朋友との別れ

昨夜は、年末に亡くなった朋友の通夜でした。前の会社で、新しい事業をチームの仲間たちとともに、邁進した同志でした。彼の人柄をあらわすように、昨日は300人もの彼を慕う人たちが集まりました。彼は、芸能人でも社長でもありません。

 

会社関係のみならず、百貨店など流通業界の方々、同業の菓子メーカーの多くの営業マンも参列され、私も、二度と会うことがなかったであろう懐かしい人たちを話をすることができました。これも、彼が最後に作ってくれたプレゼントなのかもしれません。

 

彼から学んだことは、人に感謝をすること・・・仲間を大切にすること・・・人が生きていく上で、一番大切なことを深く深く教えてもらいました。彼のまわりには、いつも多くの人の笑顔がありました。かかわる人たちをすべて幸せな気持ちにさせるのが、彼の特技でもありました。

 

彼は、仕事もできる男でしたので、自分のことよりも仲間に迷惑をかけてはいけないと、頑張りすぎました。今でも、残念で無念で、言葉になりませんが、彼からもらった、多くの宝物をずっと心にしまっておくことにします。

 

いつも笑顔でいる彼に対して、メソメソしては怒られそうで、柩の彼に向かって、あえて笑顔で「ありがとう」と最後のメッセージを残しました。彼の心は、永遠に生き続けます。