3・11東日本大震災

2年の月日が経過しました。

 

死者1万5881人

行方不明者2668人

避難者31万5196人

 

今日は特別な思いで、保育園の避難訓練を行いました。

そして、14時46分にまだお昼寝中の子どもたちを眺めながら、亡くなった人々への冥福を祈ります。

 

3・11東日本大震災の爪跡はまだ大きく、未来が見えない被災者のことを考えると心が痛みます。

 

2年前の14時46分・・・みなさんは何をしていましたか?

 

ビルの5階のオフィスにいた私は、正直このままビルが崩壊してしまうのではないかと恐怖しました。余震が続くなか、テレビでは、東北で起きている現実を報道していました。目を疑います。

 

交通網のマヒ・・・ようやくつながった百貨店店頭スタッフは、売場で一晩を過ごします。会社でも多くの人が泊りとなり、すでにコンビニの棚からは商品が消えていました。

 

関東近郊は、原発や津波の被害はなかったものの、翌日以降は、モノがない状況が続きました。

 

当時はホワイトデー商戦真っ只中でしたが、商売どころではありません。家族を守る、仲間を守る・・・ふだんの生活では真剣に考えたことがない危機をむかえます。

 

当時の記憶は、今でも鮮明に覚えています。

 

そして、保育園の子どもたちにも、ずっと3・11のことは、語り続けようと思っています。

 

私にできる、被災者への思いは、こんな事しかできませんが、早く、希望を持って生きてもらいたいと願うだけです。