胴上げ

今日は、読売ジャイアンツ原監督の胴上げがありました。巨人がセリーグの優勝というわけです。

 

中学1年の9月。当時の後楽園球場で王選手の756号世界新記録を観戦した頃は、バリバリの巨人ファン。カウント2-3から、鈴木康二郎投手のシュートをライトスタンドにホームラン。1塁側内野席で王選手の両親のすぐ近くで、興奮してみていました。(自慢です。はい。)

 

思春期に「大きなもの」「強いもの」に反発する 性格がはじまり、アンチ巨人へ傾斜し始めました。

学生時代に西武球場でUCCコーヒーの売り子のバイトをしていた頃、あの日本シリーズの名勝負といわれた、1983年の藤田巨人と広岡西武の戦いを生で見ることができました。江川投手から田淵選手がホームランを打ち、西本投手のシュートに西武打線が苦しみ・・・巨人王手で迎えた第6戦。9回裏まで巨人がリード。そこから西武が同点に追いつき金森選手のヒットで延長サヨナラで逆王手。そして、最終戦は西本投手を打っての勝利で、逆転日本一。

 

アンチ巨人全盛期でしたので、バイト中とはいえ、スタンドで大興奮したものです。ちなみに、この日のコーヒー販売数511杯は、当時UCCの新記録でした。スタンドで観戦していた約4万人のお客様の8人に一人が、私のコーヒーを飲んだという計算になります。もちろん2杯飲んでいただいたお客様もいますが・・(すみません・・・これも自慢です。はい。)

 

さて、話が脱線してしまいましたが、印象に残ったのは、原監督のインタビューでのコメントです。

 

もともとお話は上手ですが、今日は、今シーズン活躍した、若手もベテランも含め、多くの選手の名前を挙げました。プロの選手でもこれは、心に響いたはずです。

 

プロに入団する選手は、もともと「エースで4番」と言われるような一流選手です。プロ選手として、並で終わるかどうかは、気持ちの持ち方で決まります。精神論じゃありませんよ・・・

 

原監督のすぐれたところは、特定の選手ではなく、全選手のモチベーションを高いところにもっていける力です。褒めるのでなく、認めることでしょう。

 

「本当にお前たちはね~強いサムライになった。おめでとう。」

 

第2回WBCで優勝し、シャンパンがけの時の原監督のコメントです。

 

これは、ぐっときますね~。