鬼の面作り

節分の豆まきの準備が始まりました。毎年、鬼の面は子どもたちが自分で作ります。今年の鬼は、目・鼻・口などのパーツを鬼の顔に、子どもたちが好きな場所に配置します。

 

こうなると、すべての鬼の顔は、子どもたちのオリジナル作品となるのですが、寄り目になったり、鼻の位置が顔の真ん中でなかったり、怖い鬼が、福笑い鬼になっています。(笑)

 

毛糸で、鬼の髪を両面テープで貼る作業では、2歳男の子が傑作をやらかしてくれます。1本の毛糸をひたすら長く貼り付けます。髪の毛が少ないロン毛の鬼の完成です。子どもたちにとっては、自分で作ったということが大切です。節分では、笑いありの豆まきが楽しめそうです。

 

さて、昨日の寺子屋では、もう一つの節分行事である「恵方巻」をツールに、グループでの話し合いを行いました。5歳児、4歳児をリーダーにして4人ずつの3つのグループに分けます。イオンの太巻きカタログ中から、グループで一番食べたい太巻きを1つだけ選び、その理由を発表するという課題です。

 

グループリーダーの一人は、それぞれ、カタログを開いて「どれがいい?」と一斉に決めようとするものの、メンバー全員バラバラです。もう一人のリーダーは、メンバー一人一人に「どれがいい?」と確認します。もう一人は、どう取りまとめていいのか、途方にくれています。

 

園長は、途中リーダーにアドバイスと、他のメンバーには、「自分が食べたい太巻きを言うだけでなくて、チームで1つを選ぶんだよ」と促します。「これがいい!絶対これだよ」と自己主張を譲らない3歳児を取りまとめるには、至難の業ですが、リーダーは、何とか1つの恵方巻にまとめることができました。

 

①瀬戸内産穴子と玉子焼の和風太巻

 「レストランで食べるような太巻きだったから・・・」

②境港産紅ずわいがにの太巻き

 「カニをたくさんなのでおいしそうだから・・・」

③鉄火の太巻き

 「お寿司屋さんでマグロが一番好きだから・・・」

 

こんな感じで、リーダーから発表がありました。上出来です。

ただし、節分では、太巻きを買うのもいいけど、ママと作ったら?と言うと、子どもたちは、作る気満々になってしまいました。ママが大変です。(笑)