中高年の客がキレやすい!?

今日は、ようやくナナホシてんとう虫と二つ星てんとう虫とその幼虫を採取できました。飼育ケースに入れておくと、帰りにママと園児で「どこにいるかな?」と探し始めます。子どもたちは「見つけた!」で安心して帰るのです。(笑)

 

さて、私たちは、他人の行動や言動に対して、無意識に「許せる」「まあ許せる」「許せない」の3段階で対応しているそうです。キレやすい人は、「まあ許せる」の範囲が狭いと言われています。

 

スーパーで60歳前後の男性が突然、「商品がどこにあるかわからない」と女性店員に怒鳴り始めました。店内の改装で陳列場所が変わったことに怒ったそうです。

 

またレジに並んでいた60代男性の常連客が、他の客に割り込まれて怒り、会計の済んでいない買い物カゴを床に投げ出し、店員に「気分が悪い。商品は元に戻しておいて」と怒鳴って帰っていったそうです。

 

どうですか、どちらとも、絶対に許せない・・・という内容ではありませんね。「まあ許せる」の許容範囲が広い人なら、イライラすることはあってもキレて怒鳴ることはないでしょう。

 

最近、人生経験豊かな中高年が、このようにキレてしまうことが多いと言われています。私も、スーパーなどのお店でたまに見かける「キレてる人」は、おじさんが多いです。

 

専門家の意見では、「職場でも家庭でも尊重されていないと感じ、客として王様のように振る舞うことで、うっぷんを晴らしているのでは・・・」「会社を退職するなどして、人との会話が少なくなると、自分の要望を伝えたり、相手の意図をくみ取ったりするコミュニケーション能力が低下し、イライラしてちょっとしたことで爆発してしまうのではないか・・・」と分析されます。

 

昭和30年、40年代の高度成長期に会社人間として当たり前に頑張った世代は、日本をここまでの経済大国した功労者なのに、今の時代では生きづらいのかもしれませんね。

 

ここは、中高年に限らず、年齢も性別も関係なく、「まあ許せる」の許容範囲を広くする習慣付けや少しの努力が必要ですね。みなさんは、どうですか・・・