市営ナイトスクール

埼玉県北本市の教育委員会が、塾に通っていない中学生の学習の向上を支援しようと、無料の個別指導教室を開設したそうです。

 

様々な理由で通塾していない生徒が勉強で立ち遅れ、通っている生徒との間で学力格差が生じているのを縮小させるのが狙いだそうです。

 

今、問題とされている、貧困における学力格差が、すべてではありませんが、この背景にあることは認めざるを得ません。

 

ともあれ、北本市は6月に市立中学4校の生徒約1800人にアンケートを行い、約300人から無料教室の希望があったそうです。「勉強で何が分からないのかが分からない」という記述も見られたようです。

 

今回は試行的に3年生を募集し、約30人が8月20日までに6回、1日2時間の指導を受けます。

 

「どう勉強したら良いのか分からずに困っている生徒に、行き詰まった時に質問して良いと分かって欲しい。少なくとも、公立高入試の基本問題に対応できる力を目指したい」と教育委員会は考えています。

 

中学生の勉強は、ちょっとしたきっかけで、大きく伸びることがよくあります。北本市の取り組みが、上手く行って、秋にはさらに募集対象を広げられるようになることを期待しますね。

 

さて、保育園の子どもたちが中学生になる頃は、世界でも例がない学力格差の少ない日本になってもらいたいですね。もちろん、日本に少ない「天才」も増えてもらいたいです。(欲張りですが・・・)

 

これから「ナイトツアー2回目」に出かけます。こちらは、夜の森で、カブトムシやクワガタなどの自然を勉強するツアーです。大きな意味では、つながっているかもしれません。