綱引き

今日は、新しい遊びをやりました。

 

綱引きです。

 

小学校の運動会でやるような太い縄では、保育園の子どもたちはつかめないので、細目のロープを約10センチ間隔で、結び目を作って、握りやすくしました。

 

職員が、綱引きのやり方をやって見せたのですが、理解できたのは3歳以上でした。

 

1歳2歳も、おもちゃの取り合いでは、かなりの力を発揮するのですが、綱引きの要領は、まだダメなようです(笑)

 

綱引きの狙いは、引く力で背筋力を鍛えることです。運動能力は、腹筋よりも背筋力がものをいいます。上半身の力を引き出す源となります。

 

そして、「勝った」「負けた」から得られる、自身と悔しさです。

 

最近の幼稚園や小学校では、運動会でのかけっこに順位をつけないところが、増えてきています。みんな一番でがんばったね・・・という考えです。

 

ホワイトきゃんばすでは、ありえないことです(笑)・・・

 

負けん気の強い子どもが、キックボードで一番を逃したら大泣きします。それでいいのです。次に一番になるために、もくもくと練習をしています。

 

ビリになっても、ヘラヘラしている子どもには、「悔しくないのか!」と活を入れます。もちろん、運動能力には個人差があるので、100%の力を出し切ったか否かが、重要なことです。

 

かけっこが遅い子どもでも、一生懸命に走っていれば、たくさん褒めます。

 

さて、綱引きの話に戻ります。最後は、子どもたち5人と園長との勝負です。ここは、わざと負けてあげるべきなんでしょうが、大人気ない園長は、有無を言わさず勝ってしまいました(エッ・・・?)子どもたちは、勢い余って将棋倒し・・・

 

でも、「次は負けないぞ!」と言ってくれた男の子がいたので、これからも、わざと負けるのは、やめにします(笑)

 

職員には、「園長!そこは、負けるところでしょう~!」とよく言われます。はい。