平成28年度 親子遠足

今日は、親子遠足です。昨年度は秋に訪問した、北本自然観察公園を今年は、春に訪れました。日本は、四季というすばらしい環境に恵まれていますので、秋とは違う春の顔を子どもたちに見せます。

 

となりのトトロが住んでいる、大きなクスノキと同じくらいの木が公園内にもあります。クスノキの葉を手でモミモミすると、とてもいい香りがします。昔の人は、芳香剤として使っていたそうです。

 

今回の目玉の一つに、熟した桑の実を食べよう!があるのですが、見事に、園内のあらゆるところに、桑の実が熟していて、子どもたちも「甘くておいし~い」とモグモグ・・・ちょうど、ラズベリーを真っ黒にしたような実です。パパママ達も、きりがないくらいパクパク食べています。(笑)

 

午後の時間には、この桑の実で白いハンカチを染めました。模様も、子どもたちの個性あふれた素敵な「桑染め」ができました。桑と言えば、カイコが食べる葉ですね。学習センター入り口には、桑の葉を食べる100匹以上の本物のカイコがいました。初めてカイコを見る子どもたちは、意外にも、怖がらず触れることができました。

 

埼玉県では珍しい、はっかも自生していました。チューインガムのような臭いは、ホームセンターでよく売っている、ミントと似ていますが、日本の固有種のはっかに感動です。

 

クローバーに似た丸い葉っぱは、左右を持って引っ張ると、ハート形にちぎれます。「くさぎ」という葉は、名前の通り、葉の臭いを「くさい」と感じる人と、ピーナッツバターやごま油のようないい香りに感じる人が、半々です。私にはいい香りです。(笑)

 

そして、お弁当は、草原で食べました。何も足さない・・・何も引かない・・・といった、どこかのCMのフレーズのような場所で食べるお弁当は、最高ですね。子どもたちも、パパママも笑顔がいっぱいです。すると、子どもたちが、天然のトランポリンを発見・・・ただ、わらを丸く積み重ねただけですが、ピョンピョン跳ねる感覚で、子どもたちは大はしゃぎです。

 

まだまだ、話は尽きませんが、今年も案内役の職員の皆様によって、子どもたちだけでなく、大人も自然の勉強をたくさんさせてもらいました。ありがたいですね。そして、保育園の屋上遊びで、草や虫と接する子どもたちの進化が、また見られそうです。