一校以外みんな負け

昨夜のナイトツアーで散策した公園の敷地内に室内プールがあるのですが、今日は、久々に25メートル競泳プールで体を動かしました。保育園ができるまでは、プールで泳いでから図書館で勉強や準備などの規則正しい生活を送っていたのですが、しばらく水泳を忘れていました(笑)


今日は、数年ぶりのプールで、得意の平泳ぎを30分集中して泳ぎました。そして、バテました(笑)。しかし、これにめげず、今後は、保育園が終わった夜にでも、泳ぐ習慣を取り戻そうと思っています。


さて、今年もまた全国夏の高校野球の季節となりました。高校野球が始まって、今年は100周年だそうで、8月6日の開会式の始球式には、あの王貞治さんが、プロ野球出身者として初めて投げられるそうです。


100年の歴史の中で、高校野球は、その時々の日本の流行やご時世を重ね合わせることもできますね。


高校野球の魅力は、数えればキリがありません。人それぞれに熱い語りがあるのでしょう。私のまわりにも、毎年夏の高校野球は、甲子園球場で生観戦する熱い女性・・・地方大会からのデータが頭にインプットされていて、そこらの解説者よりも詳しい知識を持っているおやじ・・・高校野球で甲子園球場で実際にプレーした仲間・・・過去の名勝負を語りだしたら止まらないやつ・・・などなど、どうして、高校野球に多くの人が熱くなるのでしょう。


私が考える一番の魅力は、一校以外みんな負けるということです。この夏の地方大会に参加した高校は3906校。そのうち、甲子園の代表校は49校ですので、すでに、3857校が負けました。さらに、優勝校は一校だけですので、それ以外の3905校が負けるのです。


この負けるという経験が、高校球児に様々なドラマを生み出すことにつながるのでしょう。例えとしては、大げさですが、人生では、勝ち続ける人などいません。人は、負けて、挫折して、そして何度も立ち上がって、やっと勝つ。でもまた、次は負けての繰り返しです。


こに夏の高校野球・・・負けた学校のドラマに醉うとします(笑)