名刺を持って町に出よう

営業の仕事についている人なら、必需品でもある「名刺」ですが、学校では、管理職以外が名刺を持つことはほとんどありません。学校内にいる限りは必要ないと考えられてのことでしょうが、今後、教員が学校外の人たちとかかわる機会は、ますます増えてきますね。

 

公立中学校で3年目の先生・・・名刺は必要だろうか?と思いながらもオンラインで注文してみたそうです。すると、部活動で他校の顧問に渡したり、生徒の職場体験で企業の人と交換したりと、意外と名刺交換をする機会があり、大変役に立ったそうです。

 

学校と地域のつながりは、これからはますます増えてきますし、様々な行事があります。名刺交換をしてもその場限りのお付き合いになることも多いかもしれません。これは、一般のサラリーマンとて同じですが、活用次第では、世界が広がることは間違いありません。

 

私も営業マン時代は、名刺ファイルがパンパンになるほど、多くの人と名刺交換をしました。私の場合は、その日のうちに、日付と簡単なコメントを名刺に書いてしまい、「この名刺いつ?誰?」が少なくなるようにしていましたが、先輩の中には、名刺に相手の似顔絵を描いてしまう達人もいました。

 

最近では、本職以外に「2枚目」の名刺を持つ人が増えているそうです。趣味やボランティア活動の人脈を広げるには、会社の名刺では味気ないからです。

 

最近は、イエナプランの勉強会を通じて、学校の先生との交流を広げていますが、是非とも、先生たちには、学校と離れたところで、自分の価値観を表現した名刺を持つことで、新しいことに挑戦してもらい、予想もできない出会いを本業に活かしてもらいたいですね。

 

最近は、ネット注文で、安くオリジナル名刺が作れるようになりました。「プリント〇〇」とか、「ラク〇〇」などを活用すれば、簡単に個性的な名刺を安く注文することができます。

 

どうですか、名刺を普段持たないあなた・・・そして会社以外の「2枚目」の名刺を作ってみたいと考えるあなた・・・世界を広げて、楽しい人生につなげてみてはいかがですか。たかが名刺・・・されど名刺です。