アシナガバチ

来週の2回目のナイトツアーに向けて、必ずやっておかねばならないのが、蜂の巣の発見と駆除です。

 

昨日6歳女の子が刺されてしまった現場付近だけでなく、子どもたちが歩くコースを全部チェックです。2週コースを回って、目を皿のようにして木々に蜂の巣がないか探しました。

 

結果、現場付近の地上から30センチ位の小枝に、直径5センチほどのアシナガバチの巣を発見しました。巣の上には、巣を守るように3匹の蜂もいます。刺されると生命の危険を伴うのはスズメバチですが、アシナガバチは温厚な性格で、故意に攻撃をしない限り刺さないと言われています。刺されても、針が残っていなければ、そのまま冷やすか、ムヒなどをぬっておけば良いとのことです。

 

おそらく、地上30センチの高さなので、女の子の足が巣に触れてしまって、寝ていたアシナガバチが攻撃されたと勘違いしたと思われます。

 

全国の市町村も、スズメバチの駆除には特別部隊や専門業者で対応するものの、アシナガバチの駆除は行っていないところが多いそうです。

 

しかし、来週同じ事を起こすことは許されないので、アシナガバチには悪いですが、蜂用スプレーで駆除しました。巣も壊しました。これで、昨夜から悶々としていた気持ちが、晴れました。蜂の特定と巣の存在がわかったからです。

 

しかし、これで100%安全とは言えません。野外活動において、100%は決してありませんので、トラブルが起こるかも知れないという心構えと、冷静で迅速な対応に努めねばなりません。

 

子どもたちの笑顔は、安全があってこそです。今まで日中の下見は、カブトムシやクワガタが夜に集まる木を探すのが中心でしたが、今日は、蜂の巣を延々と探し続けました。

 

そして、来週は、今日のような雷雨がないことを祈ります。