じゃがいもの花

今屋上のファームでは、カルビーのじゃがいもの小さな白い花が咲いています。じゃがいもの花は、なかなかイメージできないでしょうが、よく見るときれいな花です。子どもたちもしっかりと観察します。

 

また圧巻は、メダカが泳ぐ池に咲く「黄色の菖蒲」です。昨年池を作った時に、河原で自生していた、菖蒲や葦や水生植物を植えたのですが、今年は見事に、自然の池らしく青々と成長しています。

 

大人の感性では、花に目がいくのですが、子どもたちの感性は、もっぱら、てんとう虫やモンシロチョウ、ダンゴ虫などの昆虫に夢中のようです(笑)

 

低空をヘリコプターのように旋回する「クマバチ」は、刺さないオスというのを理解しているので、怖がる園児もほとんどいません。

 

さて、ホワイトきゃんばすファームに話を戻します。ファームも今年3年目を迎えます。今までの2年間の経験で、農家でもない素人の私も、少しずつ、野菜作りのコツをつかんでいるのですが、今朝、犬の散歩をしていると、それはそれはすばらしい、家庭菜園を見つけました。

 

初老のいかにも「ファーマー」というおじさんが、畑仕事をしています。しっかり育ったトマトやナス・・・じゃがいもの花が咲き乱れています。丁寧な仕事とは、まさにこれだ!という畑でした。

 

先週の大風で、ナスの半分がダメになってしまったのですが、その畑では、ちゃんと風除けを作って、大事に育てています。玉ねぎも、先週の保育参観でビッグサイズを保護者の皆様にも収穫してもらったのですが、保育園では大きかったり、小さかったりむらがあります。でも、その畑は、みなビッグサイズです。

 

どんなことでも上には上があり、現状に満足してはいけないことをその畑とファーマーが教えてくれました。

 

実は、家出した我が家の黒猫「トム」のたまり場に、もう2匹の黒猫がいることが判明しました。しっぽが長いのが「トム」で、後の2匹はしっぽが短いのとお腹が大きい、たぶん身ごもっている黒猫です。

 

ますます捕獲が厄介になっているのですが、そのファーマーは、黒猫が3匹いることも知っていました。畑作業をしながら、まわりを見る余裕もあるおっさんです。カッコイイですね。

 

ともあれ、散歩や花を愛でるのにいい季節となりました。もう少しすると暑くてなってしまうので、今を楽しむ・・・というところですね。