子どもの危険をどう考える・・・

屋上の白菜は、これからの寒さに凍ってしまうので、1つだけ残して先週収穫しました。残した白菜をツグミという野鳥がついばんでいました。子どもたちの気配で、すぐに飛び去ってしまいましたが、素敵な光景です。この冬のあいだ、野鳥の野菜不足をこの白菜が補ってくれるようです(笑)


さて、今日は、朝から4歳女の子が昨日参加した「親子料理教室」の話に夢中です。

 

野菜スープとレタスに色々なものを巻いて食べる、なんとかという(名前を忘れてしまいました)料理をママと一緒に作っておいしく食べたそうです。しかし、鍋に触れて軽いヤケドをしてしまいました。本人は「泣かなかったよ」と自慢話に変わっています。(笑)

 

ここで「ヤケドなんて大変だ。二度とこんな危険なことにならないように、料理を子どもと作るのはやめよう」と思うか、「ヤケドをしてしまったけど、今度は気をつけて、また料理作りを楽しもう」と思うか・・・答えは、どちらも正解です。


でも、個人的には、「また料理しよう」に一票です。


我が子が、ヤケドをするということは、親にとっては心配なことではありますが、今日の4歳女の子は、次は、熱い鍋に触ることはしないでしょう。今回の軽いヤケドで次の危険を回避できる経験ができました。


最近の保護者の悩みです。


小学校に入ったら、勉強ついていけるだろうか・・落ちこぼれにならないだろうか・・

いじめにあってしまうかもしれない・・・などなど、心配し始めたらキリがありません。でも、それが親心というものです。しかし、親が思っているほど、子どもは弱くないものです。子どもが長い人生の中で、生きる力を身につけるためには、自分の力で多くの壁を乗り越えなければなりません。


心配のあまり、親が先回りしてしまうことが、マイナスになることが意外と多いのです。「何かあったら、その時は、全力で我が子を守る」この気持ちがあれば、「かわいい子には旅をさせよ」を願うおやじ園長です。