「大将」のラーメン

昨夜は、元会社仲間と「まるしゅう」のラーメンを食べに行きました。JR中央線武蔵小金井駅から歩いての場所です。

 

「まるしゅう」の大将は、私より1つ上の先輩です。同じ会社で、超がつくほど個性的でもありハチャメチャな仕事をする先輩でした。普通の人では、とうてい真似のできない凄い人です。

 

そんな先輩が、入社後9年目に、突然「ラーメン屋」をやると言って、退職したのです。

 

大きな中華料理屋で修行をし、ついに18年前に店を持ちました。「まるしゅう」という自家製チャーシューが極上にうまいラーメン屋です。

 

開業してほどなく「まるしゅう」ブームが到来します。雑誌やテレビの取材が入り、店は連日の行列・・・そして、JALの機内誌にも掲載されるほどの知名度になりました。それはそれは、大忙しの毎日だったそうです。

 

しかし「ブーム」という魔物は本当に恐ろしいものです。いつの間にか大行列ができなくなってしまいました。大将は、しみじみと商売の怖さを経験したのです。今では、時間によっては大将一人で切り盛りしながら、こつこつと経営されています。

 

コミュニケーション能力が抜群の大将ですので、昨日も常連のお客様が多く来店されていました。私も初対面の常連客と大いに盛り上がり、素敵な時間を過ごします・・・

 

「ラーメン屋」と「保育園」は、まったく畑違いの事業ですが、経営を舵取りする同士として、こうして頑張っている姿は、とても刺激になります。家族を養うことさえできれば、それでいい。お客様の笑顔があれば・・・保育園では、子どもたちの笑顔があれば・・・なんて、純粋な気持ちになれた時間でした。

 

「まるしゅう」の大将には、これからも、美味しいラーメンと素敵なひとときをお客様に提供できるように頑張ってもらいましょう。もちろん・・・体が資本ですので、がんばりすぎないことも大事ですね・・・(笑)

 

今日は、これから、おうちで「まるしゅう」のチャーシューで乾杯です。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    綾部まるしゅう (木曜日, 21 5月 2015 17:23)

    園長、ご来店ありがとうございました。
    本当に久しぶりの再会に、また、サプライズというにくい演出もてつだって、嬉しさ倍増でした。人生一度。各々色々な道がありますが、しっかり前を向いて進んでいきたいと思っています。私も、9年間でしたが、サラリーマン時代のノウハウは大変役立っています。以前とくらべると業績はよくありませんが、今は100パーセント私が製造しているので、お客様をしっかり見ながらひとつ、ひとつ、ひとり、ひとり。の精神でおつくりしています。オープンキッチンだからできるお客様とのコミュニケーションも、嬉しい限りです。そんなところから、色々なヒントが出てくると確信しています。
    できることなら、置鮎園長とカウンター越しではなく、並んで一杯飲みながら、今も健在のはちゃめちゃ振りを見せたかったなー^_^
    私もたくさん刺激をもらえました。保育の世界、飲食の世界とまったく違いますが、お互い培った若かりしノウハウを経営に役立て、また再会できるその日を楽しみにしています。
    ありがとう‼️