畑仕事

昨夜からの台風襲撃で、暴風雨に見舞われたさいたま市です。保育園の周りの小学校は、通学時間を遅らせたり、臨時休校という小学校もありました。卒園児の7歳男の子が通う小学校だったので、今日は、学童として、一日保育園で過ごしました。「〇君!元気だった?」と在園児の質問攻めです。(笑)

 

お昼寝の時間は、今日の出来事を日記にしていました。夏休みの宿題で、絵日記などの習慣があったので、マット運動や鉄棒などの体操をしたことを書いていました。小学生になると、やっぱり違います。保育園児にいい影響となっていました。

 

さて、昼前には、久々の晴れ間となったので、今日の寺子屋は、「畑仕事」です。明日、ようやく「さつまいも掘り」をするので、さつまいものツルを取る仕事をやりました。大きなカブでもないのに「うんとこしょ・・・どっこいしょ」と声を合わせて、長く伸びたツルをみんなで引っ張ります。

 

今度は、集めたツルを重ねて、「自然のトランポリンだ~!」なんて言って、ピョンピョン跳ねています。夏にも、草取りをした草を集めて、トランポリンパフォーマンスを子どもたちは考えたので、今回は、さつまいものツルでトライです。

 

お日様は出ていても、台風の影響で強風が吹いています。しかし、冷たい風ではないので、子どもたちは、向かい風に髪をなびかせながら走ります・・・「スゲー!ぜんぜん前に進まないよ!」なんて言いながら、まるで、風を感じる鳥のようです。

 

そして、一番の感動は、きれいな富士山がバッチリと見えたことです。台風で、まわりの雲が吹き飛ばされた影響で、くっきりと写る富士山に、4歳男の子が「マウントフジ!」と叫ぶと、他の園児もマネして「マウントフジ!」の大合唱です。まだ積雪がないので、真っ黒な富士山でしたが、子どもたちにとっては、「白くない富士山」は、インパクトがあったようです。

 

6歳男の子が「富士山は、日本で一番高い山なんだよ・・・」と物知りぶりを発揮し、他の園児をうならせていました。

 

そして、いよいよ明日はイモ掘りをします。やせ気味のさつまいもですが、子どもたちは、5月に、自分たちで苗を植え、成長を見てきました。しっかりとイモ掘りを楽しんでもらいたいですね。