子どもは手伝いが大好き

昨日のWBC準決勝・・・侍ジャパンは、残念ながら惜敗し、3度目の世界一とはなりませんでした。菊池選手は自分のエラーで負けたと言い、松田選手は、自分のファンブルがなければ負けることはなかったと言います。あの、野村さんがヤクルトの監督の時に、日本シリーズで、センターを守る名手、飯田選手が落球し、大事な試合を落としたことがありました。しかし、野村監督は、「今まで飯田の守備で何度チームを勝利に導いてくれたことか・・・」と言うのです。

 

菊池選手、松田選手だけでなく、私たちに大きな夢と感動を与えてくれた侍ジャパンの小久保監督、選手たち、影で支えたスタッフ一同に、感謝のありがとうしかありません。

 

さて、保育園での寺子屋ですが、今年度は、明日でおしまいです。この1年間、16名の寺子屋園児たちは、3学年の異年齢の環境で、勉強や制作、英語やショッピングセンターの探険、習字にねんど、お絵かき、そしてグループ討議や、よのなかの事を学んできました。

 

実は、寺子屋は、学ぶだけでなく、もう一つの狙いがあります。「当番」をすることです。給食の配膳、タオル配り、手洗いフォロー、上着をハンガーにかける、おもちゃの片付け、小さい園児の靴を履かせたり、寝かしつけなど、やることは山ほどあります。

 

しかし、子どもたちはお手伝いが大好きで、自分の事を置いてでも、人の事をやりたがります。子どもなりに「役に立ちたい。認められたい。」という気持ちを強く持っています。寺子屋に憧れる2歳児は、お勉強するだけでなく、当番をしたいのです。

 

皆さんのご家庭では、お子さんにどんな手伝いをお願いしていますか?ひょっとして、子どもが手伝うと二度手間になってしまうので「何もしないでじっとしてて!」なんて、言ったことがありませんか。

 

こうなると、子育てイライラの負のスパイラルにまっしぐらです。(笑)手伝いをお願いすることで、子どもたちのやる気もアップ、集中力も高まります。もともと、子育てに完璧はありません。子どもに手伝いをさせて、少しくらいペースが乱れるのも良しとしませんか。

 

ということで、今日のブログは、子どもへのお手伝いのすすめ・・・でした。