身長体重測定

保育園では、毎月初めに、子どもたちの身長体重を測定し、手形または足形を連絡ノートにスタンプします。子どもが誕生して、赤ちゃんの時の手形足形は、たいがいの親は残しますが、定期的に行うことはないので、保育園の保護者からは好評です。

 

さて、保育園ホワイトきゃんばすの子どもたちは、1年間でどのくらい身長が伸び、体重が増えるのかが気になったので、昨年度のデータを調べてみました。

 

1歳児から5歳児のざっと30名のサンプルです。身長は、1年間で平均6.8センチ伸びました。子どもの成長は早いですね。一番成長するのは1歳児で、平均8.2センチで、その他は、だいたい6センチ以上伸びるというデータです。

 

体重は、1年間で平均2.3キロ増えます。少ないように思えるでしょうが、ざっと15%以上増えたことになります。60キロの大人に例えると、1年で69キロになった計算です。大人なら肥満まっしぐらです。身長は7%くらいの伸びですので、身長よりも体重の方が、早いスピードで増えるというデータです。

 

ちなみに、4月からは小学1年生になりますが、ホワイトきゃんばすで一番背が高い子は、124.5センチで、体重は25.5キロです。大人と比較すると、子どもの身長、体重の大きさは、まだまだです。

 

では、ここで問題です。6歳と成人と比較して、その大きさがほとんど変わらない体の部分はどこでしょうか?

 

顔と答えたあなた・・・8頭身モデルのような体系なら、あまり変わらないかもしれませんが、顔ではありません。答えは、「脳」です。人間の脳は6歳で、すでに大人の90%の大きさになっています。

 

つまり、脳科学的には、小学校に入る前の幼児期に、どれだけ、脳にシナプス(脳細胞をつなぐ回路のようなもの)を張り巡らすことができるかが勝負!・・・ということになります。幼児期にたくさん遊んで刺激を受け、他の園児とのかかわりの中で、様々な経験をすることが大切ということになります。

 

その方法論見つけるべく、親が、我が子にとって、一番いい環境を考えるということです。「あの保育園やあの幼稚園がいい」ではなくて、「我が子には、〇〇保育園、〇〇幼稚園がいい」と考えることが大切です。

 

少人数異年齢保育で、「自分で考えて自分で答えを出せる大人になる」ことを教育の核にしているのが、保育園ホワイトきゃんばすです。(すみません宣伝です!)

 

これから、保育園、幼稚園探しをする子育てママやパパは、「うちは〇〇です!」と明確な考えがあるところを選んでください。もちろん、主語は「我が子にとって・・・」です。

 

以上、身長体重から脳科学・・・そして、保育園、幼稚園の選び方に、話が飛んでしまいました。(失礼!)