戻ってきた自転車

今日、子どもたちと屋上へ行くと「あっ!キティちゃんの自転車がある!」とすぐに4歳女の子が声を上げました。彼女が3歳で自転車に乗れるようになって、毎日のように乗りこなした自転車だったのですが・・・

 

実は、この12インチ自転車、16インチ自転車、トレーニングバイク、キックボードの4台が、盗難されました。

 

犯行は、親子遠足のあった9月28日の夕方に行われたのです。

 

今まで、中学生が保育園の自転車や足こぎカーなどに乗り、屋上から1Fへのスロープを下るスリル感を味わい、1Fの駐輪場に乗り捨てにするということは、何回かあったのですが、大人が行った盗難は初めてです。

 

今回の決めては、防犯ビデオです。警察の捜査担当と少しだけ雑談をしました。防犯ビデオの普及によって、様々な犯罪の解決につながっていますが、「誤認逮捕がほぼなくなった」というのが大きな事だそうです。

 

私が会社員だった頃、同じチームのメンバーが深夜帰宅途中にブロックで頭部を殴られ意識不明という悲しい事件がありました。これも街頭の防犯ビデオから、少年3人組が浮上し、逮捕につながりました。彼は、命は助かりましたが、二度と職場に復帰することはできませんでした。

 

防犯ビデオと聞くと、どうしてもこの事件を忘れることができません。

 

子どもたちは、ショッピングセンターの中では、何百もの防犯ビデオによって、守られている環境には、今の時代では感謝しなければなりません。

 

今回のことは「屋上の自転車が泥棒に取られちゃったけど、ちゃんとおまわりさんが見つけてくれたんだよ」と大きい子には話をしていますが、これ以上のことはあえて伝えていません。子どもたちが、自分たちの大切な自転車が盗まれてしまったことをどう感じたか、もう少し時間をかけて語りたいと思っています。