ソフトブレーン

ソフトブレーンという会社は、中国出身の宗さんが立ち上げました。現在は、会社の代表を自ら外れ、テレビに出演するなど、幅広い活躍をされています。

 

ソフトブレーンフィールドとうグループ会社に、かつて、チェーン店の営業活動フォローを依頼したことがあり、宗さんの考え方に触れる機会が多くなりました。

 

どれも鋭い考えですが、世間で評論されている内容のコピーではなく、個人の考えを堂々と発信しています。

 

今日は秋分の日で保育園がお休みですので、久々に朝からワイドショーを見ていました。

 

中国との問題がトップニュースです。

 

イオンやトヨタの販売会社、パナソニックなどの日本企業を襲撃することが、逆に、中国国内で問題になっている雇用の問題を悪化させることなど、大人が冷静に考えれば、わかることなのに・・・ましては、暴力とか破壊からは何も生まれないことなど十分承知しているはずなのに・・・と思うのですが、どうしてこのような暴動が起きてしまうのか、ずっと考えていました。

 

中国人の人間的レベルが低いのか?・・・違います。

宗さんのような人が、中国を飛び出して世界で活躍しています。

 

私の考えるこの問題の本質は、「国民への正確な情報がない」ということだと思います。

 

日本では、様々なメディアからの情報が配信され、一人ひとりがその情報の中から自分の支持する考えを選択するもよし、情報をつなぎ合わせて、自分の考えを主張するもよし。

 

とにかく、自由に考える風土がベースにあります。そこからは、自分と違う考えを認めることにもつながり、他人との違いを認識します。

 

情報が多すぎて、捨てることができず溺れてしまうという、悪影響もありますが(笑)、こんな環境にあって、はじめて、冷静に大人の判断ができると考えます。

 

かつて、部下のモチベーションを上げるために、

「目標は売上105%・・・ただし、目標を達成する手段は、自分たちで考えろ!以上!」(こんな偉そうに言ってませんが、ブログなので、誇大表現)

 

いい大人に、手段まで、「あーしろこうしろ」では、いくらそれがベストの手段であっても、モチベーションはあがりません。自分で考えて、それを達成してなんぼです。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちへは、「どうしたいのかは、○○ちゃんが決めなさい」と話をします。園長だけでなく、職員全員が「最後は自分で決めなさい」というスタンスで、子どもたちと接しています。

 

今回の中国の件から、さらに、子どもたちにもっと情報を与えて、自分の考えを言えるようにしていきたいと思いました。

 

「右へ進むとこうなる。左に進むとこうなる。でも、もっといい考えがあるかもしれない。○○ちゃんだったら、どうする?」

 

今日のブログは、日中問題から、子どもたちの成長を考えるという、大胆な?切り口としました。

 

ちなみに私は、評論家ではなく、園長です(笑)