それぞれの卒業式

今日は、さいたま市内の公立中学校の卒業式でした。保育園の職員にも一人、卒業生がいました。「絶対泣かないつもりだけど・・・」と言葉を濁していたので、おそらく息子の卒業証書の授与の時か、合唱の時に号泣していることでしょう(笑)

 

公立高校の合格発表が3月10日で、14日が卒業式ですので、人生の大きな節目を慌ただしく過ごすことになりますね。

 

さて、こんな記事を目にしました。宮城県石巻市の小学校で、6年生代表が話すメッセージです。

 

「わたしたちは、みんなに助けていただいたことを胸に前に向かって進んでいます。どんなつらいことも乗り越えます。」

 

とても、力強い言葉です。東日本大震災の時は、みんなはまだ3年生でした。仲が良かった同級生が亡くなり、住んでいた家が流され、校庭は、がれきで埋め尽くされました。

 

どんなにつらいことも乗り越えるというメッセージは、彼らが10歳になる前に、心を痛める出来事をたくさん経験したからこそ言えるのでしょう。

 

中学生になると、電車やバスなどは大人料金になります。でも、まだ完全には大人扱いされませんね。大人になれと言われたり、まだまだ子どもなんだと言われたり、中学時代は、とても中途半端な青春時代です。でも、大人の自覚を持つかどうかは、結局は自分次第ということですね。

 

石巻の小学6年生は、強くたくましい大人になることでしょう。エールを送りたいですね。