もうひとつの卒業証書

先日、中学を卒業した次女の机上に、「もうひとつの卒業証書」が置いてありました。筒に入った定番の卒業証書とは別に、どうやら担任の先生の手作りの卒業証書です。


それは、クラス全員の写真と、生徒全員の一人ずつのメッセージが貼ってました。「ありがとう」の言葉のあとに、様々な言葉が書いてありました。


クラスが一つになって取り組み、見事優勝した合唱コンクールで、次女が吹奏楽部ということもあり、連日優勝を目指して、リーダーシップを取って練習していたようです。そのことへの感謝の気持ちがたくさんありました。


当たり前ですが、チームワークが強くなることの一番の近道は、「優勝」することです。努力が結果につながることです。いくら、一生懸命頑張ったところで、結果が出ないとチームワークは生まれません。


この経験と、クラスメイトからもらった信頼感に支えられた中学校生活を送った次女に、父としては、娘にもクラスメイトにも「ありがとう」の気持ちになりました。


勉強は、イマイチどころか全然ダメだった次女ですが、それ以上に大切なことを学んだと父は思うのであります。


そして、娘から父への手紙もありました。父親の背中をしっかりと見ている気持ちが、十分伝わってきました。思わず号泣といきたいところでしたが、「お酒を飲むと、酒癖が悪いので人に迷惑をかけないで・・・」と釘を刺されます。


娘には「大人になって、世の中に出れば、お父さんより、酒癖の悪い人はいっぱいいるからな。お父さんの饒舌など、軽いもんだ」と言い訳です(笑)


3番目の末っ子は、子どもの頃の写真が一番少ないのです。姉、兄に揉まれ、家族の人間関係をじっくり観察し、要領もよくコミュニケーション能力も優れた子どもに成長したようです。社会人になったら、すぐに家を出て一人暮らしをすると言ってます。


4月からの高校生活・・・父親がアドバイスすることも、ほとんどなさそうです(笑)


以上、親バカブログでした。