夏祭りに子どもがいない!?

今日は、お盆休み前の最後の保育です。プール遊びも様々な子どもたちの姿が見られます。屋上の消火栓の赤いボックスに、バケツや水鉄砲で水をかけることに夢中な5歳、3歳の兄弟・・・この作業にどのような意味があるのかは、大人の私には、まったくわかりません。(笑)ただし、この集中力が、これから、色々なことにチャレンジする時に生きてくるのです。

 

子どもたちにとって、自分で考えた遊びの中で、この集中力を養っているのです。大人が「あーしなさい・・・こーしなさい」と言ってはいけませんね。

 

そして、午後のおやつは、「甘~いスイカ」で大満足です。今年のスイカは、大成功です。お店で売っているような、大きくて見栄えのあるスイカではなく、不揃いのスイカですが、ファームで収穫したスイカは、最高の味です。今年の収穫数は、大玉、小玉合わせて、20個以上となりました。

 

さて、夏と言えば、子どもの頃に、自治会などの地域の夏祭りの思い出がたくさんあります。盆踊りを見よう見まねで踊り、ガリガリ君だったかな?・・・棒のアイスが無料で配られて、子ども心に、楽しい思い出として今でも記憶に残っています。

 

そんな、地域の夏祭りから、子どもたちの姿が消えたと言われています。特に中学生が祭りに来なくなりました。親も学校も子どもたちに学力を付けさせることを願い、学力を付けた子どもたちは遠くの学校へ進学し、就職し、地元には戻ってこない。

 

気がつけば、祭りは高齢者だけの年中行事となり、明日の地域を担う子どもたちが不在となり、いつしか祭りがなくなってしまうかもしれない・・・地方を中心に、こんな流れが起こっています。地域のつながりの形は、祭り以外にも様々な取組みが考えられるでしょう。そこに、「子どもたちが笑顔で参加している」という姿を残していくことが地域の大人たちの役割なのかもしれません。