高みの見物

平成28年に入って、屋上での外遊びがますます充実しています。子どもたちの自主的な遊びを見ているだけで、とても面白いのです。12月は、クリスマス発表会の練習や年賀状作りなどで、屋上遊びが二の次になっていましたが、今は、たっぷり時間を取って、給食を前に腹ペコになるまで、子どもたちは遊んでいます。

 

今日もファームの高いところから、子どもたちの遊びを高みの見物です。(笑)

 

6歳女の子と4歳男の子が、自転車に乗って楽しそうに併走しています。ウマが合う二人ですが、走りながら会話も楽しんでいます。この姿に、「カッコイイ!」と2歳3歳の園児が憧れ、自転車に挑戦するのです。

 

5歳女の子が、1歳から5歳までの5人を仕切って、カラーリングを使って、オリジナルの遊びを楽しんでいます。5歳女の子の指示通りに楽しむ園児もいれば、「仕切られるのは本意じゃないけど、ここは合わせよう」と思う4歳女の子や、子どもたちの心のうちも様々です。そこで、1歳児の男の子同士のケンカが発生。緑のリングを「俺のだ!」と引っ張り合いが始まります。

 

1歳児同士のケンカは、我の張りあいで、二人だけでの解決は難しいこともあり、見かねた5歳女の子が仲裁に入ります。どうやら「ケンカしないで、みんなと一緒に遊ぼう」で折り合いがついたようです。

 

どろんこ広場では、お化けかぼちゃを中心に、子どもたちの輪が出来ています。ファームで使用するリアカーに、3歳男の子が女の子2人を乗せて、かっこよく引っぱってます。1年前までは、女の子の真似ばかりで、頼りない男の子でしたが、今では、2歳児クラスのリーダーです。この1年で、頼もしい男子に成長しました。

 

こうして、一人一人・・・職員に「あーしなさい・こーしなさい」と言われるまでもなく、自分たちで遊びを作り出している姿は、最高の景色でもあるのです。