仮装をする若者たち

昨日は、ホワイトきゃんばすでも子どもたちの仮装パレードで大いに盛り上がったのですが、夜のニュースを見ていると、渋谷が凄いことになっていたようです。

 

「日本の10月31日は、いつからこんなことになっているんだ!」と世のおやじ世代はビックリです(笑)

 

渋谷駅前のスクランブル交差点からセンター街まで、仮装をした若者で大混雑・・・仮装をしていない人が、逆に恥ずかしくなるほどの空間がそこに誕生していました。それも東急ハンズなどで購入したコスプレ衣装をただ着ているというレベルではなく、かなりのクオリティの高い仮装姿が目に付きます。

 

まさに「芸術作品」と言える、きめ細かいこだわりが伝わってきます。

 

さぁ~この状況をどう考えたらいいものでしょうか???

 

世界の先端を行く日本のアニメーションのコスプレに通じる、日本独自に発展させたハロウィーン文化として受け止めればいいのか・・・

 

マスクマンのプロレスラーが、マスクをすることでもう一人の自分にスイッチが切り替わるように、仮装をすることで非日常の自分をつくり出しているのか・・・

 

悪く考えれば、何か心を満たされない若者が、ハロウィーンの仮装を一つの手段として、心の隙間を埋めているだけ・・・世界中の若者が「イスラム国」に特別な主義主張がなくても傾斜していく感覚と同じなのかも・・・

 

考えればきりがありませんね。評論家はこれくらいにしておきます。(笑)

 

ひとつだけ言えることは、それぞれの若者たちの仮装アイディアやクオリティーがとても高いこと。そして、渋谷では警察も多く警備に当たったようですが、暴動やパニックにつながらないことが、素晴らしいと言えることなのかもしれません。

 

このエネルギーをもっと、社会のために・・・ほかの人のために・・・使ってもらいたいなぁ~と思ってしまう私は、古い人間なのかも・・・(笑)

 

どちらにしろ、日本の10月31日の新しい文化が定着したことは事実ですね。