一筆書き140円の旅

今日の新聞で、電車大好きの園児なら間違いなく飛びつくであろう記事がありました。

 

140円で、18時間690キロを楽しむ旅はいかがですか・・・東京駅を朝6時7分スタートし、1都6県、東京→千葉→茨城→栃木→群馬→埼玉→神奈川とまわり有楽町に24時23分着という、ただただ電車に乗る旅が紹介されていました。

 

なんで140円でこんなことできるの?と思うでしょうが、JRには、大都市近郊区間の特例というのがあり、「東京近郊などの大都市近郊区間のみを普通乗車券または回数乗車券で利用する場合、実際に乗車する経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車できる。」とうたっています。

 

つまり、重複しない、いわゆる一筆書きならば、こんな長旅も可能なのです。ただし、途中下車はできないので、ずっと改札内での旅となります。

 

実は、私が小学校6年生の時に、担任の先生の「旅企画」で、この東京近郊区間一筆書きを経験しました。JR武蔵野線の新座(にいざ)→北朝霞(きたあさか)間を朝6時から夜23時までかかっての旅でした。今は、担任のこんなスタンドプレーはできないでしょうが・・・(笑)

 

ただ電車に乗っているだけで何がおもしろいの?と思う方も多いでしょうが(笑)・・・今でも、鮮明にその旅のことは覚えています。楽しかったですね。

 

さて、こんな記事を読んでしまうと、保育園バージョンに縮小して、「一筆書きの旅・・・ただし電車にひたすら乗るだけ・・・」企画を考えたくなります(笑)

 

園長特別イベントで、親子参加でいかがでしょうか。「行きた~い」という子どもたち(もちろん保護者も)が、多ければ考えてみようかな・・・