特急あけぼのの旅

昨夜上野発の寝台特急あけぼの号に乗って旅に出ました。中学高校からの仲間たち5人でのおやじ旅です。

 

上野から青森まで13時間もかけて走ります。実は、3月のJRダイヤ改正で、廃止が決定しました。利用客の減少や車両の老朽化が廃止の原因ですが、この日の切符はすぐに完売しています。3月まで、切符が取れない人気列車となるのでしょう。

 

ブルートレインは、先頭の機関車がけん引するので、発車時にスムーズに列車を走らせることができるか、「ガタっ」と揺れて発車させるか、運転士の腕が問われます。上野から青森までを数人の運転士が交代で運転するのですが、そんなところにこだわるおやじ達です(笑)

 

隣りのボックスの初老の夫婦は、帰りも上りのあけぼの号で帰るそうです。列車に揺られる時間を楽しんでいる素敵な夫婦です。

 

さて、おやじ達も優雅な時間を過ごし、青森に到着です。

 

郷土料理と田酒(でんしゅ)という青森の地酒を堪能し、津軽三味線の生演奏も楽しみました。津軽じょんがら節の力強い演奏が耳に残ります。

 

そして、昨年夏に使用された、ねぶたの山車を見学します。感動モノです。ねぶたを作る職人は、男性ばかりなのですが、若い女性の作り手が、昨年夏にデビューしました。なかなかの美貌です・・・いやなかなかの作品です。

 

刺すような寒さの青森でしたが、密度の濃い時間を過ごし、帰りは、新幹線「はやぶさ号」で3時間で大宮に到着です。行きの13時間と比べると味気ないですが、こっちは、時は金なりです。

 

ともあれ、大いにリフレッシュして、明日から子どもたちとの時間がはじまります。