「父の日」を見つけよう!

屋上にビワの木があります。毎年、小ぶりですが実をつけて、子どもたちと鳥たちが食べています。今日は、ビワに実を食べました。

 

「ビワの実・・・食べられるよ~」の先生の声に、子どもたちが、ダッシュでビワの木までやってきます。半分は、ビワを食べる目的を持っている子どもたちですが、半分は、よくわからないけど、とにかく行ってみる積極派です。(笑)

 

初物食べて、病気をしない元気な体でいよう~の言葉の通り、子どもたちは、今年の初ビワをおいしく食べました。予想外に甘いビワです。しばらくは、屋上遊びに「ビワ食べる」時間が入り込んできます。

 

そして、今日の寺子屋は「父の日」を見つけよう!・・・でショッピングセンター探検です。「お店の中に、パパの日・・・ちゃんと言うと『父の日』って言うんだけど・・・どこにあるかわかる?」しばらく考えてから、5歳男の子が「洋服売場にあるんじゃないの・・・」口火を切ると、「靴屋さんにもあると思うよ」「ベルトが売っているところ」「パパはビールを飲むから、お酒のところ」と、寺子屋1番さんの発言ラッシュです。

 

中には、「イオンの中」「2階だよ」と、具体性に欠ける答えもありましたが、こうして、大きい園児につられて、間違っているかもしれないけど、発言する勇気が、3歳児、4歳児にも見られるようになってきました。

 

さて、それぞれの売場を探検すると、「父の日」のプレゼントに・・・というPOPがあったり、黄色のバラがディスプレイされていたり、子どもたちにとっては、父の日を意識せざるを得ません。

 

5月の母の日と比較すると、父の日は、盛り上がりに欠け、母と父の実力差をまざまざと感じてしまいますね。(笑)

 

例えば、ケーキの需要で考えれば、母の日は、クリスマスの次にケーキが売れる日なのですが、父の日でのケーキの需要は、「パパありがとう!」とママや娘たちが買うものの、自分で食べたいから・・・という理由なのです。

 

そんなパパたちへ、保育園の子どもたちの深い愛情を感じてもらいたく、今日の寺子屋は「父の日」を見つけよう!企画を行った次第です。うれしいことに「靴下だったら、買えるかもしれない・・・」と5歳男の子が言ってくれました。

 

そして、今日は、子どもたちが自分で作った「父の日プレゼント」を持って帰りました。「パパありがとう!」の言葉も大切なプレゼントですね。ちゃんと言えたかな?