入学式

今日は、さいたま市内の公立小学校、中学校の入学式がありました。午前中が中学校、午後が小学校です。来賓で、市議会議員や自治会などの地域の方々、PTA関係の方々が、かぶらないように、午前と午後に分けています。

 

さいたま市の場合は、校長先生が読む祝辞は、小学校、中学校別に、それぞれ同じ内容です。知っていましたか?私が我が子の小学校のPTA会長をしていた時には、来賓代表でPTA会長挨拶がありましたが、事前に、校長先生と話す内容がかぶらないように、確認したことを思い出しました。

 

今では、保育園の子どもたちを見慣れているので、あまり感じませんが、当時は、壇上から見る新1年生が、小さくて、可愛らしくて、思わず笑みがこぼれたものです。こうして、日本では、義務教育の6年間がスタートするのです。

 

ホワイトきゃんばすの3人の卒園児も、今日は入学式です。入学式が終わって、3人とも、保育園に遊びに来てくれました。1年〇組になったことと、担任の先生のことや、すでに〇〇ちゃんという友だちができた・・・などと、話が尽きません。長い人生の中で、私たちは、何回かの節目を経験しますが、小学校入学も、子どもたちにとっては、希望に満ちた、大きな節目ですね。

 

在園児や先生たちの「おめでとう!」の拍手に、私も心がリフレッシュします。今日は、職員の中でも、中学1年生が一人、小学校1年生が二人も入学式でした。今夜は、お祝いだそうです。(笑)

 

そして、保育園では、今日から平成29年度の寺子屋がスタートしました。8名の新人寺子屋さんを迎えて、今日は自己紹介です。昨年度の16名から今年度は21名に増えました。

 

3学年というタテの関係での学び合いが、子どもたちの成長に大きなプラスとなっており、2歳児の頃から寺子屋が憧れだった園児にとっては、「やった!寺子屋さんになった!」と胸を躍らせます。寺子屋の活動は、毎日の配膳や小さい園児の世話をする当番も兼ねているので、保護者からも好評です。

 

通常、保育園の年齢構成は、0・1・2歳児で6割以上になるのが普通です。3歳児になると幼稚園という選択肢ができるからです。しかし、ホワイトきゃんばすでは、4月1日現在、3歳児以上の構成比が約6割という珍しい状況になっています。寺子屋や普段の保育の中で「自分で考えて自分で答えを出せる」子どもたちに育てていきたいと、園長としては、強く思う次第です。

 

ということで、今日は、めでたし・・・めでたし・・・です。