世界のカブトムシ

今日の寺子屋では、保育園で飼育しているカブトムシを見ながらの勉強です。先日のナイトツアーに参加した園児の感想は・・・「カブトムシ以外の虫がたくさんいて、少し怖かった」「まっ暗で何も見えなかった」「とても楽しかった」「蜂に刺されて病院に行ったけど園長先生が来てくれてうれしかった」などなど。

 

今度の土曜日に参加する園児は、そんな感想を聞きながら「わくわくドキドキ」と「ちょっぴり怖いかな~」の両方の気持ちになったようです。

 

まずは、「カブトムシの角は、オスにあるけどメスにないのはなぜ?」を質問しました。

 

6歳女の子が「だって・・・オスは戦うでしょ。だから角がないと負けちゃうから」いい感じで答えてくれました。「それじゃ、メスに角がないのはなぜ?」「それは、戦うことをしないから・・・」と女の子。

 

「他にもメスは大切な仕事をしないといけないんだよ・・・なんだと思う?」園児たちは沈黙です。今日は、小学校2年生のお姉さんが参加していたので、答えてもらいました。

 

「メスは卵を産まないといけない。」さすが、2年生です。「メスは土の中に卵を産むから、角があったら土の中に上手にもぐれないよね・・・」子どもたちは納得です。

 

「卵がかえったら、カブトムシが中から出てくるの?」の質問には、5歳女の子が速攻で「違うもん。幼虫が出てくるんだよ」と答えてくれました。屋上のビートルハウスで幼虫を育てていたので、みな「幼虫だよ・・・」と連呼します。

 

次に、世界のカブトムシの勉強です。世界一大きい「ヘラクレスオオカブト」や世界一体重の重い「エレファスゾウカブト」や3本の角で人気の「コーカサスオオカブト」などの写真を見せます。

 

「うぉ~すげぇ~」と子どもたち。でも、寺子屋では国旗の得意な園児がたくさんいるので、世界地図を見ながら、これらのカブトムシがどこに住んでいるかを勉強します。ドミニカ!メキシコ!などと、外国の名前が飛び交います。

 

今日のところは、旬のカブトムシを題材にして、世界にはたくさんのカブトムシがいるということを理解できれば、それで十分です。

 

今日は、カブトムシだというのに、女子の方が活躍しました(笑)