AI(人工知能)に「地球に一番いい環境は?」

保育園の教室内の壁面が、3月25日の卒園式に向けて、華やかになってきました。卒園児3名の等身大の絵がセンターにあり、その周りを子どもたちが、折り紙などで作った花が添えられました。まだまだ、完成途中です。

 

卒園児の等身大の絵は、模造紙をつなぎ合わせた大きな紙に、あおむけに寝て型を取り、そこに、卒園児自ら、洋服、ランドセルなどの絵を入れていきます。とても、個性的な絵に仕上がっています。

 

さて、最近は、AI(人工知能)の話題が、様々なところで取り上げられています。小説「大きな鳥にさらわれないよう」の著者である作家の川上弘美さんは、この小説の中で、極端に数が減って滅びかけている人類が、人工知能やクローン技術の助けを借りて、生き延びようとする未来の世界を描いています。

 

その川上さんが、人工知能の研究者に「AIの一番怖いところはどこですか」と聞いてみたところ、「AIに『地球に一番環境とは何か』を考えさせると、『人類が最も悪い環境を及ぼすので、排除しよう』という結論になる」という答えが返ってきたそうです。

 

何だか、映画の「ターミネーター」の世界のようですね。軍事用に開発されたコンピューターであるスカイネットが、攻撃の対象を人類に向けて、人類を滅亡させようという物語です。この人工知能が、ものすごく強力なターミネーターを作り出すのです。

 

えっ・・・AIの機能に、絶対に人類に立ち向かわないプログラムを入れればいいんじゃない?と思ったあなた・・・制御不能の出来事が起こるのも、またAIなのかもしれません。未来を想像することは楽しくもあり、怖い時もありますね。(笑)