もぐもぐタイム

「もぐもぐタイム」という言葉をご存知ですか。北海道の旭川にある、今や日本で一番有名な動物園「旭山動物園」のお楽しみタイムです。

 

動物が食事をしているところまで、お客様に楽しんでもらおうと、様々な仕掛けを考えています。ただ檻の中の動物を見るだけという、かつての動物園の常識を打ち破ったのが、旭山動物園で、全国の動物園や水族館に影響を与えています。

 

さて、そんな旭山動物園の「もぐもぐタイム」を屋上の池で実践しました。実は、先日の日曜日に、バケツいっぱいに、おたまじゃくし、くちぼそ、たなご、川エビ、タニシ類、ヤゴ、ザリガニ、どじょうなどを採取して、屋上の池に放流したので、じっと見ているだけで、様々な生き物を観察できます。

 

そこに、小魚のエサやイトミミズを子どもたちが与えました。ほんの30センチ程のところに、園児の顔があるにもかかわらず、食い気に走る小魚たちが集まってきました。子どもたちは、まさに「もぐもぐ」エサを食べる魚たちをずっと観察しています。

 

私も一緒に観察していましたが、飽きませんね・・・子どもたちの集中する視線が、メダカに向けられます。

 

プール開きもまだ先になりそうですので、新たな楽しみとなった「もぐもぐタイム」と、今日もバケツいっぱいのインゲン、ナス、ピーマン、トマトの収穫がありましたが、ファームの収穫を楽しみながら、まぶしい太陽と青空を待つことにします。