カブトムシ誕生

屋上にあるカブトムシ小屋・・・通称ビートルハウスで、3匹のオスのカブトムシが誕生していました。

 

池のもぐもぐタイムで、魚たちと戯れていると、「カブトムシだ!」の大声が・・・3歳女の子が、天井にいたカブトムシを発見したようです。「カブト・・・カブト・・・」とまるで宝物でも発見したかのように、大騒ぎです。

 

次々に子どもたちが集まってきました。昨年の秋以降は、幼虫は、土の中で見えず・・・ただ腐葉土と朽木があるだけのビートルハウスに、あまり関心を示さない園児たちも、今日は「ボクが見る・・・私が見る・・・」で押せよ押せよの大盛況です。

 

子どもたちにしてみれば、どちらかといえば気持ち悪い幼虫が、どうしてカブトムシになるのか、不思議でしょうがないようですが、「チョウだって、幼虫はアオムシでしょ・・・」と言うと、なんとなく納得したような・・・ハテナ顔の園児たちです。(笑)

 

今季は、まだ、近所のカブトムシやクワガタの採集スポットには行っていませんが、そろそろ自然界でも、カブトムシシーズンに突入したようです。

 

今日誕生した3匹のカブトムシを飼育ケースに入れて、保育園で観察しました。エサのゼリーをすごい勢いで食べています。子どもたちが覗いていても、食い気が優先で、ずっと「もぐもぐタイム」です(笑)

 

保育園の園児の中にも、卵から幼虫、サナギと飼育している男の子兄弟がいます。そろそろ誕生ですね。

 

さて、帰りの時間・・・カブトムシをママたちにも見てもらおうと、入口に置いておきました。昆虫など全く大丈夫なママと、「キャー」と身を引くママが半々です。ママがダメでもパパが昆虫好きならいいですけど、昆虫嫌いになるかどうかは、親の影響が大きいですね。

 

でも、ホワイトきゃんばすの園児は大丈夫です。今日から、毎日カブトムシと一緒の生活に入ります。まだカブトムシを触ることができない園児も、ほかの園児の影響を受けて、障れるようになります。「すごいね~触れたんだ!」と先生たちに褒めてもらうことも大きな力になります。そんな子どもたちが、大人になって、ゴキブリを見ても、逃げ回らないように・・・訓練でもあります(笑)。