目標をたてる

今日から9月がスタートしました。屋上のプールは、今日が最終日です。約2カ月の間にプール遊びだけでも、子どもたちそれぞれの成長が見られました。大きいプールになかなか入れなかった3歳男の子・・・「今日が最後だぞ!カッコイイところを見せておくれ!」で、なんと、バタ足まで見せてくれました。

 

さて、今日は朝から素敵な事がありました。今日から9月ですので、8月のカレンダーを切り離すのですが、年長園児は、その裏にお絵かきをしたいので、「ちょうだい!」となります。5歳女の子が、1枚手にしました。

 

様子を見ていると、絵ではなく、字を書いています。覗いてみると、とても5歳とは思えない素晴らしい内容でした。

 

9がつにすること

うんどうかいのためにがんばって、せいぶんひろば(運動会をするグラウンド)でれんしゅうする

あしをはやくする

○○ちゃん(1歳上の卒園児)みたいに、はやくはしれるようにうなりたい

○○ちゃんと○○君(同じ年の年長)にはまけない

○○ちゃん(いつもかわいがっている1歳女の子)といっしょにこうしんする

 

どうですか、園長は、彼女に一言も指示は出していません。8月のカレンダーを渡しただけです。5歳の子が、目標を具体的に立てることも驚きですが、その内容は、今は小学校1年生になった1歳上の先輩を目標にし、同じ年3人の中では、自分がかけっこで一番になると宣言し、年下の園児のことまで考えています。

 

保育園ホワイトきゃんばすが取り組む異年齢保育は、子どもたちの「タテの関係」を大切にしています。大人の社会では、どんな組織も「タテの関係」だからです。5歳女の子の目標設定の中には、まさに「タテの関係」が、書かれていました。

 

おやじ園長としては、朝から気分がいいこと・・・うれしいですね!