ハプニングが起こる教室

今日は、ある公立中学校の先生の話を紹介します。

 

『教室はハプニングの起こるところです。いきなりこんなことを言ったら「えっ!」と思うかもしれませんが、教室というところは、実はハプニングがおこることにこそ本質があるのです。考えてみてください。常にしっかりと計画的に物事を進める子どもたち。ケンカもしなけりゃいたずらもしない子どもたち。怒りもしなければ、泣きもしない子どもたち。ハプニングを何も起こさない子どもたちが世の中にいるでしょうか。

 

大切なのはそうしたハプニングが起こったときに、教師が心に余裕を持って指導することです。子どもたちだって、悪気があって行うことばかりではありません。教師は、子どもたちの「あっ、やばい」という気持ちをちゃんと酌んであげること、そして「ああ、これから気を付けよう」という気持ちが沸き上がってくるように言葉掛けをすること、この二つが何より大切なのです。

 

もしかしたら、ベテランの先生の学級では、ハプニングが起こっていないようにあなたには見えるかもしれません。でも、そんなことはありません。ベテランの先生は、1つ1つのハプニングに対して、1つ1つ的確に対応しているだけです。あなたには、それが見えていないだけなのです。

 

教師に必要なのは「あ~あ、仕方ないわねえ、またやっちゃった」とどこかで笑い飛ばせるような、そんな心の余裕です。ハプニングを楽しめるくらいの余裕を持ってこそ、教師は一人前なのです。』

 

ホワイトきゃんばすの先生たちは、人生経験は豊富ですので(笑)、若い先生に比べれば、「またやっちまったわね・・・」と笑い飛ばせる余裕はありますが、1、2歳児の悪ガキたちの度重なるいたずらに、時に大きな声を出してしまうことがあります。声が一番大きいのは、おやじ園長です。(笑)

 

最近では、園長が無言で、いたずら園児の顔を見るだけで「やばい!やめなくちゃ!」となってくるようになりました。ただし、中学生ではないので、何度も同じことの繰り返しです。(笑)

 

保育園は、小さなトラブルの宝庫です。しかし、そんなトラブル経験が子どもたちを大きくします。今では、園児同士のトラブルが発生すると「おお~はじまったか・・・」と少し楽しみな気持ちになります。なぜなら、園児の成長の機会となるからです。

 

パパママも、我が子のトラブルは大いにありがたい・・・と思える余裕が必要ですね。

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コメント: 1
  • #1

    ミィ~ママ (月曜日, 19 10月 2015 20:44)

    トラブルが楽しめる寛大な心…
    わかっているけど、我が子だと主観的になってしまいなかなか難しい(^^;  未熟な母心にいつも落ち込んでます苦笑  大人にならねば…