中高生に「教職」の説明会

先日収穫したばかりの、長ねぎ畑を今日は子どもたちで耕しました。まずは、かき殻石灰を投じます。土を酸性からアルカリ性にするためですが、子どもたちは、畑に石灰をまくのが大好きです。

 

そして、クワやシャベルを持って、土を耕します。畑仕事大好きの園児が、ざっと10人は集まり、実態はどろんこ遊びですが、こうして、当たり前に土と戯れます。この畑に「ほうれん草」と「チンゲンサイ」の種をまく予定です。

 

屋上ファームでは、葉物の野菜は、ほとんどやりません。無農薬栽培ですので、「どうぞ・・・虫さん食べてください」となってしまうからです。しかし、今の時期であれば、真冬に収穫です。虫の心配もあまりありません。寒さをしっかりと受けたほうれん草は、甘くておいしいですね。楽しみです。

 

さて、ここ数年教員試験採用の競争率が下がっているので、中学生、高校生を対象として、教員採用試験の説明会を開く自治体が出始めたそうです。大学生を対象にするものは、既に広く行われていますが、より早い段階で、教職の魅力、教員になるまでの過程を知ってもらうことが狙いだそうです。

 

講師を務める若手教員が、教員になるまでの経緯や普段の生活などを紹介すると、生徒からの質問が相次ぐようです。

 

「次の学習指導要領で導入される『アクティブラーニング』で大事なことは何ですか」など、具体的な質問に、若手教員が答えます。終了後は、講師と生徒が自由に懇談できる時間設けると、講師の周りには生徒の人だかりができるそうです。

 

教員になりたい気持ちが高まって、将来の仕事として、目標にする生徒もでてくるのでしょうが、大人の仕事の話を聴くことに意義がありますね。

 

中学高校の時から、大人になった時の自分の仕事を考える機会をたくさん作ってあげたいですね。まだ、自分のやりたいことが決まってなくても、ぜんぜん大丈夫です。