夜行列車の旅

昨日、長男が夜行列車の旅から帰ってきた。

 

この春高校進学なので、卒業旅行なのだそうだ。

 

大宮を早朝立ち、鈍行列車を乗り継いで、青森へ。

青森からは、「急行はまなす」という夜行列車で札幌に朝到着。

札幌をぶらびらしたのもつかの間、函館、そして今度は日本海を鈍行列車で進み、夜中に新潟着。

新潟から「ムーンライト越後」という夜行列車で早朝大宮着。

 

2泊3日の東北・北海道・新潟の夜行列車の旅である。

 

今から30年前・・・私も旅が大好きで、上野からの夜行列車は、「八甲田」「津軽」「十和田」。東京からは、「大垣行き」。北海道内もまだ国鉄時代で、札幌を起点に、稚内・釧路・網走への夜行列車を有効に活用しての、「時間はあるが金がない旅」を楽しんだものです。

 

北は、北海道礼文島から・・・南は、沖縄西表島まで・・・日本の全都道府県を制覇したのが、今でも自慢話です(ちっちゃいかな?)

 

さて、息子は、この旅で、どんな出会いがあったのやら・・・何を考えることができたのやら・・・15歳の男の子が、ペラペラ父親に話すわけもないので、知る由もありませんが、大人への階段を半歩ぐらいは進んだことでししょう。