夏にカブトムシの成虫になるのです。

 

今日は、17人中10人の子どもたちが、しっかりと幼虫を手に持ってドヤ顔です。とてもグロテスクな幼虫ですが、勇気ある園児が多いのです。(笑)

 

さて、最近の家庭学習が大きく変化しているそうです。一部の塾は、タブレットの端末を使って、いわゆる「個別最適化した学習」を始めています。子どもは、動画を見ては、到達度をチェック。人工知能が児童の伸びを分析し、どんな学習の進め方が最も効率的かについて、データを集めるそうです。

 

信じらせませんが、ある私立中学校の先生は、授業で塾講師の授業動画を流しています。先生の仕事は、出席管理と「再生ボタンを押すこと」です。しかし、生徒や保護者からはすこぶる好評だそうです。

 

保護者会では、こんな会話もあるそうです。「教え方が下手な先生は動画を使ってもらえるよう学校に頼みたい」「先生はけんかの仲裁とかの生活指導だけでいい。大学出たての新任の授業なんて三流以下でしょ」

 

どうですか、これを聞いた学校の先生たちは、怒り火の玉ですね。

 

でも大丈夫です。動画を使った一方通行の授業では、子どもたちが「学び合う」環境は生まれません。子どもたちにとって必要な力は、将来社会に出て、自分とは違う考えを持った人たちと、年齢差も超えてわたり合う力です。

 

一方通行の知識の詰め込みが、入試には通用しても、社会に出てからは通用しないことを私たちは社会の中で経験しています。自分で考えて、様々な人を巻き込んで課題を解決する力が問われる今、学力、知識といった「認知能力」が重要だなんて、時計の針を元に戻しているにすぎません。

 

アクティブラーニングは、タブレットの一流講師の授業からは学ぶことはできませんね。一流の講師は、教え方が上手くなくては仕事になりませんが、一流の先生は、教え方が上手なのではなく、舞台演出家として、役者である子どもたちを動かす力がある人です。

 

もう・・・まったく! 思い違いも甚だしいですね!

2019年

10月

16日

夕焼けはなぜ赤い?

運動会の練習も今日を入れてあと2回です。紅白対抗リレーで、バトンを受け取った5歳男の子・・・ふだんは、闘争心をむき出しにするタイプではありません。しかし、今日は、5メートル先を行く園児を「よし!俺が抜いてやる!」と言わんばかりの鋭いイイ顔をしていました。

 

組体操は、裸足で行います。半ズボンですので、小石で痛いはずなのに、子どもたちは弱音の一言もなく、完成度を上げています。土曜日の天気予報が雨ですが、予備日の日曜日は、確実に晴れるので、子どもたちの、練習の成果をしっかりと受け止めたいと思っています。

 

さて、8月の夏まつり・・・屋上からは、素晴らしい夕日が子どもたちをオレンジ色に染めていました。

 

ここで問題です。「夕焼けはなぜ赤いのでしょうか?」

 

私も知りませんでした。まず、空の色は太陽の光がもとになっていることをおさえます。

 

光は、波のようにうねって伝わります。波のうねりの高い点から次の高い点までの長さを「波長」といいます。この波長が光の色を決めているそうです。私たち人間の目に見える光は、虹のように7色あり、青系の色は波長が短い。緑色、黄色の順に長くなり、赤系の色が最も長いのです。

 

太陽の光は、大気中を通り抜ける際、分子にぶつかって飛び散るそうで、波長が短い光ほど分子にぶつかりやすく、長いとぶつかりにくいので、赤系の色は、青系の色に比べて遠くまで届きます。

 

昼間、太陽は私たちの真上にありますが、夕方は地平線に沈みます。昼間に比べて夕方は太陽から私たちまでの距離が長いのです。よって、青色の光は、夕方だと途中で分子にぶつかって散乱してしまい、届きませんが、赤系の光は夕方でも届くので、夕日は赤く見えるのです。

 

どうですか・・・子どもに偉そうにうんちくを語れそうですか。

 

ちなみに「夕焼けの翌日は晴れ・・・」という言い伝えは、夕焼けがきれいな日は、西の空が晴れていて、天気は西から変わるので、西が晴れているなら、翌日は晴れる可能性が高い・・・ということだそうです。

 

これも、子ども相手のうんちくに追加してください。(笑)

2019年

10月

15日

動物顔

今日の保育園は、「大丈夫だった?」と台風19号の会話で持ちきりです。ホワイトきゃんばすの園児のおうちは、どこも無事だったようで何よりです。

 

パパやママの行動が、いつもと違っているのを察した4歳女の子は、「こわーい」とつぶやきながら、激しい雨音に耐えたようです。いつもは、ママと寝る2歳男の子は、風の音が怖くて、パパとママの間で、川の字になって寝たそうです。氾濫寸前の川の話や、道路が冠水の話で盛り上がれるのも、みな無事だったからですね。

 

さて、今日は、動物顔の話です。

 

日本人男性の顔は、だいたい3人の戦国武将にちなんだ3匹の動物のどれかに似ていると言われています。

 

3人の武将というのは、信長、秀吉、家康。そして、3匹はキツネ、サル、タヌキです。

 

信長は切れ長の目に特徴があるキツネ顔。鋭い理解力と明晰な判断力を持ちながらも冷酷無比なイメージも併せ持つ。低い階級から天下人に成り上がった秀吉。上司でもあり、あだ名の命名者である信長からは、しばしばサルと呼ばれていました。

 

戦国の世を治め、江戸幕府260余年の礎を築いた家康は、タヌキ顔です。といっても、家康は実物のタヌキではなく、徳利や通帳などをぶら下げた焼き物のタヌキです。お腹が大きい「ぽんぽこタヌキ」ですね。

 

どうでもいいでしょうが、みなさんの周囲を見渡すと、男性なら、たいがいこの3つのパターンで、似ている人はいませんか?たまには、遊び心で、動物顔ウオッチングもいいかもしれませんね。

 

ところが、女性の場合は、男性のように3つのパターンでは、とうていおさまりきれませんね。(笑)

 

子猫のように…リスのように…どうやら、小顔をイメージするような動物だったり、動物でなく花に託して形容することもありますね。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花(ゆりのはな)」・・・久々に使う言葉です。

 

やはり、女性は美しくありたいということでしょうか・・・まぁ~あまり深く考えても仕方ないですね。(笑)

2019年

10月

14日

麹町中学校 卒業生の言葉③

昨夜の感動の一戦を私の大学時代の仲間が、スタジアムで観戦していました。「感動で言葉にならない・・・涙も止まらない・・・」そうです。日本のラグビーの歴史を変えた一戦に、テレビを見ていた私も、ずっとコブシを握っていました。初戦のロシア戦を観戦した仲間は、高校時代のラグビー部のメンバーとともに観戦しました。「高校時代の厳しい練習を思い出して・・・泣いちゃったよ」と言ってました。

 

ラグビーは、スポーツ&格闘技がミックスした興奮がありますね。日本のトライラッシュは、巧みな戦術が目を引きましたが、最後のスコットランドの逆襲を守り切る姿は、完全に、熱い格闘技です。

 

しかし、「目標は決勝トーナメント」だった日本は、松島選手の冷静なコメントに見るように、次の目標を設定したように思えます。ベスト4・・いや決勝進出・・いや優勝・・

代表選手一人一人が、自分がすべきことがわかっているようで、自立した勇者のようですね。

 

さて、麹町中学校 卒園児の言葉の続きです。

 

1、2年生の皆さんに伝えたいのは、特に一つ目の話「リスペクト」です。「リスペクト」は学校生活をエンジョイするちょっとしたコツだと僕は思うんです。誰かの悪口を言ったり、からかったりして、楽しいと思っているのは本当の楽しさではありません。むしろ、お互いリスペクトできる、のびのびとした学校生活はとっても楽しいものです。そのことをたった1、2年しか年齢は違いませんが、先輩として伝えたいと思います。そして、お互い違うステージで頑張りましょう。

 

先生方、3年間ありがとうございました。

授業以外でも、様々な先生が僕たちを支えてくれたからこそ、今日、僕たちはすがすがしい気持ちで卒業できます。また、毎日給食を作ってくださった、職員の皆さん、事務の方々、その他、学校にかかわる全ての方々、三年間ありがとうございました。

 

地域の方々、様々な場所で僕たちを見守ってくださりありがとうございました。引き続き後輩たちをよろしくお願いします。

 

そして、保護者の皆さん。恥ずかしくてお礼を言えない同級生のために、生徒を代表して皆さん全員にお礼をしたいと思います。15年間、いつもそばで支えてくれてありがとうございました。皆さんの支えなしに、今の自分たちはいません。これから、何があるかわからないけど、よろしくお願いします。

 

最後に3年生の皆さん。今日までの三年間、そのいつをとっても、僕にとっては思い出です。たくさん笑った三年間でした。時々泣いた三年間でした。皆さん一人一人に感謝します。

 

本当にありがとう。そして、また会いましょう。

2019年

10月

13日

麹町中学校 卒業生の言葉②

朝になり、続々と台風19号の被害状況が報道されています。台風一過の青空を素直に喜べない状況です。千曲川の氾濫で、新幹線の車両基地が水に浸かっている映像はじめ、まだ被害が拡大することが心配です。

 

保育園のある、さいたま市西区には、荒川が流れています。昨夜は、何度も携帯電話に荒川の水位が危険水位になったという緊急メールが一斉に入ります。地震の時のアラーム音とは違う聞きなれない音ですが、家族の携帯5台が「ピーピー」と鳴り出すものですから、一瞬、緊迫した状況になります。

 

荒川をつなぐいくつかの橋のライブ映像を見ることができたり、パソコンやスマホを使った情報収集については、現在は、かなり進んでいるような気がします。しかし、お年寄りなど、情報が取れない人たちも多くいることも事実です。

 

昨今の災害については、地球環境レベルの対応が必要・・・と報道されますが、具体的にどうすべきかは、難しい問題ですね。「命を守る行動を!」という言葉も、何度も聞きましたが、今回は、緊張感をあおるNGワードになったような気がします。この問題は、私たち一人一人が、しっかりと考える必要がありますね。

 

さて、麹町中学校 卒業生の言葉の続きです。

 

二つ目は「ゴール」です。日本語で言えば、目標、目指すもののことです。

 

麹町中学校では、行事一つ一つにゴールがあります。僕たちはそのゴールに近づくように準備や練習をしてきました。特に僕たちの3年生にとって最後の体育祭はゴールを強く意識しました。体育祭の目標は「全員が楽しめる体育祭」。運動が得意な人も、苦手な人も

楽しめるという難しい目標です。

 

この目標に近づくために色々なことに挑戦しました。スウェーデンリレー、ピコピコハンマー騎馬戦、台風の目。応援団をつくったり、何よりチームを東と西に分けました。1つ1つが初めてで、毎日毎日会議室にこもって話し合いをしました。新しい種目はみんなが楽しめるのか、本番どんな問題が起こりそうか。考えることが多すぎて、帰りたくなくなることも多かったです。

 

でも、私たちには明確なゴールがありました。「全員が楽しめる体育祭」そこに向かって準備を進めることができたのです。体育祭の準備を進める中で、様々な壁にぶつかったわけですが、特に大きかったのが全員リレーでした。

 

全員リレーは例年、3年生全員でリレーをする伝統的な種目でした。でも、全員リレーをやりたくない人が毎年いる、というのは事実でした。どうするか悩んだ挙句、3年生にアンケートをすることにしました。「あなたは全員リレーに賛成ですか、反対ですか」というアンケートです。

 

もし、賛成が100%だったなら、僕たちは全員リレーをやったと思います。でも結果は違いました。10%、約15人は反対と答えました。この結果を見て、またも企画委員は悩みました。

 

賛成90%、反対10%。多数決だったら賛成の圧勝です。でも、悩み、話し合いをした結果、僕たちはリレーをやらないという結論を出しました。それは、僕たちのゴール「全員が楽しめる体育祭」を実現させるためです。多数決できめるべきではないと、そう決めました。僕にとっては、今までで、最高の体育祭でした。皆さんはどうだったでしょうか。

 

一つ一つの行事、活動、そのほか様々なものにゴールを見つける。そうすることで、自分のすべきことが見えてくる。僕は、麹中での3年間でそれを知ることができました。

 

ゴールは1つの道しるべでもあります。そこに向かっていかなければいけない。全員リレーのように自分の思い通りにはできない。でも、ゴールにたどり着けば、僕たちはもっと上の楽しさ、達成感を味わうことができます。それがゴールを決める本当の意味なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

12日

麹町中学校 卒業生の言葉①

今日の保育園は3人の園児が登園しました。台風接近でも働くママは頑張っています。ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターが、13時までの営業となったので、給食を食べて、無事に帰宅しました。

 

今回の台風では、私が住む埼玉県で「大雨特別警報」のレベル5が発令されました。「命を守る行動が必要」という内容です。

 

テレビの台風速報を見ていると、洪水の映像など、台風による不安をあおるような報道ですね。冷静に対応しなければならないのに、何だか、恐怖が増すばかりと感じる人が多いのではと、別の心配をしてしまいます。

 

さて、今日は、昨日のブログの続きですが、麹町中学校の卒業生の言葉を紹介します。中学3年生で、よくこんなメッセージが言えるものかと、感心します。

 

平成30年度 卒業生代表の言葉です。

 

あっという間の3年間、長かった3年間。この3年間は人それぞれのものだったと思います。今日は、僕たちの3年間を振り返って、2つの話をしたいと思います。

 

最初の話は「リスペクト」です。誰かの考え方、誰かのチャレンジ、そして個性を尊重するということ。この学校では何度も聞いた言葉だと思います。

 

この学年はさまざまな個性であふれています。そんな癖の強い子のひとり、とても質問が好きな男子の話をしたいと思います。今からお話することは、本人と保護者の方に許可をもらっています。

 

その子は社会が得意で、先生や友達に歴史や地理を語っている姿をよく見かけました。集会や講演会の時には、「はい、はい」とよく手を挙げて質問をしていました。ときには、話をしている人を困らせてしまうような質問をすることもありました。ですので、1年生のうちは、僕は戸惑いましたし、彼を変な目で見てしまっていました。「なんであんなに質問するのだろう」と。

 

しかし、もし彼が今この瞬間、僕に手を挙げて質問しても、彼を責める人はこの学年にはないでしょう。なぜなら、僕たちは彼を知っているからです。彼の得意なこと、苦手なことを知っています。それに、最初に手を挙げて質問するには勇気がいること、質問をするには深い考えが必要なこと、そして彼にはそれが備わっているということ。僕たちは知っています。また、彼の突拍子もない質問から、何かに気付いたり、考えが深まった人もいます。だから僕たちは、彼をリスペクトしています。

 

僕たちの学年の、誰かをリスペクトするという雰囲気は僕も実際に体験しました。

 

それは僕が生徒会長だった時のことです。生徒会長のような大役を務めるのは、僕自身初めてで、心配なことがたくさんありました。最初のころ、特に心配だったのが「周りの目」です。朝会でみんなの前で話すとき、みんなは自分のことをどう思っているのかなあ、と反応ばかりを気にしていました。行事の時も、生徒会活動の時も、自分がどう見られているのか、周りの目を意識してしまっていました。目立つこと、それは少し悪いことだと思い込んでいたのです。「出る杭は打たれる」と思っていました。

 

でも、僕は間違っていました。朝会の時、僕は気持ちよく皆さんの前で話ができたし、行事の時も周りの目を気にせずに自由に活動ができました。なぜなら、僕たちの学年が「出る杭を打たない」学年だったからです。誰かが前で発表したり、活動するときでも、それを支える雰囲気が僕たちの学年にはありました。

 

個性や考え、そして誰かのチャレンジを否定しない、むしろ尊重し、応援できれば、学校はとても心地よい場所になるといつからか気付きました。足を引っ張る人のいない、そういう環境はお互いを高め合え、成長させてくれる環境なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

11日

麹町中学校の副校長

台風上陸前日のショッピングセンターは、レジに長い列ができています。パンの棚は、ほぼ空っぽの状態です。もし停電して調理ができなくなっても、パンならすぐに食べられます。カップラーメンにミネラルウォーターも在庫がほとんどありません。

 

台風のような自然災害相手に、人間は無力ですが、大きな被害とならないように祈るばかりです。

 

さて、10月2日のおやじ園長のブログで、東京都千代田区にある麹町中学校の話をしましたが、今日は、工藤校長ではなく、女性の副校長の話です。

 

菅原副校長が語ります。「定期テストや宿題の廃止、固定担任制から全員担任制へ、服装・髪型指導は一切なしばかりが注目されていますが、実は、これらは手段にすぎません。本校の最上位の教育目標は『自律した子どもを育てる』です」

 

そして、合言葉があります。「世の中まんざらでもない!大人って結構素敵だ!」です。

 

入学当初は自分に自信が持てず、大人が信用できない生徒たちですが「人は対立するものだ」「人のせいにしない」「目的は何?」等、日々のカリキュラムを通して成長していきます。そして、3年生になる頃には、「自分で考え、判断し行動できるようになり、出る杭を打たない」生徒になっていくのです。

 

菅原教頭は、「副校長として~すべき」と自分にプレッシャーをかけ、押しつぶされそうになり、失敗し落ち込む悪循環を経験します。そこから、「完璧にできなくてもいい、失敗してもいい、できないなら人にお願いしよう」と思えるようになったそうです。

 

どうですか、これを読んだあなた・・・自分の仕事を振り返ってみて下さい。

 

本当に仕事ができる人は、自分ですべてをこなすことではなく、周りを上手に巻き込む力がある人です。人に頼ることは、恥ずかしいことではなく、コミュニケーション能力の賜物ですね。

2019年

10月

10日

「桃太郎は盗人なのか?」

2019年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の父と言われる吉野彰さんら3人が選ばれました。うれしいニュースですね。

 

今までのノーベル化学賞といえば、私たちのような一般人では、よく分からないような難しい研究が多かったですが、今回のリチウムイオン電池は、パソコン、スマホから電気自動車まで、私たちの生活には欠かせない、現代生活のインフラにほとんど関係しているものです。

 

私たちが、当たり前に使っているモノが、ノーベル賞です。これからは、このブログを書いているパソコンにも大いに感謝することにします。(笑)

 

さて、「桃太郎は盗人なのか?」という本をご存知ですか。この本の著者は、倉持よつばさんという小学校6年生です。彼女は、昨年の夏休みに、昔話の「桃太郎」を巡って、200冊以上の書籍を読み比べ、その成果がハードカバーの単行本となったのです。

 

倉持さんは「今は鬼というと悪いイメージがあるが、昔の話だと宝物を奪いに行ったのは桃太郎。鬼自身は何も悪いことはしていない。そこを知ってほしい」と語ります。

 

私たち大人は、昔からのすりこみで、鬼は悪い者というメッセージを自然と子どもたちに発信しています。それを、倉持さんは、小学生らしい「ちょっと、おかしいんじゃない?」と受け止めるのです。それで、200冊です・・・凄いですね。

 

200冊以上読んで気がついたのは、桃太郎の話が時代によって異なること。特に、鬼については、江戸から明治初期は、鬼から宝物を奪っている→明治末ごろから、鬼が自ら宝を差し出すようになっている→昭和になると、優しい鬼が出てくる。

 

このように、時代と共に、鬼が非力になっていく様子を発見。鬼に落ち度はなく「桃太郎盗人説」に共感を覚えたそうです。同時に、得体の知れないものを「鬼」とすることで、日本人は昔から、心の安定を図ってきたという結論にたどりつきます。

 

どうですか、大げさですが、民俗学者を含む多くの大人たちが思いもよらなかった「人と鬼」の謎の解明のヒントになるかもしれませんね。これが、小学生の書いた本です。あっぱれ!・・・脱帽です。

 

私たち大人は、子どもたちに、少しでも多くの本を読む習慣をつけさせたいものです。大人では考えもつかない発想が、誕生することは間違いありませんね。

2019年

10月

09日

災害と女性

昨日の寺子屋では、単純に屋上で虫捕りをしました。虫あみと虫かごを持って、子どもたちが狙うのは「赤とんぼ」や「アゲハチョウ」ですが、そう簡単にはつかまりません。子どもたちをあざ笑うかのように、空高く逃げていきます。

 

ということで、飼育ケースには、ショウリョウバッタやオンブバッタや、カメムシ、ダンゴムシに謎の虫たちを採集しました。小さい園児も、今日一日観察をして、屋上へ逃がしました。1歳の園児が食い入るように飼育ケースを見つめます。こうして、ホワイトきゃんばすでは、虫嫌いの園児がいなくなっていくのです。(笑)

 

さて、今日は、災害時における女性について、フォーカスします。データによると、

東日本大震災による死亡者は、男性よりも圧倒的に女性が多かったのです。女性の方が男性よりも長生きで高齢者が多いから、と思った方もいるでしょうが、実は、全ての年代において女性が男性を上回っているのです。

 

ざっと、女性:男性が、55対45ぐらいの比率です。どうですか、僅差の範囲ではありませんね。

 

考えられることは、自宅で高齢の親や幼児などの子どもの世話をしていて逃げ遅れた人が多かったのではないかと言われてます。

 

問題は、女性の死亡率が多いという事だけではないようです。災害後の避難生活でのストレスは、男性よりも女性の方が大きいのが実態です。女性用トイレは、男性用の3倍必要というのが国際基準だそうですが、これを満たす避難場所はほぼ皆無です。

 

更衣や入浴についても、男性のように何の気兼ねもなく、ハダカになって・・・というわけにはいきませんね。炊事や洗濯も女性がするべきと、一手に担わされる重荷も加わります。

 

こうなっていくと、何を改善すればいいのか・・・。地方自治体などの防災計画を策定する防災会議のメンバーに、現状は女性が1割程度だそうです。力仕事は男性が・・・乳児などの対応は女性が・・・など、性別による役割分担が必要な内容は、避難生活の中では、ごく限られていると考えるのがいいのかもしれません。

 

男女関係なく、被災時の緊急生活においては、ともに役割を共有するプランが、今後はとても重要になってくるのでしょう。

 

これは、他人ごとではありません。私たち誰もが、いつ避難生活を送ることになるやもしれませんね。

2019年

10月

08日

リアルなお金体験をさせよう

今日は、屋上でピクニックランチです。寺子屋園児が、ママが作ってくれたお弁当を食べるという、とてもシンプルなイベントですが、子どもたちにとっては、とても大切な一日です。

 

お弁当を作ってくれたママへの感謝の気持ち・・・事前にママへお弁当の内容をリクエストした園児もいました。すみっコぐらしなど、今回初登場のキャラ弁を前にして、子どもたちの会話も広がります。朝降っていた雨も、ピクニックランチの時間は、晴れ間が出てきました。大満足の子どもたちです。

 

さて、10月から消費税が10%になり、「キャッシュレスならポイント○倍」と、世間はカード利用を促し、スイカやパスモがあれば、お財布がなくても過ごせてしまう今日この頃・・・さらに、キャッシュレス化の傾向は加速していくことでしょう。

 

しかし、子どもたちは、リアルなお金体験が必要ですね。

 

保育園ママの中には、子どもにお菓子を買い与えるのではなく、「この100円で、好きなお菓子を買ってもいいよ。ただし、自分で100円以内で、買えるものを探しなさい」と、たまに子どもに買い物をさせるそうです。欲張って、100円を超えてしまったら、やり直しです。(笑)

 

現金のやり取りは、金銭感覚を育てるためにも意義があります。

 

「100円で買えるものは何かな?」「このりんごとあのりんごでは、どっちが高いの?どうして?」「あと○○円あれば、このおもちゃが買えるね」「買い物したら、お金はなくなるんだ?!無駄使いはいけないのかな?」「欲しいものを買うためには、お金を貯めないといけないんだ」

 

まぁ~大人が口で言ってもなかなか実感がわかないことも、実際に現金での買い物を子どもと一緒に行うことで、学ぶことが多いですね。

 

お金のことを教えるのは、とても重要な事です。現金での買い物・・・たまには、子どもにさせてみませんか。

2019年

10月

07日

子どもに「選択する時間」を与える

3歳女の子のママの話です。衣替えで、夏服から秋冬服まで、これを機に処分してしまおうと思ったのですが、今回は、娘に「着る服」「着ない服」を選択させたそうです。すると、予想外に、テキパキと3歳の娘が仕分けをし、「この服は○○だから・・・」なんて、理由まで説明するそうです。

 

たいていは、時間の節約とか面倒になるとかの理由で、親が全部やってしまうことが多いですね。

 

忙しい毎日の中で、子どもを急がしてしまったり、親がやってしまう場面もあるでしょう。しかし、このママのように、子どもに選択権を与えることは、とても大切なことです。

 

例えば、アイスクリームを買うとき、「選んでいいよ」と言いながら、決められないと「これでいいでしょ?」と親が決めてしまう事がありますね。子どもが迷っているときは、一番頭を働かせているときです。

 

ホワイトきゃんばす流で言えば「自分で考えて自分で答えを出す」大人になるためにも、子どもが「悩んでいる時間」を親は保証してあげたいですね。

 

これからの時代に、速く効率よく答えを導き出すのはAIがやってくれます。しかし、物事をじっくりと考えて、「こんなことをやったら面白いんじゃないの?」と発見するのは、AIではなく「人」でしかできません。

 

子育てのやり方は、親が自分のマニュアルを積み上げていくのですが、「子どもに選択する時間」を与えることは、やり方は色々あるでしょうが、是非にやってみて下さい。

2019年

10月

06日

スズメバチ

夏の雑木林で、樹液の出るクヌギには、夜はカブトムシやクワガタが集まります。しかし、昼間の主役はスズメバチです。夜になると、自分の巣に戻って寝ます。たまに、食いしん坊スズメバチが夜まで樹液を吸っていることがあります。

 

この夏の保育園ナイトツアーでもスズメバチを1匹ですが見つけました。「スズメバチがいるから近寄らないで・・・」と、思わず叫んでいました。

 

スズメバチは、夏に羽化を始め、9月から10月にかけて、一番個体数が多くなるそうです。つまり、今がスズメバチのピークなのです。1つの巣に数百匹が暮らすこともあるそうです。オスのスズメバチは全く働かず、女王バチの産卵のために存在するのみだそうです。

 

保育園の遠足でお世話になった、北本自然観察公園では、スズメバチの巣を見つけると、もちろん駆除はしません。スズメバチと共存する網のトンネルを設置するそうです。巣を見かけた時は「子育てをしているんだな」と温かい気持ちで見守って欲しいと言います。

 

スズメバチは花の蜜を吸い、チョウやガなどを食べます。スズメバチがいなくなった世界を想像してみると、花は受粉せず、種を残せなくなります。食べられた虫たちは数を増やし、農作物を沢山食べてしまうので、農薬が使われる量が増えるかもしれません。

 

こう考えると、スズメバチは生態系の大切な一員であり、私たち人間も大変お世話になっているのです。我が物顔で歩く私たち人間も、自然の生き物に触れながら、生態系のことをたまには考えてみる必要があるかもしれませんね。

2019年

10月

05日

1人1人がめざせ金メダル

ラグビーワールドカップで日本代表がサモアを破り3連勝しましたね。今回のワールドカップで初めてラグビーファンになった人が多いと思いますが、3週連続で土曜日の夜は、日本中が大盛り上がりです。

 

ノーサイドの精神で、試合後の選手同士の紳士的な姿が、印象的ですね。予選リーグの最終戦は、因縁のスコットランド戦です。因縁というのは、先回のワールドカップで、あの南アフリカを破り「世紀の番狂わせ」の日本代表が、予選リーグで3勝をあげながらも、スコットランドに敗れ、勝ち点の差で決勝トーナメントに進出できなかったからです。

 

巷では、決勝トーナメント進出ではなく、優勝を目指せ!なんていう声があがっているようですが、まずはスコットランド戦に勝って、決勝進出ですね。ちなみに、過去のスコットランド戦では10回以上戦って、1989年に4点差の僅差で1度しか勝ったことがない相手です。こんなデータ上のマイナス予測も、全部吹っ飛ばしてくれるでしょう。(笑)

 

さて、今日は、卒園児が通う「栄小学校」の運動会の応援に子どもたちを連れて行ってきました。この小学校には、3年、2年生の4人が通っています。10月だというのに、気温が30度を超える猛暑の中で、卒園児たちは頑張っていました。ホワイトきゃんばす名物の「うるさい応援」で盛り上げます。(笑)

 

これで、卒園児が通う小学校3校の秋の運動会が無事に終了しました。春に3校が運動会を終えているので、全ての卒園児の運動会が終わりました。あとは、10月19日の保育園の運動会を残すのみです。

 

栄小学校の運動会のスローガンは「1人1人がめざせ金メダル」です。このスローガンには先生たちの思いが込められていますね。一人一人全員が金メダルの1等賞にはなれません。また、ダンスなどの演目には勝敗はつきませんね。でも、自分がどれだけ頑張ったか・・・「自分で自分に金メダルをかけることができる運動会にしよう」というメッセージが熱く伝わります。

 

この秋の3校の小学校には、それぞれのスローガンや目標があり、子どもたちの前に進む姿がありました。園児の応援と共に、多くの感動をもらいました。

 

今日の保育園での帰りの時に、4歳女の子のママが、小学校3年の卒園児に「○○ちゃんのエイサー・・・かっこよかったよ!」と話しかけます。保育園のDVDには、小学校運動会での卒園児の活躍も映っています。保育園の保護者も、我が子が面倒を見てくれた先輩の活躍を応援していることに、うれしい気持ちになりました。

 

保育園の運動会には、卒園児競技があります。今年の運動会には10人以上の卒園児が集合しますので、リレーもやってもらいます。楽しみですね。

2019年

10月

04日

「足し算」ではなく「かけ算」の人生

今日は金曜日で、寺子屋の園児は体操教室です。ここのところ、毎日のように運動会の練習が続いているので、体操教室で、子どもたちは息抜きです。(笑)

 

さて、仕事について今日は考えてみます。

 

同じ組織や職種で肩書や役職を積み上げていくことを「足し算の人生」とするならば、働きながら新たに学び、スキルや経験を掛け合わせて人生を創るのは「かけ算の人生」と言えます。もちろん、どちらがいいとか悪いとかの話ではなく、どちらの人生を自分で選択するかの話です。

 

リスクを考えると、足し算の人生の方が、安定しているかもしれませんね。かけ算の人生は、とてもかっこよく聞こえますが、そんなに簡単にはいかないような気もします。

 

しかし、今は、社会人の学び直しが多くなっているそうです。18歳以下の若者人口が減少するなか、専門学校は積極的に社会人を受け入れるようになっています。社会人をターゲットにしたコースを設定する専門学校もあるそうです。

 

「こちらは六文銭になります。故人様の三途の川の渡し賃です」と、これは、葬儀の運営や作法などを学ぶ実習のひとコマだそうです。

 

探偵の専門学校は「独立して稼げるかどうかは人によりますが、人の悩みはなくならない。景気に左右されにくく、根強い需要のある職業です」と校長が話します。探偵への依頼で最も多いのは、浮気や結婚前の素行調査だそうです。

 

「鍵の学校ロックマスター養成学校」も人気だそうです。一般的な住宅の鍵なら1、2分で開けることができるそうで、それで料金相場は1万円以上。腕次第で稼げる仕事なのです。

 

アニメや映画の専門学校や、動物の専門学校には、若い時の夢を求め、年を重ねても、どうしてもトライしたいという気持ちは、よくわかりますね。

 

みなさん・・・今の仕事は、就職してずっと続けている仕事ですか?それとも、何度目ですか?

 

社会人の学び直しは、自らの人生の可能性を鍛え、自分の適性や適職を見つけることにつながります。たまには、自分の仕事人生をゆっくりと考えるのはいかがですか。

2019年

10月

03日

さつまいも掘り

明後日は、ラグビーワールドカップ日本対サモアの試合ですね。さて、「ビールを切らすな!」と、試合観戦中に一番ビールの消費量が増すスポーツは、何だと思いますか。そうです。ラグビーです。

 

前回2015年のイングランド大会では、会場内とチケットがない人でも楽しめる「ファンゾーン」で、一人あたり一試合で平均1.7リットルを消費したそうです。凄い数字ですね。

 

今回のワールドカップでは、あの日本流「売り子」が大活躍しているそうです。40分ハーフで、ハーフタイム以外は、まとまった空き時間がないラグビーでは「席に座ったままビールを買う」ことができるので、海外ファンから大好評だそうです。

 

サッカーのマリノスの担当は、「サッカーならビールを一人1杯買うところで、ラグビーは4~6杯は買う。缶ビールを24缶求めるお客様もいた」と言います。夏が終わっても、今年はビール会社が特需に恵まれるかもしれませんね。

 

さて、今日の保育園は、屋上ファームでさつまいも掘りをしました。5月の保育参観で、パパママと一緒にさつまいもの苗を植え、いよいよ収穫となりました。さつまいもは、土の中にあるので、スコップ片手に、子どもたちは、泥まみれの格闘です。

 

今年の新人園児は、初めての経験に大はしゃぎの子もいれば、引く子もいます。(笑)

 

野菜用コンテナ2杯分の収穫です。土の中からは、様々な虫が出てきます。ダンゴムシや蛾の幼虫・・・そして、さつまいもの葉には、ナナホシてんとう虫やカメムシも登場します。一番グロテスクだったのは、ピクピク動いているオレンジ色の蛾のサナギです。さすがに、虫大好き6歳男の子でも触れません。

 

今日の観察のメインは「ハサミムシ」です。体長2センチくらいの細長いゴキブリ色の昆虫です。お尻にハサミがついているので、ハサミムシといいます。小さな昆虫を食べる肉食で、ハサミで人間の指もはさみます。しかし、性格はとてもおとなしい虫です。

 

子どもたちは、ハサミムシのお尻のハサミに、枝をはさんだりして観察しています。私も子どもの頃は、よくハサミムシを観察したものです。ハサミを持っているところがカッコイイのです。

 

こうして、子どもたちは、土にまみれながらさつまいもを収穫し、虫たちの観察に夢中になるのです。贅沢な時間を過ごしました。

2019年

10月

02日

麹町中学校

本日見学に来たママは、東京の五反田で生まれ育った都会人です。3年前に結婚して、さいたま市に引っ越しをするまで、畑を見たことがなかったそうです。

 

屋上の見学が始まると、9月に植えたジャガイモに「これがじゃがいもですか?触っていいですか・・・何か産毛が生えてますね」と、子どものように目を輝かせています。「オクラって、こうやって実がついているのですね・・・えっ花が実になるんですか・・・花もネバネバしてるなんて・・・秋ナスってこれですか?・・・インゲン豆?」と驚きのコメントが止まりません。(笑)

 

さつまいもの試し掘りをすると、土の中からおおきなイモが出てきました。「私、芋掘りもしたことがないんですよ・・・野菜は、スーパーでみるだけ・・・私も、子どもと一緒に保育園に通いたい」と言い出します。屋上のたくさんの生き物たちにも感動したようで、「こんな環境で、我が子が遊べるなんて・・・うらやましい」と、来年度の入園を即決されました。

 

今日は、有名な「麹町中学校」の話です。教育関係者の間では、この都会の真ん中の公立中学校の工藤校長の大改革を知る人は多いです。

 

以前に、おやじ園長のブログでも紹介しましたが、「中間、期末の定期テストなし」「宿題なし」「学級担任制の廃止」の中学校です。もちろん、テストなし宿題なしで、子どもたちの学力がアップしている理由がちゃんとあります。

 

工藤校長は、一番の目標に「自律」を掲げます。自分で判断し行動できる生徒になることが目的です。そして、子どもたちが社会に出てから、通用する人間になることを見据えて、教育をしています。この目的にまったく関係のない、過去の学校慣習などは廃止していきました。300以上の改革を行ったそうです。

 

明確な1つの目標があれば、それを達成させる手段は、生徒それぞれにある。そこを権限委譲することで、生徒のモチベーションが上がると考えるのが工藤校長です。「これは、校則で決まっているからダメだ!」と理由のない、あら捜しなど、子どもが社会で活躍することと関係のない、今までの学校の過去の継続事項を指摘します。

 

私は、民間企業で働いていましたので、工藤校長の考え方は、いわば、当たり前の考え方です。しかし、私が驚いたのは、工藤校長は民間出身の校長ではなく、ずっと、教育畑にいた人です。しかし、彼は、自分の判断で「これはおかしいぞ?」を次々と改革していったのです。そして、今では、民間企業の人事担当者が、工藤校長の改革を自分の会社に活かそうと、見学が絶えないそうです。

 

「自分で考えて自分で答えが出せる大人になる」これは、保育園ホワイトきゃんばすでの考え方です。まだ、小学校へ入学する前の園児たちの大人になった時の姿を見ています。異年齢保育も、子どもたちが社会に出ると同じ年齢や学年の組織やチームなどないので、タテの関係はその予行練習でもあるのです。

 

こうして、日本の学校は、子どもたちが社会に出てからのことを考える教育に変わっていくことでしょう。麹町中学校の取組みは、全国に広がっています。

2019年

10月

01日

奇跡の夢ノート

ホワイトきゃんばすの卒園児で、今は小学校1年生の女の子が、「テレビ埼玉」というローカル局ですが登場します。テレビ局が彼女の小学校を訪れ、「将来の夢は?」と子どもたちに投げかけます。

 

彼女は、保育園の頃から、「大きくなったらデザイナーになるんだ。そして、かわいい服をたくさんデザインして、おしゃれで多くの人を幸せにしたい」と言っていました。その夢が、テレビ局の目にヒットしたのです。近日中に放映されるので楽しみです。

 

私たち大人は、子どもたちに「夢を持ちましょう」と言っておきながら、子どもが夢を語ると「あなたには無理だよ」「できっこない」などの否定的な言葉を投げかけることがあります。矛盾していますね。

 

何かをしようとするときに、子どもは一人でも応援してくれる人がいることが大きな力につながります。

 

「奇跡の夢ノート」という本を知っていますか。これは、北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本代表であった石黒由美子さんの自伝です。

 

石黒さんは、小学校2年生の時に交通事故で顔面だけで540針、口の中を260針縫うという瀕死の重傷を負います。一命だけは取りとめたものの、それまでの記憶を一切なくしてしまいます。

 

縫合のあとも生々しく、ついたあだ名が「フランケン」・・・顔の筋肉が思うように動かず、口は開きっぱなしでヨダレがたれてきます。三半規管も損なわれてまっすぐに立てません。右目は24時間見開いたままで瞬きもできず・・・

 

入院中、由美子さんは「夢はシンクロの選手になってオリンピック出場」と打ち明けます。そこから、本気で娘の夢を信じる母との壮絶な毎日が始まります。そして、ついにその夢が現実となるのです。

 

私たち大人のすることは、とても簡単です。子どもの夢を応援するだけです。何のリスクも困難もありません。

 

どうですか・・・自分の事は、ネガティブに捉えようが・・・子どもに対しては、ずっと夢を信じる親であり、大人であるよう、今からでも、変わってみませんか。

2019年

9月

30日

教員は閉鎖的?!

今日は、消費税アップの前日ということで、食品レジは大行列です。事前の買いだめと思われますが・・・ちょっと待った!です。ややこしくて、個人的には「全部10%でいいんじゃない」と思いますが、軽減税率でほとんどの食料品は8%のままなのに、なぜ?

 

2%のために、買いだめをして悪くしてしまったり、余計なものまで購入してしまったりすることを考えると、今日も明日も普通に買い物をすればいいのに・・・と、こんな時は、少し冷めてしまうおやじ園長です。(笑)

 

私が小学生の時に、素敵な音楽の先生がいました。もちろん女性です。かわいいとか美人とか、見た目ではなくて、サバサバした性格で「私ね~○○先生嫌いだから・・・」なんて、平気で私に言ってしまうような、教師らしくない先生でした。

 

そんな、先生が結婚した相手は、ごく普通の先生でした。「えっ?ふつうじゃん」と思ったものです。

 

日本には、約167万人の教員がいるそうです。全国民に対する割合は1.3%で、およそ77人に1人の計算です。教育大国と言われる日本は、教員が多い国の1つと言えます。

 

ところが、「教員の知り合いはいるか」と国民に尋ねてみると、7割近くが「いない」と答えています。国民の就学率が高い日本で教員の相対数が少ないとは考えにくいですね。

 

では?仮説を立てると、教員の生活世界が狭いということかもしれません。教員の方が聞いたら怒るかもしれませんが、多忙でプライベートの人間関係が広がりにくい・・・教員集団の同質性や閉鎖性が強いなどの理由が考えられます。

 

日本の教員は民間企業出身者比率が低く、同業婚の率も高いのは事実です。新卒の教員も教員養成学部出身者の比率が高まっているようで、「異色の経歴の・・・」という多様性が減っています。

 

う~ん・・・ここまで、かなり教員のマイナス傾向ばかり書いてきましたが、私のまわりには、イエナプランの勉強会で知り合った素敵な先生ばかりです。先日、保育園の見学に来たママは、小学校の教員です。旦那さんも教員だということですが、話をしていると、会話のキャッチボールが楽しく進みました。

 

社会に子どもを送り出す教員は、社会との豊かな関係を結んでいかなければ、子どもたちに「よのなか」のことを教えることはできません。

 

ちゃんと勉強を教える、いわゆる「ちゃんとした先生」と、私のように「社会に出たらこんなことじゃ通用しないよ・・・」を言い続ける「よのなかの先生」が、バランスよく学校組織の中で機能するのが、私が考える理想です。

 

土曜日の大宮西小学校での運動会、徒競走では、事前に子どもたちのタイムを計り、タイムの近い児童同士で走るメンバーを決めます。大差がつかないようにという配慮だそうです。

 

社会に出れば、全てが接戦とは限りません。大勝する時も大敗する時もたくさんあります。その中で、めげずに、あきらめないで、勝った時は、おごらずに生きていく力が求められます。色々な考えがあるでしょうが、私は、そんな配慮は、長い目で見ると不要と思っています。

 

ところで、ホワイトきゃんばすの卒園児、俊足の小1女子は、前日「1位にならないとぶっ飛ばす!」と園長から根性論で喝を入れられ・・・当然、タイムがトップクラスのメンバーの中で走ります。それでも「普通に走った」と言って、余裕の1位でした。あっぱれ!です。(笑)

2019年

9月

29日

子どものパワーで元気になるお年寄り

少し悲しい話ですが、「あなたのこれからの生きがいは何ですか?」という質問に「死ぬのを待つだけです。もうすぐにそうなるわ」と答えるお年寄りがいます。人生100年時代と言われながら、現実には、どれだけの人が「元気で長生き」できているか、これからの高齢化社会に向かう、日本の課題です。

 

先日のテレビ番組で、イギリスの老人ホームの中に保育園を作り、80歳を超える高齢者と子どもたちが一緒に過ごすという内容がありました。

 

子どもの力で、高齢者が元気になることは、誰もが経験値でわかっています。今月も、ホワイトきゃんばすの子どもたちが、あずみ苑を訪問し、おじいちゃんおばあちゃんたちとの交流の時間を持ちました。そこでのシーンです。

 

子どもがカードを引きます。そこには、動物の名前が書いてあって、子どもは、ジェスチャーでその動物の物まねをするジェスチャーゲームをしたのですが、「はいはいはい」とまるで保育園の園児のように、手を挙げるおばあちゃんの姿がありました。

 

童心に帰って・・・とはよく言われますが、80歳超えのおばあちゃんが、4歳になっています。

 

この番組では、高齢者と幼児とのふれあいで、科学的に高齢者の変化をとらえます。不思議なことに、筋力のアップや脳の活性化など、数字上も大きな変化が見られたのです。年に3回のあずみ苑訪問で、ホワイトきゃんばすの子どもたちの力で、科学的におじいちゃんおばあちゃんが元気になっているようです。

 

そう言えば・・・おやじ園長も久々に会う人から「若くなったんじゃないの?」とよく言われます。私自身が、子どもたちからのパワーを実感しています。(笑)

2019年

9月

28日

ピラミッドに涙・・・

ワールドカップの開催時点では、世界ランキング1位の・・・日本が過去9回一度も勝ったことがない、しかも接戦もなかったアイルランドに勝った!と日本中だけでなく世界中が大騒ぎです。

 

保育園が終わって、日本勝利の速報が入ると、家に帰ってじっくりと試合を見ました。日本が勝つとわかっているのに、手に汗を握る素晴らしい試合でした。タックルを伴うハードな試合を80分持続させることは、信じられないですが、明らかに体格で劣る日本チームは、猛練習でのスタミナという武器で勝ったのです。あと2戦・・・何とか悲願の決勝トーナメン進出へ「ガンバレ!」ですね。まるで、保育園の子どもたちにエールを送るようです。(笑)

 

さて、今日は先週に続いて、卒園児が通う「大宮西小学校」の運動会へ子どもたちと一緒に応援に行きました。小学校4年生から1年生まで4人の卒園児が通っています。4年生の女の子は、保育園の夏まつりで「カフェをやりたい」と画期的な提案をし、メニューなども考えた女の子です。今日の運動会では、「応援団」のメンバーに立候補して、たくましい姿を見せてくれました。

 

そして、1年生女の子は、ずば抜けて俊足です。昨年の保育園の運動会で、ライバルと感動の走りを見せてくれました。今日の徒競走では、園長の「絶対に1番になるんだぞ!負けたらぶっ飛ばす!」の昭和時代の精神論に見事に答えてくれました。ぶっちぎりの1番です。金のシールが左肩に貼られていました。まぶしかったですね。

 

卒園児たちの活躍に、今日は10名の応援団が「やった!やった!」と大喜びです。その姿を見ているだけで、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

大宮西小学校の「ウエストブラス」というマーチングバンドは、昨年の全国大会で金賞を受賞した、全国大会の常連校です。私も楽しみにしていましたが、子どもたちも「凄い!」の一言です。演奏も素晴らしいのですが、フラッグを掲げて行進する姿が凛々しくて・・・大感動です。年長女子の姉は、昨年の全国大会のメンバーでした。「お姉ちゃんがやってたんだよ!」と大興奮です。

 

最後の種目は、6年生の組体操です。今は、「組体操」というタイトルではなく、大宮西小学校では「HISTORY~成長と感謝~」という演目でした。

 

演目のクライマックスは、禁断のピラミッドです。禁断と言ったのは、全国の小中学校の運動会で、「危険度が高い」という理由で、次々とピラミッドが行われなくなりました。

 

子どもたちが、横一直線になって、ピラミッドを完成させました。言葉にならない感動です。小学3年の卒園児が「園長先生・・・なんだか、まわりのお母さんたちが、みんな泣いているよ・・」と言ってきました。「そうだね・・・園長先生も涙が出るほど感動しているよ」と答えます。

 

禁断のピラミッドに挑戦させた先生たちの勇気にエールを送ります。当然、児童のケガが無いように、安全対策をしっかりと行った練習をしたことでしょう。組体操に出陣する子どもたちに向かって、6年の担任が「よし!これが最後だ!今まで頑張って練習したことをすべてぶつけて来い!」と言葉をかけていました。

 

運動会で得られるものは、もちろんたくさんあるのでしょうが、子どもたちの笑顔が一番ですね。「運動が苦手な子は笑顔じゃないでしょ?」というヤボな質問に答えます。

 

「お弁当タイムは、みんな笑顔です・・・」これも、運動会の大切な思い出ですね。(笑)

2019年

9月

27日

高校生と小学生とのふれあい体験

今日は、来年度の令和2年4月からの新入園児の申し込みがありました。まだ9月ですが、今年は、5月くらいから来年度入園の保護者が見学に来ていました。

 

ホワイトきゃんばすのスタンスは、「いい保育園は、口コミなど他人が決める事ではありません。保護者の考えや希望が合うかどうかですので、あなたにとってのいい保育園を色々なところを見学して決めるのがいいですよ」です。

 

開園当初は、必死にホワイトきゃんばすのアピールをして「是非、うちにどうぞ」でした。元営業マン園長の営業トークが花開きます。(笑)しかし、今は、保護者が望む保育園像を伺いながら、ホワイトきゃんばすの核となる考え方を説明し、屋上の環境を見てもらっています。

 

今回入園を決めた保護者は、異年齢保育と屋上の環境に我が子を入園させる決心をしたそうです。うれしいですね。

 

さて、本日は、埼玉県秩父市にある県立秩父農工科学高校の話です。この学校の歴史は古く、明治33年に創立され、現在は農業、工業、家庭の3部7学科を有する総合専門高校です。

 

この高校では、2010年から「小学生とのふれあい体験」を行っているそうです。高校生と小学生ですから、かなり年齢が離れています。今では、例年100人を超える児童や保護者が参加するほどの人気ぶりだそうです。

 

では、何をするかというと、8講座が開かれ、「電気でアイスクリーム・パンをつくろう」などのユニークな講座や、実践的な「草花の寄せ植え」講座もあるそうです。

 

ねらいは、小学生やその保護者に学習内容を知ってもらうことで、地元の高校としての魅力を伝えることにあります。高校生も年の離れた小学生に教えるために、自身の理解を深める大切さを実感する場にもなっています。

 

異年齢保育のホワイトきゃんばすでは、0歳児から5歳児までの6学年のかかわりだけでなく、卒園児の小学生が加わることで、現在一番年上が4年生ですので、最大10学年の年齢差のかかわりが生まれます。

 

子どもたちがやがて大人になって、社会に出れば、10歳の年齢差など日常茶飯事です。このタテの関係の重要性を知っているからこそ、秩父農工科学高校が行っている取組みが、どれだけ大切なことかが見えてきます。

 

見学の保護者によく言うことです。「大人の社会で、同じ年齢や同じ学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、決して特別な環境ではないんですよ・・・」と。

2019年

9月

26日

未来人の発想で町づくり

今日も西文ひろばで寺子屋園児は運動会の練習を行いました。他の保育園の園児も練習をしています。「YMCA」「パプリカ」などのダンスが始まると、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、勝手に真似をして盛り上がり、「イエーイ!」と拍手をします。この陽気なノリの良さが、我が保育園の強みです。(笑)

 

逆に、組体操を見てもらったのですが、相手の保育園は、静かに見ているのです。職員が「すごーい!」と声を出す以外は、子どもたちは黙って見ています。

 

やっぱり、子どもは元気でないと・・・ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ながら、うれしい気持ちになりました。

 

さて、最近では、全国の様々な自治体で、未来人になりきって将来を考える「フューチャー・デザイン(FD)」という手法が、長期計画策定などで広がっているそうです。

 

人口3万人弱の岩手県矢巾町(やはばちょう)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台となったともいわれる南昌山がシンボルの町です。ここでも、長期総合計画で、フューチャー・デザインが導入されました。

 

公募で集まった住民28人で、まずは「2060年の矢巾町はどんな町か?」を未来人として考えたそうです。「タイムスリップします」と町の職員から促され、「2059年以前のことは過去形で話す」というルールで、議論が進んだそうです。

 

8月の意見集約では「教育施設を核とした環境を重視する町」「最先端テクノロジーと観光の町」などの理想が示されたそうです。

 

失礼ですが、40年先のことなのに、あまり面白くないですね・・・でも、具体的な事を考えるのは、かなり難しいです。

 

フューチャー・デザインという考えは、北米先住民イロコイの教えを参考にして、数年前に提唱されたそうです。イロコイの憲法にあたる「偉大な結束法」は「現世代ばかりでなく、まだ生まれていない将来世代を念頭におき、彼らの幸福を熟慮せよ」と記されています。重要な意思決定は、7世代先の子孫になりきって考えるというのです。

 

何だか遥か先のことを考えるのは、ワクワクしますね。目先のことに・・・自分たちのことばかりに追われる私たち現代人にとって、フューチャー・デザインは、自分がすでに存在しない次世代以降のことを考えることです。

 

もちろん、預言者でもないし、画期的な発想だって持ち合わせていない私のような凡人には、平凡な未来しか描けませんが、フューチャー・デザインすることは・・・未来の子どもたちのために、大切なことですね。

2019年

9月

25日

小学校での動物飼育

卒園児が通う小学校では、飼育小屋でウサギやニワトリを飼育しているところが多いです。たいがい「いきものがかり」なる飼育委員会のメンバーが世話をしています。中には、地域を巻き込んで大がかりなホタルの飼育をしている小学校もあります。

 

しかし、最近では小学校で飼育されている動物の種類に変化が起きているそうです。ニワトリやウサギなどの鳥・哺乳類の割合が減る一方、メダカなどの魚類の飼育が増えていることが、研究者の調査でわかったそうです。

 

全国の小学校2062校への聞き取り調査をし、2003年と2012年のデータを比較すると、動物を飼育している小学校の割合は、「飼育していない」学校が、6.6%から14.2%に増えました。

 

「鳥・哺乳類を飼育」は、86.4%から49.1%に減り、「魚・両生類・昆虫のみを飼育」は、13.6%から50.9%と大幅に増えています。メダカなどの魚類やザリガニなどの飼育が増えたそうです。

 

鳥インフルエンザ流行の影響で、鳥類の飼育が著しく低下したしたことや、長期休暇中の世話が大変、病気やケガの処理が困難などの理由が大きな要因のようです。

 

ホワイトきゃんばすでは、池での生き物、カブトムシ小屋、カメのおうち、金魚のおうちなど、屋上での生き物の世話は、子どもたちの日常生活になっています。夏まつりの売上で購入した水槽での淡水魚飼育も、子どもたちの観察意欲が継続しています。

 

一番大好きなことは「もぐもぐタイム」と呼んでいるエサやりの時間です。冷凍の赤虫にあつまる魚たちの姿は、それは凄まじく、「いきること」を感じているようです。もちろん、赤虫は「ユスリカ」という蚊の幼虫であることも、子どもたちの知識としてインプットされました。(笑)

 

本来、小学校で生き物を飼育する目的は、生き物にふれあうことで、人の気持ちや欲求に気付いたり気遣ったりすることを経験的に学べることです。私の小学校時代、昭和の小学校は、担任の先生の裁量で、教室内に様々な生き物がいました。金魚に、メダカに、カメ・・・何が良かったかは、子どもの頃にはよくわからなかったですが、今になってみると、死んでしまった金魚を目の当たりにして、きちんと世話をしないと!といった経験の積み重ねで、人も動物も関係なく「いきること」を学んでいたのかもしれません。

 

そうだ・・・保育園の水槽でのもう一つの効果は、想定通りの「癒し効果」です。1歳女の子が水槽の前でじっと魚を見ています。怒りっぽい子には決してならないと確信しています。(笑)

2019年

9月

24日

今いけてる子はフェミニスト

今日の寺子屋は、運動会のポスターにする絵を描きました。練習が本格的になってきたので、子どもたちの運動会のイメージも膨らんでいます。

 

組体操の絵は、二人組三人組と、なかなかリアルに描かれています。紅白対抗リレーは、空の上からグランドを見ているようなダイナミックな絵が特徴です。サーキットレースでは、タイヤを転がす姿が上手に表現されていました。

 

子どもたちの傑作の中から10枚を選び、運動会のポスターとして、西文ひろばや保育園の壁面に掲示します。子どもたちの運動会への思いが、大きくなっていきます。

 

さて、ここ数年、「フェミニスト」を名乗る若い女性が増えているそうです。フェミニズムが「クール」なものとしてポジティブに捉えられているのです。

 

フェミニズムの定義はいろいろあるのでしょうが、シンプルに「性差別のない社会を実現するための考え方や活動」とします。一昔前は、フェミニズムの主張に賛同する時に、「この主張には賛成するけど、私はフェミニストではない・・・フェミニストと思われるのは嫌だ」と考える人がありました。

 

あの「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるイギリスの俳優、エマ・ワトソンさんは、国連本部の壇上に立ち、自分はフェミニストであることを語りました。この発言を機に、日本でもファッション雑誌でフェミニズム特集が組まれるようになりました。

 

そして、昨年8月に、東京医科大学の女子に対する不正入試が発覚すると、日本の女性差別がここまで根深く、学問という一番平等でなければならない場所で行われていたことが、大きな問題になりました。

 

今日は、フェミニズムの定義を議論するのではありませんが・・・(笑)

 

保育園のお客様のメインは、働くママです。そして、お客様であるママと話すことは、日常茶飯事です。私は、「自分はフェミニストだ!」なんて言ったこともありませんが、たぶん、他の男性と比べると「女性とか男性とか・・・そんなの関係ない」という考えが強いかもしれません。

 

「今いけてる子はフェミニスト」という記事に、思わず目がとまってしまった私ですが、「性の平等なんて当たり前よ・・・そんな、熱く議論するのはもう過去の話よ」なんて、クールに捉えることができる女性が、「いけてる子」なのかもしれませんね。う~ん・・難しいですね。

2019年

9月

23日

運動会からスポーツデーへ

保育園に水槽が設置されてから、長い時間魚やエビを見ている園児が増えました。特に「モグモグタイム」で冷凍アカムシを水槽に入れると、魚たちがパクパク食べ始めます。子どもたちの楽しみの時間になりました。

 

川魚中心の水槽なので、カラーの魚はいません。しかし、水槽の中に、園児が沖縄の海で採集した貝殻を散りばめました。淡水魚の水槽に海の貝殻はミスマッチですが、なかなか見ごたえがあります。(笑)

 

これを機に、生き物を飼う習慣を子どもたちと楽しもうと、屋上に「金魚のおうち」と「ミドリガメの保育園」を作りました。大きいタライに、水草のホテイ草を浮かべて、金魚や小魚が泳いでいます。

 

ミドリガメの保育園は、赤ちゃんカメと子ガメ(人間の年齢にすると小学生になる前)が、仲良く暮らしています。屋上の池には、ニホンイシガメ、クサガメはじめ、様々な生き物が暮らしているのですが、池の水底までは観察できません。タライの生き物を飼育しながら、生き物を飼うことを子どもたちは経験します。

 

さて、保育園では、運動会の練習が本格的にスタートしました。しかし、運動会は、職員や園児に練習や準備などで大きな負担がかかります。「保護者が喜ぶから・・・」という理由で運動会を行っている保育園や幼稚園が、親子で楽しむ「スポーツデー」に転換しているそうです。

 

練習をあまりしないでもいいように、親子競技が中心となっているそうです。これも1つの運動会の在り方かもしれませんね。たいがいは、園庭で練習をし、本番は小学校などの校庭を借りて行うので、子どもたちは、ぶっつけ本番で、楽しむ余裕もないかもしれません。これが、親子競技中心となれば、保護者も満足ということです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会の一番の目標は「子どもたちの心と体の成長」です。もちろん、そんな子どもたちの姿を保護者に見ていただきたいと思っています。

 

徒競走やリレーは、勝った負けたで、連日涙の練習となります。子どもたちの「非認知能力」が、凄まじい勢いで育っていきます。

 

先生たちも、事前準備が大変ですが、それ以上の「子どもたちの笑顔・泣き顔・・成長」というリターンがあるので、運動会をスポーツデーにはしません。

 

さぁ~連休が終わり、明日から、また子どもたちの笑顔と涙の練習です。(笑)

2019年

9月

22日

高所平気症の子ども

私たち大人の中には、いわゆる「高所恐怖症」で、高い所が苦手な人がいます。東京スカイツリーも東京タワーも、あまり好きではありませんね。(笑)

 

ところが、最近は、高い所にまったく恐怖を感じない「高所平気症」の子どもが増えているそうです。

 

ご安心ください・・・すべての子どもがそうなっているのではなく、東京23区内の大都会エリアに住む子どもたちの話です。さいたま市の子どもたちは、どうやら大丈夫のようです。

 

東京都港区に高さ330メートルの超高層ビルが建設されることになり、54階以上の高層階には一般住宅も入るそうです。どうですか・・・「うちのマンションは60階だよ。東京の夜景がバッチリなんだよ!」と自慢できそうですね。でも、私なら3日で飽きてしまいますが・・・(笑)

 

実は、東京都の湾岸エリアでは、マンションの11階以上に住む乳幼児の率が、1割を超えるそうです。特に中央区では、3人に1人が高層階に住んでいます。もんじゃ焼きで有名な月島も、もんじゃ通りから空を見上げると、隅田川沿いに高層マンションが空に向かって伸びています。

 

実は、高さの感覚が育っていない乳幼児の場合、「高所平気症」が懸念されるそうです。高所から下を見下ろしても恐怖を感じないことで、高層階のベランダから身を乗り出して転落する事故が相次いでいます。

 

高さへの恐怖がないと、学校の校舎や校庭の遊具からの転落事故が起きやすいのです。高さの感覚は、幼少期にある程度固まってしまうそうです。

 

幼児期には、ジャングルジムやすべり台等に上らせ、高さへの警戒心を植え付けることが必要になります。そう言えば、保育園の階段ロッカーも「高所平気症」を防ぐ、大切な子どもたちの遊びなのです。(笑)

2019年

9月

21日

卒園児の運動会

アジアで初めて開催となる、ラグビーワールドカップがスタートしましたね。昨日の日本対ロシア戦をかぶりつくように、興奮してテレビを見ていた人が多かったと思います。私もその一人ですが、肉体的に優れたチームが必ずしも勝利するわけではなく、「頭」を使わないと勝てないと強く感じました。

 

その時は、わからなかったのですが、3年前に亡くなった仕事仲間が、大のラグビーファンで、息子を連れて、学生も社会人の試合も観戦に行っていました。「凄いんだぞ~タックルでぶつかる音が聞こえるんだよ・・・」と、熱く語っていたものです。

 

しばらくの間・・・世界のラグビーを楽しみたいと思っています。

 

さて、今日は、小学4年生から1年生まで8人の卒園児が通う、さいたま市立宮前小学校の運動会へ行ってきました。本日登園した、年長園児と小学生6人を連れて応援です。

 

土曜日や夏休みに後輩たちの面倒を本当によく見てくれる小学3年の女の子・・・障害物競走出場前に「○○がんばれ!」と6人の大応援団が声を合わせます。まわりの観客が一斉に振り返ります。女の子は、同じクラスの子からも「すごい応援団だね~」なんて言われて、照れていましたが、心から嬉しい顔をしていました。

 

保育園の後輩たちが、こうして応援に駆け付けることなど普通はないので、卒園児の面々は、冷やかされながらも「どうだい・・・いいだろう~」という気持ちの「ドヤ顔」です。(笑)

 

年長園児にとっては、4月から小学生になるので、小学校の運動会をしっかりと見せるのが目的でもあります。

 

つい3月まで一緒だった1年生の先輩が「パプリカ」を踊れば、一緒に踊り・・・3年生の「エイサー」は、今までは高学年の種目だったそうですが、「君たちならできる!」と3年の担任の先生たちが高いハードルを課したそうです。見事に決まりました。

 

4年生の綱引きは、小学生の力強さを感じさせてくれました。

 

5年生の「ソーラン節」は、保育園の子どもたちも踊ったことがあります。今日は、その迫力ときちんと揃ったパフォーマンスに目がテンです。

 

最終種目は、6年生の組体操です。保育園でも運動会の練習で、同じ演技がいくつかありました。「V字バランス」に「ブリッジ」「扇」「ピラミッド」など、小学生最高学年の完成度の高さにじっと見入っています。

 

いつも遊んでくれる小学生の先輩たちを大きな声で応援した子どもたち・・・ホワイトきゃんばすのタテの絆に、私もうれしい気持ちでいっぱいになりました。

 

来週、再来週も卒園児の運動会があります。もちろん、大応援団を派遣します。(笑)

2019年

9月

20日

カスタマーハラスメント

水槽で飼育していた「おたまじゃくし」が、カエルになりました。まだ、少ししっぽが残っているのですが、飼育ケースに石で陸地をつくると、ピョンと石の上に座っています。何とも愛らしい姿です。

 

夕方には、子どもたちと屋上の池に逃がしました。カエルになると、食べ物が虫などの生餌に変わります。自然の環境で、自分の力で生きるのです。

 

さて、企業にとっては、お客様の声を経営やサービス、商品開発に活かす動きが当たり前になった昨今ですが、同時に、従業員が客などから嫌がらせをうける「カスタマー(顧客)ハラスメント(カスハラ)」が問題になっています。

 

顧客重視という企業の姿勢に乗じた暴言や悪質なクレームが従業員を疲弊させ、退職に追い込むことすらあるようです。「過大な物品の要求」「恐喝や暴力」「長時間、多頻度にわたり業務を妨害する」などの行為が、カスハラにあたります。

 

「責任者出してよ。誠意ある回答は何分後に出せるの?」と詰め寄る客には「相手のペースに巻き込まれず、ワンクッション置いて回答を」とクレーム対応コンサルタントは助言します。最近は、ネットで情報が簡単に手に入るようになり、クレームが複雑化しているのが実態だそうです。

 

私が働いていた菓子業界では、品質管理と顧客対応の向上を図るメーカーの業界団体「日本菓子BB協会」があり、悪質なカスハラにあたる顧客は、ブラックリストとして情報共有されています。私の同期が、お客様サービスセンター長をしているので、様々な話を聞きます。彼の対応は、お客様を常に大切にしますが、悪質な顧客には、毅然とした態度を取ります。

 

最近では、お客様からの問い合わせについて、「この電話の内容は、商品の品質向上のために録音させていただきます」という企業が多くなりましたね。ここでの、恐喝に近い発言は、カスハラの十分な証拠となるからです。

 

保育園には、接客などお客様相手の仕事をしている保護者がたくさんいます。おやじ園長は、営業マンとしてクレーム対応を何度も経験しましたので、カスハラ対策・・・どうぞ、相談してください!(笑)

2019年

9月

19日

「見守り」が「監視」に!?

今日は、年長年中園児を連れて、「あずみ苑」という高齢者福祉施設を訪問しました。年3回の恒例行事ですが、子どもたちにとっては、お楽しみの行事の一つになっています。自分たちの歌とダンスに、おじいちゃんおばあちゃん が喜んでくれることや、インタビューをされることが楽しみのようです。

 

今回は、カラオケで「ドレミのうた」などを歌ったので、マイク争奪戦となっていました。(笑) 

 

さて、子どもを公園に連れて行った時に「ブランコをこいでいるそばは危ないから気をつけて」と大事な注意だけをして、そっと見ているのは「見守り」です。

 

それに対して、「危ない!そっちいっちゃダメ!」「ママから離れてはダメよ」など、子どもの行動に過剰に口出しすると、「監視」になってしまいますね。

 

では、「見守り」ではなく、「監視」になってしまう理由は何でしょうか。それは、子どもへの信頼があるかないかだと言われてます。

 

見守るとは、「見て・守る」ことです。まずは、子どもの今日の姿を見ましょう。子どものできることは日々変わっていきます。それに合わせて、親の距離感も変える必要があるのです。

 

保育園でも、階段ロッカーを上がって、窓から外を見るのが、子どもたちの大好きな行為ですが、まだ小さい子は、上れるけど降りることができないことが多く、落下しないように、職員が手を貸します。しかし、いつの間にか、子どもの成長と共に、その必要はなくなります。

 

子どもの成長を見ながら、職員の「見守る」という距離感も変わっていくのです。

 

では、この距離感をどうやって決めるか・・・ですね。

 

コツは「今できていること」を見ることです。子どもたちへの信頼につながる「○○君は、△△ができる」などの材料を意識して集めるようになれば、「監視」モードがぐっとダウンしていきます。すると、「監視」されていない子どもは、自分の基準で「いい」と思うことに取り組むのです。

 

過剰な手出しや口出しをしない、親の「見守る力」が、子どもの挑戦を後押しし、自主性を引き出す役割を果たすのです。

 

どうですか?私たち大人は、もう一度、子どもを「見守る」距離を考えないといけないようです。

2019年

9月

18日

EQ育て

今日も運動会の練習の最後は「紅白対抗リレー」です。5歳女の子が、「負けるから走らない!」と泣き始めました。一緒に走る男の子になかなか勝てないからです。「走ってもいないのに負けるって決めちゃうのかい?」と先生が声をかけると、他の園児も「○○ちゃん・・・がんばろうよ!大丈夫だから走ろう~」と励まします。

 

他の園児の励ましに、女の子は涙を拭いて立ち上がりました。毎日、ドラマが生まれる運動会の練習です。(笑)

 

さて、2020年から全面実施となる、小学校の学習指導要領で重要視されているのが「非認知能力」です。その中でも、EQ(こころの知能指数)は、幼児期にその土台が作られると言われています。

 

今日は、そんなEQ育ての話です。「こころの知能指数」と呼ばれるEQは、自分の感情をコントロールしたり、物事をうまく処理したりする能力のことです。

 

例えば、新しいことをする時に、EQの高い子は「自分ならやれる!」と自信を持って挑戦し、最後までやり抜くことができます。また、周囲と協力し合ったり前向きに物事を捉えたりしながら生きていく力も持っています。

 

EQを高める手っ取り早い方法は、親自身が感情をうまく処理し、プラス思考の言葉掛けをすれば、その姿を見て子どもは自分の感情をコントロールすることを覚えるのです。

 

どうですか・・・あなたが子どもを持つ親であるならば、自信はありますか?

 

EQが高い親に育てられた子どもは、感情を上手く処理できるという研究結果もあるそうです。親自身が困難にあった時も、自分自身と向き合い前向きに対応していれば、自然と子どものEQは高まっていくのです。

 

EQ育ては、親自身の生き方によって左右されるということです。さぁ~今のままの自分でいいものか・・・考える時ですね。

2019年

9月

17日

きょうだいげんかの仲裁

連休明けの保育園は、「○○に行った!」の報告ラッシュです。さいたまスーパーアリーナで開催されているディズニーオンアイスに2家族・埼玉が誇る観光地「長瀞」に2家族、キャンプに行ったが2家族・・・その他たくさんの思い出を引っ提げて、子どもたちの保育園がスタートです。

 

さて、ホワイトきゃんばすには、現在6組の「きょうだい」が在園しています。保育園でのきょうだいげんかは、実は、ほとんどなく、助け合うきょうだい愛が中心です。しかし、おうちでは、こうはいかないようです。

 

そこで、きょうは、きょうだいげんかの仲裁方法について、ママたちの声を拾ってみました。

 

以前、「きょうだいげんかはスポーツ」という言葉を見つけ、それ以来、よほど一方的な攻撃や、ケガをしそうなことがなければ、見守ります。意外に罵り合った後には、ケロッと仲良く遊んでいます。

 

姉に我慢してもらった時は、「さっきはありがとうね。妹はまだわからないから困るよね」と慰めて、姉の気持ちを優越感に変えられるようにします。

 

「お母さん優しい子が好きだな~」というと、どちらからとなく仲直りします。

 

ひどい時は間に入って、お菓子をちらつかせる方法が、一番手っ取り早いです。(笑)

 

きりがないときは風船を二人のところに投げて、そのままみんなで風船バレーに切り替えます。

 

「ママ~○○を叱って!と訴えてくるので「こら!▲▲!」とわざと言いつけてきたほうを叱ってみて笑う。そしたら、「も~違うって!」と笑いに変換できます。

 

こんなやり方じゃ、うちのきょうだいを止められないわ!と思うママもいるでしょうが、年齢や男女の違い、そして、一番肝心な子どもの性格がそれぞれ違うので、もちろん、ベストアンサーはありません。

 

「きょうだい二人で解決できるようにするには・・・」これが、親が考える一番のセオリーですね。

2019年

9月

16日

元気にやりがいを感じて働く

今日は敬老の日ですね。高齢化社会へと進む日本では、当然高齢者の就業率が高くなっています。

 

2018年の各年齢層の人口に占める就業者の割合は、65~69歳で46.6%・70~74歳で30.2%・75歳以上で9.8%です。すでに、高齢者でもしっかりと働いているのが現実です。

 

年金の支給年齢の延長も、定年延長につながっていることも事実ですが、今日は敬老の日ですので、元気に働く高齢者の話をします。

 

化粧品大手ポーラでは、販売員のうち70歳以上の高齢者が19.2%だそうです。高齢者の顧客も多く、会社がベテラン販売員を重視していることが大きいようです。ベテランになれば、多くの顧客を抱えています。お客様を大事にする会社の思惑と、「仕事は生きがい。今後も続けていきたい」と84歳の販売員は語ります。

 

ガストやバーミヤンなどを運営する外食大手、すかいらーくホールディングスは、今年1月、パート、アルバイトの定年を70歳から75歳に延長しました。人出不足もありますが、接客が楽しくて、若い頃から長く働く従業員が多いそうです。

 

現在、再雇用契約も含め、定年65歳が企業に義務付けられていますが、年齢制限を撤廃する企業が増えているそうです。人出不足を背景に、企業は定年延長や撤廃で人材確保という側面はありますが、「体力と気力が続く限り、仕事を続けたい」という高齢者が増えているのも事実です。

 

女性のようにコミュニケーション能力が高くない男性は、定年退職後、特に会社の人間関係しか持たない場合、一気に「何をしていいのかわからない!?」となり、老け込みます。

 

年をとっても、元気に楽しい人生を送るには、働くこと・・・趣味を楽しむこと・・・仲間との時間をたくさん持つこと・・・とにかく、自分自身で明るく楽しい老後を作っていきたいですね。

 

高齢化社会で、仕方なく定年延長・・・仕方なく働き続ける・・・・ではなくて、「元気にやりがいを感じて働く」環境を自分で作っていきたいものです。

2019年

9月

15日

売らない店

昨日、保育園の教室内をハロウィーン装飾にしたのですが、魔女の帽子やマントなどの衣装を出すと、子どもたちのファッションショーが始まりました。大きい園児が、1歳児に衣装を着せて「かわい~い!」と勝手に盛り上がっています。(笑)

 

休み明けには、壁面に子どもたちが描いた「ジャックオランターン」が登場します。楽しみですね。

 

さて、今日は、アパレル業界などで「売らない店」が増えているという話です。店頭では、サンプルの展示や試着に特化し、買いたい人をその場でオンラインストアに誘導する店舗だそうです。

 

店舗側のメリットは、「在庫を持たないので、商品の補充やレジ作業の時間がなくなる。その分、来店客の相談にしっかりと乗ることができる。どの色が人気なのかなど、お客様の生の声を発注に活かしたり、より細かい買い物データを集めることができる」といいます。

 

どうやら、来店客とのコミュニケーションというのがキーワードのようです。ネット販売ではコミュニケーションは生まれません。普通の店舗では、様々な作業にスタッフが追われ、お客様とゆっくりと話ができないことも多いですね。

 

保育園のあるショッピングセンターの同じフロアに、リユースショップがあります。この店は、リサイクル商品の販売はしません。お客様からの商品を買い取る専門店です。この店の前を通ると、いつもお客様が、スーツで身だしなみを整えたスタッフの男性と商談をしています。

 

スタッフに聞くと、売買の話だけでなく、人生相談も含めて一人平均30分以上は時間をかけるそうです。売りに出したい商品のお客様の「想い」を伺っているのでしょう・・・

 

お店スタッフの「買ってちょうだい・・・」のセールストーク攻めでは、お客様が逃げてしまいますが、何気ない会話があると、案外買ってしまうものです。

 

お客様がコミュニケーションを求めて、「売らない店」が増えていくかもしれませんね。

2019年

9月

14日

リーディングスキル教室

ようやく秋らしい気候になってきました。屋上遊びも汗をダラダラと流すことがなくなりました。午後は、運動会を行う西文ひろばへ行きました。小学生と年長園児の混合チームで、紅白対抗リレーを行います。男子チーム対女子チームとなりました。

 

結果は、女子チームの3連勝です。最後のレースは、意地を見せたかった男子チームですが、一人が転倒してしまい追い上げむなしく3連敗です。お遊びの練習なのに、男子チームは、全員が号泣です。しかし、転んでしまった園児を責めることもなく、また転んだ本人も、最後まであきらめないで完走したことをみんなの前で褒めました。

 

毎年、練習にもかかわらず、負けると悔し涙が止まらない子どもたち・・・今年も、涙・涙の練習となりそうです。(笑)

 

さて、東京都板橋区では、「AIと共存していく社会で、人間の強みを発揮するための力の育成」を目指し、教育ビジョンとして「読み解く力」に注力しているそうです。

 

区内の船渡(ふなと)小学校では、この夏休みに5・6年生の希望者を対象に、読解力向上を目的に「リーディング・スキル教室」が行われました。

 

「地球温暖化の影響で、流氷は減ってきています。オホーツク海の流氷は百年前に比べ半減しました・・・」

 

利用した教材は新聞記事だそうです。この文からキーワードを3つ探し、それらを使って本文を要約すること・・・が課題です。小学生には、少し難しいのでは?と思いますが、そのために、予習としてノートへの全文視写を課し、高度な説明文の内容を読み取っていく上での布石としたそうです。

 

さまざまな学力の中で、なぜ読解力なのか・・・それは、子どもの持っている言葉の数が少ないことが原因で、子ども同士のトラブルになることが多く「豊かな言葉の担い手になってほしいという思いがあった」と船渡小学校の校長は語ります。

 

私が中学生の頃に、一つの文章を読んで、「著者は何を訴えているかを述べなさい」という問題が現代国語で出ると、「著者じゃないし・・・人によって、色々な読み方があるのに、正解が一つなんて、納得いかないよ!」とぶつぶつ言っていました。

 

読解力をアップさせることで、一人一人の「読み方の個性」も引き出せたらうれしいですね。「俺はこう思うけど・・・いや、私は、こう訴えていると思うよ」なんていう会話が子どもたちの間で交わされるのがいいですね。

 

私たち大人は、子どもたちに本や新聞を読む習慣をどうしたらつけさせることができるか・・・「子どもと一緒に図書館に通う」など、大人の私たちが考えることですね。

2019年

9月

13日

移行対象

運動会の練習がスタートしています。朝の会では、運動会で踊る「はなかっぱ」ダンスで盛り上がります。「♪パッパッパ~♬」の軽快なリズムは子どもたちのお気に入りで、すでに振り付けを完全に覚えた園児もいます。

 

外遊びの前は、寺子屋園児が行う「組体操」の練習です。こちらは、体操教室で実践する技「飛行機」「V字バランス」「スーパーマン」など、まずは一人技にトライです。これから、2人3人とまだまだ練習は始まったばかりです。

 

さて、今日も女子を中心に、ぬいぐるみや人形を使ってのごっこ遊びのシーンが見られます。保育の専門用語で「移行対象」という言葉があります。

 

女の子が、うさぎのぬいぐるみを手にして遊んでいます。小さな布をぬいぐるみにかけて、お昼寝時間のトントンをするようにやさしくあやしています。そして、女の子が小さな声でつぶやきました。

 

「赤ちゃん、ママ早く帰ってくるからね。大丈夫よ」と。そうです。おそらく、女の子にとっては、ぬいぐるみは自分自身なのです。自分で自分に対して「大丈夫よ」とセルフケアをしているのです。

 

子どもたちは、ごっこ遊びなどを通して、自分で自分をケアする姿をよく見ます。保育園には、大人の目からは「こんなにたくさんのぬいぐるみ・・・少し減らしてもいいかな~」なんて思ってしまうのですが、「移行対象」であることを考えると、子どもたちにとっては、一体一体が大事な宝物なのです。

 

無駄に多い・・・と思う、保育園のおもちゃにぬいぐるみに人形ですが、子どもの安心感を支える大切なツールと考えると、なかなか捨てられないのですね。

 

こうして、どんどんぬいぐるみがたまってしまうのです。(笑)

2019年

9月

12日

観光教育

今日も残暑が厳しかったですが、西文ひろばグランドで、運動会の練習をしました。グランド1周のラインを引いて、紅白対抗リレーもやりました。紅白のチーム分けはこれからですが、最後のリレーで、紅白のアンカーに同時にバトンが渡るように、練習の中で決めていきます。

 

まだ、最初の練習だというのに、大いに盛り上がります。当然、個人のスキルが問われますが、チームのために勝利するということが大切であることを、子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。

 

さて、海外の生徒が、教育の一環で日本の高校を訪れるケースが、増えているそうです。東日本大震災で一時減少しましたが、2017年度には、約4万人に達し、過去最高を記録したそうです。

 

この夏、米国の高校生20人が、大阪府夕陽丘高校を訪れました。「日本文化を体験したい」という要望で、音楽科の生徒40人と、琴や三味線の演奏体験をしたそうです。夕陽丘高校の生徒も、身振り手振りの英語で、弾き方をわかりやすく説明し、三味線が猫の皮でできていることも英語で伝えられたと、大満足の生徒たちだったそうです。

 

同高は、米国や韓国、台湾などの高校生を毎年2、3回受け入れており、「同年代で互いに相手を知りたい気持ちが強い。短時間でも交流ができ、世界に視野を広げることにもなる」と校長は語ります。

 

「違いを知ろう!理解しよう!」を実践するには、異文化を持つ同世代との交流は、教育効果が大きいですね。未来を担う若者には、異文化理解やコミュニケーションの力を持った人材が必要になります。

 

2020東京オリンピック以降、ますます、日本を訪れる外国人が増えていきます。子どもたちが生きた英語や異文化に直接触れ合う機会がどんどん増えることで、より、お互いの違いを理解した上でのコミュニケーション力が問われます。若者への期待は膨らむばかりですね。

2019年

9月

11日

本当の正義

昨日セットをした水槽の生き物が増えました。川や沼で簡単に採集できる「モツゴ(クチボソ)」「スジエビ」に、屋上の池に住んでいる「メダカ」に「カダヤシ」です。あーだこーだ言いながら、子どもたちは、水槽の前から動きません。モグモグタイムで、冷凍赤虫を水槽に投入すると、魚たちが寄ってきて食べる姿が何とも言えません。

 

そして、今日は寺子屋で「ハロウィーンツリー」を完成させました。ハロウィーンツリーは、ホワイトきゃんばすオリジナルです。ツリーにジャックオランターンなどのハロウィーンキャラクターを飾り、写真を貼りました。

 

4月からの子どもたちの写真です。「サマーキャンプ楽しかったね」とか「プールでいっぱい泳いだね」「遠足のワニガメ怖かったね」「どろんこ遊び真っ黒になったね」「ナイトツアーでカブトムシいたね」「夏まつりお店屋さん頑張ったね」と楽しく回想しながら作業をします。今年も、立派なハロウィーンツリーができました。

 

さて、今日は「アンパンマン」の話です。

 

作者の「やなせたかし」さんは、若い頃、戦争を経験する中で「自分が生きる意味は何か」と考え続けたそうです。皆さんがよく知っている「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ」は、アンパンマンのテーマソングです。

 

やなせさんは、飢えていおる人がいれば飛んでいって自分の顔をちぎって助けるアンパンマンに、「正義を行おうとすれば自分も傷つくものだ。そういう捨て身の心なくして正義は行えない。アンパンマンにはそんな強いメッセージを込めた」と語っています。

 

武器を持って相手を傷つけることが正義ではなく、困っている人がいたら手を差し伸べること、人を笑顔にすることが本当の正義だということをやなせさんは、子どもたちに教えてきました。

 

さぁ~あなたとっての「本当の正義」は何ですか。自分で決めることですが、今日はじっくりと考えてみませんか。

2019年

9月

10日

水槽ができました

今日は、真夏の暑さが戻ってきたようで、屋上では、シャワーを浴びながら子どもたちは遊びました。年長男子が、草むらにダッシュで走っていきます。ショウリョウバッタをつかまえるためです。体長10センチ近い大型バッタを虫かごに入れて「えんちょうせんせい・・・みて!」とドヤ顔です。

 

こんな、昔の子どもがするような遊びをする光景は、見ていて癒されます。

 

癒されると言えば・・・保育園の入口に近いテーブルスペースに、水槽を設置しました。夏まつりで、子どもたちが頑張って稼いだお金を使いました。

 

やるからには、本格的な淡水魚水槽をめざします。サイズはワイド60cmで、上部フィルターも、最新のLDEライトも取り付けました。ライトアップすると魚が映えて、ちょっとした水族館の水槽のようです。

 

底砂を敷いて、石や流木をセットし、カルキを抜いた水をバケツで入れていきます。ここら辺の作業は、子どもにはできないので、園長の仕事を多くのギャラリー園児が「ワ~」とか「キャー」とか言いながら見ています。

 

「アナカリス」「カボンバ」といった、基本の水草を砂に植えていきます。3歳女の子が「竜宮城みたい!」と、少し話を盛って笑わせてくれます。そして、フィルターとライトをセットします。ライトをつけると「すごーい!」「虹色だわ!」と、またもや盛り気味のコメントで子どもたちは大騒ぎです。

 

そして、「バラタナゴ」を投入です。記念すべき最初の魚は、シンプルですが、淡水魚ファンには根強い人気の「タナゴ」です。園長が川で採集しました。盛り気味で話をしますと、「日本のわびさび」を感じる魚なのです。タナゴは、ドブ貝、カラス貝といった二枚貝に卵を産み付けるという変わった産卵をします。いつかは、二枚貝を採集してトライしたいですね。

 

春の親子遠足で、日本最大級の淡水魚水族館である「さいたま水族館」に行ってきました。その流れで、川などで採集した魚か、屋上の池に住んでいる生き物を保育園での水槽では飼うことにします。アクアショップで購入したカラフルな魚は飼いません。

 

目的は、子どもたちが、淡水の生き物を通じて学び合うことですが、もう一つ、最近の研究でわかったことがあります。アクアテラピーと言って、水槽の魚を眺めていると癒し効果で、心が落ち着くのだそうです。

 

子どもたちは、「学び合い」「癒される」のです。

 

今日のところは、「バラタナゴ」が優雅に泳いでいますが、レイアウトもさらに発展させて、多くの淡水の生き物を子どもたちと学びたいと思っています。子どもたちの好奇心がどんどん大きくなっていきますね。

2019年

9月

09日

平日18時→21 時を笑顔で乗り切る

台風15号の影響で、夜中はなかなか眠れませんでしたね。風の声が、怒鳴っているようで、窓から見る暴風雨に久々に恐怖心を覚えました。

 

保育園の屋上も、強風の爪あとが残りました。ファームのとうもろこしは、すべて、なぎ倒されていました。あちこちにゴミが散乱しており、子どもたちと屋上整備をしながら遊びました。猛暑が戻り、真夏の暑さですが、台風一過でも強風が残り、何とも不思議な天気です。

 

さて、働くママにとっては、仕事が終わって、どっと疲れている状況でも、子どもたちは、保育園での出来事をママに話したいし、ママに甘えたい時間が、18時から21時ですね。

 

この時間、ママが笑顔でいる時間が長ければ、子どもたちは、落ち着いて就寝し、明日、また保育園での活力が充電されるのですが・・・ママとて人間ですので、仕事でのマイナス要因を引きずります。「笑顔でいたいのはやまやまなのに・・・」

 

そこで、今日は、帰宅後のママをラクにするアイデアをいくつか紹介します。

 

夕食のおすすめメニューは「ホイル焼き」です。朝包んで冷蔵庫に入れておけば、帰った後の放置料理ができ、洗い物が出ないのもポイントです・・・

 

献立は1週間分まとめて考えると、そのときは結構大変ですが、当日悩まずに済み、衝動買いもなくなります・・・

 

子どもがおもちゃで遊ぶ領域を、マットを敷いたり、マスキングテープなどでラインを引いてみて、その中のものは自分で片付ける習慣をつけるといい・・・

 

「美しすぎる、洗濯物畳む係」など、子どもが喜ぶ肩書きをつけてあげると、率先してやってくれるようになる・・・

 

バスタオルは使わずに、フェイスタオルを利用することで、手間が減ります。洗濯ものの量も減ります・・・これは、保育園のプールでもバスタオルではなくフェイスタオルにして大成功です。

 

水切りは、珪藻土のマットがおすすめ。100円ショップでも売っている・・・

 

洗濯機の上に突っ張り棒を付け、保育園の汚れ物を干したり、100円ショップのミニピンチハンガーを併用すると、スペースの有効活用になる・・・

 

まだまだありそうですが、私たち大人は、子どもの笑顔に救われると同時に、子どもはママの笑顔で元気になることを考えれば、笑顔の工夫も大切です。

 

一番いいのは、自分で考えたアイデアですね。

2019年

9月

08日

巨人のパン

世界には、様々な巨人伝説があります。少しお付き合いください。

 

16世紀の探検家マゼランは、南アメリカ大陸に上陸した際、現地に住む巨人族と出会い、彼らをパタゴン族と名付けます。18世紀くらいまで、ヨーロッパの探検家の間で語り継がれています。パタゴンの身長は普通の人間の2倍以上、3.7メートルから4.6メートルと言われています。

 

1912年ウィスコン州デラヴァン湖で、体長2.3メートルから3メートルもある巨大な人骨が発掘されました。それも18体です。恐らく墓所であったようです。人骨がそのまま大きくなった外観ですが、歯は2列に並び、指は6本あったと言われています。

 

元アメリカ軍兵の話です。アフガンの砂漠地帯の洞窟から身長4メートルの巨人が現われたそうです。巨人は赤毛で指が6本あり、スカンクのような悪臭を放ち、手にしていた槍で部隊に襲いかかったそうです。30秒に及ぶ一斉射撃の末に、巨人は死亡したそうです。

 

日本にも、青森県津軽地方に「オオヒト」伝説があります。山で暮らし、人々のために水田を開墾し、農具を作ったと伝えられています。

 

そんな、津軽平野のほぼ中央に位置する青森県鶴田町「道の駅つるた」では、巨大なパンが売られているそうです。巨人が食べるようなビッグサイズです。女性の顔がすっぽり隠れてしまうような巨大焼きそばパンに、びっくり豚カツバーガー。チョココルネの長さは、顔の長さの2倍もあります。

 

今の時代は、小分けになったパンやプチサイズがトレンドですが、あえて逆をやってみて、10年以上も続き、今や週末では500個の巨大パンが完売だそうです。「オオヒト」伝説にあやかった、いわく・いんねんのある遊び心ですね。食べ方は、お客様が勝手に考えるのでしょう。

 

先に挙げた巨人伝説を信じるも信じないもあなた次第ですが・・・(笑)遊び心が満たされている商品には、とても興味がわいてきますね。

 

曰く因縁故事来歴(いわくいんねんこじらいれき)に、私はとても弱くて、すぐに衝動買いしてしまいます。でも、楽しくて幸せな気持ちになるのです。(笑)

2019年

9月

07日

無花果(いちじく)ジャム

本日、保育園見学に来たパパが、入口の鉄道カレンダーを見て、「私はここで働いています」と言うものですから、しばらく鉄道話が続いてしまいました。JR東日本のカレンダーは、卒園児のパパが勤務しているので、毎年いただいています。毎月、素敵な鉄道写真となっているので、月が終わると、電車好きの子どもたちの争奪戦になります。

 

今日は、時刻表を持って登園する小学2年の卒園児がいたので、見学のパパと時刻表の話で盛り上がっていました。

 

さて、我が家に1本のいちじくの木がありまして、今が旬なのですが、今年は豊作です。お店で売っているような大きくて立派な形ではないのですが、無駄にたくさんなっているといった感じです。そこで、今日は、このいちじくで、子どもたちとジャムを作りました。

 

「この果物は何という名前か知ってるかい?」に、ほとんどの園児が答えられません。「ぶどう・・・みかん・・・いちご」と珍回答続出です。「いちじくっていう名前だよ」と言っても、「へぇ~知らな~い」と意外な反応です。

 

とにかく、ナベでコトコト・・・ジャムの完成です。子どもたちが、順番に、ナベ番をしました。かなり、美味しいジャムができあがりました。試食タイムでは、「どんな味だろう?」と不安な顔でスプーンで一口食べるも、みるみる「おいしい!」と、笑顔に変わっていきます。

 

子どもたちのお土産にしたのですが、ママたちが「私・・・いちじく大好きなんです!」と感激していました。明日のトーストに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べるのが、子どもたちの楽しみです。「自分で作ったジャムで朝食を・・・」贅沢ですね。

 

さて、いちじくは、花が咲かないでいきなり実になるように見えることから、無花果と漢字で書きます。スーパーでは、需要が少ないので値段は高めですが、挿し木などで簡単に作れる樹木です。我が家のいちじくの木も、いつ植えたか、よく覚えていないほど、自然に大きくなってました。

 

今日は、せっかくですので、いちじくのうんちくを聞いてもらいます。(笑)

 

いちじくの原産国はアラビアで、トルコなど地中海沿岸地域で多く収穫されています。「不老長寿の果物」と言われるように、多くの栄養が含まれ、美容にも便秘にもいいですね。乾燥いちじくなどは、かなりいい値段です。

 

実は、原産国に近いメソポタミアでは、6千年以上前から栽培されていたそうです。最近の研究では、ヨルダン渓谷に位置する新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土し、いちじくが世界最古の栽培品種化された植物ではないかと、言われています。

 

日本では、みかんやりんご、ぶどうなどが、メジャーな果物ですが、こうして歴史をたどると、私の中でのいちじくの付加価値が、一気に上がりました。(笑)

 

みなさんは、どうですか。たまには、うんちくを頭に描いて、今が旬の果物、『いちじく』を食べてみませんか。

2019年

9月

06日

「学年学級制」は「パック旅行」のようなもの

保育園入園希望の保護者に、異年齢保育の説明をする時は、「大人になって社会に出れば、同じ年齢や学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、子どもたちにとって、必然的な環境です」という話をします。

 

もっとわかりやすく言えば、「同じ年に生まれた人たちだけからなる集団って、学校以外にはありますか?」で、表現できます。

 

同じ年齢の子どもが教室に集まり、教師が一斉に教える・・・こんな「学校の当たり前」が出現したのは、長い人類の歴史のスパンで考えると、つい最近なのです。

 

日本では、江戸時代の「寺子屋」や「私塾」は、異年齢同士が学び合う環境でした。世界では、産業革命が進んだ19世紀のことです。西欧の学校も中世までは、年齢がまちまちの子が一つの部屋で、習熟度に応じて学んでいました。

 

しかし、産業革命が進むと、工場で効率よく働かせるために「読み書き・計算」ができる労働者階級の子を迅速・大量に育てる必要が出てきました。そこで、英国で考え出されたのが、マニュアル化された教育法です。

 

それが発展し、あらかじめ年齢別に決められた内容を一斉に教える「学級」ができたのです。日本でも、明治5年に「学制」(教育制度)を導入し、広がっていきます。ここで、「一斉授業」を最初に試みたと言われています。

 

かなり、強引な考え方ですが、旅行から冒険性や偶発性をなくして、安上がりで気軽に参加できるようにした、パック旅行と同じく、学校も「読み書き・計算」を低コストで効率的に教えるための集団として、「学年学級制」を広めていった。それが加速し「子どもの生活のすべて」を抱え込むようになり、機能不全に陥ったと唱える学者もいます。

 

もっと言えば、「みんなで同じことを、同じペースで一斉に勉強させるベルトコンベアーのようなシステムは、多様な子が混ざれば機能しなくなる。その恐れが、人と違うことを嫌い、異質なものを排除する力学を生んでいる」と、教育哲学者の苫野一徳氏が語ります。

 

これも、強引ですが、「いじめ」の根本的解決法は、「学年学級制」をなくすことと言う人もいます。中学1年から3年までの異年齢学級があるならば、そこにいじめが発生するシーンは、確かに想像できませんね。

 

この春、日本で初めて「異年齢教育」のイエナプラン校である「大日向小学校」が、長野県にできました。また、教育哲学者の苫野氏が中心となって、2020年軽井沢に、「3歳から15歳が混じり合って学ぶ「軽井沢風越学園」が開校します。

 

未来の学校の姿は、幼児も小学生も中学生も、高齢者も外国人も学ぶ、ごちゃまぜなラーニングセンターのような形になるのではないか・・・と言われています。意外に、近い将来のことかもしれませんね。

 

さて、「学年学級制」「異年齢教育」・・・について、あなたはどう考えますか?

2019年

9月

05日

新聞活用で語彙が豊かに

9月上旬まで残暑があるとの予報で、本日迄プールを延長したものの、結局月曜日しかプールはできず、今シーズンのプール遊びは、事故もなく無事に終了しました。ボランティアのママパパには、子どもたちの水鉄砲攻撃に、びしょ濡れになっていただき、ありがとうございました。

 

今日は、屋上ファームのとうもろこしの初収穫です。子どもたちがとうもろこしの皮をむくのですが、中から虫が出てきました。「キャー!」と逃げるのかと思いきや、蛾の幼虫を手のひらにのせる子どもたちです。さすが、屋上遊びで鍛えられただけあって、虫は友達です。

 

とうもろこしは、収穫したばかりをすぐに茹でました。そしてバクバク食べます。甘くて、最高に美味しい!と、子どもたちはみんな笑顔です。とても、贅沢な時間です。

 

まだ、とうもろこしはたくさん収穫できるので、午後のおやつのお楽しみです。

 

さて、小学生向きに小学生新聞や中学生対象に中学生新聞などがありますが、ふだんから新聞に目を通す習慣がある子どもは、自然と語彙力が高くなっていきます。現在起きている世の中の動きも自然と頭に入ってきますね。

 

小学校で来年度から実施される、新学習指導要領の国語では、語彙指導の充実や、新聞やインターネットなど多様な媒体から必要な情報を取り出して整理する力の育成が重視されています。

 

山梨県のある小学校6年生で、新聞記事を使った授業が行われているそうです。「新聞記事を題材に、五・七・五・七・七のリズムに近い詩を作る」という課題があります。

 

「大学の研究チームが、液体のりの成分を使って病気を治す培養に成功した」という記事を基に、「成功を つかむために 視点かえ のりを使って人助け」「視点かえ つかみ取るぞ 成功を のりを使って人助け」といった詩を子どもたちは考えます。

 

この授業を行う担任は「新聞には学校生活で使わない言葉との出会いがある。わからない言葉は辞書を引き、友達と意見交換することで表現の幅は広がり、語彙は豊かになる」と語ります。

 

そういえば、私にもこんなことがありました。会社の昇格試験で、テーマを与えられ「論文」を書くのですが、その言葉の漢字が出てきません。ひらがなで書けば、漢字能力が低いと判断されます。そこで、違う漢字でも同じ意味の言葉をあせって考えたことを思い出しました。

 

これも語彙力があれば慌てることはありませんね。国語の力をつけることは、算数や社会などあらゆる学習の基礎になることは間違いありません。保育園の子どもたちとの何気ない会話の中でも、「今のは、別の言い方で○○とも言うんだよ」なんて言いながら、子どもたちの語彙力をアップさせたいですね。

2019年

9月

04日

ゲームに負ける現実社会

今日は、秋らしい陽気でした。屋上遊びは、最近ブームの色水作りに、タイや転がし、そして、クマバチやバッタを捕まえる子どもたちです。カメの散歩もしました。また、補助なし自転車に挑戦する園児が出てくることでしょう。 

 

さて、ゲームに夢中の男子高校生3人・・3人ともバトルロイヤル系ゲームに夢中です。

 

だいたい夜10時頃から一緒にプレーしている・・・週末中心に週3日アルバイトして月5万にはなる・・・そんなに稼いでどうするの?・・・ほぼ全額ゲームに課金している・・・もったいなくないの?・・・ゲームのためにバイトしているから当然・・・

 

こんな話を平然と語る高校生たちです。

 

「俺ら、勉強もあかんし、部活もやっていないし、ゲームしかない。ネットでゲームの実況をすると。日本中から見に来る。ゲームで知り合った人が集まる時も全国から会いに来るし・・・」

 

私のような古い人間は、ゲームのためにアルバイトをすることがまったくしっくりきません。しかし、彼らは「ゲームのランキングが上がると、『自分自身の価値』が上がる」と言います。

 

部活動で活躍しているとか、テストの点数が高いとか、そういった子はゲームをしてもそこまでのめり込みません。それは、承認欲求が、既に満たされているからだと言えます。

 

ゲームにのめり込む子は、課金し、ランキング上位者になることでしか、自分の価値を確かめられないとしたら、こんな悲しいことはありませんね。勉強も部活も、もっと言えば人間関係も「いくら頑張っても結果がでないもの」・・・だから、ゲームにのめり込むというのであるなら、現実社会はゲームに負けているのかもしれません。

 

大人でも、インスタグラムのフォロワーの数が、多いことで、自分の価値を確認するのであれば、顔も見たことがない不特定多数の存在の方が、現実世界で、顔を知っている仲間や家族よりも大切であるかのような錯覚に陥っているのかもしれませんね。

 

どうしたらいいものか・・・現代の若者が抱える大きな課題とも言える深い問題です。

2019年

9月

03日

他人の意見を聴く

今日は、10月19日に保育園の運動会を行う場所である「西文ひろば」グランドで、子どもたちは遊びました。運動会の練習は、9月中旬位からスタートさせますので、今日初めて西文広場に立った、小さい園児は、ここで運動会をすることを分かっているのか、いないのか・・・大喜びで走りまわっています。

 

運動会のラスト競技は、紅白対抗リレーです。今までに、涙抜きでは語れない多くのドラマが生まれました。ここで、差が出ないように園児たちを赤白に分けます。今日は、最初のかけっこをしました。正しい走りかたを身につけ、「負けないぞ!」という気持ちが強い園児が、これからどんどん伸びていきます。楽しみですね。

 

さて、国語の授業でのこと。ある小学校6年生女子の意見を聞いてください。

 

「一人で何回読んでも気にならなかった文章が、今日の授業で友だちと考えを聴き合ってから、すごく気になるようになった。作品から見える世界が広がったような気がする。うれしい」

 

この話を聞いて、皆さんも自分の経験で同じようなことがありませんでしたか?

 

私もサラリーマン時代に、グループ討議で、自分の主張だけでなく、相手の話を聞いて「その方がいいなぁ~」と思ったことは、悔しいけど、山ほどあります。また、ホワイトボードにポストイットで、個々の意見をランダムに貼っていくようなブレーンストーミングで、議論をとことん煮詰め、「これでもか!もっといいアイデアはないのか!」と意見をぶつけ合った時に、自分一人では、とうてい考えられなかった画期的なアイデアが生まれるのです。

 

小学生の学びに話を戻します。

 

友だちの意見を論理的に聞けるようになるには、一人一人が「個」をきちんと確立させるところから始まります。自分が「こう読んだ」がしっかりとあるからこそ「友だちはどう読んだのだろう」と、友だちの意見を聴きたくなってくるのです。

 

「主体的・対話的で深い学び」とは、まさに、こんな学び合いのプロセスがあるような授業から生まれてくるのでしょう。

 

保育園では、他の園児の話をしっかりと聴くことができる園児が、おだやかで冷静である傾向にあります。ヒトの顔には、口が1つしかないのに、耳は2つあることが、あらためて納得できますね。

 

自分の意見をしっかりと言えることは、素晴らしい事ですが、相手の意見を踏まえて、さらに深い考えがそこにあることが大切です。

2019年

9月

02日

命をつなぐ

今日から9月の保育がスタートしました。例年と違うのは、まだプール遊びを継続していることです。今日も暑かったですね。子どもたちの水しぶきが、まだ秋を感じることを許してくれません。

 

さて、さいたま市の小中学校はすでに2学期が始まっていますが、全国的には、今日から学校がスタートするところが多いですね。ショッキングな事実ですが日本の15歳から39歳までの死因の第一位は、病死でも事故死でもなく自殺です。

 

そして、9月1日が、若者の自殺が年間で一番多い日となります。夏休み明けだからです。9月1日は、関東大震災があり、防災のことが広く報道されますが、学校関係者にとっては、神経をピリピリさせる日なのです。

 

今日は、相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を紹介します。

 

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では・・・?

なんと百万人を超すんです

過去無量の

いのちのバトンを

受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それがあなたのいのちです

それがわたしのいのちです

 

20代前まで計算すると、なんと、104万8576人です。ちょっとした政令指定都市の人口にもなりますね。

 

私たち大人は、若者に「命は大切なものだ!」と語り続けることは必要ですが、相田みつをさんの詩のように、自分の命も、友だちの命も、みんなたくさんの命のバトンを受け継いで今ここに生きているのです。

 

命の重さを若者に伝えること・・・やり方は色々あるのでしょうが、私たち大人の大切な仕事です。

2019年

9月

01日

デパートの屋上遊園地

さいたまの地方百貨店の1つで、私もお仕事を通じて大変お世話になった「川越丸広百貨店」には、屋上に、わんぱくランドという遊園地があります。ここが、本日9月1日をもって閉園し、半世紀の営業に幕を下ろすことになりました。

 

高さが11.7メートルで、ゴンドラも8個しかない観覧車があるのですが、このレトロ感がたまらなく好きでした。

 

まだ、私の子どもが小さい時には、この屋上のわんぱくランドへ心を癒しにいったものです。東京ドームシティなら、最新の戦隊モノや仮面ライダー○○が、広いステージ大暴れするのですが、川越丸広の屋上には、武蔵の国の○○レンジャーといった、ご当地ヒーローが活躍します。私は、大うけですが、子どもは「知らない?」でした。(笑)

 

今年の4月に閉園が発表されると反響が大きく、「思い出をありがとう!」「永遠に忘れない!」などのコメントが1万件以上寄せられたそうです。

 

各地のデパートの屋上遊園地は、1980年代以降、姿を消していきました。建築基準法などに基づく各地の条例で規制が強化され、非難所を確保するために屋上での遊具設置が制限されたことが大きな要因だそうです。

 

また、池袋西武や銀座松屋のように、屋上が素敵な庭園として、ファミリー層だけでなく幅広い客層を取り込む方向に変わってきているのも、時代の流れかもしれませんね。

 

大宮公園にある、レトロな子ども遊園地に保育園の子どもたちを連れて行った事があるのですが、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでなくたって、子どもたちの笑顔は、輝くものです。

 

どうですか・・・こんなレトロな遊園地もいいですね。

2019年

8月

31日

子どもたちが考える遊び

土曜日の保育園は、卒園児が登園するので、屋上遊びは、たいがい職員は見守るだけです。小学生が、遊びのきっかけを考えて、あとは、子どもたち全員でその遊びを応用したり、広げていきます。

 

屋上には、ジャングルジムもシーソーもブランコもありません。古タイヤや農作物の収穫ボックスや渡し板が無造作に置かれています。おままごとコーナーもキッチンで使っていたフライパンやまな板、お皿、ボール、ザルなどが置かれているだけです。

 

特定の遊具では、遊び方が決まってしまいますが、子どもたちが遊びを自分で考える環境を大切にしています・・・という話を今日見学にきたママに話をすると、心から共感していただきました。

 

今、日本だけでなく世界レベルで「非認知能力」の育成が注目されています。OECDでは、この非認知能力のことを「社会情緒的スキル」と呼んでいます。これも、わかりにくい言葉ですね。

 

簡単に言えば・・・忍耐力・情熱・社交性・他者へ思いやりに敬意・自尊心・楽観的な心・自信・やり抜く力・・・つまり数値化できない能力のことです。この「非認知能力」は、子ども同士の日々の遊びの中から生まれるのです。

 

今の定説は、読み書き計算などの「認知能力」は、この「非認知能力」がベースになっていると言われています。子どもの時に、どれだけ遊んだかが大切という考えにつながりますね。

 

異年齢保育では、先輩園児が、遊びの切っ掛けとなるヒントを年下園児に教えてくれることが多いので、遊びスイッチが入りやすい環境なのかもしれません。

 

今日も、そんなことを感じながら、屋上遊びに夢中になる子どもたちを見守っていました。

2019年

8月

30日

訳あり食品

今日は小雨の中で屋上遊びをしました。ミストシャワーを浴びているようで、とっても気分爽快です。

 

まずは、朝顔の花びらをたくさん取って、色水作りに子どもたちは夢中になります。青やピンクの花は、そのままの色が出るのですが、白い朝顔は何色になるのか?やってみると、緑になりました。

 

次に、ベビーコーンを収穫し、皮むきを子どもたちが頑張ります。1本のトウモロコシの木には、たいがい2つか3つのとうもろこしができるのですが、間引いて1本にしないと、甘くて大きくなりません。間引いた赤ちゃんサイズのとうもろこしが、ベビーコーンです。そのまま捨ててしまうのは、もったいないので、スープに入れて給食で食べます。もちろん、味の方もおいしいのです。

 

さて、「もったいない」と言えば、最近は、訳あり食品を販売する専門店が増えているそうです。賞味期限が近いなどの理由で、メーカーなどが廃棄を予定していた商品や、賞味期限切れの商品もスタッフが試食をして問題ないと判断したものを売ることもあるそうです。

 

私は、食品業界で長く仕事をしていたので、百貨店や量販店の1/3ルールが身に着いてしまっています。1/3ルールというのは、賞味期限が6カ月のお菓子があったとします。百貨店などに出荷できる期限が、製造日から、賞味期限の1/3の2カ月まで・・・お客様に販売できるのが1/3を足して4カ月までというルールです。つまり、賞味期限切れまであと2カ月もあるのに、販売不可で廃棄扱いとなるのです。

 

これは、なるべく新しいものをお客様に届けようという考えですので、間違ってはいないのですが、ここ数年、私たち消費者の意識が変化してきました。

 

「食べ物を無駄にしない」という考え方です。昔なら、スーパーで牛乳を買うのに、一番奥にある日付けが一番新しい商品を選んでいたのに、今は、どうせ2、3日で飲んでしまうのだから、日付けが古い商品を買って、お店のロスを減らそうと考える人が増えてきたのです。

 

保育園では、1日で4本くらい牛乳を使いますので、迷うことなく手前に並ぶ商品を購入します。

 

訳あり商品は、当然通常商品よりも安く購入できるメリットがありますが、店舗側は、「店にある商品は捨てられていたかもしれないもの。その現実を知り、家庭にある食べ物をもう一度見直してもらいたい」といいます。

 

食材の宅配サービスも、使いきりで無駄のない量で、レシピがセットされていますね。スーパーで、ざっと買い物するよりも経済的で、無駄がありません。

 

これからの時代・・・間違いなく、「素敵なライフスタイル」の1つは、「食べ物を無駄にしない生活」が当たり前になるでしょう。

 

どうですか・・・定期的に冷蔵庫を見渡して、賞味期限ぎりぎりの食材を無駄にしない習慣をつけてみませんか。

2019年

8月

29日

職場復帰のママたち

保育園のプールは、残暑が続く予報も出ているので、来週9月5日(木)まで延長しますが、保護者ボランティアは、今日で終了です。のべ12人のママやパパに、子どもたちと一緒に遊んでいただきました。ありがたいですね。

 

今日のボランティアママも、最後とばかりに、子どもたちからの水攻撃を受けていました。でも、自分の子ども以外の園児たちとさらに深い関係を築くことができたと、心から楽しんでいただきました。うれしい話です。

 

さて、今日も来年4月からの新入園児の見学がありました。今週は、毎日予約が入っています。まだ8月ですが、半年以上先の職場復帰に向けて、育児休暇中のママが動き始めています。

 

「久しぶりの職場復帰だ!バリバリ働くぞ~」と頑張りすぎるママは、たいがい、失速します。また、一人で何でもしようとするママも心身ともに折れてしまいます。今まで、そんなママをたくさん見てきました。

 

本日見学に来たママにも、会社に時短制度があるなら、まずは、無理しない勤務ローテーションでスタートさせることをアドバイスします。

 

まずは、保育園に通う子ども対策です。これは、大変重要です。保育園ではならし保育がありますが、ならし保育だけで泣かない子にはなりません。普段から、地域の活動に参加して、親以外の大人や初めて出会う他の子に慣れることもいいですね。

 

子どもを育てるのは母親だけじゃないんだ!と訴えても、現実には、ママが何もしなければ周りは動いてくれません。一番身近な夫や両親などに協力してもらう体制を早めに整えるのです。保育園生活がスタートしてからでは、遅いのです。

 

そして、仕事をするママ自身の対策です。「家族や子どもに負担をかけて申し訳ない」という気持ちは、どこかに捨ててください。子どもは、ママと二人きりでいるよりは、集団生活の中で大きく成長するのが現実です。むしろ、子どもは「前向きに頑張って仕事をしているママ」を誇りに思っています。そんな姿を見せる事で、働くことの大切さがわかる子に育っていくのです。

 

子どもたちが、やがて大人になって社会に出て、働くことはとても大切なことであると、親は我が子に教えなければなりません。家族を守り・・・税金を納めて社会に貢献する・・・その意識が子どもに芽生えるのです。

 

これからの時代は、働くママたちにとっては、多様な働き方が選択できる時代になっていきます。もちろん、自分で選択するのです。そのためには、家族を含めた自分の将来の展望を描くことが大切ですね。

 

もちろん、計画通りにいかないのが人生ですが、ノーアイデアでは、楽しい人生にはなりませんね。

2019年

8月

28日

認知症「おやじ」66歳のCDデビュー

昨日から、さいたま市内の小学校は2学期がスタートしたので、保育園には小学生の姿がありません。朝の9時30分に、今まで自由に遊んでいたおもちゃや絵本の「お片付けタイム」となるのですが、小学生がいなくなると、3倍くらいの時間がかかります。いかに、卒園児の力が凄かったとも言えるし、卒園児におんぶに抱っこの園児たちとも言えます。ここは、少しずつスピードアップされることでしょう。

 

今日は気温が低いのでプールはなしで、屋上遊びです。子どもたちとインゲン豆の種を採集しました。

 

種まき→収穫→食べるまでは、子どもたちは経験していますが、種がどうやってできるのか・・・茶色くカサカサになったインゲン豆のさやの中に、白い種があることを知ります。この種を蒔くと、インゲン豆の芽が出ることを想像する子どもたちです。

 

さて、今日は認知症の話です。決して暗い話ではありません。

 

まだ56歳の男性が、30分でできた事務作業に2時間もかかり、ミスを繰り返すようになります。会社の勧めで病院へ行くと、アルツハイマー型認知症と診断されました。

 

「普通の人生を歩んできたつもりなのに、まさか自分が・・・」と愕然とします。簡単な仕事にしてもらっても60歳で退職します。しかし、この男性はギターの弾き語りを趣味にしていたこともあり、自分が通う介護施設の社長に「沈み込む話が多くて雰囲気が暗くなっちゃうから、ここでギターを弾いてよ」と頼まれます。人生の転機となったのです。

 

その後、認知症関連の講演会や商店街のお祭りなどで開いたライブは、2年で100回を数えるそうです。そして「人と人とのコミュニケーションで大事なものは、認知症の人も、そうでない人も、みんな同じ」という思いから「ミンナオナジ」というタイトルのCD

デビューを成し遂げたのです。

 

この男性の奥様は、「10分前のことを忘れてしまうのに、挑戦すれば新しくできるようになることもある」と、夫が自分の希望になったそうです。

 

どうですか・・・素敵な人生ですね。認知症については、まだその発症原因など、不明な事ばかりで、「認知症になったら人生おしまい」という風潮もあります。私の父も、もう高齢ということもありますが、月に一度は認知症外来に通っています。もう戻ることはありませんし、家では同じ話を何度もします。今日が何日で何曜日なのかさえ分かりません。

 

しかし、これからの時代は、「元気に長生きする」ことが大切です。認知症の診断を受けたとしても、この男性のように「社会の一員として、楽しみながらチャレンジする」人生でありたいものです。

2019年

8月

27日

図書通帳

今日の寺子屋では、畑仕事に挑戦です。子どもたちには鍬(クワ)の使い方を教えます。先端がフォークのような形の農機具です。畑を耕すときに使います。

 

私は、父が知り合いの農家に畑を借りて野菜を作っていたので、子どもの頃からクワを使うことに慣れていますが、今の子どもたちの多くは、一生、クワを使うことなく大人になるのです。

 

保育園の子どもたちは、苗を植えたり、種を蒔いたり、収穫したりは日常茶飯事ですが、クワを使うことはありません。下手をすると、自分の足を耕してしまいますね。

 

初めての経験は、子どもたちの目をギラギラにします。子ども用の軽いクワを一緒に持ちながら、ザクっと土に刺すのです。数人は、腰が座ってなかなかいい筋です。(笑)

 

しかし、飽きやすい子どもたちは、耕した土の中から幼虫が出てくると、とたんに幼虫観察になってしまいました。「では問題です。この幼虫は何を食べているでしょうか?」に、保育園のクイズ王5歳男の子は「草の根を食べています!」と見事正解です。

 

さて、今日は、子どもたちが、本をどんどん借りてしまう図書館の話です。ホワイトきゃんばすでも、歩いてすぐの図書館で本を借りる習慣がついてきたのですが、素晴らしいアイデアで、子どもの読書欲を引き出している図書館があります。

 

「図書通帳」を子どもたちは、図書カードの代わりに持っています。本を借りて、この通帳をATMのような端末にかざすと、本のタイトルの横にページ数と、本の値段が、預金通帳のように加算されていくのです。

 

子どもたちは、本を借りれば借りるほど、預金がたまっていくという仕掛けです。もちろん、本物のお金ではありませんが、このアイデアで、子どもたちはどんどん本を借りているそうです。

 

この「図書通帳」を考えた人は、凄いですね。私たち大人は、子どものやる気につながるアイデアをたくさん出したいものです。

2019年

8月

26日

アリの教え

今日も生き物の話です。アリの教え・・・です。

 

プールが見学の園児と、畑の草取りをやっていました。インゲン豆の場所です。夏は、少しの間で、雑草が子どもの背の高さまでになります。インゲン豆のあとには、ジャガイモを植える予定です。このジャガイモは、年明けの芋煮会の材料になります。

 

草取りをしていると「えんちょうせんせい・・・アリがいます!」という報告になります。このアリたちは、夏の間に、せっせと食べ物を巣に運び、冬に備えるのです。アリとキリギリスの話は、子どもたちも理解できます。

 

アリの巣はとても不思議です。種類によって色々ですが、たいがいは、巣穴の奥底に「女王アリ」がいて、全てのアリをコントロールしています。しかし、直接全てのアリに女王アリが情報を流しているのではありません。

 

アリは働き方がきっちりと決まっていて、役割分担がどの段階でつくられるかは、はっきりしませんが、「遺伝子」と「孵化した後の幼虫に与えるエサ」によって変わると考えられています。

 

情報の基礎は、触覚による触れ合いと、化学物質のフェロモンです。フェロモンを巧みに使い、集団を1か所に集合させることができるのです。とても不思議な生き物ですね。

 

では、ヒトの場合はどうでしょうか。もちろん、ヒトはアリよりも高度な社会を形成しているのですが、生まれたばかりの赤ちゃんには、社会性の基盤はほとんど見られません。人間社会は、遺伝やフェロモンではなく、そのほとんどを生まれ出た後の教育によって、培っているのです。

 

家庭や地域、学校という集団生活の中で、ヒトは、社会性を学ぶのです。

 

アリの教え・・・は、私たちは、子どもに対して、フェロモンという魔法は使えません。そこで、言語など様々なコミュニケーションを駆使して、社会に通用する大人へと育てます。ヒトの場合は、もっとやっかいで、子ども自身がやる気になるようなやり方でないと、うまくいきません。

 

どうすればいいか・・・1つの答えがないのが、やっかいですが、楽しいのです。

2019年

8月

25日

ヤマメとサクラマス

8月最後の日曜日です。さいたま市の小中学校は、火曜日から2学期がスタートします。卒園児が通う2つの小学校では、9月21日と28日が運動会なので、早速運動会の練習が始まるようです。まだ暑いですね。

 

さて、今日も生き物の話です。ヤマメは体長20センチの渓流に住む魚です。漢字では山女魚と書きますね。体の模様が美しい魚です。渓流釣りを楽しむ人にとっては、憧れの魚の1つです。

 

サクラマスは体長60センチもあり、サケのように大きい魚です。ヤマメと比べると、体重では30倍くらい重く、体の模様もなく見た目もずいぶんと違います。しかし、ヤマメもサクラマスも実は同じ魚であることを知っていましたか?

 

川で稚魚として生まれたヤマメは、最初の試練がエサの強奪戦です。体が少しでも大きい稚魚は、流れがはやくてエサがたくさんある場所にも行けるので、ますます体が大きくなります。しかし、この大きな魚がサクラマスになるのではありません。

 

小さな稚魚は、このままでは死んでしまうので、勇気を出して敵がいっぱいいるけど、エサもたくさんある海に向かいます。海で生活をしているうちに、どんどん体が大きくなってサクラマスとなるのです。そして、サケのように、自分が生まれた川に戻って卵を産みます。

 

ヤマメの小さな稚魚の中で、諦めないで勇気を出して、一歩前に進むことができた魚だけがサクラマスになるのです。

 

どうですか・・・サクラマスを見る目が変わりましたか。

2019年

8月

24日

生き物だって個性いろいろ

今日も昼休みに、小学生と年長園児を連れて図書館に行ってきました。最近は、「トイストーリーの本はありますか?」など、園長にいちいち聞かなくても、図書館の職員に遠慮なく質問できるようになっています。

 

今日は、7人で32冊の本を借りました。9冊も借りた年長男子は、先回は、昆虫図鑑など写真中心の本を選んでいたのですが、今日は、絵本も何冊か借りていました。とっかかりは、自分で選んだ本を手にすることですので、全部読めなかったとしても、それでいいのです。

 

さて、今日は、屋上のミドリガメの生けすの水をきれいにしました。久々に7匹のカメを散歩させました。意外とカメは歩くのが早いので、「みんな!遠くに行かないように見てるんだぞ!」と言いながら、子どもたちは、カメの観察をします。

 

ミドリガメは、同じ水陸両用のクサガメやニホンイシガメと比べると、性格が荒く、繁殖力も高いと言われています。しかし、今日の観察では、それぞれ、性格が違います。

 

すぐに日陰に逃げ込んで、じっとしているカメもいれば、持ち上げると、奥まで首や手足をしまい込んでしまう臆病カメもいます。

 

反対に、持ち上げると「ヒュー!」という威嚇の声をあげて、手足をバタバタさせて、口を大きく開けて噛みつこうとするカメもいます。子どもたちは、その狂暴ぶりに、後ずさりをします。

 

よく、私たち大人は、子どもたちに対して「人はそれぞれ、性格も考え方も違うんだから、違うということを理解するところからコミュニケーションが始まるんだ!」なんて、偉そうに言いますが、今日のミドリガメの観察でわかったことは、「生き物だって個性いろいろ」ということですね。

 

これからは、この生き物は「おとなしい性格」とか「狂暴だから」などと、決めつけないようにします。(笑)

2019年

8月

23日

職業教育の意識

夕方の自由時間に、小学3年女子が園長役をやり、何と、卒園式の予行練習が始まりました。年長園児が5人に年中園児も参加します。

 

「卒園児入場!」で、園長役に続いて、適当に卒園ソングを口ずさみながら、子どもたちが入場します。そして、「保育園からのプレゼントです」「○○さんのママからご挨拶です」など、子どもたちは、卒園式の段取りをよく覚えています。

 

そこへ、年長園児のママが迎えに来ました。「もう卒園式の練習をしているの?」とビックリです。卒園式は、まだ7か月も先です。(笑)

 

さて、日本の企業は、学生が何を学んだかにはあまり関心を持たないで、入社後に、研修などを通じて自前で職業訓練を行い、自分の会社の色に染めていく・・・こんなところが今でも多いですね。私が入社した当時は、まさに、社会勉強の場も含めて、会社におんぶに抱っこ状態だったような記憶があります。

 

ところが、欧米諸国の企業では、採用時に、「何を学んだか・・・何ができるか」を問われます。即戦力としてマンパワーを考えているからです。

 

これは、若者の意識調査にも反映されます。「通っている学校は、仕事に必要な能力を身につける上で意義があるか?」という内容に、肯定的な回答は、日本の高校生では30% にも満たず、大学生に至っては25%しかありません。

 

アメリカの大学生は70%ですので、いかに「大学で○○を勉強し、それを活かして○○の仕事をする」という明確な目的を持って学生生活を送っているのです。日本の場合は、今でも、大学に行くのが目的で、そこで何を学ぶのかは二の次という学生が多いのかもしれません。

 

しかし、これからの時代、日本の企業も「丸抱え」のやり方が難しくなってきます。中途採用で、即戦力を・・・という流れも加速しています。会社に自分の人生を捧げ、会社に守ってもらうという考えも通用しなくなってきました。

 

これからの、日本の学生に求められることは明白です。「私は何のために何を学ぶのか」を明確にすることです。自分の生き方は、自分で決めるのが楽しい人生に決まっているのですから・・・

2019年

8月

22日

今年の「新俳句」大賞

今日の寺子屋は、小学生5人から「夏休みの宿題」の話を聞きました。

 

「小学生になったら、夏休みにやらなくちゃいけないことがあります。何でしょうか?」の質問に、寺子屋園児は・・・「プールに入る」「お昼寝する」「ご飯をたくさん食べる」「海に行く」などなど・・・珍回答続出です。(笑)

 

そして、小学生から宿題の話を聞きます。1年生は、初めての宿題で、自由工作の話をしてくれました。「たぶん、夏休みが終わるまでには、宿題できるかな?」と自信がありません。(笑)最年長4年生は、「2年生になると、読書感想文があるから・・・」と、読書の意味などを教えてくれました。

 

憧れの小学生の先輩たちの話を興味津々で聴く寺子屋さんたちです。

 

さて、日本国憲法第23条で「学問の自由は、これを保障する」という文言があります。これは、憲法の中の「五七五」と言われています。わかりますか?

 

「がくもんの じゆうはこれを ほしょうする」と五七五になるというわけです。(笑)

 

ということで、今年も「新俳句」大賞が発表されました。これは、お茶の伊藤園が、平成元年から続けているイベントで、「おーいお茶」とお茶でも飲みながら俳句を作る楽しさを味わってもらおうという企画です。

 

「新俳句」とうたっているのは、季語や定型などの厳密なルールは問わず「字余り」「字足らず」でもかまわないことだそうです。

 

小学生部門の大賞は「たんぽぽがおそれ知らずに旅に出る」です。この発想は大人では出てきませんね。

 

中学生部門の大賞は「十五夜に飛ぶ蝙蝠(こうもり)よ眩しいか」

高校生部門の大賞は「駅を出て街のかけらとなってゆく」

 

また9歳の子が詠んだ句です「消しごむで世界のやみを消せるかな」です。この子には、いったいどんな闇が映っているのでしょうか・・・

 

私が気に入った作品を紹介します。

「片思いきっと寒さのせいである」(高校生)ユーモアのセンスバッチリですね。

「どの色で生きていくのか決めた春」(中学生)若者の決意と強い意志が、ひしひしと伝わってきますね。

 

どうですか・・・楽しくもあり、深い作品がたくさんありますね。今回は、過去最高の200万句が集まったそうです。

2019年

8月

21日

図書館10年で貸し出し1.5倍

卒園児の小学3年の女の子・・・この夏休みの「自由研究」は、図書館で借りた「自由工作アイデアブック」という本を参考にして、貯金箱を早々に仕上げたそうです。

 

また、同じく卒園児の小学校1年生の女の子は、図書館で、絵がほとんどない文字だけの分厚い本を借りたそうです。サマーキャンプで作った、手作りの「しおり」を使うこともモチベーションアップにつながり、毎日少しずつ読んでいるそうです。

 

年長男の子は、土曜日の園長課外授業で、図書館で本を借りる経験をしてから、ママに、自分の図書カードを作ってもらい、一緒に図書館に通う生活が始まったそうです。

 

本を読むことは、子どもの成長につながることは、間違いないのですが、「子どもが自分で選んで借りた本」というのがミソなのです。親が良かれと思って、買い与えた本は、たいがい読まれないままに、本棚の隅に放置されてしまいます。

 

私が息子の15歳の誕生日に「男が15になったら読む本」をプレゼントしたのですが、今も買ったままの状態で、本棚に置かれています。親の押し付けは、NGですね。(笑)

 

そんな、公共図書館ですが、小学生に貸し出す書籍の数が増え続けているそうです。文科省が先日公表した「社会教育調査中間報告」によると、2017(平成29)年度に、全国の公共図書館が小学生に貸し出した図書は、合わせて1億9730万冊で、10年間で1.5倍に増えています。

 

図書館の数も2018年度は3360館で、10年間で195館も増えているそうです。

 

ここ数年で、小学生は少子化の影響を受け減る傾向にあり、図書館に登録した小学生の人数も減っているそうです。それでも、貸し出し数が1.5倍になったのは、各図書館が読み聞かせなどの催しを充実させたり、本のレイアウトなどを見やすく工夫していることが実を結んだようです。

 

昨今、紙の本が売れなくなっている時代に、こうして、小学生が図書館で本を借りる習慣が多くなってきていることは、うれしいですね。

 

自分がやりたい事・・・自分が興味を持ったこと・・・自分で考えて、自分で本を選ぶ。お気に入りの「しおり」をいくつか持つライフスタイルなんて、カッコいいですね。

 

どうですか・・・わが子を連れて、図書館へゴー!

2019年

8月

20日

「子どもを認める」具体的には・・・

今日は、屋上でプール遊びをしていると、さいたま市の職員が、プールの抜き打ち調査にやってきました。お昼寝中の抜き打ちチェックは毎年あります。乳児の突然死は睡眠中が断トツで多いからです。

 

今回、初めてのプール調査でした。やはり、先日豊島園で起きた死亡事故を受けて、行政も優先的にプールチェックに走りまわっているそうです。指摘事項や問題はありませんでしたが、「プールボランティア」の保護者が、子どもたちと遊んでいる姿を見て、「さいたま市の保育園で、プールボランティアで保護者がプール遊びに関わっているのは、ホワイトきゃんばすだけですよ。いいですね~」とコメントをいただきました。

 

今年で、2年目の取組みですが、ボランティアの保護者は、子どもたちの標的になり、ずぶ濡れになってしまうのですが、我が子以外との交流に満足し、大いに楽しんでもらっています。ありがたいですね。

 

さて、最近の子育てで「褒める子育て」以上に、注目をされているのが「認める子育て」です。しかし、「認める子育って?」と漠然としているので、今日は具体的な例を1つ挙げます。

 

おもちゃ屋さんの前で、駄々をこねる子どもがいたとします。ここで、「いいから来なさい!」は押し付ける事で、「なんでいつもそうなの!」は責める事となって、子どもは泣き叫び、ママのイライラが増すばかりですね。

 

そこで「そんなに欲しいのね」と言い分を一旦聞く。これが「認める」です。もちろん、買うかどうかは別の話です。子どもは、おもちゃが欲しいという自分の気持ちを一度受け止めてもらうことで「自分はおもちゃを欲しがってもいい。そんな自分がここにいてもいいんだ」と安心できるのです。

 

おもちゃやお菓子をねだる我が子を前にすると、親としてはすぐに「いい・悪い」の判断をしてしまいがちですが、数秒でも子どもの言い分や存在を認めることで、その安心感が「自分なりに考えて動いていい」という、子どもなりの自己肯定感につながるのです。

 

親だけではないですね。人に認められることで、自己肯定感が育つ・・・こんな考え方も、これからの子育てには、有効な事ですね。

2019年

8月

19日

昔と比べて、今の子はいいな~

今日から、多くの園児が休み明けの登園です。「夏休みの思い出・・・」というタイトルで、今日の寺子屋は、子どもたちに絵を描いてもらいました。海で泳いだ思い出、温泉に行った思い出、田舎に行った思い出、なぜかパパの顔、妹の顔と、たくさんの芸術作品が誕生しました。(笑)

 

そして、屋上プールタイムでは、ファームで収穫したスイカを3つ並べて、スイカ割りを楽しみました。柔らかい棒なので、なかなか割れないのですが、卒園児が力を込めて見事に割りました。

 

氷で冷やして、みんなで食べます。赤くて甘くて本当に美味しかったですね。子どもたちにとっては、贅沢なもぐもぐタイムです。

 

さて、今のパパママに、「昔と比べて、今の子はいいな~と思うこと」を聞いた記事を読みました。

 

「給食で嫌いなものが出ても無理強いされない。私の頃は昼休みになっても、食べ終わるまで残されました」

「パパが子育てに協力的で、いっぱい遊んでもらえること」

「習い事の選択肢がたくさんあって、指導者もスパルタではない」

「外食でキッズメニューがたくさんある」

「親にゲンコツされない。『叱らない子育て』されたかったなぁ~」

「タブレットやスマホで、気になることは、どこにいてもすぐに見られること」

「昔は補助輪をつけて自転車の練習をしたものだが、今はキッズバイクがあるので、乗れるようになるのが早い!」

「飲みにくいお薬も、服薬ゼリーのおかげでおいしく飲める」

 

こんな意見ですが、もちろん「昔の方が良かった・・・」という内容もあります。

「事件が多く、昔のようにのびのび遊べないと感じる」

「住宅街の中で騒いでも何も言われなかったし、今より平和だった」

「SNSがなかったので、人間関係も今みたいに軽くなかった気がする」

 

時代の流れの中で、子どもたちの環境は、良くなることもあれば、悪くなることもありますね。ただし、便利な事が必ずしも子どもの成長につながるとは限りませんね。

 

やはり、時代が変わっても、親の目が、しっかりしていないと・・・ですね。(笑)

2019年

8月

18日

へいわ と せんそう

8月は、子どもたちの夏休みの活動などに目がいきますが、6日の広島・9日の長崎の原爆投下の日や15日の終戦記念日と、戦争について深く考える機会でもあります。

 

「8月15日は、戦争に負けた日なのに、どうして記念日なの?」と戦後間もない頃に、ある子どもが言ったそうです。横にいた父が「それはね・・・戦争をもう二度としてはいけない日だから、記念日にしたんだよ」と答えます。子どもにとって、分かりやすい答えですね。

 

戦争の悲惨さや平和の尊さを訴える書物はたくさんありますが、子どもたちが理解しやすい本は、少ないです。今日は、文(詩人の谷川俊太郎さん)・絵(イラストレーターNoritakeさん)の「へいわ と せんそう」という絵本を読んでみます。

 

見開きに、「へいわ」のボク・ワタシ・チチ・ハハ・「せんそう」のボク・ワタシ・チチ・ハハを対比させます。最小の言葉で、モノクロのイラストだけで淡々と語られます。

 

「へいわのボク」はいつも通り。いつもと同じに立っている。

「せんそうのボク」は座りこんでしまっている。

「へいわのワタシ」は勉強をしている。これもいつも通り。

「せんそうのワタシ」は何もしていない。

「へいわのチチ」はボクと遊んでくれて、

「せんそうのチチ」は完全武装をして一人で闘っている。

 

食卓を囲む「へいわのかぞく」、食卓には誰もいない「せんそうのかぞく」

手に持っているモノだって、木や海や街だって、明らかに全然違う。

 

そして、後半は対比が「みかた」「てき」と変わっていきます。しかし、全く同じ「かお」「あさ」「あかちゃん」が描かれるのです。敵国の人の朝も、味方の朝と全く変わりないのだと。その極め付けが将来を担う「あかちゃん」の顔です。

 

モノクロのイラストの中に、唯一「せんそうのくも」が写真で登場します。原爆の「キノコ雲」です。谷川俊太郎さんが、こだわったところだそうです。

 

谷川俊太郎さんは、東京大空襲を経験し、その目で多くの焼死体を見たそうです。戦後74年が経過し、戦争を知らない世代がほとんどの今、戦争を知る谷川さんが語る内容は、説得力があるのかもしれません。

 

小学生の夏休みの自由研究に「戦争」を取り上げるのは、なかなか難しいですが、この絵本は、子どもにもわかりやすい内容になっているので、私の世代を含め戦争を知らない保護者が、子どもに教えられるきっかけになるかもしれませんね。

 

「戦争は絶対にいけないんだ!」と力を込めて訴えるのではなく、淡々とモノクロのイラストで切なく訴えるのがいいのです。

2019年

8月

17日

夏休みに英語の指導講習

今日からお盆休みが終わり、保育がスタートしました。屋上のプール遊びでは、ファームで収穫したスイカを氷で冷やして食べます。おいしい熱中症対策です。(笑)

 

そして、保育園では、クサガメとミドリガメの子ガメを1匹ずつ飼い始めました。子ガメが採集できたので、別々の水槽で飼うことにしました。2つの水槽を並べると、クサガメとミドリガメの違いがよく観察できます。3歳の女の子が、水槽に額をつけて、じっとカメを見つめています。

 

子どもたちの観察が進んだところで、屋上のカメ池に放ちます。広い、自然に近い環境でのびのびと生活してもらいます。

 

さて、すでに小学校での英語教育は進んでいますが、来年度から正式に教科化されます。この夏休みは、小学校教員向けの英語指導講習が各地で行われているそうです。中学や高校の英語教員でさえ、英会話が得意で外国人とペラペラ会話ができる教員は半分もいません。小学校教員は、自身の英語力に不安を抱えながらも効果的な指導法を模索しているのです。

 

2020年度から5、6年生の英語が、歌やゲームなどで英語に親しむ「外国語活動」から、成績評価のある教科となるのです。国語や算数と同じです。授業時間数は年70コマになり、週2回は英語の授業がある計算です。

 

ある研修担当者は、「英語が苦手な教員もいるが、教員の英語力よりもやる気が、英語に積極的に向かう子どもたちを育てることにつながる。学校現場での教員向けの研修を通じて、教員一人一人の意識を変えたい」「小学校の先生は完璧を目指すが、子どもと一緒に英語を学ぶ姿勢が必要だ」と言います。

 

私の時代は、中学生になってから「ディス イズ ザ ペン」と、英語の教科書を初めて開きました。英単語や文法を覚える事が中心だった記憶があります。

 

もちろん、小学生相手だからといって、いい加減な英語を教えることはできませんが、「英語が楽しい」と子どもが感じる授業がいい・・・と理屈ではわかります。しかし、先生方には、肩の力を抜いて取り組んでもらいたいですね。

 

「小学校の英語が強化になるので、英会話スクールに通わせないといけない・・・」という流れだけは、起きてほしくないですね。

2019年

8月

16日

平成に浸る⑤

台風10号によって、計画運休となった山陽新幹線や四国などの在来線でしたが、駅に着くと「台風の影響で運休」と急に対応を迫られるよりも、大きな混乱が回避できたような気がします。私たちは、計画的な行動と時には無計画な気まぐれ行動を繰り返します。災害の中でも、台風はあらかじめ予測できる内容ですので、計画的に行動できます。しかし、地震の時はとっさの判断が必要になりますね。  

 

さて、今日は平成の時代に加速した少子高齢化について、少し考えてみましょう。

 

1963年昭和38年・・・私も生まれていませんが、この年の100歳以上の数は全国にわずか153人だけでした。それが、平成元年には3000人を突破、平成30年には6万9785人と日本は、長寿大国となったのです。近い将来には、女性の平均寿命は90歳を超えると言われています。

 

「元気」に長生きしなければ・・・と誰もが感じるようになりました。福島にいる間、私の父は人工透析をしているので、医療機関のあるショートステイで過ごしています。福島へ行く前日に、施設を訪れると、残念ながら、元気なお年寄りの姿は、ごくわずかです。

 

現代医学の進歩は、寿命を長くすることに大いに貢献してきましたが、元気に長生きをすることについては、私たち個人によるところが大きいのが事実です。50歳を過ぎた私も真剣に考えます。周りへの配慮だけでなく自分の人生にとっても、「元気に長生き」することが幸せに決まっているのですから・・・

 

さて、明治維新があった1868年の日本の人口は、わずか3330万人でした。少ないですね。それが、2010年(平成22年)には、1億2805.7人と過去最高となります。そこから、急激に人口が減り続けているのです。寿命が伸びているのに、人口が減る・・そうです。少子化が加速しているからです。

 

平成初期のバブル時代の「トレンディドラマ」全盛期には、ホテルで派手に結婚する若者が多く見られましたが、ライフスタイルの変化や、自分らしさを大切にする生き方を意識する若者が増え、「結婚」「金がある」=幸福という単純方程式が崩れてきました。

 

第一子を産む平均年齢は30.7歳となり、第2子以降の出産が減ることにつながっています。今後30年間で、毎年50万~100万のペースで人口が減り続けるとも言われています。さいたま市の人口がざっと130万人ですので、毎年さいたま市の人口の半分が減り続けるという計算です。実感がわいてきましたか・・・。

 

少子高齢化で労働人口が減少していく中で、現実的には、日本の未来は外国人が支えることになっていくのでしょう。2017年の在留外国人は256万人です。今年4月から外国人の単純労働に門戸を開く改正入管法がスタートしました。2030年には550万人になると予測されています。

 

福島でも、大手企業の工場などがあり、外国人の姿をよく見かけました。「地方に出現する異国」がますます増えていくことは間違いないですね。

 

ここまで書いても、私には、少子高齢化を解決する具体策は浮かんできません。増大する社会保障費をカバーするのに、さらに消費税をアップさせることも、得策ではありませんね。

 

こんな、課題がたくさんのニッポンの未来を担うのは、今の子どもたちです。私たち大人は、この子どもたちへ、希望をつなぐだけでなく、きちんとかかわって、成長を促すことが義務とも言えますね。

 

子どもたちの笑顔がたくさんある国は、明るい未来があると私は信じています。

2019年

8月

15日

平成に浸る④

福島は、さいたま市ほど暑くはないので、窓を開けて風を感じながらエアコンなしで過ごすことができます。

 

さて、今日は平成に行われた、オリンピック・パラリンピックを思い出してみましょう。平成の31年間で、夏季オリンピック・パラリンピックは7回、冬季は8回行われました。夏冬合計でオリンピックでは68個の金メダル・パラリンピックでは85個の金メダルを獲得したのです。

 

夏を振り返ります。

 

「今まで生きてきたなかで、一番幸せです」の名ゼリフは、平成4年バルセロナ大会女子200メートル平泳ぎの岩崎恭子選手です。今でもこのシーンは印象に残りますね。水泳と言えば、北島康介選手のアテネ・北京の2大会連続の金メダルとセットで「チョー気持ちいい!」「なんも言えねー!」の名ゼリフははずせません。

 

平成12年シドニー大会では、日本女子陸上初の金メダルを獲得した、マラソンの高橋尚子選手の30キロを超えた地点での「サングラスを投げた!」が記憶に残ります。

 

平成20年の北京大会での女子ソフトボールの金メダルは、エース上野投手の3試合413球の熱投と共に大感動しました。その瞬間、私は子どもたちと北海道を旅していて、旭山動物園を楽しみ、札幌からはまなす号という夜行列車で青森に向かうべく、札幌駅にいました。駅のパノラマテレビでは、まるで力道山の昭和時代の街頭テレビのような盛り上がりでした。優勝の瞬間の大歓声は凄かったです。

 

冬もたくさんの物語がありました。

 

平成4年のアルベールビル大会、6年のリレハンメル大会で連続金メダルを獲得した、ノルディック複合団体の日本チーム・・・荻原健司選手の強さが印象的でした。

 

平成18年トリノ大会での「イナバウアー」と言えば、荒川静香選手のフィギュアスケートです。この大会唯一の金メダルに日本中が湧きました。得点として加点されないイナバウアーを自分らしさの象徴として演目に入れる荒川選手の姿に感動しましたね。

 

記憶に新しいところでは、平成30年平昌オリンピックでの小平奈緒選手です。500メートルを制した後の、ライバルでもあり友でもある韓国選手との絆は、心を打たれましたね。

 

そして、日本の長野で平成10年にオリンピックが開催されました。金メダル5個の大活躍・・・前大会で失速したジャンプの原田選手のリベンジ・スピードスケートの清水選手と印象に残るシーンがたくさんありました。

 

あなたの思い出に残るオリンピックはどんな場面ですか。来年は、東京オリンピック、パラリンピックですね。メダルの数以上に、素敵なオリンピックにしたいものです。日本に住む私たちにも、世界の目が向けられますね。子どもたちにとっては、世界を感じる素敵な機会になることでしょう。

2019年

8月

14日

平成に浸る③

昨日は盆の入りでしたね。我が家でも迎え火をたきました。母が亡くなってから2度目のお盆です。そして、夜のうちに、義理の母が住む福島に移動です。高速道路の渋滞はありません。

 

義母の家の前に、川が流れています。田舎のきれいな水にニホンイシガメが住んでいるので採集するぞ!と仕掛けをセットするものの、掛かるのはザリガニばかりです。(笑)

 

さて、今日は、世界遺産の話です。令和になってから、大阪の百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群が世界文化遺産に登録されましたが、日本の世界遺産は、平成の時代に22ヶ所が登録されました。

 

世界と比較すると、1位イタリア(54件)・2位中国(53件)・3位スペイン(47件)と続き、日本は12位の位置付けです。

 

日本の世界遺産は、平成4年に、屋久島・白神山地・法隆寺・姫路城の4つが、初めて登録されました。私たちが、「世界遺産」という言葉を使うようになったのは、平成になってからです。

 

23ヶ所の世界遺産の中で、みなさんは、思い出に残る場所はありますか・・・

 

北海道の知床は、アイヌ語で「地の果て」という意味です。カムイワッカの滝は、滝つぼが温泉になっていて、滝の水で、ほどよい湯加減になるのです。オホーツク海を眺めながらの最高の露天風呂でした。

 

小笠原は、保育園を立ち上げる準備期間に、船で25時間かけて家族で行きました。空港が小笠原にはないからです。東京都でありながら、竹芝から1000キロ25時間の場所です。マッコウクジラ・イルカ・ウミガメ・熱帯魚・サメと海の生き物だけでなく、小笠原は、長い歴史の中で、一度も大陸とつながったことがなかったので、多くの固有種が生息しています。夜にオガサワラオオコウモリがパンの木を食べている姿には、感動しました。

 

広島の原爆ドームは、是非とも世界の多くの人たちに知ってもらいたい場所ですね。とても、深く重い世界文化遺産です。

 

白川郷・五箇山の合掌造り集落は、息子と二人で車中泊のドライブをした時に、立ち寄った場所です。日本の原風景がここにある・・・という場所です。集落を歩きながら、なんとも言えない幸せな気持ちになったものです。

 

こうして思い出話に浸るときりがありませんので、あとは、みなさんの大好きな世界遺産を思い出してください。平成の時代に、世界では1000以上の世界遺産が登録されました。

2019年

8月

13日

平成に浸る②

私が若き頃に、のべ53日旅した「北海道」の当時の国鉄路線図は、北海道一面に張り巡らされていました。鉄道は、地域のインフラとして欠かせない位置付けだったからです。しかし、国民の税金をたれ流しながらの「日本国有鉄道」が、ついに分割民営化されたのです。これは、昭和62年のことです。

 

「儲かる路線」と「儲からない路線」が分けられ、儲からない路線が次々と廃線となりました。北海道には、車窓からの素晴らしい景色を楽しむ路線がたくさんありましたが、多くが廃線に追い込まれます。

 

今でこそ当たり前の「駅ナカ」という言葉は、平成に入った頃にはまだありませんでした。駅本来の役割は、大勢の乗降客を安全かつスムーズにさばくことにありました。しかし、駅は多くの通勤、通学客や旅行客などが利用します。こんな集客がある場所なのだから、商業スポットとして活用できないか・・・となったのです。

 

昭和から平成の初めに、東京駅には「東京銘品コーナー」という手土産コーナーがあり、そこには、私が勤務していた洋菓子メーカーが、出店していました。当時、東京支店での年間売上ナンバーワンの店でした。

 

「東京駅を変えてみたい!」という野心を持った私は、東京銘品コーナーを運営していた、東日本キオスクに大ばくちを打ちます。駅のことを知り尽くしたキオスクに、これからの駅のビジョンはこうあるべきだ!と大プレゼンテーションを行いました。私が考え抜いた「駅ナカビジョン」です。

 

そして、会社としても、本格的な駅ナカショップを出店することになりました。私の思い出に残る大きな仕事でした。新しい取組みだったので、商品企画・工場・スタッフ部門の協力をいただき、会社を縦断する仕事をさせていただきました。

 

あのビジネス番組「ワールドビジネスサテライト」にもちゃっかり出演し、「これからの駅はこうかわっていく・・・」みたいなコメントをした記憶がよみがえります。(笑)

 

平成17年3月には、JR大宮駅構内に「エキュート大宮」がオープンし、JR東日本の主要駅は続々と変わっていきました。駅はただの乗り換えの場所から、わざわざ行きたくなるショッピングエリアとなったのです。

 

「駅ナカ」だけでなく、「空ナカ」という言葉も定着しました。東京駅の次は、羽田空港にターゲットを移した私は、新ターミナルに店舗を出店することができました。

 

今日の「平成に浸る」は、「駅ナカ」「空ナカ」について、ほぼ私の個人的な思い出につき合ってもらいました。今でも、東京駅と羽田空港に足を運ぶと、どっぷりと思い出に浸ってしまう私ですが、知らないブランドや限定商品ラッシュで、世界を意識した空間に進化を続けていることに、新たな感動を覚えます。

 

どうですか・・・おでかけの折には、少し時間に余裕を持って「駅」「空港」をぶらりしてみませんか・・・「駅ナカ」「空ナカ」という言葉は、平成に生まれたんですよ。

 

そうだ・・・「道ナカ」も今は凄いことになっています。テーマパークのようなサービスエリアや道の駅・・・これも、平成時代の進化ですね。

2019年

8月

12日

平成に浸る①

令和の時代に入って、まだ4カ月も経っていないのに、すっかり「れいわ」という言葉のの響きは、私たちの日常生活に溶け込んでいますね。そこで、お盆休みは、あえて平成に浸って、平成を感じたいと思います。

 

今日は、数字に見る「平成」です。

 

言うまでもなく、世界のあらゆる国と地域には、それぞれの言語がありますが、「数字」は、世界共通語です。世界の道理は、すべて数字で証明することができます。平成時代の日本の「価値観の変化」などを数字で見ることにします。

 

「結婚」への価値観が大きく変化したのが平成かもしれません。データが取れる平成2年と平成27年生涯未婚率(50歳までに婚姻関係がゼロだった人)は、男性が5.6%から23.4%・女性が4.3%から14.1%に増えています。

 

女性の場合は、仕事をして男性に頼らなくても自分一人で生きていける。結婚=女性の幸せという方程式ではないという多様なライフスタイルの変化など、この数字の根拠になる仮説は、たくさんあげらえます。

 

一方、男性の場合は女性よりも極端に数字がアップしています。生涯未婚率23.4%ですので、4人に1人が、結婚しないということになります。令和の時代では、「男だから」「女だから」という考えがますますなくなっていくことは間違いありませんが、未婚率については、男女格差が広がらないように・・・と願いたいものです。

 

女性の社会進出に伴い、女性管理職が増えています。保育園ママにも管理職のママがいます。数字で見ると、平成元年の女性管理職比率(企業規模100人以上)は4.6%に対して、平成24年には14.4%と約3倍に上昇しています。データはありませんが、平成31年には、さらに上昇していることでしょう。

 

「不動産」「小売」「サービス」などの分野で女性の管理職比率が高いそうです。小学校や中学校の校長先生も、女性校長が増えてきました。教育委員会トップの教育長にも全国を見れば、女性が活躍しています。

 

もちろん、欧米諸国と比較すれば、その比率は低い日本ですが、保育園で働くママを見ている私にすれば、優秀な女性が増えたのではなく、今まで自分の力を発揮できる機会が少なかった女性が、その能力を活かせる環境が整ってきたのです。

 

私が勤めていた民間企業は、女性の比率が高かったこともあり、「男性より女性の方が仕事ができる~」というのが、私の経験上の偏見です。(笑)

 

平成の31年間で、仕事やライフスタイルなど様々なことで、日本が、男女の違いを比較しない世の中になってきたことは間違いありません。令和の時代には、どうなっていくのでしょう。あなたは、どう思いますか。

2019年

8月

11日

「失敗から学ぶ」をどう教える

保育園は、本日からお盆休みです。子どもたちからは「○○に行く!」など、たくさんの予定を聞いていますので、とことん遊んで楽しい時間を過ごしてもらいたいですね。

 

さて、私たち大人は、子どもに対して「失敗から多くを学ぶのだから、失敗を恐れずに挑戦しなさい!」と言うことが多いですが、子どもたちは、理屈では分かっているものの、「やっぱり失敗したくない」「間違えたらみんなに笑われるかもしれない」という思いから、自分の意見を言えず、せっかくの学びのチャンスを逃していることがあります。

 

今年、シーズン途中で引退したイチロー選手は、4千本安打を達成した時、「自分には4千本安打の倍以上の失敗があり、今はその悔しさしか残っていない」と話していました。

 

4千本安打という素晴らしい成績に満足するのではなく、失敗にしっかりと向き合っている言葉です。

 

そして、発明王エジソンは、何と1300もの発明品を生み出しました。エジソンは、小さい頃からいろいろなことに興味を持ち「どうしてこうなるの?」「これはなぜなの?」と、わからないことがあると誰にでも聞いていたそうです。

 

エジソンの発明の中でも有名な「電球」も簡単に発明できたわけではありませんでした。何度も実験をし失敗を重ねていました。

 

そんなエジソンの様子を見ていた人がある日「1万回以上も失敗しているのだからもうやめたら?」と言いました。その時、エジソンは、こんなことを言ったそうです。

 

「私は失敗なんかしていない。こうするとうまくいかないという方法を1万通りも発見したんだ」と・・・そうです。エジソンにとっては、失敗は発明なのです。

 

失敗したり間違えたりすることは、新しいことに気付くチャンスと考えると、私たち大人が、ただ「失敗から学ぶんだよ」と子どもたちに伝える表面上の言葉よりも、説得力が増しますね。

 

さぁ~あなたなら、我が子に「失敗から学ぶ」ことをどう具体的に伝えますか。

2019年

8月

10日

カメが卵を産みました

今日が、お盆休み前の最後の保育です。屋上ファームにスイカの実がいくつか育っているのですが、毎年、収穫のタイミングがわかりません。休み前なので、大きくなった小玉スイカ2個を収穫しました。今日のおやつは、スイカ食べ放題です。

 

7月の日照不足の影響が心配でしたが、「甘~くておいしい!」スイカでした。子どもたちもバクバク食べています。休み明けは、プールの時間にスイカ割りを楽しみます。

 

お昼寝タイムに、小学生と年長園児を連れて、「ライブ」に行ってきました。卒園児の小3と小2の兄弟が、ダンスをやっているのですが、今日は、その発表会です。小学生から大人まで、ダンスの練習に励む面々のステージです。

 

400名収容の大会場でのオープニングは、総勢100人以上の、クイーン「ウィ・ウイル・ロック・ユー」です。数の力もありますが、圧倒されます。ダンスのコンサートなら当たり前なんでしょうが、照明の使い方がカッコ良くて、子どもたちも、目がテンです。

 

キッズからシニアまで、ダンスのメンバーは95%が女性です。卒園児の兄弟二人は、その分、目立って、保育園時代では考えられないような(失礼!)ジャニーズジュニアのようなパフォーマンスで魅了してくれました。「○○君○○君カッコイイ!」と、保育園の後輩たちが、会場から大声援を送ります。

 

キレキレのダンスを魅せる女子を見ると、チアダンかアイドルか、将来のビジョンをはっきりと持っている顔つきをしています。強い心を持っているのでしょうね。うらやましい限りです。

 

さて、スイカにダンスと話が続きましたが、今日一番のビックリエピソードは、カメの産卵です。

 

ミドリガメのおうちの「いけす」を掃除していると、私の手の中に、小さな卵があるではありませんか。そうです、ミドリガメの卵です。自然の中では、一度にざっと20個の卵を土や砂の中に産むのですが、適当な場所がないと、水の中に産むことがあるそうです。

 

カメの産卵は、夜ですので、昨夜何個かいけすの中に産卵し、無事に残った1個かもしれません。他の卵は、カメが食べてしまうのです。この卵から、赤ちゃんカメが生まれるかどうかはわかりませんが、保育園の中で、しっかりと保護しています。ミドリガメの卵は、ウミガメのようにピンポン玉のような形ではなく、少し細長い丸い形です。

 

ミドリガメが産卵したので、カメ池のニホンイシガメやクサガメも・・・と期待をして、カメ池に設置した砂場を確認したのですが、産卵はしていませんでした。最近は、クサガメ2匹が、「人がエサをくれる」ことを学習したようで、人の気配で寄ってくるようになりました。ニホンイシガメは、まだまだ警戒心が強いです。

 

秋に、ミドリガメのベビーが誕生・・・というニュースとなればうれしいですね。

2019年

8月

09日

教員経験と授業スタイル

 保育園で、子どもたちの観察用に飼育していた「カブトムシ」や「ノコギリクワガタ」をお盆休みを前に、屋上の広いビートルハウスことカブトムシ小屋に移すことにしました。

 

「カブトムシを捕まえることができる子は、手伝っておくれ!」と声をかけると、5歳になったばかりの男の子が「僕も屋上に行く!」と手を挙げています。しかし、彼は、虫嫌いの園児なので「○○君・・・本当にカブトムシをつかめるの?」と半信半疑で連れて行きました。

 

ビートルハウスにあるクヌギやコナラの木片に昆虫ゼリーをセットします。そして、ざっと10匹のカブトムシと5匹のクワガタを子どもたちが、手でつかまえて投入します。すると、5歳男の子が、何のためらいもなく、カブトムシオスとメス一匹ずつを捕まえています。虫嫌いだった彼が、こうしてたくましい姿を見せてくれて、他の園児からも「よく頑張った!」と拍手がわきました。5歳男の子が凄くカッコよく見えましたね。

 

さて、今日は面白いデータを発見しました。

 

日本の教員の授業スタイルを大きく2つに分けると、黒板に立ち、既存の知識を湯水のごとくつぎ込む「注入主義」と、生徒の課題解決能力を育む「開発主義」に大別されます。後者は、例えばアクティブラーニングといわれる形式ですね。

 

経験が5年未満の教員は、小学校17.9%・中学校19.5%がアクティブラーニング型授業の実施頻度です。それに対して、教員経験が30年以上の昭和時代に入職したベテラン教員は、小学校10.8%・中学校12.5%と実施頻度がガクンと下がります。

 

もっと極端なのは、パソコンやプロジェクターなどのITC機器の利用頻度では、中学校では10ポイント以上開いています。ベテラン教員ほど、研修でITCスキルを身に付けようとする意欲も低いようです。

 

これは、教員に限らず、どの組織にも年齢を増すことで、体力も気力も低下し、変化への対応がおっくうになることは、よく見られることですね。

 

ベテラン教員には、今まで培ってきた、決して変わらない大切なものを若手教員に伝えながら、自らも、変化に対応する気持ちが大切になってきます。

 

私も、昭和時代に民間企業に入社した「おやじ」ですが、常に変わり続けることを怖がらない「おやじ」でありたいと思って取り組んでいます。

 

がんばれ!世の中の「おやじたち」・・・変化を恐れるな!ですね。(笑)

2019年

8月

08日

子どもに失敗をさせない親

今日、来年度の入園希望で見学に来たママ・・・埼玉県本庄市出身です。屋上の桑の木を見て「私が子どもの頃は、学校帰りに、桑の実を食べながら帰っていました」と言うのです。正統派美人ママらしからぬ、ワイルドな体験を聞かせてもらいました。(笑)

 

さて、今日は、平日の朝に親から学校にかかってくる電話の話です。

 

①「中間試験の結果、うちの子悪かったですよね?それで、毎日、補修されてるじゃないですか?うちの子、もう補修続きで学校行きたくないって言うんですよ・・・」

→補修をすることで落ちこぼれを作らせないというこの学校方針を気に入って子どもを入学させた保護者だが、考えが変わったらしい。

 

②「もうすぐ、校外学習があって、現地集合じゃないですか。うちの子、一人で行けないんですけど、学校では、どう対応してくれるんですか?」

→典型的な過保護の保護者

 

③「中3男子の父親から、『担任はいるかい?』と言われ、電話に出た教頭が『あいにく現在、離席しています』と返答すると『校内には来ているのかい?』とさらに聞かれたので『どうかされましたか?』と言うと、『うちの子が友だちから悪口を言われた・・・らしいんだよね』と。

→当事者である子どもの話はあまり聞かず、子ども同士のトラブルを知ってヒステリーを起こしている妻の話を鵜呑みにして、一直線に学校へクレームを入れる保護者

 

④「先生、聞いてくれます?うちの子(中3女子)ったら、夜は10時には寝ちゃうので、ろくすっぽ勉強もしないし、成績はさがっちゃうし。なんとかしてください!」

→わが子の成績のこと以外に興味がなく、教員に対して学校外でも働くことを強要する保護者

 

⑤「うちの子、朝起きないんですよ~」

→子どもを起床させるのは学校の仕事だとでも思っている保護者

 

これは、ある中学校で実際に保護者から電話があった内容です。これを読んで「とんでもない保護者だ!」と思っても、反面教師にしてもらってもかまいませんが、最近の親に増えてきた傾向が「子どもに失敗をさせない」ことだそうです。

 

「何言ってるんだよ・・・子どもは、失敗することで、学び、成長するものじゃないか。失敗や自分の思い通りにならないことをたくさん経験することで、人間として、より深く相手のことを考えられるようになるんだよ・・・」と思ったあなた。はい、正解です。

 

もちろん、子育てに「正解」も「不正解」もなく、子どもそれぞれ違うものですが、相手の悲しみを理解するには、自分も悲しい経験がないとできませんね。思い通りにいかない経験が「次はこうすればきっとうまくいく」というアイデアを生むのです。

 

わが子が何か失敗すれば、そのまま負け組になってしまうと考える親たちは『もっとうちの子に対するケアをして』と、些細なことでも学校にクレームを入れるといいます。教員もたまったものではありませんね。

 

日本は、一部の親にそう思わせるような社会になってしまったのでしょうか。

 

保育園では、保護者とのかかわりが蜜ですので・・・あらためて、子どもは失敗から多くを学ぶことを伝えていきます。

 

そうだ、失敗から学ぶのは、私たち大人だって同じだ!(笑)

2019年

8月

07日

市議が中学校で出張授業

今週は、月曜日から連日プールボランティアのママが応援に来てくれます。「○○ちゃんのママだ~」と、保育園の子どもたちからは、格好の遊び相手となります。今日は、3歳女の子のママが、プール開始2分で、全身びしょ濡れです。

 

保育園の子どもたちは、自分の親以外の大人のかかわりは、先生たちの他に、友だちのママやパパでもあります。親以外の多くの大人との出会いも、子どもたちの成長には欠かせないことですので、ボランティアの保護者の存在は、うれしい限りです。

 

さて、栃木県足利市議会では、社会科の授業の講師として、市議会議員全員が、市内の中学校を訪れる取り組みをしています。目的は、自治体の議会に関心を高めてもらうことですが、生徒たちにとっても、大きな刺激になっているようです。

 

中学校の出張授業では、市議会の仕組みや役割について説明することに重点をおいているそうですが、質問の時間になると、「ごみ袋の有料化でごみは減りましたか?」「なぜ大型ショッピングセンターやテーマパークができないのですか」など活発な討議が始まります。

 

「市のお金を何に使っているのかよくわかった。新しい施設や場所をつくってほしいと思っていたけど、今あるものを残していくことも大切だということが分かった」

 

「18歳になったら、絶対に選挙に行き、投票すると決めた」

 

生徒は、授業後にこのような感想を残しているそうです。今の若者は、政治に無関心と嘆く前に、このような自治体としての取組みは、高く評価できますね。足利市の出張授業に関心を持つ自治体の多くが、視察に訪れるそうです。

 

この取組みは、継続することが大切ですが、これが、日本各地の自治体へ広がっていくと、若者の意識も変わっていきますね。

2019年

8月

06日

大切なお金の使い方

今日は、保護者から古タイヤを10本以上協賛いただきました。夏のプールが終わって、秋の屋上遊びでは、このタイヤを使って、子どもたちはどんな遊びを展開してくれるか・・・楽しみですね。

 

さて、昨日の寺子屋で、夏まつりの売上集計をしました。合計売上14,600円を何に使うかを今日の寺子屋では、卒園児の小学生も含めてみんなで考えました。

 

「このお金で、園長先生のビールを買って、毎日、おいしく乾杯するのはどう?」と例題をあげると、さすがに、子どもたちも、そんなお金の使い方は良くないとブーイングです。(笑)

 

「それじゃ・・・みんなが頑張って稼いだ大切なお金を何に使うのか、考えてごらん」と、子どもたちに考えてもらいます。

 

「このお金で、かき氷をたくさん買って食べよう!」

「大きなホットケーキを買ってきて、みんなで食べよう!」

「カブトムシやクワガタなどの虫をたくさん買ってきて、みんなで飼おう!」

「カメのエサがたくさん買えるんじゃないの?」

 

「ビールを買う」という例題に、つられて、こんな意見が出てきました。

 

「みんなの大切なお金を使うんだよ?よく考えてごらん?」と問うと、「やっぱり違うかなぁ~」と年長男の子・・・

 

小学生は、それなりの答えを出さなければ・・・と思っているようで、じっくりと考えています。

 

保育園児中心のアクティブラーニングですので、ある程度ヒントを出します。

「屋上でみんなで遊べるもので、今屋上にないものはあるかい?」

「小学生が、後輩たちに遊びを教えるのに、必要な道具は何かあるかい?」

「自分が欲しいモノじゃなくて、保育園の子どもたち全員で楽しめるものは?」

 

しばらく考えて、こんな意見が出てきました。

 

「クリスマス発表会の劇とかで、衣装作るじゃない・・・それの布を買うのはどう?」

「クリスマス発表会で演奏する新しい楽器がいいなぁ~」

「運動会で、赤組・白組を応援する旗がないから、それを作るのはどう?」

「屋上の畑で、苗や種を買うのなら、お菓子よりもいいんじゃないの?」

 

子どもたちなりに、考えが深くなってきたようです。今日の寺子屋で、結論を出すつもりはないので、今日、自分のアイデアが出なかった園児は、宿題にしました。

 

「小学生。君たちの授業は、先生が黒板に立って、色々なことを教えてくれる授業です。でも、これからは、こうやって自分の意見を出し合う授業が増えていくからね。そして、保育園のみんなが小学校に入る時には、もっともっと、自分で考えたことを発表することが大切になります。今日の、お金の使い方は、おうちに帰って、じっくり考えるんだよ。パパやママに相談してもいいからね」

 

ということで、大切なお金の使い方ですので、まだすぐには結論は出ませんね。

2019年

8月

05日

三尺三寸の箸

今日の寺子屋では、夏まつり3店舗のメンバーで、売上集計をしました。3番さんは、お客さんだったので、今回集まったお金、10円・50円・100円・500円・1000円の勉強です。

 

そして、売上です。カレー屋5,650円・かきごおり屋5,850円・ゲーム屋3,100円の合計14,600円です。カレー・かきごおりは、1杯50円。ゲームは何度やっても50円と、客単価が低いので、売上はこんなものですが、カレーは113杯・かきごおりは117杯・ゲームは62人に、たった1時間ちょっとの時間で楽しんでもらいました。子どもたちのがんばりが、想像できると思います。

 

今日の保護者の連絡ノートコメントを読むと、夏まつりを大いに楽しんでもらったようで、職員が流した汗も、報われますね。

 

売上14,600円の使いみちは、明日の寺子屋で、子どもたちが考えて決めます。もちろん「おもちゃ買って~」のような、安易なリクエストには答えませんが・・・(笑)

 

さて、「三尺三寸の箸」の話を今日は聞いてもらいます。ちょうど1メートルの箸です。

 

『ある日、お釈迦さまは地獄にいる人たちの目の前に、ごちそうをいっぱい並べ、この三尺三寸の箸を渡しました。ごちそうは、この箸を使って食べることが条件です。地獄の人たちはこの箸を奪い合い、ごちそうを食べようとします。ところがどうでしょう。誰もが必死に挑戦するのですが、口にごちそうは運べません。やがて、地獄の人たちは痩せて、目がぎょろっとした鬼のような顔になっていきました。

 

お釈迦さまは、極楽でも同じように箸を渡してごちそうを並べました。するとどうでしょう。極楽の人たちはみんな、ごちそうをお腹いっぱいに食べることができました。どうしたと思いますか。極楽の人たちは正面に座っている人に、この箸で「どうぞ」と言って食べさせ、食べさせてもらった人は「ありがとう」と言って、今度は違う人に食べさせていたのです。

 

自分の事よりも先に相手のことを考えて行動したのです。

 

自分のいる場所を極楽にするか地獄にするかは自分の心が決めるのです。自分のことばかり考えていたらその人がいるところは地獄です。周りの人を喜ばせようとする人がいるところは極楽です。周りを幸せにするから、いずれ自分も幸せになります』

 

子どもたちに、聞かせたい話ですね。

2019年

8月

04日

中学生が自分で考える地球環境

地球環境を考えての取組みは、もう数年前から、世界のあらゆる国や地域や人々で行われていますが、昨日の夏まつりを考えると、「地球環境を考えた夏まつり」とはなっていません。

 

あえて言えば、カレーライスの紙皿と麦茶のコップは、漂白していないものを使用しているくらいです。カレーのスプーンもかきごおりのスプーンストローも、プラスティック製品です。いつかは、子どもたちに地球環境を考えてもらう機会を作りたいものです。

 

先日、スターバックスコーヒーが、プラストローを廃止することや、ユニクロがビニール袋をなくし、すべて紙袋に変更するなどの取組みが発表がされましたが、企業がうたう地球環境は、どうしても、会社アピールのツールとして・・・と、私のようなひねくれ者は、うがった見方をしてしまいます。(笑)

 

ということで、今日は、プラクチック製のストローを削減する運動に、学校からの協力が始まっているという話です。

 

東京都多摩市にある青陵中学校では、生徒会が中心となり、学校給食で提供される紙パックの牛乳をストローなしで飲む生徒が増え、1200本以上が集まったそうです。集めた未使用ストローは、生徒会が今後、利用方法を考えるとのこと。子どもたちが、自分で考えるのがミソです。

 

この中学校では、今後、ペットボトル、レジ袋、ビニール傘の使用削減にも取り組んでいくそうです。水筒、エコバッグを持参し、リサイクル・リユースにむいた傘の利用などを進めています。

 

プラスティックやビニールが、下水道→河川→海と流れ、それを魚などが食べる。そして、最後は、その魚を人間が食べる。しかし、数字的データを示すことがなかなか難しいこともあり、私たちには、「地球環境を守る」ことは理解できても、実態がピンとこないのも事実です。

 

次世代の子どもたちには、より具体的に、「地球環境を守る」重要性を教えていきたいですね。

2019年

8月

03日

令和元年 夏まつり

連日うだるような猛暑が続いています。今日は、夕方からの夏まつりの準備もあり、プールなしの予定でしたが、たまらずスライダープールに水を入れて、子どもたちは、洋服のまま水遊びです。

 

給食が終わり、小学生に手伝いをしてもらいながら、夏まつりの準備をするつもりが、まさかの4人全員熟睡状況に・・・まぁ~夏まつりを楽しんでもらうために、そのまま寝かしておきます。(笑)

 

夕方5時・・夏まつりがスタートしました。まだ、太陽がギラギラしています。今年度の保育園イベントテーマ「花」をモチーフにした、みこし2台を寺子屋園児がかつぎ、山車1台を2歳児までの小さい園児が引きます。

 

小学生が、太鼓や掛け声のフォローに入り、「わっしょいわっしょい!」で、華々しく夏まつりがスタートしました。そして、まるく輪になって踊ります。

 

今年の踊りは「お化けの花火音頭」です。毎日の練習の成果がでました。子どもたちは、浴衣や甚平、はっぴでの可愛いいでたちで、花火のように高く飛ぶ姿が映えます。(笑)

 

そして、ホワイトきゃんばす名物、園児たちが店員になる「お店屋さん」がスタートしました。「カレーライス」「かきごおり」「ゲーム」の3店が出店します。今年は、実際の販売のように、お金のやり取りを子どもたちに経験してもらいます。

 

カレー、かきごおり1杯50円。ゲームは50円でチケットを買うと何度でもできるという設定です。1杯50円、2杯100円・・・おつりは?となると、小学生の力を借りることになりましたが、「いらっしゃいませ・ありがとうございました」の声出しや商品の受け渡し、そして、現金を扱う経験は、子どもたちには、いい勉強になったようです。

 

そして、もう一つの新たな取組みは、年長の寺子屋1番の中から、「店長」を任命したことです。お店は3つで、年長園児は7人いますので、店長でない園児は4人です。子どもたちが大人になって社会に出れば、それぞれの適正に合わせて、仕事での「役割」が発生します。

 

あたりまえですが、「店長」になったから偉くて、「店長」でないから偉くないではありません。私たちは、それぞれ、組織やチームの中で、自分に適した「役割」をもって、仕事に取り組みます。今回は、そんな経験でもあります。

 

「店長」に任命した5歳女の子は、店長として店をまとめていかねばならないと・・・緊張気味です。その中で出した結論は、「わたしは、いらっしゃいませ!と声を出すことでがんばる」です。これも、貴重な経験だと思っています。

 

保護者の皆様たちも、この機会に、親同士のコミュニケーションがずいぶんと進んでいたようです。あっという間の2時間・・・大成功の「夏まつり」となりました。

 

夏まつなので、梅雨が明けた8月上旬に行っていますが、とにかく暑い・・・来年は、9月に「秋まつり」に変更しようかと、検討することにします。

2019年

8月

02日

親の仕事を子どもに見せる

小学校が夏休み中、普段は、自治体の学童保育は、学校が終わってからの放課後からの利用となりますが、夏休みの今は、朝から1日です。どうしても、飽きてしまう子どもが多いと聞きます。

 

ホワイトきゃんばすに夏休みで登園する卒園児は、プールなどの保育園プログラムが充実している事や、お手伝いや後輩たちへの世話などを小学生には、積極的にやってもらうので、やりがいもあり、飽きませんが、普通はこうはいきません。自治体の学童や塾で過ごす夏休みは、案外子どもたちにとっては、退屈なのです。

 

そこで、企業が従業員の子ども向けに体験教室を開く例が、ここ数年で目立ってきたそうです。

 

東京都中央区にある、老舗乾物店では、従業員の子ども相手に、だしの取り方やカツオ節を削る体験も行っているそうです。他にも、工作教室、囲碁講座、けん玉大会などを子どもたちと一緒に行っているところもあるそうです。

 

私が勤めていた会社でも「パパやママのお仕事を覗いてみよう・・・そして、おいしいプリンを作ろう!」という企画を行っています。子どもたちは、家でゴロゴロしているパパが、きちんと仕事をしている姿に「パパかっこいい!」となったり、実際にプリンの製造にかかわっている社員と一緒に、本格的なカスタードプリンを作る体験は、普段ではできないことなので、大好評だそうです。

 

企業の資源を生かせば、子どもたちにとって、学びの機会を提供できる可能性が高いと言えますね。

 

親が子どもに教えなければならないことの一つに、「仕事をすることは大切なこと」というのがあります。もちろん、職種のことではなく、どんな仕事でも、一生懸命に取り組んで、他の人や社会のためになること。仕事をすることで、大人になれば家族を養い、国に税金を納め、世の中の役に立つ・・・そんな、捉え方を子どもたちがしてくれるとうれしいですね。

 

「仕事って、辛くて大変でやりたくないよ~」と、マイナスのメッセージを我が子に伝え続けるか、「仕事って、大変な時もあるけど、やりがいや楽しいことがたくさんあるんだよ。チームで協力する仕事もあるから、達成感も大きいんだよ」とプラスのメッセージを言い続けるかで、子どもの受け止め方は大きく変わってきます。

 

百聞は一見に如かずで、まずは、我が子に自分が仕事をしている姿を見せることは、とても大切なことかもしれませんね。

2019年

8月

01日

マスメディアへの信頼

今日から8月です。7月は5回しかプールに入れなかったのですが、さすがに、子どもたちは、この暑さとプール遊びの楽しさに慣れてきたようです。ただし、心配なのは子どもたちの熱中症です。サマーキャンプの前日に、園長自ら急に38度6分の熱を出してしまい、医者に行くと「熱中症かもしれない」と言われました。

 

すぐに、熱も下がり、サマーキャンプ当日は、元気になったのですが、水分補給と塩タブレットが欠かせない生活をしています。保育園でも、朝の片付けの前とプールの途中には、必ず強制水飲みタイムを行っています。喉がかわく前に飲むを徹底しています。

 

そして、保育園の夏まつりが近づいてきました。お昼寝タイムに、お店屋さんを手伝ってもらう小学生を連れて、川越にある駄菓子問屋に行きました。子どもたちは、もちろんのこと、私も、たくさんの懐かしい駄菓子や玩具などが、所せましと置かれていて、何か宝物を探すようで、楽しかったですね。

 

問屋なので、箱買い、袋買いとなりますが、夏まつりの「ゲーム屋さん」の景品に、子どもたちが選んだ駄菓子をチョイスしました。

 

さて、今日の話は、マスメディアへの信頼についてです。

 

現代社会では、新聞雑誌、テレビなどのマスメディアが発達しているわけですが、日本人のマスメディアに対する信頼度は、世界でもトップクラスです。テレビ・新聞雑誌ともに、70%以上の人が、信頼できるというデータだそうです。

 

ちなみに、アメリカは、テレビ・新聞雑誌ともに信頼度は20%しかありません。このデータをどう見るかです。

 

うがった見方をすると、日本人は自分の頭で考えるのはおっくうだ。すがることのできる情報が欲しい・・・こんな考え方が、現代の日本の社会にまん延しているのなら、少し心配になってきますね。

 

言わずもがなですが、マスメディアは、発信者がチョイスした情報を一方的に伝達するので、思想統制の手段として使われる危険性もあります。

 

これから大人になる子どもたちには、メディアで伝達される情報をうのみにせず、自分の頭で考える習慣を身につけてもらいたいですね。

2019年

7月

31日

夏休み自由研究、本よりネットで

毎日、保育園には数名の卒園児が登園しています。小学校の夏休み期間は、こうしてタテの関係が広がるので、在園児の感性も好奇心もどんどん引き出してくれるのです。今日は、小学3年女子が「じゅげむ」の読み聞かせをしていました。

 

ただの読み聞かせでなく「じゅげむじゅげむ・・・ごこうのすりきれ・・・」と復唱させています。保育士見習いが一人増えたようで、うれしくなりますね。

 

さて、そんな小学生には、夏休みの宿題があります。小学3年女子は、図書館で借りた「自由研究の本」を参考にして、すでに工作で「貯金箱」を完成させたそうです。

 

そんな自由研究のテーマを決める際、本よりもインターネット上の情報を参考にする小学生が多いことが、ある調査でわかったそうです。

 

自由研究のテーマの決め方について複数回答で尋ねたところ、「家族や友だちに相談する」50.1%・「インターネットで探す」30.2%・図書館や書店の書籍を参考にする」20.9%となり、本よりもネットで・・・の割合の方が多くなっています。

 

自由研究に取り組む日数は、学年が上がるにつれて増えているそうで、特に6年の女子では「7日以上」が20.3%を占めているそうです。

 

もちろん、保護者が我が子の自由研究には関わっています。「全く手伝わない」は、わずか5.7%しかなく、「テーマを一緒に考える」「作業を手伝う」を合計すると9割を超える保護者が協力しているそうです。

 

私は、親の協力には肯定的ですので、どんどん、子どもの工作に親が関わってもらいたいと思っています。

 

まだまだ、日本の夏休みの小学生への定番セリフは「夏休みの宿題終わったかい?」ですね。日本の夏の日常会話です。

2019年

7月

30日

DNA検査

サマーキャンプで、紙すき経験を子どもたちが行いました。ミニタペストリーを2枚ずつ真剣な表情で取り組んだ作品が、本日保育園に送られてきました。子どもたちのうれしそうな顔が、とても印象的です。

 

細川紙のタペストリーを見ながら、また、子どもたちは、ママやパパにサマーキャンプの話の続きを延々としているに違いありません。今回のサマーキャンプでは、子どもたちは、あまりにも多くの経験をしたので、まだまだそのすべてを親に話しきれていないのでしょう。(笑)

 

さて、今日は、DNA検査がどんどん進んでいるという話です。あのヤンキースの田中投手が、DNA検査キットのCMに出ているので、少しずつ、私たちにとっても身近な存在になっているのかな?くらいに思っていました。

 

刑事もののドラマでは、「DNA鑑定の結果、容疑者のものと現場の○○が一致しました」というセリフは日常茶飯事なので、現代科学の進歩を象徴するのがDNA検査という認識は誰もが持っていますね。

 

それが今では、DNA検査で、結婚相手としての適否を見分けることができるといいます。DNA検査を人事配置に活かしている企業も公表はしていませんがあるようです。また、お隣の中国での幼児教育は、「スタートラインで負けるな」が合言葉で、音楽や絵画の才能を見つけて「遠回りしない」教育をさせるために、DNA検査が行われるそうです。

 

つまり、以前のDNA検査は、遺伝病の検査やがん治療などの目的で医療機関が行うものでしたが、ここ数年で、医療行為として行わない「消費者向け」検査が流行しているそうです。そこで、「結婚相手」「企業人事」「子どもの教育」と病気とは全く関係ない内容となるのです。

 

何だか怖い話ですね。パートナーを探すのに、占いよりは当たる確率が高いのかもしれませんが、どこまで信ぴょう性が高いのかは、私のような古い人間は、疑いたくなりますね。

 

ある専門家は、「確率の低い天気予報みたいなものだと考えたほうがいい。天気予報を見て傘を持って行くかどうかを決めるのは自分。DNA検査の結果を見てどう行動するかも、自分の責任です」と言います。

 

DNA検査についての考えは、人それぞれでしょうが、私は、自分の直感というDNAを信じて前に進むとします。あぁ~DNA検査のスピードには、私などはついていけませんね。(笑)

2019年

7月

29日

メロンはいかがですか?

サマーキャンプに行った子どもたちの連絡ノートには、保護者からのたくさんのメッセージをいただきました。たった1泊だけ親元を離れただけなのに、「我が子の成長を感じた!」というコメントです。うれしいですね。

 

一人でシャンプーができなかった男の子が、おうちの風呂で、当たり前のように髪を流す姿に感動・・・ほんの些細なことかもしれませんが、子どもたちにとっては、できたことを少しずつ積み上げて成長していくのです。子どもたちは、「川遊びが楽しかった・・」「花火がきれいだった・・・」「紙すき楽しかった・・・」など、たくさんの思い出ができましたが、5歳の男の子が「みんなと一緒だったのがうれしかった」と、仲間と過ごす時間を大切に感じてくれました。感動しますね。

 

さて、今週末の土曜日は、保育園の夏まつりです。

 

「カレーライス」「かき氷」「ゲーム」と3つのお店屋さんを担当する、年長年中園児は「いらっしゃいませ!○○屋さんです。おいしい○○はいかがですか?」の練習です。子どもたちが自分で考えたセールストークが、本番ではポンポン出てくると楽しいですね。

 

埼玉県羽生市にある、特別支援学校「羽生ふじ高等学園」では、農業技術の生徒たちが栽培したメロンを熊谷市にある「八木橋百貨店」で、販売したそうです。メロンが1個1000円で、用意された100個のメロンは、30分で完売です。

 

これは、職業訓練を目的とした活動で、10年以上続いているとのこと。2月にはトマトの販売も行っています。まさに、特別支援学校の生徒たちが、照れながらも「いらっしゃいませ!おいしいメロンはいかがですか?」と声出しをしているのです。

 

農業と販売を通じて、生徒たちはやりがいや達成感を感じ、仕事に必要な能力を養っていくといいます。保育園の子どもたちにも、夏まつりのお店屋さんでの経験から、たくさんの事を感じ、学んで欲しいですね。

2019年

7月

28日

サマーキャンプ 2日目

大満足の初日から一夜明けて、早起きの子どもたちは、朝の散歩に出かけています。布団のたたみ方は、小学生が年長園児に教えながら頑張っています。朝食までの時間は、昨日の川遊びで集めた石に、カラーペンで絵を描きます。5歳男の子は、三角の石をそのままシンプルにおにぎりにしています。まるで本物のようです。(笑)

 

朝食もバランスのいいメニューで、子どもたちもしっかりと食べました。そして、お世話になった、「おがわ元気プラザ」にさよならです。ここは、金勝山の頂上付近に建物があり、朝は、素晴らしい雲海を見ることができました。部屋からの景色は最高です。

 

そして、今日は、「和紙の里」という所fで、世界遺産になった、細川紙の「紙すき」体験をします。子どもたちは、紙すきは初体験です。和紙ができるまでの話を勉強し、いよいよ紙すきです。風呂おけのようなところに、和紙になる白く濁った水が入っています。木枠に入れ、たてよこにゆらします。

 

濡れた和紙が出来上がり、今度はその上に、木の葉や花びらなどをトッピングし、もう1回薄く紙をはさむように乗せます。子どもたちは、楽しそうに、時には真剣な顔をして取り組んでいます。

 

和紙の里には、300年以上前に建てられた、かやぶき屋根の家があり、昔は、そこで和紙を作っていました。クリスマス発表会で2年前に演じた「さるかにがっせん」に出てくる、いろりや水がめなど昔のつくりが、意外にも子どもたちは居心地がいいようです。案内役のおばあちゃんがいろりに火を入れます。暑い夏に、子どもたちは火を囲んで楽しそうでした。

 

子どもたちが作った「和紙のタペストリー」は、乾いて完成したら、保育園に届きます。

 

こうして、2019年のサマーキャンプも無事に事故なく終えることができました。年長園児7名全員と卒園児の小学生10名の合計17名の参加は、過去最大となりました。4年生から1年生まで、年長園児を入れると5学年のタテの関係となります。

 

そして、サマーキャンプも今年で4回目となり、毎年、サマーキャンプを経験した園児は、その後、卒園するまでの行動が大きく変化していきます。親元を離れての宿泊体験が、大きな自信となるのです。

 

明日から、しばらくサマーキャンプの話で子どもたちは盛り上がり、それを聞いた年中以下の園児は、「来年は自分の番だ!」と胸を躍らせます。そして、子どもたちを送り出してくれた保護者の皆様には、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

そうだ、来年は東京オリンピックがあるぞ・・・オリンピックの前にしようかな?

2019年

7月

27日

サマーキャンプ 初日

前日、卒園児の3年生と1年生の女の子二人が、「サマーキャンはれますように!」と素敵なてるてる坊主を作ってくれました。職員を含むメンバー20人全員のイラストと名前が入っています。これを保育園の入口に吊るしておきました・・・

 

すると、その想いが通じたようで、台風が関東に向かっているにもかかわらず、空は本当に腫れています。出発前の保護者達も想定外の天気に、子どもたちの奇跡を信じたようです。

 

ママやパパたちの見送りの中、子どもたちを乗せたマイクロバスが予定通り、保育園を出発しました。運転手は、中型免許保持者のおやじ園長です。はい。安全運転です。(笑)

 

最初の目的地は、嵐山町の都幾川にかかる「学校橋」の河原です。ここは、キャンプ場にもなっています。しかし、前日までの雨量で、水位がいつもよりも高くなっています。管理人の話では、今日は天気なので、この1時間で10センチ水が引いたそうですが、子どもたちは、全員ライフジャケットを着て川遊びをします。先生たちの視線も常に子どもたちです。

 

結果的に、程よい深さの中、川の流れに身をまかせ、ライフジャケットで体をプカプカ浮かせながら、かなり楽しい川遊びとなりました。魚の仕掛けや網を用意したので、魚とりに夢中になる園児もたくさんいます。

 

モツゴやはやなどの川魚に、川エビ、おたまじゃくし、どじょう、ザリガニ、ヤゴ、あめんぼなど、たくさんの生き物を採集しました。網を持って遊ぶ姿は、子どもたちの集中度が200%くらいになります。日焼けをするくらいに、たっぷり川遊びをして、ママが作ったおにぎりを食べて、大満足です。

 

今回の宿泊場所の「おがわ元気プラザ」に到着しました。サマーキャンプでは、初めて利用する場所なので、子どもたちは、すっかり非日常モードです。しおり作りやプラネタリウムを貸し切りで2つのプログラムを見ました。子ども向けに編集されていたので、みんなは一緒に歌っています。小学3年生と4年生は寝ていました。(笑)

 

夕食は、カレーライスやハンバーグなどの定番ではなく、しっかりと和食中心のメニューです。バランスのいい夕食でした。男子のお風呂タイムは、園長VS11人の男の子たちの水かけ合戦です。これもサマーキャンプの恒例行事です。(笑)

 

今日のお楽しみは、まだまだ続きます。大型望遠鏡での天体観測が、空一面の雲で中止に・・・しかし、この日行われていた小川町の花火大会をバスに乗って見学に行きました。町に近づくまでに、バスの窓から花火が「ドカーン!」もう、子どもたちは大騒ぎです。

 

打ち上げ場所に近いベストポジションから、本当に素晴らしい大輪の花火を見ることができました。子どもたちにとっては、素敵な花火の思い出となったようです。

 

今日は、楽しいことがたくさんありすぎて・・・子どもたちは、すぐに寝ました。ついでに、なぜか声が出なくなった(夏かぜかな?)園長も、夜の10時前には寝てしまいました。

 

ということで、全員元気に「おやすみなさい!」で、サマーキャンプ初日を終えました。

2019年

7月

26日

「答えのない問い」に挑む

京都府は、「未来の担い手育成プログラム」という事業を中学教育のさらなる充実のためにはじめました。

 

「世界中に日本茶を普及させるにはどうすればよいか」という課題が提示されました。

この授業は、学校の先生だけでなく、地元を中心に活躍する企業や大学と連携して行われるそうです。

 

日本茶は、日常生活と密着したものになっているが、お茶を急須で入れて飲む機会は減っている。こうした実態などを踏まえ、「どうすれば日本茶の良さが世界に伝わっていくか」という観点で、生徒たちはグループで折り合いをつけながら考えをまとめます。

 

今、教育界で頻繁に使われる「答えのない問いに対し、自分なりの答えを導く」という内容です。私も「答えは一つじゃないから・・・自分で考えて答えを出してごらん」と、保育園の子どもたちに何度も言うセリフです。

 

社会の変化や想定外の出来事があっても、冷静に次の一手を考えることができる大人になってもらいたいですね。

 

そして、いよいよ、明日から保育園では、サマーキャンプです。1泊2日の冒険ですが、この2日間に、子どもたちの成長のきっかけになる、たくさんの経験が詰まっています。まさに、「答えのない問い」だらけの出来事に対して、子どもたちが、どんな答えを出していくのか・・・大いに楽しみですね。

 

もちろん、私も先生たちも楽しみますよ・・・

2019年

7月

25日

児童が遠泳

昨日のプール開きは、子どもたちにとっては本当に楽しい時間だったようで、それぞれの家庭で、子どもたちのマシンガントークが、さく裂したようです。今日も、スライダープールに行列ができ、水鉄砲チームは、その腕を競い合い、競泳プールでは、ドルフィンキックと平泳ぎのカエル足を特訓しました。充実したプールになっています。

 

さて、大河ドラマ「いだてん」は、日本で初めてオリンピックに参加した男「金栗四三」から、日本にオリンピックを誘致した男「田畑政治」へ物語は移っています。この田畑が少年時代過ごしたのが、静岡県の「浜名湖」です。

 

その浜名湖を見下ろす場所にある、浜松市立伊目小学校は、30年前から児童が1キロの遠泳大会をする伝統行事が続いているそうです。校内検定に合格した4年生以上の児童が参加できます。卒業するまでにほぼすべての児童が参加できるようになると言います。

 

今年は、千メートルの部に21人、500メートルの部に23人が参加し、全員が完泳したそうです。伊目小学校では、この遠泳のねらいを「限界にチャレンジ」と定め、参加した児童は、ライフジャケットやウエットスーツなど浮き具の助けを借りることなく、足が底につかない深さの湖面を泳ぎ切るのです。

 

3年生以下の児童など、泳がなかった児童は、湖岸から合唱して泳ぐ園児を励まします。そして、泳ぎ切った後は、全児童に保護者たちが調理したカレーライスが振る舞われるそうです。

 

子どもたちの「非認知能力」を引き出すには、最高の行事ですね。そして、見事に泳ぎ切った子どもたちに、アッパレです。

 

私が中学2年の時に、臨海学校で、静岡県伊豆の三津浜(みとはま)の海岸沖の特設プールで特訓が行われました。筑波大学の水泳部の学生がコーチとなり、昔の話ですので、超スパルタ練習です。私は、小学生の時に、スイミングスクールに通っていたので、上級クラスにされ、400メートル個人メドレー×4本とか、ヘドが出るくらい(汚い言葉ですみません)の練習をしました、というより、させられました。(笑)

 

そして、1週間の臨海学校の最終日、オリーブオイルを体に塗りたくって、泳ぎが苦手だった生徒も含め、全員が1.5キロの遠泳を完泳させるのです。今でも忘れない、大切な思い出です。

 

いよいよ、保育園のプールが、スタートしたので、遠泳はできませんが、違う形で、子どもたちの「非認知能力」を高めていきたいですね。

2019年

7月

24日

ようやくプール開きだ!

7月1日がプール開きの予定でした。しかし、今月に入って記録的な日照不足に気温が上がらない状況がつづき・・・ずるずると、本日7月24日までプールができず・・・

 

昨日の寺子屋では、スライダープール、水遊びプール、競泳プールの3つのプールを子どもたちとセッティングし、着替え場所の軒下をきれいに掃除しました。プールもしぼんでいたので、あらためて空気を入れなおします。

 

そして、気温31度、水温29度のプールに子どもたちが、ざぼーん…その前に、ちゃんと準備体操をして・・・(笑)

 

小学生を中心とした「ちゃんと泳ぎの練習がしたいチーム」は、ゴーグルを付け、ビート板を使って、競泳プールで練習です。スイミングスクールではないので、楽しく遊びながらですが、小学生に交じって、年長、年中園児も参加します。このタテの効果が、子どもたちの「もっと上手になりたい!」の気持ちを伸ばすのです。今日は、ドルフィンキックまで練習しました。もちろん、なんちゃってドルフィンキックになっていますが。(笑)

 

水遊びプールでは、水鉄砲の闘いが白熱します。のほほんと遊ぶ園児の頭上から、水しぶきがかかります。両手に水鉄砲を持って、ドヤ顔の男子は、守りは弱く、先生にホースでの攻撃を受けると逃げ回っています。(笑)

 

そして、人気のスライダープールでは、1歳児クラスが、無謀にも、自分一人だけですべろうとします。滑るのは簡単ですが、最後は、少し深くなっているプールの水です。そのままバランスを崩して、水の中に尻もちをつきます。ここは、先生が鋭いまなざしを光らせているので、すぐに助けます。

 

初日のプールで、「怖いもの知らず」の危険1歳児が数名判明しました。こんな感じで、子どもたちの行動特性をしっかりと受け止めて、安全で楽しいプール活動を子どもたちと共に、作り上げていきます。

2019年

7月

23日

生きがいと社交ダンス

今週から小学校が夏休みに入っているので、土曜日だけでなく、平日も卒園児の小学生が学童で登園します。柔道を習っている小学校3年生は、朝から園児たちに「柔道教室」を行っています。受け身の練習だけでなく、一丁前に大外刈りの技のかけ方まで教えています。

 

保育園の園児たちは、よくわからないままに、マットの上で投げられていました。(笑)

 

お昼寝タイムは、宿題をしたり本を読んだりしていますが、連絡ノートの記入が終わり、園長の手が空くと、小学生を連れて図書館に行きました。先日、保育園の図書カードで借りた本を返しに行ったのですが、図書館のある西部文化センターの大ホールで、社交ダンスのパーティが行われていました。

 

子どもたちは、ドレスアップした婦人たちをロビーで見かけると、「あのきれいな洋服を着た人たちは何をしているの?」と、すぐに興味を持ちます。

 

「社交ダンスといって、大人の女性と男性が、音楽に合わせて、協力して踊るんだよ。踊りが上手になると、大きな大会で活躍する人もいるんだよ」と話をすると、子どもたちは「見たいよ!」になるに決まっていますね。

 

受付の紳士に、「小学生の子どもたちなんですが、興味を持ってしまったようで、見学させていただいてよろしいですか?」と尋ねます。その紳士が、この社交ダンスチームの会長さんだったので、笑顔で「いいよ~みんな入ってごらん」とOKが出ました。

 

この大ホールは、クリスマス発表会で何度も来ているので、子どもたちには馴染みが深いのですが、ステージも客席もなく床がフラットになっていたので、「えっ~いつもと違うよ~」と子どもたち。西部文化センターの大ホールは、ステージがダウンして、客席もセットバックできる最新の劇場になっています。さいたま市内では、社交ダンスの聖地とも言われています。

 

そして、子どもたちは、ざっと100組以上のペアが、派手な衣装でダンスをしている姿に、目がテンです。(笑)

 

その間、ダンディな会長さんに、社交ダンス世界の話を聞いていました。100組の中には、80歳を超える方もいるそうで、「特に男は、定年して、何もすることがなかったのが、この社交ダンスをするようになってからは、元気にがんばっているよ。女性は、衣装を美しく着たいのか、ダイエットして健康な食生活をおくっているから、肌もすべすべだよ」なんて、言ってます。

 

このダンディ会長さんは、かつては、東京の大会で表彰台にも立ったことがあるそうです。納得できるマスクとスリムな体系でした。

 

役所広司さんが主演した映画「シャルウィダンス」は、もう何十年も前の映画ですが、これを見て、社交ダンスを始めた人が多いと聞きます。これからの時代に大切なのは、ただ長生きをすることではありません。「心も身体も健康で長生きすること」です。

 

子どもたちの前で、ダンスをしていた紳士淑女は、気さくに子どもたちに話しかけてくれます。小学1年生女の子のママが、フラダンスをしていると言うと、とても美しい自称60歳の淑女が、「私はフラダンスと社交ダンス両方やってるわ・・・」と会話がはずみます。

 

そして、小学3年生の女の子が、おじさまに連れられて、社交ダンスデビューまでさせられてしまいました。(笑)

 

何でもチャレンジしたいタイプの子なので、すぐに、簡単なステップですが、覚えてしまいました。こうして、なかなか経験できない貴重な時間を過ごしました。子どもたちが、初めて見る社交ダンスの世界・・・私も生で社交ダンスを見るのは初めてです。

 

やっぱり、元気に・・・何か生きがいを持って年齢を重ねたいものですね。

2019年

7月

22日

伊予のリーダー村

今日の寺子屋は、夏まつりの装飾です。黒の模造紙に絵の具で、華やかに手形をペッタンします。「お化けの花火音頭」を子どもたちが踊るのですが、この手形が花火になるというわけです。

 

右手で1色、左手で違う1色を塗ります。両手で、赤と黄色など一人2色の手形を模造紙にスタンプしていくのですが、中には、何色も混ぜてしまう園児もあります。(笑)

 

子どもたちは、わいわいガヤガヤ・・・それなりに形になってきました。フィンガーペインティングは、感触が気持ちよくて、子どもたちには大人気です。

 

さて、今日は四国の愛媛県の話です。大洲市の少年交流の家では、「伊予の伝承文化を学び伝えるリーダー村」という事業があります。

 

これは、4日間大学生が小学生と共に過ごします。最初の2日間で、リーダーシップや子どもへの接し方、集団づくりの技法、愛媛の伝統文化について学びます。後半の2日間は、小学生が参加する「子どもむかし生活体験村」の企画・運営を担当するという内容です。

 

目的は、4日間、小学生と共に過ごす中で、リーダーとしての資質を身につけ、活動を通して伝承文化を小学生に伝えることです。大学生と小学生の組み合わせというのも、他ではあまり聞きませんので、興味深いですね。

 

たった4日間ですが、学生が悩みながらも解決策を考え、日ごとに自信をつけていく姿があり、数日でもかかわらず、班が家族のように変わっていくのだそうです。

 

「今まで卒業式でも涙することがなかったのに、最終日の夜から涙が止まらなかった」とある学生が話します。

 

リーダーとして、周りの人たちを引き込んでいくタイプの人間は、実は少数派です。ほとんどの日本人は、内向的な性格とも言われます。しかし、こうして、リーダー体験を行うことで、自分でも気がつかなったリーダーシップの花が開くかもしれませんね。

 

リーダーシップは、声が大きくて「俺についてこい!」タイプとは限りません。周りの人たちへの「影響力」が高い人がリーダーにふさわしい資質を持っているのです。リーダーシップも「他人と違う」でいいのです。

2019年

7月

21日

演劇取り入れマナー、モラルを考える

昨夜は、新宿京王百貨店の屋上で、中学・高校時代の仲間たちとバーベキューをしました。屋上ビアガーデンスペースの半分が、BBQコーナーになっており、食材持ち込みで楽しめる空間になっています。保育園の畑で収穫したインゲン豆にオクラ、ピーマンは、「おいしい!」と大評判でした。おやじたちは、年齢的なこともあり、肉よりも野菜を好む傾向にあります。(笑)

 

となりのグループは、24歳の女子4人組です。おやじたちにとっては、自分の娘ほどの年齢ですが、誕生日のお祝いバーベキューをしていました。高校時代の仲間だそうです。トップスのチョコレートケーキがバースデーケーキというのが、おやじたちの共感を呼びます。今どきの人気パティシエのケーキでなく、平成のチョコレートケーキの定番というのがいいのです・・・(笑)

 

仲間を大切にし、人生を大いに楽しんでいるようで、おやじたちは、まるで我が子を見るように、うれしい気持ちになるのです。

 

さて、東京都新宿区にある海城中学では、1年生に向けて演劇を取り入れたワークショップを行っています。俳優や演出家で作るNPO法人が、通学時の電車の中でトラブル事例を演じます。

 

電車内で生徒数人が大声で話すなどして他の乗客から迷惑がられる場面を表現します。ポイントは、演劇の後、生徒に「自分ならどう行動するか」を考えさせることです。

 

劇中に登場していた生徒の一人は、「迷惑がられているとは分かっていた。でも、友だちとの人間関係が気になっていた」とその時の内面を暴露します。

 

演劇を見ていた生徒たちは、さらに考えます。「本当の意味で友人になるには、指摘し合えることが大事なのでは・・・」「言うのが難しくても目で伝えられる・・・」などの意見が出ます。

 

「電車の中ではマナー、モラルを考えよう」という模範演技を見るだけでなく、そこから、生徒たちが自分で考えて、普段の学校生活につながる「友だちとの距離感」まで広がっていきます。

 

たいがい、こういった取組みは「○○しましょう」という、一方通行の押し付けに終わることが多いのですが、やはり、生徒自身が自分で考えることが大切なのです。

2019年

7月

20日

小魚・ヌマエビ・アマガエルにセミの声

いよいよ、さいたま市内の小中学校は、今日から夏休みに突入しました。何人かの卒園児から「通知表」を見せてもらいます。1年生は、○(よくできた)と△(もう少しがんばろう)の2段階で、学年が上がるごとに、3段階評価などに増えていきます。

 

私は、どんな通知表でも「よく頑張ったなぁ~」と少しオーバーアクションで応えます。そして、ほとんどの卒園児が皆勤賞です。休まずに小学校に通っています。保護者にとっては、ドキドキの通知表でしょうが、この通知表の結果で、将来が決まることは120%ありませんので、「小学校では、こんな感じで過ごしているんだ」くらいで受け止めればいいのです。

 

保育園の屋上に、ようやく朝顔の花が咲きました。子どもたちは、色水づくりに夢中となります。ピンクや青の色水ができると、大喜びの子どもたちです。小さい園児も先輩たちのマネをして、自分で作った色水を「おうちに持って帰る」と言います。親としては、迷惑なことになりますが、こっそり、処分してください。(笑)

 

今日も蒸し暑い一日です。園長の課外授業は、来週のサマーキャンプにつながるように、小魚やヌマエビ、カエルの採集を行いました。網を持って、小川の渕をすくい上げると、ヌマエビがゴロゴロ入ります。中に、小魚も入っています。

 

サマーキャンプの川遊びのメインは、魚の生き物の採集です。今日は、少しでもコツをレクチャーします。魚キラーという仕掛けの中には、魚がたくさん入っていました。無心で魚とりに夢中になる子どもたちです。

 

そして、聞こえました・・・「セミの声」です。アブラゼミのジージーという鳴き声です。やっと夏らしくなってきました。田んぼのあぜ道を歩くと、前後左右からアマガエルやツチガエルが跳んできます。ヘビも発見・・・「キャーワ~!」と大騒ぎの子どもたちですが、私が子どもの頃には、どこにでもあった風景を子どもたちに体験させます。

 

サマーキャンプへの期待も膨らんだようで・・・やっぱり、夏休みの子どもたちは、宿題に追われる日々ではなく、自然の中で思いっきり遊ばせたいですね。

2019年

7月

19日

自分で選んだ道

8月3日の夏まつりでは、年長、年中園児はお店屋さんで活躍しますが、それぞれ「カレー屋」「かきごおり屋」「ゲーム屋」のメンバーが決まり、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「またどうぞおこしくださいませ」の接客用語を家で練習する園児もいるようです。

 

そして、夕方には、「お化けの花火音頭」の踊りの練習が始まります。CDの操作ができる年長女子が、10回もリピートして「もう一回やる!」状態となり、小さい園児もしっかりと踊っています。今年も、大いに盛り上がりそうです。

 

さて、数カ月前に「ブラックホール」の撮影に成功したことが、ビッグニュースとして取り上げられました。その国際プロジェクトで、日本チームのリーダーを務めた本間希樹(ほんま まれき)さんの話です。

 

彼は、東京大学で天文学を専攻するのですが「ふだん見えないものを見るのは面白そう」という漠然とした理由からだったそうです。

 

しかし、そこで「人生の師匠」と言える教授に出会います。教授は、研究テーマを学生に押しつけません。その代り、繰り返しこう問いかけました。

 

「あなたは、何を研究したいの?」

 

つまり、「自ら見つけたテーマじゃないと楽しくない。楽しくなければ研究じゃない」という考えです。本間さんは、その教授に「研究は楽しい、人生も楽しい」と教えてもらったのです。

 

それを機に、本間さんは、自分で選ぶ人生を進んでいくことになります。彼の凄いところは、自分の知識や技術を惜しみなく共有し、世界中の仲間と研究を成し遂げたことです。

 

私が想像する研究者像は、孤独に地道な作業を何度も繰り返すイメージですが、本間さんは、仲間と情報共有しながら研究を行うことを自分で決めたのです。

 

保育園の子どもたちを見ていると、何でも自分でやらないと気がすまない園児もいますが、なかなか自分で決められない園児もいます。考え方は、もちろん色々あるでしょうが、「自分で選んだ道」を進むことは、何よりも楽しい人生につながると私は考えていますので、今は自分で決められない子どもたちへ、アプローチをするのが私の役割です。

 

やっぱり・・・自分で決めた人生は楽しいですね!

2019年

7月

18日

「好き嫌いダメ」はもう古い!?

今日はピクニックランチの日です。寺子屋園児が、ママが作ったお弁当を屋上でわいわいガヤガヤ食べます。年に3度の行事なので、ママも子どものリクエストを参考に、はりきって弁当作りを頑張ってくれます。子どもたちにとっては、特別な一日です。

 

子どもたちは、ウマの合う園児同士で輪になって会話を楽しんでいます。デザートのゼリーが多かったので他の園児におすそ分け・・・会話を楽しみながらの給食は、いつもと一緒ですが、屋上&ママのお弁当は、非日常感が満載です。(笑)

 

ピクニックランチのお弁当は、たいがい、ママの頑張りで量が多めですが、子どもたちは、みな完食します。理由は、ママと一緒に「何しよう」と自分で考えたお弁当だからです。

 

しかし、おうちでの食事では、「好き嫌いせず、残さず食べなさい」と言われて育った親世代にとって、自分の子どもにも同じように教えるママがほとんどですね。保育園でも「好き嫌いしないで、何でも食べよう!」は、どの先生も子どもたちに願うことです。

 

ところが、最近は考え方が少し変わってきているそうです。

 

「好き嫌いしないで食べること」よりも「食を楽しむことが重要」という考えです。もちろん、楽しく食事をすることには大いに賛成ですが、好き嫌いなく楽しく食べられる方がもっといいじゃないのと、ひねくれた私などは思ってしまいます。(笑)

 

ところが、近年主流の考えは「食べない分の栄養素は別のものから摂る。嫌いなものを無理に食べさせられるのは、子どもにとって苦痛なこと。だから、無理強いはしない」とのことです。

 

サッカーの元日本代表中田選手は野菜嫌いで大人になっても偏食・・・体操の内村選手はブラックサンダーというチョコレート菓子ばかりたべていた・・・なんて、ことも耳にしますが、みんなで楽しい食卓にするには、誰もが好き嫌いなく「おいしい!おいしい!」と会話が弾む方が楽しいですね。

 

保育園では、屋上ファームの自分で収穫した野菜は美味しく食べるというマジックがあります。あとは、量を少なくする・・・残してもいいけど「あとこれだけ頑張ってみよう」と先生が後押しすることが多いですね。

 

ある栄養士は、「たとえ食べなくても、苦手なものを食卓に登場させることは大切」と話します。苦手な物には一工夫・・・例えばにんじんが苦手なら、型抜きを使って星型にすることで、見た目を変える・・・野菜を子どもと育てたり、料理を一緒に作ったりして、食卓に上がるまでの過程を知ることも子どもの楽しみを引き出すことにつながると言います。

 

ということで、やっぱり「好き嫌いはダメ」でしょ・・・(笑)

2019年

7月

17日

セミの声が聞こえない夏・・・

今日は「あずみ苑」に行って、おじいちゃん・おばあちゃんたちと楽しい時間を過ごしました。年長・年中の2学年が訪問します。年中園児にとっては、今年度初めての経験となりました。

 

歌をうたい、夏まつりで見せる「お化けの花火音頭」を踊ります。ジャンプして一回転するところで、おばあちゃんたちの歓声が上がります。そして、恒例のインタビュータイムの時間です。保育園の朝の会とは、かなり雰囲気が違いますが、年中園児も全員しっかりと受け答えができました。七夕のお願いで「みんなをやさしくしたい~」「平和になりますように!」という願い事には、おじいちゃん・おばあちゃんたちもビックリです。(笑)

 

さて、7月に入ってからのブログは、夏らしからぬ天気を嘆くコメントを毎日のように書いていますね。7月6日に行ったナイトツアーでは、蛍にカブトムシに・・・実は、もう一つ「セミの羽化」が見たいと欲張っていました。ところが、今だにセミの声も聞こえてきません。

 

ということで、今日は、今月末には「ミンミン・・・ジージー」とうるさくなるセミについての話です。

 

つい数年前までは「セミの命は1週間」という説が主流でした。私も子ども頃から、そう思っていました。しかし、長年セミの研究を続けている埼玉大学の林教授によると「国内でよく見るアブラゼミなどのセミの成虫は、10日から2週間は生きられます。鳥などの外敵に襲われなければ、1カ月も生きることもあります」と言います。

 

「1週間」と言われてきたのは、幼虫で過ごす時間の長さが関係しているそうです。アブラゼミなどの幼虫は、4~5年もかけて土の中で育ちます。一方、地上に出て盛んに鳴く成虫の期間は1週間よりも長いのに「はかなさを表現するために1週間と言われるようになった」と林教授は推測します。

 

土の中で5年も幼虫でいるのは、「セミの幼虫は、木の根の樹液を吸って育つ。ほとんど水しか通らない管から少しずつ栄養を取るので、時間がかかる」そうです。長い時間をかけても、土の中は外敵が少ないので生き延びられるようです。

 

また、西日本を中心に生息するクマゼミが、ここ数十年で北上し、関東でも見られるようになったそうです。アブラゼミやクマゼミは木の枯れ枝の中に卵を産みつけます。卵から大きさ1~2ミリの幼虫が出てくるのですが、地面に落ちた幼虫が土にもぐるまでの間が、最も外敵に狙われやすく、一生のうちで最大の難関です。アリなどに食べられてしまい、ほとんどが死んでしまうそうです。

 

やっぱり、セミの一生ははかないですね。5年かけて、頑張って生きてきたセミの成虫のうるさいくらいの鳴き声が聞こえないと、夏とは言えませんね。早く、鳴いておくれ!

2019年

7月

16日

うさぎのユック

昨日は、この春小学校1年生になった卒園児のピアノ発表会に行ってきました。先回の発表会の時は、ママが横で連弾しながら、少し頼りなかったのですが、今回は、大好きな電車から「新幹線」という曲を一人でやり遂げました。

 

2曲目は、小学校5年生の姉との連弾です。「タッカーのひみつのよる」という曲をミスなしで成功させました。あまり練習好きではない男の子ですが、本番で結果を出したようです。小学生を中心とした32組の演奏を楽しみました。小学校5年・6年生の演奏は、目を閉じて聴いていると、大人が弾いているような完成度の高さです。久々に、ピアノの演奏を楽しむことができました。

 

さて、土曜日の「図書館で本を借りた・・・」の続きです。5歳男の子は、借りた本を家に着く前に読み始めたそうです。そして、今度は、ママと二人で図書館に行く約束までしました。やがて、本好きになって、ママやパパや先生に「○○の本読んでみて!すごくいい本だから・・・」なんて、会話になるようならうれしいですね。

 

今日は、そんな本好きの小学2年生が、おすすめの本を紹介します。「うさぎとユック」というお話です。作者は「絵門(えもん)ゆう子」という人です。NHKのアナウンサーや女優としても活躍されていたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、絵門さんは、がんの宣告を受けます。

 

がんの治療のために長い間入院をしていました。そのとき入院していた女の子と出会います。その子は、うさぎの絵を描くのが好きで、絵門さんは、うさぎが出てくる絵本を作ってあげると約束したそうです。こうして生まれたのが、「うさぎのユック」です。

 

絵門さんは、闘病むなしく、49歳の若さで亡くなります。

 

物語のストーリーは、お母さんうさぎから5匹のうさぎが生まれます。しかし、その中の1匹が、生まれつき足も心臓も弱いうさぎでした。しかし、個性豊かな兄弟うさぎに支えられながら、時には支えて生きていく物語です。ライオンに襲われても、あきらめない心で生き抜くのです。

 

絵門さんは、生前「毎日が命の記念日だ」と言って、いのちを大切に・・・一日一日大切に過ごすことを忘れません。そして、みんなで力を合わせていきることをこの絵本の中で教えてくれます。

 

子どもたちの図書館通いが当たり前になれば、こんな素敵な本に出合える機会が増えることでしょう・・・

2019年

7月

15日

未婚男女のすれ違い

昨日は、大学時代の仲間たちと東京お台場にある「大江戸温泉物語」で、ゆっくりと時間を過ごしました。ここは、2003年オープンした施設です。今では、全国どこにでもスーパー銭湯&非日常空間を演出する施設がたくさん出来ましたが、その先駆けとなった施設です。

 

ここでは、男女ともに浴衣になってぶらぶらします。まるで江戸の街なみを歩いている感覚です。この日は、金魚がたくさん泳いでいました。アクアショップでみる金魚とは違って、風情を感じますね。まさに江戸情緒あふれる非日常を楽しみ、50歳を過ぎたおやじたちの会話もはずんだのです。(笑)

 

さて、今日は、結婚前の男女のすれ違いについての話です。

 

女性が結婚相手に求める年収は、ざっと半分の女性で500万円以上だそうです。しかし、年収500万円以上の男性は16%しかいません。男性で、最も多い年収は300万円未満ですが、それで良しとする女性は1割もいないそうです。

 

この数字を「女性の高望みだよ~」と笑うのは簡単ですが、もっと深く考えてみます。

 

賃金の性差がすくなく、フルタイムの共稼ぎが当たり前の北欧諸国では、このような男女のすれ違いはありません。日本では、夫婦共稼ぎが当たり前とは言えないので、結婚したら女性は稼げなくなるので、パートナーにある程度の収入を期待せざるを得ないとも言えます。

 

しかし、今の時代、男性の腕一本で家族を養える時代ではなくなりつつあります。年功賃金、終身雇用という日本的雇用慣行も、なくなっていくでしょう。

 

これから結婚する若者が、右肩上がりの賃金上昇や長期の継続雇用が今後の日本では保障されないのなら、夫婦で力を合わせて稼ぐことが求められる時代となり、その見通しをもてば、未婚男女のすれ違いもなくなり、未婚化・少子化に歯止めがかかるかもしれませんね。

 

まぁ~これに関しては、色々な考えがあると思いますが・・・

2019年

7月

14日

忍者はいたの?

今日も朝から雨が降っています。この週末、家族でキャンプをした5歳女の子も、残念ながら雨の中でのテント撤収となっているのでしょう。雨の中でもキャンプを楽しむことはいくらでもできますが、テントの設営と撤収の時だけは、雨は勘弁ですね。(笑)

 

さて、私事ですが、日本の歴史のなかで「女王卑弥呼の邪馬台国はどこにあったか?」「忍者は本当にいたのか?」の2つは、テレビでも本でも何か特集が組まれると、注目してしまいます。

 

今日は、その1つ「忍者」の話です。私の息子が小学生の時に「NARUTO(ナルト)」という忍者のアニメにはまりました。「NARUTO」の登場人物にあわせたコスプレをする人たちが世界中で多く見られるほどの大ヒットアニメです。

 

ここに登場する忍びたちのように、「影分身」などの技は使えなくても、本当に日本には「忍者」がいたのか?興味がありますね。

 

古文書から歴史の真実をあばく切り口で、テレビでもよく出演されている、歴史家の磯田道史さんは、10年前から忍者の存在を実証する研究をしているそうです。

 

磯田さんは、映画にもなったベストセラー「武士の家計簿」の著者でもあるので、「忍者の本を書いて次のベストセラーをお願いします!」という依頼が殺到しているそうです。しかし、忍者の存在を証明する古文書がなかなか発見されません。

 

そこで、甲賀市役所にお願いをして全市に忍者の古文書がないか市民に呼びかけてもらうと、奇跡が起きました。甲賀市の杣中(そまなか)地区の木村姓の家で古文書が見つかったそうです。それは、忍者の頭目と言われていた木村奥之介の「先祖書ならびに勤書」という古文書です。

 

この発見で尾張藩が甲賀忍者を採用した実態の詳細がわかったそうです。甲賀忍者は戦国時代に豊臣秀吉に迫害され甲賀を追い出され浪人になり苦労をしたそうです。そして、運が開けたのは江戸期に入ってからのことです。

 

頭目の奧之介は、尾張の家老から「甲賀に帰って忍びの心がけのある者をあつめよ」との密命を受けます。こうして「甲賀5人」の忍びが生まれました。この忍びたちは、甲賀から毎年二人ずつ交代で参勤し名古屋城下で勤めを果たしたそうです。

 

実際に、甲賀5人は、忍者としてどんな技を使っていたのかは不明ですが、さぞ、高額の手当てをもらっていたのだろうと思っていると、なんと、滞在期間中(たぶん数カ月?)に、今の金額で一人1万円の手当だったそうです。

 

すずめの涙ほどの手当てで、忍者もつらい勤め人だったというのが、古文書から見られる真実のようです。私たちが勝手に妄想をふくらませていた「忍者」像が、崩壊してしまったようですね。

 

でも、ラグビーの五郎丸選手のように手を組んで、気がつくと、木の葉だけを残して消えてしまう「忍者」の存在を私は信じています。(笑)

2019年

7月

13日

本を好きになる習慣

今日も卒園児の小学生が7人、同窓会のごとく保育園に登園してきました。お昼寝タイムの園長の課外授業は、年長園児3名と共に、10人で近くの図書館に行きました。

 

単純に、子どもたちが自分で好きな本を探して、一人で読んでも良し・・・友だちと一緒に読んでも良し・・・とにかく、本を読む環境を経験させることが目的です。

 

「ここは図書館だから、静かにしてね」なんて、小学生が年長園児に先輩面して教えています。(笑)

 

すると、小学校3先生の女子が、「園長先生・・・本を借りたいんだけど・・・」と、家でゆっくりと読みたい本を何冊か見つけたようです。

 

ここで、最近はかなり錆びついてしまった、私のアンテナがビビビッとひらめいたのです。このアンテナは、だいたい年に一度くらいしか反応しなくなっています。先回は、昨年秋に思いついた「自転車免許証」です。この免許証が欲しくて、2歳児クラスまで、補助なし自転車にチャレンジする園児が続出したのです。

 

今回は、「子どもたちが本を好きになる習慣は、これだ!」と思いついたのです。

 

さっそく、保育園の図書カードを作ります。法人扱いなので、1回で100冊の本が借りられます。そして、子どもたちに、「自分が読みたいと思った本を借りてもいいぞ・・」と自分で本を選ばせます。

 

小学生なら、学校の図書室で本を借りる経験はあっても、街の図書館で借りる経験はほとんどありません。保育園の年長園児は、目をギラギラさせながら、「カブトムシの本」を見つけてきました。先日のナイトツアーで採取したカブトムシを飼い始めた男の子です。

 

親の気持ちとしては、我が子が本好きになってもらいたいと願い、子どものために本を買って読ませようとした経験があるかと思いますが、たいがい、子どもは与えられた本には興味を示しません。私も、我が子に「これだ!」と思ってプレゼントした本は、ほとんど本棚に置かれたままになっています。(笑)

 

そうです。当り前ですが、自分で見つけた本でないといけません。しかし、本屋さんで新書を毎回買うとなると、お金もかかりますし、飽きてしまうこともあって難しいですね。

 

しかし、今回は、保育園の仲間たちだけで、自分で借りる本を選びます。今日は、4冊借りた小学生がいました。たとえ、全部読むことができなくても、たくさんの本を手にすることで、「本を好きになる習慣」が生まれるのです。仲間たちと「あーだこーだ」言いながら本を探すのは本当に楽しい時間です。

 

どうですか・・・この作戦で、ホワイトきゃんばすの子どもたちに、本を好きになる習慣をつけるきっかけをつくることにします。もちろん、ここから先は、子どもたち自身にかかっていますが・・・(笑)

2019年

10月

20日

2019年度 運動会

朝から多くの園児が、リラックスして「おはようございます!」と西文ひろばグランドに姿を見せました。初めて運動会を経験する園児は、たなびく国旗や入場門、テントに音響スピーカーを見て、いつもの練習とは違うことを感じます。

 

体調を崩していた園児もいましたが、全員元気にやってきました。そして、卒園児の小学生が10人も「卒園児競技」に参加してくれました。卒園児が参加する運動会は、ホワイトきゃんばすの大きな特徴です。

 

プログラムナンバー①の「みんな元気にヨーイドン」からナンバー⑨の「紅白対抗リレー」まで、子どもたちの練習を見てきた私たち職員の目からも、想定をはるかに超えた子どもたちの活躍に、純粋に「感動」をもらいました。

 

保護者からも、「今日は本当に楽しい運動会だった・・・」「素晴らしい運動会だったです」との声をたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、1対1の勝負が多く、勝ち負けをはっきりとつけます。負けた園児は、練習から号泣し、何度も続けて負ける園児は、「もうダメだ」と思ったっこともありました。しかし、9回負けても1回勝つことが、どれだけ子どもたちの勇気につながったことを私たちは知っています。練習から本番まで、全勝や全敗の園児は一人もいません。

 

運動会本番では、練習とは違う、番狂わせもありました。これは、子どもたちが大人になるまで、何度も経験することです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会は、異年齢で園児同士が助け合う競技がたくさんあります。特に、組体操では、練習の姿からは「あり得ない」素晴らしい演技を見せてくれました。全員がピラミッドを完成させたとき・・・目頭が熱くなりました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、バトンを落としても、あきらめないで前の走者を追いかける姿に、子どもたちの「最後まであきらめないで頑張る」気持ちが詰まっていました。

 

今年の運動会は、全員が金メダルです。金メダルを手に笑顔の子どもたちを見て、ようやく、ホッとしました。

 

本日、応援に来てくれた保護者の皆様、北海道から応援に駆けつけたおばあちゃん・・・来年度の新入園児も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。

 

そして、子どもたち・・・ありがとう!

2019年

10月

19日

実演販売

今日は、天気予報通りに午前中には雨が上がり、明日運動会を行う西文ひろばグランドの土は程よく湿り、「明日は最高のコンディションになるよ・・・」と語っているかのようです。(笑)

 

空高く、世界の国旗を取り付ける準備をしていました。運動会と言えば、国旗が定番ですね。すると、通りかかった親子が「運動会をやるんだね・・・」と会話をしています。今日はとても静かなグランドですが、明日は、子どもたちの歓声と応援の声で賑やかになることでしょう。

 

さて、今日は「川越まつり」に行ってきました。迫力の山車を見て、明日の運動会に向けて気合を入れようと思ったのですが、素晴らしい山車の数々に負けないくらいに、私の目が釘付けになったのが、「広島風お好み焼き」の屋台です。

 

たくさんの屋台がある中で、この屋台には数人の列ができています。

 

1回に3×6の18枚のお好み焼きを屋台の兄さんが作ります。キジを流し込み、その上に大量のキャベツを盛ります。肉を乗せ、横の鉄板で焼いていたヤキソバを乗せます。そして、お好み焼きを丁寧に折り重ねて、鉄板の左端に並べていきます。

 

開いた右側の鉄板の上に、片手で手際よく、18個の卵を割っていきます。目玉焼きを作っている間に、お好み焼きの上にソースを塗ります。広島だから当然「オタフクソース」でしょ・・・と思いきや、ブルドックソースを使っています。なぜ?どうして?

 

そして、目玉焼きを上に乗せて、最後はかつお節をたっぷりかけて出来上がりです。この手際のいい職人技と、ソースの香りで食欲が倍増します。川越まつりに来ていた外国人も、「きょとん顔」で、このお好み焼きの実演販売を見入っていました。

 

18枚のお好み焼きを作るのに、ざっと15分・・・販売する時間が5分で計算すると、1時間で54枚×600円で、32,400円なり。5時間稼働で162,000円の売上です。この屋台は、常に行列ができていたので、本当にこれくらいの売上があると思います。

 

「いらっしゃいませ!」の声出しで、客を引き込む屋台もあれば、この広島風お好み焼き屋のように、実演販売という付加価値で客の行列を作る屋台もありますね。私も、おいしくいただきました。

 

明日の運動会の演出のヒントには、なったような、関係ないような・・・おいしい食べ物には、笑顔がつきものですので・・・明日の運動会も子どもたちの笑顔で満たされることでしょう・・・ということで。

2019年

10月

18日

おがわ学

明日の運動会は、明後日の日曜日に行うことに決めました。日曜日は、秋晴れの下で子どもたちの活躍を期待することにします。日曜日にお仕事が入っているパパやママにおかれましては、調整等の対応をいただきありがとうございます。

 

さて、今年のサマーキャンプは、埼玉県の小川町に行きました。世界遺産になった「細川紙」という和紙が特産品です。子どもたちは、紙すきに挑戦したので、和紙がふつう使っている紙とは全く違うものだということを学びました。

 

実は、江戸時代末期の江戸で商人が使う大福帳は、小川周辺の「細川紙」が多く使われていました。そして、火事が起こると、記録を残すために大福帳を井戸に投げ込んだそうです。水に濡れても文字ははっきりと読める形で残ったそうです。

 

そんな、特産品を持つ小川町も、人口減少が加速しています。そこで、小川町では、小中高校生が、小川町について体系的に学ぶ「おがわ学」の構築を始めました。

 

内容は、「細川紙」のような町の歴史を学ぶだけでなく、先人がどのような苦労に直面し、どう乗り切ってきたのか、の部分をしっかりと考えることが目的だそうです。

 

つまり、子どもたちが、自分自身が直面する課題を解決できる力を身につけるのがねらいです。教育の本質を描いた表現の一つとして「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切」とよく言われますね。「おがわ学」の考えも同じで、課題解決力を備えた人材の育成を目指しています。

 

こんな人材が、少しでも多く、小川町の未来を担ってくれれば・・・という願いでしょうね。日本の地方には、その土地に根ざした大切な文化があると思います。それを学び、深掘りし、自分のこれからの生き方にどう生かしていくのか・・・こんな切り口で、地方が活性化していければうれしいですね。

2019年

10月

17日

下手な先生の授業より、一流講師の動画がいい?

今日は、運動会本番前の最後の練習を行いました。子どもたちは、運動会に向けてのやる気がみなぎっています。うれしいですね。

 

そして、夕方の寺子屋では、屋上にある「ビートルハウス」ことカブトムシ小屋の幼虫を観察しました。夏を過ごしたカブトムシが卵を産んで、幼虫がどれだけ育っているのか、ワクワク感で、子どもたちの目がギラギラです。(笑)

 

腐葉土の上にあるクヌギの朽木を持ち上げると、すでに5匹の幼虫を発見・・・表面の土を掘るだけで、ざっと15匹以上の幼虫が出てきました。「うぉ~すげぇ~」の子どもたちのどよめきが起きます。

 

一番大きな幼虫を手にすると、体長が7センチくらいあります。腐葉土の上は、幼虫のフンで一杯です。このまま大きく成長して、来年の夏にカブトムシの成虫になるのです。

 

今日は、17人中10人の子どもたちが、しっかりと幼虫を手に持ってドヤ顔です。とてもグロテスクな幼虫ですが、勇気ある園児が多いのです。(笑)

 

さて、最近の家庭学習が大きく変化しているそうです。一部の塾は、タブレットの端末を使って、いわゆる「個別最適化した学習」を始めています。子どもは、動画を見ては、到達度をチェック。人工知能が児童の伸びを分析し、どんな学習の進め方が最も効率的かについて、データを集めるそうです。

 

信じらせませんが、ある私立中学校の先生は、授業で塾講師の授業動画を流しています。先生の仕事は、出席管理と「再生ボタンを押すこと」です。しかし、生徒や保護者からはすこぶる好評だそうです。

 

保護者会では、こんな会話もあるそうです。「教え方が下手な先生は動画を使ってもらえるよう学校に頼みたい」「先生はけんかの仲裁とかの生活指導だけでいい。大学出たての新任の授業なんて三流以下でしょ」

 

どうですか、これを聞いた学校の先生たちは、怒り火の玉ですね。

 

でも大丈夫です。動画を使った一方通行の授業では、子どもたちが「学び合う」環境は生まれません。子どもたちにとって必要な力は、将来社会に出て、自分とは違う考えを持った人たちと、年齢差も超えてわたり合う力です。

 

一方通行の知識の詰め込みが、入試には通用しても、社会に出てからは通用しないことを私たちは社会の中で経験しています。自分で考えて、様々な人を巻き込んで課題を解決する力が問われる今、学力、知識といった「認知能力」が重要だなんて、時計の針を元に戻しているにすぎません。

 

アクティブラーニングは、タブレットの一流講師の授業からは学ぶことはできませんね。一流の講師は、教え方が上手くなくては仕事になりませんが、一流の先生は、教え方が上手なのではなく、舞台演出家として、役者である子どもたちを動かす力がある人です。

 

もう・・・まったく! 思い違いも甚だしいですね!

2019年

10月

16日

夕焼けはなぜ赤い?

運動会の練習も今日を入れてあと2回です。紅白対抗リレーで、バトンを受け取った5歳男の子・・・ふだんは、闘争心をむき出しにするタイプではありません。しかし、今日は、5メートル先を行く園児を「よし!俺が抜いてやる!」と言わんばかりの鋭いイイ顔をしていました。

 

組体操は、裸足で行います。半ズボンですので、小石で痛いはずなのに、子どもたちは弱音の一言もなく、完成度を上げています。土曜日の天気予報が雨ですが、予備日の日曜日は、確実に晴れるので、子どもたちの、練習の成果をしっかりと受け止めたいと思っています。

 

さて、8月の夏まつり・・・屋上からは、素晴らしい夕日が子どもたちをオレンジ色に染めていました。

 

ここで問題です。「夕焼けはなぜ赤いのでしょうか?」

 

私も知りませんでした。まず、空の色は太陽の光がもとになっていることをおさえます。

 

光は、波のようにうねって伝わります。波のうねりの高い点から次の高い点までの長さを「波長」といいます。この波長が光の色を決めているそうです。私たち人間の目に見える光は、虹のように7色あり、青系の色は波長が短い。緑色、黄色の順に長くなり、赤系の色が最も長いのです。

 

太陽の光は、大気中を通り抜ける際、分子にぶつかって飛び散るそうで、波長が短い光ほど分子にぶつかりやすく、長いとぶつかりにくいので、赤系の色は、青系の色に比べて遠くまで届きます。

 

昼間、太陽は私たちの真上にありますが、夕方は地平線に沈みます。昼間に比べて夕方は太陽から私たちまでの距離が長いのです。よって、青色の光は、夕方だと途中で分子にぶつかって散乱してしまい、届きませんが、赤系の光は夕方でも届くので、夕日は赤く見えるのです。

 

どうですか・・・子どもに偉そうにうんちくを語れそうですか。

 

ちなみに「夕焼けの翌日は晴れ・・・」という言い伝えは、夕焼けがきれいな日は、西の空が晴れていて、天気は西から変わるので、西が晴れているなら、翌日は晴れる可能性が高い・・・ということだそうです。

 

これも、子ども相手のうんちくに追加してください。(笑)

2019年

10月

15日

動物顔

今日の保育園は、「大丈夫だった?」と台風19号の会話で持ちきりです。ホワイトきゃんばすの園児のおうちは、どこも無事だったようで何よりです。

 

パパやママの行動が、いつもと違っているのを察した4歳女の子は、「こわーい」とつぶやきながら、激しい雨音に耐えたようです。いつもは、ママと寝る2歳男の子は、風の音が怖くて、パパとママの間で、川の字になって寝たそうです。氾濫寸前の川の話や、道路が冠水の話で盛り上がれるのも、みな無事だったからですね。

 

さて、今日は、動物顔の話です。

 

日本人男性の顔は、だいたい3人の戦国武将にちなんだ3匹の動物のどれかに似ていると言われています。

 

3人の武将というのは、信長、秀吉、家康。そして、3匹はキツネ、サル、タヌキです。

 

信長は切れ長の目に特徴があるキツネ顔。鋭い理解力と明晰な判断力を持ちながらも冷酷無比なイメージも併せ持つ。低い階級から天下人に成り上がった秀吉。上司でもあり、あだ名の命名者である信長からは、しばしばサルと呼ばれていました。

 

戦国の世を治め、江戸幕府260余年の礎を築いた家康は、タヌキ顔です。といっても、家康は実物のタヌキではなく、徳利や通帳などをぶら下げた焼き物のタヌキです。お腹が大きい「ぽんぽこタヌキ」ですね。

 

どうでもいいでしょうが、みなさんの周囲を見渡すと、男性なら、たいがいこの3つのパターンで、似ている人はいませんか?たまには、遊び心で、動物顔ウオッチングもいいかもしれませんね。

 

ところが、女性の場合は、男性のように3つのパターンでは、とうていおさまりきれませんね。(笑)

 

子猫のように…リスのように…どうやら、小顔をイメージするような動物だったり、動物でなく花に託して形容することもありますね。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花(ゆりのはな)」・・・久々に使う言葉です。

 

やはり、女性は美しくありたいということでしょうか・・・まぁ~あまり深く考えても仕方ないですね。(笑)

2019年

10月

14日

麹町中学校 卒業生の言葉③

昨夜の感動の一戦を私の大学時代の仲間が、スタジアムで観戦していました。「感動で言葉にならない・・・涙も止まらない・・・」そうです。日本のラグビーの歴史を変えた一戦に、テレビを見ていた私も、ずっとコブシを握っていました。初戦のロシア戦を観戦した仲間は、高校時代のラグビー部のメンバーとともに観戦しました。「高校時代の厳しい練習を思い出して・・・泣いちゃったよ」と言ってました。

 

ラグビーは、スポーツ&格闘技がミックスした興奮がありますね。日本のトライラッシュは、巧みな戦術が目を引きましたが、最後のスコットランドの逆襲を守り切る姿は、完全に、熱い格闘技です。

 

しかし、「目標は決勝トーナメント」だった日本は、松島選手の冷静なコメントに見るように、次の目標を設定したように思えます。ベスト4・・いや決勝進出・・いや優勝・・

代表選手一人一人が、自分がすべきことがわかっているようで、自立した勇者のようですね。

 

さて、麹町中学校 卒園児の言葉の続きです。

 

1、2年生の皆さんに伝えたいのは、特に一つ目の話「リスペクト」です。「リスペクト」は学校生活をエンジョイするちょっとしたコツだと僕は思うんです。誰かの悪口を言ったり、からかったりして、楽しいと思っているのは本当の楽しさではありません。むしろ、お互いリスペクトできる、のびのびとした学校生活はとっても楽しいものです。そのことをたった1、2年しか年齢は違いませんが、先輩として伝えたいと思います。そして、お互い違うステージで頑張りましょう。

 

先生方、3年間ありがとうございました。

授業以外でも、様々な先生が僕たちを支えてくれたからこそ、今日、僕たちはすがすがしい気持ちで卒業できます。また、毎日給食を作ってくださった、職員の皆さん、事務の方々、その他、学校にかかわる全ての方々、三年間ありがとうございました。

 

地域の方々、様々な場所で僕たちを見守ってくださりありがとうございました。引き続き後輩たちをよろしくお願いします。

 

そして、保護者の皆さん。恥ずかしくてお礼を言えない同級生のために、生徒を代表して皆さん全員にお礼をしたいと思います。15年間、いつもそばで支えてくれてありがとうございました。皆さんの支えなしに、今の自分たちはいません。これから、何があるかわからないけど、よろしくお願いします。

 

最後に3年生の皆さん。今日までの三年間、そのいつをとっても、僕にとっては思い出です。たくさん笑った三年間でした。時々泣いた三年間でした。皆さん一人一人に感謝します。

 

本当にありがとう。そして、また会いましょう。

2019年

10月

13日

麹町中学校 卒業生の言葉②

朝になり、続々と台風19号の被害状況が報道されています。台風一過の青空を素直に喜べない状況です。千曲川の氾濫で、新幹線の車両基地が水に浸かっている映像はじめ、まだ被害が拡大することが心配です。

 

保育園のある、さいたま市西区には、荒川が流れています。昨夜は、何度も携帯電話に荒川の水位が危険水位になったという緊急メールが一斉に入ります。地震の時のアラーム音とは違う聞きなれない音ですが、家族の携帯5台が「ピーピー」と鳴り出すものですから、一瞬、緊迫した状況になります。

 

荒川をつなぐいくつかの橋のライブ映像を見ることができたり、パソコンやスマホを使った情報収集については、現在は、かなり進んでいるような気がします。しかし、お年寄りなど、情報が取れない人たちも多くいることも事実です。

 

昨今の災害については、地球環境レベルの対応が必要・・・と報道されますが、具体的にどうすべきかは、難しい問題ですね。「命を守る行動を!」という言葉も、何度も聞きましたが、今回は、緊張感をあおるNGワードになったような気がします。この問題は、私たち一人一人が、しっかりと考える必要がありますね。

 

さて、麹町中学校 卒業生の言葉の続きです。

 

二つ目は「ゴール」です。日本語で言えば、目標、目指すもののことです。

 

麹町中学校では、行事一つ一つにゴールがあります。僕たちはそのゴールに近づくように準備や練習をしてきました。特に僕たちの3年生にとって最後の体育祭はゴールを強く意識しました。体育祭の目標は「全員が楽しめる体育祭」。運動が得意な人も、苦手な人も

楽しめるという難しい目標です。

 

この目標に近づくために色々なことに挑戦しました。スウェーデンリレー、ピコピコハンマー騎馬戦、台風の目。応援団をつくったり、何よりチームを東と西に分けました。1つ1つが初めてで、毎日毎日会議室にこもって話し合いをしました。新しい種目はみんなが楽しめるのか、本番どんな問題が起こりそうか。考えることが多すぎて、帰りたくなくなることも多かったです。

 

でも、私たちには明確なゴールがありました。「全員が楽しめる体育祭」そこに向かって準備を進めることができたのです。体育祭の準備を進める中で、様々な壁にぶつかったわけですが、特に大きかったのが全員リレーでした。

 

全員リレーは例年、3年生全員でリレーをする伝統的な種目でした。でも、全員リレーをやりたくない人が毎年いる、というのは事実でした。どうするか悩んだ挙句、3年生にアンケートをすることにしました。「あなたは全員リレーに賛成ですか、反対ですか」というアンケートです。

 

もし、賛成が100%だったなら、僕たちは全員リレーをやったと思います。でも結果は違いました。10%、約15人は反対と答えました。この結果を見て、またも企画委員は悩みました。

 

賛成90%、反対10%。多数決だったら賛成の圧勝です。でも、悩み、話し合いをした結果、僕たちはリレーをやらないという結論を出しました。それは、僕たちのゴール「全員が楽しめる体育祭」を実現させるためです。多数決できめるべきではないと、そう決めました。僕にとっては、今までで、最高の体育祭でした。皆さんはどうだったでしょうか。

 

一つ一つの行事、活動、そのほか様々なものにゴールを見つける。そうすることで、自分のすべきことが見えてくる。僕は、麹中での3年間でそれを知ることができました。

 

ゴールは1つの道しるべでもあります。そこに向かっていかなければいけない。全員リレーのように自分の思い通りにはできない。でも、ゴールにたどり着けば、僕たちはもっと上の楽しさ、達成感を味わうことができます。それがゴールを決める本当の意味なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

12日

麹町中学校 卒業生の言葉①

今日の保育園は3人の園児が登園しました。台風接近でも働くママは頑張っています。ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターが、13時までの営業となったので、給食を食べて、無事に帰宅しました。

 

今回の台風では、私が住む埼玉県で「大雨特別警報」のレベル5が発令されました。「命を守る行動が必要」という内容です。

 

テレビの台風速報を見ていると、洪水の映像など、台風による不安をあおるような報道ですね。冷静に対応しなければならないのに、何だか、恐怖が増すばかりと感じる人が多いのではと、別の心配をしてしまいます。

 

さて、今日は、昨日のブログの続きですが、麹町中学校の卒業生の言葉を紹介します。中学3年生で、よくこんなメッセージが言えるものかと、感心します。

 

平成30年度 卒業生代表の言葉です。

 

あっという間の3年間、長かった3年間。この3年間は人それぞれのものだったと思います。今日は、僕たちの3年間を振り返って、2つの話をしたいと思います。

 

最初の話は「リスペクト」です。誰かの考え方、誰かのチャレンジ、そして個性を尊重するということ。この学校では何度も聞いた言葉だと思います。

 

この学年はさまざまな個性であふれています。そんな癖の強い子のひとり、とても質問が好きな男子の話をしたいと思います。今からお話することは、本人と保護者の方に許可をもらっています。

 

その子は社会が得意で、先生や友達に歴史や地理を語っている姿をよく見かけました。集会や講演会の時には、「はい、はい」とよく手を挙げて質問をしていました。ときには、話をしている人を困らせてしまうような質問をすることもありました。ですので、1年生のうちは、僕は戸惑いましたし、彼を変な目で見てしまっていました。「なんであんなに質問するのだろう」と。

 

しかし、もし彼が今この瞬間、僕に手を挙げて質問しても、彼を責める人はこの学年にはないでしょう。なぜなら、僕たちは彼を知っているからです。彼の得意なこと、苦手なことを知っています。それに、最初に手を挙げて質問するには勇気がいること、質問をするには深い考えが必要なこと、そして彼にはそれが備わっているということ。僕たちは知っています。また、彼の突拍子もない質問から、何かに気付いたり、考えが深まった人もいます。だから僕たちは、彼をリスペクトしています。

 

僕たちの学年の、誰かをリスペクトするという雰囲気は僕も実際に体験しました。

 

それは僕が生徒会長だった時のことです。生徒会長のような大役を務めるのは、僕自身初めてで、心配なことがたくさんありました。最初のころ、特に心配だったのが「周りの目」です。朝会でみんなの前で話すとき、みんなは自分のことをどう思っているのかなあ、と反応ばかりを気にしていました。行事の時も、生徒会活動の時も、自分がどう見られているのか、周りの目を意識してしまっていました。目立つこと、それは少し悪いことだと思い込んでいたのです。「出る杭は打たれる」と思っていました。

 

でも、僕は間違っていました。朝会の時、僕は気持ちよく皆さんの前で話ができたし、行事の時も周りの目を気にせずに自由に活動ができました。なぜなら、僕たちの学年が「出る杭を打たない」学年だったからです。誰かが前で発表したり、活動するときでも、それを支える雰囲気が僕たちの学年にはありました。

 

個性や考え、そして誰かのチャレンジを否定しない、むしろ尊重し、応援できれば、学校はとても心地よい場所になるといつからか気付きました。足を引っ張る人のいない、そういう環境はお互いを高め合え、成長させてくれる環境なのです。

 

つづきは、明日です・・・

2019年

10月

11日

麹町中学校の副校長

台風上陸前日のショッピングセンターは、レジに長い列ができています。パンの棚は、ほぼ空っぽの状態です。もし停電して調理ができなくなっても、パンならすぐに食べられます。カップラーメンにミネラルウォーターも在庫がほとんどありません。

 

台風のような自然災害相手に、人間は無力ですが、大きな被害とならないように祈るばかりです。

 

さて、10月2日のおやじ園長のブログで、東京都千代田区にある麹町中学校の話をしましたが、今日は、工藤校長ではなく、女性の副校長の話です。

 

菅原副校長が語ります。「定期テストや宿題の廃止、固定担任制から全員担任制へ、服装・髪型指導は一切なしばかりが注目されていますが、実は、これらは手段にすぎません。本校の最上位の教育目標は『自律した子どもを育てる』です」

 

そして、合言葉があります。「世の中まんざらでもない!大人って結構素敵だ!」です。

 

入学当初は自分に自信が持てず、大人が信用できない生徒たちですが「人は対立するものだ」「人のせいにしない」「目的は何?」等、日々のカリキュラムを通して成長していきます。そして、3年生になる頃には、「自分で考え、判断し行動できるようになり、出る杭を打たない」生徒になっていくのです。

 

菅原教頭は、「副校長として~すべき」と自分にプレッシャーをかけ、押しつぶされそうになり、失敗し落ち込む悪循環を経験します。そこから、「完璧にできなくてもいい、失敗してもいい、できないなら人にお願いしよう」と思えるようになったそうです。

 

どうですか、これを読んだあなた・・・自分の仕事を振り返ってみて下さい。

 

本当に仕事ができる人は、自分ですべてをこなすことではなく、周りを上手に巻き込む力がある人です。人に頼ることは、恥ずかしいことではなく、コミュニケーション能力の賜物ですね。

2019年

10月

10日

「桃太郎は盗人なのか?」

2019年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池の父と言われる吉野彰さんら3人が選ばれました。うれしいニュースですね。

 

今までのノーベル化学賞といえば、私たちのような一般人では、よく分からないような難しい研究が多かったですが、今回のリチウムイオン電池は、パソコン、スマホから電気自動車まで、私たちの生活には欠かせない、現代生活のインフラにほとんど関係しているものです。

 

私たちが、当たり前に使っているモノが、ノーベル賞です。これからは、このブログを書いているパソコンにも大いに感謝することにします。(笑)

 

さて、「桃太郎は盗人なのか?」という本をご存知ですか。この本の著者は、倉持よつばさんという小学校6年生です。彼女は、昨年の夏休みに、昔話の「桃太郎」を巡って、200冊以上の書籍を読み比べ、その成果がハードカバーの単行本となったのです。

 

倉持さんは「今は鬼というと悪いイメージがあるが、昔の話だと宝物を奪いに行ったのは桃太郎。鬼自身は何も悪いことはしていない。そこを知ってほしい」と語ります。

 

私たち大人は、昔からのすりこみで、鬼は悪い者というメッセージを自然と子どもたちに発信しています。それを、倉持さんは、小学生らしい「ちょっと、おかしいんじゃない?」と受け止めるのです。それで、200冊です・・・凄いですね。

 

200冊以上読んで気がついたのは、桃太郎の話が時代によって異なること。特に、鬼については、江戸から明治初期は、鬼から宝物を奪っている→明治末ごろから、鬼が自ら宝を差し出すようになっている→昭和になると、優しい鬼が出てくる。

 

このように、時代と共に、鬼が非力になっていく様子を発見。鬼に落ち度はなく「桃太郎盗人説」に共感を覚えたそうです。同時に、得体の知れないものを「鬼」とすることで、日本人は昔から、心の安定を図ってきたという結論にたどりつきます。

 

どうですか、大げさですが、民俗学者を含む多くの大人たちが思いもよらなかった「人と鬼」の謎の解明のヒントになるかもしれませんね。これが、小学生の書いた本です。あっぱれ!・・・脱帽です。

 

私たち大人は、子どもたちに、少しでも多くの本を読む習慣をつけさせたいものです。大人では考えもつかない発想が、誕生することは間違いありませんね。

2019年

10月

09日

災害と女性

昨日の寺子屋では、単純に屋上で虫捕りをしました。虫あみと虫かごを持って、子どもたちが狙うのは「赤とんぼ」や「アゲハチョウ」ですが、そう簡単にはつかまりません。子どもたちをあざ笑うかのように、空高く逃げていきます。

 

ということで、飼育ケースには、ショウリョウバッタやオンブバッタや、カメムシ、ダンゴムシに謎の虫たちを採集しました。小さい園児も、今日一日観察をして、屋上へ逃がしました。1歳の園児が食い入るように飼育ケースを見つめます。こうして、ホワイトきゃんばすでは、虫嫌いの園児がいなくなっていくのです。(笑)

 

さて、今日は、災害時における女性について、フォーカスします。データによると、

東日本大震災による死亡者は、男性よりも圧倒的に女性が多かったのです。女性の方が男性よりも長生きで高齢者が多いから、と思った方もいるでしょうが、実は、全ての年代において女性が男性を上回っているのです。

 

ざっと、女性:男性が、55対45ぐらいの比率です。どうですか、僅差の範囲ではありませんね。

 

考えられることは、自宅で高齢の親や幼児などの子どもの世話をしていて逃げ遅れた人が多かったのではないかと言われてます。

 

問題は、女性の死亡率が多いという事だけではないようです。災害後の避難生活でのストレスは、男性よりも女性の方が大きいのが実態です。女性用トイレは、男性用の3倍必要というのが国際基準だそうですが、これを満たす避難場所はほぼ皆無です。

 

更衣や入浴についても、男性のように何の気兼ねもなく、ハダカになって・・・というわけにはいきませんね。炊事や洗濯も女性がするべきと、一手に担わされる重荷も加わります。

 

こうなっていくと、何を改善すればいいのか・・・。地方自治体などの防災計画を策定する防災会議のメンバーに、現状は女性が1割程度だそうです。力仕事は男性が・・・乳児などの対応は女性が・・・など、性別による役割分担が必要な内容は、避難生活の中では、ごく限られていると考えるのがいいのかもしれません。

 

男女関係なく、被災時の緊急生活においては、ともに役割を共有するプランが、今後はとても重要になってくるのでしょう。

 

これは、他人ごとではありません。私たち誰もが、いつ避難生活を送ることになるやもしれませんね。

2019年

10月

08日

リアルなお金体験をさせよう

今日は、屋上でピクニックランチです。寺子屋園児が、ママが作ってくれたお弁当を食べるという、とてもシンプルなイベントですが、子どもたちにとっては、とても大切な一日です。

 

お弁当を作ってくれたママへの感謝の気持ち・・・事前にママへお弁当の内容をリクエストした園児もいました。すみっコぐらしなど、今回初登場のキャラ弁を前にして、子どもたちの会話も広がります。朝降っていた雨も、ピクニックランチの時間は、晴れ間が出てきました。大満足の子どもたちです。

 

さて、10月から消費税が10%になり、「キャッシュレスならポイント○倍」と、世間はカード利用を促し、スイカやパスモがあれば、お財布がなくても過ごせてしまう今日この頃・・・さらに、キャッシュレス化の傾向は加速していくことでしょう。

 

しかし、子どもたちは、リアルなお金体験が必要ですね。

 

保育園ママの中には、子どもにお菓子を買い与えるのではなく、「この100円で、好きなお菓子を買ってもいいよ。ただし、自分で100円以内で、買えるものを探しなさい」と、たまに子どもに買い物をさせるそうです。欲張って、100円を超えてしまったら、やり直しです。(笑)

 

現金のやり取りは、金銭感覚を育てるためにも意義があります。

 

「100円で買えるものは何かな?」「このりんごとあのりんごでは、どっちが高いの?どうして?」「あと○○円あれば、このおもちゃが買えるね」「買い物したら、お金はなくなるんだ?!無駄使いはいけないのかな?」「欲しいものを買うためには、お金を貯めないといけないんだ」

 

まぁ~大人が口で言ってもなかなか実感がわかないことも、実際に現金での買い物を子どもと一緒に行うことで、学ぶことが多いですね。

 

お金のことを教えるのは、とても重要な事です。現金での買い物・・・たまには、子どもにさせてみませんか。

2019年

10月

07日

子どもに「選択する時間」を与える

3歳女の子のママの話です。衣替えで、夏服から秋冬服まで、これを機に処分してしまおうと思ったのですが、今回は、娘に「着る服」「着ない服」を選択させたそうです。すると、予想外に、テキパキと3歳の娘が仕分けをし、「この服は○○だから・・・」なんて、理由まで説明するそうです。

 

たいていは、時間の節約とか面倒になるとかの理由で、親が全部やってしまうことが多いですね。

 

忙しい毎日の中で、子どもを急がしてしまったり、親がやってしまう場面もあるでしょう。しかし、このママのように、子どもに選択権を与えることは、とても大切なことです。

 

例えば、アイスクリームを買うとき、「選んでいいよ」と言いながら、決められないと「これでいいでしょ?」と親が決めてしまう事がありますね。子どもが迷っているときは、一番頭を働かせているときです。

 

ホワイトきゃんばす流で言えば「自分で考えて自分で答えを出す」大人になるためにも、子どもが「悩んでいる時間」を親は保証してあげたいですね。

 

これからの時代に、速く効率よく答えを導き出すのはAIがやってくれます。しかし、物事をじっくりと考えて、「こんなことをやったら面白いんじゃないの?」と発見するのは、AIではなく「人」でしかできません。

 

子育てのやり方は、親が自分のマニュアルを積み上げていくのですが、「子どもに選択する時間」を与えることは、やり方は色々あるでしょうが、是非にやってみて下さい。

2019年

10月

06日

スズメバチ

夏の雑木林で、樹液の出るクヌギには、夜はカブトムシやクワガタが集まります。しかし、昼間の主役はスズメバチです。夜になると、自分の巣に戻って寝ます。たまに、食いしん坊スズメバチが夜まで樹液を吸っていることがあります。

 

この夏の保育園ナイトツアーでもスズメバチを1匹ですが見つけました。「スズメバチがいるから近寄らないで・・・」と、思わず叫んでいました。

 

スズメバチは、夏に羽化を始め、9月から10月にかけて、一番個体数が多くなるそうです。つまり、今がスズメバチのピークなのです。1つの巣に数百匹が暮らすこともあるそうです。オスのスズメバチは全く働かず、女王バチの産卵のために存在するのみだそうです。

 

保育園の遠足でお世話になった、北本自然観察公園では、スズメバチの巣を見つけると、もちろん駆除はしません。スズメバチと共存する網のトンネルを設置するそうです。巣を見かけた時は「子育てをしているんだな」と温かい気持ちで見守って欲しいと言います。

 

スズメバチは花の蜜を吸い、チョウやガなどを食べます。スズメバチがいなくなった世界を想像してみると、花は受粉せず、種を残せなくなります。食べられた虫たちは数を増やし、農作物を沢山食べてしまうので、農薬が使われる量が増えるかもしれません。

 

こう考えると、スズメバチは生態系の大切な一員であり、私たち人間も大変お世話になっているのです。我が物顔で歩く私たち人間も、自然の生き物に触れながら、生態系のことをたまには考えてみる必要があるかもしれませんね。

2019年

10月

05日

1人1人がめざせ金メダル

ラグビーワールドカップで日本代表がサモアを破り3連勝しましたね。今回のワールドカップで初めてラグビーファンになった人が多いと思いますが、3週連続で土曜日の夜は、日本中が大盛り上がりです。

 

ノーサイドの精神で、試合後の選手同士の紳士的な姿が、印象的ですね。予選リーグの最終戦は、因縁のスコットランド戦です。因縁というのは、先回のワールドカップで、あの南アフリカを破り「世紀の番狂わせ」の日本代表が、予選リーグで3勝をあげながらも、スコットランドに敗れ、勝ち点の差で決勝トーナメントに進出できなかったからです。

 

巷では、決勝トーナメント進出ではなく、優勝を目指せ!なんていう声があがっているようですが、まずはスコットランド戦に勝って、決勝進出ですね。ちなみに、過去のスコットランド戦では10回以上戦って、1989年に4点差の僅差で1度しか勝ったことがない相手です。こんなデータ上のマイナス予測も、全部吹っ飛ばしてくれるでしょう。(笑)

 

さて、今日は、卒園児が通う「栄小学校」の運動会の応援に子どもたちを連れて行ってきました。この小学校には、3年、2年生の4人が通っています。10月だというのに、気温が30度を超える猛暑の中で、卒園児たちは頑張っていました。ホワイトきゃんばす名物の「うるさい応援」で盛り上げます。(笑)

 

これで、卒園児が通う小学校3校の秋の運動会が無事に終了しました。春に3校が運動会を終えているので、全ての卒園児の運動会が終わりました。あとは、10月19日の保育園の運動会を残すのみです。

 

栄小学校の運動会のスローガンは「1人1人がめざせ金メダル」です。このスローガンには先生たちの思いが込められていますね。一人一人全員が金メダルの1等賞にはなれません。また、ダンスなどの演目には勝敗はつきませんね。でも、自分がどれだけ頑張ったか・・・「自分で自分に金メダルをかけることができる運動会にしよう」というメッセージが熱く伝わります。

 

この秋の3校の小学校には、それぞれのスローガンや目標があり、子どもたちの前に進む姿がありました。園児の応援と共に、多くの感動をもらいました。

 

今日の保育園での帰りの時に、4歳女の子のママが、小学校3年の卒園児に「○○ちゃんのエイサー・・・かっこよかったよ!」と話しかけます。保育園のDVDには、小学校運動会での卒園児の活躍も映っています。保育園の保護者も、我が子が面倒を見てくれた先輩の活躍を応援していることに、うれしい気持ちになりました。

 

保育園の運動会には、卒園児競技があります。今年の運動会には10人以上の卒園児が集合しますので、リレーもやってもらいます。楽しみですね。

2019年

10月

04日

「足し算」ではなく「かけ算」の人生

今日は金曜日で、寺子屋の園児は体操教室です。ここのところ、毎日のように運動会の練習が続いているので、体操教室で、子どもたちは息抜きです。(笑)

 

さて、仕事について今日は考えてみます。

 

同じ組織や職種で肩書や役職を積み上げていくことを「足し算の人生」とするならば、働きながら新たに学び、スキルや経験を掛け合わせて人生を創るのは「かけ算の人生」と言えます。もちろん、どちらがいいとか悪いとかの話ではなく、どちらの人生を自分で選択するかの話です。

 

リスクを考えると、足し算の人生の方が、安定しているかもしれませんね。かけ算の人生は、とてもかっこよく聞こえますが、そんなに簡単にはいかないような気もします。

 

しかし、今は、社会人の学び直しが多くなっているそうです。18歳以下の若者人口が減少するなか、専門学校は積極的に社会人を受け入れるようになっています。社会人をターゲットにしたコースを設定する専門学校もあるそうです。

 

「こちらは六文銭になります。故人様の三途の川の渡し賃です」と、これは、葬儀の運営や作法などを学ぶ実習のひとコマだそうです。

 

探偵の専門学校は「独立して稼げるかどうかは人によりますが、人の悩みはなくならない。景気に左右されにくく、根強い需要のある職業です」と校長が話します。探偵への依頼で最も多いのは、浮気や結婚前の素行調査だそうです。

 

「鍵の学校ロックマスター養成学校」も人気だそうです。一般的な住宅の鍵なら1、2分で開けることができるそうで、それで料金相場は1万円以上。腕次第で稼げる仕事なのです。

 

アニメや映画の専門学校や、動物の専門学校には、若い時の夢を求め、年を重ねても、どうしてもトライしたいという気持ちは、よくわかりますね。

 

みなさん・・・今の仕事は、就職してずっと続けている仕事ですか?それとも、何度目ですか?

 

社会人の学び直しは、自らの人生の可能性を鍛え、自分の適性や適職を見つけることにつながります。たまには、自分の仕事人生をゆっくりと考えるのはいかがですか。

2019年

10月

03日

さつまいも掘り

明後日は、ラグビーワールドカップ日本対サモアの試合ですね。さて、「ビールを切らすな!」と、試合観戦中に一番ビールの消費量が増すスポーツは、何だと思いますか。そうです。ラグビーです。

 

前回2015年のイングランド大会では、会場内とチケットがない人でも楽しめる「ファンゾーン」で、一人あたり一試合で平均1.7リットルを消費したそうです。凄い数字ですね。

 

今回のワールドカップでは、あの日本流「売り子」が大活躍しているそうです。40分ハーフで、ハーフタイム以外は、まとまった空き時間がないラグビーでは「席に座ったままビールを買う」ことができるので、海外ファンから大好評だそうです。

 

サッカーのマリノスの担当は、「サッカーならビールを一人1杯買うところで、ラグビーは4~6杯は買う。缶ビールを24缶求めるお客様もいた」と言います。夏が終わっても、今年はビール会社が特需に恵まれるかもしれませんね。

 

さて、今日の保育園は、屋上ファームでさつまいも掘りをしました。5月の保育参観で、パパママと一緒にさつまいもの苗を植え、いよいよ収穫となりました。さつまいもは、土の中にあるので、スコップ片手に、子どもたちは、泥まみれの格闘です。

 

今年の新人園児は、初めての経験に大はしゃぎの子もいれば、引く子もいます。(笑)

 

野菜用コンテナ2杯分の収穫です。土の中からは、様々な虫が出てきます。ダンゴムシや蛾の幼虫・・・そして、さつまいもの葉には、ナナホシてんとう虫やカメムシも登場します。一番グロテスクだったのは、ピクピク動いているオレンジ色の蛾のサナギです。さすがに、虫大好き6歳男の子でも触れません。

 

今日の観察のメインは「ハサミムシ」です。体長2センチくらいの細長いゴキブリ色の昆虫です。お尻にハサミがついているので、ハサミムシといいます。小さな昆虫を食べる肉食で、ハサミで人間の指もはさみます。しかし、性格はとてもおとなしい虫です。

 

子どもたちは、ハサミムシのお尻のハサミに、枝をはさんだりして観察しています。私も子どもの頃は、よくハサミムシを観察したものです。ハサミを持っているところがカッコイイのです。

 

こうして、子どもたちは、土にまみれながらさつまいもを収穫し、虫たちの観察に夢中になるのです。贅沢な時間を過ごしました。

2019年

10月

02日

麹町中学校

本日見学に来たママは、東京の五反田で生まれ育った都会人です。3年前に結婚して、さいたま市に引っ越しをするまで、畑を見たことがなかったそうです。

 

屋上の見学が始まると、9月に植えたジャガイモに「これがじゃがいもですか?触っていいですか・・・何か産毛が生えてますね」と、子どものように目を輝かせています。「オクラって、こうやって実がついているのですね・・・えっ花が実になるんですか・・・花もネバネバしてるなんて・・・秋ナスってこれですか?・・・インゲン豆?」と驚きのコメントが止まりません。(笑)

 

さつまいもの試し掘りをすると、土の中からおおきなイモが出てきました。「私、芋掘りもしたことがないんですよ・・・野菜は、スーパーでみるだけ・・・私も、子どもと一緒に保育園に通いたい」と言い出します。屋上のたくさんの生き物たちにも感動したようで、「こんな環境で、我が子が遊べるなんて・・・うらやましい」と、来年度の入園を即決されました。

 

今日は、有名な「麹町中学校」の話です。教育関係者の間では、この都会の真ん中の公立中学校の工藤校長の大改革を知る人は多いです。

 

以前に、おやじ園長のブログでも紹介しましたが、「中間、期末の定期テストなし」「宿題なし」「学級担任制の廃止」の中学校です。もちろん、テストなし宿題なしで、子どもたちの学力がアップしている理由がちゃんとあります。

 

工藤校長は、一番の目標に「自律」を掲げます。自分で判断し行動できる生徒になることが目的です。そして、子どもたちが社会に出てから、通用する人間になることを見据えて、教育をしています。この目的にまったく関係のない、過去の学校慣習などは廃止していきました。300以上の改革を行ったそうです。

 

明確な1つの目標があれば、それを達成させる手段は、生徒それぞれにある。そこを権限委譲することで、生徒のモチベーションが上がると考えるのが工藤校長です。「これは、校則で決まっているからダメだ!」と理由のない、あら捜しなど、子どもが社会で活躍することと関係のない、今までの学校の過去の継続事項を指摘します。

 

私は、民間企業で働いていましたので、工藤校長の考え方は、いわば、当たり前の考え方です。しかし、私が驚いたのは、工藤校長は民間出身の校長ではなく、ずっと、教育畑にいた人です。しかし、彼は、自分の判断で「これはおかしいぞ?」を次々と改革していったのです。そして、今では、民間企業の人事担当者が、工藤校長の改革を自分の会社に活かそうと、見学が絶えないそうです。

 

「自分で考えて自分で答えが出せる大人になる」これは、保育園ホワイトきゃんばすでの考え方です。まだ、小学校へ入学する前の園児たちの大人になった時の姿を見ています。異年齢保育も、子どもたちが社会に出ると同じ年齢や学年の組織やチームなどないので、タテの関係はその予行練習でもあるのです。

 

こうして、日本の学校は、子どもたちが社会に出てからのことを考える教育に変わっていくことでしょう。麹町中学校の取組みは、全国に広がっています。

2019年

10月

01日

奇跡の夢ノート

ホワイトきゃんばすの卒園児で、今は小学校1年生の女の子が、「テレビ埼玉」というローカル局ですが登場します。テレビ局が彼女の小学校を訪れ、「将来の夢は?」と子どもたちに投げかけます。

 

彼女は、保育園の頃から、「大きくなったらデザイナーになるんだ。そして、かわいい服をたくさんデザインして、おしゃれで多くの人を幸せにしたい」と言っていました。その夢が、テレビ局の目にヒットしたのです。近日中に放映されるので楽しみです。

 

私たち大人は、子どもたちに「夢を持ちましょう」と言っておきながら、子どもが夢を語ると「あなたには無理だよ」「できっこない」などの否定的な言葉を投げかけることがあります。矛盾していますね。

 

何かをしようとするときに、子どもは一人でも応援してくれる人がいることが大きな力につながります。

 

「奇跡の夢ノート」という本を知っていますか。これは、北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本代表であった石黒由美子さんの自伝です。

 

石黒さんは、小学校2年生の時に交通事故で顔面だけで540針、口の中を260針縫うという瀕死の重傷を負います。一命だけは取りとめたものの、それまでの記憶を一切なくしてしまいます。

 

縫合のあとも生々しく、ついたあだ名が「フランケン」・・・顔の筋肉が思うように動かず、口は開きっぱなしでヨダレがたれてきます。三半規管も損なわれてまっすぐに立てません。右目は24時間見開いたままで瞬きもできず・・・

 

入院中、由美子さんは「夢はシンクロの選手になってオリンピック出場」と打ち明けます。そこから、本気で娘の夢を信じる母との壮絶な毎日が始まります。そして、ついにその夢が現実となるのです。

 

私たち大人のすることは、とても簡単です。子どもの夢を応援するだけです。何のリスクも困難もありません。

 

どうですか・・・自分の事は、ネガティブに捉えようが・・・子どもに対しては、ずっと夢を信じる親であり、大人であるよう、今からでも、変わってみませんか。

2019年

9月

30日

教員は閉鎖的?!

今日は、消費税アップの前日ということで、食品レジは大行列です。事前の買いだめと思われますが・・・ちょっと待った!です。ややこしくて、個人的には「全部10%でいいんじゃない」と思いますが、軽減税率でほとんどの食料品は8%のままなのに、なぜ?

 

2%のために、買いだめをして悪くしてしまったり、余計なものまで購入してしまったりすることを考えると、今日も明日も普通に買い物をすればいいのに・・・と、こんな時は、少し冷めてしまうおやじ園長です。(笑)

 

私が小学生の時に、素敵な音楽の先生がいました。もちろん女性です。かわいいとか美人とか、見た目ではなくて、サバサバした性格で「私ね~○○先生嫌いだから・・・」なんて、平気で私に言ってしまうような、教師らしくない先生でした。

 

そんな、先生が結婚した相手は、ごく普通の先生でした。「えっ?ふつうじゃん」と思ったものです。

 

日本には、約167万人の教員がいるそうです。全国民に対する割合は1.3%で、およそ77人に1人の計算です。教育大国と言われる日本は、教員が多い国の1つと言えます。

 

ところが、「教員の知り合いはいるか」と国民に尋ねてみると、7割近くが「いない」と答えています。国民の就学率が高い日本で教員の相対数が少ないとは考えにくいですね。

 

では?仮説を立てると、教員の生活世界が狭いということかもしれません。教員の方が聞いたら怒るかもしれませんが、多忙でプライベートの人間関係が広がりにくい・・・教員集団の同質性や閉鎖性が強いなどの理由が考えられます。

 

日本の教員は民間企業出身者比率が低く、同業婚の率も高いのは事実です。新卒の教員も教員養成学部出身者の比率が高まっているようで、「異色の経歴の・・・」という多様性が減っています。

 

う~ん・・・ここまで、かなり教員のマイナス傾向ばかり書いてきましたが、私のまわりには、イエナプランの勉強会で知り合った素敵な先生ばかりです。先日、保育園の見学に来たママは、小学校の教員です。旦那さんも教員だということですが、話をしていると、会話のキャッチボールが楽しく進みました。

 

社会に子どもを送り出す教員は、社会との豊かな関係を結んでいかなければ、子どもたちに「よのなか」のことを教えることはできません。

 

ちゃんと勉強を教える、いわゆる「ちゃんとした先生」と、私のように「社会に出たらこんなことじゃ通用しないよ・・・」を言い続ける「よのなかの先生」が、バランスよく学校組織の中で機能するのが、私が考える理想です。

 

土曜日の大宮西小学校での運動会、徒競走では、事前に子どもたちのタイムを計り、タイムの近い児童同士で走るメンバーを決めます。大差がつかないようにという配慮だそうです。

 

社会に出れば、全てが接戦とは限りません。大勝する時も大敗する時もたくさんあります。その中で、めげずに、あきらめないで、勝った時は、おごらずに生きていく力が求められます。色々な考えがあるでしょうが、私は、そんな配慮は、長い目で見ると不要と思っています。

 

ところで、ホワイトきゃんばすの卒園児、俊足の小1女子は、前日「1位にならないとぶっ飛ばす!」と園長から根性論で喝を入れられ・・・当然、タイムがトップクラスのメンバーの中で走ります。それでも「普通に走った」と言って、余裕の1位でした。あっぱれ!です。(笑)

2019年

9月

29日

子どものパワーで元気になるお年寄り

少し悲しい話ですが、「あなたのこれからの生きがいは何ですか?」という質問に「死ぬのを待つだけです。もうすぐにそうなるわ」と答えるお年寄りがいます。人生100年時代と言われながら、現実には、どれだけの人が「元気で長生き」できているか、これからの高齢化社会に向かう、日本の課題です。

 

先日のテレビ番組で、イギリスの老人ホームの中に保育園を作り、80歳を超える高齢者と子どもたちが一緒に過ごすという内容がありました。

 

子どもの力で、高齢者が元気になることは、誰もが経験値でわかっています。今月も、ホワイトきゃんばすの子どもたちが、あずみ苑を訪問し、おじいちゃんおばあちゃんたちとの交流の時間を持ちました。そこでのシーンです。

 

子どもがカードを引きます。そこには、動物の名前が書いてあって、子どもは、ジェスチャーでその動物の物まねをするジェスチャーゲームをしたのですが、「はいはいはい」とまるで保育園の園児のように、手を挙げるおばあちゃんの姿がありました。

 

童心に帰って・・・とはよく言われますが、80歳超えのおばあちゃんが、4歳になっています。

 

この番組では、高齢者と幼児とのふれあいで、科学的に高齢者の変化をとらえます。不思議なことに、筋力のアップや脳の活性化など、数字上も大きな変化が見られたのです。年に3回のあずみ苑訪問で、ホワイトきゃんばすの子どもたちの力で、科学的におじいちゃんおばあちゃんが元気になっているようです。

 

そう言えば・・・おやじ園長も久々に会う人から「若くなったんじゃないの?」とよく言われます。私自身が、子どもたちからのパワーを実感しています。(笑)

2019年

9月

28日

ピラミッドに涙・・・

ワールドカップの開催時点では、世界ランキング1位の・・・日本が過去9回一度も勝ったことがない、しかも接戦もなかったアイルランドに勝った!と日本中だけでなく世界中が大騒ぎです。

 

保育園が終わって、日本勝利の速報が入ると、家に帰ってじっくりと試合を見ました。日本が勝つとわかっているのに、手に汗を握る素晴らしい試合でした。タックルを伴うハードな試合を80分持続させることは、信じられないですが、明らかに体格で劣る日本チームは、猛練習でのスタミナという武器で勝ったのです。あと2戦・・・何とか悲願の決勝トーナメン進出へ「ガンバレ!」ですね。まるで、保育園の子どもたちにエールを送るようです。(笑)

 

さて、今日は先週に続いて、卒園児が通う「大宮西小学校」の運動会へ子どもたちと一緒に応援に行きました。小学校4年生から1年生まで4人の卒園児が通っています。4年生の女の子は、保育園の夏まつりで「カフェをやりたい」と画期的な提案をし、メニューなども考えた女の子です。今日の運動会では、「応援団」のメンバーに立候補して、たくましい姿を見せてくれました。

 

そして、1年生女の子は、ずば抜けて俊足です。昨年の保育園の運動会で、ライバルと感動の走りを見せてくれました。今日の徒競走では、園長の「絶対に1番になるんだぞ!負けたらぶっ飛ばす!」の昭和時代の精神論に見事に答えてくれました。ぶっちぎりの1番です。金のシールが左肩に貼られていました。まぶしかったですね。

 

卒園児たちの活躍に、今日は10名の応援団が「やった!やった!」と大喜びです。その姿を見ているだけで、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

大宮西小学校の「ウエストブラス」というマーチングバンドは、昨年の全国大会で金賞を受賞した、全国大会の常連校です。私も楽しみにしていましたが、子どもたちも「凄い!」の一言です。演奏も素晴らしいのですが、フラッグを掲げて行進する姿が凛々しくて・・・大感動です。年長女子の姉は、昨年の全国大会のメンバーでした。「お姉ちゃんがやってたんだよ!」と大興奮です。

 

最後の種目は、6年生の組体操です。今は、「組体操」というタイトルではなく、大宮西小学校では「HISTORY~成長と感謝~」という演目でした。

 

演目のクライマックスは、禁断のピラミッドです。禁断と言ったのは、全国の小中学校の運動会で、「危険度が高い」という理由で、次々とピラミッドが行われなくなりました。

 

子どもたちが、横一直線になって、ピラミッドを完成させました。言葉にならない感動です。小学3年の卒園児が「園長先生・・・なんだか、まわりのお母さんたちが、みんな泣いているよ・・」と言ってきました。「そうだね・・・園長先生も涙が出るほど感動しているよ」と答えます。

 

禁断のピラミッドに挑戦させた先生たちの勇気にエールを送ります。当然、児童のケガが無いように、安全対策をしっかりと行った練習をしたことでしょう。組体操に出陣する子どもたちに向かって、6年の担任が「よし!これが最後だ!今まで頑張って練習したことをすべてぶつけて来い!」と言葉をかけていました。

 

運動会で得られるものは、もちろんたくさんあるのでしょうが、子どもたちの笑顔が一番ですね。「運動が苦手な子は笑顔じゃないでしょ?」というヤボな質問に答えます。

 

「お弁当タイムは、みんな笑顔です・・・」これも、運動会の大切な思い出ですね。(笑)

2019年

9月

27日

高校生と小学生とのふれあい体験

今日は、来年度の令和2年4月からの新入園児の申し込みがありました。まだ9月ですが、今年は、5月くらいから来年度入園の保護者が見学に来ていました。

 

ホワイトきゃんばすのスタンスは、「いい保育園は、口コミなど他人が決める事ではありません。保護者の考えや希望が合うかどうかですので、あなたにとってのいい保育園を色々なところを見学して決めるのがいいですよ」です。

 

開園当初は、必死にホワイトきゃんばすのアピールをして「是非、うちにどうぞ」でした。元営業マン園長の営業トークが花開きます。(笑)しかし、今は、保護者が望む保育園像を伺いながら、ホワイトきゃんばすの核となる考え方を説明し、屋上の環境を見てもらっています。

 

今回入園を決めた保護者は、異年齢保育と屋上の環境に我が子を入園させる決心をしたそうです。うれしいですね。

 

さて、本日は、埼玉県秩父市にある県立秩父農工科学高校の話です。この学校の歴史は古く、明治33年に創立され、現在は農業、工業、家庭の3部7学科を有する総合専門高校です。

 

この高校では、2010年から「小学生とのふれあい体験」を行っているそうです。高校生と小学生ですから、かなり年齢が離れています。今では、例年100人を超える児童や保護者が参加するほどの人気ぶりだそうです。

 

では、何をするかというと、8講座が開かれ、「電気でアイスクリーム・パンをつくろう」などのユニークな講座や、実践的な「草花の寄せ植え」講座もあるそうです。

 

ねらいは、小学生やその保護者に学習内容を知ってもらうことで、地元の高校としての魅力を伝えることにあります。高校生も年の離れた小学生に教えるために、自身の理解を深める大切さを実感する場にもなっています。

 

異年齢保育のホワイトきゃんばすでは、0歳児から5歳児までの6学年のかかわりだけでなく、卒園児の小学生が加わることで、現在一番年上が4年生ですので、最大10学年の年齢差のかかわりが生まれます。

 

子どもたちがやがて大人になって、社会に出れば、10歳の年齢差など日常茶飯事です。このタテの関係の重要性を知っているからこそ、秩父農工科学高校が行っている取組みが、どれだけ大切なことかが見えてきます。

 

見学の保護者によく言うことです。「大人の社会で、同じ年齢や同じ学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、決して特別な環境ではないんですよ・・・」と。

2019年

9月

26日

未来人の発想で町づくり

今日も西文ひろばで寺子屋園児は運動会の練習を行いました。他の保育園の園児も練習をしています。「YMCA」「パプリカ」などのダンスが始まると、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、勝手に真似をして盛り上がり、「イエーイ!」と拍手をします。この陽気なノリの良さが、我が保育園の強みです。(笑)

 

逆に、組体操を見てもらったのですが、相手の保育園は、静かに見ているのです。職員が「すごーい!」と声を出す以外は、子どもたちは黙って見ています。

 

やっぱり、子どもは元気でないと・・・ホワイトきゃんばすの子どもたちを見ながら、うれしい気持ちになりました。

 

さて、最近では、全国の様々な自治体で、未来人になりきって将来を考える「フューチャー・デザイン(FD)」という手法が、長期計画策定などで広がっているそうです。

 

人口3万人弱の岩手県矢巾町(やはばちょう)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台となったともいわれる南昌山がシンボルの町です。ここでも、長期総合計画で、フューチャー・デザインが導入されました。

 

公募で集まった住民28人で、まずは「2060年の矢巾町はどんな町か?」を未来人として考えたそうです。「タイムスリップします」と町の職員から促され、「2059年以前のことは過去形で話す」というルールで、議論が進んだそうです。

 

8月の意見集約では「教育施設を核とした環境を重視する町」「最先端テクノロジーと観光の町」などの理想が示されたそうです。

 

失礼ですが、40年先のことなのに、あまり面白くないですね・・・でも、具体的な事を考えるのは、かなり難しいです。

 

フューチャー・デザインという考えは、北米先住民イロコイの教えを参考にして、数年前に提唱されたそうです。イロコイの憲法にあたる「偉大な結束法」は「現世代ばかりでなく、まだ生まれていない将来世代を念頭におき、彼らの幸福を熟慮せよ」と記されています。重要な意思決定は、7世代先の子孫になりきって考えるというのです。

 

何だか遥か先のことを考えるのは、ワクワクしますね。目先のことに・・・自分たちのことばかりに追われる私たち現代人にとって、フューチャー・デザインは、自分がすでに存在しない次世代以降のことを考えることです。

 

もちろん、預言者でもないし、画期的な発想だって持ち合わせていない私のような凡人には、平凡な未来しか描けませんが、フューチャー・デザインすることは・・・未来の子どもたちのために、大切なことですね。

2019年

9月

25日

小学校での動物飼育

卒園児が通う小学校では、飼育小屋でウサギやニワトリを飼育しているところが多いです。たいがい「いきものがかり」なる飼育委員会のメンバーが世話をしています。中には、地域を巻き込んで大がかりなホタルの飼育をしている小学校もあります。

 

しかし、最近では小学校で飼育されている動物の種類に変化が起きているそうです。ニワトリやウサギなどの鳥・哺乳類の割合が減る一方、メダカなどの魚類の飼育が増えていることが、研究者の調査でわかったそうです。

 

全国の小学校2062校への聞き取り調査をし、2003年と2012年のデータを比較すると、動物を飼育している小学校の割合は、「飼育していない」学校が、6.6%から14.2%に増えました。

 

「鳥・哺乳類を飼育」は、86.4%から49.1%に減り、「魚・両生類・昆虫のみを飼育」は、13.6%から50.9%と大幅に増えています。メダカなどの魚類やザリガニなどの飼育が増えたそうです。

 

鳥インフルエンザ流行の影響で、鳥類の飼育が著しく低下したしたことや、長期休暇中の世話が大変、病気やケガの処理が困難などの理由が大きな要因のようです。

 

ホワイトきゃんばすでは、池での生き物、カブトムシ小屋、カメのおうち、金魚のおうちなど、屋上での生き物の世話は、子どもたちの日常生活になっています。夏まつりの売上で購入した水槽での淡水魚飼育も、子どもたちの観察意欲が継続しています。

 

一番大好きなことは「もぐもぐタイム」と呼んでいるエサやりの時間です。冷凍の赤虫にあつまる魚たちの姿は、それは凄まじく、「いきること」を感じているようです。もちろん、赤虫は「ユスリカ」という蚊の幼虫であることも、子どもたちの知識としてインプットされました。(笑)

 

本来、小学校で生き物を飼育する目的は、生き物にふれあうことで、人の気持ちや欲求に気付いたり気遣ったりすることを経験的に学べることです。私の小学校時代、昭和の小学校は、担任の先生の裁量で、教室内に様々な生き物がいました。金魚に、メダカに、カメ・・・何が良かったかは、子どもの頃にはよくわからなかったですが、今になってみると、死んでしまった金魚を目の当たりにして、きちんと世話をしないと!といった経験の積み重ねで、人も動物も関係なく「いきること」を学んでいたのかもしれません。

 

そうだ・・・保育園の水槽でのもう一つの効果は、想定通りの「癒し効果」です。1歳女の子が水槽の前でじっと魚を見ています。怒りっぽい子には決してならないと確信しています。(笑)

2019年

9月

24日

今いけてる子はフェミニスト

今日の寺子屋は、運動会のポスターにする絵を描きました。練習が本格的になってきたので、子どもたちの運動会のイメージも膨らんでいます。

 

組体操の絵は、二人組三人組と、なかなかリアルに描かれています。紅白対抗リレーは、空の上からグランドを見ているようなダイナミックな絵が特徴です。サーキットレースでは、タイヤを転がす姿が上手に表現されていました。

 

子どもたちの傑作の中から10枚を選び、運動会のポスターとして、西文ひろばや保育園の壁面に掲示します。子どもたちの運動会への思いが、大きくなっていきます。

 

さて、ここ数年、「フェミニスト」を名乗る若い女性が増えているそうです。フェミニズムが「クール」なものとしてポジティブに捉えられているのです。

 

フェミニズムの定義はいろいろあるのでしょうが、シンプルに「性差別のない社会を実現するための考え方や活動」とします。一昔前は、フェミニズムの主張に賛同する時に、「この主張には賛成するけど、私はフェミニストではない・・・フェミニストと思われるのは嫌だ」と考える人がありました。

 

あの「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるイギリスの俳優、エマ・ワトソンさんは、国連本部の壇上に立ち、自分はフェミニストであることを語りました。この発言を機に、日本でもファッション雑誌でフェミニズム特集が組まれるようになりました。

 

そして、昨年8月に、東京医科大学の女子に対する不正入試が発覚すると、日本の女性差別がここまで根深く、学問という一番平等でなければならない場所で行われていたことが、大きな問題になりました。

 

今日は、フェミニズムの定義を議論するのではありませんが・・・(笑)

 

保育園のお客様のメインは、働くママです。そして、お客様であるママと話すことは、日常茶飯事です。私は、「自分はフェミニストだ!」なんて言ったこともありませんが、たぶん、他の男性と比べると「女性とか男性とか・・・そんなの関係ない」という考えが強いかもしれません。

 

「今いけてる子はフェミニスト」という記事に、思わず目がとまってしまった私ですが、「性の平等なんて当たり前よ・・・そんな、熱く議論するのはもう過去の話よ」なんて、クールに捉えることができる女性が、「いけてる子」なのかもしれませんね。う~ん・・難しいですね。

2019年

9月

23日

運動会からスポーツデーへ

保育園に水槽が設置されてから、長い時間魚やエビを見ている園児が増えました。特に「モグモグタイム」で冷凍アカムシを水槽に入れると、魚たちがパクパク食べ始めます。子どもたちの楽しみの時間になりました。

 

川魚中心の水槽なので、カラーの魚はいません。しかし、水槽の中に、園児が沖縄の海で採集した貝殻を散りばめました。淡水魚の水槽に海の貝殻はミスマッチですが、なかなか見ごたえがあります。(笑)

 

これを機に、生き物を飼う習慣を子どもたちと楽しもうと、屋上に「金魚のおうち」と「ミドリガメの保育園」を作りました。大きいタライに、水草のホテイ草を浮かべて、金魚や小魚が泳いでいます。

 

ミドリガメの保育園は、赤ちゃんカメと子ガメ(人間の年齢にすると小学生になる前)が、仲良く暮らしています。屋上の池には、ニホンイシガメ、クサガメはじめ、様々な生き物が暮らしているのですが、池の水底までは観察できません。タライの生き物を飼育しながら、生き物を飼うことを子どもたちは経験します。

 

さて、保育園では、運動会の練習が本格的にスタートしました。しかし、運動会は、職員や園児に練習や準備などで大きな負担がかかります。「保護者が喜ぶから・・・」という理由で運動会を行っている保育園や幼稚園が、親子で楽しむ「スポーツデー」に転換しているそうです。

 

練習をあまりしないでもいいように、親子競技が中心となっているそうです。これも1つの運動会の在り方かもしれませんね。たいがいは、園庭で練習をし、本番は小学校などの校庭を借りて行うので、子どもたちは、ぶっつけ本番で、楽しむ余裕もないかもしれません。これが、親子競技中心となれば、保護者も満足ということです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会の一番の目標は「子どもたちの心と体の成長」です。もちろん、そんな子どもたちの姿を保護者に見ていただきたいと思っています。

 

徒競走やリレーは、勝った負けたで、連日涙の練習となります。子どもたちの「非認知能力」が、凄まじい勢いで育っていきます。

 

先生たちも、事前準備が大変ですが、それ以上の「子どもたちの笑顔・泣き顔・・成長」というリターンがあるので、運動会をスポーツデーにはしません。

 

さぁ~連休が終わり、明日から、また子どもたちの笑顔と涙の練習です。(笑)

2019年

9月

22日

高所平気症の子ども

私たち大人の中には、いわゆる「高所恐怖症」で、高い所が苦手な人がいます。東京スカイツリーも東京タワーも、あまり好きではありませんね。(笑)

 

ところが、最近は、高い所にまったく恐怖を感じない「高所平気症」の子どもが増えているそうです。

 

ご安心ください・・・すべての子どもがそうなっているのではなく、東京23区内の大都会エリアに住む子どもたちの話です。さいたま市の子どもたちは、どうやら大丈夫のようです。

 

東京都港区に高さ330メートルの超高層ビルが建設されることになり、54階以上の高層階には一般住宅も入るそうです。どうですか・・・「うちのマンションは60階だよ。東京の夜景がバッチリなんだよ!」と自慢できそうですね。でも、私なら3日で飽きてしまいますが・・・(笑)

 

実は、東京都の湾岸エリアでは、マンションの11階以上に住む乳幼児の率が、1割を超えるそうです。特に中央区では、3人に1人が高層階に住んでいます。もんじゃ焼きで有名な月島も、もんじゃ通りから空を見上げると、隅田川沿いに高層マンションが空に向かって伸びています。

 

実は、高さの感覚が育っていない乳幼児の場合、「高所平気症」が懸念されるそうです。高所から下を見下ろしても恐怖を感じないことで、高層階のベランダから身を乗り出して転落する事故が相次いでいます。

 

高さへの恐怖がないと、学校の校舎や校庭の遊具からの転落事故が起きやすいのです。高さの感覚は、幼少期にある程度固まってしまうそうです。

 

幼児期には、ジャングルジムやすべり台等に上らせ、高さへの警戒心を植え付けることが必要になります。そう言えば、保育園の階段ロッカーも「高所平気症」を防ぐ、大切な子どもたちの遊びなのです。(笑)

2019年

9月

21日

卒園児の運動会

アジアで初めて開催となる、ラグビーワールドカップがスタートしましたね。昨日の日本対ロシア戦をかぶりつくように、興奮してテレビを見ていた人が多かったと思います。私もその一人ですが、肉体的に優れたチームが必ずしも勝利するわけではなく、「頭」を使わないと勝てないと強く感じました。

 

その時は、わからなかったのですが、3年前に亡くなった仕事仲間が、大のラグビーファンで、息子を連れて、学生も社会人の試合も観戦に行っていました。「凄いんだぞ~タックルでぶつかる音が聞こえるんだよ・・・」と、熱く語っていたものです。

 

しばらくの間・・・世界のラグビーを楽しみたいと思っています。

 

さて、今日は、小学4年生から1年生まで8人の卒園児が通う、さいたま市立宮前小学校の運動会へ行ってきました。本日登園した、年長園児と小学生6人を連れて応援です。

 

土曜日や夏休みに後輩たちの面倒を本当によく見てくれる小学3年の女の子・・・障害物競走出場前に「○○がんばれ!」と6人の大応援団が声を合わせます。まわりの観客が一斉に振り返ります。女の子は、同じクラスの子からも「すごい応援団だね~」なんて言われて、照れていましたが、心から嬉しい顔をしていました。

 

保育園の後輩たちが、こうして応援に駆け付けることなど普通はないので、卒園児の面々は、冷やかされながらも「どうだい・・・いいだろう~」という気持ちの「ドヤ顔」です。(笑)

 

年長園児にとっては、4月から小学生になるので、小学校の運動会をしっかりと見せるのが目的でもあります。

 

つい3月まで一緒だった1年生の先輩が「パプリカ」を踊れば、一緒に踊り・・・3年生の「エイサー」は、今までは高学年の種目だったそうですが、「君たちならできる!」と3年の担任の先生たちが高いハードルを課したそうです。見事に決まりました。

 

4年生の綱引きは、小学生の力強さを感じさせてくれました。

 

5年生の「ソーラン節」は、保育園の子どもたちも踊ったことがあります。今日は、その迫力ときちんと揃ったパフォーマンスに目がテンです。

 

最終種目は、6年生の組体操です。保育園でも運動会の練習で、同じ演技がいくつかありました。「V字バランス」に「ブリッジ」「扇」「ピラミッド」など、小学生最高学年の完成度の高さにじっと見入っています。

 

いつも遊んでくれる小学生の先輩たちを大きな声で応援した子どもたち・・・ホワイトきゃんばすのタテの絆に、私もうれしい気持ちでいっぱいになりました。

 

来週、再来週も卒園児の運動会があります。もちろん、大応援団を派遣します。(笑)

2019年

9月

20日

カスタマーハラスメント

水槽で飼育していた「おたまじゃくし」が、カエルになりました。まだ、少ししっぽが残っているのですが、飼育ケースに石で陸地をつくると、ピョンと石の上に座っています。何とも愛らしい姿です。

 

夕方には、子どもたちと屋上の池に逃がしました。カエルになると、食べ物が虫などの生餌に変わります。自然の環境で、自分の力で生きるのです。

 

さて、企業にとっては、お客様の声を経営やサービス、商品開発に活かす動きが当たり前になった昨今ですが、同時に、従業員が客などから嫌がらせをうける「カスタマー(顧客)ハラスメント(カスハラ)」が問題になっています。

 

顧客重視という企業の姿勢に乗じた暴言や悪質なクレームが従業員を疲弊させ、退職に追い込むことすらあるようです。「過大な物品の要求」「恐喝や暴力」「長時間、多頻度にわたり業務を妨害する」などの行為が、カスハラにあたります。

 

「責任者出してよ。誠意ある回答は何分後に出せるの?」と詰め寄る客には「相手のペースに巻き込まれず、ワンクッション置いて回答を」とクレーム対応コンサルタントは助言します。最近は、ネットで情報が簡単に手に入るようになり、クレームが複雑化しているのが実態だそうです。

 

私が働いていた菓子業界では、品質管理と顧客対応の向上を図るメーカーの業界団体「日本菓子BB協会」があり、悪質なカスハラにあたる顧客は、ブラックリストとして情報共有されています。私の同期が、お客様サービスセンター長をしているので、様々な話を聞きます。彼の対応は、お客様を常に大切にしますが、悪質な顧客には、毅然とした態度を取ります。

 

最近では、お客様からの問い合わせについて、「この電話の内容は、商品の品質向上のために録音させていただきます」という企業が多くなりましたね。ここでの、恐喝に近い発言は、カスハラの十分な証拠となるからです。

 

保育園には、接客などお客様相手の仕事をしている保護者がたくさんいます。おやじ園長は、営業マンとしてクレーム対応を何度も経験しましたので、カスハラ対策・・・どうぞ、相談してください!(笑)

2019年

9月

19日

「見守り」が「監視」に!?

今日は、年長年中園児を連れて、「あずみ苑」という高齢者福祉施設を訪問しました。年3回の恒例行事ですが、子どもたちにとっては、お楽しみの行事の一つになっています。自分たちの歌とダンスに、おじいちゃんおばあちゃん が喜んでくれることや、インタビューをされることが楽しみのようです。

 

今回は、カラオケで「ドレミのうた」などを歌ったので、マイク争奪戦となっていました。(笑) 

 

さて、子どもを公園に連れて行った時に「ブランコをこいでいるそばは危ないから気をつけて」と大事な注意だけをして、そっと見ているのは「見守り」です。

 

それに対して、「危ない!そっちいっちゃダメ!」「ママから離れてはダメよ」など、子どもの行動に過剰に口出しすると、「監視」になってしまいますね。

 

では、「見守り」ではなく、「監視」になってしまう理由は何でしょうか。それは、子どもへの信頼があるかないかだと言われてます。

 

見守るとは、「見て・守る」ことです。まずは、子どもの今日の姿を見ましょう。子どものできることは日々変わっていきます。それに合わせて、親の距離感も変える必要があるのです。

 

保育園でも、階段ロッカーを上がって、窓から外を見るのが、子どもたちの大好きな行為ですが、まだ小さい子は、上れるけど降りることができないことが多く、落下しないように、職員が手を貸します。しかし、いつの間にか、子どもの成長と共に、その必要はなくなります。

 

子どもの成長を見ながら、職員の「見守る」という距離感も変わっていくのです。

 

では、この距離感をどうやって決めるか・・・ですね。

 

コツは「今できていること」を見ることです。子どもたちへの信頼につながる「○○君は、△△ができる」などの材料を意識して集めるようになれば、「監視」モードがぐっとダウンしていきます。すると、「監視」されていない子どもは、自分の基準で「いい」と思うことに取り組むのです。

 

過剰な手出しや口出しをしない、親の「見守る力」が、子どもの挑戦を後押しし、自主性を引き出す役割を果たすのです。

 

どうですか?私たち大人は、もう一度、子どもを「見守る」距離を考えないといけないようです。

2019年

9月

18日

EQ育て

今日も運動会の練習の最後は「紅白対抗リレー」です。5歳女の子が、「負けるから走らない!」と泣き始めました。一緒に走る男の子になかなか勝てないからです。「走ってもいないのに負けるって決めちゃうのかい?」と先生が声をかけると、他の園児も「○○ちゃん・・・がんばろうよ!大丈夫だから走ろう~」と励まします。

 

他の園児の励ましに、女の子は涙を拭いて立ち上がりました。毎日、ドラマが生まれる運動会の練習です。(笑)

 

さて、2020年から全面実施となる、小学校の学習指導要領で重要視されているのが「非認知能力」です。その中でも、EQ(こころの知能指数)は、幼児期にその土台が作られると言われています。

 

今日は、そんなEQ育ての話です。「こころの知能指数」と呼ばれるEQは、自分の感情をコントロールしたり、物事をうまく処理したりする能力のことです。

 

例えば、新しいことをする時に、EQの高い子は「自分ならやれる!」と自信を持って挑戦し、最後までやり抜くことができます。また、周囲と協力し合ったり前向きに物事を捉えたりしながら生きていく力も持っています。

 

EQを高める手っ取り早い方法は、親自身が感情をうまく処理し、プラス思考の言葉掛けをすれば、その姿を見て子どもは自分の感情をコントロールすることを覚えるのです。

 

どうですか・・・あなたが子どもを持つ親であるならば、自信はありますか?

 

EQが高い親に育てられた子どもは、感情を上手く処理できるという研究結果もあるそうです。親自身が困難にあった時も、自分自身と向き合い前向きに対応していれば、自然と子どものEQは高まっていくのです。

 

EQ育ては、親自身の生き方によって左右されるということです。さぁ~今のままの自分でいいものか・・・考える時ですね。

2019年

9月

17日

きょうだいげんかの仲裁

連休明けの保育園は、「○○に行った!」の報告ラッシュです。さいたまスーパーアリーナで開催されているディズニーオンアイスに2家族・埼玉が誇る観光地「長瀞」に2家族、キャンプに行ったが2家族・・・その他たくさんの思い出を引っ提げて、子どもたちの保育園がスタートです。

 

さて、ホワイトきゃんばすには、現在6組の「きょうだい」が在園しています。保育園でのきょうだいげんかは、実は、ほとんどなく、助け合うきょうだい愛が中心です。しかし、おうちでは、こうはいかないようです。

 

そこで、きょうは、きょうだいげんかの仲裁方法について、ママたちの声を拾ってみました。

 

以前、「きょうだいげんかはスポーツ」という言葉を見つけ、それ以来、よほど一方的な攻撃や、ケガをしそうなことがなければ、見守ります。意外に罵り合った後には、ケロッと仲良く遊んでいます。

 

姉に我慢してもらった時は、「さっきはありがとうね。妹はまだわからないから困るよね」と慰めて、姉の気持ちを優越感に変えられるようにします。

 

「お母さん優しい子が好きだな~」というと、どちらからとなく仲直りします。

 

ひどい時は間に入って、お菓子をちらつかせる方法が、一番手っ取り早いです。(笑)

 

きりがないときは風船を二人のところに投げて、そのままみんなで風船バレーに切り替えます。

 

「ママ~○○を叱って!と訴えてくるので「こら!▲▲!」とわざと言いつけてきたほうを叱ってみて笑う。そしたら、「も~違うって!」と笑いに変換できます。

 

こんなやり方じゃ、うちのきょうだいを止められないわ!と思うママもいるでしょうが、年齢や男女の違い、そして、一番肝心な子どもの性格がそれぞれ違うので、もちろん、ベストアンサーはありません。

 

「きょうだい二人で解決できるようにするには・・・」これが、親が考える一番のセオリーですね。

2019年

9月

16日

元気にやりがいを感じて働く

今日は敬老の日ですね。高齢化社会へと進む日本では、当然高齢者の就業率が高くなっています。

 

2018年の各年齢層の人口に占める就業者の割合は、65~69歳で46.6%・70~74歳で30.2%・75歳以上で9.8%です。すでに、高齢者でもしっかりと働いているのが現実です。

 

年金の支給年齢の延長も、定年延長につながっていることも事実ですが、今日は敬老の日ですので、元気に働く高齢者の話をします。

 

化粧品大手ポーラでは、販売員のうち70歳以上の高齢者が19.2%だそうです。高齢者の顧客も多く、会社がベテラン販売員を重視していることが大きいようです。ベテランになれば、多くの顧客を抱えています。お客様を大事にする会社の思惑と、「仕事は生きがい。今後も続けていきたい」と84歳の販売員は語ります。

 

ガストやバーミヤンなどを運営する外食大手、すかいらーくホールディングスは、今年1月、パート、アルバイトの定年を70歳から75歳に延長しました。人出不足もありますが、接客が楽しくて、若い頃から長く働く従業員が多いそうです。

 

現在、再雇用契約も含め、定年65歳が企業に義務付けられていますが、年齢制限を撤廃する企業が増えているそうです。人出不足を背景に、企業は定年延長や撤廃で人材確保という側面はありますが、「体力と気力が続く限り、仕事を続けたい」という高齢者が増えているのも事実です。

 

女性のようにコミュニケーション能力が高くない男性は、定年退職後、特に会社の人間関係しか持たない場合、一気に「何をしていいのかわからない!?」となり、老け込みます。

 

年をとっても、元気に楽しい人生を送るには、働くこと・・・趣味を楽しむこと・・・仲間との時間をたくさん持つこと・・・とにかく、自分自身で明るく楽しい老後を作っていきたいですね。

 

高齢化社会で、仕方なく定年延長・・・仕方なく働き続ける・・・・ではなくて、「元気にやりがいを感じて働く」環境を自分で作っていきたいものです。

2019年

9月

15日

売らない店

昨日、保育園の教室内をハロウィーン装飾にしたのですが、魔女の帽子やマントなどの衣装を出すと、子どもたちのファッションショーが始まりました。大きい園児が、1歳児に衣装を着せて「かわい~い!」と勝手に盛り上がっています。(笑)

 

休み明けには、壁面に子どもたちが描いた「ジャックオランターン」が登場します。楽しみですね。

 

さて、今日は、アパレル業界などで「売らない店」が増えているという話です。店頭では、サンプルの展示や試着に特化し、買いたい人をその場でオンラインストアに誘導する店舗だそうです。

 

店舗側のメリットは、「在庫を持たないので、商品の補充やレジ作業の時間がなくなる。その分、来店客の相談にしっかりと乗ることができる。どの色が人気なのかなど、お客様の生の声を発注に活かしたり、より細かい買い物データを集めることができる」といいます。

 

どうやら、来店客とのコミュニケーションというのがキーワードのようです。ネット販売ではコミュニケーションは生まれません。普通の店舗では、様々な作業にスタッフが追われ、お客様とゆっくりと話ができないことも多いですね。

 

保育園のあるショッピングセンターの同じフロアに、リユースショップがあります。この店は、リサイクル商品の販売はしません。お客様からの商品を買い取る専門店です。この店の前を通ると、いつもお客様が、スーツで身だしなみを整えたスタッフの男性と商談をしています。

 

スタッフに聞くと、売買の話だけでなく、人生相談も含めて一人平均30分以上は時間をかけるそうです。売りに出したい商品のお客様の「想い」を伺っているのでしょう・・・

 

お店スタッフの「買ってちょうだい・・・」のセールストーク攻めでは、お客様が逃げてしまいますが、何気ない会話があると、案外買ってしまうものです。

 

お客様がコミュニケーションを求めて、「売らない店」が増えていくかもしれませんね。

2019年

9月

14日

リーディングスキル教室

ようやく秋らしい気候になってきました。屋上遊びも汗をダラダラと流すことがなくなりました。午後は、運動会を行う西文ひろばへ行きました。小学生と年長園児の混合チームで、紅白対抗リレーを行います。男子チーム対女子チームとなりました。

 

結果は、女子チームの3連勝です。最後のレースは、意地を見せたかった男子チームですが、一人が転倒してしまい追い上げむなしく3連敗です。お遊びの練習なのに、男子チームは、全員が号泣です。しかし、転んでしまった園児を責めることもなく、また転んだ本人も、最後まであきらめないで完走したことをみんなの前で褒めました。

 

毎年、練習にもかかわらず、負けると悔し涙が止まらない子どもたち・・・今年も、涙・涙の練習となりそうです。(笑)

 

さて、東京都板橋区では、「AIと共存していく社会で、人間の強みを発揮するための力の育成」を目指し、教育ビジョンとして「読み解く力」に注力しているそうです。

 

区内の船渡(ふなと)小学校では、この夏休みに5・6年生の希望者を対象に、読解力向上を目的に「リーディング・スキル教室」が行われました。

 

「地球温暖化の影響で、流氷は減ってきています。オホーツク海の流氷は百年前に比べ半減しました・・・」

 

利用した教材は新聞記事だそうです。この文からキーワードを3つ探し、それらを使って本文を要約すること・・・が課題です。小学生には、少し難しいのでは?と思いますが、そのために、予習としてノートへの全文視写を課し、高度な説明文の内容を読み取っていく上での布石としたそうです。

 

さまざまな学力の中で、なぜ読解力なのか・・・それは、子どもの持っている言葉の数が少ないことが原因で、子ども同士のトラブルになることが多く「豊かな言葉の担い手になってほしいという思いがあった」と船渡小学校の校長は語ります。

 

私が中学生の頃に、一つの文章を読んで、「著者は何を訴えているかを述べなさい」という問題が現代国語で出ると、「著者じゃないし・・・人によって、色々な読み方があるのに、正解が一つなんて、納得いかないよ!」とぶつぶつ言っていました。

 

読解力をアップさせることで、一人一人の「読み方の個性」も引き出せたらうれしいですね。「俺はこう思うけど・・・いや、私は、こう訴えていると思うよ」なんていう会話が子どもたちの間で交わされるのがいいですね。

 

私たち大人は、子どもたちに本や新聞を読む習慣をどうしたらつけさせることができるか・・・「子どもと一緒に図書館に通う」など、大人の私たちが考えることですね。

2019年

9月

13日

移行対象

運動会の練習がスタートしています。朝の会では、運動会で踊る「はなかっぱ」ダンスで盛り上がります。「♪パッパッパ~♬」の軽快なリズムは子どもたちのお気に入りで、すでに振り付けを完全に覚えた園児もいます。

 

外遊びの前は、寺子屋園児が行う「組体操」の練習です。こちらは、体操教室で実践する技「飛行機」「V字バランス」「スーパーマン」など、まずは一人技にトライです。これから、2人3人とまだまだ練習は始まったばかりです。

 

さて、今日も女子を中心に、ぬいぐるみや人形を使ってのごっこ遊びのシーンが見られます。保育の専門用語で「移行対象」という言葉があります。

 

女の子が、うさぎのぬいぐるみを手にして遊んでいます。小さな布をぬいぐるみにかけて、お昼寝時間のトントンをするようにやさしくあやしています。そして、女の子が小さな声でつぶやきました。

 

「赤ちゃん、ママ早く帰ってくるからね。大丈夫よ」と。そうです。おそらく、女の子にとっては、ぬいぐるみは自分自身なのです。自分で自分に対して「大丈夫よ」とセルフケアをしているのです。

 

子どもたちは、ごっこ遊びなどを通して、自分で自分をケアする姿をよく見ます。保育園には、大人の目からは「こんなにたくさんのぬいぐるみ・・・少し減らしてもいいかな~」なんて思ってしまうのですが、「移行対象」であることを考えると、子どもたちにとっては、一体一体が大事な宝物なのです。

 

無駄に多い・・・と思う、保育園のおもちゃにぬいぐるみに人形ですが、子どもの安心感を支える大切なツールと考えると、なかなか捨てられないのですね。

 

こうして、どんどんぬいぐるみがたまってしまうのです。(笑)

2019年

9月

12日

観光教育

今日も残暑が厳しかったですが、西文ひろばグランドで、運動会の練習をしました。グランド1周のラインを引いて、紅白対抗リレーもやりました。紅白のチーム分けはこれからですが、最後のリレーで、紅白のアンカーに同時にバトンが渡るように、練習の中で決めていきます。

 

まだ、最初の練習だというのに、大いに盛り上がります。当然、個人のスキルが問われますが、チームのために勝利するということが大切であることを、子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。

 

さて、海外の生徒が、教育の一環で日本の高校を訪れるケースが、増えているそうです。東日本大震災で一時減少しましたが、2017年度には、約4万人に達し、過去最高を記録したそうです。

 

この夏、米国の高校生20人が、大阪府夕陽丘高校を訪れました。「日本文化を体験したい」という要望で、音楽科の生徒40人と、琴や三味線の演奏体験をしたそうです。夕陽丘高校の生徒も、身振り手振りの英語で、弾き方をわかりやすく説明し、三味線が猫の皮でできていることも英語で伝えられたと、大満足の生徒たちだったそうです。

 

同高は、米国や韓国、台湾などの高校生を毎年2、3回受け入れており、「同年代で互いに相手を知りたい気持ちが強い。短時間でも交流ができ、世界に視野を広げることにもなる」と校長は語ります。

 

「違いを知ろう!理解しよう!」を実践するには、異文化を持つ同世代との交流は、教育効果が大きいですね。未来を担う若者には、異文化理解やコミュニケーションの力を持った人材が必要になります。

 

2020東京オリンピック以降、ますます、日本を訪れる外国人が増えていきます。子どもたちが生きた英語や異文化に直接触れ合う機会がどんどん増えることで、より、お互いの違いを理解した上でのコミュニケーション力が問われます。若者への期待は膨らむばかりですね。

2019年

9月

11日

本当の正義

昨日セットをした水槽の生き物が増えました。川や沼で簡単に採集できる「モツゴ(クチボソ)」「スジエビ」に、屋上の池に住んでいる「メダカ」に「カダヤシ」です。あーだこーだ言いながら、子どもたちは、水槽の前から動きません。モグモグタイムで、冷凍赤虫を水槽に投入すると、魚たちが寄ってきて食べる姿が何とも言えません。

 

そして、今日は寺子屋で「ハロウィーンツリー」を完成させました。ハロウィーンツリーは、ホワイトきゃんばすオリジナルです。ツリーにジャックオランターンなどのハロウィーンキャラクターを飾り、写真を貼りました。

 

4月からの子どもたちの写真です。「サマーキャンプ楽しかったね」とか「プールでいっぱい泳いだね」「遠足のワニガメ怖かったね」「どろんこ遊び真っ黒になったね」「ナイトツアーでカブトムシいたね」「夏まつりお店屋さん頑張ったね」と楽しく回想しながら作業をします。今年も、立派なハロウィーンツリーができました。

 

さて、今日は「アンパンマン」の話です。

 

作者の「やなせたかし」さんは、若い頃、戦争を経験する中で「自分が生きる意味は何か」と考え続けたそうです。皆さんがよく知っている「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ」は、アンパンマンのテーマソングです。

 

やなせさんは、飢えていおる人がいれば飛んでいって自分の顔をちぎって助けるアンパンマンに、「正義を行おうとすれば自分も傷つくものだ。そういう捨て身の心なくして正義は行えない。アンパンマンにはそんな強いメッセージを込めた」と語っています。

 

武器を持って相手を傷つけることが正義ではなく、困っている人がいたら手を差し伸べること、人を笑顔にすることが本当の正義だということをやなせさんは、子どもたちに教えてきました。

 

さぁ~あなたとっての「本当の正義」は何ですか。自分で決めることですが、今日はじっくりと考えてみませんか。

2019年

9月

10日

水槽ができました

今日は、真夏の暑さが戻ってきたようで、屋上では、シャワーを浴びながら子どもたちは遊びました。年長男子が、草むらにダッシュで走っていきます。ショウリョウバッタをつかまえるためです。体長10センチ近い大型バッタを虫かごに入れて「えんちょうせんせい・・・みて!」とドヤ顔です。

 

こんな、昔の子どもがするような遊びをする光景は、見ていて癒されます。

 

癒されると言えば・・・保育園の入口に近いテーブルスペースに、水槽を設置しました。夏まつりで、子どもたちが頑張って稼いだお金を使いました。

 

やるからには、本格的な淡水魚水槽をめざします。サイズはワイド60cmで、上部フィルターも、最新のLDEライトも取り付けました。ライトアップすると魚が映えて、ちょっとした水族館の水槽のようです。

 

底砂を敷いて、石や流木をセットし、カルキを抜いた水をバケツで入れていきます。ここら辺の作業は、子どもにはできないので、園長の仕事を多くのギャラリー園児が「ワ~」とか「キャー」とか言いながら見ています。

 

「アナカリス」「カボンバ」といった、基本の水草を砂に植えていきます。3歳女の子が「竜宮城みたい!」と、少し話を盛って笑わせてくれます。そして、フィルターとライトをセットします。ライトをつけると「すごーい!」「虹色だわ!」と、またもや盛り気味のコメントで子どもたちは大騒ぎです。

 

そして、「バラタナゴ」を投入です。記念すべき最初の魚は、シンプルですが、淡水魚ファンには根強い人気の「タナゴ」です。園長が川で採集しました。盛り気味で話をしますと、「日本のわびさび」を感じる魚なのです。タナゴは、ドブ貝、カラス貝といった二枚貝に卵を産み付けるという変わった産卵をします。いつかは、二枚貝を採集してトライしたいですね。

 

春の親子遠足で、日本最大級の淡水魚水族館である「さいたま水族館」に行ってきました。その流れで、川などで採集した魚か、屋上の池に住んでいる生き物を保育園での水槽では飼うことにします。アクアショップで購入したカラフルな魚は飼いません。

 

目的は、子どもたちが、淡水の生き物を通じて学び合うことですが、もう一つ、最近の研究でわかったことがあります。アクアテラピーと言って、水槽の魚を眺めていると癒し効果で、心が落ち着くのだそうです。

 

子どもたちは、「学び合い」「癒される」のです。

 

今日のところは、「バラタナゴ」が優雅に泳いでいますが、レイアウトもさらに発展させて、多くの淡水の生き物を子どもたちと学びたいと思っています。子どもたちの好奇心がどんどん大きくなっていきますね。

2019年

9月

09日

平日18時→21 時を笑顔で乗り切る

台風15号の影響で、夜中はなかなか眠れませんでしたね。風の声が、怒鳴っているようで、窓から見る暴風雨に久々に恐怖心を覚えました。

 

保育園の屋上も、強風の爪あとが残りました。ファームのとうもろこしは、すべて、なぎ倒されていました。あちこちにゴミが散乱しており、子どもたちと屋上整備をしながら遊びました。猛暑が戻り、真夏の暑さですが、台風一過でも強風が残り、何とも不思議な天気です。

 

さて、働くママにとっては、仕事が終わって、どっと疲れている状況でも、子どもたちは、保育園での出来事をママに話したいし、ママに甘えたい時間が、18時から21時ですね。

 

この時間、ママが笑顔でいる時間が長ければ、子どもたちは、落ち着いて就寝し、明日、また保育園での活力が充電されるのですが・・・ママとて人間ですので、仕事でのマイナス要因を引きずります。「笑顔でいたいのはやまやまなのに・・・」

 

そこで、今日は、帰宅後のママをラクにするアイデアをいくつか紹介します。

 

夕食のおすすめメニューは「ホイル焼き」です。朝包んで冷蔵庫に入れておけば、帰った後の放置料理ができ、洗い物が出ないのもポイントです・・・

 

献立は1週間分まとめて考えると、そのときは結構大変ですが、当日悩まずに済み、衝動買いもなくなります・・・

 

子どもがおもちゃで遊ぶ領域を、マットを敷いたり、マスキングテープなどでラインを引いてみて、その中のものは自分で片付ける習慣をつけるといい・・・

 

「美しすぎる、洗濯物畳む係」など、子どもが喜ぶ肩書きをつけてあげると、率先してやってくれるようになる・・・

 

バスタオルは使わずに、フェイスタオルを利用することで、手間が減ります。洗濯ものの量も減ります・・・これは、保育園のプールでもバスタオルではなくフェイスタオルにして大成功です。

 

水切りは、珪藻土のマットがおすすめ。100円ショップでも売っている・・・

 

洗濯機の上に突っ張り棒を付け、保育園の汚れ物を干したり、100円ショップのミニピンチハンガーを併用すると、スペースの有効活用になる・・・

 

まだまだありそうですが、私たち大人は、子どもの笑顔に救われると同時に、子どもはママの笑顔で元気になることを考えれば、笑顔の工夫も大切です。

 

一番いいのは、自分で考えたアイデアですね。

2019年

9月

08日

巨人のパン

世界には、様々な巨人伝説があります。少しお付き合いください。

 

16世紀の探検家マゼランは、南アメリカ大陸に上陸した際、現地に住む巨人族と出会い、彼らをパタゴン族と名付けます。18世紀くらいまで、ヨーロッパの探検家の間で語り継がれています。パタゴンの身長は普通の人間の2倍以上、3.7メートルから4.6メートルと言われています。

 

1912年ウィスコン州デラヴァン湖で、体長2.3メートルから3メートルもある巨大な人骨が発掘されました。それも18体です。恐らく墓所であったようです。人骨がそのまま大きくなった外観ですが、歯は2列に並び、指は6本あったと言われています。

 

元アメリカ軍兵の話です。アフガンの砂漠地帯の洞窟から身長4メートルの巨人が現われたそうです。巨人は赤毛で指が6本あり、スカンクのような悪臭を放ち、手にしていた槍で部隊に襲いかかったそうです。30秒に及ぶ一斉射撃の末に、巨人は死亡したそうです。

 

日本にも、青森県津軽地方に「オオヒト」伝説があります。山で暮らし、人々のために水田を開墾し、農具を作ったと伝えられています。

 

そんな、津軽平野のほぼ中央に位置する青森県鶴田町「道の駅つるた」では、巨大なパンが売られているそうです。巨人が食べるようなビッグサイズです。女性の顔がすっぽり隠れてしまうような巨大焼きそばパンに、びっくり豚カツバーガー。チョココルネの長さは、顔の長さの2倍もあります。

 

今の時代は、小分けになったパンやプチサイズがトレンドですが、あえて逆をやってみて、10年以上も続き、今や週末では500個の巨大パンが完売だそうです。「オオヒト」伝説にあやかった、いわく・いんねんのある遊び心ですね。食べ方は、お客様が勝手に考えるのでしょう。

 

先に挙げた巨人伝説を信じるも信じないもあなた次第ですが・・・(笑)遊び心が満たされている商品には、とても興味がわいてきますね。

 

曰く因縁故事来歴(いわくいんねんこじらいれき)に、私はとても弱くて、すぐに衝動買いしてしまいます。でも、楽しくて幸せな気持ちになるのです。(笑)

2019年

9月

07日

無花果(いちじく)ジャム

本日、保育園見学に来たパパが、入口の鉄道カレンダーを見て、「私はここで働いています」と言うものですから、しばらく鉄道話が続いてしまいました。JR東日本のカレンダーは、卒園児のパパが勤務しているので、毎年いただいています。毎月、素敵な鉄道写真となっているので、月が終わると、電車好きの子どもたちの争奪戦になります。

 

今日は、時刻表を持って登園する小学2年の卒園児がいたので、見学のパパと時刻表の話で盛り上がっていました。

 

さて、我が家に1本のいちじくの木がありまして、今が旬なのですが、今年は豊作です。お店で売っているような大きくて立派な形ではないのですが、無駄にたくさんなっているといった感じです。そこで、今日は、このいちじくで、子どもたちとジャムを作りました。

 

「この果物は何という名前か知ってるかい?」に、ほとんどの園児が答えられません。「ぶどう・・・みかん・・・いちご」と珍回答続出です。「いちじくっていう名前だよ」と言っても、「へぇ~知らな~い」と意外な反応です。

 

とにかく、ナベでコトコト・・・ジャムの完成です。子どもたちが、順番に、ナベ番をしました。かなり、美味しいジャムができあがりました。試食タイムでは、「どんな味だろう?」と不安な顔でスプーンで一口食べるも、みるみる「おいしい!」と、笑顔に変わっていきます。

 

子どもたちのお土産にしたのですが、ママたちが「私・・・いちじく大好きなんです!」と感激していました。明日のトーストに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べるのが、子どもたちの楽しみです。「自分で作ったジャムで朝食を・・・」贅沢ですね。

 

さて、いちじくは、花が咲かないでいきなり実になるように見えることから、無花果と漢字で書きます。スーパーでは、需要が少ないので値段は高めですが、挿し木などで簡単に作れる樹木です。我が家のいちじくの木も、いつ植えたか、よく覚えていないほど、自然に大きくなってました。

 

今日は、せっかくですので、いちじくのうんちくを聞いてもらいます。(笑)

 

いちじくの原産国はアラビアで、トルコなど地中海沿岸地域で多く収穫されています。「不老長寿の果物」と言われるように、多くの栄養が含まれ、美容にも便秘にもいいですね。乾燥いちじくなどは、かなりいい値段です。

 

実は、原産国に近いメソポタミアでは、6千年以上前から栽培されていたそうです。最近の研究では、ヨルダン渓谷に位置する新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土し、いちじくが世界最古の栽培品種化された植物ではないかと、言われています。

 

日本では、みかんやりんご、ぶどうなどが、メジャーな果物ですが、こうして歴史をたどると、私の中でのいちじくの付加価値が、一気に上がりました。(笑)

 

みなさんは、どうですか。たまには、うんちくを頭に描いて、今が旬の果物、『いちじく』を食べてみませんか。

2019年

9月

06日

「学年学級制」は「パック旅行」のようなもの

保育園入園希望の保護者に、異年齢保育の説明をする時は、「大人になって社会に出れば、同じ年齢や学年の組織やチームは存在しません。異年齢保育は、子どもたちにとって、必然的な環境です」という話をします。

 

もっとわかりやすく言えば、「同じ年に生まれた人たちだけからなる集団って、学校以外にはありますか?」で、表現できます。

 

同じ年齢の子どもが教室に集まり、教師が一斉に教える・・・こんな「学校の当たり前」が出現したのは、長い人類の歴史のスパンで考えると、つい最近なのです。

 

日本では、江戸時代の「寺子屋」や「私塾」は、異年齢同士が学び合う環境でした。世界では、産業革命が進んだ19世紀のことです。西欧の学校も中世までは、年齢がまちまちの子が一つの部屋で、習熟度に応じて学んでいました。

 

しかし、産業革命が進むと、工場で効率よく働かせるために「読み書き・計算」ができる労働者階級の子を迅速・大量に育てる必要が出てきました。そこで、英国で考え出されたのが、マニュアル化された教育法です。

 

それが発展し、あらかじめ年齢別に決められた内容を一斉に教える「学級」ができたのです。日本でも、明治5年に「学制」(教育制度)を導入し、広がっていきます。ここで、「一斉授業」を最初に試みたと言われています。

 

かなり、強引な考え方ですが、旅行から冒険性や偶発性をなくして、安上がりで気軽に参加できるようにした、パック旅行と同じく、学校も「読み書き・計算」を低コストで効率的に教えるための集団として、「学年学級制」を広めていった。それが加速し「子どもの生活のすべて」を抱え込むようになり、機能不全に陥ったと唱える学者もいます。

 

もっと言えば、「みんなで同じことを、同じペースで一斉に勉強させるベルトコンベアーのようなシステムは、多様な子が混ざれば機能しなくなる。その恐れが、人と違うことを嫌い、異質なものを排除する力学を生んでいる」と、教育哲学者の苫野一徳氏が語ります。

 

これも、強引ですが、「いじめ」の根本的解決法は、「学年学級制」をなくすことと言う人もいます。中学1年から3年までの異年齢学級があるならば、そこにいじめが発生するシーンは、確かに想像できませんね。

 

この春、日本で初めて「異年齢教育」のイエナプラン校である「大日向小学校」が、長野県にできました。また、教育哲学者の苫野氏が中心となって、2020年軽井沢に、「3歳から15歳が混じり合って学ぶ「軽井沢風越学園」が開校します。

 

未来の学校の姿は、幼児も小学生も中学生も、高齢者も外国人も学ぶ、ごちゃまぜなラーニングセンターのような形になるのではないか・・・と言われています。意外に、近い将来のことかもしれませんね。

 

さて、「学年学級制」「異年齢教育」・・・について、あなたはどう考えますか?

2019年

9月

05日

新聞活用で語彙が豊かに

9月上旬まで残暑があるとの予報で、本日迄プールを延長したものの、結局月曜日しかプールはできず、今シーズンのプール遊びは、事故もなく無事に終了しました。ボランティアのママパパには、子どもたちの水鉄砲攻撃に、びしょ濡れになっていただき、ありがとうございました。

 

今日は、屋上ファームのとうもろこしの初収穫です。子どもたちがとうもろこしの皮をむくのですが、中から虫が出てきました。「キャー!」と逃げるのかと思いきや、蛾の幼虫を手のひらにのせる子どもたちです。さすが、屋上遊びで鍛えられただけあって、虫は友達です。

 

とうもろこしは、収穫したばかりをすぐに茹でました。そしてバクバク食べます。甘くて、最高に美味しい!と、子どもたちはみんな笑顔です。とても、贅沢な時間です。

 

まだ、とうもろこしはたくさん収穫できるので、午後のおやつのお楽しみです。

 

さて、小学生向きに小学生新聞や中学生対象に中学生新聞などがありますが、ふだんから新聞に目を通す習慣がある子どもは、自然と語彙力が高くなっていきます。現在起きている世の中の動きも自然と頭に入ってきますね。

 

小学校で来年度から実施される、新学習指導要領の国語では、語彙指導の充実や、新聞やインターネットなど多様な媒体から必要な情報を取り出して整理する力の育成が重視されています。

 

山梨県のある小学校6年生で、新聞記事を使った授業が行われているそうです。「新聞記事を題材に、五・七・五・七・七のリズムに近い詩を作る」という課題があります。

 

「大学の研究チームが、液体のりの成分を使って病気を治す培養に成功した」という記事を基に、「成功を つかむために 視点かえ のりを使って人助け」「視点かえ つかみ取るぞ 成功を のりを使って人助け」といった詩を子どもたちは考えます。

 

この授業を行う担任は「新聞には学校生活で使わない言葉との出会いがある。わからない言葉は辞書を引き、友達と意見交換することで表現の幅は広がり、語彙は豊かになる」と語ります。

 

そういえば、私にもこんなことがありました。会社の昇格試験で、テーマを与えられ「論文」を書くのですが、その言葉の漢字が出てきません。ひらがなで書けば、漢字能力が低いと判断されます。そこで、違う漢字でも同じ意味の言葉をあせって考えたことを思い出しました。

 

これも語彙力があれば慌てることはありませんね。国語の力をつけることは、算数や社会などあらゆる学習の基礎になることは間違いありません。保育園の子どもたちとの何気ない会話の中でも、「今のは、別の言い方で○○とも言うんだよ」なんて言いながら、子どもたちの語彙力をアップさせたいですね。

2019年

9月

04日

ゲームに負ける現実社会

今日は、秋らしい陽気でした。屋上遊びは、最近ブームの色水作りに、タイや転がし、そして、クマバチやバッタを捕まえる子どもたちです。カメの散歩もしました。また、補助なし自転車に挑戦する園児が出てくることでしょう。 

 

さて、ゲームに夢中の男子高校生3人・・3人ともバトルロイヤル系ゲームに夢中です。

 

だいたい夜10時頃から一緒にプレーしている・・・週末中心に週3日アルバイトして月5万にはなる・・・そんなに稼いでどうするの?・・・ほぼ全額ゲームに課金している・・・もったいなくないの?・・・ゲームのためにバイトしているから当然・・・

 

こんな話を平然と語る高校生たちです。

 

「俺ら、勉強もあかんし、部活もやっていないし、ゲームしかない。ネットでゲームの実況をすると。日本中から見に来る。ゲームで知り合った人が集まる時も全国から会いに来るし・・・」

 

私のような古い人間は、ゲームのためにアルバイトをすることがまったくしっくりきません。しかし、彼らは「ゲームのランキングが上がると、『自分自身の価値』が上がる」と言います。

 

部活動で活躍しているとか、テストの点数が高いとか、そういった子はゲームをしてもそこまでのめり込みません。それは、承認欲求が、既に満たされているからだと言えます。

 

ゲームにのめり込む子は、課金し、ランキング上位者になることでしか、自分の価値を確かめられないとしたら、こんな悲しいことはありませんね。勉強も部活も、もっと言えば人間関係も「いくら頑張っても結果がでないもの」・・・だから、ゲームにのめり込むというのであるなら、現実社会はゲームに負けているのかもしれません。

 

大人でも、インスタグラムのフォロワーの数が、多いことで、自分の価値を確認するのであれば、顔も見たことがない不特定多数の存在の方が、現実世界で、顔を知っている仲間や家族よりも大切であるかのような錯覚に陥っているのかもしれませんね。

 

どうしたらいいものか・・・現代の若者が抱える大きな課題とも言える深い問題です。

2019年

9月

03日

他人の意見を聴く

今日は、10月19日に保育園の運動会を行う場所である「西文ひろば」グランドで、子どもたちは遊びました。運動会の練習は、9月中旬位からスタートさせますので、今日初めて西文広場に立った、小さい園児は、ここで運動会をすることを分かっているのか、いないのか・・・大喜びで走りまわっています。

 

運動会のラスト競技は、紅白対抗リレーです。今までに、涙抜きでは語れない多くのドラマが生まれました。ここで、差が出ないように園児たちを赤白に分けます。今日は、最初のかけっこをしました。正しい走りかたを身につけ、「負けないぞ!」という気持ちが強い園児が、これからどんどん伸びていきます。楽しみですね。

 

さて、国語の授業でのこと。ある小学校6年生女子の意見を聞いてください。

 

「一人で何回読んでも気にならなかった文章が、今日の授業で友だちと考えを聴き合ってから、すごく気になるようになった。作品から見える世界が広がったような気がする。うれしい」

 

この話を聞いて、皆さんも自分の経験で同じようなことがありませんでしたか?

 

私もサラリーマン時代に、グループ討議で、自分の主張だけでなく、相手の話を聞いて「その方がいいなぁ~」と思ったことは、悔しいけど、山ほどあります。また、ホワイトボードにポストイットで、個々の意見をランダムに貼っていくようなブレーンストーミングで、議論をとことん煮詰め、「これでもか!もっといいアイデアはないのか!」と意見をぶつけ合った時に、自分一人では、とうてい考えられなかった画期的なアイデアが生まれるのです。

 

小学生の学びに話を戻します。

 

友だちの意見を論理的に聞けるようになるには、一人一人が「個」をきちんと確立させるところから始まります。自分が「こう読んだ」がしっかりとあるからこそ「友だちはどう読んだのだろう」と、友だちの意見を聴きたくなってくるのです。

 

「主体的・対話的で深い学び」とは、まさに、こんな学び合いのプロセスがあるような授業から生まれてくるのでしょう。

 

保育園では、他の園児の話をしっかりと聴くことができる園児が、おだやかで冷静である傾向にあります。ヒトの顔には、口が1つしかないのに、耳は2つあることが、あらためて納得できますね。

 

自分の意見をしっかりと言えることは、素晴らしい事ですが、相手の意見を踏まえて、さらに深い考えがそこにあることが大切です。

2019年

9月

02日

命をつなぐ

今日から9月の保育がスタートしました。例年と違うのは、まだプール遊びを継続していることです。今日も暑かったですね。子どもたちの水しぶきが、まだ秋を感じることを許してくれません。

 

さて、さいたま市の小中学校はすでに2学期が始まっていますが、全国的には、今日から学校がスタートするところが多いですね。ショッキングな事実ですが日本の15歳から39歳までの死因の第一位は、病死でも事故死でもなく自殺です。

 

そして、9月1日が、若者の自殺が年間で一番多い日となります。夏休み明けだからです。9月1日は、関東大震災があり、防災のことが広く報道されますが、学校関係者にとっては、神経をピリピリさせる日なのです。

 

今日は、相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を紹介します。

 

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では・・・?

なんと百万人を超すんです

過去無量の

いのちのバトンを

受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それがあなたのいのちです

それがわたしのいのちです

 

20代前まで計算すると、なんと、104万8576人です。ちょっとした政令指定都市の人口にもなりますね。

 

私たち大人は、若者に「命は大切なものだ!」と語り続けることは必要ですが、相田みつをさんの詩のように、自分の命も、友だちの命も、みんなたくさんの命のバトンを受け継いで今ここに生きているのです。

 

命の重さを若者に伝えること・・・やり方は色々あるのでしょうが、私たち大人の大切な仕事です。

2019年

9月

01日

デパートの屋上遊園地

さいたまの地方百貨店の1つで、私もお仕事を通じて大変お世話になった「川越丸広百貨店」には、屋上に、わんぱくランドという遊園地があります。ここが、本日9月1日をもって閉園し、半世紀の営業に幕を下ろすことになりました。

 

高さが11.7メートルで、ゴンドラも8個しかない観覧車があるのですが、このレトロ感がたまらなく好きでした。

 

まだ、私の子どもが小さい時には、この屋上のわんぱくランドへ心を癒しにいったものです。東京ドームシティなら、最新の戦隊モノや仮面ライダー○○が、広いステージ大暴れするのですが、川越丸広の屋上には、武蔵の国の○○レンジャーといった、ご当地ヒーローが活躍します。私は、大うけですが、子どもは「知らない?」でした。(笑)

 

今年の4月に閉園が発表されると反響が大きく、「思い出をありがとう!」「永遠に忘れない!」などのコメントが1万件以上寄せられたそうです。

 

各地のデパートの屋上遊園地は、1980年代以降、姿を消していきました。建築基準法などに基づく各地の条例で規制が強化され、非難所を確保するために屋上での遊具設置が制限されたことが大きな要因だそうです。

 

また、池袋西武や銀座松屋のように、屋上が素敵な庭園として、ファミリー層だけでなく幅広い客層を取り込む方向に変わってきているのも、時代の流れかもしれませんね。

 

大宮公園にある、レトロな子ども遊園地に保育園の子どもたちを連れて行った事があるのですが、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでなくたって、子どもたちの笑顔は、輝くものです。

 

どうですか・・・こんなレトロな遊園地もいいですね。

2019年

8月

31日

子どもたちが考える遊び

土曜日の保育園は、卒園児が登園するので、屋上遊びは、たいがい職員は見守るだけです。小学生が、遊びのきっかけを考えて、あとは、子どもたち全員でその遊びを応用したり、広げていきます。

 

屋上には、ジャングルジムもシーソーもブランコもありません。古タイヤや農作物の収穫ボックスや渡し板が無造作に置かれています。おままごとコーナーもキッチンで使っていたフライパンやまな板、お皿、ボール、ザルなどが置かれているだけです。

 

特定の遊具では、遊び方が決まってしまいますが、子どもたちが遊びを自分で考える環境を大切にしています・・・という話を今日見学にきたママに話をすると、心から共感していただきました。

 

今、日本だけでなく世界レベルで「非認知能力」の育成が注目されています。OECDでは、この非認知能力のことを「社会情緒的スキル」と呼んでいます。これも、わかりにくい言葉ですね。

 

簡単に言えば・・・忍耐力・情熱・社交性・他者へ思いやりに敬意・自尊心・楽観的な心・自信・やり抜く力・・・つまり数値化できない能力のことです。この「非認知能力」は、子ども同士の日々の遊びの中から生まれるのです。

 

今の定説は、読み書き計算などの「認知能力」は、この「非認知能力」がベースになっていると言われています。子どもの時に、どれだけ遊んだかが大切という考えにつながりますね。

 

異年齢保育では、先輩園児が、遊びの切っ掛けとなるヒントを年下園児に教えてくれることが多いので、遊びスイッチが入りやすい環境なのかもしれません。

 

今日も、そんなことを感じながら、屋上遊びに夢中になる子どもたちを見守っていました。

2019年

8月

30日

訳あり食品

今日は小雨の中で屋上遊びをしました。ミストシャワーを浴びているようで、とっても気分爽快です。

 

まずは、朝顔の花びらをたくさん取って、色水作りに子どもたちは夢中になります。青やピンクの花は、そのままの色が出るのですが、白い朝顔は何色になるのか?やってみると、緑になりました。

 

次に、ベビーコーンを収穫し、皮むきを子どもたちが頑張ります。1本のトウモロコシの木には、たいがい2つか3つのとうもろこしができるのですが、間引いて1本にしないと、甘くて大きくなりません。間引いた赤ちゃんサイズのとうもろこしが、ベビーコーンです。そのまま捨ててしまうのは、もったいないので、スープに入れて給食で食べます。もちろん、味の方もおいしいのです。

 

さて、「もったいない」と言えば、最近は、訳あり食品を販売する専門店が増えているそうです。賞味期限が近いなどの理由で、メーカーなどが廃棄を予定していた商品や、賞味期限切れの商品もスタッフが試食をして問題ないと判断したものを売ることもあるそうです。

 

私は、食品業界で長く仕事をしていたので、百貨店や量販店の1/3ルールが身に着いてしまっています。1/3ルールというのは、賞味期限が6カ月のお菓子があったとします。百貨店などに出荷できる期限が、製造日から、賞味期限の1/3の2カ月まで・・・お客様に販売できるのが1/3を足して4カ月までというルールです。つまり、賞味期限切れまであと2カ月もあるのに、販売不可で廃棄扱いとなるのです。

 

これは、なるべく新しいものをお客様に届けようという考えですので、間違ってはいないのですが、ここ数年、私たち消費者の意識が変化してきました。

 

「食べ物を無駄にしない」という考え方です。昔なら、スーパーで牛乳を買うのに、一番奥にある日付けが一番新しい商品を選んでいたのに、今は、どうせ2、3日で飲んでしまうのだから、日付けが古い商品を買って、お店のロスを減らそうと考える人が増えてきたのです。

 

保育園では、1日で4本くらい牛乳を使いますので、迷うことなく手前に並ぶ商品を購入します。

 

訳あり商品は、当然通常商品よりも安く購入できるメリットがありますが、店舗側は、「店にある商品は捨てられていたかもしれないもの。その現実を知り、家庭にある食べ物をもう一度見直してもらいたい」といいます。

 

食材の宅配サービスも、使いきりで無駄のない量で、レシピがセットされていますね。スーパーで、ざっと買い物するよりも経済的で、無駄がありません。

 

これからの時代・・・間違いなく、「素敵なライフスタイル」の1つは、「食べ物を無駄にしない生活」が当たり前になるでしょう。

 

どうですか・・・定期的に冷蔵庫を見渡して、賞味期限ぎりぎりの食材を無駄にしない習慣をつけてみませんか。

2019年

8月

29日

職場復帰のママたち

保育園のプールは、残暑が続く予報も出ているので、来週9月5日(木)まで延長しますが、保護者ボランティアは、今日で終了です。のべ12人のママやパパに、子どもたちと一緒に遊んでいただきました。ありがたいですね。

 

今日のボランティアママも、最後とばかりに、子どもたちからの水攻撃を受けていました。でも、自分の子ども以外の園児たちとさらに深い関係を築くことができたと、心から楽しんでいただきました。うれしい話です。

 

さて、今日も来年4月からの新入園児の見学がありました。今週は、毎日予約が入っています。まだ8月ですが、半年以上先の職場復帰に向けて、育児休暇中のママが動き始めています。

 

「久しぶりの職場復帰だ!バリバリ働くぞ~」と頑張りすぎるママは、たいがい、失速します。また、一人で何でもしようとするママも心身ともに折れてしまいます。今まで、そんなママをたくさん見てきました。

 

本日見学に来たママにも、会社に時短制度があるなら、まずは、無理しない勤務ローテーションでスタートさせることをアドバイスします。

 

まずは、保育園に通う子ども対策です。これは、大変重要です。保育園ではならし保育がありますが、ならし保育だけで泣かない子にはなりません。普段から、地域の活動に参加して、親以外の大人や初めて出会う他の子に慣れることもいいですね。

 

子どもを育てるのは母親だけじゃないんだ!と訴えても、現実には、ママが何もしなければ周りは動いてくれません。一番身近な夫や両親などに協力してもらう体制を早めに整えるのです。保育園生活がスタートしてからでは、遅いのです。

 

そして、仕事をするママ自身の対策です。「家族や子どもに負担をかけて申し訳ない」という気持ちは、どこかに捨ててください。子どもは、ママと二人きりでいるよりは、集団生活の中で大きく成長するのが現実です。むしろ、子どもは「前向きに頑張って仕事をしているママ」を誇りに思っています。そんな姿を見せる事で、働くことの大切さがわかる子に育っていくのです。

 

子どもたちが、やがて大人になって社会に出て、働くことはとても大切なことであると、親は我が子に教えなければなりません。家族を守り・・・税金を納めて社会に貢献する・・・その意識が子どもに芽生えるのです。

 

これからの時代は、働くママたちにとっては、多様な働き方が選択できる時代になっていきます。もちろん、自分で選択するのです。そのためには、家族を含めた自分の将来の展望を描くことが大切ですね。

 

もちろん、計画通りにいかないのが人生ですが、ノーアイデアでは、楽しい人生にはなりませんね。

2019年

8月

28日

認知症「おやじ」66歳のCDデビュー

昨日から、さいたま市内の小学校は2学期がスタートしたので、保育園には小学生の姿がありません。朝の9時30分に、今まで自由に遊んでいたおもちゃや絵本の「お片付けタイム」となるのですが、小学生がいなくなると、3倍くらいの時間がかかります。いかに、卒園児の力が凄かったとも言えるし、卒園児におんぶに抱っこの園児たちとも言えます。ここは、少しずつスピードアップされることでしょう。

 

今日は気温が低いのでプールはなしで、屋上遊びです。子どもたちとインゲン豆の種を採集しました。

 

種まき→収穫→食べるまでは、子どもたちは経験していますが、種がどうやってできるのか・・・茶色くカサカサになったインゲン豆のさやの中に、白い種があることを知ります。この種を蒔くと、インゲン豆の芽が出ることを想像する子どもたちです。

 

さて、今日は認知症の話です。決して暗い話ではありません。

 

まだ56歳の男性が、30分でできた事務作業に2時間もかかり、ミスを繰り返すようになります。会社の勧めで病院へ行くと、アルツハイマー型認知症と診断されました。

 

「普通の人生を歩んできたつもりなのに、まさか自分が・・・」と愕然とします。簡単な仕事にしてもらっても60歳で退職します。しかし、この男性はギターの弾き語りを趣味にしていたこともあり、自分が通う介護施設の社長に「沈み込む話が多くて雰囲気が暗くなっちゃうから、ここでギターを弾いてよ」と頼まれます。人生の転機となったのです。

 

その後、認知症関連の講演会や商店街のお祭りなどで開いたライブは、2年で100回を数えるそうです。そして「人と人とのコミュニケーションで大事なものは、認知症の人も、そうでない人も、みんな同じ」という思いから「ミンナオナジ」というタイトルのCD

デビューを成し遂げたのです。

 

この男性の奥様は、「10分前のことを忘れてしまうのに、挑戦すれば新しくできるようになることもある」と、夫が自分の希望になったそうです。

 

どうですか・・・素敵な人生ですね。認知症については、まだその発症原因など、不明な事ばかりで、「認知症になったら人生おしまい」という風潮もあります。私の父も、もう高齢ということもありますが、月に一度は認知症外来に通っています。もう戻ることはありませんし、家では同じ話を何度もします。今日が何日で何曜日なのかさえ分かりません。

 

しかし、これからの時代は、「元気に長生きする」ことが大切です。認知症の診断を受けたとしても、この男性のように「社会の一員として、楽しみながらチャレンジする」人生でありたいものです。

2019年

8月

27日

図書通帳

今日の寺子屋では、畑仕事に挑戦です。子どもたちには鍬(クワ)の使い方を教えます。先端がフォークのような形の農機具です。畑を耕すときに使います。

 

私は、父が知り合いの農家に畑を借りて野菜を作っていたので、子どもの頃からクワを使うことに慣れていますが、今の子どもたちの多くは、一生、クワを使うことなく大人になるのです。

 

保育園の子どもたちは、苗を植えたり、種を蒔いたり、収穫したりは日常茶飯事ですが、クワを使うことはありません。下手をすると、自分の足を耕してしまいますね。

 

初めての経験は、子どもたちの目をギラギラにします。子ども用の軽いクワを一緒に持ちながら、ザクっと土に刺すのです。数人は、腰が座ってなかなかいい筋です。(笑)

 

しかし、飽きやすい子どもたちは、耕した土の中から幼虫が出てくると、とたんに幼虫観察になってしまいました。「では問題です。この幼虫は何を食べているでしょうか?」に、保育園のクイズ王5歳男の子は「草の根を食べています!」と見事正解です。

 

さて、今日は、子どもたちが、本をどんどん借りてしまう図書館の話です。ホワイトきゃんばすでも、歩いてすぐの図書館で本を借りる習慣がついてきたのですが、素晴らしいアイデアで、子どもの読書欲を引き出している図書館があります。

 

「図書通帳」を子どもたちは、図書カードの代わりに持っています。本を借りて、この通帳をATMのような端末にかざすと、本のタイトルの横にページ数と、本の値段が、預金通帳のように加算されていくのです。

 

子どもたちは、本を借りれば借りるほど、預金がたまっていくという仕掛けです。もちろん、本物のお金ではありませんが、このアイデアで、子どもたちはどんどん本を借りているそうです。

 

この「図書通帳」を考えた人は、凄いですね。私たち大人は、子どものやる気につながるアイデアをたくさん出したいものです。

2019年

8月

26日

アリの教え

今日も生き物の話です。アリの教え・・・です。

 

プールが見学の園児と、畑の草取りをやっていました。インゲン豆の場所です。夏は、少しの間で、雑草が子どもの背の高さまでになります。インゲン豆のあとには、ジャガイモを植える予定です。このジャガイモは、年明けの芋煮会の材料になります。

 

草取りをしていると「えんちょうせんせい・・・アリがいます!」という報告になります。このアリたちは、夏の間に、せっせと食べ物を巣に運び、冬に備えるのです。アリとキリギリスの話は、子どもたちも理解できます。

 

アリの巣はとても不思議です。種類によって色々ですが、たいがいは、巣穴の奥底に「女王アリ」がいて、全てのアリをコントロールしています。しかし、直接全てのアリに女王アリが情報を流しているのではありません。

 

アリは働き方がきっちりと決まっていて、役割分担がどの段階でつくられるかは、はっきりしませんが、「遺伝子」と「孵化した後の幼虫に与えるエサ」によって変わると考えられています。

 

情報の基礎は、触覚による触れ合いと、化学物質のフェロモンです。フェロモンを巧みに使い、集団を1か所に集合させることができるのです。とても不思議な生き物ですね。

 

では、ヒトの場合はどうでしょうか。もちろん、ヒトはアリよりも高度な社会を形成しているのですが、生まれたばかりの赤ちゃんには、社会性の基盤はほとんど見られません。人間社会は、遺伝やフェロモンではなく、そのほとんどを生まれ出た後の教育によって、培っているのです。

 

家庭や地域、学校という集団生活の中で、ヒトは、社会性を学ぶのです。

 

アリの教え・・・は、私たちは、子どもに対して、フェロモンという魔法は使えません。そこで、言語など様々なコミュニケーションを駆使して、社会に通用する大人へと育てます。ヒトの場合は、もっとやっかいで、子ども自身がやる気になるようなやり方でないと、うまくいきません。

 

どうすればいいか・・・1つの答えがないのが、やっかいですが、楽しいのです。

2019年

8月

25日

ヤマメとサクラマス

8月最後の日曜日です。さいたま市の小中学校は、火曜日から2学期がスタートします。卒園児が通う2つの小学校では、9月21日と28日が運動会なので、早速運動会の練習が始まるようです。まだ暑いですね。

 

さて、今日も生き物の話です。ヤマメは体長20センチの渓流に住む魚です。漢字では山女魚と書きますね。体の模様が美しい魚です。渓流釣りを楽しむ人にとっては、憧れの魚の1つです。

 

サクラマスは体長60センチもあり、サケのように大きい魚です。ヤマメと比べると、体重では30倍くらい重く、体の模様もなく見た目もずいぶんと違います。しかし、ヤマメもサクラマスも実は同じ魚であることを知っていましたか?

 

川で稚魚として生まれたヤマメは、最初の試練がエサの強奪戦です。体が少しでも大きい稚魚は、流れがはやくてエサがたくさんある場所にも行けるので、ますます体が大きくなります。しかし、この大きな魚がサクラマスになるのではありません。

 

小さな稚魚は、このままでは死んでしまうので、勇気を出して敵がいっぱいいるけど、エサもたくさんある海に向かいます。海で生活をしているうちに、どんどん体が大きくなってサクラマスとなるのです。そして、サケのように、自分が生まれた川に戻って卵を産みます。

 

ヤマメの小さな稚魚の中で、諦めないで勇気を出して、一歩前に進むことができた魚だけがサクラマスになるのです。

 

どうですか・・・サクラマスを見る目が変わりましたか。

2019年

8月

24日

生き物だって個性いろいろ

今日も昼休みに、小学生と年長園児を連れて図書館に行ってきました。最近は、「トイストーリーの本はありますか?」など、園長にいちいち聞かなくても、図書館の職員に遠慮なく質問できるようになっています。

 

今日は、7人で32冊の本を借りました。9冊も借りた年長男子は、先回は、昆虫図鑑など写真中心の本を選んでいたのですが、今日は、絵本も何冊か借りていました。とっかかりは、自分で選んだ本を手にすることですので、全部読めなかったとしても、それでいいのです。

 

さて、今日は、屋上のミドリガメの生けすの水をきれいにしました。久々に7匹のカメを散歩させました。意外とカメは歩くのが早いので、「みんな!遠くに行かないように見てるんだぞ!」と言いながら、子どもたちは、カメの観察をします。

 

ミドリガメは、同じ水陸両用のクサガメやニホンイシガメと比べると、性格が荒く、繁殖力も高いと言われています。しかし、今日の観察では、それぞれ、性格が違います。

 

すぐに日陰に逃げ込んで、じっとしているカメもいれば、持ち上げると、奥まで首や手足をしまい込んでしまう臆病カメもいます。

 

反対に、持ち上げると「ヒュー!」という威嚇の声をあげて、手足をバタバタさせて、口を大きく開けて噛みつこうとするカメもいます。子どもたちは、その狂暴ぶりに、後ずさりをします。

 

よく、私たち大人は、子どもたちに対して「人はそれぞれ、性格も考え方も違うんだから、違うということを理解するところからコミュニケーションが始まるんだ!」なんて、偉そうに言いますが、今日のミドリガメの観察でわかったことは、「生き物だって個性いろいろ」ということですね。

 

これからは、この生き物は「おとなしい性格」とか「狂暴だから」などと、決めつけないようにします。(笑)

2019年

8月

23日

職業教育の意識

夕方の自由時間に、小学3年女子が園長役をやり、何と、卒園式の予行練習が始まりました。年長園児が5人に年中園児も参加します。

 

「卒園児入場!」で、園長役に続いて、適当に卒園ソングを口ずさみながら、子どもたちが入場します。そして、「保育園からのプレゼントです」「○○さんのママからご挨拶です」など、子どもたちは、卒園式の段取りをよく覚えています。

 

そこへ、年長園児のママが迎えに来ました。「もう卒園式の練習をしているの?」とビックリです。卒園式は、まだ7か月も先です。(笑)

 

さて、日本の企業は、学生が何を学んだかにはあまり関心を持たないで、入社後に、研修などを通じて自前で職業訓練を行い、自分の会社の色に染めていく・・・こんなところが今でも多いですね。私が入社した当時は、まさに、社会勉強の場も含めて、会社におんぶに抱っこ状態だったような記憶があります。

 

ところが、欧米諸国の企業では、採用時に、「何を学んだか・・・何ができるか」を問われます。即戦力としてマンパワーを考えているからです。

 

これは、若者の意識調査にも反映されます。「通っている学校は、仕事に必要な能力を身につける上で意義があるか?」という内容に、肯定的な回答は、日本の高校生では30% にも満たず、大学生に至っては25%しかありません。

 

アメリカの大学生は70%ですので、いかに「大学で○○を勉強し、それを活かして○○の仕事をする」という明確な目的を持って学生生活を送っているのです。日本の場合は、今でも、大学に行くのが目的で、そこで何を学ぶのかは二の次という学生が多いのかもしれません。

 

しかし、これからの時代、日本の企業も「丸抱え」のやり方が難しくなってきます。中途採用で、即戦力を・・・という流れも加速しています。会社に自分の人生を捧げ、会社に守ってもらうという考えも通用しなくなってきました。

 

これからの、日本の学生に求められることは明白です。「私は何のために何を学ぶのか」を明確にすることです。自分の生き方は、自分で決めるのが楽しい人生に決まっているのですから・・・

2019年

8月

22日

今年の「新俳句」大賞

今日の寺子屋は、小学生5人から「夏休みの宿題」の話を聞きました。

 

「小学生になったら、夏休みにやらなくちゃいけないことがあります。何でしょうか?」の質問に、寺子屋園児は・・・「プールに入る」「お昼寝する」「ご飯をたくさん食べる」「海に行く」などなど・・・珍回答続出です。(笑)

 

そして、小学生から宿題の話を聞きます。1年生は、初めての宿題で、自由工作の話をしてくれました。「たぶん、夏休みが終わるまでには、宿題できるかな?」と自信がありません。(笑)最年長4年生は、「2年生になると、読書感想文があるから・・・」と、読書の意味などを教えてくれました。

 

憧れの小学生の先輩たちの話を興味津々で聴く寺子屋さんたちです。

 

さて、日本国憲法第23条で「学問の自由は、これを保障する」という文言があります。これは、憲法の中の「五七五」と言われています。わかりますか?

 

「がくもんの じゆうはこれを ほしょうする」と五七五になるというわけです。(笑)

 

ということで、今年も「新俳句」大賞が発表されました。これは、お茶の伊藤園が、平成元年から続けているイベントで、「おーいお茶」とお茶でも飲みながら俳句を作る楽しさを味わってもらおうという企画です。

 

「新俳句」とうたっているのは、季語や定型などの厳密なルールは問わず「字余り」「字足らず」でもかまわないことだそうです。

 

小学生部門の大賞は「たんぽぽがおそれ知らずに旅に出る」です。この発想は大人では出てきませんね。

 

中学生部門の大賞は「十五夜に飛ぶ蝙蝠(こうもり)よ眩しいか」

高校生部門の大賞は「駅を出て街のかけらとなってゆく」

 

また9歳の子が詠んだ句です「消しごむで世界のやみを消せるかな」です。この子には、いったいどんな闇が映っているのでしょうか・・・

 

私が気に入った作品を紹介します。

「片思いきっと寒さのせいである」(高校生)ユーモアのセンスバッチリですね。

「どの色で生きていくのか決めた春」(中学生)若者の決意と強い意志が、ひしひしと伝わってきますね。

 

どうですか・・・楽しくもあり、深い作品がたくさんありますね。今回は、過去最高の200万句が集まったそうです。

2019年

8月

21日

図書館10年で貸し出し1.5倍

卒園児の小学3年の女の子・・・この夏休みの「自由研究」は、図書館で借りた「自由工作アイデアブック」という本を参考にして、貯金箱を早々に仕上げたそうです。

 

また、同じく卒園児の小学校1年生の女の子は、図書館で、絵がほとんどない文字だけの分厚い本を借りたそうです。サマーキャンプで作った、手作りの「しおり」を使うこともモチベーションアップにつながり、毎日少しずつ読んでいるそうです。

 

年長男の子は、土曜日の園長課外授業で、図書館で本を借りる経験をしてから、ママに、自分の図書カードを作ってもらい、一緒に図書館に通う生活が始まったそうです。

 

本を読むことは、子どもの成長につながることは、間違いないのですが、「子どもが自分で選んで借りた本」というのがミソなのです。親が良かれと思って、買い与えた本は、たいがい読まれないままに、本棚の隅に放置されてしまいます。

 

私が息子の15歳の誕生日に「男が15になったら読む本」をプレゼントしたのですが、今も買ったままの状態で、本棚に置かれています。親の押し付けは、NGですね。(笑)

 

そんな、公共図書館ですが、小学生に貸し出す書籍の数が増え続けているそうです。文科省が先日公表した「社会教育調査中間報告」によると、2017(平成29)年度に、全国の公共図書館が小学生に貸し出した図書は、合わせて1億9730万冊で、10年間で1.5倍に増えています。

 

図書館の数も2018年度は3360館で、10年間で195館も増えているそうです。

 

ここ数年で、小学生は少子化の影響を受け減る傾向にあり、図書館に登録した小学生の人数も減っているそうです。それでも、貸し出し数が1.5倍になったのは、各図書館が読み聞かせなどの催しを充実させたり、本のレイアウトなどを見やすく工夫していることが実を結んだようです。

 

昨今、紙の本が売れなくなっている時代に、こうして、小学生が図書館で本を借りる習慣が多くなってきていることは、うれしいですね。

 

自分がやりたい事・・・自分が興味を持ったこと・・・自分で考えて、自分で本を選ぶ。お気に入りの「しおり」をいくつか持つライフスタイルなんて、カッコいいですね。

 

どうですか・・・わが子を連れて、図書館へゴー!

2019年

8月

20日

「子どもを認める」具体的には・・・

今日は、屋上でプール遊びをしていると、さいたま市の職員が、プールの抜き打ち調査にやってきました。お昼寝中の抜き打ちチェックは毎年あります。乳児の突然死は睡眠中が断トツで多いからです。

 

今回、初めてのプール調査でした。やはり、先日豊島園で起きた死亡事故を受けて、行政も優先的にプールチェックに走りまわっているそうです。指摘事項や問題はありませんでしたが、「プールボランティア」の保護者が、子どもたちと遊んでいる姿を見て、「さいたま市の保育園で、プールボランティアで保護者がプール遊びに関わっているのは、ホワイトきゃんばすだけですよ。いいですね~」とコメントをいただきました。

 

今年で、2年目の取組みですが、ボランティアの保護者は、子どもたちの標的になり、ずぶ濡れになってしまうのですが、我が子以外との交流に満足し、大いに楽しんでもらっています。ありがたいですね。

 

さて、最近の子育てで「褒める子育て」以上に、注目をされているのが「認める子育て」です。しかし、「認める子育って?」と漠然としているので、今日は具体的な例を1つ挙げます。

 

おもちゃ屋さんの前で、駄々をこねる子どもがいたとします。ここで、「いいから来なさい!」は押し付ける事で、「なんでいつもそうなの!」は責める事となって、子どもは泣き叫び、ママのイライラが増すばかりですね。

 

そこで「そんなに欲しいのね」と言い分を一旦聞く。これが「認める」です。もちろん、買うかどうかは別の話です。子どもは、おもちゃが欲しいという自分の気持ちを一度受け止めてもらうことで「自分はおもちゃを欲しがってもいい。そんな自分がここにいてもいいんだ」と安心できるのです。

 

おもちゃやお菓子をねだる我が子を前にすると、親としてはすぐに「いい・悪い」の判断をしてしまいがちですが、数秒でも子どもの言い分や存在を認めることで、その安心感が「自分なりに考えて動いていい」という、子どもなりの自己肯定感につながるのです。

 

親だけではないですね。人に認められることで、自己肯定感が育つ・・・こんな考え方も、これからの子育てには、有効な事ですね。

2019年

8月

19日

昔と比べて、今の子はいいな~

今日から、多くの園児が休み明けの登園です。「夏休みの思い出・・・」というタイトルで、今日の寺子屋は、子どもたちに絵を描いてもらいました。海で泳いだ思い出、温泉に行った思い出、田舎に行った思い出、なぜかパパの顔、妹の顔と、たくさんの芸術作品が誕生しました。(笑)

 

そして、屋上プールタイムでは、ファームで収穫したスイカを3つ並べて、スイカ割りを楽しみました。柔らかい棒なので、なかなか割れないのですが、卒園児が力を込めて見事に割りました。

 

氷で冷やして、みんなで食べます。赤くて甘くて本当に美味しかったですね。子どもたちにとっては、贅沢なもぐもぐタイムです。

 

さて、今のパパママに、「昔と比べて、今の子はいいな~と思うこと」を聞いた記事を読みました。

 

「給食で嫌いなものが出ても無理強いされない。私の頃は昼休みになっても、食べ終わるまで残されました」

「パパが子育てに協力的で、いっぱい遊んでもらえること」

「習い事の選択肢がたくさんあって、指導者もスパルタではない」

「外食でキッズメニューがたくさんある」

「親にゲンコツされない。『叱らない子育て』されたかったなぁ~」

「タブレットやスマホで、気になることは、どこにいてもすぐに見られること」

「昔は補助輪をつけて自転車の練習をしたものだが、今はキッズバイクがあるので、乗れるようになるのが早い!」

「飲みにくいお薬も、服薬ゼリーのおかげでおいしく飲める」

 

こんな意見ですが、もちろん「昔の方が良かった・・・」という内容もあります。

「事件が多く、昔のようにのびのび遊べないと感じる」

「住宅街の中で騒いでも何も言われなかったし、今より平和だった」

「SNSがなかったので、人間関係も今みたいに軽くなかった気がする」

 

時代の流れの中で、子どもたちの環境は、良くなることもあれば、悪くなることもありますね。ただし、便利な事が必ずしも子どもの成長につながるとは限りませんね。

 

やはり、時代が変わっても、親の目が、しっかりしていないと・・・ですね。(笑)

2019年

8月

18日

へいわ と せんそう

8月は、子どもたちの夏休みの活動などに目がいきますが、6日の広島・9日の長崎の原爆投下の日や15日の終戦記念日と、戦争について深く考える機会でもあります。

 

「8月15日は、戦争に負けた日なのに、どうして記念日なの?」と戦後間もない頃に、ある子どもが言ったそうです。横にいた父が「それはね・・・戦争をもう二度としてはいけない日だから、記念日にしたんだよ」と答えます。子どもにとって、分かりやすい答えですね。

 

戦争の悲惨さや平和の尊さを訴える書物はたくさんありますが、子どもたちが理解しやすい本は、少ないです。今日は、文(詩人の谷川俊太郎さん)・絵(イラストレーターNoritakeさん)の「へいわ と せんそう」という絵本を読んでみます。

 

見開きに、「へいわ」のボク・ワタシ・チチ・ハハ・「せんそう」のボク・ワタシ・チチ・ハハを対比させます。最小の言葉で、モノクロのイラストだけで淡々と語られます。

 

「へいわのボク」はいつも通り。いつもと同じに立っている。

「せんそうのボク」は座りこんでしまっている。

「へいわのワタシ」は勉強をしている。これもいつも通り。

「せんそうのワタシ」は何もしていない。

「へいわのチチ」はボクと遊んでくれて、

「せんそうのチチ」は完全武装をして一人で闘っている。

 

食卓を囲む「へいわのかぞく」、食卓には誰もいない「せんそうのかぞく」

手に持っているモノだって、木や海や街だって、明らかに全然違う。

 

そして、後半は対比が「みかた」「てき」と変わっていきます。しかし、全く同じ「かお」「あさ」「あかちゃん」が描かれるのです。敵国の人の朝も、味方の朝と全く変わりないのだと。その極め付けが将来を担う「あかちゃん」の顔です。

 

モノクロのイラストの中に、唯一「せんそうのくも」が写真で登場します。原爆の「キノコ雲」です。谷川俊太郎さんが、こだわったところだそうです。

 

谷川俊太郎さんは、東京大空襲を経験し、その目で多くの焼死体を見たそうです。戦後74年が経過し、戦争を知らない世代がほとんどの今、戦争を知る谷川さんが語る内容は、説得力があるのかもしれません。

 

小学生の夏休みの自由研究に「戦争」を取り上げるのは、なかなか難しいですが、この絵本は、子どもにもわかりやすい内容になっているので、私の世代を含め戦争を知らない保護者が、子どもに教えられるきっかけになるかもしれませんね。

 

「戦争は絶対にいけないんだ!」と力を込めて訴えるのではなく、淡々とモノクロのイラストで切なく訴えるのがいいのです。

2019年

8月

17日

夏休みに英語の指導講習

今日からお盆休みが終わり、保育がスタートしました。屋上のプール遊びでは、ファームで収穫したスイカを氷で冷やして食べます。おいしい熱中症対策です。(笑)

 

そして、保育園では、クサガメとミドリガメの子ガメを1匹ずつ飼い始めました。子ガメが採集できたので、別々の水槽で飼うことにしました。2つの水槽を並べると、クサガメとミドリガメの違いがよく観察できます。3歳の女の子が、水槽に額をつけて、じっとカメを見つめています。

 

子どもたちの観察が進んだところで、屋上のカメ池に放ちます。広い、自然に近い環境でのびのびと生活してもらいます。

 

さて、すでに小学校での英語教育は進んでいますが、来年度から正式に教科化されます。この夏休みは、小学校教員向けの英語指導講習が各地で行われているそうです。中学や高校の英語教員でさえ、英会話が得意で外国人とペラペラ会話ができる教員は半分もいません。小学校教員は、自身の英語力に不安を抱えながらも効果的な指導法を模索しているのです。

 

2020年度から5、6年生の英語が、歌やゲームなどで英語に親しむ「外国語活動」から、成績評価のある教科となるのです。国語や算数と同じです。授業時間数は年70コマになり、週2回は英語の授業がある計算です。

 

ある研修担当者は、「英語が苦手な教員もいるが、教員の英語力よりもやる気が、英語に積極的に向かう子どもたちを育てることにつながる。学校現場での教員向けの研修を通じて、教員一人一人の意識を変えたい」「小学校の先生は完璧を目指すが、子どもと一緒に英語を学ぶ姿勢が必要だ」と言います。

 

私の時代は、中学生になってから「ディス イズ ザ ペン」と、英語の教科書を初めて開きました。英単語や文法を覚える事が中心だった記憶があります。

 

もちろん、小学生相手だからといって、いい加減な英語を教えることはできませんが、「英語が楽しい」と子どもが感じる授業がいい・・・と理屈ではわかります。しかし、先生方には、肩の力を抜いて取り組んでもらいたいですね。

 

「小学校の英語が強化になるので、英会話スクールに通わせないといけない・・・」という流れだけは、起きてほしくないですね。

2019年

8月

16日

平成に浸る⑤

台風10号によって、計画運休となった山陽新幹線や四国などの在来線でしたが、駅に着くと「台風の影響で運休」と急に対応を迫られるよりも、大きな混乱が回避できたような気がします。私たちは、計画的な行動と時には無計画な気まぐれ行動を繰り返します。災害の中でも、台風はあらかじめ予測できる内容ですので、計画的に行動できます。しかし、地震の時はとっさの判断が必要になりますね。  

 

さて、今日は平成の時代に加速した少子高齢化について、少し考えてみましょう。

 

1963年昭和38年・・・私も生まれていませんが、この年の100歳以上の数は全国にわずか153人だけでした。それが、平成元年には3000人を突破、平成30年には6万9785人と日本は、長寿大国となったのです。近い将来には、女性の平均寿命は90歳を超えると言われています。

 

「元気」に長生きしなければ・・・と誰もが感じるようになりました。福島にいる間、私の父は人工透析をしているので、医療機関のあるショートステイで過ごしています。福島へ行く前日に、施設を訪れると、残念ながら、元気なお年寄りの姿は、ごくわずかです。

 

現代医学の進歩は、寿命を長くすることに大いに貢献してきましたが、元気に長生きをすることについては、私たち個人によるところが大きいのが事実です。50歳を過ぎた私も真剣に考えます。周りへの配慮だけでなく自分の人生にとっても、「元気に長生き」することが幸せに決まっているのですから・・・

 

さて、明治維新があった1868年の日本の人口は、わずか3330万人でした。少ないですね。それが、2010年(平成22年)には、1億2805.7人と過去最高となります。そこから、急激に人口が減り続けているのです。寿命が伸びているのに、人口が減る・・そうです。少子化が加速しているからです。

 

平成初期のバブル時代の「トレンディドラマ」全盛期には、ホテルで派手に結婚する若者が多く見られましたが、ライフスタイルの変化や、自分らしさを大切にする生き方を意識する若者が増え、「結婚」「金がある」=幸福という単純方程式が崩れてきました。

 

第一子を産む平均年齢は30.7歳となり、第2子以降の出産が減ることにつながっています。今後30年間で、毎年50万~100万のペースで人口が減り続けるとも言われています。さいたま市の人口がざっと130万人ですので、毎年さいたま市の人口の半分が減り続けるという計算です。実感がわいてきましたか・・・。

 

少子高齢化で労働人口が減少していく中で、現実的には、日本の未来は外国人が支えることになっていくのでしょう。2017年の在留外国人は256万人です。今年4月から外国人の単純労働に門戸を開く改正入管法がスタートしました。2030年には550万人になると予測されています。

 

福島でも、大手企業の工場などがあり、外国人の姿をよく見かけました。「地方に出現する異国」がますます増えていくことは間違いないですね。

 

ここまで書いても、私には、少子高齢化を解決する具体策は浮かんできません。増大する社会保障費をカバーするのに、さらに消費税をアップさせることも、得策ではありませんね。

 

こんな、課題がたくさんのニッポンの未来を担うのは、今の子どもたちです。私たち大人は、この子どもたちへ、希望をつなぐだけでなく、きちんとかかわって、成長を促すことが義務とも言えますね。

 

子どもたちの笑顔がたくさんある国は、明るい未来があると私は信じています。

2019年

8月

15日

平成に浸る④

福島は、さいたま市ほど暑くはないので、窓を開けて風を感じながらエアコンなしで過ごすことができます。

 

さて、今日は平成に行われた、オリンピック・パラリンピックを思い出してみましょう。平成の31年間で、夏季オリンピック・パラリンピックは7回、冬季は8回行われました。夏冬合計でオリンピックでは68個の金メダル・パラリンピックでは85個の金メダルを獲得したのです。

 

夏を振り返ります。

 

「今まで生きてきたなかで、一番幸せです」の名ゼリフは、平成4年バルセロナ大会女子200メートル平泳ぎの岩崎恭子選手です。今でもこのシーンは印象に残りますね。水泳と言えば、北島康介選手のアテネ・北京の2大会連続の金メダルとセットで「チョー気持ちいい!」「なんも言えねー!」の名ゼリフははずせません。

 

平成12年シドニー大会では、日本女子陸上初の金メダルを獲得した、マラソンの高橋尚子選手の30キロを超えた地点での「サングラスを投げた!」が記憶に残ります。

 

平成20年の北京大会での女子ソフトボールの金メダルは、エース上野投手の3試合413球の熱投と共に大感動しました。その瞬間、私は子どもたちと北海道を旅していて、旭山動物園を楽しみ、札幌からはまなす号という夜行列車で青森に向かうべく、札幌駅にいました。駅のパノラマテレビでは、まるで力道山の昭和時代の街頭テレビのような盛り上がりでした。優勝の瞬間の大歓声は凄かったです。

 

冬もたくさんの物語がありました。

 

平成4年のアルベールビル大会、6年のリレハンメル大会で連続金メダルを獲得した、ノルディック複合団体の日本チーム・・・荻原健司選手の強さが印象的でした。

 

平成18年トリノ大会での「イナバウアー」と言えば、荒川静香選手のフィギュアスケートです。この大会唯一の金メダルに日本中が湧きました。得点として加点されないイナバウアーを自分らしさの象徴として演目に入れる荒川選手の姿に感動しましたね。

 

記憶に新しいところでは、平成30年平昌オリンピックでの小平奈緒選手です。500メートルを制した後の、ライバルでもあり友でもある韓国選手との絆は、心を打たれましたね。

 

そして、日本の長野で平成10年にオリンピックが開催されました。金メダル5個の大活躍・・・前大会で失速したジャンプの原田選手のリベンジ・スピードスケートの清水選手と印象に残るシーンがたくさんありました。

 

あなたの思い出に残るオリンピックはどんな場面ですか。来年は、東京オリンピック、パラリンピックですね。メダルの数以上に、素敵なオリンピックにしたいものです。日本に住む私たちにも、世界の目が向けられますね。子どもたちにとっては、世界を感じる素敵な機会になることでしょう。

2019年

8月

14日

平成に浸る③

昨日は盆の入りでしたね。我が家でも迎え火をたきました。母が亡くなってから2度目のお盆です。そして、夜のうちに、義理の母が住む福島に移動です。高速道路の渋滞はありません。

 

義母の家の前に、川が流れています。田舎のきれいな水にニホンイシガメが住んでいるので採集するぞ!と仕掛けをセットするものの、掛かるのはザリガニばかりです。(笑)

 

さて、今日は、世界遺産の話です。令和になってから、大阪の百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群が世界文化遺産に登録されましたが、日本の世界遺産は、平成の時代に22ヶ所が登録されました。

 

世界と比較すると、1位イタリア(54件)・2位中国(53件)・3位スペイン(47件)と続き、日本は12位の位置付けです。

 

日本の世界遺産は、平成4年に、屋久島・白神山地・法隆寺・姫路城の4つが、初めて登録されました。私たちが、「世界遺産」という言葉を使うようになったのは、平成になってからです。

 

23ヶ所の世界遺産の中で、みなさんは、思い出に残る場所はありますか・・・

 

北海道の知床は、アイヌ語で「地の果て」という意味です。カムイワッカの滝は、滝つぼが温泉になっていて、滝の水で、ほどよい湯加減になるのです。オホーツク海を眺めながらの最高の露天風呂でした。

 

小笠原は、保育園を立ち上げる準備期間に、船で25時間かけて家族で行きました。空港が小笠原にはないからです。東京都でありながら、竹芝から1000キロ25時間の場所です。マッコウクジラ・イルカ・ウミガメ・熱帯魚・サメと海の生き物だけでなく、小笠原は、長い歴史の中で、一度も大陸とつながったことがなかったので、多くの固有種が生息しています。夜にオガサワラオオコウモリがパンの木を食べている姿には、感動しました。

 

広島の原爆ドームは、是非とも世界の多くの人たちに知ってもらいたい場所ですね。とても、深く重い世界文化遺産です。

 

白川郷・五箇山の合掌造り集落は、息子と二人で車中泊のドライブをした時に、立ち寄った場所です。日本の原風景がここにある・・・という場所です。集落を歩きながら、なんとも言えない幸せな気持ちになったものです。

 

こうして思い出話に浸るときりがありませんので、あとは、みなさんの大好きな世界遺産を思い出してください。平成の時代に、世界では1000以上の世界遺産が登録されました。

2019年

8月

13日

平成に浸る②

私が若き頃に、のべ53日旅した「北海道」の当時の国鉄路線図は、北海道一面に張り巡らされていました。鉄道は、地域のインフラとして欠かせない位置付けだったからです。しかし、国民の税金をたれ流しながらの「日本国有鉄道」が、ついに分割民営化されたのです。これは、昭和62年のことです。

 

「儲かる路線」と「儲からない路線」が分けられ、儲からない路線が次々と廃線となりました。北海道には、車窓からの素晴らしい景色を楽しむ路線がたくさんありましたが、多くが廃線に追い込まれます。

 

今でこそ当たり前の「駅ナカ」という言葉は、平成に入った頃にはまだありませんでした。駅本来の役割は、大勢の乗降客を安全かつスムーズにさばくことにありました。しかし、駅は多くの通勤、通学客や旅行客などが利用します。こんな集客がある場所なのだから、商業スポットとして活用できないか・・・となったのです。

 

昭和から平成の初めに、東京駅には「東京銘品コーナー」という手土産コーナーがあり、そこには、私が勤務していた洋菓子メーカーが、出店していました。当時、東京支店での年間売上ナンバーワンの店でした。

 

「東京駅を変えてみたい!」という野心を持った私は、東京銘品コーナーを運営していた、東日本キオスクに大ばくちを打ちます。駅のことを知り尽くしたキオスクに、これからの駅のビジョンはこうあるべきだ!と大プレゼンテーションを行いました。私が考え抜いた「駅ナカビジョン」です。

 

そして、会社としても、本格的な駅ナカショップを出店することになりました。私の思い出に残る大きな仕事でした。新しい取組みだったので、商品企画・工場・スタッフ部門の協力をいただき、会社を縦断する仕事をさせていただきました。

 

あのビジネス番組「ワールドビジネスサテライト」にもちゃっかり出演し、「これからの駅はこうかわっていく・・・」みたいなコメントをした記憶がよみがえります。(笑)

 

平成17年3月には、JR大宮駅構内に「エキュート大宮」がオープンし、JR東日本の主要駅は続々と変わっていきました。駅はただの乗り換えの場所から、わざわざ行きたくなるショッピングエリアとなったのです。

 

「駅ナカ」だけでなく、「空ナカ」という言葉も定着しました。東京駅の次は、羽田空港にターゲットを移した私は、新ターミナルに店舗を出店することができました。

 

今日の「平成に浸る」は、「駅ナカ」「空ナカ」について、ほぼ私の個人的な思い出につき合ってもらいました。今でも、東京駅と羽田空港に足を運ぶと、どっぷりと思い出に浸ってしまう私ですが、知らないブランドや限定商品ラッシュで、世界を意識した空間に進化を続けていることに、新たな感動を覚えます。

 

どうですか・・・おでかけの折には、少し時間に余裕を持って「駅」「空港」をぶらりしてみませんか・・・「駅ナカ」「空ナカ」という言葉は、平成に生まれたんですよ。

 

そうだ・・・「道ナカ」も今は凄いことになっています。テーマパークのようなサービスエリアや道の駅・・・これも、平成時代の進化ですね。

2019年

8月

12日

平成に浸る①

令和の時代に入って、まだ4カ月も経っていないのに、すっかり「れいわ」という言葉のの響きは、私たちの日常生活に溶け込んでいますね。そこで、お盆休みは、あえて平成に浸って、平成を感じたいと思います。

 

今日は、数字に見る「平成」です。

 

言うまでもなく、世界のあらゆる国と地域には、それぞれの言語がありますが、「数字」は、世界共通語です。世界の道理は、すべて数字で証明することができます。平成時代の日本の「価値観の変化」などを数字で見ることにします。

 

「結婚」への価値観が大きく変化したのが平成かもしれません。データが取れる平成2年と平成27年生涯未婚率(50歳までに婚姻関係がゼロだった人)は、男性が5.6%から23.4%・女性が4.3%から14.1%に増えています。

 

女性の場合は、仕事をして男性に頼らなくても自分一人で生きていける。結婚=女性の幸せという方程式ではないという多様なライフスタイルの変化など、この数字の根拠になる仮説は、たくさんあげらえます。

 

一方、男性の場合は女性よりも極端に数字がアップしています。生涯未婚率23.4%ですので、4人に1人が、結婚しないということになります。令和の時代では、「男だから」「女だから」という考えがますますなくなっていくことは間違いありませんが、未婚率については、男女格差が広がらないように・・・と願いたいものです。

 

女性の社会進出に伴い、女性管理職が増えています。保育園ママにも管理職のママがいます。数字で見ると、平成元年の女性管理職比率(企業規模100人以上)は4.6%に対して、平成24年には14.4%と約3倍に上昇しています。データはありませんが、平成31年には、さらに上昇していることでしょう。

 

「不動産」「小売」「サービス」などの分野で女性の管理職比率が高いそうです。小学校や中学校の校長先生も、女性校長が増えてきました。教育委員会トップの教育長にも全国を見れば、女性が活躍しています。

 

もちろん、欧米諸国と比較すれば、その比率は低い日本ですが、保育園で働くママを見ている私にすれば、優秀な女性が増えたのではなく、今まで自分の力を発揮できる機会が少なかった女性が、その能力を活かせる環境が整ってきたのです。

 

私が勤めていた民間企業は、女性の比率が高かったこともあり、「男性より女性の方が仕事ができる~」というのが、私の経験上の偏見です。(笑)

 

平成の31年間で、仕事やライフスタイルなど様々なことで、日本が、男女の違いを比較しない世の中になってきたことは間違いありません。令和の時代には、どうなっていくのでしょう。あなたは、どう思いますか。

2019年

8月

11日

「失敗から学ぶ」をどう教える

保育園は、本日からお盆休みです。子どもたちからは「○○に行く!」など、たくさんの予定を聞いていますので、とことん遊んで楽しい時間を過ごしてもらいたいですね。

 

さて、私たち大人は、子どもに対して「失敗から多くを学ぶのだから、失敗を恐れずに挑戦しなさい!」と言うことが多いですが、子どもたちは、理屈では分かっているものの、「やっぱり失敗したくない」「間違えたらみんなに笑われるかもしれない」という思いから、自分の意見を言えず、せっかくの学びのチャンスを逃していることがあります。

 

今年、シーズン途中で引退したイチロー選手は、4千本安打を達成した時、「自分には4千本安打の倍以上の失敗があり、今はその悔しさしか残っていない」と話していました。

 

4千本安打という素晴らしい成績に満足するのではなく、失敗にしっかりと向き合っている言葉です。

 

そして、発明王エジソンは、何と1300もの発明品を生み出しました。エジソンは、小さい頃からいろいろなことに興味を持ち「どうしてこうなるの?」「これはなぜなの?」と、わからないことがあると誰にでも聞いていたそうです。

 

エジソンの発明の中でも有名な「電球」も簡単に発明できたわけではありませんでした。何度も実験をし失敗を重ねていました。

 

そんなエジソンの様子を見ていた人がある日「1万回以上も失敗しているのだからもうやめたら?」と言いました。その時、エジソンは、こんなことを言ったそうです。

 

「私は失敗なんかしていない。こうするとうまくいかないという方法を1万通りも発見したんだ」と・・・そうです。エジソンにとっては、失敗は発明なのです。

 

失敗したり間違えたりすることは、新しいことに気付くチャンスと考えると、私たち大人が、ただ「失敗から学ぶんだよ」と子どもたちに伝える表面上の言葉よりも、説得力が増しますね。

 

さぁ~あなたなら、我が子に「失敗から学ぶ」ことをどう具体的に伝えますか。

2019年

8月

10日

カメが卵を産みました

今日が、お盆休み前の最後の保育です。屋上ファームにスイカの実がいくつか育っているのですが、毎年、収穫のタイミングがわかりません。休み前なので、大きくなった小玉スイカ2個を収穫しました。今日のおやつは、スイカ食べ放題です。

 

7月の日照不足の影響が心配でしたが、「甘~くておいしい!」スイカでした。子どもたちもバクバク食べています。休み明けは、プールの時間にスイカ割りを楽しみます。

 

お昼寝タイムに、小学生と年長園児を連れて、「ライブ」に行ってきました。卒園児の小3と小2の兄弟が、ダンスをやっているのですが、今日は、その発表会です。小学生から大人まで、ダンスの練習に励む面々のステージです。

 

400名収容の大会場でのオープニングは、総勢100人以上の、クイーン「ウィ・ウイル・ロック・ユー」です。数の力もありますが、圧倒されます。ダンスのコンサートなら当たり前なんでしょうが、照明の使い方がカッコ良くて、子どもたちも、目がテンです。

 

キッズからシニアまで、ダンスのメンバーは95%が女性です。卒園児の兄弟二人は、その分、目立って、保育園時代では考えられないような(失礼!)ジャニーズジュニアのようなパフォーマンスで魅了してくれました。「○○君○○君カッコイイ!」と、保育園の後輩たちが、会場から大声援を送ります。

 

キレキレのダンスを魅せる女子を見ると、チアダンかアイドルか、将来のビジョンをはっきりと持っている顔つきをしています。強い心を持っているのでしょうね。うらやましい限りです。

 

さて、スイカにダンスと話が続きましたが、今日一番のビックリエピソードは、カメの産卵です。

 

ミドリガメのおうちの「いけす」を掃除していると、私の手の中に、小さな卵があるではありませんか。そうです、ミドリガメの卵です。自然の中では、一度にざっと20個の卵を土や砂の中に産むのですが、適当な場所がないと、水の中に産むことがあるそうです。

 

カメの産卵は、夜ですので、昨夜何個かいけすの中に産卵し、無事に残った1個かもしれません。他の卵は、カメが食べてしまうのです。この卵から、赤ちゃんカメが生まれるかどうかはわかりませんが、保育園の中で、しっかりと保護しています。ミドリガメの卵は、ウミガメのようにピンポン玉のような形ではなく、少し細長い丸い形です。

 

ミドリガメが産卵したので、カメ池のニホンイシガメやクサガメも・・・と期待をして、カメ池に設置した砂場を確認したのですが、産卵はしていませんでした。最近は、クサガメ2匹が、「人がエサをくれる」ことを学習したようで、人の気配で寄ってくるようになりました。ニホンイシガメは、まだまだ警戒心が強いです。

 

秋に、ミドリガメのベビーが誕生・・・というニュースとなればうれしいですね。

2019年

8月

09日

教員経験と授業スタイル

 保育園で、子どもたちの観察用に飼育していた「カブトムシ」や「ノコギリクワガタ」をお盆休みを前に、屋上の広いビートルハウスことカブトムシ小屋に移すことにしました。

 

「カブトムシを捕まえることができる子は、手伝っておくれ!」と声をかけると、5歳になったばかりの男の子が「僕も屋上に行く!」と手を挙げています。しかし、彼は、虫嫌いの園児なので「○○君・・・本当にカブトムシをつかめるの?」と半信半疑で連れて行きました。

 

ビートルハウスにあるクヌギやコナラの木片に昆虫ゼリーをセットします。そして、ざっと10匹のカブトムシと5匹のクワガタを子どもたちが、手でつかまえて投入します。すると、5歳男の子が、何のためらいもなく、カブトムシオスとメス一匹ずつを捕まえています。虫嫌いだった彼が、こうしてたくましい姿を見せてくれて、他の園児からも「よく頑張った!」と拍手がわきました。5歳男の子が凄くカッコよく見えましたね。

 

さて、今日は面白いデータを発見しました。

 

日本の教員の授業スタイルを大きく2つに分けると、黒板に立ち、既存の知識を湯水のごとくつぎ込む「注入主義」と、生徒の課題解決能力を育む「開発主義」に大別されます。後者は、例えばアクティブラーニングといわれる形式ですね。

 

経験が5年未満の教員は、小学校17.9%・中学校19.5%がアクティブラーニング型授業の実施頻度です。それに対して、教員経験が30年以上の昭和時代に入職したベテラン教員は、小学校10.8%・中学校12.5%と実施頻度がガクンと下がります。

 

もっと極端なのは、パソコンやプロジェクターなどのITC機器の利用頻度では、中学校では10ポイント以上開いています。ベテラン教員ほど、研修でITCスキルを身に付けようとする意欲も低いようです。

 

これは、教員に限らず、どの組織にも年齢を増すことで、体力も気力も低下し、変化への対応がおっくうになることは、よく見られることですね。

 

ベテラン教員には、今まで培ってきた、決して変わらない大切なものを若手教員に伝えながら、自らも、変化に対応する気持ちが大切になってきます。

 

私も、昭和時代に民間企業に入社した「おやじ」ですが、常に変わり続けることを怖がらない「おやじ」でありたいと思って取り組んでいます。

 

がんばれ!世の中の「おやじたち」・・・変化を恐れるな!ですね。(笑)

2019年

8月

08日

子どもに失敗をさせない親

今日、来年度の入園希望で見学に来たママ・・・埼玉県本庄市出身です。屋上の桑の木を見て「私が子どもの頃は、学校帰りに、桑の実を食べながら帰っていました」と言うのです。正統派美人ママらしからぬ、ワイルドな体験を聞かせてもらいました。(笑)

 

さて、今日は、平日の朝に親から学校にかかってくる電話の話です。

 

①「中間試験の結果、うちの子悪かったですよね?それで、毎日、補修されてるじゃないですか?うちの子、もう補修続きで学校行きたくないって言うんですよ・・・」

→補修をすることで落ちこぼれを作らせないというこの学校方針を気に入って子どもを入学させた保護者だが、考えが変わったらしい。

 

②「もうすぐ、校外学習があって、現地集合じゃないですか。うちの子、一人で行けないんですけど、学校では、どう対応してくれるんですか?」

→典型的な過保護の保護者

 

③「中3男子の父親から、『担任はいるかい?』と言われ、電話に出た教頭が『あいにく現在、離席しています』と返答すると『校内には来ているのかい?』とさらに聞かれたので『どうかされましたか?』と言うと、『うちの子が友だちから悪口を言われた・・・らしいんだよね』と。

→当事者である子どもの話はあまり聞かず、子ども同士のトラブルを知ってヒステリーを起こしている妻の話を鵜呑みにして、一直線に学校へクレームを入れる保護者

 

④「先生、聞いてくれます?うちの子(中3女子)ったら、夜は10時には寝ちゃうので、ろくすっぽ勉強もしないし、成績はさがっちゃうし。なんとかしてください!」

→わが子の成績のこと以外に興味がなく、教員に対して学校外でも働くことを強要する保護者

 

⑤「うちの子、朝起きないんですよ~」

→子どもを起床させるのは学校の仕事だとでも思っている保護者

 

これは、ある中学校で実際に保護者から電話があった内容です。これを読んで「とんでもない保護者だ!」と思っても、反面教師にしてもらってもかまいませんが、最近の親に増えてきた傾向が「子どもに失敗をさせない」ことだそうです。

 

「何言ってるんだよ・・・子どもは、失敗することで、学び、成長するものじゃないか。失敗や自分の思い通りにならないことをたくさん経験することで、人間として、より深く相手のことを考えられるようになるんだよ・・・」と思ったあなた。はい、正解です。

 

もちろん、子育てに「正解」も「不正解」もなく、子どもそれぞれ違うものですが、相手の悲しみを理解するには、自分も悲しい経験がないとできませんね。思い通りにいかない経験が「次はこうすればきっとうまくいく」というアイデアを生むのです。

 

わが子が何か失敗すれば、そのまま負け組になってしまうと考える親たちは『もっとうちの子に対するケアをして』と、些細なことでも学校にクレームを入れるといいます。教員もたまったものではありませんね。

 

日本は、一部の親にそう思わせるような社会になってしまったのでしょうか。

 

保育園では、保護者とのかかわりが蜜ですので・・・あらためて、子どもは失敗から多くを学ぶことを伝えていきます。

 

そうだ、失敗から学ぶのは、私たち大人だって同じだ!(笑)

2019年

8月

07日

市議が中学校で出張授業

今週は、月曜日から連日プールボランティアのママが応援に来てくれます。「○○ちゃんのママだ~」と、保育園の子どもたちからは、格好の遊び相手となります。今日は、3歳女の子のママが、プール開始2分で、全身びしょ濡れです。

 

保育園の子どもたちは、自分の親以外の大人のかかわりは、先生たちの他に、友だちのママやパパでもあります。親以外の多くの大人との出会いも、子どもたちの成長には欠かせないことですので、ボランティアの保護者の存在は、うれしい限りです。

 

さて、栃木県足利市議会では、社会科の授業の講師として、市議会議員全員が、市内の中学校を訪れる取り組みをしています。目的は、自治体の議会に関心を高めてもらうことですが、生徒たちにとっても、大きな刺激になっているようです。

 

中学校の出張授業では、市議会の仕組みや役割について説明することに重点をおいているそうですが、質問の時間になると、「ごみ袋の有料化でごみは減りましたか?」「なぜ大型ショッピングセンターやテーマパークができないのですか」など活発な討議が始まります。

 

「市のお金を何に使っているのかよくわかった。新しい施設や場所をつくってほしいと思っていたけど、今あるものを残していくことも大切だということが分かった」

 

「18歳になったら、絶対に選挙に行き、投票すると決めた」

 

生徒は、授業後にこのような感想を残しているそうです。今の若者は、政治に無関心と嘆く前に、このような自治体としての取組みは、高く評価できますね。足利市の出張授業に関心を持つ自治体の多くが、視察に訪れるそうです。

 

この取組みは、継続することが大切ですが、これが、日本各地の自治体へ広がっていくと、若者の意識も変わっていきますね。

2019年

8月

06日

大切なお金の使い方

今日は、保護者から古タイヤを10本以上協賛いただきました。夏のプールが終わって、秋の屋上遊びでは、このタイヤを使って、子どもたちはどんな遊びを展開してくれるか・・・楽しみですね。

 

さて、昨日の寺子屋で、夏まつりの売上集計をしました。合計売上14,600円を何に使うかを今日の寺子屋では、卒園児の小学生も含めてみんなで考えました。

 

「このお金で、園長先生のビールを買って、毎日、おいしく乾杯するのはどう?」と例題をあげると、さすがに、子どもたちも、そんなお金の使い方は良くないとブーイングです。(笑)

 

「それじゃ・・・みんなが頑張って稼いだ大切なお金を何に使うのか、考えてごらん」と、子どもたちに考えてもらいます。

 

「このお金で、かき氷をたくさん買って食べよう!」

「大きなホットケーキを買ってきて、みんなで食べよう!」

「カブトムシやクワガタなどの虫をたくさん買ってきて、みんなで飼おう!」

「カメのエサがたくさん買えるんじゃないの?」

 

「ビールを買う」という例題に、つられて、こんな意見が出てきました。

 

「みんなの大切なお金を使うんだよ?よく考えてごらん?」と問うと、「やっぱり違うかなぁ~」と年長男の子・・・

 

小学生は、それなりの答えを出さなければ・・・と思っているようで、じっくりと考えています。

 

保育園児中心のアクティブラーニングですので、ある程度ヒントを出します。

「屋上でみんなで遊べるもので、今屋上にないものはあるかい?」

「小学生が、後輩たちに遊びを教えるのに、必要な道具は何かあるかい?」

「自分が欲しいモノじゃなくて、保育園の子どもたち全員で楽しめるものは?」

 

しばらく考えて、こんな意見が出てきました。

 

「クリスマス発表会の劇とかで、衣装作るじゃない・・・それの布を買うのはどう?」

「クリスマス発表会で演奏する新しい楽器がいいなぁ~」

「運動会で、赤組・白組を応援する旗がないから、それを作るのはどう?」

「屋上の畑で、苗や種を買うのなら、お菓子よりもいいんじゃないの?」

 

子どもたちなりに、考えが深くなってきたようです。今日の寺子屋で、結論を出すつもりはないので、今日、自分のアイデアが出なかった園児は、宿題にしました。

 

「小学生。君たちの授業は、先生が黒板に立って、色々なことを教えてくれる授業です。でも、これからは、こうやって自分の意見を出し合う授業が増えていくからね。そして、保育園のみんなが小学校に入る時には、もっともっと、自分で考えたことを発表することが大切になります。今日の、お金の使い方は、おうちに帰って、じっくり考えるんだよ。パパやママに相談してもいいからね」

 

ということで、大切なお金の使い方ですので、まだすぐには結論は出ませんね。

2019年

8月

05日

三尺三寸の箸

今日の寺子屋では、夏まつり3店舗のメンバーで、売上集計をしました。3番さんは、お客さんだったので、今回集まったお金、10円・50円・100円・500円・1000円の勉強です。

 

そして、売上です。カレー屋5,650円・かきごおり屋5,850円・ゲーム屋3,100円の合計14,600円です。カレー・かきごおりは、1杯50円。ゲームは何度やっても50円と、客単価が低いので、売上はこんなものですが、カレーは113杯・かきごおりは117杯・ゲームは62人に、たった1時間ちょっとの時間で楽しんでもらいました。子どもたちのがんばりが、想像できると思います。

 

今日の保護者の連絡ノートコメントを読むと、夏まつりを大いに楽しんでもらったようで、職員が流した汗も、報われますね。

 

売上14,600円の使いみちは、明日の寺子屋で、子どもたちが考えて決めます。もちろん「おもちゃ買って~」のような、安易なリクエストには答えませんが・・・(笑)

 

さて、「三尺三寸の箸」の話を今日は聞いてもらいます。ちょうど1メートルの箸です。

 

『ある日、お釈迦さまは地獄にいる人たちの目の前に、ごちそうをいっぱい並べ、この三尺三寸の箸を渡しました。ごちそうは、この箸を使って食べることが条件です。地獄の人たちはこの箸を奪い合い、ごちそうを食べようとします。ところがどうでしょう。誰もが必死に挑戦するのですが、口にごちそうは運べません。やがて、地獄の人たちは痩せて、目がぎょろっとした鬼のような顔になっていきました。

 

お釈迦さまは、極楽でも同じように箸を渡してごちそうを並べました。するとどうでしょう。極楽の人たちはみんな、ごちそうをお腹いっぱいに食べることができました。どうしたと思いますか。極楽の人たちは正面に座っている人に、この箸で「どうぞ」と言って食べさせ、食べさせてもらった人は「ありがとう」と言って、今度は違う人に食べさせていたのです。

 

自分の事よりも先に相手のことを考えて行動したのです。

 

自分のいる場所を極楽にするか地獄にするかは自分の心が決めるのです。自分のことばかり考えていたらその人がいるところは地獄です。周りの人を喜ばせようとする人がいるところは極楽です。周りを幸せにするから、いずれ自分も幸せになります』

 

子どもたちに、聞かせたい話ですね。

2019年

8月

04日

中学生が自分で考える地球環境

地球環境を考えての取組みは、もう数年前から、世界のあらゆる国や地域や人々で行われていますが、昨日の夏まつりを考えると、「地球環境を考えた夏まつり」とはなっていません。

 

あえて言えば、カレーライスの紙皿と麦茶のコップは、漂白していないものを使用しているくらいです。カレーのスプーンもかきごおりのスプーンストローも、プラスティック製品です。いつかは、子どもたちに地球環境を考えてもらう機会を作りたいものです。

 

先日、スターバックスコーヒーが、プラストローを廃止することや、ユニクロがビニール袋をなくし、すべて紙袋に変更するなどの取組みが発表がされましたが、企業がうたう地球環境は、どうしても、会社アピールのツールとして・・・と、私のようなひねくれ者は、うがった見方をしてしまいます。(笑)

 

ということで、今日は、プラクチック製のストローを削減する運動に、学校からの協力が始まっているという話です。

 

東京都多摩市にある青陵中学校では、生徒会が中心となり、学校給食で提供される紙パックの牛乳をストローなしで飲む生徒が増え、1200本以上が集まったそうです。集めた未使用ストローは、生徒会が今後、利用方法を考えるとのこと。子どもたちが、自分で考えるのがミソです。

 

この中学校では、今後、ペットボトル、レジ袋、ビニール傘の使用削減にも取り組んでいくそうです。水筒、エコバッグを持参し、リサイクル・リユースにむいた傘の利用などを進めています。

 

プラスティックやビニールが、下水道→河川→海と流れ、それを魚などが食べる。そして、最後は、その魚を人間が食べる。しかし、数字的データを示すことがなかなか難しいこともあり、私たちには、「地球環境を守る」ことは理解できても、実態がピンとこないのも事実です。

 

次世代の子どもたちには、より具体的に、「地球環境を守る」重要性を教えていきたいですね。

2019年

8月

03日

令和元年 夏まつり

連日うだるような猛暑が続いています。今日は、夕方からの夏まつりの準備もあり、プールなしの予定でしたが、たまらずスライダープールに水を入れて、子どもたちは、洋服のまま水遊びです。

 

給食が終わり、小学生に手伝いをしてもらいながら、夏まつりの準備をするつもりが、まさかの4人全員熟睡状況に・・・まぁ~夏まつりを楽しんでもらうために、そのまま寝かしておきます。(笑)

 

夕方5時・・夏まつりがスタートしました。まだ、太陽がギラギラしています。今年度の保育園イベントテーマ「花」をモチーフにした、みこし2台を寺子屋園児がかつぎ、山車1台を2歳児までの小さい園児が引きます。

 

小学生が、太鼓や掛け声のフォローに入り、「わっしょいわっしょい!」で、華々しく夏まつりがスタートしました。そして、まるく輪になって踊ります。

 

今年の踊りは「お化けの花火音頭」です。毎日の練習の成果がでました。子どもたちは、浴衣や甚平、はっぴでの可愛いいでたちで、花火のように高く飛ぶ姿が映えます。(笑)

 

そして、ホワイトきゃんばす名物、園児たちが店員になる「お店屋さん」がスタートしました。「カレーライス」「かきごおり」「ゲーム」の3店が出店します。今年は、実際の販売のように、お金のやり取りを子どもたちに経験してもらいます。

 

カレー、かきごおり1杯50円。ゲームは50円でチケットを買うと何度でもできるという設定です。1杯50円、2杯100円・・・おつりは?となると、小学生の力を借りることになりましたが、「いらっしゃいませ・ありがとうございました」の声出しや商品の受け渡し、そして、現金を扱う経験は、子どもたちには、いい勉強になったようです。

 

そして、もう一つの新たな取組みは、年長の寺子屋1番の中から、「店長」を任命したことです。お店は3つで、年長園児は7人いますので、店長でない園児は4人です。子どもたちが大人になって社会に出れば、それぞれの適正に合わせて、仕事での「役割」が発生します。

 

あたりまえですが、「店長」になったから偉くて、「店長」でないから偉くないではありません。私たちは、それぞれ、組織やチームの中で、自分に適した「役割」をもって、仕事に取り組みます。今回は、そんな経験でもあります。

 

「店長」に任命した5歳女の子は、店長として店をまとめていかねばならないと・・・緊張気味です。その中で出した結論は、「わたしは、いらっしゃいませ!と声を出すことでがんばる」です。これも、貴重な経験だと思っています。

 

保護者の皆様たちも、この機会に、親同士のコミュニケーションがずいぶんと進んでいたようです。あっという間の2時間・・・大成功の「夏まつり」となりました。

 

夏まつなので、梅雨が明けた8月上旬に行っていますが、とにかく暑い・・・来年は、9月に「秋まつり」に変更しようかと、検討することにします。

2019年

8月

02日

親の仕事を子どもに見せる

小学校が夏休み中、普段は、自治体の学童保育は、学校が終わってからの放課後からの利用となりますが、夏休みの今は、朝から1日です。どうしても、飽きてしまう子どもが多いと聞きます。

 

ホワイトきゃんばすに夏休みで登園する卒園児は、プールなどの保育園プログラムが充実している事や、お手伝いや後輩たちへの世話などを小学生には、積極的にやってもらうので、やりがいもあり、飽きませんが、普通はこうはいきません。自治体の学童や塾で過ごす夏休みは、案外子どもたちにとっては、退屈なのです。

 

そこで、企業が従業員の子ども向けに体験教室を開く例が、ここ数年で目立ってきたそうです。

 

東京都中央区にある、老舗乾物店では、従業員の子ども相手に、だしの取り方やカツオ節を削る体験も行っているそうです。他にも、工作教室、囲碁講座、けん玉大会などを子どもたちと一緒に行っているところもあるそうです。

 

私が勤めていた会社でも「パパやママのお仕事を覗いてみよう・・・そして、おいしいプリンを作ろう!」という企画を行っています。子どもたちは、家でゴロゴロしているパパが、きちんと仕事をしている姿に「パパかっこいい!」となったり、実際にプリンの製造にかかわっている社員と一緒に、本格的なカスタードプリンを作る体験は、普段ではできないことなので、大好評だそうです。

 

企業の資源を生かせば、子どもたちにとって、学びの機会を提供できる可能性が高いと言えますね。

 

親が子どもに教えなければならないことの一つに、「仕事をすることは大切なこと」というのがあります。もちろん、職種のことではなく、どんな仕事でも、一生懸命に取り組んで、他の人や社会のためになること。仕事をすることで、大人になれば家族を養い、国に税金を納め、世の中の役に立つ・・・そんな、捉え方を子どもたちがしてくれるとうれしいですね。

 

「仕事って、辛くて大変でやりたくないよ~」と、マイナスのメッセージを我が子に伝え続けるか、「仕事って、大変な時もあるけど、やりがいや楽しいことがたくさんあるんだよ。チームで協力する仕事もあるから、達成感も大きいんだよ」とプラスのメッセージを言い続けるかで、子どもの受け止め方は大きく変わってきます。

 

百聞は一見に如かずで、まずは、我が子に自分が仕事をしている姿を見せることは、とても大切なことかもしれませんね。

2019年

8月

01日

マスメディアへの信頼

今日から8月です。7月は5回しかプールに入れなかったのですが、さすがに、子どもたちは、この暑さとプール遊びの楽しさに慣れてきたようです。ただし、心配なのは子どもたちの熱中症です。サマーキャンプの前日に、園長自ら急に38度6分の熱を出してしまい、医者に行くと「熱中症かもしれない」と言われました。

 

すぐに、熱も下がり、サマーキャンプ当日は、元気になったのですが、水分補給と塩タブレットが欠かせない生活をしています。保育園でも、朝の片付けの前とプールの途中には、必ず強制水飲みタイムを行っています。喉がかわく前に飲むを徹底しています。

 

そして、保育園の夏まつりが近づいてきました。お昼寝タイムに、お店屋さんを手伝ってもらう小学生を連れて、川越にある駄菓子問屋に行きました。子どもたちは、もちろんのこと、私も、たくさんの懐かしい駄菓子や玩具などが、所せましと置かれていて、何か宝物を探すようで、楽しかったですね。

 

問屋なので、箱買い、袋買いとなりますが、夏まつりの「ゲーム屋さん」の景品に、子どもたちが選んだ駄菓子をチョイスしました。

 

さて、今日の話は、マスメディアへの信頼についてです。

 

現代社会では、新聞雑誌、テレビなどのマスメディアが発達しているわけですが、日本人のマスメディアに対する信頼度は、世界でもトップクラスです。テレビ・新聞雑誌ともに、70%以上の人が、信頼できるというデータだそうです。

 

ちなみに、アメリカは、テレビ・新聞雑誌ともに信頼度は20%しかありません。このデータをどう見るかです。

 

うがった見方をすると、日本人は自分の頭で考えるのはおっくうだ。すがることのできる情報が欲しい・・・こんな考え方が、現代の日本の社会にまん延しているのなら、少し心配になってきますね。

 

言わずもがなですが、マスメディアは、発信者がチョイスした情報を一方的に伝達するので、思想統制の手段として使われる危険性もあります。

 

これから大人になる子どもたちには、メディアで伝達される情報をうのみにせず、自分の頭で考える習慣を身につけてもらいたいですね。

2019年

7月

31日

夏休み自由研究、本よりネットで

毎日、保育園には数名の卒園児が登園しています。小学校の夏休み期間は、こうしてタテの関係が広がるので、在園児の感性も好奇心もどんどん引き出してくれるのです。今日は、小学3年女子が「じゅげむ」の読み聞かせをしていました。

 

ただの読み聞かせでなく「じゅげむじゅげむ・・・ごこうのすりきれ・・・」と復唱させています。保育士見習いが一人増えたようで、うれしくなりますね。

 

さて、そんな小学生には、夏休みの宿題があります。小学3年女子は、図書館で借りた「自由研究の本」を参考にして、すでに工作で「貯金箱」を完成させたそうです。

 

そんな自由研究のテーマを決める際、本よりもインターネット上の情報を参考にする小学生が多いことが、ある調査でわかったそうです。

 

自由研究のテーマの決め方について複数回答で尋ねたところ、「家族や友だちに相談する」50.1%・「インターネットで探す」30.2%・図書館や書店の書籍を参考にする」20.9%となり、本よりもネットで・・・の割合の方が多くなっています。

 

自由研究に取り組む日数は、学年が上がるにつれて増えているそうで、特に6年の女子では「7日以上」が20.3%を占めているそうです。

 

もちろん、保護者が我が子の自由研究には関わっています。「全く手伝わない」は、わずか5.7%しかなく、「テーマを一緒に考える」「作業を手伝う」を合計すると9割を超える保護者が協力しているそうです。

 

私は、親の協力には肯定的ですので、どんどん、子どもの工作に親が関わってもらいたいと思っています。

 

まだまだ、日本の夏休みの小学生への定番セリフは「夏休みの宿題終わったかい?」ですね。日本の夏の日常会話です。

2019年

7月

30日

DNA検査

サマーキャンプで、紙すき経験を子どもたちが行いました。ミニタペストリーを2枚ずつ真剣な表情で取り組んだ作品が、本日保育園に送られてきました。子どもたちのうれしそうな顔が、とても印象的です。

 

細川紙のタペストリーを見ながら、また、子どもたちは、ママやパパにサマーキャンプの話の続きを延々としているに違いありません。今回のサマーキャンプでは、子どもたちは、あまりにも多くの経験をしたので、まだまだそのすべてを親に話しきれていないのでしょう。(笑)

 

さて、今日は、DNA検査がどんどん進んでいるという話です。あのヤンキースの田中投手が、DNA検査キットのCMに出ているので、少しずつ、私たちにとっても身近な存在になっているのかな?くらいに思っていました。

 

刑事もののドラマでは、「DNA鑑定の結果、容疑者のものと現場の○○が一致しました」というセリフは日常茶飯事なので、現代科学の進歩を象徴するのがDNA検査という認識は誰もが持っていますね。

 

それが今では、DNA検査で、結婚相手としての適否を見分けることができるといいます。DNA検査を人事配置に活かしている企業も公表はしていませんがあるようです。また、お隣の中国での幼児教育は、「スタートラインで負けるな」が合言葉で、音楽や絵画の才能を見つけて「遠回りしない」教育をさせるために、DNA検査が行われるそうです。

 

つまり、以前のDNA検査は、遺伝病の検査やがん治療などの目的で医療機関が行うものでしたが、ここ数年で、医療行為として行わない「消費者向け」検査が流行しているそうです。そこで、「結婚相手」「企業人事」「子どもの教育」と病気とは全く関係ない内容となるのです。

 

何だか怖い話ですね。パートナーを探すのに、占いよりは当たる確率が高いのかもしれませんが、どこまで信ぴょう性が高いのかは、私のような古い人間は、疑いたくなりますね。

 

ある専門家は、「確率の低い天気予報みたいなものだと考えたほうがいい。天気予報を見て傘を持って行くかどうかを決めるのは自分。DNA検査の結果を見てどう行動するかも、自分の責任です」と言います。

 

DNA検査についての考えは、人それぞれでしょうが、私は、自分の直感というDNAを信じて前に進むとします。あぁ~DNA検査のスピードには、私などはついていけませんね。(笑)

2019年

7月

29日

メロンはいかがですか?

サマーキャンプに行った子どもたちの連絡ノートには、保護者からのたくさんのメッセージをいただきました。たった1泊だけ親元を離れただけなのに、「我が子の成長を感じた!」というコメントです。うれしいですね。

 

一人でシャンプーができなかった男の子が、おうちの風呂で、当たり前のように髪を流す姿に感動・・・ほんの些細なことかもしれませんが、子どもたちにとっては、できたことを少しずつ積み上げて成長していくのです。子どもたちは、「川遊びが楽しかった・・」「花火がきれいだった・・・」「紙すき楽しかった・・・」など、たくさんの思い出ができましたが、5歳の男の子が「みんなと一緒だったのがうれしかった」と、仲間と過ごす時間を大切に感じてくれました。感動しますね。

 

さて、今週末の土曜日は、保育園の夏まつりです。

 

「カレーライス」「かき氷」「ゲーム」と3つのお店屋さんを担当する、年長年中園児は「いらっしゃいませ!○○屋さんです。おいしい○○はいかがですか?」の練習です。子どもたちが自分で考えたセールストークが、本番ではポンポン出てくると楽しいですね。

 

埼玉県羽生市にある、特別支援学校「羽生ふじ高等学園」では、農業技術の生徒たちが栽培したメロンを熊谷市にある「八木橋百貨店」で、販売したそうです。メロンが1個1000円で、用意された100個のメロンは、30分で完売です。

 

これは、職業訓練を目的とした活動で、10年以上続いているとのこと。2月にはトマトの販売も行っています。まさに、特別支援学校の生徒たちが、照れながらも「いらっしゃいませ!おいしいメロンはいかがですか?」と声出しをしているのです。

 

農業と販売を通じて、生徒たちはやりがいや達成感を感じ、仕事に必要な能力を養っていくといいます。保育園の子どもたちにも、夏まつりのお店屋さんでの経験から、たくさんの事を感じ、学んで欲しいですね。

2019年

7月

28日

サマーキャンプ 2日目

大満足の初日から一夜明けて、早起きの子どもたちは、朝の散歩に出かけています。布団のたたみ方は、小学生が年長園児に教えながら頑張っています。朝食までの時間は、昨日の川遊びで集めた石に、カラーペンで絵を描きます。5歳男の子は、三角の石をそのままシンプルにおにぎりにしています。まるで本物のようです。(笑)

 

朝食もバランスのいいメニューで、子どもたちもしっかりと食べました。そして、お世話になった、「おがわ元気プラザ」にさよならです。ここは、金勝山の頂上付近に建物があり、朝は、素晴らしい雲海を見ることができました。部屋からの景色は最高です。

 

そして、今日は、「和紙の里」という所fで、世界遺産になった、細川紙の「紙すき」体験をします。子どもたちは、紙すきは初体験です。和紙ができるまでの話を勉強し、いよいよ紙すきです。風呂おけのようなところに、和紙になる白く濁った水が入っています。木枠に入れ、たてよこにゆらします。

 

濡れた和紙が出来上がり、今度はその上に、木の葉や花びらなどをトッピングし、もう1回薄く紙をはさむように乗せます。子どもたちは、楽しそうに、時には真剣な顔をして取り組んでいます。

 

和紙の里には、300年以上前に建てられた、かやぶき屋根の家があり、昔は、そこで和紙を作っていました。クリスマス発表会で2年前に演じた「さるかにがっせん」に出てくる、いろりや水がめなど昔のつくりが、意外にも子どもたちは居心地がいいようです。案内役のおばあちゃんがいろりに火を入れます。暑い夏に、子どもたちは火を囲んで楽しそうでした。

 

子どもたちが作った「和紙のタペストリー」は、乾いて完成したら、保育園に届きます。

 

こうして、2019年のサマーキャンプも無事に事故なく終えることができました。年長園児7名全員と卒園児の小学生10名の合計17名の参加は、過去最大となりました。4年生から1年生まで、年長園児を入れると5学年のタテの関係となります。

 

そして、サマーキャンプも今年で4回目となり、毎年、サマーキャンプを経験した園児は、その後、卒園するまでの行動が大きく変化していきます。親元を離れての宿泊体験が、大きな自信となるのです。

 

明日から、しばらくサマーキャンプの話で子どもたちは盛り上がり、それを聞いた年中以下の園児は、「来年は自分の番だ!」と胸を躍らせます。そして、子どもたちを送り出してくれた保護者の皆様には、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

そうだ、来年は東京オリンピックがあるぞ・・・オリンピックの前にしようかな?

2019年

7月

27日

サマーキャンプ 初日

前日、卒園児の3年生と1年生の女の子二人が、「サマーキャンはれますように!」と素敵なてるてる坊主を作ってくれました。職員を含むメンバー20人全員のイラストと名前が入っています。これを保育園の入口に吊るしておきました・・・

 

すると、その想いが通じたようで、台風が関東に向かっているにもかかわらず、空は本当に腫れています。出発前の保護者達も想定外の天気に、子どもたちの奇跡を信じたようです。

 

ママやパパたちの見送りの中、子どもたちを乗せたマイクロバスが予定通り、保育園を出発しました。運転手は、中型免許保持者のおやじ園長です。はい。安全運転です。(笑)

 

最初の目的地は、嵐山町の都幾川にかかる「学校橋」の河原です。ここは、キャンプ場にもなっています。しかし、前日までの雨量で、水位がいつもよりも高くなっています。管理人の話では、今日は天気なので、この1時間で10センチ水が引いたそうですが、子どもたちは、全員ライフジャケットを着て川遊びをします。先生たちの視線も常に子どもたちです。

 

結果的に、程よい深さの中、川の流れに身をまかせ、ライフジャケットで体をプカプカ浮かせながら、かなり楽しい川遊びとなりました。魚の仕掛けや網を用意したので、魚とりに夢中になる園児もたくさんいます。

 

モツゴやはやなどの川魚に、川エビ、おたまじゃくし、どじょう、ザリガニ、ヤゴ、あめんぼなど、たくさんの生き物を採集しました。網を持って遊ぶ姿は、子どもたちの集中度が200%くらいになります。日焼けをするくらいに、たっぷり川遊びをして、ママが作ったおにぎりを食べて、大満足です。

 

今回の宿泊場所の「おがわ元気プラザ」に到着しました。サマーキャンプでは、初めて利用する場所なので、子どもたちは、すっかり非日常モードです。しおり作りやプラネタリウムを貸し切りで2つのプログラムを見ました。子ども向けに編集されていたので、みんなは一緒に歌っています。小学3年生と4年生は寝ていました。(笑)

 

夕食は、カレーライスやハンバーグなどの定番ではなく、しっかりと和食中心のメニューです。バランスのいい夕食でした。男子のお風呂タイムは、園長VS11人の男の子たちの水かけ合戦です。これもサマーキャンプの恒例行事です。(笑)

 

今日のお楽しみは、まだまだ続きます。大型望遠鏡での天体観測が、空一面の雲で中止に・・・しかし、この日行われていた小川町の花火大会をバスに乗って見学に行きました。町に近づくまでに、バスの窓から花火が「ドカーン!」もう、子どもたちは大騒ぎです。

 

打ち上げ場所に近いベストポジションから、本当に素晴らしい大輪の花火を見ることができました。子どもたちにとっては、素敵な花火の思い出となったようです。

 

今日は、楽しいことがたくさんありすぎて・・・子どもたちは、すぐに寝ました。ついでに、なぜか声が出なくなった(夏かぜかな?)園長も、夜の10時前には寝てしまいました。

 

ということで、全員元気に「おやすみなさい!」で、サマーキャンプ初日を終えました。

2019年

7月

26日

「答えのない問い」に挑む

京都府は、「未来の担い手育成プログラム」という事業を中学教育のさらなる充実のためにはじめました。

 

「世界中に日本茶を普及させるにはどうすればよいか」という課題が提示されました。

この授業は、学校の先生だけでなく、地元を中心に活躍する企業や大学と連携して行われるそうです。

 

日本茶は、日常生活と密着したものになっているが、お茶を急須で入れて飲む機会は減っている。こうした実態などを踏まえ、「どうすれば日本茶の良さが世界に伝わっていくか」という観点で、生徒たちはグループで折り合いをつけながら考えをまとめます。

 

今、教育界で頻繁に使われる「答えのない問いに対し、自分なりの答えを導く」という内容です。私も「答えは一つじゃないから・・・自分で考えて答えを出してごらん」と、保育園の子どもたちに何度も言うセリフです。

 

社会の変化や想定外の出来事があっても、冷静に次の一手を考えることができる大人になってもらいたいですね。

 

そして、いよいよ、明日から保育園では、サマーキャンプです。1泊2日の冒険ですが、この2日間に、子どもたちの成長のきっかけになる、たくさんの経験が詰まっています。まさに、「答えのない問い」だらけの出来事に対して、子どもたちが、どんな答えを出していくのか・・・大いに楽しみですね。

 

もちろん、私も先生たちも楽しみますよ・・・

2019年

7月

25日

児童が遠泳

昨日のプール開きは、子どもたちにとっては本当に楽しい時間だったようで、それぞれの家庭で、子どもたちのマシンガントークが、さく裂したようです。今日も、スライダープールに行列ができ、水鉄砲チームは、その腕を競い合い、競泳プールでは、ドルフィンキックと平泳ぎのカエル足を特訓しました。充実したプールになっています。

 

さて、大河ドラマ「いだてん」は、日本で初めてオリンピックに参加した男「金栗四三」から、日本にオリンピックを誘致した男「田畑政治」へ物語は移っています。この田畑が少年時代過ごしたのが、静岡県の「浜名湖」です。

 

その浜名湖を見下ろす場所にある、浜松市立伊目小学校は、30年前から児童が1キロの遠泳大会をする伝統行事が続いているそうです。校内検定に合格した4年生以上の児童が参加できます。卒業するまでにほぼすべての児童が参加できるようになると言います。

 

今年は、千メートルの部に21人、500メートルの部に23人が参加し、全員が完泳したそうです。伊目小学校では、この遠泳のねらいを「限界にチャレンジ」と定め、参加した児童は、ライフジャケットやウエットスーツなど浮き具の助けを借りることなく、足が底につかない深さの湖面を泳ぎ切るのです。

 

3年生以下の児童など、泳がなかった児童は、湖岸から合唱して泳ぐ園児を励まします。そして、泳ぎ切った後は、全児童に保護者たちが調理したカレーライスが振る舞われるそうです。

 

子どもたちの「非認知能力」を引き出すには、最高の行事ですね。そして、見事に泳ぎ切った子どもたちに、アッパレです。

 

私が中学2年の時に、臨海学校で、静岡県伊豆の三津浜(みとはま)の海岸沖の特設プールで特訓が行われました。筑波大学の水泳部の学生がコーチとなり、昔の話ですので、超スパルタ練習です。私は、小学生の時に、スイミングスクールに通っていたので、上級クラスにされ、400メートル個人メドレー×4本とか、ヘドが出るくらい(汚い言葉ですみません)の練習をしました、というより、させられました。(笑)

 

そして、1週間の臨海学校の最終日、オリーブオイルを体に塗りたくって、泳ぎが苦手だった生徒も含め、全員が1.5キロの遠泳を完泳させるのです。今でも忘れない、大切な思い出です。

 

いよいよ、保育園のプールが、スタートしたので、遠泳はできませんが、違う形で、子どもたちの「非認知能力」を高めていきたいですね。

2019年

7月

24日

ようやくプール開きだ!

7月1日がプール開きの予定でした。しかし、今月に入って記録的な日照不足に気温が上がらない状況がつづき・・・ずるずると、本日7月24日までプールができず・・・

 

昨日の寺子屋では、スライダープール、水遊びプール、競泳プールの3つのプールを子どもたちとセッティングし、着替え場所の軒下をきれいに掃除しました。プールもしぼんでいたので、あらためて空気を入れなおします。

 

そして、気温31度、水温29度のプールに子どもたちが、ざぼーん…その前に、ちゃんと準備体操をして・・・(笑)

 

小学生を中心とした「ちゃんと泳ぎの練習がしたいチーム」は、ゴーグルを付け、ビート板を使って、競泳プールで練習です。スイミングスクールではないので、楽しく遊びながらですが、小学生に交じって、年長、年中園児も参加します。このタテの効果が、子どもたちの「もっと上手になりたい!」の気持ちを伸ばすのです。今日は、ドルフィンキックまで練習しました。もちろん、なんちゃってドルフィンキックになっていますが。(笑)

 

水遊びプールでは、水鉄砲の闘いが白熱します。のほほんと遊ぶ園児の頭上から、水しぶきがかかります。両手に水鉄砲を持って、ドヤ顔の男子は、守りは弱く、先生にホースでの攻撃を受けると逃げ回っています。(笑)

 

そして、人気のスライダープールでは、1歳児クラスが、無謀にも、自分一人だけですべろうとします。滑るのは簡単ですが、最後は、少し深くなっているプールの水です。そのままバランスを崩して、水の中に尻もちをつきます。ここは、先生が鋭いまなざしを光らせているので、すぐに助けます。

 

初日のプールで、「怖いもの知らず」の危険1歳児が数名判明しました。こんな感じで、子どもたちの行動特性をしっかりと受け止めて、安全で楽しいプール活動を子どもたちと共に、作り上げていきます。

2019年

7月

23日

生きがいと社交ダンス

今週から小学校が夏休みに入っているので、土曜日だけでなく、平日も卒園児の小学生が学童で登園します。柔道を習っている小学校3年生は、朝から園児たちに「柔道教室」を行っています。受け身の練習だけでなく、一丁前に大外刈りの技のかけ方まで教えています。

 

保育園の園児たちは、よくわからないままに、マットの上で投げられていました。(笑)

 

お昼寝タイムは、宿題をしたり本を読んだりしていますが、連絡ノートの記入が終わり、園長の手が空くと、小学生を連れて図書館に行きました。先日、保育園の図書カードで借りた本を返しに行ったのですが、図書館のある西部文化センターの大ホールで、社交ダンスのパーティが行われていました。

 

子どもたちは、ドレスアップした婦人たちをロビーで見かけると、「あのきれいな洋服を着た人たちは何をしているの?」と、すぐに興味を持ちます。

 

「社交ダンスといって、大人の女性と男性が、音楽に合わせて、協力して踊るんだよ。踊りが上手になると、大きな大会で活躍する人もいるんだよ」と話をすると、子どもたちは「見たいよ!」になるに決まっていますね。

 

受付の紳士に、「小学生の子どもたちなんですが、興味を持ってしまったようで、見学させていただいてよろしいですか?」と尋ねます。その紳士が、この社交ダンスチームの会長さんだったので、笑顔で「いいよ~みんな入ってごらん」とOKが出ました。

 

この大ホールは、クリスマス発表会で何度も来ているので、子どもたちには馴染みが深いのですが、ステージも客席もなく床がフラットになっていたので、「えっ~いつもと違うよ~」と子どもたち。西部文化センターの大ホールは、ステージがダウンして、客席もセットバックできる最新の劇場になっています。さいたま市内では、社交ダンスの聖地とも言われています。

 

そして、子どもたちは、ざっと100組以上のペアが、派手な衣装でダンスをしている姿に、目がテンです。(笑)

 

その間、ダンディな会長さんに、社交ダンス世界の話を聞いていました。100組の中には、80歳を超える方もいるそうで、「特に男は、定年して、何もすることがなかったのが、この社交ダンスをするようになってからは、元気にがんばっているよ。女性は、衣装を美しく着たいのか、ダイエットして健康な食生活をおくっているから、肌もすべすべだよ」なんて、言ってます。

 

このダンディ会長さんは、かつては、東京の大会で表彰台にも立ったことがあるそうです。納得できるマスクとスリムな体系でした。

 

役所広司さんが主演した映画「シャルウィダンス」は、もう何十年も前の映画ですが、これを見て、社交ダンスを始めた人が多いと聞きます。これからの時代に大切なのは、ただ長生きをすることではありません。「心も身体も健康で長生きすること」です。

 

子どもたちの前で、ダンスをしていた紳士淑女は、気さくに子どもたちに話しかけてくれます。小学1年生女の子のママが、フラダンスをしていると言うと、とても美しい自称60歳の淑女が、「私はフラダンスと社交ダンス両方やってるわ・・・」と会話がはずみます。

 

そして、小学3年生の女の子が、おじさまに連れられて、社交ダンスデビューまでさせられてしまいました。(笑)

 

何でもチャレンジしたいタイプの子なので、すぐに、簡単なステップですが、覚えてしまいました。こうして、なかなか経験できない貴重な時間を過ごしました。子どもたちが、初めて見る社交ダンスの世界・・・私も生で社交ダンスを見るのは初めてです。

 

やっぱり、元気に・・・何か生きがいを持って年齢を重ねたいものですね。

2019年

7月

22日

伊予のリーダー村

今日の寺子屋は、夏まつりの装飾です。黒の模造紙に絵の具で、華やかに手形をペッタンします。「お化けの花火音頭」を子どもたちが踊るのですが、この手形が花火になるというわけです。

 

右手で1色、左手で違う1色を塗ります。両手で、赤と黄色など一人2色の手形を模造紙にスタンプしていくのですが、中には、何色も混ぜてしまう園児もあります。(笑)

 

子どもたちは、わいわいガヤガヤ・・・それなりに形になってきました。フィンガーペインティングは、感触が気持ちよくて、子どもたちには大人気です。

 

さて、今日は四国の愛媛県の話です。大洲市の少年交流の家では、「伊予の伝承文化を学び伝えるリーダー村」という事業があります。

 

これは、4日間大学生が小学生と共に過ごします。最初の2日間で、リーダーシップや子どもへの接し方、集団づくりの技法、愛媛の伝統文化について学びます。後半の2日間は、小学生が参加する「子どもむかし生活体験村」の企画・運営を担当するという内容です。

 

目的は、4日間、小学生と共に過ごす中で、リーダーとしての資質を身につけ、活動を通して伝承文化を小学生に伝えることです。大学生と小学生の組み合わせというのも、他ではあまり聞きませんので、興味深いですね。

 

たった4日間ですが、学生が悩みながらも解決策を考え、日ごとに自信をつけていく姿があり、数日でもかかわらず、班が家族のように変わっていくのだそうです。

 

「今まで卒業式でも涙することがなかったのに、最終日の夜から涙が止まらなかった」とある学生が話します。

 

リーダーとして、周りの人たちを引き込んでいくタイプの人間は、実は少数派です。ほとんどの日本人は、内向的な性格とも言われます。しかし、こうして、リーダー体験を行うことで、自分でも気がつかなったリーダーシップの花が開くかもしれませんね。

 

リーダーシップは、声が大きくて「俺についてこい!」タイプとは限りません。周りの人たちへの「影響力」が高い人がリーダーにふさわしい資質を持っているのです。リーダーシップも「他人と違う」でいいのです。

2019年

7月

21日

演劇取り入れマナー、モラルを考える

昨夜は、新宿京王百貨店の屋上で、中学・高校時代の仲間たちとバーベキューをしました。屋上ビアガーデンスペースの半分が、BBQコーナーになっており、食材持ち込みで楽しめる空間になっています。保育園の畑で収穫したインゲン豆にオクラ、ピーマンは、「おいしい!」と大評判でした。おやじたちは、年齢的なこともあり、肉よりも野菜を好む傾向にあります。(笑)

 

となりのグループは、24歳の女子4人組です。おやじたちにとっては、自分の娘ほどの年齢ですが、誕生日のお祝いバーベキューをしていました。高校時代の仲間だそうです。トップスのチョコレートケーキがバースデーケーキというのが、おやじたちの共感を呼びます。今どきの人気パティシエのケーキでなく、平成のチョコレートケーキの定番というのがいいのです・・・(笑)

 

仲間を大切にし、人生を大いに楽しんでいるようで、おやじたちは、まるで我が子を見るように、うれしい気持ちになるのです。

 

さて、東京都新宿区にある海城中学では、1年生に向けて演劇を取り入れたワークショップを行っています。俳優や演出家で作るNPO法人が、通学時の電車の中でトラブル事例を演じます。

 

電車内で生徒数人が大声で話すなどして他の乗客から迷惑がられる場面を表現します。ポイントは、演劇の後、生徒に「自分ならどう行動するか」を考えさせることです。

 

劇中に登場していた生徒の一人は、「迷惑がられているとは分かっていた。でも、友だちとの人間関係が気になっていた」とその時の内面を暴露します。

 

演劇を見ていた生徒たちは、さらに考えます。「本当の意味で友人になるには、指摘し合えることが大事なのでは・・・」「言うのが難しくても目で伝えられる・・・」などの意見が出ます。

 

「電車の中ではマナー、モラルを考えよう」という模範演技を見るだけでなく、そこから、生徒たちが自分で考えて、普段の学校生活につながる「友だちとの距離感」まで広がっていきます。

 

たいがい、こういった取組みは「○○しましょう」という、一方通行の押し付けに終わることが多いのですが、やはり、生徒自身が自分で考えることが大切なのです。

2019年

7月

20日

小魚・ヌマエビ・アマガエルにセミの声

いよいよ、さいたま市内の小中学校は、今日から夏休みに突入しました。何人かの卒園児から「通知表」を見せてもらいます。1年生は、○(よくできた)と△(もう少しがんばろう)の2段階で、学年が上がるごとに、3段階評価などに増えていきます。

 

私は、どんな通知表でも「よく頑張ったなぁ~」と少しオーバーアクションで応えます。そして、ほとんどの卒園児が皆勤賞です。休まずに小学校に通っています。保護者にとっては、ドキドキの通知表でしょうが、この通知表の結果で、将来が決まることは120%ありませんので、「小学校では、こんな感じで過ごしているんだ」くらいで受け止めればいいのです。

 

保育園の屋上に、ようやく朝顔の花が咲きました。子どもたちは、色水づくりに夢中となります。ピンクや青の色水ができると、大喜びの子どもたちです。小さい園児も先輩たちのマネをして、自分で作った色水を「おうちに持って帰る」と言います。親としては、迷惑なことになりますが、こっそり、処分してください。(笑)

 

今日も蒸し暑い一日です。園長の課外授業は、来週のサマーキャンプにつながるように、小魚やヌマエビ、カエルの採集を行いました。網を持って、小川の渕をすくい上げると、ヌマエビがゴロゴロ入ります。中に、小魚も入っています。

 

サマーキャンプの川遊びのメインは、魚の生き物の採集です。今日は、少しでもコツをレクチャーします。魚キラーという仕掛けの中には、魚がたくさん入っていました。無心で魚とりに夢中になる子どもたちです。

 

そして、聞こえました・・・「セミの声」です。アブラゼミのジージーという鳴き声です。やっと夏らしくなってきました。田んぼのあぜ道を歩くと、前後左右からアマガエルやツチガエルが跳んできます。ヘビも発見・・・「キャーワ~!」と大騒ぎの子どもたちですが、私が子どもの頃には、どこにでもあった風景を子どもたちに体験させます。

 

サマーキャンプへの期待も膨らんだようで・・・やっぱり、夏休みの子どもたちは、宿題に追われる日々ではなく、自然の中で思いっきり遊ばせたいですね。

2019年

7月

19日

自分で選んだ道

8月3日の夏まつりでは、年長、年中園児はお店屋さんで活躍しますが、それぞれ「カレー屋」「かきごおり屋」「ゲーム屋」のメンバーが決まり、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「またどうぞおこしくださいませ」の接客用語を家で練習する園児もいるようです。

 

そして、夕方には、「お化けの花火音頭」の踊りの練習が始まります。CDの操作ができる年長女子が、10回もリピートして「もう一回やる!」状態となり、小さい園児もしっかりと踊っています。今年も、大いに盛り上がりそうです。

 

さて、数カ月前に「ブラックホール」の撮影に成功したことが、ビッグニュースとして取り上げられました。その国際プロジェクトで、日本チームのリーダーを務めた本間希樹(ほんま まれき)さんの話です。

 

彼は、東京大学で天文学を専攻するのですが「ふだん見えないものを見るのは面白そう」という漠然とした理由からだったそうです。

 

しかし、そこで「人生の師匠」と言える教授に出会います。教授は、研究テーマを学生に押しつけません。その代り、繰り返しこう問いかけました。

 

「あなたは、何を研究したいの?」

 

つまり、「自ら見つけたテーマじゃないと楽しくない。楽しくなければ研究じゃない」という考えです。本間さんは、その教授に「研究は楽しい、人生も楽しい」と教えてもらったのです。

 

それを機に、本間さんは、自分で選ぶ人生を進んでいくことになります。彼の凄いところは、自分の知識や技術を惜しみなく共有し、世界中の仲間と研究を成し遂げたことです。

 

私が想像する研究者像は、孤独に地道な作業を何度も繰り返すイメージですが、本間さんは、仲間と情報共有しながら研究を行うことを自分で決めたのです。

 

保育園の子どもたちを見ていると、何でも自分でやらないと気がすまない園児もいますが、なかなか自分で決められない園児もいます。考え方は、もちろん色々あるでしょうが、「自分で選んだ道」を進むことは、何よりも楽しい人生につながると私は考えていますので、今は自分で決められない子どもたちへ、アプローチをするのが私の役割です。

 

やっぱり・・・自分で決めた人生は楽しいですね!

2019年

7月

18日

「好き嫌いダメ」はもう古い!?

今日はピクニックランチの日です。寺子屋園児が、ママが作ったお弁当を屋上でわいわいガヤガヤ食べます。年に3度の行事なので、ママも子どものリクエストを参考に、はりきって弁当作りを頑張ってくれます。子どもたちにとっては、特別な一日です。

 

子どもたちは、ウマの合う園児同士で輪になって会話を楽しんでいます。デザートのゼリーが多かったので他の園児におすそ分け・・・会話を楽しみながらの給食は、いつもと一緒ですが、屋上&ママのお弁当は、非日常感が満載です。(笑)

 

ピクニックランチのお弁当は、たいがい、ママの頑張りで量が多めですが、子どもたちは、みな完食します。理由は、ママと一緒に「何しよう」と自分で考えたお弁当だからです。

 

しかし、おうちでの食事では、「好き嫌いせず、残さず食べなさい」と言われて育った親世代にとって、自分の子どもにも同じように教えるママがほとんどですね。保育園でも「好き嫌いしないで、何でも食べよう!」は、どの先生も子どもたちに願うことです。

 

ところが、最近は考え方が少し変わってきているそうです。

 

「好き嫌いしないで食べること」よりも「食を楽しむことが重要」という考えです。もちろん、楽しく食事をすることには大いに賛成ですが、好き嫌いなく楽しく食べられる方がもっといいじゃないのと、ひねくれた私などは思ってしまいます。(笑)

 

ところが、近年主流の考えは「食べない分の栄養素は別のものから摂る。嫌いなものを無理に食べさせられるのは、子どもにとって苦痛なこと。だから、無理強いはしない」とのことです。

 

サッカーの元日本代表中田選手は野菜嫌いで大人になっても偏食・・・体操の内村選手はブラックサンダーというチョコレート菓子ばかりたべていた・・・なんて、ことも耳にしますが、みんなで楽しい食卓にするには、誰もが好き嫌いなく「おいしい!おいしい!」と会話が弾む方が楽しいですね。

 

保育園では、屋上ファームの自分で収穫した野菜は美味しく食べるというマジックがあります。あとは、量を少なくする・・・残してもいいけど「あとこれだけ頑張ってみよう」と先生が後押しすることが多いですね。

 

ある栄養士は、「たとえ食べなくても、苦手なものを食卓に登場させることは大切」と話します。苦手な物には一工夫・・・例えばにんじんが苦手なら、型抜きを使って星型にすることで、見た目を変える・・・野菜を子どもと育てたり、料理を一緒に作ったりして、食卓に上がるまでの過程を知ることも子どもの楽しみを引き出すことにつながると言います。

 

ということで、やっぱり「好き嫌いはダメ」でしょ・・・(笑)

2019年

7月

17日

セミの声が聞こえない夏・・・

今日は「あずみ苑」に行って、おじいちゃん・おばあちゃんたちと楽しい時間を過ごしました。年長・年中の2学年が訪問します。年中園児にとっては、今年度初めての経験となりました。

 

歌をうたい、夏まつりで見せる「お化けの花火音頭」を踊ります。ジャンプして一回転するところで、おばあちゃんたちの歓声が上がります。そして、恒例のインタビュータイムの時間です。保育園の朝の会とは、かなり雰囲気が違いますが、年中園児も全員しっかりと受け答えができました。七夕のお願いで「みんなをやさしくしたい~」「平和になりますように!」という願い事には、おじいちゃん・おばあちゃんたちもビックリです。(笑)

 

さて、7月に入ってからのブログは、夏らしからぬ天気を嘆くコメントを毎日のように書いていますね。7月6日に行ったナイトツアーでは、蛍にカブトムシに・・・実は、もう一つ「セミの羽化」が見たいと欲張っていました。ところが、今だにセミの声も聞こえてきません。

 

ということで、今日は、今月末には「ミンミン・・・ジージー」とうるさくなるセミについての話です。

 

つい数年前までは「セミの命は1週間」という説が主流でした。私も子ども頃から、そう思っていました。しかし、長年セミの研究を続けている埼玉大学の林教授によると「国内でよく見るアブラゼミなどのセミの成虫は、10日から2週間は生きられます。鳥などの外敵に襲われなければ、1カ月も生きることもあります」と言います。

 

「1週間」と言われてきたのは、幼虫で過ごす時間の長さが関係しているそうです。アブラゼミなどの幼虫は、4~5年もかけて土の中で育ちます。一方、地上に出て盛んに鳴く成虫の期間は1週間よりも長いのに「はかなさを表現するために1週間と言われるようになった」と林教授は推測します。

 

土の中で5年も幼虫でいるのは、「セミの幼虫は、木の根の樹液を吸って育つ。ほとんど水しか通らない管から少しずつ栄養を取るので、時間がかかる」そうです。長い時間をかけても、土の中は外敵が少ないので生き延びられるようです。

 

また、西日本を中心に生息するクマゼミが、ここ数十年で北上し、関東でも見られるようになったそうです。アブラゼミやクマゼミは木の枯れ枝の中に卵を産みつけます。卵から大きさ1~2ミリの幼虫が出てくるのですが、地面に落ちた幼虫が土にもぐるまでの間が、最も外敵に狙われやすく、一生のうちで最大の難関です。アリなどに食べられてしまい、ほとんどが死んでしまうそうです。

 

やっぱり、セミの一生ははかないですね。5年かけて、頑張って生きてきたセミの成虫のうるさいくらいの鳴き声が聞こえないと、夏とは言えませんね。早く、鳴いておくれ!

2019年

7月

16日

うさぎのユック

昨日は、この春小学校1年生になった卒園児のピアノ発表会に行ってきました。先回の発表会の時は、ママが横で連弾しながら、少し頼りなかったのですが、今回は、大好きな電車から「新幹線」という曲を一人でやり遂げました。

 

2曲目は、小学校5年生の姉との連弾です。「タッカーのひみつのよる」という曲をミスなしで成功させました。あまり練習好きではない男の子ですが、本番で結果を出したようです。小学生を中心とした32組の演奏を楽しみました。小学校5年・6年生の演奏は、目を閉じて聴いていると、大人が弾いているような完成度の高さです。久々に、ピアノの演奏を楽しむことができました。

 

さて、土曜日の「図書館で本を借りた・・・」の続きです。5歳男の子は、借りた本を家に着く前に読み始めたそうです。そして、今度は、ママと二人で図書館に行く約束までしました。やがて、本好きになって、ママやパパや先生に「○○の本読んでみて!すごくいい本だから・・・」なんて、会話になるようならうれしいですね。

 

今日は、そんな本好きの小学2年生が、おすすめの本を紹介します。「うさぎとユック」というお話です。作者は「絵門(えもん)ゆう子」という人です。NHKのアナウンサーや女優としても活躍されていたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、絵門さんは、がんの宣告を受けます。

 

がんの治療のために長い間入院をしていました。そのとき入院していた女の子と出会います。その子は、うさぎの絵を描くのが好きで、絵門さんは、うさぎが出てくる絵本を作ってあげると約束したそうです。こうして生まれたのが、「うさぎのユック」です。

 

絵門さんは、闘病むなしく、49歳の若さで亡くなります。

 

物語のストーリーは、お母さんうさぎから5匹のうさぎが生まれます。しかし、その中の1匹が、生まれつき足も心臓も弱いうさぎでした。しかし、個性豊かな兄弟うさぎに支えられながら、時には支えて生きていく物語です。ライオンに襲われても、あきらめない心で生き抜くのです。

 

絵門さんは、生前「毎日が命の記念日だ」と言って、いのちを大切に・・・一日一日大切に過ごすことを忘れません。そして、みんなで力を合わせていきることをこの絵本の中で教えてくれます。

 

子どもたちの図書館通いが当たり前になれば、こんな素敵な本に出合える機会が増えることでしょう・・・

2019年

7月

15日

未婚男女のすれ違い

昨日は、大学時代の仲間たちと東京お台場にある「大江戸温泉物語」で、ゆっくりと時間を過ごしました。ここは、2003年オープンした施設です。今では、全国どこにでもスーパー銭湯&非日常空間を演出する施設がたくさん出来ましたが、その先駆けとなった施設です。

 

ここでは、男女ともに浴衣になってぶらぶらします。まるで江戸の街なみを歩いている感覚です。この日は、金魚がたくさん泳いでいました。アクアショップでみる金魚とは違って、風情を感じますね。まさに江戸情緒あふれる非日常を楽しみ、50歳を過ぎたおやじたちの会話もはずんだのです。(笑)

 

さて、今日は、結婚前の男女のすれ違いについての話です。

 

女性が結婚相手に求める年収は、ざっと半分の女性で500万円以上だそうです。しかし、年収500万円以上の男性は16%しかいません。男性で、最も多い年収は300万円未満ですが、それで良しとする女性は1割もいないそうです。

 

この数字を「女性の高望みだよ~」と笑うのは簡単ですが、もっと深く考えてみます。

 

賃金の性差がすくなく、フルタイムの共稼ぎが当たり前の北欧諸国では、このような男女のすれ違いはありません。日本では、夫婦共稼ぎが当たり前とは言えないので、結婚したら女性は稼げなくなるので、パートナーにある程度の収入を期待せざるを得ないとも言えます。

 

しかし、今の時代、男性の腕一本で家族を養える時代ではなくなりつつあります。年功賃金、終身雇用という日本的雇用慣行も、なくなっていくでしょう。

 

これから結婚する若者が、右肩上がりの賃金上昇や長期の継続雇用が今後の日本では保障されないのなら、夫婦で力を合わせて稼ぐことが求められる時代となり、その見通しをもてば、未婚男女のすれ違いもなくなり、未婚化・少子化に歯止めがかかるかもしれませんね。

 

まぁ~これに関しては、色々な考えがあると思いますが・・・

2019年

7月

14日

忍者はいたの?

今日も朝から雨が降っています。この週末、家族でキャンプをした5歳女の子も、残念ながら雨の中でのテント撤収となっているのでしょう。雨の中でもキャンプを楽しむことはいくらでもできますが、テントの設営と撤収の時だけは、雨は勘弁ですね。(笑)

 

さて、私事ですが、日本の歴史のなかで「女王卑弥呼の邪馬台国はどこにあったか?」「忍者は本当にいたのか?」の2つは、テレビでも本でも何か特集が組まれると、注目してしまいます。

 

今日は、その1つ「忍者」の話です。私の息子が小学生の時に「NARUTO(ナルト)」という忍者のアニメにはまりました。「NARUTO」の登場人物にあわせたコスプレをする人たちが世界中で多く見られるほどの大ヒットアニメです。

 

ここに登場する忍びたちのように、「影分身」などの技は使えなくても、本当に日本には「忍者」がいたのか?興味がありますね。

 

古文書から歴史の真実をあばく切り口で、テレビでもよく出演されている、歴史家の磯田道史さんは、10年前から忍者の存在を実証する研究をしているそうです。

 

磯田さんは、映画にもなったベストセラー「武士の家計簿」の著者でもあるので、「忍者の本を書いて次のベストセラーをお願いします!」という依頼が殺到しているそうです。しかし、忍者の存在を証明する古文書がなかなか発見されません。

 

そこで、甲賀市役所にお願いをして全市に忍者の古文書がないか市民に呼びかけてもらうと、奇跡が起きました。甲賀市の杣中(そまなか)地区の木村姓の家で古文書が見つかったそうです。それは、忍者の頭目と言われていた木村奥之介の「先祖書ならびに勤書」という古文書です。

 

この発見で尾張藩が甲賀忍者を採用した実態の詳細がわかったそうです。甲賀忍者は戦国時代に豊臣秀吉に迫害され甲賀を追い出され浪人になり苦労をしたそうです。そして、運が開けたのは江戸期に入ってからのことです。

 

頭目の奧之介は、尾張の家老から「甲賀に帰って忍びの心がけのある者をあつめよ」との密命を受けます。こうして「甲賀5人」の忍びが生まれました。この忍びたちは、甲賀から毎年二人ずつ交代で参勤し名古屋城下で勤めを果たしたそうです。

 

実際に、甲賀5人は、忍者としてどんな技を使っていたのかは不明ですが、さぞ、高額の手当てをもらっていたのだろうと思っていると、なんと、滞在期間中(たぶん数カ月?)に、今の金額で一人1万円の手当だったそうです。

 

すずめの涙ほどの手当てで、忍者もつらい勤め人だったというのが、古文書から見られる真実のようです。私たちが勝手に妄想をふくらませていた「忍者」像が、崩壊してしまったようですね。

 

でも、ラグビーの五郎丸選手のように手を組んで、気がつくと、木の葉だけを残して消えてしまう「忍者」の存在を私は信じています。(笑)

2019年

7月

13日

本を好きになる習慣

今日も卒園児の小学生が7人、同窓会のごとく保育園に登園してきました。お昼寝タイムの園長の課外授業は、年長園児3名と共に、10人で近くの図書館に行きました。

 

単純に、子どもたちが自分で好きな本を探して、一人で読んでも良し・・・友だちと一緒に読んでも良し・・・とにかく、本を読む環境を経験させることが目的です。

 

「ここは図書館だから、静かにしてね」なんて、小学生が年長園児に先輩面して教えています。(笑)

 

すると、小学校3先生の女子が、「園長先生・・・本を借りたいんだけど・・・」と、家でゆっくりと読みたい本を何冊か見つけたようです。

 

ここで、最近はかなり錆びついてしまった、私のアンテナがビビビッとひらめいたのです。このアンテナは、だいたい年に一度くらいしか反応しなくなっています。先回は、昨年秋に思いついた「自転車免許証」です。この免許証が欲しくて、2歳児クラスまで、補助なし自転車にチャレンジする園児が続出したのです。

 

今回は、「子どもたちが本を好きになる習慣は、これだ!」と思いついたのです。

 

さっそく、保育園の図書カードを作ります。法人扱いなので、1回で100冊の本が借りられます。そして、子どもたちに、「自分が読みたいと思った本を借りてもいいぞ・・」と自分で本を選ばせます。

 

小学生なら、学校の図書室で本を借りる経験はあっても、街の図書館で借りる経験はほとんどありません。保育園の年長園児は、目をギラギラさせながら、「カブトムシの本」を見つけてきました。先日のナイトツアーで採取したカブトムシを飼い始めた男の子です。

 

親の気持ちとしては、我が子が本好きになってもらいたいと願い、子どものために本を買って読ませようとした経験があるかと思いますが、たいがい、子どもは与えられた本には興味を示しません。私も、我が子に「これだ!」と思ってプレゼントした本は、ほとんど本棚に置かれたままになっています。(笑)

 

そうです。当り前ですが、自分で見つけた本でないといけません。しかし、本屋さんで新書を毎回買うとなると、お金もかかりますし、飽きてしまうこともあって難しいですね。

 

しかし、今回は、保育園の仲間たちだけで、自分で借りる本を選びます。今日は、4冊借りた小学生がいました。たとえ、全部読むことができなくても、たくさんの本を手にすることで、「本を好きになる習慣」が生まれるのです。仲間たちと「あーだこーだ」言いながら本を探すのは本当に楽しい時間です。

 

どうですか・・・この作戦で、ホワイトきゃんばすの子どもたちに、本を好きになる習慣をつけるきっかけをつくることにします。もちろん、ここから先は、子どもたち自身にかかっていますが・・・(笑)