赤ちゃんバッタ

ホワイトきゃんばすファームの真っ赤に熟したミニトマトに、小さなバッタがいました。

 

ショウリョウバッタの赤ちゃんです。これから、真夏に向けてどんどん繁殖していくのでしょう。

 

子どもたちを呼んで、いつものように観察タイム・・・バッタを怖がる園児もいます(笑)

 

最初は、じっとしていた赤ちゃんバッタも、私の腕の上を飛び跳ねて、最後は草むらへ逃げ込んでいきました。

 

私自身のバッタ採りは、よく覚えています。まだ10年位前のこと・・・

 

子供が小さい頃は、必ず夏には2泊以上のキャンプをしていたのですが、群馬県のキャンプ場で、ガスバーナーをどうしていいのか?と同じキャンプ場に来ていたお父さんが、困った顔でやってきました。

 

コールマンのガスバーナーは、ポンピングという空気を圧縮する作業をしなければならないので、新人キャンパーのお父さんには使いこなせなかったのです。

 

丁寧に実演してあげて、しかも、炭に火をつけることも、そのお父さんはままならなかったので、これも、紙→小枝→最後に炭の順番で実演し、その家族は無事に晩ごはんにたどりついたわけです。

 

ただし、いけなかったのが、その家族の子ども(小学生の男の子2人)が、完全に私になついてしまったのです。

 

翌日も、私を見つけると、「虫とりしよう」とやってきた。断るわけにもいかないので、自分の子供たちと一緒に、バッタ採りをしたのです。

 

ショウリョウバッタにトノサマバッタにオンブバッタ・・・

結構たくさんの種類が跳ねていたのが印象に残っています。

 

でも、自分の子供を取られてしまったような、悲しい顔のお父さんを見たときは、急に罪悪感にみまわれ、「今日はこれでおしまい!」としたのです(笑)

 

世のお父さんへ・・・

子供の前では、何でもできるカッコイイお父さんであるよう、少しだけ、努力を忘れずに!

 

これ、教訓です・・・