わが子のやる気の育て方

今日の運動会の練習・・・サーキットレースでは、年中女子のライバル対決がありました。スタートダッシュで加速する〇〇ちゃん・・・ケンケンパが終わったところで、☆☆ちゃんに5メートルの差をつけます。しかし、三輪車レースで、☆☆ちゃんが、凄いペダルの回転を見せ、〇〇ちゃんを抜き去り、最後の直線かけっこでのデットヒートを制し、勝利しました。

 

保育園では、一番の負けず嫌いの〇〇ちゃん・・・普段なら号泣するところです。そこで、園長が「〇〇ちゃん・・・泣いてる時間があったら、どうして自分が負けたのか考えなさい!」と厳しい言葉をかけます。すると、しばらくして、〇〇ちゃんは、泣くことなく「園長先生・・・どうして〇〇が負けたのかわかった。三輪車をちゃんとこがなかったから・・・今度は頑張る!」と園長に言いにきました。

 

〇〇ちゃんの場合は、幼児にかけるには、あまりにも厳しいセリフが、彼女のやる気に火をつけたのです。しかし、他の園児には、この方法は、ほとんど当てはまりません。むしろ、逆効果になるかもしれません。

 

「どうすれば子どもがやる気を出す?」「子どもの個性を伸ばすには?」これは、親としては、永遠の課題であり、1つの共通の答えはありません。

 

しかし、最大公約数的な答えとして、ジョビィキッズという子役タレントが所属する事務所が「わが子のやる気の育て方」という本を出しました。芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くんといった人気タレントが所属する事務所です。

 

オーディションのとき、『あなた大丈夫?セリフちゃんと覚えている?』と心配顔で接するママと『絶対にできるよ!」と笑顔で送り出すママ。この違いは、確実に結果に出ます」といいます。

 

「『自分は信じられている』伝わると、子どもってすごいパワーを出す。自分に自信が持てると、ぐんぐんと伸びるんです。だから、レッスンでは子どもの能力やスキルに差があっても、常に『全員できる』という前提で接します」が、レッスン総括担当が秘訣を語ります。

 

当然、オーディションに合格して、レッスンを受ける子どもなので、通常の子どもたちよりは、向上心もやる気もかなり違うと考えなくてはいけませんが、子どものやる気を引き出すには、親や周囲の接し方が大切であることだけは、間違いありません。

 

そして、親は、子どものやる気スイッチをあらゆる手段を使って永遠に探し続けるのです。これも、親が楽しんで探すくらいの方が、いいかもしれませんね。悲壮感を出してはいけませんし、頑張りすぎてもいけないような気がします。