卒園児の運動会

今日の屋上遊びは、土曜日ということもあり、のんびりと子どもたちは遊んでいるのですが、親子遠足の影響で、虫や草花に子どもたちの関心が高まっています。遠足効果が早速表れています。


さつまいも畑の中に、名前はわからないですが、山ぶどうのような紫の実をつけた草が生えていました。その実を収穫して、色水を作りました。最初は、紫色の水が、モミモミを繰り返すと、緑色に変わっていきます。ただそれだけの遊びですが、子どもたちの目の輝きは半端ないです。(笑)


さて、今日は、お昼寝タイムに保育園を抜け出して、さいたま市立栄小学校の運動会に行ってきました。この春、ホワイトきゃんばすを卒園した3人の園児の一人、6歳男の子の応援です。


彼は、障害があり特別支援学級に通っています。ママは今でも毎日小学校に通っているそうですが、入学してからは、一度も学校を休んでいません。これは凄いことです。1年生の玉入れ競技では、見事1つカゴに入れました。チョッコリ玉入れといって、競技の途中でダンスをするパフォーマンスです。3年生の綱引きも、ただの綱引きではなく、児童の半数がグランド半周を走ってから綱引きに合流するという、一風変わった綱引きでした。


それでも、最後の競技2つは、紅白対抗リレーに6年生の組体操と昔から変わらない種目です。リレーは熱くなりますね・・・猛スピードの男子の走りに、周りのママから「カッコイイ!」と黄色い声援です。最近の運動会は、順位をつけることを避ける傾向にあるようですが、リレーは「勝ち負け」がはっきりする競技です。足の速さとバトンリレーの連携プレーで、勝負が決まります。


勉強は苦手だけど、運動会では一躍ヒーローになる男の子や女の子が、昔はたくさんいました。子どもたち一人一人の得意分野が輝いていた時代だったとも言えます。大人になれば、勝ち負けだけでなく、「引き分けに持ち込む」や「負けるが勝ち」など、生きる力が問われます。小学校の運動会では、勝つということ・・・負けるということ・・・たくさん経験してもらいたいですね。


これで、平成26年度の3人の卒園児の運動会が終わりました。それぞれ、たくましく活躍している姿を見て、嬉しい気持ちでいっぱいです。今年度も4人がホワイトきゃんばすを卒園します。来年も、運動会の応援を楽しませていただきます。


そして、今月24日には、いよいよホワイトきゃんばすの運動会です。どんな運動会になるのか・・・子どもたちと保護者の皆様、先生たちもみんなが笑顔の運動会になる予定です。(笑)