カブトムシの幼虫にタッチ!

今日は、屋上にあるビートルハウス(カブトムシ小屋)の整備を子どもたちと行いました。腐葉土を入れたりしてこの夏に備えるのですが、昨年夏に卵から小さな幼虫になり、腐葉土を食べながら育ち、冬の間はあたたかい土の中でじっと春を待ったカブトムシの幼虫が、大きく育っていました。

 

3齢の大きさになった幼虫は、これからサナギになるまでに腐葉土などを食べてもりもり大きくなります。幼虫の大きさがカブトムシの大きさと比例します。

 

寺子屋の時間では、子どもたちに大きくなった「幼虫を触る」にチャレンジです。「幼虫を持ってみたい人はいる?」に約1/3の園児が、「はーい」です。ほとんどが女子です。(笑)

 

「やわらか~い」なんて言いながら第一陣が触り終えると、自分もやって見ようと、次々にチャレンジします。しかし、3人が遠くに逃げています。全員男子です。幼虫に触ってドヤ顔の園児が、「大丈夫だよ~怖くないから触ってみようよ・・・」と、逃げた園児を連れてきます。そして、全員が幼虫を持って「ハイチーズ!」ができました。

 

カブトムシの幼虫を触ることも「勇気ある挑戦」と拡大解釈をすれば、今日の寺子屋では、園児同士の励ましで、見事全員クリアということですね。(笑)

 

せっかくですので、2匹だけ、カブトムシの成虫になるまで保育園で飼うことにしました。

 

今日は、もう一つ、新たな生き物との出会いがありました。子どもたちにとっては、初めて見る「ヤモリ」です。よく、ヤモリとイモリの違いが分からなくなりますが、イモリは水の中に住む両生類ですが、ヤモリは、トカゲ(カナヘビ)の仲間です。昔は、よく家の壁にいたおうちの「守り神」です。

 

これも、飼育ケースに入れて子どもたちと観察します。手足が吸盤のように貼りついて動くのが特徴です。

 

ということで、今日は、カブトムシの幼虫とヤモリと言う、グロテスクな生き物との出会いを子どもたちは経験しましたが、初夏にかけての楽しみが増えてきました。