幸せのモノサシ

突然ですが、あなたにとって幸せとはどんなことですか?

 

簡単そうで、実は難しい質問ですね。

 

マイホームを建てて、家族団らんの生活をすること・・・

憧れの車を購入して、ぶっ飛ばす・・・

欲しかったブランド品に囲まれた日々を送る・・・

美しい自分を追及する・・・

世界中をのんびり船旅をする・・・

ボランティア活動を通じて、人のために何かをする・・・

大好きな動物たちに囲まれた生活をする・・・

エコとか、ロハスとか、田舎暮らしとか、ライフスタイルにこだわる・・・

 

あげればきりがありませんね。

 

ただ、日本人の幸せのモノサシが、ずいぶんと変化をしているといわれています。

 

高度成長期、バブル期は、家、車、ブランド品、異性などなど・・・経済的に豊かな暮らし=幸せと感じる人が多かったような気がします。

 

でも、今の若者は、「こうして普通に生活していることが幸せ」といいます。

 

彼女と平凡な生活ができている今が幸せ・・・

お風呂に入って、ゆっくりする時間が幸せ・・・

自分へのご褒美のスイーツを食べている時が幸せ・・・

 

こんな感じです。私の世代感覚では、大きな違和感です。

 

昔は、自分がもっとがんばれば、日本もよくなって、まだまだいい暮らしができるという上昇志向があったが、今の若者は、これ以上世の中は良くならないのだから、今ある幸せを感じたいという、あきらめに近い考えになっていると言われています。

 

「どうせ一生懸命やっても、良くならないし・・・」と考えるか「努力は決して裏切らない」と考えて、前向きに生きるか・・・

 

当然後者であってほしいのは言うまでもありません。

 

人生を楽しむには、ネガティブに生きるよりは、ある意味ノウテンキでポジティブに生きないと・・・と思う次第です。

 

まだ早いかもしれませんが、保育園の子どもたちにも、人生は楽しんでもらいたい。笑って生きてもらいたい・・・そう願うのであります。