七夕伝説

今日から、保育園の入口には30本以上の笹の葉を飾り、七夕モードに突入です。子どもたちの願い事や飾りをつけた笹を持ち帰るので、大きな竹に飾りをするのではなく、笹の小枝がたくさんというのが、ホワイトきゃんばす流です。

 

今日の寺子屋は、七夕の話で盛り上がります。

 

「みんなが書いた、願い事って、どういう意味?」と質問すると、3歳児は、ハテナ?顔ですが、さすが5歳の女の子です。「自分が大きくなったら、なりたいものを書くのが、願い事です」と答えてくれました。

 

では、一人ずつ願い事を聞いてみます。仮面ライダー、戦隊もの、プリキュアなど、テレビのヒーロー、ヒロイン。お姫様、プリンセスになりたいという女の子。4歳、5歳児になると、サッカー選手、警察官、消防隊員になりたいという、現実的な仕事をあげる園児もいます。

 

「パパ、ママ、○○ちゃんと一緒に、公園に行って遊びたい」という、いつも行っている楽しい時間をあげる園児もいました。

 

そして、織姫と彦星の話をします。織姫を浦島太郎の竜宮城に出てくる乙姫と勘違いする女の子・・・昨年のクリスマス発表会での劇が、頭をよぎったようです。七夕の習慣は、世界各地であり、七夕伝説もたくさんのストーリーがあります。

 

今日の話は、織姫のお父さんが、たいそう彦星を気に入り二人は結婚・・・しかし、結婚すると、全く働かない彦星に、父親は激怒し、二度と織姫に会えないようにします。しかし、毎日泣いている織姫をかわいそうに思った父親は、年に一度、七夕の夜だけ、天の川で、彦星と会えるようにしたという伝説です。

 

天の川の天体写真を見せると、「川なのになんで水がないの?」「これは宇宙なの?」「宇宙人はいるの?織姫と彦星は宇宙人なの?」という質問が飛び交います。子どもたちの好奇心の扉を今日もたくさん開けることができたようです。