地図の勉強

昨日の寺小屋の話です。


「地図」について、子どもたちが、どれだけの関心を持てるか、勉強をしました。勉強といっても、地図の記号を覚えるとかではありません(笑)


さいたま市西区の大きな地図を区役所でいただいたので、それをホワイトボードに広げて子どもたちに見せます。


もちろん、ただ地図を見せただけでは、興味もわかないでしょうから、この日出席した寺子屋園児のおうちの場所をマークしました。同時に、入学する小学校の場所もマークです。


まずは「これは何というもの?」に、6歳女の子がすぐに「ちず!」と叫びます。そして、驚くことに5歳女の子が「マップ!」と負けずに言います(笑)・・・


「保育園ホワイトきゃんばす」はどこにある?


「イオンの中だから・・・」と子どもたちは、食い入るように地図を見つめます。

「あった!」と誰かが見つけました。その地図は、学校、幼稚園、保育園が明記されているので、「イオン大宮西店」の上に、「ホワイトきゃんばす」の赤い文字を見つけました。


さぁ~ここからが、子どもたちの集中度が増します。


「みんなのおうちの場所を書いたけど・・・どうして、園長先生はわかったと思う?」

「園長先生・・・わたしの後をこっそり、ついてきたんじゃない?」と6歳女の子(笑)


「どうかな?でも園長先生は、みんなが帰ったあとも保育園にいるから、そんなことはできないよ~。みんなのおうちには、住所というのがあって、それを地図では調べることができるんだよ。」


集中する園児たちの眼差しを感じます。「例えば○○君は、さいたま市西区指扇○○番地だから・・・」と話を進めます。そして、自分のおうちと保育園の距離を考えます。

「この道を通って、車とか自転車とか歩いてきてるんだよ・・・」に、地図を手でなぞる子どもたちです。そして、入学する小学校の場所まで探すと、それぞれ「ここが○○小学校なんだ!」と驚く園児たち・・・


子どもたちにとって、ただの地図も、自分の家や保育園、学校、駅などを探すとなると、絵本に負けないくらい、楽しい読み物になるようです。正直、想定外の反応でした。


また、地図で楽しい時間を作ろうと思います。昔、ベストセラーになった「地図を読めない女」は、ホワイトきゃんばす女子からは、ゼロにします。(笑)