支援課に行ってきました

昨日、さいたま市西区支援課を訪れ、保育コンシェルジュの方と話をしてきました。さいたま市は、10区すべてに昨年秋より、保育コンシェルジュを配置し、待機児童解消と、働くママなどへの保育支援を行っています。

 

4月入園の認可保育所の結果が決まったところです。西区のみならず、さいたま市全体で、0~2歳児の空きはゼロ。とくに、1歳児については、かなりの競争率だそうです。育児休暇を取っていたママが、復職するのが子どもが1歳になってからというパターンが多いので、1歳児に集中するというわけです。

 

保育コンシェルジュの仕事は、これからが忙しくなるそうです。昨年までは、落選のママには、「あなたの順番は○番ですよ」と言うだけだったのですが、今年は、保育コンシェルジュが、各家庭に連絡をして、今後の希望や、認可外の保育園への紹介などのサービスを行うそうです。

 

保育コンシェルジュの方と話をしていると、また問題点が出てきます。

 

0~2歳の認可保育園希望のママにとっては、今の状況ですと「保育園に入れればどこでもいい。その保育園がどんな考え方で保育や教育をするなんて二の次。認可だから問題ないでしょ・・・」というところが本音だそうです。一応申し込みの段階では第5希望まで明記するのですが、保育の質や内容ではなく、入れるか入れないかが、大きな関心事だそうです。

 

認可保育園の保育料は、その家庭の合計収入(納めた税金の額)によって、決定するのですが、年収1000万円以上の高所得家庭でなければ、ホワイトきゃんばすの保育料よりも低いのが現実です。生活の事を考えると、やむない家庭も当然あります。

 

でも、保育園選びをする多くのママやパパが、保育の内容を重視するようになると、もっと子どもたちの笑顔が広がるのに・・・と思ってしまいます。

 

例えば、同年齢保育と異年齢保育はどっちがいい?と考えるだけでも違ってきます。待機児童が多い、0~2歳児・・・さいたま市の認可保育所では、同年齢保育です。そのほうが保育はやりやすいです。でも、まだ小さい0歳~2歳児が、3歳~5歳児と同じ環境で過ごすとしたら・・・それは、すごいスピードで刺激を受け、格段に成長します。また、3歳~5歳児が小さい園児と過ごすと、弱い者をいたわる心や優しい気持ちが生まれます。リーダーシップも取りやすいですね。

 

ホワイトきゃんばすは、胸を張って異年齢保育のすばらしさを訴えていますが、同年齢保育がいいと考える保護者もあるでしょう。例えば、そんな観点で保育園を選んでほしいと思う次第です。

 

社会に出て、組織やチームに「同年齢」はありません。必ず、「異年齢」の構成です。上司、先輩、同僚、後輩、部下などの人間関係を乗り越えていかねばなりませんね。(この話は、今まで何回も言っているので、またか~と思われるでしょうが、勘弁ください・・・笑)

 

ここ数日、月極め保育希望の見学ママが多くやってきています。私の悪い癖で、熱く語りますが(笑)、必ず最後に「他の保育園もしっかり見学してください。その上で、ホワイトきゃんばすを選択していただいたら、責任を持って大切なお子様を預からせていただきます。」と言っています。

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コメント: 1
  • #1

    ふうかぱぱに (土曜日, 08 3月 2014 00:28)

    私も最初こそ預かって頂けたらの精神で探しました。正直教育方針など二の次だったのです。余裕がなかったのかも知れません。しかしそんな中、御園に子供を預ける事ができ感謝しています。今でこそ思いますが、保護者にとってなるべく無理の無いアクセス、もちろん無理のない保育料がやはり選択肢の上位にくるのではないでしょうか。それがホワイトきゃんぱすなら最高なことです。なぜならこんなに教育方針がしっかりし、遂行しようとしてるからです。共感する意味を含め投稿させて頂きます。