スナップエンドウ収穫

今日は、屋上ファームでスナップエンドウの収穫です。


「今からえんどう豆をとるぞ!」に、砂場で遊んでいた園児も駆けつけます。えんどう豆は、秋に種を蒔き、冬前に芽が出ます。じっと寒い冬を耐え、春になって一気に成長するのです。


昨年、毎日のように、えんどう豆の収穫を経験した園児たちは、慣れた手つきですが、白い花以外は、サヤも葉も茎もみな緑色です。「どこに豆があるの?」と初めて収穫する園児は聞いてきます。小さなバケツ1杯分の収穫になる頃には、初心者園児もまずまずの活躍を見せてくれました。


園児は、最初どうしても先生が収穫している場所に集まってしまいます。「みんなで同じところを見てもしょうがないよ・・・人がいない所を探してごらん・・・」といった感じです(笑)


初夏の陽気で、いつの間にか、とうもろこしもインゲンマメもカボチャも芽を出し、じゃがいもは、つぼみをつけ始めました。どろんこ広場横の池には、黄色のアヤメが咲き始め、ずっと眺めていても飽きません。


スナップエンドウ収穫中には「てんとう虫だ!」と子どもたちは騒ぎ出し、モンシロチョウ、モンキチョウの他に、クロアゲハも屋上にやってきました。この種類は、とても俊敏で、子どもたちが近づくとすぐに逃げてしまいます。


「ブーン」と低音を鳴り響かせて、ヘリコプターのように低空飛行で飛んでいるのは、「クマバチ」です。見た目は、グロテスクですが、オスのクマバチで人を刺したりはしません。網で簡単に捕まえることができます。


暑い夏も寒い冬も子どもたちは屋上で遊びますが、今は一番いい季節ですね。子どもたちは、毎日こんな贅沢な外遊びをしているのです。