日本の牛肉

今から5年前・・・長男が小学校5年の夏休みに、男同士の旅に出かけました。奥様と娘たちは留守番です。

 

旅の途中に三重県の松坂に泊まりました。伊勢志摩の途中に宿泊となっただけで、松坂牛が目的ではありませんでしたが、古びた感じのいい宿に宿泊している客は、当然夕食に宿泊料金と同じ金額の松坂牛のコースをオプションで注文します。

 

私と息子だけは、松坂に泊っていながら、堂々と夕食は通常メニューの豚肉を食べています(笑)

 

翌日、さすがに、そのまま松坂牛なしで帰るのも忍びないので、街を歩いていると「松坂牛の牛丼」の看板が・・・1500円なり。これなら・・・と、息子とたぶん最高の牛丼を食べた記憶があります。

 

昨日のニュースで、家畜の安全基準を決める国際機関が、日本をBSE(牛海綿状脳症)の発生リスクが最も低い国に認定されることになったという報道がありました。

 

日本人の食のこだわりや、世界基準では到底考えられない、牛にビールを飲ませたり、マッサージをしたり、特別な育て方と厳しい安全基準がこの結果につながったのでしょう。

 

これにより、和牛の輸出拡大が見込まれるとの事です。日本のおいしい牛肉が世界へ広がっていくのです。和牛の消費はほとんど国内中心ですが、この業界に携わる人々は、今後は世界へ目を向けることになります。

 

TPP交渉に参入することによって、リスクが大きいといわれますが、この部分においては、プラスになりますね。

 

保育園の子どもたちには、もちろん給食で「松坂牛」を出したことはありませんが、開園記念日など、何かの機会に、日本が世界に誇る食材を使った給食を提供したいですね。

 

子どもたちに「本物の素材と味」を経験させたいと思っています。

 

なんだか、今日の夕食は、牛肉が食べたくなってきました・・・でもオージービーフを買い物かごに入れてしまうでしょう・・・(笑)