総合学習の時間のつくり方

夏休み期間中は、保育園に小学生がやってきます。昨日は、職員の子どもで、小学校3年と1年の兄弟が、お手伝いにやってきました。そして、今日は、学童で卒園児の小学校2年と1年の女の子が登園です。

 

小学校の話をしてくれるだけでも、寺子屋さんたちの「憧れやワクワクドキドキ」を大いに刺激してくれます。プールの時間では、「顔を付けて泳ぐんだよ・・・・!」なんて、偉そうに指導し(笑)、お昼寝の時間は、今大ブームの「うんこかん字ドリル」や宿題をやっています。異年齢保育のホワイトきゃんばすですが、夏休みは、さらにタテの関係が広がっています。

 

さて、今日は、総合学習の時間に取組む、ある先生の話です。

 

中学校に勤めていた時、キャベツ農家に見学に行った生徒がキャベツ1個抱えて職員室に飛び込んできたそうです。「先生、すげえ。このキャベツで調理実習やる」・・・農家がどれほど丁寧に育てているかを知り、心を動かされたといいます。「子どもは本物に触れると、何かを感じとる」と確信した先生は、総合学習の時間では、地域を支える様々な人材を巻き込むスタイルを作り上げたのです。

 

2014年度から、彼が赴任した小学校の5、6年生の総合学習のテーマに「食品開発」を選び、今年度は、57コマ(1コマ45分)をあてたそうです。

 

地元農家の協力を得て、大葉(シソの葉)やキャベツの収穫体験から始まり、グループで新食品のアイデアを磨く。秋に開かれる「市民館まつり」で披露するのが目標だそうです。

 

今まで、この先生と子どもたちは「大葉の塩焼きそば」などを生み出しました。地元メーカーの麺を使い、地元の菜種油で炒めた料理はまつりで評判を呼び、メニューに載せる居酒屋も現れたそうです。

 

先生のやり方は、子どもたちの自主性に任せること・・・それゆえに、失敗からも子どもたちは多くを学んだそうです。

 

2020年度以降、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)が、小中学校の全教科で導入され、探求型の学習が増えます。先生たちも、アクティブラーニングの進め方は、今は試行錯誤かも知れませんが、こんな、取り組みをヒントにして、自分らしい授業を子どもたちと作り上げていってもらいたいですね。