子育て相談・・・

先日、3歳の女の子を連れて、パパママが保育園の見学にやってきました。

 

低体重で生まれ、検診では脳に何らかの異常があるかも知れないとのことです。

 

ママは、身内も含めまわりからは「言葉が遅くて困るわね~」とか「こんなんでは問題だわね~」などと言われてしまい、精神的にもまいっているようで、一時預かりで、保育園が利用できたら、少しでも子どものためになるのではないかという考えです。

 

女の子は、大人が話している間、楽しそうに保育園の絵本を見ていたり、ジャングルジムやすべり台で遊んでいます。意味ある会話はできませんが、ちゃんと目を合わせて大人の話を聞くことができ、いつもニコニコ笑顔が素敵な女の子です。

 

パパママには、一番大切なのは、まわりの心ない意見に対応することではなくて、自分の大切な子どもが、元気に生きていけるようにするのが親の役割であることを最初に話をしました。

 

発達が遅いという、今置かれている子どもの状況を受け止めることからスタートです。この子のために、なるべく色々なところに連れて行きたくさんの刺激や感動を与えてください。支援センターなど、同世代の子どもが集う場所を利用するのもいいことです。他の子どもと比較されるというのは、親の世間体を気にする行為でしかありません。子どもの成長を考えれば、パパママが強くならねばなりません。

 

ほとんど、子育て相談室のような感じとなってしまいましたが、パパママは少しだけ吹っ切れたようです。そして、翌日、一時預かりの登録にやってきました。

 

3歳の女の子も一緒にやってきました。昨日のように、笑っています。ニコニコ楽しそうに笑っている姿を見ると、絶対に大丈夫と思います。パパママが今より少しだけ強くなって、堂々と子育てをするだけで、女の子はもっともっと成長することでしょう。

 

女の子が、一時預かりで登園する日が楽しみです。