ミス・サイゴン

誰もが知っている、ベトナム戦争の悲劇の物語のミュージカルが、「ミス・サイゴン」です。

 

1989年ロンドンで初演され、約10年間日本やアメリカなど多くの国で上演されてきました。そして、初演25周年を記念し、最新版が5月からロンドで上演され、日本でも7月から帝国劇場で開幕することになりました。

 

1992年に日本では初演され、帝国劇場で1年5カ月のロングランヒットをしました。実は、今から20年以上前ですが、私も「ミス・サイゴン」を見ました。

 

陥落寸前のサイゴンで出会った少女キムと米兵クリスが愛を誓いながら引き裂かれる物語です。ミュージカルですので美しく壮大な音楽と、ベトナム戦争の傷も表現されています。

 

キム役に、あの本田美奈子さんが、アイドルという過去の栄光を捨てて、オーディションを勝ちとったことが、当時話題になりました。

 

私も、「マリリン~♪」とへそ出しスタイルのアイドルから、すばらしい女優に変身した彼女の演技に感動しました。彼女がやりたかったことが、ようやく実現した瞬間でもありました。

 

さて、サイゴンは、現在のベトナムホーチミン市です。前の会社を退職後、家族で訪れたことがあるのですが、戦争博物館など、市内に今も戦争を風化させない場所がたくさんあります。

 

切っ掛けは、大作ミュージカルの鑑賞でも、その中で描かれる「戦争」へのメッセージが若い世代にも伝わればいいですね。

 

また見たいな~